Contract
2021 年 10 月 29 日
各 位
会 社 名 株式会社セゾン情報システムズ 代表者名 代表取締役社長 x x x x
(JASDAQ・コード:9640)問合せ先 経営企画室長 x x x x電話番号 03-6370-2930
株式会社メルコホールディングスとの資本業務提携契約締結に関するお知らせ
当社は、2021 年 10 月 29 日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社メルコホールディングス(以下「メルコホールディングス」といいます。)との間で資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、本資本業務提携契約に基づく資本業務提携を以下「本資本業務提携」といいます。)を締結することを決議しましたので、お知らせいたします。
なお、資本提携の方法として、メルコホールディングスは、ECM マスター・ファンドから当社普通株式を現物出資の方法で取得いたします。詳細については、本日付で別途開示しております「株式の売出し並びに主要株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」をご覧ください。
1.本資本業務提携契約の目的及び理由
当社グループは、ビジョン『「カテゴリートップの具現!」~特定分野において、ダントツの存 在感を発揮する~』のもと、柔軟な連携基盤と AI 等先端技術を駆使し、お客様がデータをビジ ネス意思決定に俊敏に繋げるとともに異分野連携を加速できるサービスを提供する「データエン ジニアリングカンパニー」を目指しております。2021 年5月には、ファイル中心の基幹・業務シ ステムとデータ中心の外部サービスをつなぎ、古い設計や仕様などで構築された基幹システムを、新しい技術や製品に置き換えるモダナイゼーション実現の為の次世代データ連携基盤「HULFT Square」のクラウドサービス提供を発表、異分野連携やお客様の DX 推進を加速すると同時に、 社会課題解決への貢献を目指し、受託開発型からサービス提供型への事業モデル転換に取組んで おります。
メルコホールディングスは、永続的に成長し続けることを最重要テーマとして、単一の事業セグメントに依存しすぎることなく、常に新しい事業分野への進出を図るために、グループ内における新事業創出に加えてM&A や異業種との事業提携を積極的に推進する“森の経営”を実践しており、2017 年3月期より「つなぐ技術で、あなたに喜びを」というコーポレート・ステートメントを発表し、それまでの“モノ基軸”から“お客様基軸”への戦略転換、そして“つなぐ技術”の開発力強化と、それを有する外部パートナーとの連携強化を推進しておりました。
当社は、国内で強いシェアとブランドをもつメルコホールディングスと提携を行い、両社の強みを活かした「つなぐ技術」の更なる強化を図ります。これにより、現在当社製品・サービスをご活用いただいているお客様に加え中小から大企業まで多くのお客様並びに当社と伴にお客様の事業を支えるパートナー様にとって有益となる新たなビジネスモデルを提案することにより、安全安心な社会基盤としてのインフラ構築を実現してまいります。この取組みは、当社グループが目指す「データエンジニアリングカンパニー」への事業モデル転換に資すると判断するに至り、メルコホールディングスと本資本業務提携契約を締結することといたしました。
なお、2021 年9月に当社とメルコホールディングスは、メルコホールディングスグループのグループ会社である株式会社バッファロー(以下「バッファロー」といいます。)の法人向け NAS
「TeraStation(TS6000 シリーズ)」に当社の IoT データ連携ソリューション「HULFT IoT」を組み合わせたプラットフォームの共同開発を発表しており、HULFT事業及びリンケージ事業のお客様だけでなくフィナンシャルITサービス事業及び流通ITサービス事業のお客様にとっても、これらはデータの暗号化による安全安心な環境を実現し、事業継続性の確保とBCP の確立を実現する取組みと考えています。
2.本資本業務提携の内容
(1)業務提携の内容
本業務提携の主な内容は以下の通りです。
① 当社のHULFT 事業及びリンケージ事業と、メルコホールディングスとバッファローを中心とする IT 関連事業を対象とした、当社とメルコホールディングスの製品を組み合わせた製品開発
② 当社とメルコホールディングスの販売チャネルの相互活用
なお、業務提携を推進するために、当社とメルコホールディングスは、業務提携プロジェクトを設置し、当該プロジェクトにおいて、業務提携の具体的内容、実現可能性の検討、実施の有無、実施方法及び実施時期等について誠実に相互協議を継続することも合意しています。
また、本資本業務提携契約は両社が既に提携している他のパートナー様にとっても有益な提案につながるものと考えております。
(2)資本提携の内容
メルコホールディングスは、ECM マスター・ファンドから当社普通株式(4,488,800 株:2021 年
3月 31 日現在の発行済株式総数から議決権を有しない株式数を控除した株式数に対する割合 27.72%)を現物出資の方法で取得いたします。詳細については、本日別途開示しております「株式の売出し並びに主要株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」をご覧ください。
3.業務提携の相手先の概要
(1)本資本業務提携契約締結先の概要 2021 年3月 31 日現在
(1) | 名 称 | 株式会社メルコホールディングス | |||
(2) | 所 在 地 | xxxxxxxxxxxxx 00 x 0 x | |||
(3) | 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 | 代表取締役社長 | x | xx | |
(4) | 事 業 x x | IT関連事業食品事業 金融事業 | |||
(5) | 資 本 金 | 1,000 百万円 | |||
(6) | 設 立 年 月 日 | 1986 年7月1日 | |||
(7) | 大 株 主 及 び 持 株 比 率 | 株式会社マキス | 52.72% | ||
x xx | 3.88% | ||||
x xx | 3.88% | ||||
株式会社名古屋銀行 | 3.15% | ||||
公益財団法人xx財団 | 3.14% | ||||
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.05% | ||||
x x | 2.10% | ||||
株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.30% | ||||
x xx | 0.80% | ||||
株式会社日本カストディ銀行(信託口5) | 0.68% |
上 場 会 社 と 当 該 会 社 (8) と の 間 の 関 係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 | |
人的関係 | 該当事項はありません。 | ||
取引関係 | 該当事項はありません。 | ||
関連当事者への該 当 状 況 | 該当事項はありません。 | ||
(9) 当該会社の最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態 | |||
決算期 | 2019 年3月期 | 2020 年3月期 | 2021 年3月期 |
連 結 純 資 産 | 54,767 百万円 | 48,260 百万円 | 52,193 百万円 |
連 結 x x 産 | 88,675 百万円 | 78,870 百万円 | 85,802 百万円 |
1 株 当 た り 連 結 純 資 産 | 2,779.07 円 | 2,887.36 円 | 3,277.94 円 |
連 結 売 上 高 | 108,993 百万円 | 114,888 百万円 | 129,912 百万円 |
連 結 営 業 利 益 | 5,959 百万円 | 4,137 百万円 | 8,848 百万円 |
連 結 経 x x 益 | 6,520 百万円 | 4,914 百万円 | 9,071 百万円 |
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 x x 益 | 3,802 百万円 | 3,139 百万円 | 6,625 百万円 |
1 株当たり連結当期純利益 | 187.98 円 | 173.61 円 | 402.08 円 |
1 株 当 た り 配 当 金 | 60.00 円 | 60.00 円 | 70.00 円 |
(注)(7)大株主及び持株比率は、2021 年3月 31 日現在の自己株式 6,322,000 株を除く発行済株式の総数に対する所得株式数の割合によります。
4.本資本業務提携の日程
(1) 取 締 役 会 決 議 | 2021 年 10 月 29 日 |
(2) 本資本業務提携契約締結日 | 2021 年 10 月 29 日 |
5.今後の見通し
本資本業務提携が当社の当期連結業績予想に与える影響は軽微でありますが、今後開示が必要となった場合は、速やかにお知らせいたします。
以 上