『房総ジビエ PR 業務』
『房総ジビエ PR 業務』
企画運営に係る仕様書(公募用)
※本仕様書は、xx県(以下「県」とする。)が委託する『房総ジビエ PR 業務』企画運営に関し、受託者を公募するために必要な基本的事項や情報を示したものであり、実際の業務委託契約に用いる仕様書は、企画提案書やプレゼンテーションでの質疑応答内容を踏まえた上で、改めて県が作成する。
第1 業務の趣旨、目的
野生鳥獣による農林水産物の被害は深刻であり、被害対策が急務である。また、近年新規食肉処理加工施設が増えたことによる処理能力の向上に加え、イノシシの処理頭数が増加している。そのため、「房総ジビエ」について施設見学会を通した流通拡大を図るとともに、料理コンテストや房総ジビエフェアの開催を通した消費者への普及促進や「房総ジビエ」の知名度向上を図る。
※「房総ジビエ」とは、県内で捕獲され、県内の食肉処理加工施設で適切に処理・加工されたイノシシやシカの肉のことをいう。
第2 業務の内容
本業務は、以下の業務及びこれらに付随する業務とし、高い効果が得られるよう、十分な検討を行った上で企画実施すること。
1 施設見学会等の開催
「房総ジビエ」の需要拡大を図るため、県内外の飲食店の関係者、卸売業者、加工業者、「房総ジビエ」の食肉処理加工施設職員を対象とした施設見学会等を企画運営する。「房総ジビエ」の流通促進を図るための課題を検討する意見交換会と、衛生的なジビエの取扱いを学ぶ講習会を併せて実施する。
※日時及び場所は、県が決定する。
(1)施設見学会等の概要
① 日時 令和4年8月25日(木)
※変更の可能性もあるため、委託先決定後に改めて通知する。
② 場所 県で手配し、委託先決定後に通知する。会場費は 5 万円とし、対象経費に含むものとすること。
③ 参加者 房総ジビエを扱っている又は扱いを検討している飲食店のシェフや卸売・加工業者(以下、「取扱者」とする。)等(25 名程度)、食肉処理加工施設職員(10 名程度)、コーディネーター、市・県関係者(5 名程度) 合計 40 名程度
④ 内容
ア 施設見学会の企画運営
施設職員の案内により、参加者が施設を視察する。
イ 衛生講習会の実施
飲食店でジビエ肉を取り扱うにあたって、衛生的な管理方法を県職員が説明する。
ウ 「房総ジビエ」のサンプル又は試食の提供
参加者に「房総ジビエ」の加工品等のサンプル(持ち帰り用)又は房総ジビエ料理の試食のいずれか、若しくは両方を提供する。
エ 意見交換会の実施
「房総ジビエ」に対する理解を深め、流通促進を図るため、取扱者、食肉処理加工施設職員が、意見交換を行う。
(2)参加者の募集
参加者の募集及び申し込みの取りまとめは、原則、県が行う。募集にあたって、意見交換会での質問の募集及び質問に応じた回答者の選定・回答内容の調整は、原則、県が行う。
(3)関係者との調整
県及び見学施設の関係者等と十分に打合せを行い、施設見学会を運営するために必要な事前調整を行う。
(4)「房総ジビエ」のサンプル(持ち帰り用)又は試食の手配及び事前準備
取扱者等、食肉処理加工施設職員、コーディネーターに対して、「房総ジビエ」のサンプル(持ち帰り用)又は房総ジビエ料理の試食のいずれか、若しくは両方を 1 人あたり 1,500 円以内で手配すること。
また、別途見学施設の関係者から指示があった場合は、それに従うこと。
(5)当日の進行
関係者等と十分に打合せを行い、当日の進行を行うこととし、移動の際のアテンドや会場設営を実施すること。なお、バス等の手配による交通手段を確保することとし、千葉駅等の発着を想定すること。
また、意見交換会のコーディネーターとして、xxxの被害や捕獲に関する現状、衛生的な調理方法、流通状況に精通している人物を手配すること。
(6)保険のxx
参加者を国内旅行保険(施設見学会当日分)に加入させ、費用を支払う。保険の内容は県と相談して決定する。
(7)留意事項
ア スタッフの手配
施設見学会等の運営に必要な要員を2名程度手配する。イ 資料の手配
施設見学先や当日のスケジュール、注意事項などが記載された紹介資料を作成・配付する。
ウ 新型コロナウイルスの対策
県の方針及び見学施設の指示に従い、新型コロナウイルスの感染対策を講じ
ること。なお、消毒液やビニール手袋等の消耗品は、県から提供する。
2 「第5回房総ジビエコンテスト」(以下、「コンテスト」とする。)の開催
県内外の飲食店の調理担当者(以下、「出場者」とする。)を対象とした房総ジビエ料理のコンテストを企画運営する。内容は、出場者のジビエ料理の技術研鑽に繋がり「房総ジビエ」の知名度向上に繋がるような新たな企画開発の端緒となるものとし、さらに「房総ジビエフェア」(以下、「フェア」とする。)への参加に繋がるコンテストとすること。併せて、フェア自体のPRとしても機能するよう魅力的なコンテストとすること。
(1)出場者募集
県と連携して出場者の募集及び申し込みの取りまとめを行う。また、コンテストの周知を行い、出場者が 20 名以上集まるよう最大限努めること。
コンテストの入賞者は、フェアにも参加することとし、コンテスト出品料理をフェアでも提供すること。
(2)出品料理の制限
コンテストに出品する料理は、販売価格の上限を 1,100 円(税込)とする。テーマの名称は提案事項とし、「消費者が手軽に食べられるジビエ料理」というコンセプトから逸脱しないテーマとすること。
※各飲食店が独自に開発したジビエの冷凍食品やレトルト食品等も出品料理の対象としてよい。
(3)審査員の選定
書類審査による一次審査及び実食審査による二次審査を行うこととし、審査員を2名程度選定すること。選定にあたっては、ジビエ料理を評価する者としてふさわしい者とし、本事業の趣旨に賛同し、フェアへの参加など協力体制を構築できることを条件とする。
(4)書類審査(一次審査)
① 内容
応募者から提出された写真及びレシピを基に、5名程度の実食審査出場者を選定する。審査結果については、各応募者に通知することとし、実食審査出場者は、審査結果を受け、レシピの一部変更は可能とする。(材料の変更、調理方法の変更など。)
※次点として、2名を選定すること。
② 開催時期 令和4年11月下旬~12月中旬
③ 開催場所
書類審査会場を手配すること。なお、審査員全員が一同に会して審査を行うのが望ましいが、ウェブ会議等を活用した審査等も可能とする。県庁会議室を使用するにあたっては、県へ相談すること。
④ 審査員 審査員2名程度
(5)実食審査(二次審査)
① 内容
5名の実食審査出場者が作るジビエ料理を審査員が実食した上で、各実食審査出場者の料理の順位付け及び表彰式を行う。
② 開催時期 令和4年12月中旬~令和5年1月上旬
③ 開催場所
大多喜ガスショールーム BeE(xx市緑区おゆみ野3-12-1)にて実施すること。
使用にあたっては、「xx県野生鳥獣肉に係る衛生管理ガイドライン」に則り、必要な資材を準備し、その対応策について、事前に県及び会場管理者と協議し確認したうえで、衛生的な管理を徹底すること。
※大多喜ガスショールーム BeE の調理室及び控室は、県で手配することとし、会場費は無料とする。
④ 料理の用意
実食審査出場者が用意する料理の数は、下記のとおりとし、適宜配膳を行うこと。
ア 1 人前の2割程度:2皿(審査員2名)
イ 1 人前の1割程度:20 個(参加者・メディア他)ウ 1 人前(撮影用):1皿
⑤ 表彰式
実食審査終了後、表彰式を行うこと。表彰式では、知事賞及び農林水産部長賞の受賞者に賞状とクリスタルトロフィーを授与する。賞状へ受賞者名、店舗名、レシピ名等を記載するための筆耕を手配すること。また、クリスタルトロフィーを購入すること。なお、賞状は県で用意する。
⑥ 副賞
実食審査出場者に今後「房総ジビエ」や県開発オリジナル品種(「粒すけ」等)の魅力を発信してもらうため、房総ジビエ加工品や県開発オリジナル品種等の副賞を提供する。特に、xx県育成の水稲新品種「粒すけ」の魅力も同時にPRできるよう、「粒すけ」又は「粒すけ」を使用した加工品等の副賞を手配すること。
⑦ メディアへの周知
5社程度を目標にメディア関係者の取材が来るように手配すること。独自のメディア媒体や広報手段等がある場合は、企画提案書に記載すること。
⑧ その他
・コンテストに参加する飲食店と綿密な打合せをし、調理時間や審査の間隔などを考慮して、当日にスムーズな進行ができるよう調整すること。
・コンテストに必要な備品や消耗品(ネームプレート、小皿、カトラリー類など)を用意し、持参すること。また、必要な備品や消耗品については、県と相談すること。
・盛り付ける皿(またはパッケージ等)は、実食審査出場者が持参することも可能とする。
・広報については、県でも報道発表を行う予定。
(6)留意事項
コンテスト当日に使用する食材は、限度額を定めて対象経費に含むものとし、出場者、審査員の費用負担(参加費の徴収)は、原則としてないものとする。
3 「房総ジビエフェア」の企画運営
「房総ジビエ」を使用した料理を提供する店舗を対象にフェアを企画運営し、該当メニューを購入した消費者に対し、抽選で県産品が当たるプレゼントフェアを実施する。本フェアの主なターゲットは、SNS 等での2次拡散が期待できる年齢層である 20 代~30 代とする。
(1)開催時期
令和5年1月下旬から1か月程度
※メニュー提供時期は各店舗の希望に沿って差し支えない。
(2)参加店舗数
50 店舗以上(新規参加店舗 10 店舗以上)
(3)参加店舗の募集
受託者が募集及び申し込みの取りまとめを行う。
※過去に本事業のフェアに参加した店舗等への周知は県も協力する。
(4)参加店舗の条件
① 「房総ジビエ」を使用した料理を提供していること。
② フェア期間中通算 10 日以上程度、該当メニューを提供すること。
③ フェア期間中、「6 PR 資材の作成」による資材等を活用し、フェアの PR に努めること。
④ フェア終了後、県が実施するアンケートに協力すること。
(5)開催周知
各種広告媒体を利用し、本フェアを広く周知する。
活用する広告媒体は提案事項とする。なお、広報については、県でも報道発表する予定。
(6)フェア事務局
① フェア事務局を設置し、応募者の情報整理、当選者選定及び発送業務
(50 件程度)を行うこと。
② プレゼント応募用ページを作成する。また、ページには応募者の属性など簡単なアンケートを入れること。なお、アンケートの内容は県と協議の上決定する。
③ 賞品の購入は受託者が行う。賞品の経費は 20 万円程度(税込、発送費込み)を見込み、賞品案を提案すること。なお、県からノベルティを提供できる場合があるので、詳細は契約締結後に県と協議の上、決定することとする。
④ はがき等フェア参加店舗用の装飾・PR 資材を作成し、県及びフェア参加
店舗に納品する。作成する装飾・PR 資材の種類、数等については、下記
「6 PR 資材の作成」のとおりとする。また、電子データ(PDF 及び AI等)を県に納品すること。
⑤ 参加店舗に過度の負担を求めないよう留意すること。
4 特設 WEB サイトの制作・運営・維持・管理
本フェアや房総ジビエ関連のイベント(施設見学会やコンテスト等)の情報を発信する特設 WEB サイトの制作・運営・維持・管理を行う。なお、制作・運営・維持・管理に必要な素材の入手(権利処理を含む)、掲載する画像一式の収集、必要な各種申請手続き、デザイン、レイアウト、データ加工・合成作業、版下作成等、一切の業務を行う。
なお、県からは、過去のコンテストの受賞商品やジビエ肉(精肉)の画像等は提供可能である。
(1)主なページ構成
以下を必須項目とし、これに企画提案要素を加え、魅力のある内容とする。
① トップページ(本フェアの特徴を紹介)
② フェア参加飲食店紹介ページ(店舗情報など)
③ 房総ジビエの紹介
④ 施設見学会の実施結果
⑤ コンテスト紹介(参加店舗、受賞メニューなど)
⑥ 消費者向けページ(プレゼント応募フォーム、リーフレット紹介等)
⑦ 飲食店向けページ
(コンテスト、フェア参加者募集情報・房総ジビエ取扱店等)
(2)サイト掲載期間
令和4年9月から令和5年3月まで
(3)対象閲覧環境
以下のブラウザにおいて、すべてのページ・コンテンツの閲覧が問題なく実行できるようにすること。スマートフォン・タブレットに対する最適化を図ること。契約期間中に新しいバージョンが提供された場合は随時対応するものとし、サポートが終了した製品・バージョンについては対象から除外する。
パソコン向け | スマートフォン・タブレット向け |
・Microsoft Edge 最新バージョン ・Google Chrome 最新バージョン ・safari 最新バージョン ・Firefox 最新バージョン | ・iOS 及びAndroid 標準ブラウザ |
(4)その他
業務完了時に、制作した WEB サイトのデータファイル一式を納品すること。詳細は、県と協議の上、決定する。
5 WEB・SNS 広告の企画運営
各種募集の対象者や消費者を特設 WEB サイトに誘導する WEB・SNS 広告の企画運営を行う。特に、消費者をフェアに誘導するような魅力的な企画運営を行うこと。
企画運営に必要なアカウントの作成、素材の入手(権利処理を含む)、掲載する画像一式の収集、必要な各種申請手続き、デザイン、レイアウト、データ加工・合成作業、版下作成等、一切の業務を行う。
なお、県からは、過去のコンテストの受賞商品やジビエ肉(精肉)の画像等は提供可能である。
(1)掲載期間
令和4年10月から令和5年3月まで
(2)媒体・広告の種類
Youtube(インストリーム、バンパー等)、Google/Yahoo(リスティング、ディスプレイ等)、Facebook、LINE 等、具体的な媒体・広告の種類は提案事項とする。その際、想定される予算額、インプレッション(imp)数、クリック数等も併せて記載すること。
(3)効果測定
掲載した広告について効果測定を行い、PV、imp、CTR、リーチ数等を報告すること。
6 PR 資材の作成
フェア PR ポスターやプレゼント応募用はがきの作成を行う。なお、ポスターや応募用はがきの発送は、原則、県が行うこととする。
また、房総ジビエ紹介リーフレットの AI データの作成を行う。
作成に必要な素材の入手(権利処理を含む)、掲載する画像一式の収集、必要な各種申請手続き、デザイン、レイアウト、データ加工・合成作業、版下作成等、一切の業務を行う。
(1)フェア PR 資材の規格等
ポスター | サイズ | A3 (297×420mm)、B1(728×1030mm) |
印刷仕様 | コート紙、135kg 以上、片面、4色フルカラー印刷 | |
デザイン | フェア応募ページへリンクする二次元コードを記載する | |
数量 | A3:600 部、B1:50 部 | |
納入期限 | 令和5年1月上旬 ※フェアの開始前 | |
納品先 | xx県農林水産部流通販売課 | |
プレゼント応 募用は | サイズ | 100mm×148mm |
印刷仕様 | コート紙、180kg 以上、両面、4色フルカラー印刷 | |
デザイン | フェア応募ページへリンクする二次元コードを記載する |
がき | 数量 | 15,000 部 |
納品期限 | 令和5年1月上旬 ※フェアの開始前 | |
納品先 | xx県農林水産部流通販売課 |
(2)房総ジビエ紹介リーフレット AI データ
① リーフレットの規格
リーフレット AI データ | サイズ | A3 2つ折り(仕上がり A4 判縦) |
提出データ | AI データ、PDF データ | |
校正 | デザインの校正を一回以上行うこと | |
納品期限 | 令和5年1月上旬 ※フェアの開始前 | |
納品先 | xx県農林水産部流通販売課 |
② 内容
下記の事項をデザインに取り入れること。
・房総ジビエの特徴
・ジビエ料理に関する情報提供
・県内の野生獣による被害状況
・県 HP「房総ジビエ」の紹介
・通年でジビエ料理が食べられる場所※
・ジビエ肉を購入できる場所※
※県が提供する情報を元に、情報の掲載を行うこと。
(3)その他
・梱包方法は、段ボールとする。梱包単位は、県と協議の上、決定する。
7 イベント・制作物等を活用した効果的なPR活動の実施(独自提案 ※必須)
(1)概要
上記1~6と連動し、本事業の目的をより効果的にする活動を行うこと。
(2)内容
具体的な内容は企画提案によるが、例としては、自社所有の宣伝媒体の利用
(雑誌やWEBサイトへの掲載)や、公共交通機関や集客施設での掲示、テレビ番組等での宣伝活動など、PR効果が明らかに期待できるものとする。
なお、企画提案の際には、内容とともに、期待される効果や価値を客観的に評価できる情報(例:発行部数、読者・視聴者数、一般的な価格、類似事例での成果など)を具体的数値とともに示すこと。
8 報告書の作成
実施後、委託業務の事業内容及び成果が分かる実績報告書(様式任意)を1部作成し、履行期限までに県に提出すること。また、制作物については、印刷用電子データ(AI 等)で県に納品すること。
メディアへの露出があった場合には、その概要についてメール等で速やかに報告すること。業務の実施により露出したメディアをクリッピングすること。テレビ・ラジオについては、放映番組名、放送時間を一覧にしたものを提出すること
(DVD 等への録画・録音は不要)。
なお、雑誌等の媒体の場合は掲載物見本の提出、動画等の場合は主要画像部分を印刷するか、印刷用電子データ(AI 等)での提出によって報告書に代えることができる。
9 履行期限
令和5年3月31日(金)
第3 運営及び管理
1 業務の実施
本業務の実施に当たっては、綿密に県と必要な協議及び打合せを行うとともに、県の指示に従い、誠実に業務を進めるものとし、業務の遂行状況について随時報 告を行うこと。また、本業務の実施に当たっては、柔軟に対応するものとし、県 が求める事項は、最大限実現できるよう努めること。
2 業務実施体制
委託業務を円滑に実施するため、本業務の全体責任者及び各業務の責任者、担当者を配置すること。責任者及び担当者は、やむを得ない場合を除いて変更しないこととし、変更する場合は、県に事前に相談の上、報告すること。
3 事故及びクレーム等の対応
委託業務の実施中、事故やクレームが発生した場合は、速やかに県担当者へ報告するとともに、解決に向けて誠意ある対応をすること。また、その対応や経過については、速やかに県に報告すること。
4 経費
県が実施するもの以外の本業務の実施に要する一切の費用(広告費、作成費、施工費、会場使用料、レンタル料、駐車場代、輸送費及び保険料など)は、委託料に含むこと。ただし、備品購入費は含めないものとする。
第4 著作権の譲渡等
この契約により作成される成果物の著作xxの取扱いは、次の各号に定めるところによること。
1 本事業の受託者は、著作xx(昭和 45 年法律第 48 号)第 21 条(複製権)、第
26 条の 2(譲渡権)、第 23 条(公衆送信xx)、第 26 条の 3(貸与権)、第 27 条
(翻訳権・翻案xx)及び第 28 条(二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)に規定する権利を県に無償で譲渡するものとすること。ただし、制作物の性
質上、受託者が承諾できない場合は、該当項目及び理由を示し、別途協議すること。なお、県は本業務により納品されたデータ等について、ホームページ掲載及び増刷ができるものとすること。
2 県は、著作xx第 20 条(同一性保持権)第 2 項、第 3 号又は第 4 号に該当しない場合においても、その使用のために、仕様書等で指定する物件を改変し、また、任意の著作者名で任意に公表することができるものとすること。ただし、制作物の性質上、受託者が承諾できない場合は該当項目及び理由を示し、別途協議すること。
3 本事業の受託者は、県の事前の同意を得なければ、著作xx第 18 条(公表権)及び第 19 条(氏名表示権)を行使することができないこと。
第5 個人情報に関する取扱い
本委託業務の履行及び作成された成果品における個人情報の取扱いについては、別記「個人情報取扱特記事項」に定めるとおり取り扱うものとすること。
第6 納入物件に関する責任の所在
本業務に伴う全ての納入物品については、受託者が最終責任を負うこと。
第7 法令遵守及び安全管理
1 関係法令の遵守
本業務に関連するすべての関係法令及び規則を遵守すること。
2 安全管理体制の整備
安全管理に関する内規を定め、災害事故の未然防止に努めるとともに、現場作業における緊急時の連絡体制を整備すること。
3 作業者及び第三者の安全管理
受託者の指示によって行う作業者の事故防止に努めるとともに、過度の負担がかからないよう、健康面に配慮して活動すること。また、第三者についても危害を及ぼさないように万全の措置を講じ、第三者に損害を与えた場合は、受託者の責任において措置すること。
4 新型コロナウイルス感染の防止
本事業の受託者は、県が行う新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請の遵守や、本業務の内容に対応する業種別のガイドライン等(「公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」、「貸切バスにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン」や「外食業の事業継続のためのガイドライン」など)に基づいた新型コロナウイルス感染への対策の実施など、必要な措置を講ずること。また、フェアに参加する飲食店の募集にあたっては、「外食業の事業継続のためのガイドライン」等に基づいた新型コロナウイルス感染への対策の実施を条件とし、フェア期間中はその取組内容を店頭に掲示させること。
第8 秘密の保持
本業務の処理上知りえた秘密を他人に漏らしてはならないこと。本業務の委託期間終了後も同様とすること。
第9 その他事項
1 業務の実施
新型コロナウイルスの感染拡大の影響等、業務の実施に当たって不確定要素が多いことから、県と必要な協議、打ち合わせを十分に行い、その指示に従い誠実に業務を進めること。
2 談合等及び暴力団等排除に係る契約解除と損害賠償
業務の実施及び契約の履行に当たっては、契約時に示す「談合等及び暴力団等排除に関する契約解除と損害賠償に関する特約事項」を遵守の上、遺憾のないよう遂行するとともに、特約事項に抵触する事案が発生した場合は、それに従うものとする。
3 業務の再委託
本業務の全部を再委託してはならない。また、本業務の一部を再委託する場合は、あらかじめ県と協議の上、承認を得ること。
4 仕様変更
新型コロナウイルスの感染拡大の影響等、やむを得ない事情により、本仕様書の変更が必要となる場合は、あらかじめ県と協議の上、承認を得ること。
5 事業内容の変更又は中止
委託契約締結後、新型コロナウイルス感染症拡大等の影響で事業内容の変更又は中止が生じる可能性がある。この場合の委託費用の取り扱いに関しては、事業の進捗状況に合わせて県と受託事業者において協議の上決定する。
6 記載外変更、その他
本件に関し、本仕様書に記載のない事項及び疑義が生じた場合については、県と協議すること。