三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也、以下「当社」)は、株式会社タカラレーベン(代表取締役:島田 和一、以下「タカラレーベン」)に対し、ローン・マ ーケット・アソシエーション(以下「LMA」(※1))等が定めた「グリーンローン原則」及び環境省が定めた「グリーンローン及
2022 年 1 月 27 日
各位
三井住友信託銀行株式会社
グリーンローンの契約締結について
(株式会社タカラレーベン)
三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:xx xx、以下「当社」)は、株式会社タカラレーベン(代表取締役:xx xx、以下「タカラレーベン」)に対し、ローン・マーケット・アソシエーション(以下「LMA」(※1))等が定めた「グリーンローン原則」及び環境省が定めた「グリーンローン及
びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に則したシンジケーション方式の「グリーンローン」
(以下「本件」)を組成いたしました。
グリーンローンは、国内外のグリーンプロジェクトに要する資金を調達する際に用いられる融資であり、資金使途がグリーンプロジェクトへの充当に限定されるほか、資金の追跡管理や融資実行後のレポーティングを通じ、透明性が確保される等の特徴を有しております。
【シンジケートローンの概要】
契約締結日 | 2022 年1月 27 日 |
アレンジャー/エージェント | 当社 |
組成金額 | 38 億円 |
資金使途 | 「レーベンソーラー岩手八幡平発電所」取得資金 |
貸付人(五十xx) | 株式会社群馬銀行、株式会社山陰合同銀行、 株式会社南都銀行、株式会社広島銀行、当社 |
タカラレーベンは 2013 年よりメガソーラー発電事業に参入し、電力供給の安定化を通じた社会貢献の一環として再生可能エネルギーを活用した発電事業を行ってまいりました。タカラレーベングループでは 2025 年 3 月期までの中期経営計画に掲げる「カーボンニュートラルの実現」に向け、
2021 年 3 月現在で発電所を全国 62 カ所にて展開し、発電出力合計は約 206MW(売却分を含 む・ライセンス数にて集計)に及んでおります(※2)。タカラレーベンは本融資により調達した資金を、本年 1 月 31 日に取得予定の「レーベンソーラー岩手八幡平発電所」の設備取得資金に充当いた
します。当発電所は事前に地元住民への説明会を実施し、双方合意のもと、閉鎖されたキャンプ場の一部のバンガローの撤去や付随する樹木の整備を行い、遊休地となっていた土地にxxx発電設備を敷設し、発電を行うといった最適な土地活用を提案した事例となっております。
(レーベンソーラー岩手八幡平発電所)
なお本件は、株式会社日本格付研究所(代表取締役社長:xx xx)より、グリーンローン原則への準拠性について第三者意見(※3)を取得しております。また、第三者意見の取得費用につきまして、令和 3 年度二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金(グリーンボンド等発行支援体制整備支援事業)の認可を受けております。
当社では、グリーンローンを含むサステナブルファイナンスのみならず、SDGs の目標達成に資するお客さまの様々な事業活動を支援するとともに、お客さまの中長期的な企業価値の向上に貢献することを引き続き目指してまいります。
以 上
(※1) LMA は欧州、中東、アフリカのシンジケートローン市場の流動性、効率性、透明性を改善することを目的とした協会であり、60 ヶ国以上に属する 700 以上の機関が加盟しています。
(※2) タカラレーベンのウェブサイトをご参照ください。
(※3) 株式会社日本格付研究所のウェブサイトをご参照ください。