「日越ODA腐敗防止合同委員会」で合意された改善策の概要
資料６
円借款事業実施の仕組み
借入国政府・
事業実施機関
日本政府
交換xx
JICA
同意
契約
契約
コンサルタント
コントラクター
◼ 設計
◼ 入札補助
◼ 施工管理
◼ キャパシティ・ビルディング
◼ 制度改善支援
etc.
◼ 資機材
◼ サービス
（土木工事、建設等）
プロジェクトの実施
「日越ODA腐敗防止合同委員会」で合意された改善策の概要
ベトナム側措置
（１）調達（契約）手続きのxx・透明性向上
①契約事前チェックへの第三者機関の参画
②xx調達情報（応札・落札企業名、契約金額等）を政府広報誌、ＨＰで公開
③応札業者に対する入札結果の説明義務づけ
④円借款事業に対する調達事後監査を開始
（２）個別腐敗事案の早期探知と厳正対処
通報制度確立と情報提供者の保護（含、外国人）
（３）腐敗防止の制度・体制強化
①「反汚職国家戦略」策定と行動計画の早期実行
②実施機関及び入札企業が遵守すべき倫理規程の策定
競争入札を基本とする円借款事業の競争性を更に向上
①コンサルタント選定に価格評価の要素を導入（但し、引き続き技術評価中心）
②既に例外である随意契約の適用範囲を更に厳格化
（３）腐敗防止の制度・体制強化
日本側で不正腐敗に関する情報の処理体制を整備（相手国政府の説明義務の明確化等）
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（４）コンサルタント業界によるコンプライアンスの取組 強化
以上について日越双方で合意し、今後、対ベトナムＯＤＡ政策協議、円借款協議等の場を活用し、進捗状況をフォローアップしていく。