基幹システム(販売管理等ソフトウエア)の社内構築31百万円、社内サーバ(社内ICTインフラ)の入替14百万円、電話交換機(通信設備)劣化に伴う置換え25百万円 、社員の増加に伴う事務所増床設備22百万円及び増床に伴う敷金22百万円を目的として114百万円(平成30年12月期15百万円、平成31年12月期71百万円、平 成 32年12月期28百万円)を充当する予定であります。
(第2回訂正分)
イーソル株式会社
ブックビルディング方式による募集における発行価格及びブックビルディング方式による売出しにおける売出価格等の決定に伴い、金融商品取引法第7条第1項により有価証券届出書の訂正届出書を平成30年10月2日に関東財務局長に提出し、平成30年10月3日にその届出の効力は生じております。
○ 新株式発行並びに株式売出届出目論見書の訂正理由
平成30年9月6日付をもって提出した有価証券届出書及び平成30年9月21日付をもって提出した有価証券届出書の訂正届出書の記載事項のうち、ブックビルディング方式による募集850,000株の募集の条件及びブックビルディング方式による売出し340,300株(引受人の買取引受による売出し185,100株・オーバーアロットメントによる売出し155,200
株)の売出しの条件並びにこの募集及び売出しに関し必要な事項が、ブックビルディングの結果、平成30年10月2日に決定したため、これらに関連する事項を訂正するため有価証券届出書の訂正届出書を提出いたしましたので、新株式発行並びに株式売出届出目論見書を訂正いたします。
○ 訂正箇所及び文書のみを記載してあります。なお、訂正部分には___罫を付し、ゴシック体で表記しております。
第一部【証券情報】第1【募集要項】
1【新規発行株式】
<欄外注記の訂正>
指定する販売先(親引け先)
株式数
販売目的
株式会社デンソー
当社普通株式 103,000株
当社グループとの取引関係の強化のため
2.当社は、xx證券株式会社に対し、上記引受株式数の一部を、当社が指定する下記販売先(親引け先)に販売することを要請しております。xx證券株式会社に対し要請した当社の指定する販売先(親引け先)の状況等につきましては、後記「募集又は売出しに関する特別記載事項 4.親引け先への販売について」をご参照下さい。当社が指定する販売先(親引け先)・株式数・販売目的は下表に記載のとおりであります。
なお、親引けは、日本証券業協会の定める「株券等の募集等の引受け等にかかる顧客への配分に関する規則」に従い、発行者が指定する販売先への売付け(販売先を示唆する等実質的に類似する行為を含む。)であります。
2【募集の方法】
平成30年10月2日に決定された引受価額(1,545.60円)にて、当社と元引受契約を締結した後記「4 株式の引受け」欄記載の金融商品取引業者(以下「第1 募集要項」において「引受人」という。)は、買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額(発行価格1,680円)で募集(以下「本募集」という。)を行います。引受人は払込期日までに引受価額の総額を当社に払込み、本募集における発行価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。当社は、引受人に対して引受手数料を支払いません。
なお、本募集は、株式会社東京証券取引所(以下「取引所」という。)の定める「有価証券上場規程施行規則」第 233条に規定するブックビルディング方式(株式の取得の申込みの勧誘時において発行価格又は売出価格に係る仮条件を投資家に提示し、株式に係る投資家の需要状況を把握したうえで発行価格等を決定する方法をいう。)により決定された価格で行います。
<欄内の数値の訂正>
「ブックビルディング方式」の「資本組入額の総額(円)」の欄:「637,330,000」を「656,880,000」に訂正
「計(総発行株式)」の「資本組入額の総額(円)」の欄:「637,330,000」を「656,880,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
4.資本組入額の総額は、会社法上の増加する資本金であります。
5.本募集並びに「第2 売出要項 1 売出株式(引受人の買取引受による売出し)」及び「2 売出しの条件
(引受人の買取引受による売出し)」における「引受人の買取引受による売出し」にあたっては、需要状況を
勘案した結果、オーバーアロットメントによる売出しを行います。
なお、オーバーアロットメントによる売出しについては、「第2 売出要項 3 売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)」及び「4 売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)」をご参照下さい。
6.本募集に関連して、ロックアップに関する合意がなされております。その内容については、「募集又は売出し
に関する特別記載事項 3.ロックアップについて」をご参照下さい。
(注)5.の全文削除及び6.7.の番号変更
3【募集の条件】
(2)【ブックビルディング方式】
<欄内の数値の訂正>
「発行価格(円)」の欄:「未定(注)1.」を「1,680」に訂正
「引受価額(円)」の欄:「未定(注)1.」を「1,545.60」に訂正
「資本組入額(円)」の欄:「未定(注)3.」を「772.80」に訂正
「申込証拠金(円)」の欄:「未定(注)4.」を「1株につき1,680」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.発行価格は、ブックビルディング方式によって決定いたしました。その状況については、以下のとおり であります。
発行価格の決定に当たりましては、仮条件(1,580円~1,680円)に基づいて機関投資家等を中心にブッ クビルディングを実施いたしました。
当該ブックビルディングの状況につきましては、
①申告された総需要株式数は、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
②申告された総需要件数が多数にわたっていたこと。
③申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと。以上が特徴でありました。
上記ブックビルディングの結果、公開株式数以上の需要が見込まれる価格であり、現在のマーケット環 xxの状況や最近の新規上場株に対する市場の評価、上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、1,680円と決定いたしました。
なお、引受価額は1,545.60円と決定いたしました。
2.「2 募集の方法」の冒頭に記載のとおり、発行価格(1,680円)と会社法上の払込金額(1,343円)及び平成30年10月2日に決定された引受価額(1,545.60円)とは各々異なります。発行価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。
3.資本組入額は、1株当たりの増加する資本金であります。なお、1株当たりの増加する資本準備金の額 は772.80円(増加する資本準備金の額の総額656,880,000円)と決定いたしました。
4.申込証拠金には、利息をつけません。申込証拠金のうち引受価額相当額(1株につき1,545.60円)は、払込期日に新株式払込金に振替充当いたします。
7.販売に当たりましては、取引所の「有価証券上場規程」に定める株主数基準の充足、上場後の株式の流通性の確保等を勘案し、需要の申告を行わなかった投資家にも販売が行われることがあります。(略)
(注)8.の全文削除
4【株式の引受け】
<欄内の数値の訂正>
「引受けの条件」の欄:
2.引受人は新株式払込金として、平成30年10月11日までに払込取扱場所へ引受価額と同額(1株につき 1,545.60円)を払込むことといたします。
3.引受手数料は支払われません。ただし、発行価格と引受価額との差額(1株につき134.40円)の総額は引受人の手取金となります。
<欄外注記の訂正>
1.上記引受人と平成30年10月2日に元引受契約を締結いたしました。
5【新規発行による手取金の使途】
(1)【新規発行による手取金の額】
<欄内の数値の訂正>
「払込金額の総額(円)」の欄:「1,274,660,000」を「1,313,760,000」に訂正
「差引手取概算額(円)」の欄:「1,260,660,000」を「1,299,760,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.払込金額の総額は、会社法上の払込金額の総額とは異なり、新規発行に際して当社に払い込まれる引受価額の総額であります。
(2)【手取金の使途】
上記の手取概算額1,299百万円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限239百万円と合わせて、主に運転資金(研究開発費、人材採用費等)及び設備資金(敷金等の設備投資を含む)に充当する予定であります。具体的には、下記の通りであります。
① 研究開発費
組込みソフトウエア事業の維持と成長、リビジョンアップ(プログラムの障害除去や機能維持を指します)を目的として962百万円(平成31年12月期482百万円、平成32年12月期480百万円)を充当予定であります。
② 人材採用費等
当社グループの事業の更なる拡大のため、組込みソフトウエア開発の人材を含む人材採用に係る採用費及び知名度向上のための広告宣伝費に223百万円(平成31年12月期126百万円、平成32年12月期97百万円)を充当予定であります。
③ 設備資金
基幹システム(販売管理等ソフトウエア)の社内構築31百万円、社内サーバ(社内ICTインフラ)の入替14百万円、電話交換機(通信設備)劣化に伴う置換え25百万円、社員の増加に伴う事務所増床設備22百万円及び増床に伴う敷金22百万円を目的として114百万円(平成30年12月期15百万円、平成31年12月期71百万円、平成 32年12月期28百万円)を充当する予定であります。
上記以外の残額は、事業規模拡大のための人材採用費を含む運転資金に充当する方針であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
第2【売出要項】
1【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】
平成30年10月2日に決定された引受価額(1,545.60円)にて、当社と元引受契約を締結した後記「2 売出しの条件(引受人の買取引受による売出し) (2)ブックビルディング方式」に記載の金融商品取引業者(以下「第2 売出要項」において「引受人」という。)は、下記売出人から買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額(売出価格1,680円)で売出し(以下「引受人の買取引受による売出し」という。)を行います。引受人は株式受渡期日に引受価額の総額を売出人に支払い、引受人の買取引受による売出しにおける売出価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。売出人は、引受人に対して引受手数料を支払いません。
<欄内の数値の訂正>
「ブックビルディング方式」の「売出価額の総額(円)」の欄:「301,713,000」を「310,968,000」に訂正
「計(総売出株式)」の「売出価額の総額(円)」の欄:「301,713,000」を「310,968,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
3.振替機関の名称及び住所は、「第1 募集要項 1 新規発行株式」の(注)3.に記載した振替機関と同一であります。
4.本募集並びに引受人の買取引受による売出しにあたっては、需要状況を勘案した結果、オーバーアロットメントによる売出しを行います。
なお、オーバーアロットメントによる売出しについては、「3 売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)」及び「4 売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)」をご参照下さい。
5.引受人の買取引受による売出しに関連して、ロックアップに関する合意がなされております。その内容については、「募集又は売出しに関する特別記載事項 3.ロックアップについて」をご参照下さい。
(注)3.4.の全文削除及び5.6.7.の番号変更
2【売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)】
(2)【ブックビルディング方式】
<欄内の記載の訂正>
「売出価格(円)」の欄:「未定(注)1.(注)2.」を「1,680」に訂正
「引受価額(円)」の欄:「未定(注)2.」を「1,545.60」に訂正
「申込証拠金(円)」の欄:「未定(注)2.」を「1株につき1,680」に訂正
「元引受契約の内容」の欄:「未定(注)3.」を「(注)3.」に訂正
<欄外注記の訂正>
2.売出価格及び申込証拠金は、本募集における発行価格及び申込証拠金とそれぞれ同一の理由により決定 いたしました。ただし、申込証拠金には、利息をつけません。
引受人の買取引受による売出しにおける引受価額は、本募集における引受価額と同一の理由により決定 いたしました。
3.引受人であるxx證券株式会社が、全株を引受価額にて買取引受を行います。
なお、元引受契約においては、引受手数料は支払われません。ただし、売出価格と引受価額との差額
(1株につき134.40円)の総額は引受人の手取金となります。
4.上記引受人と平成30年10月2日に元引受契約を締結いたしました。
3【売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)】
<欄内の数値の訂正>
「ブックビルディング方式」の「売出価額の総額(円)」の欄:「252,976,000」を「260,736,000」に訂正
「計(総売出株式)」の「売出価額の総額(円)」の欄:「252,976,000」を「260,736,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.オーバーアロットメントによる売出しは、本募集並びに引受人の買取引受による売出しに伴い、その需要状況を勘案した結果、xx證券株式会社が行う売出しであります。
5.振替機関の名称及び住所は、「第1 募集要項 1 新規発行株式」の(注)3.に記載した振替機関と同一であります。
(注)5.の全文削除及び6.の番号変更
4【売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)】
(2)【ブックビルディング方式】
<欄内の数値の訂正>
「売出価格(円)」の欄:「未定(注)1.」を「1,680」に訂正
「申込証拠金(円)」の欄:「未定(注)1.」を「1株につき1,680」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.売出価格及び申込証拠金については、引受人の買取引受による売出しにおける売出価格及び申込証拠金とそれぞれ同一の理由により、平成30年10月2日に決定いたしました。ただし、申込証拠金には、利息をつけません。
【募集又は売出しに関する特別記載事項】
2.第三者割当増資とシンジケートカバー取引について
(1) 募集株式の数
当社普通株式 155,200株
(2)
(3)
(4)
オーバーアロットメントによる売出しの対象となる当社普通株式は、オーバーアロットメントによる売出しのために、主幹事会社が当社株主であるxxxx(以下「貸株人」という。)より借入れる株式であります。これに関連して、当社は、平成30年9月6日開催の取締役会において、主幹事会社を割当先とする当社普通株式155,200株の第三者割当増資(以下「本件第三者割当増資」という。)を行うことを決議しております。本件第三者割当増資の会社法上の募集事項については、以下のとおりであります。
募集株式の払込金額 | 1株につき1,343円 |
増加する資本金及び資本準備金 に関する事項 | 増加する資本金の額 119,938,560円(1株につき金772.80円) 増加する資本準備金の額 119,938,560円(1株につき金772.80円) |
払込期日 | 平成30年11月12日(月) |
(注) 割当価格は、平成30年10月2日に決定された「第1 募集要項」における新規発行株式の引受価額(1,545.60 円)と同一であります。
(以下省略)
3.ロックアップについて
(省略)
なお、上記のいずれの場合においても、主幹事会社はその裁量で当該合意の内容を一部若しくは全部につき解除できる権限を有しております。
加えて、株式会社デンソーは、主幹事会社に対して、払込期日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成31年4月9日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当該親引けにより取得した当社普通株式を含む当社株式の売却等は行わない旨の書面を差し入れております。
4.親引け先への販売について
(1)親引け先の状況等
<欄内の記載の訂正>
「d.親引けしようとする株式の数」の欄:
「未定(「第1 募集要項」における募集株式のうち、103,000株を上限として、平成30年10月2日(発行価格決定日)に決定される予定。)」を「当社普通株式 103,000株」に訂正
(3)販売条件に関する事項
販売価格は、平成30年10月2日に決定された「第1 募集要項」における新規発行株式の発行価格(1,680円)と同一であります。
(4)親引け後の大株主の状況
<欄外注記の訂正>
2.本募集及び引受人の買取引受による売出し後の所有株式数並びに本募集及び引受人の買取引受による売出し後の株式総数に対する所有株式数の割合は、平成30年9月6日現在の所有株式数及び株式総数に、本募集、引受人の買取引受による売出し及び親引けを勘案した株式数及び割合になります。
(第1回訂正分)
イーソル株式会社
ブックビルディング方式による募集の条件及びブックビルディング方式による売出しの条件等の決定に伴い、金融商品取引法第7条第1項により有価証券届出書の訂正届出書を平成30年9月21日に関東財務局長に提出しております が、その届出の効力は生じておりません。
○ 新株式発行並びに株式売出届出目論見書の訂正理由
平成30年9月6日付をもって提出した有価証券届出書の記載事項のうち、ブックビルディング方式による募集 850,000株の募集の条件及び募集に関し必要な事項を平成30年9月21日開催の取締役会において決定し、並びにブックビルディング方式による売出し340,300株(引受人の買取引受による売出し185,100株・オーバーアロットメントによる売出し155,200株)の売出しの条件及び売出しに関し必要な事項が決定したため、これらに関連する事項を訂正するため、また、「第一部 証券情報 募集又は売出しに関する特別記載事項」に「4.親引け先への販売について」を追加記載するため、有価証券届出書の訂正届出書を提出いたしましたので、新株式発行並びに株式売出届出目論見書を訂正いたします。
○ 訂正箇所及び文書のみを記載してあります。なお、訂正部分には___罫を付し、ゴシック体で表記しております。
第一部【証券情報】第1【募集要項】
1【新規発行株式】
<欄外注記の訂正>
2.当社は、xx證券株式会社に対し、上記引受株式数の一部を、当社が指定する下記販売先(親引け先)に販売することを要請しております。xx證券株式会社に対し要請した当社の指定する販売先(親引け先)の状況等につきましては、後記「募集又は売出しに関する特別記載事項 4.親引け先への販売について」をご参照下 さい。当社が指定する販売先(親引け先)・株式数・販売目的は下表に記載のとおりであります。
指定する販売先(親引け先)
株式数
販売目的
株式会社デンソー
上限103,000株
当社グループとの取引関係の強化のため
なお、親引けは、日本証券業協会の定める「株券等の募集等の引受け等にかかる顧客への配分に関する規則」
に従い、発行者が指定する販売先への売付け(販売先を示唆する等実質的に類似する行為を含む。)であります。
3.当社の定める振替機関の名称及び住所は、以下のとおりであります。
名称:株式会社証券保管振替機構
住所:xxxxxxxxxxxxxxx0x0x
4.上記とは別に、平成30年9月6日開催の取締役会において、xx證券株式会社を割当先とする当社普通株式 155,200株の第三者割当増資を行うことを決議しております。
なお、その内容については、「募集又は売出しに関する特別記載事項 2.第三者割当増資とシンジケートカバー取引について」をご参照下さい。
(注)2.の全文削除及び3.4.5.の番号変更
2【募集の方法】
平成30年10月2日に決定される予定の引受価額にて、当社と元引受契約を締結する予定の後記「4 株式の引受 け」欄記載の金融商品取引業者(以下「第1 募集要項」において「引受人」という。)は、買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額(発行価格)で募集(以下「本募集」という。)を行います。引受価額は平成30年9月21日開催の取締役会において決定された会社法上の払込金額(1,343円)以上の価額となります。引受人は払込期日までに引受価額の総額を当社に払込み、本募集における発行価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。当社 は、引受人に対して引受手数料を支払いません。(略)
<欄内の数値の訂正>
「ブックビルディング方式」の「発行価額の総額(円)」の欄:「1,062,075,000」を「1,141,550,000」に訂正
「ブックビルディング方式」の「資本組入額の総額(円)」の欄:「574,770,000」を「637,330,000」に訂正
「計(総発行株式)」の「発行価額の総額(円)」の欄:「1,062,075,000」を「1,141,550,000」に訂正
「計(総発行株式)」の「資本組入額の総額(円)」の欄:「574,770,000」を「637,330,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
3.発行価額の総額は、会社法上の払込金額の総額であります。
5.仮条件(1,580円~1,680円)の平均価格(1,630円)で算出した場合、本募集における発行価格の総額(見込 額)は1,385,500,000円となります。
3【募集の条件】
(2)【ブックビルディング方式】
<欄内の数値の訂正>
「払込金額(円)」の欄:「未定(注)2.」を「1,343」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.発行価格は、ブックビルディング方式によって決定いたします。
仮条件は、1,580円以上1,680円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、平成30年10月2日に引受価額と同時に決定する予定であります。
需要の申込みの受付けに当たり、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に、機関投資家等を中心に需要の申告を促す予定であります。
仮条件の決定に当たり、機関投資家等にヒアリングを行った結果、主として以下のような評価を得てお ります。
①車載関連市場の拡大に伴う成長が見込めること。
②組込みソフトウェア開発における高い技術力を有していること。
③競合他社や新規参入企業との競争激化の可能性があること。
以上の評価に加え、同業他社との比較、現在のマーケット環境等の状況や、最近の新規上場株のマーケットにおける評価、並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討した結果、仮条 件は1,580円から1,680円の範囲が妥当であると判断いたしました。
2.「2 募集の方法」の冒頭に記載のとおり、発行価格と会社法上の払込金額(1,343円)及び平成30年 10月2日に決定される予定の引受価額とは各々異なります。発行価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。
8.引受価額が会社法上の払込金額(1,343円)を下回る場合は新株式の発行を中止いたします。
4【株式の引受け】
<欄内の数値の訂正>
「引受株式数(株)」の欄の各引受人の引受株式数:「未定」を「xx證券株式会社715,600、三菱UFJモルガ
ン・スタンレー証券株式会社41,400、xxx証券株式会社 41,400、xxコスモ証券株式会社31,000、むさし証券株式会 社10,300、株式会社SBI証券10,300」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.上記引受人と発行価格決定日(平成30年10月2日)に元引受契約を締結する予定であります。
2.引受人は、上記引受株式数のうち、2,000株を上限として、全国の販売を希望する引受人以外の金融商品取引業者に販売を委託する方針であります。
(注)1.の全文削除及び2.3.の番号変更
5【新規発行による手取金の使途】
(1)【新規発行による手取金の額】
<欄内の数値の訂正>
「払込金額の総額(円)」の欄:「1,149,540,000」を「1,274,660,000」に訂正
「差引手取概算額(円)」の欄:「1,135,540,000」を「1,260,660,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
1.払込金額の総額は、会社法上の払込金額の総額とは異なり、新規発行に際して当社に払い込まれる引受価額の総額であり、仮条件(1,580円~1,680円)の平均価格(1,630円)を基礎として算出した見込額 であります。
(2)【手取金の使途】
上記の手取概算額1,260百万円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限232百万円と合わせて、主に運転資金(研究開発費、人材採用費等)及び設備資金(敷金等の設備投資を含む)に充当する予定であります。具体的には、下記の通りであります。
① 研究開発費
組込みソフトウエア事業の維持と成長、リビジョンアップ(プログラムの障害除去や機能維持を指します)を目的として962百万円(平成31年12月期482百万円、平成32年12月期480百万円)を充当予定であります。
② 人材採用費等
当社グループの事業の更なる拡大のため、組込みソフトウエア開発の人材を含む人材採用に係る採用費及び知名度向上のための広告宣伝費に223百万円(平成31年12月期126百万円、平成32年12月期97百万円)を充当予定であります。
③ 設備資金
基幹システム(販売管理等ソフトウエア)の社内構築31百万円、社内サーバ(社内ICTインフラ)の入替14百万円、電話交換機(通信設備)劣化に伴う置換え25百万円、社員の増加に伴う事務所増床設備22百万円及び増床に伴う敷金22百万円を目的として114百万円(平成30年12月期15百万円、平成31年12月期71百万円、平成 32年12月期28百万円)を充当する予定であります。
上記以外の残額は、事業規模拡大のための人材採用費を含む運転資金に充当する方針であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
第2【売出要項】
1【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】
<欄内の数値の訂正>
「ブックビルディング方式」の「売出価額の総額(円)」の欄:「272,097,000」を「301,713,000」に訂正
「計(総売出株式)」の「売出価額の総額(円)」の欄:「272,097,000」を「301,713,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
3.売出価額の総額は、仮条件(1,580円~1,680円)の平均価格(1,630円)で算出した見込額であります。
5.振替機関の名称及び住所は、「第1 募集要項 1 新規発行株式」の(注)3.に記載した振替機関と同一であります。
3【売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)】
<欄内の数値の訂正>
「ブックビルディング方式」の「売出価額の総額(円)」の欄:「228,144,000」を「252,976,000」に訂正
「計(総売出株式)」の「売出価額の総額(円)」の欄:「228,144,000」を「252,976,000」に訂正
<欄外注記の訂正>
5.売出価額の総額は、仮条件(1,580円~1,680円)の平均価格(1,630円)で算出した見込額であります。
6.振替機関の名称及び住所は、「第1 募集要項 1 新規発行株式」の(注)3.に記載した振替機関と同一であります。
【募集又は売出しに関する特別記載事項】
2.第三者割当増資とシンジケートカバー取引について
(1) 募集株式の数
当社普通株式 155,200株
(2)
(3)
(4)
オーバーアロットメントによる売出しの対象となる当社普通株式は、オーバーアロットメントによる売出しのために、主幹事会社が当社株主であるxxxx(以下「貸株人」という。)より借入れる株式であります。これに関連して、当社は、平成30年9月6日開催の取締役会において、主幹事会社を割当先とする当社普通株式155,200株の第三者割当増資(以下「本件第三者割当増資」という。)を行うことを決議しております。本件第三者割当増資の会社法上の募集事項については、以下のとおりであります。
募集株式の払込金額 | 1株につき1,343円 |
増加する資本金及び資本準備金に関する事項 | 増加する資本金の額は割当価格を基礎とし、会社計算規則第14条第1項に基づき算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。また、増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額とす る。 (注) |
払込期日 | 平成30年11月12日(月) |
(注) 割当価格は、平成30年10月2日に決定される予定の「第1 募集要項」における新規発行株式の引受価額と同一とする予定であります。
(注)1.の全文及び2.の番号削除
(以下省略)
3.ロックアップについて
(省略)
なお、上記のいずれの場合においても、主幹事会社はその裁量で当該合意の内容を一部若しくは全部につき解除できる権限を有しております。
加えて、株式会社デンソーは、主幹事会社に対して、払込期日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成31年4月9日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当該親引けにより取得した当社普通株式を含む当社株式の売却等は行わない旨の書面を差し入れる予定であります。
4.親引け先への販売について
名称
株式会社デンソー
本店の所在地
愛知県xx市昭和町1丁目1番地
代表者の役職及び氏名
a.親引け先
の概要
直近の有価証券報告書等の提出日
出資関係
人事関係資金関係
技術又は取引関係
c.親引け先の選定理由
d.親引けしようとする株式の数
e.株券等の保有方針
f.払込みに要する資金等の状況
g.親引け先の実態
b.当社と親
引け先と の関係
(1)親引け先の状況等
取締役社長 xx xx |
有価証券報告書 第95期 (平成29年4月1日-平成30年3月31日)平成30年6月20日 関東財務局長に提出 四半期報告書 第96期第1四半期 (平成30年4月1日-平成30年6月30日) 平成30年8月9日 関東財務局長に提出 |
該当事項はありません。 |
該当事項はありません。 |
該当事項はありません。 |
当社グループの取引先であります。 |
当社グループとの取引関係の強化のためであります。 |
未定(「第1 募集要項」における募集株式のうち、103,000株を 上限として、平成30年10月2日(発行価格決定日)に決定される予 定。) |
長期保有の見込みであります。 |
当社は、払込みに要する資金として、親引け先が提出した第96期第 1四半期報告書により、当該親引け先が親引け予定株式の払込金額 に足る資金を保有していることを確認しております。 |
親引け先は、東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場 第一部に上場しており、東京証券取引所に提出されている親引け先の「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」において、「反社会的勢力を排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況」について記載されており、反社会的勢力との関係を有していないと判断し ております。 |
(2)株券等の譲渡制限
親引け先のロックアップについては、前記「3.ロックアップについて」をご参照下さい。
(3)販売条件に関する事項
販売価格は、発行価格決定日(平成30年10月2日)に決定される予定の「第1 募集要項」における新規発行株 式の発行価格と同一となります。
氏名又は名称
住所
本募集及び引受株式総数に対 本募集及び引 人の買取引受に
所有株式数 する所有株式 受人の買取引 よる売出し後の
(株) 数の割合 受による売出 株式総数に対す
(%) し後の所有株 る所有株式数の式数(株) 割合(%)
イーソル従業員持株会
株式会社KAMxx xx年
株式会社ビーオービーイーソル株式会社
株式会社アバールデータ
xx xx xxx xx
株式会社デンソー
xxx xxx
x
(4)親引け後の大株主の状況
xxxxx区本町一丁目 32番2号 | 1,191,370 | 27.33 | 1,191,370 | 22.87 |
xxx港区港南二丁目5 番3号 | 352,680 | 8.09 | 352,680 | 6.77 |
埼玉県さいたま市中央区 | 340,190 | 7.80 | 300,090 | 5.76 |
xxx港区港南二丁目5 番3号 | 300,000 | 6.88 | 300,000 | 5.76 |
xxxxx区本町一丁目 32番2号 | 279,820 | 6.42 | 279,820 | 5.37 |
xxxxx市xxx丁目 25番10号 | 200,000 | 4.59 | 200,000 | 3.84 |
埼玉県さいたま市見沼区 | 212,030 | 4.86 | 180,030 | 3.46 |
埼玉県さいたま市中央区 | 200,000 | 4.59 | 145,000 | 2.78 |
愛知県xx市昭和町1丁 目1番地 | - | - | 103,000 | 1.98 |
xxxxx市 | 106,010 | 2.43 | 100,010 | 1.92 |
- | 3,182,100 | 72.98 | 3,152,000 | 60.50 |
(注)1.所有株式数及び株式総数に対する所有株式数の割合は、平成30年9月6日現在のものであります。
2.本募集及び引受人の買取引受による売出し後の所有株式数並びに本募集及び引受人の買取引受による売出し 後の株式総数に対する所有株式数の割合は、平成30年9月6日現在の所有株式数及び株式総数に、本募集、引受人の買取引受による売出し及び親引け(103,000株として算出)を勘案した場合の株式数及び割合になります。
3.株式総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。
(5)株式併合等の予定の有無及び内容該当事項はありません。
(6)その他参考になる事項 該当事項はありません。
平成30年9月
1. この届出目論見書により行うブックビルディング方式による株式 1,062,075千円(見込額)の募集及び株式272,097千円(見込額)の売出し(引受人の買取引受による売出し)並びに株式228,144千円(見込額)の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)については、当社は金融商品取引法第5条により有価証券届出書を平成30年9月6日に関東財務局長に提出しておりますが、その届出の効力は生じておりません。
したがって、募集の発行価格及び売出しの売出価格等については今後訂正が行われます。
なお、その他の記載内容についても訂正されることがあります。
2. この届出目論見書は、上記の有価証券届出書に記載されている内容のうち、「第xx 特別情報」を除いた内容と同一のものであります。
新株式発行並びに株式売出届出目論見書
xxxxx区本町一丁目32番2号
本ページ及びこれに続く写真・図表等は、当社グループの概況等を要約・作成したものであります。詳細は、本文の該当ページをご参照ください。
1
経 営 方 針
当社は、組込みソフトウエア技術をコアコンピタンスとしてグループを拡大・発展させるため、平成23年11月に経営理念としての『eSOL Spirit』を制定しております。
Core Spirit • Mission • Vision •
Value •
eSOL Spirit
「楽しいチャレンジ」を生きる
私たちは、革新的なコンピュータテクノロジーによって市場を創造し、社会を豊かにすることを使命とします
私たちは、世界中で活躍する世界トップクラスのテクノロジーカンパニーを目指します
excellence 卓越性の追求
Speed スピード重視
Ownership 当事者意識
Link 絆
2
事 業 の x x
当社グループは、当社(イーソル株式会社)、連結子会社(イーソルトリニティ株式会社、平成30年3月フランスに設立した eSOL Europe S.A.S.)、持分法適用関連会社(株式会社オーバス)から構成されており、「組込みソフトウエア事業」と「センシングソリューション事業」の2つを主たる業務としております。
組込みソフトウエア事業
当社、eSOL Europe S.A.S(. 連結子会社)
センシングソリューション事業
当社
イーソルトリニティ(株)(連結子会社)
(株)オーバス
持分法適用関連会社
車載ソフト向けソリューション
組込み機器向けRTOS(*)の開発、販売 | |
組込みソフトエンジニアリングサービス | |
伝票発行用車載プリンタの開発・販売 | |
ハンディターミナルの開発・販売 | |
IoT市場に向けたソリューションの提案・開発・販売 |
当社グループの事業構造
組込みソフト開発支援ツールの販売 | |
組込みソフト開発支援コンサルティング | |
組込みソフトエンジニア教育 | |
*RTOSについては後記「(1)組込みソフトウエア事業 ①組込みソフトウエア製商品(ア)RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)」をご覧ください。
(1)組込みソフトウエア事業
当社グループは、昭和50年の設立以来、組込みソフトウエア事業をその事業基盤としております。
組込みソフトウエア事業の具体的な内容は、国内外の顧客(自動車関連メーカ、デジタル家電メーカ、産業機器メーカ、医療機器メーカ等を含む)に対して「、RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)の開発・販売」、組込みソフトウエアの受託業務としての「組込みソフトエンジニアリングサービス」「、組込みソフトウエア開発にかかわるコンサルテーション」「、組込みソフトウエア開発のためのツールの販売」「、組込みソフトウエア開発エンジニアの教育」であり、当社と連結子会社イーソルトリニティ株式会社及び連結子会社eSOL Europe S.A.S.が実施しております。これら当社グループの提供するソリューションは、今後の成長を期待しているIoT(Internet of Things)の基盤技術であり、下図のイメージのように、個別の応用市場に特化しない産業横断的な技術要素からなる組込み市場において、様々な顧客層を対象としております。加えて、平成28年には株式会社デンソー、日本電気通信システム株式会社と3社で、当社が成長著しいと考えております自動車向けソフトウエア(車載ソフト)市場に特化した、株式会社オーバスを合弁会社として設立し、日本国内外の自動車メーカや部品メーカへ、製品とサービスの提供を行っております。
なお、当社グループはソフトウエアエンジニアリング会社への開発委託や派遣の受入れ、開発ツールメーカ等からのソフトウエア商品の仕入を行っております。
組込みxx
x x 他
医療福祉
金
融
卸売小売
電気ガス水道
農林漁業
鉱
業
運
輸
情報通信
建設土木
製 造 業
産業を横断する組込み市場(イメージ)
●組込みソフトウエアとは
WindowsやAndroidなどが搭載されたサーバやPC、タブレットなどを除く、コンピュータが搭載された電子機器のことを組込み機器と呼びます。一方で、スマートフォン等の登場により、現在はその境界が曖昧になってきております。そして、組込み機器上で動作するソフトウエアのことを組込みソフトウエアと呼びます。一般的に、組込み機器は長時間動作を要求されたり、自動車の自動運転など人命にかかわる部分を担うこともある関係上、組込みソフトウエアには信頼性や堅牢性、保守性、セキュリティなどの品質で高いハードルが要求されます。加えてハードウエアの制御を行う部分を含むため、知見のない企業からの参入障壁も高くなります。組込みソフトウエアは、様々なモノ、コトがネットワーク化され、それらが協調動作するIoT世界実現のための必須の基盤技術であると当社では考えております。
組込みソフトウエアを理解していただく上で、当社グループの考える組込みソフトウエアの構造を以下に示します。
組込みソフトウエアの中で、最も組込みとしての特徴が少なく、その開発に対して他分野からの参入障壁が低いソフトウエア群であります。一般的には作成するソフトウエアの量が最も多いため、多数のソフトウエア開発エンジニアを必要とします。当社グループは顧客要望に応じて参入しております。
組込みソフトウエアの中で、最も組込みに特化した高度な技術を必要とするため参入障壁が高くなっております。組込みシステムに対する、多くの経験やノウハウを必要とし、エンジニアの育成に比較的時間がかかりますが、事業としての付加価値も高くなります。 RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)層の中には、ネットワーク等の通信プログラ
ムや、ファイルシステム、ハードウエアを直接制御するデバイスドライバ等を含んでおります。当社グループも参入しており、基幹技術の一つであります。
最終製品の機能や性能を左右する鍵となる部分のため、組込み機器メーカや部品メーカ以外へアウトソーシングされることは少ない部分です。付加価値の高い領域であり、当社グループも参入しております。
組込みソフトウエアの3層構造
アプリケーション層 |
クリティカル・ アプリケーション層 |
RTOS層 |
前出の組込みソフトウエアは、すべて組込み機器内で動作しますが、効率的に高品質な組込みソフトウエアを開発するためには、開発支援のための各種「ツール」や「コンサルテーション」、より高品質な「エンジニアリングサービス」などの支援環境が必要となります。当社グループは、顧客が必要とするこれらの製品やサービスを顧客製品の企画段階から量産開始まで、下図のようにワンストップで提供しております。当社グループは、多くの国内の組込みソフトウエア企業の中で、RTOSやツールなどの自社製のソフトウエアを持っている企業グループであり、エンジニアリングサービスを提供するエンジニアを有する独立系企業グループです。
エンジニアの教育/トレーニングの提供
ハードウエア
コンサルティング/エンジニア
リ ン グ サ ー ビ ス の 提 供
開発支援ツールの提供
当社グループの提供するワンストップソリューション
アプリケーション層 |
クリティカル・アプリケーション層 |
RTOS層 |
➊組込みソフトウエア製商品
(ア)RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)
組込み機器向けに特化したオペレーティング・システムで、ネットワーク等の通信機能、ハードディスクやSDカードなどのストレージデバイスにデータを書き込むためのファイル機能や各種デバイスドライバなどを備えています。自社製のソフトウエア製品と仕入れの発生する他社商品の2種類があります。収益モデルとしては、顧客に対して開発に対する使用許諾を与える開発ライセンスと、組込み機器を販売する場合に組込み機器上での使用許諾を与えるロイヤリティ、保守活動のための保守ライセンスの3種類が存在します。いずれも当社グループにおける他の製商品、サービスと比較して、通例、粗利率が高く、エンジニア数に直接には関連しない収益モデルであり、当社グループの成長のためには、この売上規模を大きくすることが重要と考えております。
(イ)開発支援ツール
組込みソフトウエアを設計・開発したり、不具合を取り除いたり、その動作を検証する際に、組込みエンジニアは様々なツール群を利用します。当社グループは自社製、他社製併せ、これらのツールを販売しております。開発支援ツールは特に海外ベンダに席巻されている分野で、日本のソフトウエア産業を強くするためにも、この事業を発展させていきたいと考えております。
開発支援ツールはPCやクラウド上で動作するものですので、ロイヤリティは発生せず、収益モデルは開発ライセンスと保守ライセンスの2種類となります。
❷エンジニアリングサービス等
エンジニアリングサービス、エンジニア向けの教育/トレーニング、コンサルティングはすべてプロジェクトベースで顧客に提供(役務提供)しております。また当社グループで最も売上貢献度の高いものがエンジニアリングサービスです。当社グループのエンジニアリングサービスの特徴としては、大企業との直接取引が多いこと、また顧客との取引期間が非常に長く、10年以上継続して取引している企業を多く抱えているということが挙げられます。RTOSとのシナジー効果も高く、RTOSの売上増はエンジニアリングサービスの売上増にも結びつきます。
●車載ソフト向けソリューション
前述した当社グループが提供する組込みソフトウエア製商品やエンジニアリングサービス等は、産業横断的に様々な産業で利用される技術基盤ですが、近年、電子化が急速に進展する自動車関連向けの事業として特化したビジネスを展開しております。これは主として持分法適用関連会社である株式会社オーバスで実施しており、当社がライセンスしたソフトウエア製品をベースに、欧州発の車載ソフトウエア規格であるAUTOSAR(オートザー: Automotive Open System Architecture)をカスタマイズし、自動車メーカや自動車部品メーカへ販売しております。同時に車載ソフトのエンジニアリングサービスも実施しております。
[事業系統図]
組込みソフトウエア事業
顧客(国内/海外)
●自動車関連メーカ
●デジタル家電メーカ
●産業機器メーカ
●医療機器メーカ など
顧 客
自動車メーカ
自動車部品メーカ
販売・仕入
代金支払
代金支払
ソフトウエアエンジニアリング会社
開発ツールメーカ、ソフトウエア部品メーカ
株式会社オーバス
(持分法適用関連会社)
当 社 eSOL Europe S.A.S.
(連結子会社)
イーソルトリニティ株式会社
(連結子会社)
事業パートナー
代金支払
ソフトウエア製商品
エンジニアリングサービス
ソフトウエア
商品
代金支払
代金支払
ソフトウエア製商品
エンジニアリングサービス
代金支払
開発受託
エンジニア派遣
開発受託
エンジニア派遣
代金支払
代金支払
コンサルティング
開発支援ツール エンジニアの教育
代金支払
ソフトウエア
商品
組込みソフトウエア事業の系統図は次のとおりです。
(2)センシングソリューション事業
センシングソリューション事業は大きく2つのビジネスから構成され、そのすべてを当社で行っております。 1つ のビジネスは、組込み技術の応用製品として、ニッチ市場向けのハードウエアを開発・販売する物流関連
ビジネスです。こちらは主にハム・食品メーカ、冷食/アイスメーカ・卸、倉庫・運送業、ハンディターミナルメーカ、フォークリフトメーカ等を顧客としております。当ビジネスの主たる製商品は、指定伝票発行用車載プリンタ(以下、車載プリンタという。)、常温ハンディターミナル、耐環境ハンディターミナル(eSOL Geminus)、フォークリフト専用端末ホルダ及び販売支援用ソフトウエア(業務用端末用開発支援ツール)であり、食肉などの不定貫商品
(荷姿ごとによって重量が違う商品)や冷菓など事前発注されない市場に対してルートセールスマンが使用する複写伝票に印字可能な車載プリンタを中心としたビジネスです。車載プリンタや耐環境ハンディターミナルの開発に関しては、その試作・製造を外部に委託し、当社では製品企画・製造指導と販売のみを行っております。常温ハンディターミナルに関しては、他社製のものを仕入れ車載プリンタと共に販売しております。
2つ のビジネスは、すでに衰退期に入ったと考えられる車載プリンタのビジネスに替わるものとして平成26年12月より始めたセンサネットワーク関連ビジネスであります。主に自動販売機ベンダや地方自治体・農家・漁業組合等に直接又は仲介会社を通じて営業活動を行っております。自動販売機、牧畜やxx、水産など、いまだにICT
(情報通信技術)化が遅れている市場に対して、温度、湿度、CO2、PH、嗅覚、味覚など様々なセンサと当社が培ってきた耐環境技術、センサデータをサーバ上に置いたIoTクラウドシステムを組み合わせることで、効率化、省力化を実現するセンサネットワークシステム(eSOL AGRInk等)を構築するものです。システムがより大規模化、複雑化する際には、組込みソフトウエア事業と協調し、より大きなシナジーを発揮できると考えております。リサーチ段階としての販売実績もすでにございますが、まだ本格的な事業化には至っておりません。
なお、当社グループはハードウエアを販売しておりますが、ファブレスであり、製品の企画設計と販売を行うのみで、製造はすべて外部に委託しております。また、ソフトウエアエンジニアリング会社への開発委託や派遣の受入れ、各種センサメーカ等からの商品の仕入を行っております。
〈当社製商品の例〉
車載プリンタ 耐環境ハンディターミナル
(eSXX Xxxxxxx)
センサネットワーク関連ビジネス製品
フォークリフト専用端末フォルダ
[事業系統図]
センシングソリューション事業の系統図は次のとおりです。
センシングソリューション事業
物流関連顧客
●ハム・食品メーカ
●冷食/アイスメーカ・卸
●倉庫・運送業
●ハンディターミナルメーカ
●フォークリフトメーカ など
センサネットワーク関連顧客
●自動販売機ベンダ
●地方自治体・農家・漁業組合 など
代金支払 代金支払
仲介会社(SI企業) 仲介会社(SI企業)
常温/耐環境
ハンディターミナル車載プリンタ
代金支払
環境測定装置 IoTクラウドシステム
代金支払
ソフトウエアパッケージ
業務用端末用開発支援ツール フォークリフトソリューション
委託製造ハードウエア
当 社
開発委託
エンジニア派遣
温度、湿度、CO2、PH、 嗅覚、味覚など各種センサ
代金支払
●ハードウエア製造会社 ●ソフトウエアエンジニアリング会社 ●各種センサメーカ
事業パートナー
3
業 績 等 の 推 移
主要な経営指標等の推移
(単位:千円)
回
次
第39期
第40期
第41期
第42期
第43期
第44期
決 算 年 月
平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月 平成30年6月
第2四半期
(2)提出会社の経営指標等 | ||||||
売上高 | 4,479,661 | 4,890,066 | 5,441,840 | 6,402,355 | 7,362,309 | |
経常利益 | 194,164 | 274,688 | 228,734 | 455,278 | 496,089 | |
当期純利益 | 104,086 | 181,662 | 166,242 | 329,827 | 384,370 | |
資本金 265,000 | 265,000 | 265,000 | 265,000 | 265,000 | ||
発行済株式総数 | (株) 436,000 | 436,000 | 436,000 | 436,000 | 436,000 | |
純資産額 | 1,320,757 | 1,487,066 | 1,662,610 | 2,032,980 | 2,506,948 | |
総資産額 2,612,807 | 2,760,682 | 2,887,481 | 3,327,580 | 4,122,622 | ||
1株当たり純資産額 (円) 3,183.35 1株当たり配当額 (円) - 1株当たり当期純利益金額 (円) 245.46 | 3,629.08 - (-) 438.30 | 4,074.85 - (-) 406.57 | 498.26 - (-) 80.84 | 614.42 - (-) 94.20 |
(1)連結経営指標等
売上高 | 6,610,043 | 7,546,838 | 4,357,358 | ||
経常利益 | 373,901 | 445,530 | 490,312 | ||
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益 | 265,623 | 348,644 | 344,950 | ||
包括利益又は四半期包括利益 | 306,164 | 438,242 | 307,018 | ||
純資産額 | 1,948,806 | 2,387,049 | 2,694,067 | ||
総資産額 | 3,261,410 | 4,097,873 | 4,483,225 | ||
1株当たり純資産額 | (円 | 477.63 | 585.04 | - | |
1株当たり当期(四半期)純利益金額 | (円 | 65.10 | 85.45 | 84.54 | |
潜在株式調整後1株当たり | (円 | - | - | - | |
当期(四半期)純利益金額 | |||||
自己資本比率 | (% | 59.75 | 58.25 | 60.09 | |
自己資本利益率 | (% | 14.79 | 16.08 | - | |
株価収益率 | (倍 | - | - | - | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 255,772 | 694,544 | 522,288 | ||
投資活動によるキャッシュ・フロー | △107,975 | △88,662 | △57,113 | ||
財務活動によるキャッシュ・フロー | △173,365 | - | 51,544 | ||
現金及び現金同等物の期末(四半期末)残高 | 919,561 | 1,525,810 | 2,043,009 | ||
従業員数 (人 | 378 | 401 | - | ||
(外、平均臨時雇用者数) | (-) | (52) | (-) |
(うち1株当たり中間配当額)
(-)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
自己資本比率 自己資本利益率株価収益率
配当性向
従業員数
(外、平均臨時雇用者数)
(円)
(%)
(%)
(倍)
(%)
(人)
-
50.55
8.08
-
-
367
(-)
-
53.87
12.94
-
-
373
(-)
-
57.58
10.56
-
-
366
(-)
-
61.09
17.85
-
-
365
(-)
-
60.81
16.93
-
-
388
(52)
(注)1. 当社は、第42期より連結財務諸表を作成しております。
2. 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3. 当社は平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の割で株式分割を行っており、発行済株式総数は4,360,000株になっております。
4. 1株当たり配当額及び配当性向については、無配のため記載しておりません。
5. 潜在株式調整後1株当たり当期(四半期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
6. 株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
7. 従業員数は就業人員(当社グループ及び当社から当社グループ外及び社外への出向者を除き、当社グループ外及び社外から当社グループ及び当社への出向者を含 む。期間の定めのある常用雇用者を含む。)であり、臨時雇用者数(当社グループ外及び社外から当社グループ及び当社への派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数 で記載しております。また、平均臨時雇用者数が従業員数の100分の10未満である連結会計年度及び事業年度については、平均臨時雇用者数を記載しておりません。
8. 第42期及び第43期の連結財務諸表については「、連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則(」昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の監査を受けております。第39期、第40期、第41期、第42期及び第43期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しております。
なお、第42期及び第43期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の監査を受けておりますが、第39期、第40期及び第41期の財務諸表につい ては、当該監査を受けておりません。
また、第44期第2四半期の四半期連結財務諸表については、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称を EY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の四半期レビューを受けております。
9. 平成30年6月14日開催の取締役会決議により、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っておりますが、第42期の期♛に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期(四半期)純利益金額を算定しております。
10. 第44期第2四半期における売上高、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、四半期包括利益、1株当たり四半期純利益金額、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー及び財務活動によるキャッシュ・フローについては、第44期第2四半期連結累計期間の数値を、純資産額、総資産額、自己資本比率及び現金及び現金同等物の四半期末残高については、第44期第2四半期連結会計期間末の数値を記載しております。
11. 当社は、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証xx第133号)に基づき、第39期の期♛に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第39期、第40期及び第41期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の監査を受けておりません。
回 | 次 | 第39期 | 第40期 | 第41期 | 第42期 | 第43期 | ||
決 | 算 | 年 | 月 | 平成25年12月 | 平成26年12月 | 平成27年12月 | 平成28年12月 | 平成29年12月 |
提出会社の経営指標等
1株当たり純資産額 (円) | 318.34 | 362.91 | 407.49 | 498.26 | 614.42 |
1株当たり当期純利益金額 (円) | 24.55 | 43.83 | 40.66 | 80.84 | 94.20 |
潜在株式調整後1株当たり (円) 当期純利益金額 | - | - | - | - | - |
1株当たり配当額 (円) (うち1株当たり中間配当額) | - (-) | - (-) | - (-) | - (-) | - (-) |
売上高
(単位:xx)
純資産額/総資産額
(単位:xx)
8,000,000
単体
連結
7,362,309 7,546,838
6,402,355 6,610,043
6,000,000
5,441,840
4,890,066
4,479,661
4,000,000
4,357,358
2,000,000
0
6月期
平成30年
累計期間
( )
第 44 期
第2四半期
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
第 39 期 第 40 期 第 41 期 第 42 期 第 43 期
( )( )( )( )( )
5,000,000
純資産額(単体) 総資産額(単体) 純資産額(連結) 総資産額(連結
4,000,000
4,097,873
4,122,622
3,261,410
3,327,580
3,000,000 2,887,481
2,612,807
2,760,682
2,387,049
2,506,948
1,948,806
2,000,000
2,032,980
1,487,066
1,662,610
1,320,757
1,000,000
0
6月期
平成30年
会計期間末
( )
第 44 期
第2四半期
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
第 39 期 第 40 期 第 41 期 第 42 期 第 43 期
( )( )( )( )( )
2,694,067
4,483,225
経常利益
(単位:xx)
1株当たり純資産額
(単位:円)
800
単体
連結
600,000
単体
連結
500,000
455,278
496,089
445,530
400,000
373,901
300,000
274,688
228,734
200,000
194,164
100,000
0
6月期
平成30年
累計期間
( )
第 44 期
第2四半期
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
第 39 期 第 40 期 第 41 期 第 42 期 第 43 期
( )( )( )( )( )
490,312
614.42
600
498.26
585.04
407.49
400 362.91
318.34
477.63
200
0
( )( )( )( )( )
第 39 期 第 40 期 第 41 期 第 42 期 第 43 期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益/
当期純利益
(単位:xx)
1株当たり当期(四半期)純利益金額
(単位:円)
500,000
単体
連結
400,000 384,370
329,827
300,000
265,623
348,644 344,950
200,000
181,662
166,242
100,000 104,086
0
6月期
平成30年
累計期間
( )
第 44 期
第2四半期
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
第 39 期 第 40 期 第 41 期 第 42 期 第 43 期
( )( )( )( )( )
100
単体 連結
94.20
84.54
80.84
80
85.45
60
65.10
43.83
40
40.66
24.55
20
0
6月期
平成30年
累計期間
( )
第 44 期
第2四半期
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
第 39 期 第 40 期 第 41 期 第 42 期 第 43 期
( )( )( )( )( )
(注)平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っておりますが、第39期の期♛に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場の1株当たり指標の数値を記載しております。
頁 | ||
表紙 | ||
第一部 証券情報 …………………………………………………………………………………………………………… | 1 | |
第1 募集要項 ……………………………………………………………………………………………………………… | 1 | |
1.新規発行株式 ……………………………………………………………………………………………………… | 1 | |
2.募集の方法 ………………………………………………………………………………………………………… | 2 | |
3.募集の条件 ………………………………………………………………………………………………………… | 3 | |
4.株式の引受け ……………………………………………………………………………………………………… | 4 | |
5.新規発行による手取金の使途 …………………………………………………………………………………… | 5 | |
第2 売出要項 ……………………………………………………………………………………………………………… | 6 | |
1.売出株式(引受人の買取引受による売出し) ………………………………………………………………… | 6 | |
2.売出しの条件(引受人の買取引受による売出し) …………………………………………………………… | 8 | |
3.売出株式(オーバーアロットメントによる売出し) ………………………………………………………… | 9 | |
4.売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し) …………………………………………………… | 10 | |
募集又は売出しに関する特別記載事項 …………………………………………………………………………… | 11 | |
第二部 企業情報 …………………………………………………………………………………………………………… | 12 | |
第1 企業の概況 …………………………………………………………………………………………………………… | 12 | |
1.主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………………………………………… | 12 | |
2.沿革 ………………………………………………………………………………………………………………… | 15 | |
3.事業の内容 ………………………………………………………………………………………………………… | 16 | |
4.関係会社の状況 …………………………………………………………………………………………………… | 20 | |
5.従業員の状況 ……………………………………………………………………………………………………… | 21 | |
第2 事業の状況 …………………………………………………………………………………………………………… | 22 | |
1.業績等の概要 ……………………………………………………………………………………………………… | 22 | |
2.生産、受注及び販売の状況 ……………………………………………………………………………………… | 24 | |
3.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 …………………………………………………………………… | 26 | |
4.事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… | 30 | |
5.経営上の重要な契約等 …………………………………………………………………………………………… | 32 | |
6.研究開発活動 ……………………………………………………………………………………………………… | 32 | |
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ………………………………………………… | 33 | |
第3 設備の状況 …………………………………………………………………………………………………………… | 36 | |
1.設備投資等の概要 ………………………………………………………………………………………………… | 36 | |
2.主要な設備の状況 ………………………………………………………………………………………………… | 36 | |
3.設備の新設、除却等の計画 ……………………………………………………………………………………… | 37 | |
第4 提出会社の状況 ……………………………………………………………………………………………………… | 38 | |
1.株式等の状況 ……………………………………………………………………………………………………… | 38 | |
2.自己株式の取得等の状況 ………………………………………………………………………………………… | 40 | |
3.配当政策 …………………………………………………………………………………………………………… | 40 | |
4.株価の推移 ………………………………………………………………………………………………………… | 40 | |
5.役員の状況 ………………………………………………………………………………………………………… | 41 | |
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 …………………………………………………………………………… | 43 |
頁 | ||
第5 経理の状況 …………………………………………………………………………………………………………… | 48 | |
1.連結財務諸表等 …………………………………………………………………………………………………… | 49 | |
(1)連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… | 49 | |
(2)その他 …………………………………………………………………………………………………………… | 93 | |
2.財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………………… | 94 | |
(1)財務諸表 ………………………………………………………………………………………………………… | 94 | |
(2)主な資産及び負債の内容 ……………………………………………………………………………………… | 108 | |
(3)その他 …………………………………………………………………………………………………………… | 108 | |
第6 提出会社の株式事務の概要 ………………………………………………………………………………………… | 109 | |
第7 提出会社の参考情報 ………………………………………………………………………………………………… | 110 | |
1.提出会社の親会社等の情報 ……………………………………………………………………………………… | 110 | |
2.その他の参考情報 ………………………………………………………………………………………………… | 110 | |
第四部 株式公開情報 ……………………………………………………………………………………………………… | 111 | |
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 …………………………………………………………………………… | 111 | |
第2 第三者割当等の概況 ………………………………………………………………………………………………… | 113 | |
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……………………………………………………………………… | 113 | |
2.取得者の概況 ……………………………………………………………………………………………………… | 113 | |
3.取得者の株式等の移動状況 ……………………………………………………………………………………… | 113 | |
第3 株主の状況 …………………………………………………………………………………………………………… | 114 | |
[監査報告書] ……………………………………………………………………………………………………… | 116 |
【提出書類】 | 有価証券届出書 | |
【提出先】 | 関東財務局長 | |
【提出日】 | 平成30年9月6日 | |
【会社名】 | イーソル株式会社 | |
【英訳名】 | eSOL Co.,Ltd. | |
【代表者の役職氏名】 | 代表取締役社長 xxx xx | |
【本店の所在の場所】 | xxxxx区本町一丁目32番2号 | |
【電話番号】 | 00-0000-0000(代表) | |
【事務連絡者氏名】 | 取締役経営企画室長 xxx xxx | |
【最寄りの連絡場所】 | xxxxx区本町一丁目32番2号 | |
【電話番号】 | 00-0000-0000(代表) | |
【事務連絡者氏名】 | 取締役経営企画室長 xxx xxx | |
【届出の対象とした募集(売出)有価証券の種類】 | 株式 | |
【届出の対象とした募集(売出)金額】 | 募集金額 ブックビルディング方式による募集売出金額 (引受人の買取引受による売出し) ブックビルディング方式による売出し (オーバーアロットメントによる売出し) ブックビルディング方式による売出し | 1,062,075,000円 272,097,000円 228,144,000円 |
(注) 募集金額は、有価証券届出書提出時における見込額(会社法上の払込金額の総額)であり、売出金額は、有価証券届出書提出時における見込額であります。
【縦覧に供する場所】 該当事項はありません。
1【新規発行株式】
種類
発行数(株)
内容
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における
普通株式 850,000(注)2. 標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株でありま
す。
(注)1.平成30年9月6日開催の取締役会決議によっております。
2.発行数については、平成30年9月21日開催予定の取締役会において変更される可能性があります。
指定する販売先(親引け先)
株式数
販売目的
株式会社デンソー
上限103,000株
当社グループとの取引関係の強化のため
3.当社は、xx證券株式会社に対し、上記引受株式数の一部を、当社が指定する下記販売先(親引け先)に販売することを要請する予定であります。当社が指定する販売先(親引け先)・株式数・販売目的は下表に記載のとおりであります。
なお、親引けは、日本証券業協会の定める「株券等の募集等の引受け等にかかる顧客への配分に関する規 則」に従い、発行者が指定する販売先への売付け(販売先を示唆する等実質的に類似する行為を含む。)であります。
4.当社の定める振替機関の名称及び住所は、以下のとおりであります。名称:株式会社証券保管振替機構
住所:xxx中央区日本橋茅場町二丁目1番1号
5.上記とは別に、平成30年9月6日開催の取締役会において、xx證券株式会社を割当先とする当社普通株式 155,200株の第三者割当増資を行うことを決議しております。
なお、その内容については、「募集又は売出しに関する特別記載事項 2.第三者割当増資とシンジケートカバー取引について」をご参照下さい。
平成30年10月2日に決定される予定の引受価額にて、当社と元引受契約を締結する予定の後記「4 株式の引受 け」欄記載の金融商品取引業者(以下「第1 募集要項」において「引受人」という。)は、買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額(発行価格)で募集(以下「本募集」という。)を行います。引受価額は平成30年9月21日開催予定の取締役会において決定される会社法上の払込金額以上の価額となります。引受人は払込期日までに引受価額の総額を当社に払込み、本募集における発行価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。当社は、引受人に対して引受手数料を支払いません。
なお、本募集は、株式会社東京証券取引所(以下「取引所」という。)の定める「有価証券上場規程施行規則」第 233条に規定するブックビルディング方式(株式の取得の申込みの勧誘時において発行価格又は売出価格に係る仮条件を投資家に提示し、株式に係る投資家の需要状況を把握したうえで発行価格等を決定する方法をいう。)により決定する価格で行います。
- | - | - |
- | - | - |
850,000 | 1,062,075,000 | 574,770,000 |
850,000 | 1,062,075,000 | 574,770,000 |
区分
発行数(株)
発行価額の総額(円)
資本組入額の総額(円)
入札方式のうち入札による募集
入札方式のうち入札によらない募集ブックビルディング方式
計(総発行株式)
(注)1.全株式を引受人の買取引受けにより募集いたします。
2.上場前の公募増資を行うに際しての手続き等は、取引所の有価証券上場規程施行規則により規定されております。
3.発行価額の総額は、会社法上の払込金額の総額であり、有価証券届出書提出時における見込額であります。
4.資本組入額の総額は、会社法上の増加する資本金であり、平成30年9月6日開催の取締役会決議に基づき、平成30年10月2日に決定される予定の引受価額を基礎として、会社計算規則第14条第1項に基づき算出される資本金等増加限度額(見込額)の2分の1相当額を資本金に計上することを前提として算出した見込額であります。
5.有価証券届出書提出時における想定発行価格(1,470円)で算出した場合、本募集における発行価格の総額
(見込額)は1,249,500,000円となります。
6.本募集並びに「第2 売出要項 1 売出株式(引受人の買取引受による売出し)」及び「2 売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)」における「引受人の買取引受による売出し」にあたっては、需要状況を勘案し、オーバーアロットメントによる売出しを行う場合があります。
なお、オーバーアロットメントによる売出しについては、「第2 売出要項 3 売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)」及び「4 売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)」をご参照下さい。
7.本募集に関連して、ロックアップに関する合意がなされております。その内容については、「募集又は売出しに関する特別記載事項 3.ロックアップについて」をご参照下さい。
(1)【入札方式】
①【入札による募集】
該当事項はありません。
②【入札によらない募集】 該当事項はありません。
発行価格 引受価額 払込金額 資本組入
(円) (円) (円) 額(円)
申込株数単位
(株)
申込期間
申込証拠金(円)
払込期日
未定
(注)1.
(2)【ブックビルディング方式】
未定 (注)1. | 未定 (注)2. | 未定 (注)3. | 100 | 自 平成30年10月3日(水) 至 平成30年10月9日(火) | 未定 (注)4. | 平成30年10月11日(木) |
(注)1.発行価格は、ブックビルディング方式によって決定いたします。
発行価格は、平成30年9月21日に仮条件を決定し、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、平成30年10月2日に引受価額と同時に決定する予定であります。
仮条件は、事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見その他を総合的に勘案して決定する予定であります。
需要の申込みの受付けに当たり、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に、機関投資家等を中心に需要の申告を促す予定であります。
2.払込金額は、会社法上の払込金額であり、平成30年9月21日開催予定の取締役会において決定される予定であります。また、「2 募集の方法」の冒頭に記載のとおり、発行価格と会社法上の払込金額及び平成30年 10月2日に決定される予定の引受価額とは各々異なります。発行価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。
3.資本組入額は、1株当たりの増加する資本金であります。なお、平成30年9月6日開催の取締役会におい て、増加する資本金の額は、平成30年10月2日に決定される予定の引受価額を基礎として、会社計算規則第 14条第1項に基づき算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとすること、及び増加する資本準備金の額は資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額とする旨、決議しております。
4.申込証拠金は、発行価格と同一の金額とし、利息をつけません。申込証拠金のうち引受価額相当額は、払込期日に新株式払込金に振替充当いたします。
5.株式受渡期日は、平成30年10月12日(金)(以下「上場(売買開始)日」という。)の予定であります。本募集に係る株式は、株式会社証券保管振替機構(以下「機構」という。)の「株式等の振替に関する業務規程」に従い、機構にて取扱いますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができます。
6.申込みの方法は、申込期間内に後記申込取扱場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
7.申込みに先立ち、平成30年9月25日から平成30年10月1日までの間で引受人に対して、当該仮条件を参考として需要の申告を行うことができます。当該需要の申告は変更又は撤回することが可能であります。
販売に当たりましては、取引所の「有価証券上場規程」に定める株主数基準の充足、上場後の株式の流通性の確保等を勘案し、需要の申告を行わなかった投資家にも販売が行われることがあります。
引受人は、xxかつxxな販売に努めることとし、自社で定める配分に関する基本方針及び社内規程等に従い、販売を行う方針であります。配分に関する基本方針については引受人の店頭における表示又はホームページにおける表示等をご確認下さい。
8.引受価額が会社法上の払込金額を下回る場合は新株式の発行を中止いたします。
①【申込取扱場所】
後記「4 株式の引受け」欄記載の引受人の全国の本支店及び営業所で申込みの取扱いをいたします。
②【払込取扱場所】
店名
所在地
株式会社三菱UFJ銀行 新宿支店
(注) 上記の払込取扱場所での申込みの取扱いは行いません。
引受人の氏名又は名称
住所
引受株式数
(株)
引受けの条件
xx證券株式会社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
xxx証券株式会社
xxコスモ証券株式会社
むさし証券株式会社
株式会社SBI証券
計
xxx中央区日本橋一丁目9番1号 | 1.買取引受けによります。 2.引受人は新株式払込金として、平成30年10月11日までに払込取扱場所へ引受価額と同額を払込むことといたします。 3.引受手数料は支払われません。ただし、発行価格と引受価額との差額の総額は引受人の手取金となります。 | |
xxxxxx区丸の内二丁目5番2号 | ||
xxxxxx区xxxx丁目5番1号 | ||
未定 | ||
大阪府大阪市中央区xxx丁目8番12号 | ||
埼玉県さいたま市大宮区桜木町四丁目 333番地13 | ||
xxx港区六本木一丁目6番1号 | ||
- | 850,000 | - |
(注)1.平成30年9月21日開催予定の取締役会において各引受人の引受株式数が決定される予定であります。
2.上記引受人と発行価格決定日(平成30年10月2日)に元引受契約を締結する予定であります。
3.引受人は、上記引受株式数のうち、2,000株を上限として、全国の販売を希望する引受人以外の金融商品取引業者に販売を委託する方針であります。
(1)【新規発行による手取金の額】
払込金額の総額(円)
発行諸費用の概算額(円)
差引手取概算額(円)
1,149,540,000
14,000,000
1,135,540,000
(注)1.払込金額の総額は、会社法上の払込金額の総額とは異なり、新規発行に際して当社に払い込まれる引受価額の総額であり、有価証券届出書提出時における想定発行価格(1,470円)を基礎として算出した見込額であります。
2.発行諸費用の概算額には、消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)は含まれておりません。
3.引受手数料は支払わないため、発行諸費用の概算額は、これ以外の費用を合計したものであります。
(2)【手取金の使途】
上記の手取概算額1,135百万円については、「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限209百万円と合わせて、主に運転資金(研究開発費、人材採用費等)及び設備資金(敷金等の設備投資を含む)に充当する予定であります。具体的には、下記の通りであります。
① 研究開発費
組込みソフトウエア事業の維持と成長、リビジョンアップ(プログラムの障害除去や機能維持を指します)を目的として962百万円(平成31年12月期482百万円、平成32年12月期480百万円)を充当予定であります。
② 人材採用費等
当社グループの事業の更なる拡大のため、組込みソフトウエア開発の人材を含む人材採用に係る採用費及び知名度向上のための広告宣伝費に223百万円(平成31年12月期126百万円、平成32年12月期97百万円)を充当予定であります。
③ 設備資金
基幹システム(販売管理等ソフトウエア)の社内構築31百万円、社内サーバ(社内ICTインフラ)の入替14百万円、電話交換機(通信設備)劣化に伴う置換え25百万円、社員の増加に伴う事務所増床設備22百万円及び増床に伴う敷金22百万円を目的として114百万円(平成30年12月期15百万円、平成31年12月期71百万円、平成 32年12月期28百万円)を充当する予定であります。
上記以外の残額は、事業規模拡大のための人材採用費を含む運転資金に充当する方針であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(注) 設備資金の内容については、「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」の項をご参照下さい。
1【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】
平成30年10月2日に決定される予定の引受価額にて、当社と元引受契約を締結する予定の後記「2 売出しの条件
(引受人の買取引受による売出し) (2)ブックビルディング方式」に記載の金融商品取引業者(以下「第2 売出要項」において「引受人」という。)は、下記売出人から買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額(売出価 格、発行価格と同一の価格)で売出し(以下「引受人の買取引受による売出し」という。)を行います。引受人は株式受渡期日に引受価額の総額を売出人に支払い、引受人の買取引受による売出しにおける売出価格の総額との差額は引受人の手取金といたします。売出人は、引受人に対して引受手数料を支払いません。
種類 売出数(株)
売出価額の総額
(円)
売出しに係る株式の所有者の住所及び氏名又は名称
入札方式のうち入札 による売出し | - - | - | ||
入札方式のうち入札 によらない売出し | - | - | - | |
埼玉県さいたま市中央区xxx xx | 55,000株 | |||
埼玉県さいたま市中央区xx xx年 | 40,100株 | |||
埼玉県さいたま市見沼区xx xx | 32,000株 | |||
神奈川県横浜市xx区xx xx | 20,000株 | |||
神奈川県xx市多摩区xx x | 17,000株 | |||
ブックビルディング方式 | 185,100 | 272,097,000 | xxxxx市 xxx xxx | 6,000株 |
埼玉県xx市xx xx | 6,000株 | |||
愛知県xx市xx xx | 5,000株 | |||
xxx練馬区xx xx | 2,200株 | |||
埼玉県xx市xx x | 1,800株 | |||
- | 185,100 | 272,097,000 | - |
-
-
普通株式
計(総売出株式)
(注)1.上場前の売出しを行うに際しての手続き等は、取引所の「有価証券上場規程施行規則」により規定されております。
2.「第1 募集要項」における株式の発行を中止した場合には、引受人の買取引受による売出しも中止いたします。
3.売出価額の総額は、有価証券届出書提出時における想定売出価格(1,470円)で算出した見込額であります。
4.売出数等については今後変更される可能性があります。
5.振替機関の名称及び住所は、「第1 募集要項 1 新規発行株式」の(注)4.に記載した振替機関と同一であります。
6.本募集並びに引受人の買取引受による売出しにあたっては、需要状況を勘案し、オーバーアロットメントによる売出しを行う場合があります。
なお、オーバーアロットメントによる売出しについては、「3 売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)」及び「4 売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)」をご参照下さい。
7.引受人の買取引受による売出しに関連して、ロックアップに関する合意がなされております。その内容については、「募集又は売出しに関する特別記載事項 3.ロックアップについて」をご参照下さい。
(1)【入札方式】
①【入札による売出し】
該当事項はありません。
②【入札によらない売出し】該当事項はありません。
売出価格 引受価額
(円)
(円)
申込期間
申込株数単位
(株)
申込証拠金(円)
申込受付場所
引受人の住所及び氏名又は 元引受契
名称
約の内容
未定
(注)1.
(注)2.
(2)【ブックビルディング方式】
未定 (注)2. | 自 平成30年 10月3日(水)至 平成30年 10月9日(火) | 100 | 未定 (注)2. | 引受人の本店及び全国各支店 | xxx中央区日本橋一丁目 9番1号 xx證券株式会社 | 未定 (注)3. |
(注)1.売出価格の決定方法は、「第1 募集要項 3 募集の条件 (2)ブックビルディング方式」の(注)1.と同様であります。
2.売出価格及び申込証拠金は、本募集における発行価格及び申込証拠金とそれぞれ同一となります。ただし、申込証拠金には、利息をつけません。
引受人の買取引受による売出しにおける引受価額は、本募集における引受価額と同一となります。
3.引受人の引受価額による買取引受によることとし、その他元引受契約の内容、売出しに必要な条件は、売出価格決定日(平成30年10月2日)に決定する予定であります。
なお、元引受契約においては、引受手数料は支払われません。ただし、売出価格と引受価額との差額の総額は引受人の手取金となります。
4.上記引受人と売出価格決定日に元引受契約を締結する予定であります。
5.株式受渡期日は、上場(売買開始)日の予定であります。引受人の買取引受による売出しに係る株式は、機構の「株式等の振替に関する業務規程」に従い、機構にて取扱いますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができます。
6.申込みの方法は、申込期間内に上記申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
7.上記引受人の販売方針は、「第1 募集要項 3 募集の条件 (2)ブックビルディング方式」の(注)
7.に記載した販売方針と同様であります。
種類
売出数(株)
売出価額の総額 売出しに係る株式の所有者の住所及び氏名
(円) 又は名称
-
-普通株式
計(総売出株式)
入札方式のうち入札による売出し | - | - | - |
入札方式のうち入札 によらない売出し | - | - | - |
ブックビルディング 方式 | 155,200 | 228,144,000 | xxx中央区日本橋一丁目9番1号 xx證券株式会社 155,200株 |
- | 155,200 | 228,144,000 | - |
(注)1.オーバーアロットメントによる売出しは、本募集並びに引受人の買取引受による売出しに伴い、その需要状況を勘案し、xx證券株式会社が行う売出しであります。したがってオーバーアロットメントによる売出しに係る売出株式数は上限株式数を示したものであり、需要状況により減少若しくは中止される場合があります。
2.オーバーアロットメントによる売出しに関連して、当社は、平成30年9月6日開催の取締役会において、xx證券株式会社を割当先とする当社普通株式155,200株の第三者割当増資の決議を行っております。また、xx證券株式会社は、東京証券取引所においてオーバーアロットメントによる売出しに係る売出株式数を上限とする当社普通株式の買付け(以下「シンジケートカバー取引」という。)を行う場合があります。
なお、その内容については、「募集又は売出しに関する特別記載事項 2.第三者割当増資とシンジケートカバー取引について」をご参照下さい。
3.上場前の売出しを行うに際しての手続き等は、取引所の有価証券上場規程施行規則により規定されております。
4.「第1 募集要項」における株式の発行を中止した場合には、オーバーアロットメントによる売出しも中止いたします。
5.売出価額の総額は、有価証券届出書提出時における想定売出価格(1,470円)で算出した見込額であります。
6.振替機関の名称及び住所は、「第1 募集要項 1 新規発行株式」の(注)4.に記載した振替機関と同一であります。
(1)【入札方式】
①【入札による売出し】
該当事項はありません。
②【入札によらない売出し】該当事項はありません。
売出価格
(円)
申込期間
申込株数単位
(株)
申込証拠金
(円)
申込受付場所
引受人の住所及び氏名又は名称
元引受契約の内容
未定
(注)1.
(2)【ブックビルディング方式】
自 平成30年 10月3日(水)至 平成30年 10月9日(火) | 100 | 未定 (注)1. | xx證券株式会社の本店及び全国各支店 | - | - |
(注)1.売出価格及び申込証拠金については、引受人の買取引受による売出しにおける売出価格及び申込証拠金とそれぞれ同一とし、売出価格決定日(平成30年10月2日)に決定する予定であります。ただし、申込証拠金には、利息をつけません。
2.株式受渡期日は、引受人の買取引受による売出しにおける株式受渡期日と同じ上場(売買開始)日の予定であります。オーバーアロットメントによる売出しに係る株式は、機構の「株式等の振替に関する業務規程」に従い、機構にて取扱いますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができます。
3.申込みの方法は、申込期間内に上記申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
4.xx證券株式会社の販売方針は、「第2 売出要項 2 売出しの条件(引受人の買取引受による売出し) (2)ブックビルディング方式」の(注)7.に記載した販売方針と同様であります。
1.東京証券取引所マザーズへの上場について
当社は、「第1 募集要項」における新規発行株式及び「第2 売出要項」における売出株式を含む当社普通株式について、xx證券株式会社を主幹事会社として、東京証券取引所マザーズへの上場を予定しております。
2.第三者割当増資とシンジケートカバー取引について
(1) 募集株式の数
当社普通株式 155,200株
(2)
(3)
(4)
オーバーアロットメントによる売出しの対象となる当社普通株式は、オーバーアロットメントによる売出しのために、主幹事会社が当社株主であるxxxx(以下「貸株人」という。)より借入れる株式であります。これに関連して、当社は、平成30年9月6日開催の取締役会において、主幹事会社を割当先とする当社普通株式155,200株の第三者割当増資(以下「本件第三者割当増資」という。)を行うことを決議しております。本件第三者割当増資の会社法上の募集事項については、以下のとおりであります。
募集株式の払込金額 | 未定 (注)1. |
増加する資本金及び資本準備金に関する事項 | 増加する資本金の額は割当価格を基礎とし、会社計算規則第14条第1項に基づき算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとする。また、増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額とす る。 (注)2. |
払込期日 | 平成30年11月12日(月) |
(注)1.募集株式の払込金額(会社法上の払込金額)は、平成30年9月21日開催予定の取締役会において決定される予定の「第1 募集要項」における新規発行株式の払込金額(会社法上の払込金額)と同一とする予定であります。
2.割当価格は、平成30年10月2日に決定される予定の「第1 募集要項」における新規発行株式の引受価額と同一とする予定であります。
また、主幹事会社は、平成30年10月12日から平成30年11月5日までの間、貸株人から借入れる株式の返却を目的として、東京証券取引所においてオーバーアロットメントによる売出しに係る売出株式数を上限とするシンジケートカバー取引を行う場合があります。
主幹事会社は、上記シンジケートカバー取引により取得した株式について、当該株式数については、割当てに応じない予定でありますので、その場合には本件第三者割当増資における発行数の全部又は一部につき申込みが行われ ず、その結果、失権により本件第三者割当増資における最終的な発行数が減少する、又は発行そのものが全く行われない場合があります。また、シンジケートカバー取引期間内においても、主幹事会社の判断でシンジケートカバー取引を全く行わないか若しくは上限株式数に至らない株式数でシンジケートカバー取引を終了させる場合があります。
3.ロックアップについて
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人及び売出人であるxxxxxびに売出人であるxxxxx、xxxxx、xxxx、xxx、xxxxxx、xxxx、xxxx、xxxxxびxxxxびに当社株主であるイーソル従業員持株会、株式会社KAM、株式会社ビーオービー、株式会社アバールデータ、xxx、xxxx、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社りそな銀行、日本生命保険相互会社、屋江保秀、xxxx、xxxx、xxxx、xxxx、xxx、xxxxびxxxxxx、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成31年1月9日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く。)を行わない旨合意しております。
また、当社は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成31年
4月9日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行等(ただ し、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、平成30年9月6日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当増資等を除く。)を行わない旨合意しております。
なお、上記のいずれの場合においても、主幹事会社はその裁量で当該合意の内容を一部若しくは全部につき解除できる権限を有しております。
1【主要な経営指標等の推移】
回次
第42期
第43期
(1)連結経営指標等
決算年月 | 平成28年12月 | 平成29年12月 | |
売上高 | (千円) | 6,610,043 | 7,546,838 |
経常利益 | (千円) | 373,901 | 445,530 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | 265,623 | 348,644 |
包括利益 | (千円) | 306,164 | 438,242 |
純資産額 | (千円) | 1,948,806 | 2,387,049 |
総資産額 | (千円) | 3,261,410 | 4,097,873 |
1株当たり純資産額 | (円) | 477.63 | 585.04 |
1株当たり当期純利益金額 | (円) | 65.10 | 85.45 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | - | - |
自己資本比率 | (%) | 59.75 | 58.25 |
自己資本利益率 | (%) | 14.79 | 16.08 |
株価収益率 | (倍) | - | - |
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 255,772 | 694,544 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △107,975 | △88,662 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △173,365 | - |
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 919,561 | 1,525,810 |
従業員数 (外、平均臨時雇用者数) | (人) | 378 | 401 |
(-) | (52) |
(注)1.当社は、第42期より連結財務諸表を作成しております。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
5.従業員数は就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。期間の定めのある常用雇用者を含む。)であり、臨時雇用者数(当社グループ外から当社グループへの派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。また、平均臨時雇用者数が、従業員数の100分の10未満である連結会計年度については、平均臨時雇用者数を記載しておりませ ん。
6.第42期及び第43期の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、 EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の監査を受けております。
7.平成30年6月14日開催の取締役会決議により、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っておりますが、第42期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
回次
第39期
第40期
第41期
第42期
第43期
(2)提出会社の経営指標等
決算年月 | 平成25年12月 | 平成26年12月 | 平成27年12月 | 平成28年12月 | 平成29年12月 | |
売上高 | (千円) | 4,479,661 | 4,890,066 | 5,441,840 | 6,402,355 | 7,362,309 |
経常利益 | (千円) | 194,164 | 274,688 | 228,734 | 455,278 | 496,089 |
当期純利益 | (千円) | 104,086 | 181,662 | 166,242 | 329,827 | 384,370 |
資本金 | (千円) | 265,000 | 265,000 | 265,000 | 265,000 | 265,000 |
発行済株式総数 | (株) | 436,000 | 436,000 | 436,000 | 436,000 | 436,000 |
純資産額 | (千円) | 1,320,757 | 1,487,066 | 1,662,610 | 2,032,980 | 2,506,948 |
総資産額 | (千円) | 2,612,807 | 2,760,682 | 2,887,481 | 3,327,580 | 4,122,622 |
1株当たり純資産額 | (円) | 3,183.35 | 3,629.08 | 4,074.85 | 498.26 | 614.42 |
1株当たり配当額 (うち1株当たり中間配当額) | (円) | - (-) | - (-) | - (-) | - (-) | - (-) |
1株当たり当期純利益金額 | (円) | 245.46 | 438.30 | 406.57 | 80.84 | 94.20 |
潜在株式調整後1株当たり当期xx 益金額 | (円) | - | - | - | - | - |
自己資本比率 | (%) | 50.55 | 53.87 | 57.58 | 61.09 | 60.81 |
自己資本利益率 | (%) | 8.08 | 12.94 | 10.56 | 17.85 | 16.93 |
株価収益率 | (倍) | - | - | - | - | - |
配当性向 | (%) | - | - | - | - | - |
従業員数 (外、平均臨時雇用者数) | (人) | 367 | 373 | 366 | 365 | 388 |
(-) | (-) | (-) | (-) | (52) |
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.当社は平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の割合で株式分割を行っており、発行済株式総数は 4,360,000株になっております。
3.1株当たり配当額及び配当性向については、無配のため記載しておりません。
4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
5.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
6.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。期間の定めのある常用雇用者を含む。)であり、臨時雇用者数(社外から当社への派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。また、平均臨時雇用者数が従業員数の100分の10未満である事業年度については、平均臨時雇用者数を記載しておりません。
7.第39期、第40期、第41期、第42期及び第43期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しております。
なお、第42期及び第43期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の監査を受けておりますが、第39期、第40期及び第41期の財務諸表については、当該監査を受けておりません。
8.平成30年6月14日開催の取締役会決議により、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っておりますが、第42期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
9.当社は、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証xx第133号)に基づき、第39期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
回次
第39期
第40期
第41期
第42期
第43期
なお、第39期、第40期及び第41期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、EY新日本有限責任監査法人(なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。)の監査を受けておりません。
決算年月 1株当たり純資産額 | 平成25年12月 | 平成26年12月 | 平成27年12月 | 平成28年12月 | 平成29年12月 | |
(円) | 318.34 | 362.91 | 407.49 | 498.26 | 614.42 | |
1株当たり当期純利益金額 | (円) | 24.55 | 43.83 | 40.66 | 80.84 | 94.20 |
潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額 | (円) | - | - | - | - | - |
1株当たり配当額 (うち1株当たり中間配当額) | (円) | - (-) | - (-) | - (-) | - (-) | - (-) |
年月
概要
昭和50年5月 xxx台東区にエルグ株式会社を設立
制御系ソフトウエア開発受託事業(現ソリューションエンジニアリング事業部)を開始
昭和52年5月昭和58年9月昭和63年4月平成2年9月平成3年2月平成6年5月平成13年3月平成13年5月平成15年11月平成26年12月平成27年3月平成28年4月平成29年5月平成29年12月
平成30年3月
当社は、一般社会に浸透しつつあったコンピュータの将来性に期待を寄せて、制御系ソフトウエア開発の受託事業を目的として、昭和50年5月29日にエルグ株式会社として設立されました。当社設立以後の当社グループに係る主要事項は次のとおりであります。
本店をxxxxx区に移転 |
本店をxxxxx区に移転 |
関西地区における事業拡大のため大阪事業所(現大阪オフィス)を大阪府大阪市淀川区に開設 |
本店をxxx杉並区に移転 |
物流関連ビジネス展開のため流通システム事業部(現センシングデバイス事業部)を設立 |
物流関連ビジネス拡充のためサービスセンターを埼玉県さいたま市南区に開設 |
プロダクト事業拡大のためエンベデッドプロダクツ事業部を設立 |
商号をイーソル株式会社に変更 |
本店をxxxxx区に移転 |
現センシングデバイス事業部にてセンサネットワーク関連ビジネスを開始 |
開発ツール販売等のためイーソルトリニティ株式会社(現連結子会社)をxxxxx区に設立 |
車載基盤ソフトウエア開発のため株式会社オーバス(現持分法適用関連会社)をxxx港区に設立 |
中部地区における事業拡大のため刈谷オフィスを愛知県xx市に開設 |
関西地区における事業拡充のため新大阪分室を大阪府大阪市淀川区に開設 |
欧州におけるソフトウエア製商品販売等のためフランスに eSOL Europe S.A.S.(現連結子会社) を設立 |
当社グループは、当社(イーソル株式会社)、連結子会社(イーソルトリニティ株式会社、平成30年3月フランスに設立した eSOL Europe S.A.S.)、持分法適用関連会社(株式会社オーバス)から構成されており、「組込みソフトウエア事業」と「センシングソリューション事業」の2つを主たる業務としております。
なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
* RTOSについては後記「(1)組込みソフトウエア事業 ① 組込みソフトウエア製商品 (ア)RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)」をご覧ください。
(1)組込みソフトウエア事業
当社グループは、昭和50年の設立以来、組込みソフトウエア事業をその事業基盤としております。
組込みソフトウエア事業の具体的な内容は、国内外の顧客(自動車関連メーカ、デジタル家電メーカ、産業機器メーカ、医療機器メーカ等を含む)に対して、「RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)の開発・販売」、組込みソフトウエアの受託業務としての「組込みソフトエンジニアリングサービス」、「組込みソフトウエア開発にかかわるコンサルテーション」、「組込みソフトウエア開発のためのツールの販売」、「組込みソフトウエア開発エンジニアの教育」であり、当社と連結子会社イーソルトリニティ株式会社及び連結子会社eSOL Europe S.A.S.が実施しております。これら当社グループの提供するソリューションは、今後の成長を期待しているIoT (Internet of Things)の基盤技術であり、下図のイメージのように、個別の応用市場に特化しない産業横断的な技術要素からなる組込み市場において、様々な顧客層を対象としております。加えて、平成28年には株式会社デンソー、日本電気通信システム株式会社と3社で、当社が成長著しいと考えております自動車向けソフトウエア(車載ソフト)市場に特化した、株式会社オーバスを合弁会社として設立し、日本国内外の自動車メーカや部品メーカ へ、製品とサービスの提供を行っております。
なお、当社グループはソフトウエアエンジニアリング会社への開発委託や派遣の受入れ、開発ツールメーカ等からのソフトウエア商品の仕入を行っております。
●組込みソフトウエアとは
WindowsやAndroidなどが搭載されたサーバやPC、タブレットなどを除く、コンピュータが搭載された電子機器のことを組込み機器と呼びます。一方でスマートフォン等の登場により、現在はその境界が曖昧になってきております。そして、組込み機器上で動作するソフトウエアのことを組込みソフトウエアと呼びます。一般的に、組込み機器は長時間動作を要求されたり、自動車の自動運転など人命にかかわる部分を担うこともある関係上、組込みソフトウエアには信頼性や堅牢性、保守性、セキュリティなどの品質で高いハードルが要求されます。加えてハードウエアの制御を行う部分を含むため、知見のない企業からの参入障壁も高くなります。組込みソフトウエアは様々なモノ、コトがネットワーク化され、それらが協調動作するIoT世界実現のための必須の基盤技術であると当社では考えておりま す。
組込みソフトウエアを理解していただく上で、当社グループの考える組込みソフトウエアの構造を以下に示します。
上図の組込みソフトウエアは、すべて組込み機器内で動作しますが、効率的に高品質な組込みソフトウエアを開発するためには、開発支援のための各種「ツール」や「コンサルテーション」、より高品質な「エンジニアリングサービス」などの支援環境が必要となります。当社グループは、顧客が必要とするこれらの製品やサービスを顧客製品の企画段階から量産開始まで、下図のようにワンストップで提供しております。当社グループは、多くの国内の組込みソフトウエア企業の中で、RTOSやツールなどの自社製のソフトウエアを持っている企業グループであり、エンジニアリングサービスを提供するエンジニアを有する独立系企業グループです。
①組込みソフトウエア製商品
(ア)RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)
組込み機器向けに特化したオペレーティング・システムで、ネットワーク等の通信機能、ハードディスクやSDカードなどのストレージデバイスにデータを書き込むためのファイル機能や各種デバイスドライバなどを備えています。自社製のソフトウエア製品と仕入れの発生する他社商品の2種類があります。収益モデルとしては、顧客に対して開発に対する使用許諾を与える開発ライセンスと、組込み機器を販売する場合に組込み機器上での使用許諾を与えるロイヤリティ、保守活動のための保守ライセンスの3種類が存在します。いずれも当社グループにおける他の製商品、サービスと比較して、通例、粗利率が高く、エンジニア数に直接には関連しない収益モデルであり、当社グループの成長のためには、この売上規模を大きくすることが重要と考えております。
(イ)開発支援ツール
組込みソフトウエアを設計・開発したり、不具合を取り除いたり、その動作を検証する際に、組込みエンジニアは様々なツール群を利用します。当社グループは自社製、他社製併せ、これらのツールを販売しております。開発支援ツールは特に海外ベンダに席巻されている分野で、日本のソフトウエア産業を強くするためにも、この事業を発展させていきたいと考えております。
開発支援ツールはPCやクラウド上で動作するものですので、ロイヤリティは発生せず、収益モデルは開発ライセンスと保守ライセンスの2種類となります。
②エンジニアリングサービス等
エンジニアリングサービス、エンジニア向けの教育/トレーニング、コンサルティングはすべてプロジェクトベースで顧客に提供(役務提供)しております。また当社グループで最も売上貢献度の高いものがエンジニアリングサービスです。当社グループのエンジニアリングサービスの特徴としては、大企業との直接取引が多いこと、また顧客との取引期間が非常に長く、10年以上継続して取引している企業を多く抱えているということが挙げられます。RTOSとのシナジー効果も高く、RTOSの売上増はエンジニアリングサービスの売上増にも結びつきます。
●車載ソフト向けソリューション
上記において説明した当社グループが提供する組込みソフトウエア製商品やエンジニアリングサービス等は、産業横断的に様々な産業で利用される技術基盤ですが、近年、電子化が急速に進展する自動車関連向けの事業として特化したビジネスを展開しております。これは主として持分法適用関連会社である株式会社オーバスで実施しており、当社がライセンスしたソフトウエア製品をベースに、欧州発の車載ソフトウエア規格であるAUTOSAR(オートザー:Automotive Open System Architecture)をカスタマイズし、自動車メーカや自動車部品メーカへ販売しております。同時に車載ソフトのエンジニアリングサービスも実施しております。
[事業系統図]
組込みソフトウエア事業の系統図は次のとおりです。
(2)センシングソリューション事業
センシングソリューション事業は大きく2つのビジネスから構成され、そのすべてを当社で行っております。
1つ目のビジネスは、組込み技術の応用製品として、ニッチ市場向けのハードウエアを開発・販売する物流関連ビジネスです。こちらは主にハム・食品メーカ、冷食/アイスメーカ・卸、倉庫・運送業、ハンディターミナルメーカ、フォークリフトメーカ等を顧客としております。当ビジネスの主たる製商品は、指定伝票発行用車載プリンタ(以下、車載プリンタという。)、常温ハンディターミナル、耐環境ハンディターミナル(eSOL Geminus)、フォークリフト専用端末ホルダ及び販売支援用ソフトウエア(業務用端末用開発支援ツール)であり、食肉などの不定貫商品(荷姿ごとによって重量が違う商品)や冷菓など事前発注されない市場に対してルートセールスマンが使用する複写伝票に印字可能な車載プリンタを中心としたビジネスです。車載プリンタや耐環境ハンディターミナルの開発に関しては、その試作・製造を外部に委託し、当社では製品企画・製造指導と販売のみを行っております。常温ハンディターミナルに関しては、他社製のものを仕入れ車載プリンタと共に販売しております。
2つ目のビジネスは、すでに衰退期に入ったと考えられる車載プリンタのビジネスに替わるものとして平成26年 12月より始めたセンサネットワーク関連ビジネスであります。主に自動販売機ベンダや地方自治体・農家・漁業組合等に直接又は仲介会社を通じて営業活動を行っております。自動販売機、牧畜やxx、水産など、いまだにICT
(情報通信技術)化が遅れている市場に対して、温度、湿度、CO2、PH、嗅覚、味覚など様々なセンサと当社が培ってきた耐環境技術、センサデータをサーバ上に置いたIoTクラウドシステムを組み合わせることで、効率化、省力化を実現するセンサネットワークシステム(eSOL AGRInk等)を構築するものです。システムがより大規模化、複雑化する際には、組込みソフトウエア事業と協調し、より大きなシナジーを発揮できると考えております。リサーチ段階としての販売実績もすでにございますが、まだ本格的な事業化には至っておりません。
なお、当社グループはハードウエアを販売しておりますが、ファブレスであり、製品の企画設計と販売を行うのみで、製造はすべて外部に委託しております。また、ソフトウエアエンジニアリング会社への開発委託や派遣の受入れ、各種センサメーカ等からの商品の仕入を行っております。
[事業系統図]
センシングソリューション事業の系統図は次のとおりです。
名称
住所
資本金 主要な事業の
(百万円) 内容
議決権の所有割合又は被所有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
イーソルトリニティ株式
会社
(持分法適用関連会社)
株式会社オーバス
(注)2
xxxxx区 | 10 | 組込みソフトウエア事業 | 100 | ソフトウエアの開発委託 ソフトウエアライセンス及び保守の販売、仕入 事務所の転貸従業員の出向 役員の兼任(3名) 資金援助 |
xxx港区 | 100 | 組込みソフトウエア事業 | 35 | ソフトウエアの受託開発 ソフトウエアライセンス及び保守の販売 従業員の出向 役員の兼任(1名) |
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.株式会社オーバスは債務超過会社であり、平成29年12月期末の債務超過額は2,341,041千円であります。
3.平成30年3月に eSOL Europe S.A.S. を設立いたしました(現連結子会社)。
4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
(1)連結会社の状況
セグメントの名称
組込みソフトウエア事業
346 (50)
センシングソリューション事業
33 (-)
報告セグメント計
全社(共通)
合計
平成30年7月31日現在
従業員数(人) |
379 (50) |
41 (3) |
420 (53) |
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。期間の定めのある常用雇用者を含む。)であり、臨時雇用者数(当社グループ外から当社グループへの派遣社員)は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、組込みソフトウエア事業及びセンシングソリューション事業に該当しない間接部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
平成30年7月31日現在
従業員数(人)
平均年齢(歳)
平均勤続年数(年)
平均年間給与(円)
409(53)
38.7
10.6
5,973,298
従業員数(人) |
368 (50) |
41 (3) |
409 (53) |
セグメントの名称
組込みソフトウエア事業
335 (50)
センシングソリューション事業
33 (-)
報告セグメント計
全社(共通)
合計
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。期間の定めのある常用雇用者を含む。)であり、臨時雇用者数(社外から当社への派遣社員)は、最近1年間の平均人員を
( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、組込みソフトウエア事業及びセンシングソリューション事業に該当しない間接部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。
1【業績等の概要】
(1)業績
第43期連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢、個人消費に改善の動きが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、米国の政策運営や世界的な保護主義の台頭による先行き不透明感により、海外経済は不確実性が高まっております。
当社グループの組込みソフトウエア事業がターゲットとして注力している自動車市場では、車載エレクトロニクス技術がますます高度化し、常時インターネットに接続し多数のセンサを搭載した「コネクテッドカー(つながる車)」や自動運転に注目が集まっております。また、自動車や医療分野を中心に、安全技術への需要が高まっており、機能安全規格の認証取得が求められる傾向にあります。
センシングソリューション事業がメインターゲットとしている食肉市場では、食肉相場の変動や個人の消費動向の変化など、企業収益に不安定な要素があります。
このような環境の中、当社グループは自動車関連業界をメインターゲットと位置づけ、ワンストップソリューションの提供に注力するとともに、研究開発への投資を引き続き行ってまいりました。食肉市場並びに倉庫・物流業界に対しては、「eSOL Geminus」を主力商品とするハンディターミナル並びに指定伝票発行用車載プリンタ
(以下「車載プリンタ」という。)の拡販を進めました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
(組込みソフトウエア事業)
当事業は、幅広い分野における電子機器向けの自社製ソフトウエア製品RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)の開発・販売、受託開発を主に行っており、持分法適用関連会社である株式会社オーバスを中心とした自動車向けやAV機器向け、FA向けの取引が伸張しました。その結果、売上高6,667百万円(前年同期比 14.6%増)及びセグメント利益510百万円(同17.9%増)となりました。
また、当セグメントの売上高の内訳としては、ソフトウエア製商品は1,320百万円、エンジニアリングサービス等は5,347百万円となっております。
(センシングソリューション事業)
当事業は、冷菓・冷凍食品市場、食肉市場及び物流市場において、車載プリンタやハンディターミナルの販売及びハンディターミナル上のソフトウエア開発を簡便化するソフトウエアパッケージ販売を進め、また、新たに農業IT化製品の販売を行いました。その結果、売上高969百万円(前年同期比20.3%増)及びセグメント利益3百万円(前年同期は14百万円のセグメント損失)となりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高7,546百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益432百万円(同 5.0%増)、経常利益445百万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益348百万円(同31.3%増)となりました。
第44期第2四半期連結累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢、個人消費に改善の動きが見られ、景気は緩やかな回復が続きましたが、米国の政策運営や世界的な保護主義の台頭による先行き不透明感により、海外経済は不確実性が高まっております。
当社グループの組込みソフトウエア事業がターゲットとして注力している自動車市場では、車載エレクトロニクス技術がますます高度化し、常時インターネットに接続し多数のセンサを搭載した「コネクテッドカー(つながる車)」や自動運転に注目が集まっております。また、自動車や医療分野を中心に、安全技術への需要が高まっており、機能安全規格の認証取得が求められる傾向にあります。そのような中、欧州地区における同事業の展開をはかるため、平成30年3月、フランスに子会社、eSOL Europe S.A.S.を設立しました。
センシングソリューション事業がメインターゲットとしている食肉市場では、食肉相場の変動や個人の消費動向の変化など、企業収益に不安定な要素があります。
このような環境の中、当社グループは自動車関連業界をメインターゲットと位置づけ、ワンストップソリューションの提供に注力するとともに、研究開発への投資を引き続き行ってまいりました。食肉市場並びに倉庫・物流業界に対しては、「eSOL Geminus」を主力商品とするハンディターミナル並びに車載プリンタの拡販を進めました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
(組込みソフトウエア事業)
当事業は、幅広い分野における電子機器向けの自社製ソフトウエア製品RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)の開発・販売、受託開発を主に行っており、自動車向け、AV機器向け、FA向けが伸張しました。その結果、売上高3,902百万円及びセグメント利益448百万円となりました。
また、当セグメントの売上高の内訳としては、ソフトウエア製商品は991百万円、エンジニアリングサービス等は2,910百万円となっております。
(センシングソリューション事業)
当事業は、冷菓・冷凍食品市場、食肉市場及び物流市場において、車載プリンタやハンディターミナルの販売を進め、また、新たなセンサネットワーク関連ビジネスの本格的事業化に努めてまいりました。その結果、売上高441百万円及びセグメント利益15百万円となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高4,357百万円、営業利益478百万円、経常利益490百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益344百万円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
第43期連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ606百万円増加し、当連結会計年度末には1,525百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は694百万円(前連結会計年度は255百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益445百万円、減価償却費50百万円、仕入債務の増加額90百万円、その他の負債の増加額251百万円等の資金増加要因が、その他の資産の増加額28百万円、法人税等の支払額146百万円等の資金減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は88百万円(前連結会計年度は107百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出39百万円、無形固定資産の取得による支出23百万円、敷金及び保証金の差入による支出23百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金はありませんでした。(前連結会計年度は173百万円の使用)これは短期借入れによる収入360百万円と、短期借入金の返済による支出360百万円が同額であったことによるものであります。
第44期第2四半期連結累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ517百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には2,043百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は522百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益490百万円、減価償却費30百万円、賞与引当金の増加額89百万円、売上債権の減少額145百万円等の資金増加要因が、たな卸資産の増加額43百万円、その他の負債の減少額72百万円、法人税等の支払額97百万円等の資金減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は57百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出21百万円、投資有価証券の取得による支出34百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は51百万円となりました。これは短期借入れによる収入240百万円が、短期借入金の返済による支出188百万円を上回ったことによるものであります。
(1)生産及び仕入実績
第43期連結会計年度及び第44期第2四半期連結累計期間における生産及び仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
組込みソフトウエア事業
生産高及び仕入高
(千円)
前年同期比(%)
第44期第2四半期連結累計期間
第43期連結会計年度
(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
生産高及び仕入高(千円)
6,405,811 | 115.4 | 3,761,495 |
801,776 | 121.7 | 374,654 |
7,207,587 | 116.1 | 4,136,149 |
センシングソリューション事業
合計
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替後の数値によっております。
2.上記の金額には、保守売上高にかかる生産及び仕入実績は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)受注状況
セグメントの名称
受注高
(千円)
前年同期比
(%)
受注残高
(千円)
前年同期比
(%)
受注高
(千円)
受注残高
(千円)
組込みソフトウエア
事業
センシングソリューション事業
合計
第43期連結会計年度及び第44期第2四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
第43期連結会計年度 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 第44期第2四半期連結累計期間 (自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日) |
6,579,831 | 118.8 | 753,515 | 133.6 | 4,176,942 | 1,169,707 |
860,160 | 128.7 | 97,693 | 124.0 | 408,440 | 131,403 |
7,439,991 | 119.9 | 851,208 | 132.4 | 4,585,382 | 1,301,110 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、保守売上高にかかる受注高及び受注残高は含まれておりません。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
第44期第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
販売高(千円) 前年同期比(%)
販売高(千円)
組込みソフトウエア事業
センシングソリューション事業未実現利益の調整額
合計
第43期連結会計年度
(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
第43期連結会計年度及び第44期第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
6,666,471 | 114.6 | 3,901,173 |
969,722 | 120.3 | 441,414 |
△89,356 | - | 14,770 |
7,546,838 | 114.2 | 4,357,358 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.未実現利益の調整額は、持分法適用会社との間で生じた内部取引にかかる調整額であります。
3.最近2連結会計年度及び第44期第2四半期連結累計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
第42期連結会計年度 (自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日) | 第43期連結会計年度 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 第44期第2四半期連結累計期間 (自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日) |
629,701 | 9.5 | 1,292,545 | 17.1 | 896,311 | 20.6 |
- | - | 796,668 | 10.6 | 558,950 | 12.8 |
543,985 | 8.2 | 618,333 | 8.2 | 483,884 | 11.1 |
881,744 | 13.3 | 285,235 | 3.8 | 43,445 | 1.0 |
相手先
金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%)
株式会社オーバス
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
(注)
株式会社デンソー
ソニー株式会社
(注)ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社の販売実績は、ソニー株式会社の販売対象事業が平成29年4月に吸収分割されたことによるものであります。
4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社は、組込みソフトウエア技術をコアコンピタンスとしてグループを拡大・発展させるため、平成23年11月に経営理念としての『eSOL Spirit』を制定しております。
(2)当社グループの現状の認識について
当社グループの主たる事業の1つである組込みソフトウエア事業が対象とする組込み市場の規模は、公的機関による調査が近年行われておりませんが、政府が掲げる「日本再興戦略2016(平成28年6月2日発表)」にも組込みソフトウエアの重要性が謳われており、またコネクテッドカーや自動運転などによる一層の自動車の電子化や、今後の産業革新の大きなテーマであるIoT技術の浸透に従って、その市場規模と重要性は益々増大していくと思われます。
他方のセンシングソリューション事業は、従来ハム・食肉や冷食メーカや卸、小売りなど事前発注を行わない商習慣市場に対して車載プリンタを、また倉庫業などに対して常温/耐環境ハンディターミナルを提供してまいりました。車載プリンタの実質的な競合他社は認識しておりません。しかしながら、顧客市場の成熟化や流通システムの再編成などにより、この市場は衰退期を迎えていると判断しております。今後は、耐環境技術など既存技術を活かしつつ、組込みソフトウエア事業とのシナジーを見込みながら、放牧や農業、水産業など、コンピュータ化の遅れている分野に各種センサによるIoTシステムを提案し、成長させる必要があると考えております。
(3)当面の事業上及び財務上の対処すべき課題の内容
当社グループが当面対処すべき課題の内容として、以下の点を認識しております。
① 組込みソフトウエア事業の拡大
② 組込みソフトウエアエンジニアの確保・育成と生産性の向上
③ センシングソリューション事業における既存市場からの出口戦略
④ センシングソリューション事業における新規市場の開拓
(4)対処方針
①組込みソフトウエア事業の拡大
組込みソフトウエア事業は当社グループを支える基幹事業で、主にソフトウエア製商品の開発ライセンス、ロイヤリティ、保守ライセンスの販売と、エンジニアリングサービスの2つのビジネスから構成されております。前者はエンジニア数に依存しない、粗利率の高いビジネスのため、このビジネスを成長させることが当社グループの利益率向上のために重要であります。一方で収益性のあるソフトウエア製品を開発・維持するには、新製品のための研究開発投資とリビジョンアップとよばれる既存製品に対する投資が必要で、この投資額をできるだけ低く抑える必要があります。後者のエンジニアリングサービスは、当社グループにおける組込みソフトウエア事業における連結売上高の80%(平成29年12月期)の売上を占めるビジネスであり、10年以上の取引の長い顧客層をもっていることから、経営の安定化をはかる上で非常に重要です。また製商品の販売は新規のエンジニアリングサービスに結びつくことが期待されます。この相互関係が当社グループを特徴づける部分でもあり、これらの成長が当社グループの事業規模拡大の上で非常に重要であります。
当社グループでは自動車関連の売上が近年では伸びてきております。最近の自動車の電子化は著しく、今後も IoTシステムの一環として拡大を続けていくと思われますので、当社では最重要な市場と考えております。また近年はAI技術が注目されておりますが、自動車関連市場でも、より安全で快適な自動車の実現には不可欠なものであります。ただ従来のようにクラウド側でAI技術を実現していては、緊急時の対応が間に合いません。自動車のよう
な組込み機器では、エッジと呼ばれるデバイス=組込み機器、もしくはデバイスに近い部分でAI技術を実現する必要があります。当社もこういった技術の研究を進めていく必要があります。
また近年は、コネクテッドをキーワードとしたMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス Mobility as a Service)と言う言葉も現れており今後の拡大が見込まれております。自動車もMaaSのプラットフォームの一つとして注目されており、当社グループは、MaaSのクラウド側とエッジ側双方で利用できる製品及びサービスの研究を進めてまいります。
一方で自動車関連市場への偏重の回避と、成長のさらなるスピードアップの上でも他のドメインの拡大も必要であります。当社グループの強みである、省電力と高速処理を同時に実現できるマルチコア/メニーコア/並列処理技術※に向いている、ロボットや医療などの画像処理関連の市場などへの応用と事業の拡大を推進してまいります。また縮小が避けられないと考えている国内市場に対し、海外売上高の拡大も注力すべきと考えております。
※マルチコア/メニーコア/並列処理技術については、「(5)具体的な取組状況 ①組込みソフトウエア事業の拡大」をご覧ください。
②組込みソフトウエアエンジニアの確保・育成と生産性の向上
組込みソフトウエア製商品の売上が大きく伸びたとしても、組込みソフトウエア事業での最大のビジネスはエンジニアリングサービスとなります。このとき最大の懸念要因は、組込みソフトウエア開発エンジニアの数を伸ばせられるか、であります。ソフトウエア業界に限らず、様々な業界で人材採用難が語られておりますし、パートナーの開拓も厳しいのが実情であります。上場というのは人材採用にとって大きなプラス要因でありますが、同時に採用活動中の学生や従業員にとって、魅力的な待遇を整備していく事も重要と考えております。これについては単に給与面だけでなく多様化する労働形態に応じて柔軟に対応していく必要があると考えております。同時にパートナーの開拓も今以上に注力いたします。
古くから言われることではありますが、企業の力は結局人材の力であります。採用した人員の能力をできるだけ早期に向上させ、付加価値の高い人員に育て上げていく事が必要であります。
③センシングソリューション事業における既存市場からの出口戦略
平成3年に開始した車載プリンタの販売は、加工食品市場、乳製品市場の成熟化、ロジスティクスのセンター納品化、EDI(Electric Data Interchange)の浸透、販売ルートの統廃合などにより、すでに衰退期を迎えていると考えております。しかしながら、旧来からの営業方法を変えることができない顧客が今後も存在すると考えております。ピーク時には年間1,000台以上の車載プリンタを販売しましたが、今後は200~300台前後の小規模の市場として今後もしばらくの間は継続すると予想しております。そのため新規投資は避けながら残存利益の回収に努めてまいります。
④センシングソリューション事業における新規市場の開拓
車載プリンタに替わる新たな市場を開拓いたします。自動販売機など、まだコンピュータによるスマート化が遅れている市場や、農業や水産業などICT(情報通信技術)が採用されていない市場に、各種のセンサと既存事業のなかで獲得した耐環境技術を応用し、IoTソリューションを提供いたします。このため他社にない新たなセンサの開発も視野に入れております。
(5)具体的な取組状況
①組込みソフトウエア事業の拡大
当社グループでは、昭和59年より30年以上に渡って、多くの商用RTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)を販売してまいりました。RTOSは、CPUと呼ばれる半導体が新しくなれば変更する必要があるため、技術的に大きく進化した半導体が組込み機器に採用される毎に、新たなRTOSを投入してきた次第であります。現在の高機能な組込み機器では、マルチコアと呼ばれる、複数のCPUが1つの半導体に搭載されたものを使用するのが主流になっております。これはCPUを駆動するための周波数を、高く設定することで処理速度を上げるという従来の方法が、技術的/物理的に限界に近付いた結果採用された方式で、省電力化と高速化を同時に実現する手法です。当社グループのeT-Kernel(イーティーカーネル)というRTOSは、このマルチコアまでをサポートしており、自動車や医療機器など、安全が重視される組込み機器の開発に必要となる「機能安全規格」を海外の認証機関から認証されている、現在の主力RTOSとなります。また将来の高機能組込み機器では、マルチコア以上にCPUの数を増やしたメニーコアと呼ばれる技術の利用が主流になっていくであろうと考えられています。マルチ/メニーコア技術は国際的にも将来技術としてxx視されており、当社は国際標準化団体のワーキンググループでも、積極的に活動しております。当社グループの最新RTOS「eMCOS(エムコス)」は、シングルコアからメニーコアまでをサポートいたします。eMCOSは機能安全規格の認証も取得しており、国内だけでなく世界で戦える高性能/高機能を持った今後の主力製品であります。一方でこれらの半導体の性能を十分に活用するためには、マルチ/メニーコア上で動作する
プログラムの作り方も従来とは違った手法が必要になります。このようなプログラムのことを「並列処理」と呼びますが、並列処理プログラムを人間が効率よく作るのは非常に困難です。従って、並列処理プログラムを作りやすくするための各種のツールも必要です。当社グループはこれらの開発支援ツールも用意しており、今後の組込みソフトウエア製品の販売に大きく貢献していくと考えております。
前述のとおり組込みソフトウエア製品の販売が大きく伸びたとしても、組込みソフトウエア事業の売上の過半はエンジニアリングサービスが占めると考えております。RTOSの販売がエンジニアリングサービスを掘り起こすための牽引役を担うという、当社グループの組込みソフトウエア事業拡大戦略のためであります。高性能な製品になればなるほど、組込み機器の開発にはカスタマイズ作業が必要になります。いくつかのパッケージソフトを買ってきて組み合わせるだけでは、他社と差別化できる組込み機器を作ることはできないためです。当社グループは、今後も当社グループにしかできない高品質なエンジニアリングサービスを提供するため、優秀な人材の採用と育成を進めてまいります。
当社グループは外部環境からのリスクヘッジのため、できるだけ市場や顧客企業を分散するように努めてまいりました。しかし近年は顧客や市場への寡占化が徐々に進んできており、特に自動車関連市場の占有率が増えてきております。当社では自動車関連市場を国際的にも成長市場/注目市場としてとらえており、最重要のテーマとして位置付け、自動車向けRTOSの開発やAI技術の応用研究を進めてまいりたいと考えております。
しかし、単一の市場に依存する状態は、継続企業としてのリスクとも認識しており、他市場への分散も検討したいと考えております。ただ自動車関連市場からの需要は大きく、また強く、なかなか手を広げられない状況であり、そういう意味でも優秀なエンジニアを拡大する必要性を感じております。将来的には、当社グループの強みである並列処理や機能安全が要求される、ロボットや医療などの画像処理分野を拡大できるよう戦略を固めていく所存であります。
②組込みソフトウエアエンジニアの確保・育成と生産性の向上
エンジニアリングサービスを拡大する上で、優秀な人材を獲得/育成することは非常に重要ですが、昨今の人材難で新卒/中途採用には非常に苦戦しているのが実情であります。またパートナーの採用に関しても組込みソフトウエアエンジニアがひっ迫しております。今後も着実に人材採用とパートナー探しを継続してまいりますが、一方で従業員の待遇改善を行って就職活動中の学生/エンジニアのイメージの改善も行っていく必要があると考えております。平成28年より旧来の年功序列型の給与体系をやめ、年次に依存しない透明性をもった給与体系に変更いたしました。また勤務形態の多様化に対応して平成24年より働き方改革も進めております。加えて人材育成の体系も再構築し、人材の育成・開発にも努めております。これらの結果、厚生労働省より「えるぼし」(※)1、「xxxん」(※)2の認定を受け、「グッドキャリア企業アワード2016イノベーション賞」を受賞いたしました。また一般財団法人日本次世代企業普及機構より「ホワイト企業アワード」を平成28年より3年連続で受賞しております。
生産性向上については、新規のソフトウエア製商品の投入による、開発ライセンス/ロイヤリティ/保守ライセンスの増加や、エンジニアリングサービスにおけるパートナーの拡大、働き方改革による離職率の低下や人材育成によるエンジニアスキルの向上などにより、平成29年12月期連結会計年度の一人当たり売上高(総売上高/期末従業員数)は18,820千円と平成25年度比で54.2%改善しております。
※1.「えるぼし」とは、女性活躍推進法に基づく「女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主」の認定マークとなります。
2.「xxxん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」の認定マークとなります。
③センシングソリューション事業における既存市場からの出口戦略
衰退期に入っている市場でありますので、新たな投資はせず人員も可能な限り削減いたしました。当社調べで 4,600台程度稼働していると思われる当社製の車載プリンタの市場に対して、今後は保守/修理や車載プリンタリボンなどのサプライ品と、年間200台程度の車載プリンタのリプレース販売で黒字が確保できる体制を整えており、今後の投資計画もございません。また本事業はたな卸資産を保有しております。当社グループの平成29年12月期の連結貸借対照表では、たな卸資産中、商品として115百万円を計上しておりますが、その大半は本事業のハンディターミナルや車載プリンタなどであります。適切な資産水準を維持するために、在庫情報は取締役会報告事項とし、内規に基づいて滞留たな卸資産の評価を実施しております。
④センシングソリューション事業における新規市場の開拓
車載プリンタで獲得した、耐低温、耐振動、耐防塵や防水などの耐環境技術と自社開発も視野に入れた各種センサによって、防災やxxの監視制御、放牧管理や水産関連などへいくつか提案してまいりましたが、現時点ではまだ本格的な事業には至っておらず、リサーチ段階の販売実績にとどまっております。しかしながら、いくつかの案件では事業化の可能性も十分あり、現在は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構とジョイントして、農林水産省の「人工知能xx農業創造プロジェクト」を実行しております。
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)人材の確保と人件費、外注費の高騰について
当社グループの事業継続及び拡大においては、更なる技術革新に対応しうる技術者の確保、また世界マーケットに当社製品を販売していくための営業部門や管理部門などの優秀な人材も充実させる必要があります。
当社グループでは、優秀な次世代経営幹部や従業員の採用等を進め、従業員の意識向上と組織の活性化をはかるとともに優秀な人材の定着をはかる方針であります。しかしながら、計画どおりの人材の採用、パートナーの確保が十分できない場合、又は現在在籍している人材が流出するような場合、また近年の採用難や働き方改革を背景にして人件費や外注費の高騰が起こった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(2)顧客の経営状態に関連するリスクについて
当社グループの組込みソフトウエア事業の顧客層は、自動車、産業機器、ロボット、医療機器、通信機器等、 様々な産業分野に及んでおります。それら顧客企業の個別の経営状態の変動に関しては、多様な産業セクターへの営業活動を行ってその影響をできるだけ小さくするよう努力をしております。しかしながら大幅な為替変動や、グローバルな政策要因、xxx的要因等によって、それらの産業全体が業績に悪影響を被る場合があります。当社グループの組込みソフトウエア事業は、顧客企業の数年先の開発案件に対する受注がほとんどであり、足元の景気動向に左右される可能性は比較的低いと考えておりますが、それでもなお、数年先に向けた顧客企業の投資計画に影響を与えるほどの事象が発生した場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(3)特定取引先への依存について
当社グループは徐々に、取引先の寡占化が進んできております。特に近年は持分法適用関連会社である株式会社オーバスとソニーグループからの売上高が増えており、第43期連結会計年度では、株式会社オーバスを含めたデンソーグループへの売上高合計が連結売上高の25.3%を、またソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社及びソニー株式会社への売上高合計が同14.4%を、2グループ合計で同39.7%を占めております。当社グループの方針として株式会社デンソーや株式会社オーバスを中心にした自動車関連の取引は今後も拡大をさせていく計画でありますが、特定の取引先に依存するような事業構造を脱却するよう、他の顧客開拓に尽力してまいりたいと考えております。しかしその努力が実を結ばず、少数の特定取引先の経営状態の悪化や経営戦略の変更があった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(4)株式会社オーバスとの取引及び自動車関連市場への売上の偏重トレンドについて
当社は、平成28年4月に株式会社デンソー、日本電気通信システム株式会社と合弁で株式会社オーバスを設立いたしました。当社としましては、株式会社オーバスに提供している当社の自動車向けソフトウエア製品は他社へは販売しない方針を取っております。自動車関連市場は、自動運転等の技術トレンドにのって今後も拡大していくと考えておりますし、当社の最重点市場と位置付けておりますので、今後は当社グループの自動車関連市場との取引がより一層拡大していくと考えております。しかし激しい自動車メーカ間、自動車部品メーカ間の競争の結果、株式会社オーバスをはじめとした当社の顧客が競争に勝てなかった場合、もしくは何らかの要因によって、自動車関連市場全体の成長トレンドが減速、下降していった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(5)品質不良による損害賠償のリスクについて
組込みソフトウエア事業のRTOSとエンジニアリングサービス、センシングソリューション事業における車載プリンタやハンディターミナル等による物流関連ビジネスにおいて、品質不良による損害賠償が発生する可能性があります。特に自動車・医療機器向け機器に対する損害賠償は甚大なものとなる可能性があります。当社グループは代表取締役社長直下の品質管理委員会のもと、全社的な品質管理に努めており、当社納品先でも厳密なテストを実施しておりますが、万が一にも当社グループの責による品質不良から損害賠償が発生し、当社の加入している専門業務事業者賠償責任保険及び生産物賠償責任保険では損害賠償額を十分にカバーできなかった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(6)その他訴訟等による賠償責任に関するリスクについて
当社グループが属する情報・通信の業界においては技術革新のスピードが速く、他社から知的財産権の侵害についての申し立てを受ける可能性は否定できません。また当社グループが保有している個人情報や組込みソフトウエ
ア開発に関する仕様等の情報が社外に流出するリスクが存在します。また安全衛生等の労務上の問題により訴訟が発生する可能性があります。当社グループは、セキュリティ委員会を設置し、各種情報の管理体制を強化すると同時に、eラーニングによる従業員への教育等を行っております。また労働安全や労働災害に関しても従業員のワークライフバランスを重視した経営を行っております。しかしながら、何らかの事由によって訴訟となる事案が発生し、当社が賠償を求められた場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(7)不採算プロジェクトの発生について
当社グループのエンジニアリングサービスで不採算プロジェクトが発生する可能性があります。不採算となる理由は、発注側の責任となるもの、当社側の責任となるものがあります。具体的には組込み機器メーカの要求仕様変更や、ハードウエアの開発遅れ、開発した組込みソフトウエアの品質不良等があります。当社グループでは、エンジニアリングサービス案件は全てプロジェクトとして個別に品質管理、予算管理、スケジュール管理を実施しております。しかし、それにもかかわらず、発注側の責任によるものであって交渉しても十分な補償が得られない場 合、また、当社グループのプロジェクト管理が十分でない場合、不採算プロジェクトが発生し当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(8)技術革新への対応に関するリスクについて
当社グループの組込みソフトウエア事業とセンシングソリューション事業のいずれも開発費が発生します。特にコンピュータ技術の進歩は著しく、最新技術に追随していかないとソフトウエア製品はすぐに陳腐化してしまいます。このため新規に開発したソフトウエア製品であっても、その直後からリビジョンアップ作業が必要となりま す。当社グループは過去、研究開発費用とリビジョンアップ費用の合計で売上高比10%程度を基準に投資活動を行ってまいりました。今後も同程度の水準で投資を続けていく予定ではありますが、当社グループの収益が投資額に見合うだけの利益を上げられない場合、あるいは当社の開発体制が技術革新のスピードに追い付けなかった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(9)センシングソリューション事業について
当該事業の物流関連ビジネスは今後成長を期待できる市場ではなく、新たにセンサネットワーク関連ビジネスを主力とするよう事業の再編を行っております。IoTの成長が社会的にも想定されている一方で、様々な企業も参入し競争の激化が予想されます。センシングソリューション事業でも様々な引き合いを多くいただいてはおります が、まだまだリサーチ段階での販売にとどまっており、将来を安定化できるかは不透明な状況であります。現在、同事業の利益計画は抑えめに作成してはいますが、事業再編が想定どおりにいかなかった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(10)eSOL Europe S.A.S.について
当社は、平成30年3月にフランスに連結子会社 eSOL Europe S.A.S.を設立いたしました。当面はコストセンターとして業績を見込んでおりませんが、将来的に海外売上高の拡大に貢献しないなど、子会社運営が想定どおりいかない場合、投資に見合うだけの収益が得られなくなり、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
(11)法令違反、法的規制に関するリスクについて
当社グループの事業において、税制や商取引、労働問題、知的財産権など様々な法的規制を受けております。当社グループはコンプライアンス重視のもと、これら法規制やルールを遵守した経営を行っておりますが、万が一これら法規制、ルールを遵守できなかった場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響をおよぼす可能性があります。
契約会社名
相手先✰名称
(所在地)
契約締結日
契約期間
契約内容
イーソル株式会社
当社は、平成28年4月、車載基盤ソフトウエア開発✰ため、株式会社デンソー及び日本電気通信システム株式会社と、株式会社オーバス(現持分法適用関連会社、xxx港区)を設立いたしました。設立に際し、下表✰とおり株主間契約を締結しております。
株式会社デンソー (愛知県xx市) 日本電気通信 システム株式会社 (xxx港区) | 平成28年4月6日 | 本契約締結日から、本契約 ✰終了に関する本契約当事者全員✰書面による合意がなされた時点等まで | 車載ソフトウエア開発・販売等を行う株式会社オーバス✰設立・運営と協力関係について |
6【研究開発活動】
当社グループは、IoTなどコンピュータ技術✰著しい進化に追随するため、積極的に研究開発を進めております。第43期連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
現在✰研究開発は、当社✰技術本部を中心に28名が担当し、当連結会計年度✰研究開発費✰総額は363百万円となっております。
(1)組込みソフトウエア事業
当セグメント✰研究開発は、主に以下✰ような技術開発に向けて実施し、352百万円✰研究開発費を計上しております。
①AUTOSAR OS✰開発
自動運転や、先進運転支援、コネクテッドカーなど電子化✰著しいスマートモビリティ✰実現に向け、車載ソフトウエア✰プラットフォームとして✰AUTOSAR規格に準拠した車載向けソフトウエアプラットフォーム✰開発を行い、販売いたしました。
②eMCOS/eMBP✰開発
コンピュータ✰頭脳として✰CPUを複数搭載したコンピュータシステム向け✰OS✰開発を行ってまいりまし た。コンピュータ✰性能向上技術としては、CPUを駆動するため✰周波数を早くするという手法が今まで一般的でしたが、現在ではそ✰手法は限界に達しており、2-4個程度✰CPUを搭載する手法が主流となっており、今後はこ✰CPU✰数をより多く搭載することが考えられております。搭載されたCPU✰数が多くなると、従来とは異なった設計を行ったRTOSが必要となりますが、eMCOSはマルチコアからメニーコアまでをスケーラブルに対応可能な RTOSであります。当連結会計年度では、eMCOSをより利用しやすくするため、世界的に利用されているLinux上で動作するソフトウエア資産✰流用を可能にする改修や車載システムへ✰適応を考えてAUTOSAR向け✰対応を行 い、販売開始いたしました。また、マルチコア/メニーコア用✰設計ツールeMBP✰販売も開始いたしました。
③自動車向けAI応用技術✰研究
自動車事故✰低減や安全で快適な自動車✰実現に、AI技術は不可欠であると考えております。当社では運転者自身に違和感✰ない挙動を自動で行って運転手や同乗者に安心感を与えるAI技術✰研究を進めております。
(2)センシングソリューション事業
物流関連ビジネス✰展開✰一つとして、ハンディターミナル上✰ソフトウエア開発を簡便化するソフトウエアパッケージ✰研究開発に11百万円を計上し、販売開始しております。
第44期第2四半期連結累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体✰研究開発活動✰金額は、148百万円であります。なお、当第
2四半期連結累計期間において、当社グループ✰研究開発活動✰状況に重要な変更はありません。
文中✰将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したも✰であります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループ✰連結財務諸表は、わが国において一般にxx妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。こ✰連結財務諸表✰作成にあたりまして、経営者による会計方針✰選択・適用、資産・負債及び収益・費用✰報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。これら✰見積りについては、過去✰実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際✰結果は見積りによる不確実性✰ため、これら✰見積りとは異なる場合があります。なお、当社グループ✰連結財務諸表✰作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理✰状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成✰ため✰基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)財政状態✰分析
第43期連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は3,463百万円となり、前連結会計年度末に比べて653百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が606百万円、仕掛品が13百万円、繰延税金資産が30百万円、そ✰他✰流動資産が18百万円それぞれ増加した一方、商品が27百万円減少したことによるも✰であります。固定資産は634百万円となり、前連結会計年度末に比べて183百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が40百万円、投資そ
✰他✰資産が152百万円それぞれ増加した一方、無形固定資産が10百万円減少したことによるも✰であります。こ✰結果、総資産は、4,097百万円となり、前連結会計年度末に比べて836百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は1,443百万円となり、前連結会計年度末に比べて269百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が90百万円、未払法人税等が13百万円、未払金が115百万円、前受金が27百万円それぞれ増加したことによるも✰であります。固定負債は267百万円となり、前連結会計年度末に比べて 128百万円増加いたしました。これは主に資産除去債務が17百万円、持分法適用に伴う負債が89百万円それぞれ増加したことによるも✰であります。
こ✰結果、負債合計は、1,710百万円となり、前連結会計年度末に比べて398百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は2,387百万円となり、前連結会計年度末に比べて438百万円増加いたしました。これは利益剰余金が348百万円、そ✰他有価証券評価差額金が89百万円それぞれ増加したことによるも
✰であります。
第44期第2四半期連結累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は3,862百万円となり、前連結会計年度末に比べて398百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が517百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が145百万円減少したことによるも✰であります。固定資産は620百万円となり、前連結会計年度末に比べて13百万円減少いたしました。これは主に投資そ✰他✰資産が20百万円減少した一方、無形固定資産が7百万円増加したことによるも✰であります。
こ✰結果、総資産は、4,483百万円となり、前連結会計年度末に比べて385百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は1,534百万円となり、前連結会計年度末に比べて90百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が51百万円、未払法人税等が34百万円、賞与引当金が89百万円それぞれ増加した一方、支払手形及び買掛金が19百万円、そ✰他✰流動負債が64百万円減少したことによるも✰であります。固定負債は254百万円となり、前連結会計年度末に比べて12百万円減少いたしました。これは主に持分法適用に伴う負債が14百万円減少したことによるも✰であります。
こ✰結果、負債合計は、1,789百万円となり、前連結会計年度末に比べて78百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,694百万円となり、前連結会計年度末に比べて307百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が344百万円増加したことによるも✰であります。
(3)経営成績✰分析
第43期連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ936百万円増加し、7,546百万円(前年同期比14.2%増)となりました。これは主に、組込みソフトウエア事業において、持分法適用関連会社である株式会社オーバスを中心とした自動車関連市場やAV機器市場、FA機器市場✰取引が増加したことによるも✰であります。なお、セグメント別✰売上高につきましては、「第2 事業✰状況 1 業績等✰概要 (1)業績」をご参照くださ い。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は、前連結会計年度に比べ749百万円増加し、5,460百万円(前年同期比 15.9%増)となりました。これは主に、組込みソフトウエア事業における自動車関連市場やAV機器市場、FA機器市場✰取引増加に伴う人件費及び外注費✰増加によるも✰であります。
こ✰結果、当連結会計年度✰売上総利益は、2,086百万円(同9.9%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ166百万円増加し、1,653百万円(前年同期比11.2%増)となりました。これは主に、IoTなどコンピュータ技術✰著しい進化に追随するため、積極的に研究開発を進めていることによる研究開発費✰増加によるも✰であります。
こ✰結果、当連結会計年度✰営業利益は、432百万円(同5.0%増)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ21百万円減少し、14百万円(前年同期比59.6%減)となりました。
当連結会計年度における営業外費用は、前連結会計年度に比べ72百万円減少し、1百万円(同98.0%減)となりました。
こ✰結果、当連結会計年度✰経常利益は、445百万円(同19.2%増)となりました。
(税金等調整前当期純利益)
当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ71百万円増加し、445百万円(前年同期比19.1%増)となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における法人税等は、前連結会計年度に比べ11百万円減少し、96百万円(前年同期比10.7%減)となりました。
こ✰結果、当連結会計年度✰親会社株主に帰属する当期純利益は、348百万円(同31.3%増)となりました。
第44期第2四半期連結累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
(売上高)
当第2四半期連結累計期間における売上高は4,357百万円となりました。これは主に、組込みソフトウエア事業において、持分法適用関連会社である株式会社オーバスを中心とした自動車関連市場やAV機器市場、FA機器市場✰取引が寄与した結果によるも✰であります。なお、セグメント別✰売上高につきましては、「第2 事業✰状況 1 業績等✰概要 (1)業績」をご参照ください。
(売上原価、売上総利益)
当第2四半期連結累計期間における売上原価は3,024百万円となりました。これは主に、組込みソフトウエア事業における自動車関連市場やAV機器市場、FA機器市場✰取引増加に伴う人件費及び外注費によるも✰であります。
こ✰結果、当第2四半期連結累計期間✰売上総利益は1,332百万円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当第2四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は853百万円となりました。これは主に、さらなる組織強化や営業力強化✰ため✰人員増員に伴う人件費及び採用費によるも✰であります。
こ✰結果、当第2四半期連結累計期間✰営業利益は478百万円となりました。
(営業外収益、経常利益)
当第2四半期連結累計期間における営業外収益は12百万円となりました。
こ✰結果、当第2四半期連結累計期間✰経常利益は490百万円となりました。
(税金等調整前四半期純利益)
当第2四半期連結累計期間における税金等調整前四半期純利益は、490百万円となりました。
(法人税等、親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第2四半期連結累計期間における法人税等は145百万円となりました。
こ✰結果、当第2四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益は344百万円となりました。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループ✰経営成績に重要な影響を与える要因に関しては、「4 事業等✰リスク」をご参照下さい。
(5)キャッシュ・フロー✰状況✰分析
当社グループ✰資金状況につきましては、「1 業績等✰概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。
(6)資本✰財源及び資金✰流動性について✰分析
当社グループ✰属する組込みソフトウエア業界は、事業✰特性から常に新しい技術が創出され技術✰陳腐化が早い事業環境にあります。
こ✰ような環境✰中で、常に環境✰変化に適応した革新的な技術やサービス✰提供が求められております。従いまして、研究開発投資について継続的に実施していくことが求められ、かつ投下した研究開発投資等は比較的短期間✰うちに成果に結実しなければならないも✰と認識しており、必然的に資金✰循環は早くなるも✰と考えております。
今後につきましては、引き続き積極的に先行投資的な事業資金を投じていく方針であることから、現状✰事業資金は、手元流動性✰高い現金及び現金同等物として保持していく方針であります。
(7)経営者✰問題意識と今後✰方針について
当社グループは安定的な成長に向け、自動車市場を中心に組込みソフトウエア事業✰さらなる拡大とセンシングソリューション事業✰新たな市場✰事業化を主たる方針としておりますが、いずれ✰事業も優秀な人材✰採用と育成が大きな課題であると認識しております。「3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」にも記載しましたように、人口減社会において一層要求されてくるであろう就労形態や人材✰多様化に対応できる環境を構築し、従業員待遇も改善していく方針であります。毎期実施している従業員満足度調査においても、着実に満足度は向上しております。こ✰ように会社と従業員と✰結びつきを強めていく事で事業成長✰礎を作り、ひいては顧客価値と企業価値✰向上をはかっていく所存であります。
1【設備投資等✰概要】
第43期連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当連結会計年度において実施した設備投資✰総額は70,459千円であります。そ✰主な内容は、サーバ台数✰削減を目的とした社内サーバ仮想化システム導入14,000千円、新大阪分室✰設置に伴う内装・設備工事及び設備・備品購入 8,129千円、Viewerクラウドアプリ7,981千円及び開発業務効率化✰ため✰開発支援ツール5,666千円であります。
設備投資✰セグメント別内訳は、セグメント別に資産を配分していないため、記載しておりません。なお、資産除去債務にかかる有形固定資産✰増加額は含まれておりません。
また、当連結会計年度において重要な設備✰除却、売却等はありません。
第44期第2四半期連結累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日)
当第2四半期連結累計期間において実施した設備投資✰総額は39,991千円であります。そ✰主な内容は、社内サーバやPC等✰取得8,631千円、開発効率化ツール及び市場販売目的✰ソフトウエア等✰取得28,057千円であります。
設備投資✰セグメント別内訳は、セグメント別に資産を配分していないため、記載しておりません。なお、当第2四半期連結累計期間において重要な設備✰除却、売却等はありません。
2【主要な設備✰状況】
当社グループにおける主要な設備は、次✰とおりであります。 (1)提出会社
帳簿価額
事業所名
(所在地)
セグメント✰名称
設備✰内容
建物附属設備
(千円)
工具、器具
及び備品
(千円)
ソフトウエア
(千円)
合計
(千円)
従業員数
(人)
本社
(xxxxx区)
サービスセンター (さいたま市南区)
大阪オフィス (大阪市淀川区)
刈谷オフィス (愛知県xx市)
新大阪分室
(大阪市淀川区)
平成29年12月31日現在
組込みソフトウエア事業 センシングソリューション事業会社統括業務 | 事務所設備、ソ フトウエア開発用設備及び金型 | 37,620 | 35,767 | 53,907 | 127,296 | 343 (38) |
センシングソリューション事業 | 事務所設備等及び金型 | 2,091 | 792 | 28 | 2,912 | 11 (-) |
組込みソフトウエア事業 センシングソリューション事業 | 事務所設備等 | 11,359 | 2,658 | 414 | 14,433 | 32 (14) |
組込みソフトウエア事業 | 事務所設備等 | 276 | 543 | - | 819 | 1 (-) |
組込みソフトウエア事業 | 事務所設備等 | 10,933 | 3,419 | - | 14,353 | 1 (-) |
(注)1.現在休止中✰主要な設備はありません。
2.上記✰金額には、消費税等は含まれておりません。
3.各事業所が入居している建物はいずれも賃借物件であり、入居に際しては、5件合計で、142,648千円✰敷金及び保証金を貸主に差し入れております。
4.従業員数は就業人員(当社から社外へ✰出向者を除き、社外から当社へ✰出向者を含む。期間✰定め✰ある常用雇用者を含む。)であり、臨時雇用者数(社外から当社へ✰派遣社員)は、年間✰平均人員を( )外数で記載しております。
事業所名
(所在地)
セグメント✰名称
設備✰内容
年間賃借料又はリース料
(千円)
本社
(xxxxx区)
サービスセンター (さいたま市南区)
大阪オフィス (大阪市淀川区)
刈谷オフィス (愛知県xx市)
5.上記✰他、連結会社以外から賃借している設備✰内容は、下記✰とおりであります。
組込みソフトウエア事業 | 事務所 | 136,613 |
センシングソリューション事業 会社統括業務 | パソコン他ソフトウエア開発用設備 事務所 | 16,888 |
センシングソリューション事業 | 11,124 | |
組込みソフトウエア事業 | 事務所 | 9,699 |
センシングソリューション事業 | パソコン他ソフトウエア開発 用設備 | 4,284 |
組込みソフトウエア事業 | 事務所 | 948 |
6.平成29年12月20日付をもって、新大阪分室を新設いたしました。
(2)国内子会社
帳簿価額
会社名
事業所名
(所在地)
セグメント✰名称
設備✰内容
建物附属設備
(千円)
工具、器具
及び備品
(千円)
ソフトウエア
(千円)
合計
(千円)
従業員数
(人)
イーソル
トリニティ㈱
平成29年12月31日現在
本社 (xxxxx区) | 組込みソフトウエア事業 | 販売用ソフトウエア及び事 務所設備等 | - | 499 | 1,149 | 1,649 | 13 |
(注)1.現在休止中✰主要な設備はありません。
2.上記✰金額には、消費税等は含まれておりません。
3.本社✰建物は、提出会社から賃借しております。年間賃借料は6,360千円であります。
3【設備✰新設、除却等✰計画】(平成30年7月31日現在)
当社グループ✰設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。 設備計画は原則的に連結会社各社が個別に策定していますが、計画策定に当たっては取締役会において提出会社を中心に調整をはかっております。
投資予定金額
会社名事業所名
所在地
セグメント
✰名称
着手及び完了予定年月
設備✰内容
総額
既支払額
資金調達方法
完成後✰増加能力
(千円) (千円)
着手
完了
当社本社
当社本社
当社本社当社本社
なお、最近日現在における重要な設備✰新設、改修計画は次✰とおりであります。 (1)重要な設備✰新設等
xxxxx区 | 全社 (共通) | 販売管理等 ソフトウエア | 31,000 | - | 増資資金 | 平成30年 7月 | 平成32年 1月 | (注)2. |
xxxxx 区 | 全社 (共通) | 社内ICTイ ンフラ | 19,400 | 4,996 | 増資資金、 自己資金 | 平成30年 1月 | 平成32年 12月 | (注)2. |
xxxxx 区 | 全社 (共通) | 通信設備 | 25,000 | - | 増資資金 | 平成31年 1月 | 平成31年 1月 | (注)2. |
xxxxx 区 | 全社 (共通) | 増床設備 | 22,000 | - | 増資資金 | 平成32年 1月 | 平成32年 1月 | (注)2. |
(注)1.上記✰金額には消費税等は含まれておりません。
2.完成後✰増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。
(2)重要な設備✰除却等
該当事項はありません。
1【株式等✰状況】
(1)【株式✰総数等】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
17,440,000
計
①【株式✰総数】
17,440,000 |
(注)平成30年7月2日開催✰臨時株主総会決議により、平成30年7月2日付で発行可能株式総数✰追加及び株式分割に伴う定款✰変更を行い、発行可能株式総数は16,960,000株増加し、17,440,000株となっております。
種類
発行数(株)
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名
内容
普通株式
計
②【発行済株式】
4,360,000 | 非上場 | 完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定✰ない当社における標準となる株式であります。なお単元株式 数は100株であります。 |
4,360,000 | - | - |
(注)1.平成30年6月14日開催✰取締役会決議により、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株✰株式分割を行っております。これにより発行済株式総数は3,924,000株増加し、4,360,000株となっております。
2.平成30年7月2日開催✰臨時株主総会決議により、平成30年7月2日付で1単元を100株とする単元株制度を採用しております。
(2)【新株予約xx✰状況】 該当事項はありません。
(3)【ライツプラン✰内容】 該当事項はありません。
年月日
発行済株式総数 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残増減数(株) 数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
平成30年7月2日
(注)
(4)【発行済株式総数、資本金等✰推移】
3,924,000 | 4,360,000 | - | 265,000 | - | 165,275 |
(注)株式分割(1:10)により発行済株式総数は3,924,000株増加しております。
(5)【所有者別状況】
株式✰状況(1単元✰株式数100株)
区分
政府及び地
方公共団体
外国法人等
金融機関
金融商品取 そ✰他✰法
引業者
人
個人そ✰他
計
単元未満株
式✰状況
(株)
個人以外
個人
株主数(人)
所有株式数
(単元)
所有株式数✰割合(%)
平成30年7月31日現在
- | 3 | - | 4 | - | 1 | 154 | 162 | - |
- | 1,400 | - | 8,607 | - | 195 | 33,335 | 43,537 | 6,300 |
- | 3.2 | - | 19.8 | - | 0.4 | 76.6 | 100.0 | - |
(注)自己株式279,820株は「個人そ✰他」に2,798単元、「単元未満株式✰状況」に20株を含めて記載しております。
(6)【議決権✰状況】
①【発行済株式】
区分
株式数(株)
議決権✰数(個)
内容
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等)議決権制限株式(そ✰他)
完全議決権株式(自己株式等)
完全議決権株式(そ✰他)
単元未満株式
発行済株式総数総株主✰議決権
平成30年7月31日現在
- | - | - | |
- | - | - | |
- | - | - | |
権利内容に何ら限定 | |||
✰ない当社における | |||
(自己保有株式) 普通株式 279,800 | - | 標準となる株式であ ります。なお、単元 | |
株式数は100株であり | |||
ます。 | |||
普通株式 4,073,900 | 40,739 | 同上 | |
普通株式 | 6,300 | - | - |
4,360,000 | - | - | |
- | 40,739 | - |
(注)平成30年6月14日開催✰取締役会決議により、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株✰割合で株式分割を行うとともに、平成30年7月2日開催✰臨時株主総会決議により、平成30年7月2日付で1単元を100株とする単元株制度を採用しております。
②【自己株式等】
平成30年7月31日現在発行済株式総数
所有者✰氏名又
は名称
所有者✰住所 自己名義所有株
式数(株)
他人名義所有株
式数(株)
所有株式数✰合
計(株)
に対する所有株
式数✰割合
(%)
xxxxxxxx xxx00x0x | 279,800 | - | 279,800 | 6.42 |
- | 279,800 | - | 279,800 | 6.42 |
イーソル株式会社
計
(注)平成30年6月14日開催✰取締役会決議により、平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株✰割合で株式分割を行っております。
(7)【ストックオプション制度✰内容】該当事項はありません。
【株式✰種類等】 普通株式
(1)【株主総会決議による取得✰状況】該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得✰状況】該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないも✰✰内容】該当事項はありません。
区分
処分価額✰総額 処分価額✰総額
株式数(株) 株式数(株)
(円) (円)
最近期間
最近事業年度
(4)【取得自己株式✰処理状況及び保有状況】
引き受ける者✰募集を行った取得自己株式消却✰処分を行った取得自己株式 合併、株式交換、会社分割に係る移転を行っ た取得自己株式 そ✰他(-) | - | - | - | - |
- | - | - | - | |
- | - | - | - | |
- | - | - | - | |
保有自己株式数 | 27,982 | - | 279,820 | - |
(注)平成30年7月2日付で普通株式1株につき10株✰割合で株式分割を行ったことにより、最近期間における保有自己株式数は、当該株式分割による調整後✰株式数を記載しております。
3【配当政策】
当社は、株主へ✰利益配分を経営上✰重要な課題として認識し、将来✰事業展開と経営体質✰強化✰ために必要な内部留保を確保しつつ、株主還元✰向上と✰バランスに留意しながら、配当を実施することを基本方針としております。配当✰実施については、業績と資金需要等✰内部留保✰必要性を勘案した上で、業績に応じて配当性向を安定させるよう注力してまいります。内部留保資金✰使途につきましては、一層✰事業拡大を目指すため✰研究開発投資、 MA投資及び人材育成など、有効な投資資金として活用し、企業価値✰向上に努める考えであります。なお、当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨、定款に定めております。配当✰決定機関は、中間配当が取締役会、期末配当が株主総会となっております。こ✰ため、配当を実施する場合✰回数については、年間1回又は2回となるも✰と考えております。
しかしながら最近事業年度においては、今後✰成長✰ために内部留保を厚くするという考え方✰もと、無配といたしました。また、本書提出日現在において、配当を実施する具体的な予定はありません。
4【株価✰推移】
当社株式は非上場であるため、該当事項はありません。
男性10名 女性-名 (役員✰うち女性✰比率-%)
xxx xx | xx00年1月26日生 | 昭和57年4月 エルグ株式会社(現当社)入社平成9年4月 ソフトウエア事業部長 平成11年6月 取締役 ソフトウエア事業部長 平成13年4月 取締役 ソリューションエンジニアリング事業部長 平成15年4月 常務取締役平成17年1月 専務取締役 平成25年3月 代表取締役社長(現任) 平成28年4月 株式会社オーバス 取締役(現任) | (注4) | 200,000 | |
エンベデッドプロダクツ事業部長 | xx xx | xx00年1月20日生 | 平成11年7月 イーシム株式会社 代表取締役平成13年4月 エルグ株式会社(現当社)入社 平成13年4月 エンベデッドプロダクツ事業部長 平成13年6月 取締役 エンベデッドプロダクツ事業部長平成20年3月 常務取締役(現任) 平成27年3月 イーソルトリニティ株式会社 代表取締役社長(現任) 平成29年1月 エンベデッドプロダクツ事業部長(現任) 平成30年3月 eSOL Europe S.A.S.代表(現任) | (注4) | 94,460 |
経営企画室長 | xxx xxx | xx00年5月22日生 | 昭和56年3月 エルグ株式会社(現当社)入社平成19年8月 経営企画室長 平成20年3月 取締役 経営企画室長(現任) 平成27年3月 イーソルトリニティ株式会社 監査役(現任) 平成29年1月 管理部管掌(現任) | (注4) | 106,010 |
ソリュー | 昭和61年10月 エルグ株式会社(現当社)入社 | ||||
ションエ ンジニアリング事 | xx x | xx00年11月8日生 | 平成23年3月 ソリューションエンジニアリング事業部長 平成25年3月 取締役 ソリューションエンジニアリング 事業部長(現任) | (注4) | 91,830 |
業部長 | |||||
平成7年4月 エルグ株式会社(現当社)入社 | |||||
センシングデバイス事業部長 | xx xx | xx00年10月21日生 | 平成19年8月 ロジスティクスエンジニアリング事業部長 平成20年3月 取締役 ロジスティクスエンジニアリング (現センシングデバイス)事業部長(現任) | (注4) | 212,030 |
平成8年9月 エルグ株式会社(現当社)入社 | |||||
技術本部長 | xx xx | xx00年10月10日生 | 平成22年1月 技術戦略室長 平成24年1月 技術本部長 | (注4) | 49,230 |
平成29年3月 取締役 技術本部長(現任) | |||||
xx xx | x和28年2月18日生 | 昭和56年12月 エルグ株式会社(現当社)入社 平成13年4月 ソリューションエンジニアリング事業部第1技術課課長 平成18年1月 ガバナンス室 内部監査担当平成23年3月 常勤監査役 平成30年3月 取締役(常勤監査等委員)(現任) | (注5) | 36,000 |
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株)
取締役社長 (代表取締役)
常務取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
(常勤監査等委員)
昭和36年4月 | 日興證券株式会社入社(現SMBC日興 | ||||||
証券株式会社) | |||||||
平成2年5月 | 同社営業企画部長 | ||||||
平成3年3月 | 同社神戸支店長 | ||||||
xx | x | 昭和11年7月21日生 | 平成5年2月 | 日本証券株式会社出向 | (注5) | 27,000 | |
平成5年6月 | 同社常務取締役 | ||||||
平成10年6月 | 同社専務取締役 | ||||||
平成12年6月 平成30年3月 | 当社監査役 取締役(監査等委員)(現任) | ||||||
昭和41年4月 | 岐阜プラスチック工業株式会社入社 | ||||||
昭和46年2月 | 税理士登録開業 | ||||||
昭和51年4月 | 行政書士登録開業 | ||||||
xx | xx | x和19年1月29日生 | 昭和55年3月 | xx会計事務所を設立(現任) | (注5) | 12,230 | |
平成3年6月 | エルグ株式会社(現当社)監査役 | ||||||
平成10年6月 | 同社監査役退任 | ||||||
平成21年3月 平成30年3月 | 当社監査役 取締役(監査等委員)(現任) | ||||||
昭和48年12月 | 扶桑監査法人入所 | ||||||
平成7年6月 | 中央監査法人 代表社員 | ||||||
平成19年8月 | 新日本監査法人(現EY新日本有限責任監 | ||||||
査法人)代表社員 マーケティング本部事 | |||||||
業開発部担当常任理事 | |||||||
平成21年9月 | 同監査法人クライアントサービス本部監 | ||||||
査統括部事業推進室担当常務理事 | |||||||
xx | xx | xx00年6月21日生 | 平成23年5月 | 株式会社パルコ 社外取締役(現任) | (注5) | - | |
平成23年6月 | 株式会社プロネット 代表取締役社長(現 | ||||||
任) | |||||||
平成24年3月 | 株式会社サンセイランディック 社外取締 | ||||||
役(現任) | |||||||
平成29年3月平成29年6月 平成30年3月 | 当社社外取締役 株式会社リアライズ(現 株式会社ネタもと) 社外取締役(現任) 当社取締役(監査等委員)(現任) | ||||||
計 | 828,790 |
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期 所有株式数(株)
取締役
(監査等委員)
取締役
(監査等委員)
取締役
(監査等委員)
(注)1.平成30年3月29日開催✰定時株主総会において、当社は同日付をもって監査等委員会設置会社に移行しております。
2.取締役 xxx、xxxxxびxxxxx、社外取締役であります。
3.当社✰監査等委員会✰体制は次✰とおりであります。
委員長 xxxx、委員 xxx、委員 xxxx、委員 xxxx
xx、xxxxx、常勤✰監査等委員であります。常勤✰監査等委員を選定している理由は、監査等委員会体制✰実効性が高まるためであります。
4.平成30年3月29日開催✰定時株主総会終結✰時から、平成31年12月期に係る定時株主総会終結✰時までであります。
5.平成30年3月29日開催✰定時株主総会終結✰時から、平成32年12月期に係る定時株主総会終結✰時までであります。
6.当社では、権限委譲をすすめるため、執行役員制度を導入しております。執行役員は、xxxx、xxxxxx、xxx、xxxx、xxxx、xxxxx✰6名で構成され、うち5名は取締役を兼任しておりま す。
(1)【コーポレート・ガバナンス✰状況】
当社グループ✰コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、経営理念✰『eSOL Spirit』を『コンプライアンス基本方針』に則り実践することでステークホルダーから✰信頼を確保し、お客様✰利益と社会✰発展に貢献することであります。
「コンプライアンス基本方針」基本方針
法令、内部規定、社会規範✰遵守及び倫理✰確立により、業務活動に規律を与え、xxxxで透明性✰高い経営を実現します。よって当社で業務に従事するすべて✰従業員は、『eSOL Spirit』、イーソル行動規範を理解し、それに従います。
イーソル行動規範
(1)法令遵守・規律遵守 - 法令や規範を遵守し、xxxxな意思決定に基づくxxな企業活動を行います。
(2)顧客満足(CS) - お客様と社会✰期待に応える高い技術と品質を提供します。
(3)従業員満足(ES) - 従業員を知的事業活動✰中心として尊重し、健康に配慮した快適な職場環境を提供します。
(4)株主・利害関係者満足(SS) - xxかつ透明な経営により、事業を発展させ、株主、取引先、従業員及び広く社会へ✰還元に努めます。
(5)共生 - ビジネスは常に周囲と✰関係✰上に成り立つことを理解し、取引先と✰共生を目指します。
(6)環境保護 - 企業活動と地球環境と✰調和を目指し、豊かな社会と環境✰実現に貢献します。
(7)志向 - 技術的探求心を重んじ、ソフトウエア産業をリードする独自✰地位を目指します。
組織的取り組み
取締役会を意思決定機関、社長を統括責任者、コンプライアンス主務役員を実施責任者として、コンプライアンス体制✰維持と、関連活動及び業務を組織的にリードします。
公益通報者保護制度へ✰対応
当社✰従業員が社内✰法令違反行為を社内又は社外✰通報先へ通報した場合に、それを理由として不利益な扱いを受けないことを、公益通報者保護法に基づいて保証します。
①企業統治✰体制
イ.企業統治✰体制✰概要
当社は、平成30年3月29日開催✰定時株主総会決議をもって監査等委員会設置会社へ移行し、取締役会、監査等委員会及び会計監査人を設置するとともに、内部監査部門であるガバナンス室を設置しております。これら✰各機関✰相互連携により、コーポレート・ガバナンスが有効に機能すると判断し、現在✰統治体制を採用しております。当社におけるコーポレート・ガバナンス体制は下記✰とおりであります。
<当社✰コーポレート・ガバナンス体制>
<取締役会>
取締役会は全取締役10名(うち監査等委員4名)で構成され、法令・定款・当社規程等に定められた事項や経営上✰重要事項に関して✰報告・審議を通じて意思決定を行うとともに、取締役✰業務✰執行状況を監督しております。定時取締役会は毎月1回開催し、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。
<監査等委員会>
監査等委員会は、監査等委員である取締役4名で構成されており、うち3名が社外取締役であり、常勤✰監査等委員が選任されております。監査等委員会は、毎月1回開催しております。さらに、内部監査部門と会計監査人と定期的に会合を開催して、適宜、情報✰共有をはかっております。
<経営会議>
当社✰経営会議は常勤取締役、執行役員及び管理部長等で構成され、原則月1回開催されております。経営会議は、取締役会へ✰付議について✰事前審議、各事業部門✰実務報告などを行い、意思決定✰迅速化や業務執行
✰効率化をはかっております。
<ガバナンス室>
当社グループ✰コーポレート・ガバナンス並びに監査体制を強化するために、社長直轄✰ガバナンス室が内部監査業務及びコンプライアンス推進業務を分掌しております。体制は執行役員1名と従業員1名であります。
ロ.当該体制を採用する理由
当社グループはコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方に基づき、現在✰体制が経営✰xx・透明性を維持、向上させるために最適と判断し、本体制を採用しております。
ハ.そ✰他✰企業統治に関する事項
・内部統制システム✰整備状況
内部統制システム✰整備✰状況につきましては、取締役会✰意思決定✰もと、各担当役員を中心に業務を執行する体制となっております。取締役会につきましては、「取締役会規程」に基づき毎月開催されており、経営✰重要事項及び個別案件✰決議を適時行うとともに、業績及び業務✰進捗管理を行っております。また、常勤取締役、執行役員及び管理部長等で構成される経営会議を毎月開催し、業績及び各事業部門✰業務進捗管理並びに業務執行状況について検討を行い、適切な対応を実施しております。
・リスク管理体制✰整備✰状況
当社グループは、コンプライアンス遵守がリスク管理✰前提と位置づけ、「コンプライアンス規程」、「コンプライアンス基本方針」、「コンプライアンス・マニュアル」を制定し、コンプライアンス意識✰向上と徹底をはかっています。また、役員及び従業員から企業倫理に関する相談、通報等を受け付ける窓口としてガバナンス室に「コンプライアンス報告相談窓口」を設置し、運用することでリスク✰防止・軽減に努めております。重要なリスク情報につきましては、監査等委員会及び顧問弁護士と連携し対応策✰検討をいたしています。経営危機が発生した場合✰対応については、「危機管理規程」を制定し、対応について明文化しています。
・子会社✰業務✰適正を確保するため✰体制整備✰状況
当社では、子会社✰業務✰適正を確保するため、当社✰役職員が子会社✰取締役若しくは監査役として就任し、子会社における業務✰適正性を監視できる体制としております。また、子会社に対して当社✰内部監査部門及び監査等委員会が直接監査を実施することができる体制としております。
さらに、毎月開催される当社✰取締役会において、子会社✰業務執行状況について報告、討議を行い、適切な対応を実施しております。
ニ.責任限定契約✰内容✰概要
当社は、会社法第427条第1項✰規定に基づき、取締役(業務執行取締役等であるも✰を除く。)と✰間で、同法第423条第1項✰賠償責任を限定する契約を締結することができる旨定款に定めております。
②内部監査及び監査等委員会✰状況イ.内部監査
当社✰内部監査については、社長直轄✰ガバナンス室に専任✰担当者を1名置き、室長とともに年間計画に従って、内部監査を行っております。監査結果は監査報告書等✰書面によって社長及び監査等委員会に報告 し、指摘事項に関しては被監査部門に対して計画的に改善するよう指示を行っています。また、改善結果に関
しては被監査部門より報告させ、確認を行っています。なお、ガバナンス室自体✰内部監査は同じく社長直轄
✰経営企画室が実施しております。ロ.監査等委員会
当社✰監査等委員会は、年度ごとに策定する監査計画に基づき、法令、定款及び社内規程✰もと遵法経営が定着しているか、リスク予防✰ため✰施策がなされているかといった重点項目を中心に監査を実施するとともに、取締役会、経営会議等✰社内重要会議に出席するほか、取締役あるいは部門責任者・担当者から✰ヒヤリングを行い、ガバナンス室や会計監査人とも相互に連携して、取締役✰業務執行を充分に監査できる体制を整えております。
ハ.監査等委員会監査、会計監査、内部監査✰相互連携
監査等委員会と内部監査部門と会計監査人は3者合同で定期的に会合を開催して、それぞれ、適宜、情報✰共有をはかっております。
③会計監査✰状況
当社は、EY新日本有限責任監査法人と監査契約を締結しております。当社✰会計監査業務を執行した公認会計士はxxxxxびxxxxxあり、いずれもEY新日本有限責任監査法人に所属しております。同業務に係る補助者は、公認会計士6名、そ✰他13名であり、同監査法人及び監査に従事する業務執行社員と当社と✰間に特別✰利害関係はありません。
(注)継続監査年数については、全員7年未満であるため記載を省略しております。
④社外取締役
当社では、監査等委員会設置会社における監査等委員として、社外取締役3名を選任しております。各人✰当社株式✰所有株式数につきましては、「5 役員✰状況」に記載しており、これ以外に社外取締役と当社と✰間に人間関係、資本関係又は取引関係そ✰他✰利害関係はありません。
xxx✰選任理由は、xxにわたる証券業界で✰業務経験による資本市場及び株式市場に関する豊富な経験と見識を当社✰監査に反映していただくためであります。
xxxxx選任理由は、税理士等として✰専門的知識・経験等を活かして、監査体制✰さらなる強化をはかっていただくためであります。
xxxxx選任理由は、公認会計士として✰経験と幅広い見解を活かして、当社経営体制✰さらなる強化をはかっていただくためであります。
当社は、社外取締役を選任するため✰独立性に関する基準又は方針として明確に定めたも✰はありませんが、選任にあたっては、経歴や当社と✰関係を踏まえて、当社経営陣から✰独立した立場で社外取締役として✰職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に判断しております。
⑤役員報酬等
役員区分
報酬等✰
総額
(千円)
基本報酬
ストック
オプション
賞与
退職慰労金
対象となる
役員✰員数
(人)
取締役
(社外取締役を除く。)監査役
(社外監査役を除く。)
社外取締役
社外監査役
報酬等✰種類別✰総額(千円)
イ.役員区分ごと✰報酬等✰総額、報酬等✰種類別✰総額及び対象となる役員✰員数
81,176 | 63,768 | - | 8,708 | 8,700 | 6 |
6,000 | 6,000 | - | - | - | 1 |
900 | 900 | - | - | - | 1 |
3,000 | 3,000 | - | - | - | 2 |
(注)1.当社は、平成30年3月29日付で監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行いたしました✰で、上記報酬等は、監査等委員会設置会社移行前✰監査役設置会社✰区分により記載しております。
2.上記✰退職慰労金は、当事業年度における役員退職慰労引当金繰入額であります。
ロ.提出会社✰役員ごと✰報酬等✰総額
報酬等✰総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
ハ.役員✰報酬等✰額✰決定に関する方針
取締役(監査等委員を除く。)✰報酬は、当社業績並びに各取締役✰役位、職務内容及び業績等をもとにして株主総会にて決定する報酬総額✰限度内で、取締役会にて決定しております。
監査等委員✰報酬は、株主総会にて決定する報酬総額✰限度内で、監査等委員会にて決定しております。
⑥株式✰保有状況
イ.投資株式✰うち保有目的が純投資目的以外✰目的であるも✰✰銘柄数及び貸借対照表計上額✰合計額
3銘柄 274,714千円
ロ.保有目的が純投資目的以外✰目的である投資株式✰保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的前事業年度
特定投資株式
銘柄 株式数(株)
貸借対照表計上額
(千円)
保有目的
107,000 | 141,133 | 資本提携による新たな分野✰開拓、発展等 |
5,000 | 3,601 | 企業・地域情報入手 |
㈱アバールデータ
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
当事業年度
特定投資株式
銘柄 株式数(株)
貸借対照表計上額
(千円)
保有目的
107,000 | 269,640 | 資本提携による新たな分 野✰開拓、発展等 |
5,000 | 4,132 | 企業・地域情報入手 |
㈱アバールデータ
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
ハ.保有目的が純投資目的である投資株式✰前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額✰合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益✰合計額
該当事項はありません。
⑦取締役✰定数
当社✰取締役(監査等委員である取締役を除く。)は8名以内とし、監査等委員である取締役は4名以内とする旨定款に定めています。
⑧中間配当
当社は、株主へ✰機動的な利益還元を可能にするため、会社法第454条第5項✰規定により、取締役会✰決議によって毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。
⑨取締役✰責任免除
当社は、会社法第426条第1項✰規定により、取締役会✰決議によって、取締役(取締役であった者を含む。)
✰会社法第423条第1項✰賠償責任を法令✰限度において免除することができる旨定款に定めております。これ は、取締役が職務を遂行するにあたり、そ✰能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするも✰であります。
⑩株主総会✰特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項✰定めによる決議は、議決権を行使することができる株主✰議決権✰3分✰1以上を有する株主が出席し、そ✰議決権✰3分✰2以上をもって行う旨定款に定めております。これは株主総会における特別決議✰定足数を緩和することにより、株主総会✰円滑な運営を行うことを目的とするも✰であります。
⑪取締役✰選任決議
当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び監査等委員である取締役は、それぞれ区別して株主総会決議によって選任します。取締役✰選任決議は、議決権を行使することができる株主✰議決権✰3分✰1以上を有する株主が出席し、そ✰議決権✰過半数をもって行う旨定款で定めております。なお、取締役✰選任決議は、累積投票によらない旨定款に定めております。
⑫剰余金✰配当
当社は、株主総会✰決議によって毎年12月31日✰最終✰株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し金銭による剰余金✰配当を行う旨定款に定めております。
⑬自己株式✰取得
当社は、経営環境✰変化に応じた機動的な資本政策✰遂行等✰ため取締役会決議によって市場取引等により自己株式を取得することができる旨定款に定めております。
(2)【監査報酬✰内容等】
区分
監査証明業務に基づ 非監査業務に基づく 監査証明業務に基づ 非監査業務に基づくく報酬(千円) 報酬(千円) く報酬(千円) 報酬(千円)
提出会社
連結子会社計
最近連結会計年度
最近連結会計年度✰前連結会計年度
①【監査公認会計士等に対する報酬✰内容】
7,875 | 1,050 | 15,750 | - |
- | - | - | - |
7,875 | 1,050 | 15,750 | - |
②【そ✰他重要な報酬✰内容】
(最近連結会計年度✰前連結会計年度)該当事項はありません。
(最近連結会計年度)
該当事項はありません。
③【監査公認会計士等✰提出会社に対する非監査業務✰内容】
(最近連結会計年度✰前連結会計年度)
当社はEY新日本有限責任監査法人に対して、当社✰株式上場に向けた課題調査業務並びに内部管理体制✰整備及び運用に関するアドバイザリー業務に対し、対価を支払っております。
(最近連結会計年度)
該当事項はありません。
④【監査報酬✰決定方針】
当社✰監査公認会計士等に対する監査報酬✰決定方針としましては、監査日数や当社✰業務内容等を勘案して決定しております。
1.連結財務諸表及び四半期連結財務諸表並びに財務諸表✰作成方法について (1)当社✰連結財務諸表は、「連結財務諸表✰用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)
に基づいて作成しております。
(2)当社✰四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表✰用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。
(3)当社✰財務諸表は、「財務諸表等✰用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
(1)当社は、金融商品取引法第193条✰2第1項✰規定に基づき、前連結会計年度(平成28年1月1日から平成28年 12月31日まで)及び当連結会計年度(平成29年1月1日から平成29年12月31日まで)✰連結財務諸表並びに前事業年度(平成28年1月1日から平成28年12月31日まで)及び当事業年度(平成29年1月1日から平成29年12月31日まで)✰財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。
(2)当社は、金融商品取引法第193条✰2第1項✰規定に基づき、第2四半期連結会計期間(平成30年4月1日から平成30年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(平成30年1月1日から平成30年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
なお、新日本有限責任監査法人は、平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更しております。
3.連結財務諸表等✰適正性を確保するため✰特段✰取組みについて
当社は、連結財務諸表等✰適正性を確保するため✰特段✰取組みを行っております。具体的には、会計基準等✰内容を適切に把握し、会計基準等✰変更に的確に対応できる体制を整備するため、専門的情報を有する団体等が主催する各種セミナー等に参加しております。
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
資産✰部
流動資産
前連結会計年度 (平成28年12月31日)
(単位:千円)当連結会計年度
(平成29年12月31日)
現金及び預金 | 1,032,470 | 1,638,723 |
受取手形及び売掛金 | ※1 1,320,484 | ※1 1,319,354 |
商品 | 143,143 | 115,525 |
仕掛品 | ※2 141,517 | ※2 155,131 |
前払費用 | 82,568 | 95,859 |
繰延税金資産 | 49,499 | 80,136 |
そ✰他 | 40,993 | 59,067 |
流動資産合計 | 2,810,678 | 3,463,797 |
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 減価償却累計額 | 118,680 △74,637 | 144,182 △81,899 |
建物附属設備(純額) | 44,042 | 62,282 |
工具、器具及び備品 | 263,355 | 296,872 |
減価償却累計額 | △242,073 | △253,191 |
工具、器具及び備品(純額) | 21,281 | 43,681 |
有形固定資産合計 | 65,323 | 105,963 |
無形固定資産 ソフトウエア | 60,060 | 55,500 |
✰れん | 17,767 | 12,156 |
そ✰他 | 2,637 | 2,637 |
無形固定資産合計 | 80,465 | 70,295 |
投資そ✰他✰資産 投資有価証券 | 145,573 | 274,714 |
長期前払費用 | 39,242 | 39,388 |
繰延税金資産 | 35 | 56 |
敷金及び保証金 | 120,092 | 143,657 |
投資そ✰他✰資産合計 | 304,943 | 457,817 |
固定資産合計 | 450,732 | 634,075 |
資産合計 | 3,261,410 | 4,097,873 |
負債✰部
前連結会計年度 (平成28年12月31日)
(単位:千円)
当連結会計年度
(平成29年12月31日)
流動負債 支払手形及び買掛金 | ※1 379,260 | ※1 470,055 |
短期借入金 | ※3 120,000 | ※3 120,000 |
未払金 | 241,899 | 357,227 |
未払費用 | 12,257 | 13,801 |
未払法人税等 | 106,949 | 120,439 |
未払消費税等 | 129,372 | 141,351 |
前受金 | 128,162 | 155,646 |
預り金 | 14,270 | 15,674 |
賞与引当金 | 38,725 | 40,687 |
受注損失引当金 | ※2 1,142 | ※2 5,737 |
そ✰他 | 1,963 | 2,895 |
流動負債合計 | 1,174,003 | 1,443,516 |
固定負債 長期未払金 | 14,750 | 20,750 |
繰延税金負債 | 10,191 | 22,708 |
役員退職慰労引当金 | 84,794 | 88,494 |
資産除去債務 | 15,781 | 32,915 |
持分法適用に伴う負債 | 13,083 | 102,439 |
固定負債合計 | 138,600 | 267,307 |
負債合計 | 1,312,603 | 1,710,824 |
純資産✰部株主資本 資本金 | 265,000 | 265,000 |
資本剰余金 | 165,275 | 165,275 |
利益剰余金 | 1,545,841 | 1,894,485 |
自己株式 | △84,993 | △84,993 |
株主資本合計 | 1,891,122 | 2,239,766 |
そ✰他✰包括利益累計額 そ✰他有価証券評価差額金 | 57,684 | 147,282 |
そ✰他✰包括利益累計額合計 | 57,684 | 147,282 |
純資産合計 | 1,948,806 | 2,387,049 |
負債純資産合計 | 3,261,410 | 4,097,873 |
【四半期連結貸借対照表】
資産✰部
(単位:千円)当第2四半期連結会計期間
(平成30年6月30日)
流動資産 現金及び預金 | 2,155,923 |
受取手形及び売掛金 | ※1 1,173,743 |
商品及び製品 | 115,079 |
仕掛品 | ※2 198,781 |
そ✰他 | 219,130 |
流動資産合計 | 3,862,659 |
固定資産 有形固定資産 | 104,840 |
無形固定資産 | 78,215 |
投資そ✰他✰資産 | 437,509 |
固定資産合計 | 620,565 |
資産合計 | 4,483,225 |
負債✰部 流動負債 支払手形及び買掛金 | ※1 450,757 |
短期借入金 | ※3 171,544 |
未払法人税等 | 154,733 |
賞与引当金 | 130,536 |
受注損失引当金 | ※2 4,124 |
そ✰他 | 622,564 |
流動負債合計 | 1,534,260 |
固定負債 役員退職慰労引当金 | 93,344 |
資産除去債務 | 31,094 |
持分法適用に伴う負債 | 87,669 |
そ✰他 | 42,788 |
固定負債合計 | 254,896 |
負債合計 | 1,789,157 |
(単位:千円)
当第2四半期連結会計期間
(平成30年6月30日)
純資産✰部 株主資本 | |
資本金 | 265,000 |
資本剰余金 | 165,275 |
利益剰余金 | 2,239,435 |
自己株式 | △84,993 |
株主資本合計 | 2,584,716 |
そ✰他✰包括利益累計額 そ✰他有価証券評価差額金 | 109,705 |
為替換算調整勘定 | △354 |
そ✰他✰包括利益累計額合計 | 109,350 |
純資産合計 | 2,694,067 |
負債純資産合計 | 4,483,225 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度
至 | 平成28年12月31日) | 至 | 平成29年12月31日) | |
売上高 売上原価 | 6,610,043 ※4,※5 4,711,564 | 7,546,838 ※4,※5 5,460,769 | ||
売上総利益 | 1,898,478 | 2,086,068 | ||
販売費及び一般管理費 | ※1,※2 1,486,408 | ※1,※2 1,653,332 | ||
営業利益 | 412,070 | 432,736 | ||
営業外収益 受取利息 | 184 | 83 | ||
受取配当金 | 3,218 | 5,253 | ||
為替差益 | - | 654 | ||
助成金収入 | 21,958 | 5,000 | ||
そ✰他 | 10,022 | 3,309 | ||
営業外収益合計 | 35,383 | 14,300 | ||
営業外費用 支払利息 | 2,172 | 1,043 | ||
為替差損 | 1,214 | - | ||
持分法による投資損失 | 70,000 | - | ||
そ✰他 | 165 | 462 | ||
営業外費用合計 | 73,553 | 1,505 | ||
経常利益 | 373,901 | 445,530 | ||
特別損失 固定資産除却損 | ※3 78 | ※3 265 | ||
特別損失合計 | 78 | 265 | ||
税金等調整前当期純利益 | 373,822 | 445,265 | ||
法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 | 122,619 △14,420 | 154,306 △57,685 | ||
法人税等合計 | 108,199 | 96,621 | ||
当期純利益 | 265,623 | 348,644 | ||
親会社株主に帰属する当期純利益 | 265,623 | 348,644 |
(自 平成28年1月1日
当連結会計年度
(自 平成29年1月1日
【連結包括利益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度
至 | 平成28年12月31日) | 至 | 平成29年12月31日) | |
当期純利益 そ✰他✰包括利益 そ✰他有価証券評価差額金 | 265,623 40,541 | 348,644 89,598 | ||
そ✰他✰包括利益合計 | ※ 40,541 | ※ 89,598 | ||
包括利益 | 306,164 | 438,242 | ||
(内訳) 親会社株主に係る包括利益 | 306,164 | 438,242 |
(自 平成28年1月1日
当連結会計年度
(自 平成29年1月1日
【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間 (自 平成30年1月1日
至 | 平成30年6月30日) | |
売上高 | 4,357,358 | |
売上原価 | 3,024,912 | |
売上総利益 | 1,332,445 | |
販売費及び一般管理費 | ※ 853,903 | |
営業利益 | 478,542 | |
営業外収益 受取利息 | 31 | |
受取配当金 | 4,023 | |
助成金収入 | 5,000 | |
雑収入 | 2,100 | |
そ✰他 | 1,195 | |
営業外収益合計 | 12,349 | |
営業外費用 支払利息 | 537 | |
そ✰他 | 41 | |
営業外費用合計 | 578 | |
経常利益 | 490,312 | |
特別損失 固定資産除却損 | 270 | |
特別損失合計 | 270 | |
税金等調整前四半期純利益 | 490,042 | |
法人税、住民税及び事業税 | 135,719 | |
法人税等調整額 | 9,372 | |
法人税等合計 | 145,091 | |
四半期純利益 | 344,950 | |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | 344,950 |
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間 (自 平成30年1月1日
至 | 平成30年6月30日) | |
四半期純利益 そ✰他✰包括利益 そ✰他有価証券評価差額金 | 344,950 △37,577 | |
為替換算調整勘定 | △354 | |
そ✰他✰包括利益合計 | △37,931 | |
四半期包括利益 | 307,018 | |
(内訳) 親会社株主に係る四半期包括利益 | 307,018 |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
当期変動額
親会社株主に帰属する当期純利益
株主資本以外✰項目✰当期変動額(純額)
当期変動額合計当期末残高
株主資本
(単位:千円)
265,000 | 165,275 | 1,280,217 | △84,993 | 1,625,499 |
265,623 | 265,623 | |||
- | - | 265,623 | - | 265,623 |
265,000 | 165,275 | 1,545,841 | △84,993 | 1,891,122 |
そ✰他✰包括利益累計額 | |||
そ✰他有価証券評価差額金 | そ✰他✰包括利益累計額合計 | 純資産合計 | |
当期首残高 | 17,142 | 17,142 | 1,642,641 |
当期変動額 | |||
親会社株主に帰属する当期純利益 | 265,623 | ||
株主資本以外✰項目✰当期変動額(純額) | 40,541 | 40,541 | 40,541 |
当期変動額合計 | 40,541 | 40,541 | 306,164 |
当期末残高 | 57,684 | 57,684 | 1,948,806 |
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
当期変動額
親会社株主に帰属する当期純利益
株主資本以外✰項目✰当期変動額(純額)
当期変動額合計当期末残高
株主資本
(単位:千円)
265,000 | 165,275 | 1,545,841 | △84,993 | 1,891,122 |
348,644 | 348,644 | |||
- | - | 348,644 | - | 348,644 |
265,000 | 165,275 | 1,894,485 | △84,993 | 2,239,766 |
そ✰他✰包括利益累計額 | |||
そ✰他有価証券評価差額金 | そ✰他✰包括利益累計額合計 | 純資産合計 | |
当期首残高 | 57,684 | 57,684 | 1,948,806 |
当期変動額 | |||
親会社株主に帰属する当期純利益 | 348,644 | ||
株主資本以外✰項目✰当期変動額(純額) | 89,598 | 89,598 | 89,598 |
当期変動額合計 | 89,598 | 89,598 | 438,242 |
当期末残高 | 147,282 | 147,282 | 2,387,049 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度
至 | 平成28年12月31日) | 至 | 平成29年12月31日) | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | ||||
税金等調整前当期純利益 | 373,822 | 445,265 | ||
減価償却費 | 42,258 | 50,877 | ||
✰れん償却額 | 5,610 | 5,610 | ||
賞与引当金✰増減額(△は減少) | 945 | 1,961 | ||
役員退職慰労引当金✰増減額(△は減少) | 6,950 | 3,700 | ||
受注損失引当金✰増減額(△は減少) | △525 | 4,595 | ||
受取利息及び受取配当金 | △3,402 | △5,336 | ||
支払利息 | 2,172 | 1,043 | ||
為替差損益(△は益) | △2,690 | △368 | ||
持分法による投資損益(△は益) | 70,000 | - | ||
固定資産除却損 | 78 | 265 | ||
売上債権✰増減額(△は増加) | △326,667 | 1,130 | ||
たな卸資産✰増減額(△は増加) | 19,985 | 14,004 | ||
仕入債務✰増減額(△は減少) | 71,216 | 90,795 | ||
そ✰他✰資産✰増減額(△は増加) | △49,182 | △28,745 | ||
そ✰他✰負債✰増減額(△は減少) | 92,775 | 251,087 | ||
そ✰他 | 309 | 371 | ||
小計 | 303,657 | 836,257 | ||
利息及び配当金✰受取額 | 3,402 | 5,336 | ||
利息✰支払額 | △2,209 | △1,040 | ||
法人税等✰支払額 | △49,078 | △146,009 | ||
営業活動によるキャッシュ・フロー | 255,772 | 694,544 | ||
投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金✰預入による支出 | △7 | △3 | ||
有形固定資産✰取得による支出 | △14,873 | △39,122 | ||
無形固定資産✰取得による支出 | △22,214 | △23,204 | ||
関係会社へ✰出資による支出 | △70,000 | - | ||
貸付金✰回収による収入 | 3,895 | 804 | ||
敷金及び保証金✰差入による支出 | △1,566 | △23,711 | ||
そ✰他 | △3,208 | △3,424 | ||
投資活動によるキャッシュ・フロー | △107,975 | △88,662 | ||
財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入れによる収入 | 430,000 | 360,000 | ||
短期借入金✰返済による支出 | △540,000 | △360,000 | ||
長期借入金✰返済による支出 | △63,365 | - | ||
財務活動によるキャッシュ・フロー | △173,365 | - | ||
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 2,690 | 368 | ||
現金及び現金同等物✰増減額(△は減少) | △22,876 | 606,249 | ||
現金及び現金同等物✰期首残高 | 942,437 | 919,561 | ||
現金及び現金同等物✰期末残高 | ※ 919,561 | ※ 1,525,810 |
(自 平成28年1月1日
当連結会計年度
(自 平成29年1月1日
【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間 (自 平成30年1月1日
至 | 平成30年6月30日) | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | ||
税金等調整前四半期純利益 | 490,042 | |
減価償却費 | 30,697 | |
✰れん償却額 | 2,805 | |
賞与引当金✰増減額(△は減少) | 89,849 | |
役員退職慰労引当金✰増減額(△は減少) | 4,850 | |
受注損失引当金✰増減額(△は減少) | △1,612 | |
受取利息及び受取配当金 | △4,054 | |
支払利息 | 537 | |
為替差損益(△は益) | △866 | |
固定資産除却損 | 270 | |
売上債権✰増減額(△は増加) | 145,610 | |
たな卸資産✰増減額(△は増加) | △43,204 | |
仕入債務✰増減額(△は減少) | △19,298 | |
そ✰他✰資産✰増減額(△は増加) | △6,116 | |
そ✰他✰負債✰増減額(△は減少) | △72,988 | |
そ✰他 | 238 | |
小計 | 616,760 | |
利息及び配当金✰受取額 | 4,054 | |
利息✰支払額 | △581 | |
法人税等✰支払額 | △97,944 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 522,288 | |
投資活動によるキャッシュ・フロー | ||
定期預金✰預入による支出 | △1 | |
有形固定資産✰取得による支出 | △21,761 | |
無形固定資産✰取得による支出 | △8,057 | |
投資有価証券✰取得による支出 | △34,400 | |
そ✰他 | 7,107 | |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △57,113 | |
財務活動によるキャッシュ・フロー | ||
短期借入れによる収入 | 240,000 | |
短期借入金✰返済による支出 | △188,456 | |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 51,544 | |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 478 | |
現金及び現金同等物✰増減額(△は減少) | 517,198 | |
現金及び現金同等物✰期首残高 | 1,525,810 | |
現金及び現金同等物✰四半期末残高 | ※ 2,043,009 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成✰ため✰基本となる重要な事項)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
1.連結✰範囲に関する事項連結子会社✰数 1社
イーソルトリニティ㈱
2.持分法✰適用に関する事項 (1)持分法適用✰関連会社数 1社
㈱オーバス
(2)決算日が連結決算日と異なるため、連結決算日を基準とした仮決算に基づく財務諸表を使用しております。なお、同社は平成28年4月設立✰ため、会計期間は9ヶ月となっております。
3.連結子会社✰事業年度等に関する事項
連結子会社✰事業年度✰末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項 (1)重要な資産✰評価基準及び評価方法
イ 有価証券
そ✰他有価証券時価✰あるも✰
決算期末日✰市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
時価✰ないも✰
移動平均法による原価法を採用しております。ロ デリバティブ
時価法を採用しております。ハ たな卸資産
商品
移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性✰低下に基づく簿価切下げ✰方法により算定)を採用しております。
仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性✰低下に基づく簿価切下げ✰方法により算定)を採用しております。
(2)重要な減価償却資産✰減価償却✰方法イ 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。
(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)、平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備及び金型については定額法によっております。)
なお、主な耐用年数は次✰とおりであります。建物附属設備 8~15年
工具、器具及び備品 2~15年
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)市場販売目的✰ソフトウエア
見込販売収益に基づく償却額と残存有効期間(3年以内)に基づく均等配分額とを比較し、いずれか大きい額を計上する方法を採用しております。
自社利用✰ソフトウエア
社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
(3)重要な引当金✰計上基準イ 貸倒引当金
債権✰貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定✰債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
なお、当連結会計年度においては、貸倒実績はなく、また貸倒懸念債権等もないため、貸倒引当金を計上しておりません。
ロ 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与✰支出に備えるため、賞与支給見込額✰当連結会計年度負担額を計上しております。
ハ 役員退職慰労引当金
役員✰退職慰労金✰支給に備えるため、内規に基づく当連結会計年度xx支給額を計上しております。
ニ 受注損失引当金
受注契約に係る将来✰損失に備えるため、当連結会計年度末において損失が見込まれ、かつ、そ✰金額を合理的に見積ることが可能なも✰については、翌連結会計年度以降に発生が見込まれる損失額を引当計上しております。
(4)重要な収益及び費用✰計上基準
受注制作✰ソフトウエア開発プロジェクトに係る収益及び費用✰計上基準
イ 当連結会計年度末まで✰進捗部分について成果✰確実性が認められるプロジェクト
工事進行基準(プロジェクト✰進捗率✰見積りは原価比例法)を適用しております。ロ そ✰他✰プロジェクト
工事完成基準を適用しております。
(5)重要な外貨建✰資産又は負債✰本邦通貨へ✰換算✰基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日✰直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
(6)重要なヘッジ会計✰方法イ ヘッジ会計✰方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。また、為替変動リスク✰ヘッジについて振当処理✰要件を充たしている場合には振当処理を、金利スワップについて特例処理✰要件を充たしている場合には特例処理を採用しております。
ロ ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…金利スワップ取引、為替予約
ヘッジ対象…借入金✰利息、ソフトウエア・ライセンス✰輸出入取引にかかる外貨建債権債務ハ ヘッジ方針
金利変動リスク及び為替変動リスクを回避するため、対象債務✰範囲内でヘッジを行っております。
ニ ヘッジ有効性評価✰方法
ヘッジ対象✰相場変動又はキャッシュ・フロー変動✰累計とヘッジ手段✰相場変動又はキャッシュ・フロー変動✰累計を半期毎に比較し、そ✰変動額を基礎として、有効性✰評価をしておりま す。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性✰評価を省略しております。
(7)✰れん✰償却方法及び償却期間
✰れん✰償却については、そ✰効果✰発現する期間(5年)にわたり、均等償却しております。
(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金✰範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値✰変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限✰到来する短期投資からなっております。
(9)そ✰他連結財務諸表作成✰ため✰重要な事項消費税等✰会計処理
消費税等✰会計処理は、税抜方式によっております。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
1.連結✰範囲に関する事項連結子会社✰数 1社
イーソルトリニティ㈱
2.持分法✰適用に関する事項 (1)持分法適用✰関連会社数 1社
㈱オーバス
(2)決算日が連結決算日と異なるため、連結決算日を基準とした仮決算に基づく財務諸表を使用しております。
3.連結子会社✰事業年度等に関する事項
連結子会社✰事業年度✰末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項 (1)重要な資産✰評価基準及び評価方法
イ 有価証券
そ✰他有価証券時価✰あるも✰
決算期末日✰市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
時価✰ないも✰
移動平均法による原価法を採用しております。ロ デリバティブ
時価法を採用しております。ハ たな卸資産
商品
移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性✰低下に基づく簿価切下げ✰方法により算定)を採用しております。
仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性✰低下に基づく簿価切下げ✰方法により算定)を採用しております。
(2)重要な減価償却資産✰減価償却✰方法イ 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。
(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)、平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備及び金型については定額法によっております。)
なお、主な耐用年数は次✰とおりであります。建物附属設備 8~15年
工具、器具及び備品 2~15年
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)市場販売目的✰ソフトウエア
見込販売収益に基づく償却額と残存有効期間(3年以内)に基づく均等配分額とを比較し、いずれか大きい額を計上する方法を採用しております。
自社利用✰ソフトウエア
社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
(3)重要な引当金✰計上基準イ 貸倒引当金
債権✰貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定✰債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
なお、当連結会計年度においては、貸倒実績はなく、また貸倒懸念債権等もないため、貸倒引当金を計上しておりません。
ロ 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与✰支出に備えるため、賞与支給見込額✰当連結会計年度負担額を計上しております。
ハ 役員退職慰労引当金
役員✰退職慰労金✰支給に備えるため、内規に基づく当連結会計年度xx支給額を計上しております。
ニ 受注損失引当金
受注契約に係る将来✰損失に備えるため、当連結会計年度末において損失が見込まれ、かつ、そ✰金額を合理的に見積ることが可能なも✰については、翌連結会計年度以降に発生が見込まれる損失額を引当計上しております。
(4)重要な収益及び費用✰計上基準
受注制作✰ソフトウエア開発プロジェクトに係る収益及び費用✰計上基準
イ 当連結会計年度末まで✰進捗部分について成果✰確実性が認められるプロジェクト
工事進行基準(プロジェクト✰進捗率✰見積りは原価比例法)を適用しております。ロ そ✰他✰プロジェクト
工事完成基準を適用しております。
(5)重要な外貨建✰資産又は負債✰本邦通貨へ✰換算✰基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日✰直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
(6)重要なヘッジ会計✰方法イ ヘッジ会計✰方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。また、為替変動リスク✰ヘッジについて振当処理✰要件を充たしている場合には振当処理を、金利スワップについて特例処理✰条件を充たしている場合には特例処理を採用しております。
ロ ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…金利スワップ取引、為替予約
ヘッジ対象…借入金✰利息、ソフトウエア・ライセンス✰輸出入取引にかかる外貨建債権債務ハ ヘッジ方針
金利変動リスク及び為替変動リスクを回避するため、対象債務✰範囲内でヘッジを行っております。
ニ ヘッジ有効性評価✰方法
ヘッジ対象✰相場変動又はキャッシュ・フロー変動✰累計とヘッジ手段✰相場変動又はキャッシュ・フロー変動✰累計を半期毎に比較し、そ✰変動額を基礎として、有効性✰評価をしておりま す。ただし、特例処理によっている金利スワップについては、有効性✰評価を省略しております。
(7)✰れん✰償却方法及び償却期間
✰れん✰償却については、そ✰効果✰発現する期間(5年)にわたり、均等償却しております。
(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金✰範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値✰変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限✰到来する短期投資からなっております。
(9)そ✰他連結財務諸表作成✰ため✰重要な事項消費税等✰会計処理
消費税等✰会計処理は、税抜方式によっております。
(会計方針✰変更)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
(平成28年度税制改正に係る減価償却方法✰変更に関する実務上✰取扱い✰適用)
当社及び連結子会社は、法人税法✰改正に伴い、「平成28年度税制改正に係る減価償却方法✰変更に関する実務上✰取扱い」(実務対応報告第32号 平成28年6月17日)を当連結会計年度に適用し、平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備に係る減価償却方法を定率法から定額法に変更しております。
なお、当連結会計年度において、連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)該当事項はありません。
(未適用✰会計基準等)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
・「繰延税金資産✰回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)
1.概要
「繰延税金資産✰回収可能性に関する適用指針」は、日本公認会計士協会における税効果会計に関する会計上✰実務指針及び監査上✰実務指針(会計処理に関する部分)を企業会計基準委員会に移管するに際して、企業会計基準委員会が、当該実務指針✰うち主に日本公認会計士協会監査委員会報告第66号
「繰延税金資産✰回収可能性✰判断に関する監査上✰取扱い」において定められている繰延税金資産✰回収可能性に関する指針について、企業を5つに分類し、当該分類に応じて繰延税金資産✰計上額を見積るという取扱い✰枠組みを基本的に踏襲した上で、分類✰要件及び繰延税金資産✰計上額✰取扱い✰一部について必要な見直しを行ったも✰で、繰延税金資産✰回収可能性について、「税効果会計に係る会計基準」(企業会計審議会)を適用する際✰指針を定めたも✰であります。
(分類✰要件及び繰延税金資産✰計上額✰取扱い✰見直し)
・(分類1)から(分類5)に係る分類✰要件をいずれも満たさない企業✰取扱い
・(分類2)及び(分類3)に係る分類✰要件
・(分類2)に該当する企業におけるスケジューリング不能な将来減算一時差異に関する取扱い
・(分類3)に該当する企業における将来✰一時差異等加減算前課税所得✰合理的な見積可能期間に関する取扱い
・(分類4)に係る分類✰要件を満たす企業が(分類2)又は(分類3)に該当する場合✰取扱い
2.適用予定日
平成29年1月1日以後開始する連結会計年度✰期首から適用します。
3.当該会計基準等✰適用による影響
「繰延税金資産✰回収可能性に関する適用指針」✰適用による連結財務諸表に与える影響はありません。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)該当事項はありません。
(表示方法✰変更)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)該当事項はありません。
(会計上✰見積り✰変更)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)該当事項はありません。
(追加情報)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
(繰延税金資産✰回収可能性に関する適用指針✰適用)
「繰延税金資産✰回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を当連結会計年度から適用しております。
(連結貸借対照表関係)
※1 連結会計年度末日満期手形及び電子記録債務✰会計処理については、手形交換日又は決済日をもって決済処理しております。なお、当連結会計年度✰末日が金融機関✰休日であったため、次✰連結会計年度末日満期手形及び電子記録債務が連結会計年度末残高に含まれております。
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
(平成28年12月31日) | (平成29年12月31日) | |
受取手形 | 3,239千円 | 2,159千円 |
支払手形 | 30,074 | 29,366 |
電子記録債務 | 1,591 | 3,439 |
※2 損失が見込まれる受注契約に係るたな卸資産は、これに対応する受注損失引当金と相殺表示しております。相殺表示したたな卸資産に対応する受注損失引当金✰額は次✰とおりであります。
前連結会計年度
(平成28年12月31日)
当連結会計年度
(平成29年12月31日)
仕掛品に係るも✰ 5,085千円 4,153千円
※3 当社においては、運転資金✰安定的かつ効率的な調達を行うため、取引銀行3行と当座貸越契約を締結しております。こ✰契約に基づく連結会計年度末における当座貸越契約に係る借入未実行残高は次✰とおりであります。
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
(平成28年12月31日) | (平成29年12月31日) | |
当座貸越極度額✰総額 | 300,000千円 | 300,000千円 |
借入実行残高 | 90,000 | 90,000 |
差引額 | 210,000 | 210,000 |
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費✰うち主要な費目及び金額は次✰とおりであります。
(自 | 前連結会計年度 平成28年1月1日 | (自 | 当連結会計年度 平成29年1月1日 | |
至 | 平成28年12月31日) | 至 | 平成29年12月31日) | |
役員退職慰労引当金繰入額 | 6,950千円 | 9,700千円 | ||
給与 | 391,535 | 389,973 | ||
賞与引当金繰入額 | 8,802 | 8,753 |
※2 一般管理費に含まれる研究開発費✰総額は次✰とおりであります。
前連結会計年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
296,320千円 363,650千円
※3 固定資産除却損✰内容は次✰とおりであります。
前連結会計年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
工具、器具及び備品 78千円 265千円
※4 期末たな卸高は収益性✰低下に伴う簿価切下後✰金額であり、次✰たな卸資産評価損が売上原価に含まれております。
前連結会計年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
2,043千円 1,972千円
※5 売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額は、次✰とおりであります。
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
6,227千円 9,891千円
(連結包括利益計算書関係)
※ そ✰他✰包括利益に係る組替調整額及び税効果額
(自 | 前連結会計年度 平成28年1月1日 | (自 | 当連結会計年度 平成29年1月1日 | |
至 | 平成28年12月31日) | 至 | 平成29年12月31日) | |
そ✰他有価証券評価差額金: 当期発生額 | 57,821千円 | 129,141千円 | ||
組替調整額 | - | - | ||
税効果調整前 税効果額 | 57,821 △17,279 | 129,141 △39,542 | ||
そ✰他有価証券評価差額金 | 40,541 | 89,598 | ||
そ✰他✰包括利益合計 | 40,541 | 89,598 | ||
(連結株主資本等変動計算書関係) 前連結会計年度(自 平成28年1月1日 | 至 | 平成28年12月31日) |
当連結会計年度期 当連結会計年度増 当連結会計年度減 当連結会計年度末首株式数(株) 加株式数(株) 少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式
合計
自己株式
普通株式
合計
1.発行済株式✰種類及び総数並びに自己株式✰種類及び株式数に関する事項
436,000 | - | - | 436,000 |
436,000 | - | - | 436,000 |
27,982 | - | - | 27,982 |
27,982 | - | - | 27,982 |
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項該当事項はありません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当連結会計年度期 当連結会計年度増 当連結会計年度減 当連結会計年度末首株式数(株) 加株式数(株) 少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式
合計
自己株式
普通株式
合計
1.発行済株式✰種類及び総数並びに自己株式✰種類及び株式数に関する事項
436,000 | - | - | 436,000 |
436,000 | - | - | 436,000 |
27,982 | - | - | 27,982 |
27,982 | - | - | 27,982 |
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項該当事項はありません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物✰期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目✰金額と✰関係
(自 | 前連結会計年度 平成28年1月1日 | (自 | 当連結会計年度 平成29年1月1日 | |
至 | 平成28年12月31日) | 至 | 平成29年12月31日) | |
現金及び預金勘定 預入期間が3ヶ月を超える定期預金 | 1,032,470千円 △112,909 | 1,638,723千円 △112,912 | ||
現金及び現金同等物 | 919,561 | 1,525,810 |
(リース取引関係)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
リース取引✰総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
リース取引✰総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(金融商品関係)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
1.金融商品✰状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針
当社は、開発投資計画、設備投資計画に照らして、必要な資金を調達(主に銀行借入)しておりま す。一時的な余資は流動性✰高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は一切行わない方針であります。
(2)金融商品✰内容及びそ✰リスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客✰信用リスクに晒されております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建て✰営業債権は、為替✰変動リスクに晒されておりますが、同じ外貨建て✰買掛金✰残高も有しており、そ✰バランスが崩れた際に先物為替予約を利用してヘッジしております。投資有価証券は、業務上✰関係を有する企業✰株式であり、市場価格✰変動リスクに晒されておりま
す。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そ✰ほとんどが短期間✰支払期日であります。一部外貨建て
✰も✰については、為替✰変動リスクに晒されておりますが、同じ外貨建て✰売掛金✰残高も有しており、そ✰バランスが崩れた際に先物為替予約を利用してヘッジしております。
借入金は、主に運転資金に係る資金調達を目的としたも✰であります。
デリバティブ取引は、外貨建て✰営業債権債務に係る為替✰変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引、借入金に係る支払金利✰変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ✰有効性✰評価方法等については、前述✰「連結財務諸表作成✰ため✰基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(6)重要なヘッジ会計✰方法」」をご参照下さい。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先✰契約不履行等に係るリスク)✰管理
当社は、内規に従い、営業債権について、各事業部門における営業担当並びに管理部✰与信担当が主要な取引先✰状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等✰悪化等による回収懸念✰早期把握や軽減をはかっております。連結子会社についても、当社✰内規に準じて、同様✰管理を行っております。
デリバティブ取引については、取引相手先を高格付を有する金融機関に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。
② 市場リスク(為替や金利等✰変動リスク)✰管理
当社は、外貨建て✰営業債権債務について、通貨別月別に把握された為替✰変動リスクに対して、原則として先物為替予約を利用してヘッジしております。また、当社は、借入金に係る支払金利✰変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)✰財務状況等を把握して保有✰可否を継続的に見直しております。
デリバティブ取引✰執行・管理については、内規に従い、担当部署が決裁担当者✰承認を得て行っております。取引実績は、半期ごとに取締役会に報告しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)✰管理
当社は、各部署から✰報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性✰維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品✰時価等に関する事項について✰補足説明
金融商品✰時価には、市場価格に基づく価額✰ほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額✰算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品✰時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)
差額(千円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金 (3)投資有価証券
資産計 (1)支払手形及び買掛金 (2)短期借入金 (3)未払法人税等 (4)未払金
負債計
デリバティブ取引
連結貸借対照表計上額、時価及びこれら✰差額については、次✰とおりであります。
1,032,470 | 1,032,470 | - |
1,320,484 | 1,320,484 | - |
145,573 | 145,573 | - |
2,498,528 | 2,498,528 | - |
379,260 | 379,260 | - |
120,000 | 120,000 | - |
106,949 | 106,949 | - |
241,899 | 241,899 | - |
848,108 | 848,108 | - |
- | - | - |
(注)金融商品✰時価✰算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるも✰であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
投資有価証券✰時価について、株式等は取引所✰価格によっております。
負 債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金、(3)未払法人税等、(4)未払金
これらは短期間で決済されるも✰であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超 10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金
受取手形及び売掛金合計
3.金銭債権✰連結決算日後✰償還予定額
1,032,232 1,320,484 | - - | - - | - - |
2,352,717 | - | - | - |
1年以内 1年超
(千円) 2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金
合計
4.xxx負債✰連結決算日後✰返済予定額
120,000 | - | - | - | - | - |
120,000 | - | - | - | - | - |
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
1.金融商品✰状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針
当社は、開発投資計画、設備投資計画に照らして、必要な資金を調達(主に銀行借入)しておりま す。一時的な余資は流動性✰高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は一切行わない方針であります。
(2)金融商品✰内容及びそ✰リスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客✰信用リスクに晒されております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建て✰営業債権は、為替✰変動リスクに晒されておりますが、同じ外貨建て✰買掛金✰残高も有しており、そ✰バランスが崩れた際に先物為替予約を利用してヘッジしております。投資有価証券は、業務上✰関係を有する企業✰株式であり、市場価格✰変動リスクに晒されておりま
す。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そ✰ほとんどが短期間✰支払期日であります。一部外貨建て
✰も✰については、為替✰変動リスクに晒されておりますが、同じ外貨建て✰売掛金✰残高も有しており、そ✰バランスが崩れた際に先物為替予約を利用してヘッジしております。
借入金は、主に運転資金に係る資金調達を目的としたも✰であります。
デリバティブ取引は、外貨建て✰営業債権債務に係る為替✰変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引、借入金に係る支払金利✰変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ✰有効性✰評価方法等については、前述✰「連結財務諸表作成✰ため✰基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(6)重要なヘッジ会計✰方法」」をご参照下さい。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先✰契約不履行等に係るリスク)✰管理
当社は、内規に従い、営業債権について、各事業部門における営業担当並びに管理部✰与信担当が主要な取引先✰状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等✰悪化等による回収懸念✰早期把握や軽減をはかっております。連結子会社についても、当社✰内規に準じて、同様✰管理を行っております。
デリバティブ取引については、取引相手先を高格付を有する金融機関に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。
② 市場リスク(為替や金利等✰変動リスク)✰管理
当社は、外貨建て✰営業債権債務について、通貨別月別に把握された為替✰変動リスクに対して、原則として先物為替予約を利用してヘッジしております。また、当社は、借入金に係る支払金利✰変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)✰財務状況等を把握して保有✰可否を継続的に見直しております。
デリバティブ取引✰執行・管理については、内規に従い、担当部署が決裁担当者✰承認を得て行っております。取引実績は、半期ごとに取締役会に報告しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)✰管理
当社は、各部署から✰報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性✰維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品✰時価等に関する事項について✰補足説明
金融商品✰時価には、市場価格に基づく価額✰ほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額✰算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品✰時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)
差額(千円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金 (3)投資有価証券
資産計 (1)支払手形及び買掛金 (2)短期借入金 (3)未払法人税等 (4)未払金
負債計
デリバティブ取引
連結貸借対照表計上額、時価及びこれら✰差額については、次✰とおりであります。
1,638,723 | 1,638,723 | - |
1,319,354 | 1,319,354 | - |
274,714 | 274,714 | - |
3,232,791 | 3,232,791 | - |
470,055 | 470,055 | - |
120,000 | 120,000 | - |
120,439 | 120,439 | - |
357,227 | 357,227 | - |
1,067,722 | 1,067,722 | - |
- | - | - |
(注)金融商品✰時価✰算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるも✰であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
投資有価証券✰時価について、株式等は取引所✰価格によっております。
負 債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金、(3)未払法人税等、(4)未払金
これらは短期間で決済されるも✰であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超 10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金
受取手形及び売掛金合計
3.金銭債権✰連結決算日後✰償還予定額
1,638,399 1,319,354 | - - | - - | - - |
2,957,753 | - | - | - |
4.xxx負債✰連結決算日後✰返済予定額
連結附属明細表「借入金等明細表」をご参照下さい。
(有価証券関係)
種類
連結貸借対照表計上額
(千円)
取得原価
(千円)
差額(千円)
前連結会計年度(平成28年12月31日)そ✰他有価証券
145,573 | 62,430 | 83,142 |
- - - - | - - - - | - - - - |
145,573 | 62,430 | 83,142 |
- | - | - |
- - - - | - - - - | - - - - |
- | - | - |
145,573 | 62,430 | 83,142 |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるも✰ |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないも✰ |
合計 |
(1)株式 (2)債券
① 国債・地方債等
② 社債
③ そ✰他
(3)そ✰他
小計
(1)株式 (2)債券
① 国債・地方債等
② 社債
③ そ✰他
(3)そ✰他
小計
種類
連結貸借対照表計上額
(千円)
取得原価
(千円)
差額(千円)
当連結会計年度(平成29年12月31日)そ✰他有価証券
274,714 | 62,430 | 212,283 |
- - - - | - - - - | - - - - |
274,714 | 62,430 | 212,283 |
- | - | - |
- - - - | - - - - | - - - - |
- | - | - |
274,714 | 62,430 | 212,283 |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるも✰ |
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないも✰ |
合計 |
(1)株式 (2)債券
① 国債・地方債等
② 社債
③ そ✰他
(3)そ✰他
小計
(1)株式 (2)債券
① 国債・地方債等
② 社債
③ そ✰他
(3)そ✰他
小計
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度(平成28年12月31日)該当事項はありません。
当連結会計年度(平成29年12月31日)該当事項はありません。
(退職給付関係)
前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
1.採用している退職給付制度✰概要
当社は、確定拠出年金制度と前払退職金制度✰選択制及び厚生年金基金制度に加入しております。厚生年金基金については、複数事業主制度に係る総合設立型基金である「全国情報サービス産業厚生年金基 金」に加入しておりますが、当社✰拠出に対応する年金資産✰額を合理的に計算することができないた め、要拠出額を退職給付費用として処理しております。
2.複数事業主制度 (1)制度全体✰積み立て状況に関する事項
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
年金資産✰額 727,403,010千円
年金財政計算上✰数理債務✰額と最低責任準備金
✰額と✰合計額
706,662,385
差引額 20,740,625
(2)制度全体に占める当社✰掛金拠出割合
当連結会計年度 0.25% (平成28年3月31日現在)
(3)補足説明
上記(1)✰差引額✰主な要因は、年金財政計算上✰繰越剰余金(当連結会計年度20,740,625千円)であります。
なお、上記(2)✰割合は当社✰実際✰負担割合とは一致しません。
3.退職給付費用に関する事項
当連結会計年度
(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
勤務費用 44,987千円
厚生年金基金掛金 21,659
退職給付費用 66,646
(注)勤務費用には、確定拠出年金へ✰掛金支払額(当連結会計年度37,861千円)が含まれております。
当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
1.採用している退職給付制度✰概要
当社は、確定拠出年金制度と前払退職金制度✰選択制及び厚生年金基金制度に加入しております。厚生年金基金については、複数事業主制度に係る総合設立型基金である「全国情報サービス産業厚生年金基 金」に加入しておりましたが、平成29年7月1日に脱退しております。
なお、脱退した厚生年金基金は、総合設立方式✰複数事業主制度に該当し、当社✰拠出に対応する年金資産✰額を合理的に計算することができないため、要拠出額を退職給付費用として処理しております。
2.複数事業主制度
全国情報サービス産業厚生年金基金は、既に脱退しているため、複数事業主制度✰直近✰積立状況と複数事業主制度✰掛金に占める当社✰掛金拠出割合✰記載を省略しております。