NO. 小項目 設問 自己評価 第三者評価 改善の必要性
福祉サービス第三者評価 評価結果報告書(概要)
評価機関 | 名 称 | 一般社団法人 広島県シルバーサービス振興会 |
所 在 地 | x000-0000 xxxxxxxxxxx0-00 | |
事業所との契約日 | 平成29年8月18日 | |
事業所への評価結果の報告日 | 平成29年12月1日 | |
結果公表にかかる事業所の同意 | あり ・ なし |
公表日:平成 30 年 1 月 18 日
Ⅰ 事業者情報
(1)事業者概況
事業所名称 | 廿日市市立 xx保育園 | 種 別 | 保育園 | ||
事業所代表者名 | 園長 xx xx | 開設年月日 | 昭和28年8月 | ||
設置主体 | 廿日市市 | 定 員 | 120人 | 利用人数 | 85人 |
所 在 地 | x000-0000 xxxxxxxxx00xx0 | ||||
電話番号 | 0000-00-0000 | FAX番号 | 0000-00-0000 | ||
ホームページアドレス |
(2)基本情報
サービス内容(事業内容) | 事業所の主な行事など | ||||||||||||
・0歳児から5歳児までの保育 | ・入園・進級のつどい ・新入園児歓迎会 ・遠足(春・秋) ・けん玉教室 | ||||||||||||
・延長保育(18:30~19:00) | ・内科・歯科検診(春・秋) ・歯みがき指導 ・さつま芋苗植え | ||||||||||||
・長時間保育(早朝7:30~8:30、夕方17:00~18:30) | ・カレー会 ・折り鶴はじめの会 ・七夕会 ・笹送り ・プール開き | ||||||||||||
・一時預かり保育 | ・夏祭り ・夏の映画会 ・xx祭り参加 ・プール納め | ||||||||||||
・園庭開放 | ・xx地区敬老会 ・交通安全(梨配り) ・年長交流会 | ||||||||||||
・けん玉教室 | ・心と心のハーモニーフェスタ ・運動会 ・交通安全教室 | ||||||||||||
・さつまいも掘り ・やきいも会 ・サッカー教室 ・xxの里まつり | |||||||||||||
・発表会 ・人形劇観劇 ・お楽しみ会 ・新年会 ・郵便ごっこ ・節分 | |||||||||||||
・保育参観・懇談会 ・給食試食会 ・お店やさんごっこ ・ひな祭り会 | |||||||||||||
・xx小学校との交流 ・市民センターまつり ・お別れ会 ・卒園式 | |||||||||||||
(毎月の行事) | |||||||||||||
・誕生会 ・身体測定 ・避難訓練 | |||||||||||||
・たんぽぽ号(移動図書館絵本貸し出し・読み聞かせ) | |||||||||||||
居室の概要 | 居室以外の施設設備の概要 | ||||||||||||
保育室 | 7 | 室 | 遊戯室 | 1室 | プレイルーム | 1室 | |||||||
調理室 | 1室 | 相談室 | 1室 | ||||||||||
事務室 | 1室 | 更衣室 | 1室 | ||||||||||
医務室 | 1室 | ||||||||||||
職員の配置 | |||||||||||||
職 | 種 | 人 | 数 | 職 | 種 | 人 数 | |||||||
園長 | 1 | 嘱託医(内科) | 1 | ||||||||||
副園長 | 1 | 嘱託医(歯科) | 1 | ||||||||||
保育士 | 17 | ||||||||||||
調理員 | 4 | ||||||||||||
清掃 | 1 |
Ⅱ.第三者評価結果
◎評価機関の総合意見
市は平成27年3月に『子ども・子育て支援事業計画』を作成し、平成29年3月に「保育園再編基本構想」をまとめ、今年度から適用している。これらに基づき新たな保育ニーズに対応し、市全体の保育サービスの質の向上に努めている。市立保育園は0歳児保育や延長保育を導入したり、各保育園の特色を生かした保育課程を作成している。xx保育園は、地域の特色を生かした保育課程を作成して、事業計画を実施している。自然に恵まれた環境があり、園児たちは、自然を取り入れた遊びや、地域行事に参加して、地域の人たちとの交流の場を持っている。地域の中で成長し、見守ってもらえる保育を行っている。園長・副園長は園児と保育士にとってよりよい環境づくりを考え、園の運営事務を担当し、職員の指導・助言している。人員配置は適正に行われているが、より安心安全な保育を目指して、園長・副園長の補佐ができるフリーの保育士の配置を検討されることを期待したい。
◎特に評価の高い点
園長は、保育士の資質向上は『子どもが成長し、保護者が安心して子どもを預けられる』と考え、職員と共に取り組みを進めて いる。その一つが、園内研究保育で、研究会終了後、報告書を作成し、全員で情報共有している。職員会議に全員参加できるように、時間差で参加する・わかりやすい資料を作成して提示する等の工夫をしている。園児・職員が過ごしやすい環境づくりを考慮し、保育運営をしている。地域は自然に恵まれ、園児は季節の変化に気づく場面がたくさんある。近くのバラ園の見学・休耕田での遊びも、地域の人の温かい好意や見守りがある。休耕田での遊びは、土の感触、昆虫や植物の観察ができ、発見や感動につながっている。採取したものを持ち帰り、園での遊び(色水ジュース作り・ママゴトの材料・飼育等)に発展させている。保育室 のひさしにクモの巣ができ、園児たちは、クモの糸にかかった虫やクモの動きを観察している。保育士はそれをあたたかく見守っている。地域の行事に参加し、いろいろな人と関わりながら、体験する場を多く作っている。地域の小学校や幼稚園との交流・xx地域の保育園児との交流もある。地域の自然と地域の人との交流を活かした保育を実践している。職員は、園児が安心して過ごせる環境作りを考え、牛乳パック等を活用して、おもちゃ・長イス・衝立等手作りしている。1歳児から年齢に応じた当番活動をしている。年長組は、みんなの役に立つことの喜びの気持ちが持てるように、菜園の水やり、草抜き、玄関・靴箱のそうじ等を行っている。
◎特に改善を求められる点
園児は地域行事に参加したり、ボランティアの方と一緒に菜園活動をしている。地域の人といろいろ関わりながら、つながりを密にしている。今後は園児の個人情報保護からも、ボランティアの受け入れに関するマニュアル等を整備し、必要な研修や意見交換する機会を検討してほしい。給食は市職員の栄養士が和食を中心にした献立を作成し、各保育園で調理している。食材はできるだけ地産地消を心がけ、伝統的な食べ物も取り入れている。3歳未満児は完全給食を提供しているが、3歳以上児は主食持参や、土曜保育の時は弁当持参となっている。衛生面の不安や保護者の負担軽減から、完全給食の実施の検討を期待する。
Ⅲ.第三者評価結果に対する事業者のコメント
昨年度は廿日市市立の保育園として2園が第三者評価を受審しました。改善を要する点としてご指摘いただいたことが全園長 に伝えられ、それぞれの園に当てはまるところを少しずつ改善していきました。そして、今年度は我が園が受診させていただきました。外からの目を通して、xxの評価できる点、見直しが必要な点など具体的に評価していただき、確認することができましたことを大変感謝しております。
我が園は地域とのつながりが強く、いろいろな行事に参加したりかかわりを持たせていただいたりしています。改善点としてご指摘いただいているボランティアの受け入れに関するマニュアルを早急に作成することで、より多くの地域の方のお力をいただき、更なる子どもの成長につながるようにしていきます。完全給食につきましては今後、市の検討課題としてまいります。
今回、評価員の方から改善を要するとご指摘いただいた点を職員全員で話し合って改善するとともに、高く評価していただいた点はより一層の努力を重ねていきたいと思います。
Ⅳ.項目別の評価内容
ー
1 管理運営編
福祉サ ビスの基本方針と組織 | (1)理念・基本方針 | 公立保育園の理念・基本方針は市が策定し、「入園のxxx」やホームページに明示している。職員が「何をめざし、何を大切にして保育していけばよいか」を指標とし、園の特色を生かした保育課程を立案し、年間計画を立てて保育している。理 念・基本方針・保育目標は玄関や事務室に掲示し、保護者や職員が常に意識できるようにしている。職員は園内研修で理解を深めている。保護者には毎年入園・進級式に「入園のxxx」を配布し、理念・基本方針について説明している。 |
(2)計画の策定 | 市は市全体の保育サービスの質の向上を図るため、広く市民からアンケート調査を行い、平成27年3月に「子ども・子育て支援事業計画」を策定し、0~2歳児の保育園定員などの目標数値をホームページで公開している。また、公立保育園園長会議で計画資料を配布し、説明するなど周知を行っている。毎年度、実施状況を把握し、評価している。園では、園児・保護者・地域住民等の意見を反映した年間の事業や研修等を職員会議で検討し、項目ごとに冊子にして、設置している。 | |
(3)管理者(施設長)の責任とリーダーシップ | 園長は年度初めに、保育園のサービスの質の向上は「子どもが成長し、保護者が安心して子どもを預けられるようになること」と考え、園の組織目標を提示し、職員に表明している。それを踏まえて職員は自分の目標を決め、達成できるように、園長が面談等で指導・助言している。園長は、必要な場合、職員会議で検討する資料を作成して説明している。 | |
組織の運営管理 | (1)経営状況の把握 | 市は人口の動向や保育ニーズを把握しており、「子ども・子育て支援事業計画」で潜在的数値を設定している。監査の中で専門員による助言・指導を受け、公立保育園園長会議で説明している。園長は、専門誌の購読、公立保育園園長会議等に参加し、保育の動向を把握するようにしている。園長は経営に関する情報の資料を作成して、職員会議で説明している。 |
(2)人材の確保・養成 | 市のこども課が人材確保や職員体制のプランに基づき計画的に行っている。園では園長・副園長が保育の事務運営を分担し、保育の支援にも入っている。フリーの保育士を配置することで、より安心・安全な保育環境が確保できると思われる。人員配置の再考を期待する。職員は目標を立て、半期ごとに評価・振り返りを行い、園長は状況を把握し、面談を行い、人事考課している。大きな行事の後には、有給休暇取得一覧表を作成し、全員が取得できるよう配慮をしている。今年度、園では保育士の資質向上のため、園内研究保育を行なっている。研究終了後報告書を作成し、会議で報告している。参加できなかった職員には、報告書を回覧して、情報共有している。実習生の指導担当責任者は、副園長で、園独自の体制で実習指導している。 | |
(3)安全管理 | 緊急時の対応マニュアルやチェックリストを作成し、必要なマニュアルは各保育室にファイリングして、設置している。これまでに発生した事故現場やヒヤリハットの起きやすい場所を写真で掲示し、安全確保・事故予防の検討をしている。2歳児の保育室は2階のため、階段を安全に昇降する手順を作り、実践している。又保育室の入り口も低い仕切りを置いて安全に留意している。毎週1回保育士が安全点検を し、毎月園長が巡視して、気が付いたことを改善するようにしている。 |
組織の運営管理 | (4)設備環境 | 園舎は、2階建てで、エレベーターが設置されている。身障者用トイレ・スロープもあり、バリアフリーとなっている。玄関は広く、中央に季節を感じる展示、情報提供、職員の写真、今日の保育の様子(ホワイトボード)等わかりやすい掲示の工夫をしている。乳児室には畳があり、乳児が安全に遊べる。一人ひとりの眠りに対応できる午睡室があり、ベットを設置している。おもちゃ・長イス・衝立等担任保育士のアイデアを生かした手作りも多く、あたたかみがあり、安心して過ごせる工夫をしている。幼児組にはままごと・飼育コーナー等があり、遊びに合わせて環境を変化させてい る。2歳児のクラスには室内にトイレが一つしかないが、保育室の前には、プライバ シーに配慮したトイレが設置されている。面接室はプライバシーに配慮されている。保育室は担任が清掃し、共有部分も役割を決めて行っている。週2回、市が配置した清掃専門の職員が園全体を清掃している。園庭には大きな木も数本あり、害虫が発生した時は消毒をしている。 |
(5)地域との連携 | 園長は地域のコミュニティ会議に出て、保育園への要望を聞いている。園児は地域行事(お祭り・イベント・敬老会等)に参加し、地域との関わりを持っている。地域行事の時、神楽を観て、保育園でも観劇の機会を作った。園児は神楽にあこがれ、遊びに取り入れている。ボランティアの方と一緒に野菜や花の栽培をしている。この 夏は大きなひまわりをみんなで世話をしながら、観察をした。地域の幼稚園・小学 校との交流は定期的に持ち、就学への期待が持てるようにしている。また、xx地域の年長組が各園を訪問して交流する場もある。地域のいろいろな方と関わりながら、園の運営をしている。今後はボランティアの受け入れに関するマニュアル等の整備が必要と思われる。 | |
(6)事業の経営・運営 | 月2回、公立保育園園長会議に参加し、情報交換や協議を行っている。専門研修を受講して、よりよい保育園運営について、検討している。市のこども課の保育指導監査担当職員が保育園を巡回し、指導・相談に当っている。 | |
適切な福祉サ ビスの実施 | (1)利用者本位の福祉サービス | 「子ども一人ひとりを大切にし、その子どもに合った援助をしながら保育すること」を心がけ、保育士の質の向上のため、園内研究保育を行っている。園児が前向きになる言葉がけを研修で検討し、共有するようにしている。個人情報保護に関するマニュアルは各クラスに設置し、常時確認できる。保護者には、毎年個人情報についてのプリントを配布し、説明している。保護者の意向は、保護者クラブがアンケートを行っている。園に対する要望は回答文を玄関に掲示し、市への要望は、こども課が対応している。公立保育園への苦情は、保育園、公立保育園園長会議、市こども課で対応・検討し、保育サービスに反映させている。 |
(2)サービス・支援内容の質の確保 | 市は昨年度より、公立保育園の第三者評価の受審を計画的に行っている。当園 は、今年度初めての受審となるが、評価結果を基に、改善策や改善計画を立案し、実施していく計画がある。園児が保育園で快適に過ごすために必要な健康管理・衛生管理・虐待防止等に関するマニュアルがあり、市のこども課・公立保育園園長会議で検証、見直しをしている。職員会議で、周知徹底している。当園に必要なマニュアル(頭じらみ対策・熱性けいれん等)は、園で独自に作成している。日誌・児童票などの書き方は公立保育園副園長会議でマニュアルの検討をしている。園児の記録は、園長・副園長が指導助言し、鍵付きの書庫で保管されている。情報開示については、市の情報公開条例に定められている。 | |
(3)サービスの開始・継続 | 保育園を紹介するパンフレットやホームページ等は市のこども課が作成している。 「入園のご案内」や申込書は市役所・支所・各保育園に置いている。利用開始の説明は公立保育園共通の資料に加え、園で作成した資料を用意して、保護者等にわかりやすくしている。どの職員でも説明できるように、要点を表にまとめたものを準備している。入退園については「入園のご案内」に明記し、市が対応・管理してい る。市内転園の場合は児童票を送り、保育の継続性に配慮している。退園時には、 「何かあったらいつでも相談してほしい」と伝えている。 |
ー
(様式第1号⑥)
Ⅳ.項目別の評価内容
2 サービス編:保育所
1 制事の業基所xx 営体 | (1)サービスの質の確保 | 年度初めや大きな行事の前後の職員会議は全職員が参加している。時間内に交替して参加するなどの工夫をしている。全員参加できない会議の時間は調整して出席者を決めている。参加できなかった職員へは、議事録を回覧し、それぞれ責任を持って伝えてい る。関係機関や市のこども課の専門員に必要に応じて、指導・助言を受けている。年に 数回、地域の幼稚園や小学校と交流会があり、小学校へスムーズへ進級できるように、連携プログラムがある。児童票は市で統一されている。記録の記載方法については、研修し、園長・副園長が毎週確認し、指導している。 |
2 子どもの発達援助 | (1)発達援助の基本 | 廿日市市で統一された保育課程を基に、全職員が参画して、園の特色を生かした内容に編成している。園長は、月の指導計画は、保育の流れがイメージしやすい具体的な内容になるように、指導している。園児は地域の行事・敬老会・市民センターまつり等に参加し、地域の文化や伝承に触れている。園児は、異年齢でファミリーという集団を作り、交流している。年長はリーダー的存在を意識して、行動している。 |
(2)健康管理・食事 | 事務室内に医務室があり、体調不良の時に、休むことができる。健康診断の結果の中 で、必要な事は全職員が、周知している。食育の年間計画があり、こども一人ひとりの食に対する状況を把握し、楽しく喜んで食べられるように、援助している。園内で菜園活動をして、収穫したイチゴをジャムにしたり、スイカをおやつの時間にみんなで食べている。 3歳以上児は主食や土曜保育には、弁当持参をしているが、衛生面や保護者の負担からも再考されることを期待する。アレルギー疾患児は主治医に生活管理指導表に記入してもらい、それに基づいて除去食・代替食を検討し、提供している。保護者には、園だよ りの食育コーナー・サンプル食の展示・試食会を行うなどして食事の重要性を説明している。 | |
(3)保育環境 | 広々とした園庭と保育室は自然に恵まれた環境にある。夏は日差しが強く、大きな遮光ネットを取り付ける。乳児室には畳があり、転倒の時のケガが防げる。牛乳パックで作った衝立、イス、テーブルや手作りのおもちゃを用意して、安全に楽しめる環境作りをしている。けがをした場所やヒヤリハットの場所を写真で掲示し、職員が安全に留意してい る。近くにあるバラ園や休耕田に散歩に出かけ、そこで採取した植物や昆虫を、保育室で観察したり、遊びの材料にしている。保育室のひさしの下にクモの巣があり、園児たちはクモの糸にかかった虫やクモの動きを観察している。保育士はそれをあたたかく見 守っている。 | |
(4)保育内容 | 1歳児から年齢に応じた当番活動をしている。年長組はみんなの役に立つ事の喜びの 気持ちが持てるように、菜園の水やり、草抜き、玄関・靴箱のそうじ等を行っている。社会的ルールが守れるように異年齢集団(ファミリー)を作り、それぞれが助けあう役割を持 たせている。市民センターに遠足に出かけたり、平和のおりづるを届けて、社会体験をしている。保育士は、園児の思いを時間をかけて聞き、やる気を引き出している。発達に合わせた紙などの素材の種類を多く用意し、活動が楽しめるようにしている。乳児は一人ひとりの生活のリズムに合わせて、保護者と連携を密にして、無理なく保育を進めている。長時間保育は安全を確保しながら、異年齢保育をしている。引き継ぎをし、担任以外でも保護者への伝達は確実に行っている。障がい児保育については、市が主催する研修を受けるなど、関係機関から、指導・助言を受けている。 | |
3 子育て支援 | (1)保護者等への支援 | 入園前に面談し、子どもの状況を把握している。保護者と信頼関係を築くため、保育参観や懇談会を行い、情報を共有している。必要に応じて、個別面談している。(園長・副園長が助言している)今日の活動は連絡帳や玄関のボードでお知らせしている。保護者のなかには携帯で撮影して、自宅でゆっくり内容を確認している。保護者アンケートは保護者会が実施しているが、園に関わる質問には、回答の文章を掲示している。虐待に関するマニュアルがあり、関係機関と連携しながら、対応している。 |
4 xx全ど もの | (1)安全・事故防止 | 食中毒や感染症のマニュアルを作成し、必要なマニュアルは、各保育室にファイリングして用意している。園児には、発達に合わせてイラストや紙芝居を使って指導している。年度初めにけがをした場所や、ヒヤリハット事例の場所の写真を掲示し、原因や対策を検討している。子どもの体調の急変や事故発生時の緊急マニュアルがあり、救急救命法の研修にxx参加している。毎月、いろいろな災害を想定した避難訓練をしている。不審者の情報が入るネットワークがあり、警察や警備会社に通報するシステムになっている。 |
の 5 | 隣接している小学校とは、年間計画を立てて、子ども同士の交流や職員間の情報交換を | |
関地 | (1)関係機関及び地域 | している。月に1回園庭開放をし、年3回、xx支所福祉グループと共催して「わんぱく |
わ域 | との連携 | キッズ」を開催し、地域の子育て支援をしている。一時預かり保育は担当責任者を決め、 |
り と | 実施している。少人数の時は、通常保育の子どもと交流保育を行っている。 |
(様式第3号①)
自己評価・第三者評価の結果(管理運営編) 廿日市市立 xx保育園
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評価 | 第三者 評価 | 改善の 必要性 |
1 福祉サービスの基本方針と組織
(1)理念・基本方針
1 | 理念・基本方針の確立 | 法人としての理念,基本方針が確立され,明文化されていますか。 | A | A | |
2 | 理念・基本方針の周知 | 理念や基本方針が利用者等に周知されていますか。 | A | A |
(2)計画の策定
3 | 中・長期的なビ ジョンと計画の明確化 | 中・長期的なビジョン及び事業計画が策定されていますか。 | B | A | |
4 | 適切な事業計画策定 | 事業計画が適切に策定されており,内容が周知されていますか。 | A | A |
(3)管理者(施設長)の責任とリーダーシップ
5 | 管理者(施設 長)の役割と責任の明確化 | 管理者(施設長)は自らの役割と責任を明確にし,遵守すべき法令等を理解していますか。 | B | A | |
6 | リーダーシップの発揮 | 管理者(施設長)は質の向上,経営や業務の効率化と改善に向けて,取り組みに指導力を発揮していますか。 | B | A |
2 組織の運営管理
(1)経営状況の把握
7 | 経営環境の変化等への対応 ① | 事業経営をとりまく環境が的確に把握されていますか。 | B | A | |
8 | 経営環境の変化等への対応 ② | 経営状況を分析して,改善すべき課題を発見する取り組みを行っていますか。 | C | B |
(2)人材の確保・養成
9 | 人事管理の体制整備 | 必要な人材確保に関する具体的なプランをたてて,実行していますか。 | B | B | |
10 | 職員の就業状況への配慮 | 職員の就業状況や意向を把握し,必要があれば改善するしくみが構築されていますか。 | B | B | |
11 | 職員の質の向上に向けた体制 | 職員の質の向上に向けた具体的な取り組みを行っていますか。 | B | A | |
12 | 実習生の受け入れ | 実習生の受け入れについて,積極的な取り組みを行っていますか。 | A | A |
(3)安全管理
13 | 利用者の安全確保 | 利用者の安全確保のための体制を整備し,対策を行っていますか。 | A | A |
(4)設備環境
14 | 設備環境 | 事業所(施設)は,利用者の快適性や利便性に配慮したつくりになっていますか。 | B | B | |
15 | 環境衛生 | 事業所(施設)は,清潔ですか。 | A | A |
(様 NO. | 式第3号①) 小項目 | 設問 | 自己評価 | 第三者 評価 | 改善の 必要性 |
(5)地域との交流と連携
16 | 地域との関係 | 利用所と地域との関わりを大切にし,地域のニーズに基づく事業等を行っていますか。 | B | B | ○ |
(6)事業の経営・運営
17 | 制度に関する意見・意向の伝達 | 制度について,保険者あるいは行政担当部署等に意見や意向を伝えていますか。 | B | B | |
18 | 財務諸表の公開 | 地域住民,利用者に対して財務諸表を公開していますか。 | D | D |
3 適切な福祉サービスの実施
(1)利用者本位の福祉サービス
19 | 利用者を尊重する姿勢① | 利用者を尊重したサービス提供について,共通の理解を持つための取り組みを行っていますか。 | A | A | |
20 | 利用者を尊重する姿勢② | 利用者のプライバシー保護に関する規程・マニュアル等を整備していますか。 | A | A | |
21 | 利用者満足の向上 | 利用者満足の向上(または保護者の意向を尊重)に向けた取り組みを行っていますか。 | C | B | |
22 | 意見を述べやすい体制の確保① | 利用者(または保護者)が相談や意見を述べやすい環境を整備していますか。 | B | B | |
23 | 意見を述べやすい体制の確保② | 苦情解決の仕組みが確立され,十分に周知・機能していますか。 | A | A | |
24 | 意見を述べやすい体制の確保③ | 利用者(または保護者)からの意見に対して迅速に対応していますか。 | B | B |
(2)サービス・支援内容の質の確保
25 | 質の向上に向けた組織的な取り組み | 自己評価の実施や第三者評価の受審により,提供しているサービス・支援内容の質向上を図っていますか。 | D | D | |
26 | 標準的な実施方法の確立 | 各サービス業務が標準化され,マニュアル化されてサービスが提供されていますか。 | A | A | |
27 | サービス実施状況の記録 | 利用者に関するサービス実施状況の記録が適切に行われていますか。 | A | A | |
28 | 記録の管理と開示 | 記録等の開示を適切に行っていますか。 | C | B |
(3)サービスの開始・継続
29 | サービス提供の開始① | 利用希望者に対して,サービス選択に必要な情報を提供していますか。 | B | A | |
30 | サービス提供の開始② | サービスの開始にあたり,利用者等に説明し,同意を得ていますか。 | A | A | |
31 | 利用契約の解約・利用終了後の対応 | 利用者がいつでも契約の解約ができることを説明し,また,利用者または事業者から直ちに契約を解除できる事由を定めていますか。 | B | A | |
32 | サービスの継続性への配慮 | 事業所変更や家庭への移行(または保育サービスや保育所の変更)にあたり,サービスの継続性に配慮した対応を行っていますか。 | B | A |
自己評価・第三者評価の結果(サービス編:保育所版) 廿日市市立xx保育園
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評価 | 第三者評 価 | 改善の 必要性 |
1 事業所運営体制の基本
(1)サービスの質の確保
1 | 職員会議 | 職員間において,定期的または随時に情報共有する体制がとられていますか。 | C | A | |
2 | 指導助言を受ける仕組み | 職員が指導助言を受ける仕組みがありますか。 | A | A | |
3 | 個人情報の適切な取り扱い | 子ども(保護者等を含む)に関する情報(データを含む)は,適切に取り扱われていますか。 | A | A |
2 子どもの発達援助
(1)発達援助の基本
4 | 保育課程 | 保育課程は,関係法令や子どもの発達特性を踏まえ,長期的見通しをもって適切に編成されていますか。 | B | A | |
5 | 指導計画 | 指導計画は,定期的に評価および見直しが行われていますか。 | B | A | |
6 | 理解と受容 | 子ども一人ひとりへの理解を深め,受容していますか。 | A | A | |
7 | さまざまな人との交流 | さまざまな年代や文化を持つ人たちに親しみを持つよう働きかけていますか。 | C | B | |
8 | 先入観を植え付けない配慮 | 性差への先入観による固定的な概念や役割分業意識を植え付けないような配慮を行っていますか。 | A | A |
(2)健康管理・食事
9 | 健康状態の把握 | 子どもの健康管理は,適切に行われていますか。 | B | A | |
10 | 健康診断等の実施 | 健康診断や歯科検診を定期的に行っていますか。 | B | B | |
11 | 食事環境の整備 | 子どもにとって,食事が楽しみとなるよう配慮していますか。 | B | A | |
12 | 食育の推進 | 子どもが生活と遊びの中で,食事を楽しみ合うよう,働きかけていますか。 | A | A | |
13 | 子どもの状況に応じた食事 の提供 | アレルギー疾患や体調不良の子どもがいる場合,子どもの状況に応じた食事が提供されていますか。 | A | A | |
14 | 家庭との連携 | 保育所で提供する食事について,保護者等に対して説明し,理解を得ていますか。 | A | A |
(3)保育環境
15 | 空間の確保 | 保育所は,子どもが心地よく過ごせるような空間が確保されていますか。 | A | A | |
16 | 設備・環境 | 保育所は,子どもたちの心身の安らぎ,くつろぎの面から配慮された場所となるよう,工夫されていますか。 | A | A | |
17 | 保育環境の整備 | 子どもが自発的に活動できる環境を整える工夫を行っていますか。 | A | A |
NO. | 小項目 | 設問 | 自己評価 | 第三者評 価 | 改善の 必要性 |
(4)保育内容
18 | 社会性の獲得 | 子どもが望ましい生活のルールや態度を身につけるよう,働 きかけていますか。 | A | A | |
19 | 表現活動 | 身近な環境の中で,感覚を豊かにしたり,活動を楽しめるよう働きかけていますか。 | A | A | |
20 | 人間関係 | 遊びや生活を通して,人間関係が育つように働きかけていますか。 | A | A | |
21 | 乳児保育 | 乳児保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮していますか。 | A | A | |
22 | 長時間保育 | 長時間保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮していますか。 | A | A | |
23 | 障害児保育 | 障害児保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮していますか。 | A | A |
3 子育て支援
(1)保護者等への支援
24 | 信頼関係の構築 | 保護者等の気持ちに共感しながら,信頼関係を築くよう努めていますか。 | A | A | |
25 | 保護者等との連携,共有 | 子どもの生活の連続性を踏まえ,保護者等との連携および情報共有が行われていますか。 | B | B | |
26 | 相談・情報提供 | 保育に関する知識や技術を活かして,保護者等からの相談にあたっていますか。 | A | A | |
27 | 不適切な養育に対する支援 | 虐待等,不適切な養育が行われている可能性があると感じた場合は,速やかに対応していますか。 | A | A | |
28 | 虐待等への対応 | 虐待を受けている子ども(虐待の可能性がある場合を含む)に対して,適切に対応していますか。 | A | A |
4 子どもの安全
(1)安全・事故防止
29 | 食中毒・感染症対策 | 食中毒や感染症に対する予防および発症後の対策は,適切に行われていますか。 | A | A | |
30 | 事故・天災への対応 | 事故や天災が発生した場合,速やかに対応できる体制がありますか。 | A | A | |
31 | 不審者対策 | 不審者の侵入などに対応できる体制がありますか。 | B | B |
5 地域との関わり
(1)関係機関および地域との連携
32 | 関係機関との連携,協力 | 子ども家庭センター,要保護児童対策地域協議会,小学校等と連携し,必要に応じて協力体制を築いていますか。 | B | B | |
33 | 地域の子育て支援 | 地域の子育て支援の拠点として,子育て家庭に対して保育所機能を還元していますか。 | B | B | |
34 | 一時保育 | 一時保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮していますか。 | A | A |