Contract
お支払いする保険金のご説明【団体総合生活補償保険】
団体総合生活補償保険の普通保険約款、個人賠償責任危険補償特約の補償内容および保険金をお支払いできない主な場合をご説明します。詳しくは、ご契約のxxx(普通保険約款、特約)をご参照ください。
■個人賠償責任危険補償特約の補償内容
ご注意
この特約をセットする場合、補償内容が同様の保険契約(団体総合生活補償保険以外の保険契約にセットされた特約や引受保険会社以外の保険契約を含みます)が他にあるときは、補償が重複することがあります。
補償が重複すると、補償対象となる事故による損害については、いずれの保険契約からでも補償されますが、損害の額等によってはいずれか一方の保険契約からは保険金が支払われない場合があり、保険料が無駄になることがあります。
補償内容の差異や保険金額等を確認し、契約の要否を判断のうえ、ご加入ください。
※ 複数あるご契約のうち、これらの補償を1つのご契約のみにセットしている場合、ご契約を解約したときや、家族状況の変化(同居から別居への変更等)により被保険者が補償の対象外になったとき等は、補償がなくなることがありますのでご注意ください。
1.個人賠償責任危険補償特約の補償内容は下表のとおりです。
2.被保険者は、次の方となります。
①本人※1
②本人の配偶者※2
③本人またはその配偶者※2 の同居の親族※3
④本人またはその配偶者※2 の別居の未婚※4 の子
⑤上記①から④までのいずれかに該当する方が、責任無能力者の場合、その方に関する事故については、その方の親権者、その他の法定監督義務者および監督義務者に代わって責任無能力者を監督する親族を被保険者とします。
※1 保険証券に被保険者として記載された方をいいます。
※2 配偶者とは、婚姻の相手方をいい、婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある方および戸籍上の性別が同一であるが婚姻関係と異ならない程度の実質を備える状態にある方を含みます。
※3 親族とは、6親等内の血族および3親等内の姻族をいいます。
※4 未婚とは、これまでに婚姻歴がないことをいいます。
補償内容 保険金をお支払いする場合 お支払いする保険金の額 保険金をお支払いできない主な場合
法 律 上 の損 害 賠 償責 任
日本国内外において発生した次の①または②の事故により、被保険者が他人の身体の障害または他人の財物の損壊について法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合
被保険者が損害賠償請求権者に
対して負担する +法律上の損害賠
償責任の額
判決により支払を命ぜられた訴
訟費用または判 -決日までの遅延
損害金
(1)次のいずれかによって発生した損害に対しては、保険金をお支払いできません。
①保険契約者、被保険者または法定代理人の故意
②戦争、外国の武力行使、革命、内乱等
①被保険者ご本人の居住する住宅
(敷地内の動産および不動産を含みます)の所有、使用または管理に起因する偶然な事故
被保険者が損害賠償請求権者に対して損害賠償金を支払ったことにより代位取得するものがある場合は、その価額
免責金額(*)
- (0円)
の事変または暴動※1
③地震もしくは噴火またはこれらによる津波
④核燃料物質などの放射性・爆発性・有害な特性による事故
⑤上記④以外の放射線照射または放射能
②日常生活に起因する偶然な事故
※住宅には、別荘等一時的に居住の用に供される住宅を含みます。
(*) 免責金額とは、支払保険金の計算にあたって損害の
額から差し引く金額で、自己負担となる金額をいいます。
※ 1回の事故につき、個人賠償責任危険保険金額が限度となります。
※ 上記算式により計算した額とは別に、損害の発生または拡大を防止するために必要または有益であった費用、示談交渉費用、争訟費用等をお支払いします。
※ 事故により損害賠償の請求を受けた場合、引受保険会社は、被保険者からの申出があり、かつ、被保険者の同意が得られれば、被保険者のために被害者との示談交渉を引き受けます。ただし、次のいずれかの場合は、引受保険会社による示談交渉はできません。
①被保険者が負担する法律上の損害賠償責任の総額が個人賠償責任危険保険金額を明らかに超える場合
②損害賠償請求権者が、引受保険会社と直接、折衝することに同意しない場合
③正当な理由がなく被保険者が引受保険会社への協力を拒んだ場合
④日本国外で発生した事故の場合または被保険者に対する損害賠償請求に関する訴訟が日本国外の裁判所に提起された場合
※ 被保険者が損害賠償請求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額の決定については、事前に保険会社の承認が必要となります。
※ 保険金または共済金が支払われる他の保険契約等がある場合において、それぞれの保険契約または共済契約の支払責任額(*1)の合計額が、損害の額(*2)を超えるときは、下記の額を保険金としてお支払いします。
汚染
(2)次の損害賠償責任のいずれかを負担することによって被った損害に対しては、保険金をお支払いできません。
①被保険者の業務遂行に直接起因する損害賠償責任
②被保険者の業務の用に供される動産または不動産の所有、使用または管理に起因する損害賠償責任
③被保険者と同居する親族※2に対する損害賠償責任
④被保険者の使用人が被保険者の業務等に従事中に被った身体の障害に起因する損害賠償責任。ただし、使用人には家事使用人を含みません。
⑤被保険者と第三者との間に損害賠償に関する約定がある場合において、その約定により加重された損害賠償責任
⑥被保険者が所有、使用または管理する財物の損壊について、その財物につき正当な権利を有する方に対して負担する損害賠償責任※3
⑦被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任
⑧被保険者による暴行等または被保険者の指図による暴行等に起因する損害賠償責任
⑨航空機、船舶・車両(原動力が専ら人力であるものおよびゴルフカート等を除きます)、銃器(空気銃を除きます)の所有、使用または管理に起因する損害賠償責任
補償内容 | 保険金をお支払いする場合 | お支払いする保険金の額 | 保険金をお支払いできない主な場合 |
・ 他の保険契約等から保険金または共済金が支払われていない場合は、この保険契約の支払責任額(*1) ・ 他の保険契約等から保険金または共済金が支払われた場合は、損害の額(*2)から他の保険契約等から支払われた保険金または共済金の合計額を差し引いた残額。ただし、この保険契約の支払責任額(*1)を限度とします。 (*1) 支払責任額とは、他の保険契約等がないものとして算出した支払うべき保険金または共済金の額をいいます。 (*2) 損害の額は、それぞれの保険契約または共済契約に免責金額の適用がある場合には、そのうち最も低い免責金額を差し引いた残額とします。 | ⑩罰金、違約金または懲罰的賠償額に対する損害賠償責任 など ※1 テロ行為によって発生した損害に関しては自動セットの特約により保険金お支払いの対象となります。 ※2 親族とは、配偶者(*)、6親等内の血族および3親等内の姻族をいいます。 (*) 配偶者とは、婚姻の相手方をいい、婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある方および戸籍上の性別が同一であるが婚姻関係と異ならない程度の実質を備える状態にある方を含みます。 ※3 レンタル用品やゴルフ場のゴルフカートなど、他人から借りたり預かった物の損壊や使用不能に対する損害賠償責任を負担することによって被った損害に対しては保険金をお支払 いできません。 |