Press Release
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各 位
2018 年 7 月 30 日
会 社 名 | 第 x x 共 株 式 会 社 |
代 表 者 | 代 表取 締 役社 長 x x x |
( コ ー ド 番 号 4 5 6 8 x x 第 1 部 ) | |
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 xx xx | |
TEL 報道関係者の x x 00-0000-0000 | |
株式市場関係者の皆様 00-0000-0000 |
Glycotope社との抗体薬物複合体に関するライセンス契約締結について
第xx共株式会社(本社:xxx中央区、以下「当社」)は、Glycotope GmbH(所在地:ドイツ ベルリン、以下「Glycotope社」)と抗体薬物複合体(以下「ADC」)*1に関するライセンス契約を締結しましたので、お知らせいたします。
当社は、Glycotope社ががん治療薬として開発中のgatipotuzumab(抗TA-MUC1抗体)*2を、当社のADC技術を活用してADC化した薬剤(以下「本剤」)の事業化を目的として、2017年 10月に同社とオプション契約を締結し、同契約の下、本剤の薬効を確認する予備的試験を実施しました。
今般、予備的試験の結果を踏まえ、当社はオプション権を行使し、本剤を全世界において独占的に開発および商業化する権利を取得するライセンス契約を締結しました。同契約の 下、Glycotope社は、当社から契約一時金、各種マイルストンおよび販売ロイヤルティを受け取ります。
本提携は、当社独自のADC技術の事業価値を最大化するという戦略の一環であり、当社 ADCフランチャイズは、本剤やDS-8201を含め7品目となりました。本戦略の実行を通じて、当社は、多くのがん患者さんに新しい治療の選択肢を提供してまいります。
以 上
*1 抗体薬物複合体(ADC)とは、抗体医薬と薬物(低分子医薬)を適切なリンカーを介して結合させた医薬群で、がん細胞に特異的に発現している標的因子に結合する抗体医薬を介して薬物をがん細胞へ直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えつつがん細胞への攻撃力を高めた薬剤です。
*2 抗原である TA-MUC1(Tumor-Associated MUC1)は、卵巣がん、肺がん、乳がんなど多くのがん種に高発現していることが確認されており、gatipotuzumab(ガチポツズマブ、前 PankoMab- GEXⓇ)は TA-MUC1 に特異的に結合します。
(ご参考)
<Glycotope GmbH(グライコトープ社)の概要>所 在 地:ドイツ ベルリン
設 立 :2000 年
事業内容:GEXTM という抗体のがんへの特異性を高める独自の糖鎖技術を有するバイオテク企業
第xx共のがん事業について
当社のがん事業は、世界最先端のサイエンス(科学的知見、技術)を応用し、がん患者さんのための革新的な治療を提供することを使命としています。
当社は、日本のがん領域ラボラトリー(バイオ・がん免疫・低分子)と米国プレキシコン
(低分子)の強力な研究体制を通じて、がん領域の開発パイプラインの拡充を進めており、抗体薬物複合体(ADC)フランチャイズ、急性骨髄性白血病(AML)フランチャイズおよびブレークスルー・サイエンスを 3 つの柱として、2025 年までの 8 年間に 7 つの革新的新薬の上市を目指します。
主要開発品目には、抗HER2 抗体薬物複合体DS-8201(目標適応:乳がん、胃がん、その他固形がん)、FLT3 阻害剤キザルチニブ(目標適応:急性骨髄性白血病)、CSF-1R 阻害剤ペキシダルチニブ(目標適応:腱滑膜巨細胞腫)等があります。