沖縄セルラー 総務部 広報担当:大城 TEL:098-953-3153
2022 年 2 月 8 日
≪報道資料≫
沖縄セルラー電話株式会社
沖縄xx、石垣島、宮古島およびxx島を結ぶ 光海底ケーブルの共同整備に関する基本協定を締結
沖縄セルラー電話株式会社(以下「沖縄セルラー」)は、西日本電信電話株式会社 (以下「NTT西日本」)とソフトバンク株式会社 (以下「ソフトバンク」) の 2 社と共同で、沖縄エリアの通信インフラ整備に向けて、沖縄xx(沖縄島)、石垣島、宮古島およびxx島を結ぶ大容量光海底ケーブル (以下「本海底ケーブル」) を整備することに合意し、2022 年 1 月 12 日に共同整備に関する基本協定(以下「本協定」)を締結しました。
Society5.0 の基盤となる 5G(第 5 世代移動通信システム)などの高速・大容量通信に加え、IoTや AI(人工知能)、DX(デジタルトランスフォーメーション)等による産業の多様化や、地域社会の活性化(地域創生)を実現する持続可能な社会を支えるために、通信インフラは必要不可欠です。また、近年想定されている南海トラフ地震等の大規模災害に備え、本州から沖縄xx、そして離島へと安定的な通信サービスを確保するため、光海底ケーブルの整備等通信インフラの強靭化が求められます。
本協定は、沖縄xxから石垣島、宮古島、xx島をループ構成でつなぐ総延長約 1,010km の光海底ケーブルを共同整備する取組みで、2023 年夏の完成を予定しています。
沖縄xx~石垣島ならびに宮古島~xx島の 2 区間(約 720km)は、沖縄セルラーが中心となって光海底ケーブルを新設します。なお、新設する光海底ケーブルには最先端の光波長多重伝送方式※を採用し、60Tbps(テラビット毎秒)以上の設計容量を実現します。
また、石垣島~宮古島とxx島~沖縄xxの 2 区間(約 290km)は、NTT 西日本および沖縄県が保有する既設ケーブルを活用し整備することで、コストの最適化を図りながら、沖縄の離島エリアのネットワーク強化を実現します。
沖縄セルラーは、地元企業として離島の課題解決に向け様々な活動を行っています。離島医療の課題では、オンライン診療を活用した医療環境の充実や離島の物流環境の解決に向け、ドローンを活用した物流配送の実証実験を行い、離島の住環境の向上を図っていきます。
この海底ケーブルを活用した 5G、IoT、AI、ビッグデータをはじめとした技術の進展により、離島の課題解決のための新しいサービスを積極的に推進していきます。
※波長が異なる複数の光信号を 1 本の光ファイバーに同時に乗せることにより、ケーブルの大容量化を実現する通信方式。
■光海底ケーブル完成イメージ
以上
※ 国土地理院の白地図を加工して作成
本件に関するお問い合わせ
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