病理・臨床細胞データ交換規約 Ver.2.1C
JAHIS標準 22-009
JAHIS
病理・臨床細胞データ交換規約 Ver.2.1C
2022年9月
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会
検査システム委員会 病理・臨床細胞部門システム専門委員会相互運用性委員会 メッセージ交換専門委員会
JAHIS 病理・臨床細胞データ交換規約ま え が き
近年、病理検査室における病理・臨床細胞部門情報システム(AP-LIS: Anatomic Pathology Laboratory Information System)の導入・運用事例は多くなってきた。しかしながら、病院情報システム(HIS)と病理・臨床細胞部門情報システム(AP-LIS)間のデータ交換においては、メーカ間での統一はもとより、同一メーカにおいても導入施設によりその仕様が異なり、接続するにあたり多くの費用と時間を要しているのが現状である。
本課題を解決すべく、一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)では、病院情報システム(HIS)と病理・臨床細胞部門情報システム(AP-LIS)とのデータ交換の仕組みを検討し、「JAHIS病理・臨床細胞データ交換規約」を作成した。2011年3月にすでにJAHISより発行されていた「JAHIS臨床検査データ交換規約」や「内視鏡データ交換規約」を参考にするとともに、共通部分の整合性に考慮しながら、HL7 Ver2.5 準拠のVer.1.0を、その後制定から1ヵ年が経過した時点で見直しを行い2012年10月にはVer.1.1を、2014年9月には「JAHISデータ交換規約
(共通編)」に対応した病理・臨床細胞部門個別編としてのVer.2.0Cを制定してきた。そして今回、先般制定された「JAHISデータ交換規約(共通編)Ver.1.3」、日本HL7協会が2020年6月に公開したHL7 V2.5日本語訳見直し版の表現を元にした見直し、「JAHIS内視鏡データ交換規約 Ver.3.2C」に対応した「JAHIS病理・臨床細胞データ交換規約Ver.2.1C」を発行するに至った。
病理・臨床細胞部門向けの医療情報関連規格や標準の準備は整ってきたが、いまだコネクタソンが実施されていないのは国内のみならず海外でも同様の状況であり、今回の改定が国内外での認知と定着の契機になることを望むものである。
本規約をまとめるにあたり、ご協力いただいた関係団体や諸先生方に深く感謝する。本規約が医療資源の有効利用、保健医療福祉サービスの連携・向上を目指す医療情報標準化とデータ交換円滑化に多少とも貢献できれば幸いである。
2022年9月
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会
検査システム委員会相互運用性委員会
<< 告知事項 >>
本規約は利用者が本工業会の会員であるか否かに関わらず、規約の引用を明示することで自由に利用することができるものとします。本規約に対する適合性を宣言する際には、部分実装や拡張がある場合を含めその適合範囲を所定のフォーマットに記述した適合性宣言書を作成し、実装したシステムの関係者に提供、公開することを推奨します。
本規約ならびに本規約に基づいたシステムの導入・運用についてのあらゆる障害や損害について、本工業会は何らの責任を負わないものとします。ただし、本工業会の会員は本規約についての疑義を申し入れることができ、担当委員会はこれに誠意をもって対応するものとします。
目 次
6.3.1 OSQ – オーダ状況照会メッセージ(検査依頼照会)イベント(Q06) 15
6.3.2 OSR – オーダ状況照会応答メッセージ(検査依頼照会応答)イベント(Q06) 15
6.4.1 OML – オーダメッセージ(検査依頼)イベント(O21) 17
6.4.2 ORL – オーダ応答メッセージ(検査依頼応答)イベント(O22) 18
6.5.1 QBP – 照会メッセージ(検査結果情報照会)イベント(ZB5) 20
6.5.2 RSP – 応答メッセージ(検査結果情報照会応答)イベント(ZB6) 20
6.6.1 ORU – 結果メッセージ(検体到着通知)イベント(R01) 21
6.6.2 ACK – 応答メッセージ(検体到着通知応答)イベント(R01) 21
6.7.1 MDM – 報告書メッセージ(報告書情報通知)イベント(T02) 23
6.7.2 ACK – 報告書メッセージ(報告書情報通知応答)イベント(T02) 23
7.1 ERR - Error Segment エラー情報セグメント 25
7.2 EVN - Event Type Segment 事象型セグメント 25
7.3 MSA - Message Acknowledgment Segment メッセージ応答セグメント 25
7.4 MSH - Message Header Segment メッセージヘッダセグメント 25
7.5 NTE - Notes and Comments Segment 注釈コメントセグメント 25
7.6 OBR - Observation Request Segment 検査要求セグメント 26
7.7 OBX - Observation/Result Segment 検査結果セグメント 39
7.8 ORC - Order Common Segment 共通オーダセグメント 39
7.9 PID - Patient Identification Segment 患者識別セグメント 39
7.10 PV1 - Patient Visit Segment 来院情報セグメント 39
7.11 QAK - Query Acknowledgment Segment 照会応答セグメント 39
7.12 QPD - Query parameter definition 照会パラメータ定義 40
7.13 QRD - Query Definition Segment 問合せ定義セグメント 42
7.14 QRF - Query Filter Segment 問合せフィルタセグメント 45
7.15 RCP - response control parameter segment 応答制御パラメータセグメント 47
7.16 SAC - Specimen And Container Detail Segment 検体容器の詳細セグメント 48
7.17 SPM - Specimen Segment 検体セグメント 56
7.18 TQ1 - Timing/Quantity タイミング/数量セグメント 66
7.19 TXA - Transcription Document Header Segment 電子媒体化文書ヘッダセグメント67
Case 3 細胞診におけるオーソドックスなオーダ 102
Case 4 他院標本 115
Case 5 免疫染色を臨床側から依頼する場合 128
Case 6 検査取り消し 143
付録‐2. 共通メッセージの例 146
Case 7 患者基本属性の問合せ 146
Case 8 患者情報の通知 148
Case 9 オーダ状態に対する問合せ 150
Case 10 結果情報の問合せ 153
付録‐3. 病理・臨床細胞オーダ用サンプルマスタ Ver.1.0 157
付録‐4. 作成者名簿 164
改訂履歴 165
1. はじめに
近年、医療機関の中でさまざまな情報システムベンダ間の円滑なシステム連携を可能とさせるために、標準コードやDICOM とHL7 といった標準規格による接続のための整備が進められている。
また、1999年に米国で始まったIHE(Integrating the Healthcare Enterprise)の活動では、DICOMとHL7を使用してシステム間接続を行う際に、規格の解釈の違いによる問題を解決するために、これら規格の統一的な解釈や実際の使い方をフレームワークとして定めている。そのフレームワークに従えばマルチベンダでのシステムが比較的容易に構築できることを目指している。IHEは、当初、放射線部門中心の活動であった。その分野で評価を受け、現在では電子カルテを目指したITインフラや循環器部門、検体検査部門、処方部門にまでその活動を広げている。
上述の状況を背景に、ここにJAHIS標準として病理・臨床細胞分野向けにHL7の適用ガイドラインとして
「JAHIS病理・臨床細胞データ交換規約」を作成した。
本「JAHIS病理・臨床細胞データ交換規約」では、様々な種類の依頼等の病理・臨床細胞部門固有の特徴も反映されており、そのためのメッセージに関しても解説をしている。
また、今回制定したVer.2.1C では、Ver.2.0C から以下の点について変更した。
(1)「JAHIS データ交換規約(共通編)」との整合
(OBX セグメント、ORC セグメント、PV1 セグメント、QAK セグメント、RCP セグメントの共通編参照)
(2)内視鏡部門システムとのレポート連携
(3)メッセージ例の見直し
(4)病理・臨床細胞部門で使用するJHSA 表へのOID 付与
(5)JAHIS 標準適合性宣言書
なお、本規約には「JAHISデータ交換規約(共通編)」と差異がある部分だけを記載した資料構成になっているため、「JAHISデータ交換規約(共通編)」との併読を前提としている事を留意いただきたい。本規約のバージョンの後に“C”という接尾辞があるが、これは「JAHISデータ交換規約(共通編)」を参照している事を意味している。
本規約が医療資源の有効利用、保健医療福祉サービスの連携・向上を目指す医療情報標準化とデータ交換円滑化に多少とも貢献できれば幸いである。
2. 使用している HL7 について
2.1 概要
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「2. 使用しているHL7 について」を参照のこと。
2.2 メッセージ
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「2. 使用しているHL7 について」を参照のこと。
2.3 フィールド
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「2. 使用しているHL7 について」を参照のこと。
2.4 メッセージ区切り文字
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「2. 使用しているHL7 について」を参照のこと。
2.5 データ型
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「2. 使用しているHL7 について」を参照のこと。
3. 主な用語
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「3.1.. 主な用語」を参照のこと。以下は共通編との差異のみを記載する。
病理・臨床細胞部門情報システム AP-LIS (Anatomic Pathology – Laboratory Information System):
Order Filler(オーダ実施)機能をサポートするデータ管理システム。
医用画像保管通信システム PACS (Picture Archiving and Communication System):
Image Manager &Image Archive(画像の保管・管理)機能をサポートするデータ管理システム。
レポートシステム REPORT:
Report Manager & Report Repository(レポートの保管・管理)機能をサポートするデータ管理システム。
モダリティModality:
Acquisition Modality(医用画像の撮影)機能をサポートする検査装置。
4. JAHIS 標準テーブル
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「4. JAHIS 標準テーブル」を参照のこと。以下は共通編との差異のみを記載する。
4.1 本規約で定義する JAHIS 標準テーブル
病理・臨床細胞部門では患者の感染症などの情報が必要である。HL7 であらかじめ用意されているものがあればそれを活用するが、存在しない項目については以下のような項目コードを定義して、OBX セグメントに記載することを考える。コーディングシステム名は ‘XXXXxxx’ を設定する。
検体検査の項目に関しては、より細かく分類された標準コードが存在するが、ここでは病理・臨床細胞部門で参照するマクロなレベルのコードを定義する。その両者のコード変換に関してどのサブシステムで行うかは施設毎に考慮すべきものとなるだろう。
JHSA表001 – Observation Identifier 検査付帯項目
(コーディングシステム名:JHSA001)
(OID:1.2.392.200270.4.4.9.1)
Value | Description | Data Type | Cording System |
02-01 | 造影剤副作用 | TX | |
02-02 | 気管支喘息 | TX | |
02-03 | 腎機能障害 | TX | |
02-04 | 胃部の手術歴 | TX | |
02-05 | 大腸の手術歴 | TX | |
02-06 | 胆嚢の手術歴 | TX | |
02-07 | その他腹部の手術歴 | TX | |
02-08 | 体内ペースメーカー | TX | |
02-09 | 体内金属 | TX | |
03-01 | HBs 抗原 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-02 | HCV 抗体 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-03 | TPHA 法 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-04 | STS 法 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-05 | ツ反 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-06 | TB 塗抹 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-07 | TB 培養 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-08 | HIV 抗体 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-09 | HTLV-I 抗体 | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-10 | MRSA | CWE | JHSA 表002 / HL7 表0532 |
03-11 | クレアチニン値 | NM | |
03-12 | BUN 値 | NM |
JHSA表002 – Observation Value 検査値
(コーディングシステム名:JHSA002)
(OID:1.2.392.200270.4.4.9.2)
Value | Description |
0 | - |
1 | 擬陽性 |
2 | + |
3 | ++ |
4 | +++ |
JHSA表010 ‐ コメント種別コード
(コーディングシステム名:JHSA010)
(OID:1.2.392.200270.4.4.9.3)
Value | Description | Data Type |
MS3-24 | 外来所見 | TX |
MS3-34 | 臨床病名 | TX |
AP-001 | 病理検査目的 | TX |
AP-011 | 手術室番号 | ST |
AP-021 | 報告希望日 | DT |
AP-031 | シェーマ | ED |
AP-051 | 内視鏡検査報告書識別子 | ST |
AP-052 | 内視鏡検査報告書 | ED |
AP-091 | オーダキャンセル理由 | TX |
AP-101 | 検体受付番号 | ST |
AP-201 | 報告書のリンク情報 | RP |
4.2 用語・コードの扱いについて
4.2.1 HL7 定義以外の表
本規約においてはHL7 の標準定義表および使用者定義表以外の定義表を使用することができる。
HL7 で定義された表以外の表を使用する場合、当該テーブルを規定している規約を明らかにする必要がある。要素として<name of coding system>を有するデータタイプにおいては、ここにテーブルを規定した規約をあらわす略号を設定する。
当規約においては、次の略号を使用するものとする。
XXXXxxx: 本規約で規定したことを示す。
5. 本規約の対象範囲
5.1. 基本方針
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「5.1. 基本方針」を参照のこと。
5.1.1 マスタ
わが国ではオーダ時に詳細情報を指定することが多い。
放射線データ交換規約においては、オーダにおける詳細指定に JJ1017 が採用されている。病理・臨床細胞分野では、このJJ1017 に相当するオーダ用のマスタが標準化されていない。従来のAP-LIS では、納入システムおよび納入施設によってマスタの内容は各施設固有のものや、提供するベンダ固有のものであった。しかも、これらのマスタでは、オーダで指示/依頼を行う内容の粒度(詳細度)や、種別の考え方等も統一性は無いという状況である。
このため、本規約の策定に伴い病理・臨床細胞向けのサンプルとして作成したマスタを付録‐3.に示す。
なお、付録‐3.のマスタは、あくまで病理・臨床細胞データ交換規約を用いる上でオーダを指示するためのマスタの使い方を示すためのサンプルであるため、必ずしもこのマスタを用いることを強制するものではない。各施設がすでに用意しているマスタがあれば、それを用いてもらうことも可能である。しかしながら、マスタを用意できていない施設およびベンダにとっては、本マスタを参考あるいは採用していただくことで、個別に作成する手間を減らすことになるものと考える。
5.2. 対象範囲
病理・臨床細胞データ交換規約は図5.2-1「システム間情報伝達イメージ」の範囲を対象とする(実線矢印部が対象、破線矢印部は対象外)。
また、取り扱うメッセージタイプ及びトリガイベントを表5.2-1「メッセージとトリガイベント」に示す。
➁患者情✲通知
④検査依頼
⑤検査結果照会
➁患者情✲通知
AP-LIS
HIS
PACS
➈DICOM画像
➈DICOM画像
MODALITY
➁患者情✲通知
⑧画像
➈DICOM画像
⑧画像
⑧画像
染色情✲など
染色装置
臓器マクロ
顕微鏡
WSI
①患者基本属性照会
③検査依頼照会
⑥検体到着通知
REPORT
➁患者情✲通知
⑦✲告書情✲通知
⑦✲告書情✲通知
:HL7 以外のデータ通信機器
:HL7 以外の通信データ(対象範囲外)
図5.2-1 システムxx✲伝達イメージ
表5.2-1 メッセージとトリガイベント
メッセージ定義 | メッセージタイプ | トリガイベント | イベントタイプ | R/O (HIS) | R/O (AP-LIS) | R/O (PACS) | R/O (REPORT) | R/O (MODALITY) |
①患者基本属性照会 | QBP→ ←RSP | 患者基本属性の照会/ 応答 | Q22/K22 | O | O | - | - | - |
②患者情✲通知 | ADT→ ←ACK | 入院/来院の通知 | A01 | O* | O* | O* | O* | O* |
退院/来院終了 | A03 | O* | O* | O* | O* | O* | ||
患者の登録 | A04 | O* | O* | O* | O* | O* | ||
患者情✲の更新 | A08 | O | O | O | O | O | ||
入院/来院の通知 (A01)の取消 | A11 | O* | O* | O* | O* | O* | ||
退院/来院終了(A03) の取消 | A13 | O* | O* | O* | O* | O* | ||
③検査依頼照会 | OSQ→ ←OSR | 病理検査依頼オーダ状 態の問合せ | Q06 | R | R | - | - | - |
④検査依頼 (HIS-AP-LIS) | OML→ ←ORL | 病理検査の依頼 | O21/O22 | R | R | - | - | - |
⑤検査結果情✲照会 | QBP→ ←RSP | 病理検査結果の照会 | ZB5/ZB6 | R | R | - | - | - |
⑥検体到着通知 (AP-LIS-HIS) | ORU→ ←ACK | 検体到着の通知 | R01 | R | R | - | - | - |
⑦✲告書情✲通知 (REPORT-HIS/AP-LIS) | MDM→ ←ACK | 病理検査✲告書情✲の 通知 | T02 | R | R | - | R | - |
本規約では上記表5.2-1 のメッセージタイプおよびイベントタイプをサポートする。
本規約では、患者情報通知のイベントは、患者情報の更新(A08)を通常使用し、その他のイベントは双方の取り決めによる。
図5.2-1 の各アクタによるメッセージタイプおよびイベントタイプのサポートが、必須なのか、オプションなのかを「R/O」コラムに示す。
R | ― | 必須 |
O | ― | オプション |
O* | ― | オプション。②患者情報通知については、IHE の統合プロファイルである |
PAM(Patient Administration Management)が必須としているトリガーイベントを「O*」 で示しており、将来的にサポートすることが強く期待されている。 | ||
- | ― | 非該当 |
「メッセージタイプ」欄の矢印(→、←)は、メッセージの応答関係を表す。上側の矢印(→)が最初のメッセージの送信を意味し、下側の矢印(←)が最初のメッセージに対する応答メッセージの送信を意味する。
メッセージの概要
① 患者基本属性照会(QBP/RSP)
患者基本情報をQBPメッセージで問合せ、それに対する応答をRSPメッセージで返す。
② 患者情報通知(ADT/ACK)
患者に関する各種イベントの情報をADTメッセージで通知し、それに対する応答をACKメッセージで返す。
③ 検査依頼照会(OSQ/OSR)
病理検査依頼のオーダ情報をOSQメッセージで問合せ、それに対する応答をOSRメッセージで返す。
④ 検査依頼 HIS-AP-LIS(OML/ORL)
病理検査依頼のオーダ情報をHISからAP-LISにOMLメッセージで通知する。それに対する応答をORLメッセージで返す。
⑤ 検査結果照会(QBP/RSP)
病理検査結果をQBPメッセージで問合せ、それに対する応答をRSPメッセージで返す。
⑥ 検体到着通知 AP-LIS-HIS(ORU/ACK)
検体到着をORUメッセージで通知し、それに対する応答をACKメッセージで返す。
⑦ 報告書情報通知 REPORT-HIS/AP-LIS(MDM/ACK)
病理検査報告書情報をMDMメッセージで通知し、それに対する応答をACKメッセージで返す。
画像保存の概要
⑧ 画像
WSI、顕微鏡、臓器マクロから発生した(非DICOMフォーマット化)画像
⑨ DICOM画像
WSI、顕微鏡、臓器マクロから発生した画像をDICOMフォーマット化した画像
(注記)DICOM 画像については、「JAHIS 病理・臨床細胞DICOM 画像データ規約」を参照。
5.3. 内視鏡部門との連携について
EIS/内視鏡部門システム
HIS/電子カルテ
内視鏡検査依頼
内視鏡検査
オーダ作成
内視鏡検査
検体採取
内視鏡検査終了
実施入力
内視鏡検査実施報告
内視鏡検査
報告書作成
内視鏡検査報告書通知
下記説明(1)
病理オーダ作成
検査依頼
下記説明(2)
検体到着
病理検査
病理診断 報告書作成
報告書情報通知
報告書情報通知
下記説明(3)
内視鏡検査
報告書
⾃動更新病理結果確認
報告書 最終承認
内視鏡検査報告書通知
下記説明(4)
内視鏡検査
報告書確認
内視xx主治医
病理医
病理部門システム
図5.3-1 内視鏡部門-病理部門 連係ワークフロー図
(1) XXX はHIS に対し、病理オーダ作成依頼の有無、および病理オーダ作成に必要な情報を含む内視鏡検査報告書を送信する。(JAHIS 内視鏡データ交換規約 5.2. 対象範囲 - ⑨検査報告書通知)
(2) HIS は受信した検査報告書通知に病理オーダ作成の依頼が含まれていた場合、病理オーダを作成する。その際、受信した検査報告書通知に含まれている内視鏡検査報告書の一意的な文書番号と、報告書の保存先もしくは報告書データそのものを病理部門システムに送信することが強く推奨される。
(3) 病理検査を行い病理検査報告書の作成が完了したら、病理部門システムは(病理検査)報告書情報通知をHISに送信する。病理オーダに内視鏡検査報告書の情報が含まれていた場合、(病理検査)報告書情報通知をEISにも送信する。
(4) EIS は病理検査結果確認後、報告書の最終承認を行い、HIS に再度、内視鏡検査報告書通知を送信する。(JAHIS内視鏡データ交換規約 5.2. 対象範囲 - ⑨検査報告書通知)
(1) において、病理オーダが必要であることをEIS からHIS に伝える必要があり、内視鏡検査報告書通知のOBX
に病理オーダ作成依頼の有無を記述するためのコードとして以下を定義する。
・「JHSE 表004-Pathological examination incidental information 病理検査付帯情報種別」
(コーディングシステム名:JHSE004、OID:1.2.392.200270.4.4.7.4)
・「JHSE 表013-Pathology Order Status 病理オーダステータス」
(コーディングシステム名:JHSE013、OID:1.2.392.200270.4.4.7.13)
また、HIS で病理オーダを作成するために、例えば以下のような項目を内視鏡検査報告書に記述することが望ましい。
・患者 ID
・内視鏡検査ID
・依頼医師ID
・検体瓶 ID
・検体取得部位情報(名称、コード、スキーマ等)
・依頼内容(組織診、細胞診等)
・依頼の説明(病名、依頼理由等)
・希望回答期日
(2) において、HIS から病理部門システムに内視鏡検査報告書の情報を送信する際の記述例
(病理検査依頼(OML メッセージ)のOBX セグメントへの入力例)
【内視鏡検査報告書の保存先を送信する場合】
OBX|1|ST|AP-051^内視鏡検査報告書識別子^JHSA010|| 1.2.392.200250.2.2.1.90335068010.1.12.20201225123624||||||F<CR>
OBX|2|RP|AP-201^報告書のリンク情報^JHSA010||
https://XXXXX-xx.xx/HL7/CDA/report/JED/20201225/endoscopy001.xml||||||F<CR>
【内視鏡検査報告書データそのものを送信する場合】
OBX|1|ST|AP-051^内視鏡検査報告書識別子^JHSA010|| 1.2.392.200250.2.2.1.90335068010.1.12.20201225123624||||||F<CR>
OBX|2|ED|AP-052^内視鏡検査報告書^JHSA010||
^multipart^x-hl7-cda-level-one^A^=?UTF-8?B?PD94bWwgdmVyc…dD4NCg==?=||||||F<CR>
6. メッセージ構文
本規約では、HL7 メッセージを構成するセグメントの省略の可否([ ]表記)や繰り返しの可否({ }表記)に加え、JAHIS 仕様での要否を明確にするためコメントComments(JPN)に要否等を付記した。
メッセージ構文での表記規則:
⚫ Comment(JPN)(JAHIS仕様での取り扱い) R - 必須。
RE - 存在すれば必須(送信側アプリケーションは、該当データがあれば送信しなければならないが、存在しなければ省略する)。
O - オプション。
C - トリガイベントまたはメッセージの使用条件による。
X - 本規約では使用しない。
N - 使用しない(関係者の合意のもとに関係システム内限定で使用可)。
⚫ 注記:[ ] は省略可能、{ } は繰り返し可能を示す。
⚫ 注記:特にセグメントグループについては、そのセグメントグループの要否等を記し、さらにそのグループに属する個々セグメントの要否等を記した。
6.1 患者基本属性照会(QBP/RSP)
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「6. メッセージ構文」を参照のこと。
6.2 患者情✲通知(ADT/ACK)
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「6. メッセージ構文」を参照のこと。
6.3 検査依頼照会(OSQ/OSR)
検査依頼の照会時には、オーダ状況照会メッセージ(OSQ)を用い、それに対する応答にはオーダ状況照会応答メッセージ(OSR)を使用する。その場合のセグメントと構文規則は以下のとおりである。
6.3.1 OSQ – オーダ状況照会メッセージ(検査依頼照会)イベント(Q06)
オーダ状況照会メッセージ(Q06)は、オーダの状況を問合せるイベントである。
表6.3-1 OSQ -オーダ状況照会メッセージ(病理検査依頼照会)
OSQ^Q06^OSQ_Q06 | Order Status Query | Comment(JPN) | |
MSH | Message Header | R | |
[{ SFT }] | Software | N | |
QRD | Query Definition | R | |
[ QRF | ] | Query Filter | O |
[ DSC | ] | Continuation Pointer | N |
・ MSHはオーダの出力単位(メッセージ)に一つ必須である。
・ QRD、QRFは問い合わせメッセージに含まれる同一セグメントをエコーバックする。
6.3.2 OSR – オーダ状況照会応答メッセージ(検査依頼照会応答)イベント(Q06)
オーダ状況照会メッセージ(Q06)は、オーダ状況の問合せに対する応答を返すイベントである。
表6.3-2 OSR -オーダ状況照会応答メッセージ(検査依頼照会応答)
OSR^Q06^OSR_Q06 | Order Status Response | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
MSA | Message Acknowledgment | R |
[{ ERR }] | Error | C |
[{ SFT }] | Software | N |
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Header) | O |
QRD | Query Definition | R |
[ QRF ] | Query Filter | O |
[ | --- RESPONSE begin | X |
[ | --- XXXXXXX xxxxx | X |
XXX | Xxxxxxx Xxxxxxxxxxxxxx | X |
[{ XXX }] | Xxxxx xxx Xxxxxxxx (xxx Xxxxxxx XX) | O |
] | --- PATIENT end | O |
{ | --- ORDER begin | R |
ORC | Common Order | R |
[{ | --- TIMING begin | RE |
TQ1 | Timing/Quantity | O |
[{ TQ2 }] | Timing/Quantity Order Sequence | N |
}] | --- TIMING end | |
<OBR| | [Order Detail Segment] OBR, etc. | RE |
RQD| | N | |
RQ1| | N | |
XXX| | N | |
ODS| | N | |
ODT | N | |
OBX> | O | |
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Detail) | O |
[{ CTI }] | Clinical Trial Identification | O |
} | --- ORDER end | |
] | --- RESPONSE end | |
[ DSC ] | Continuation Pointer | N |
・ MSHはオーダの出力単位(メッセージ)に一つ必須である。
・ MSAはメッセージに一つ必須である。
・ QRD、QRFは問い合わせメッセージに含まれる同一セグメントをエコーバックする。
・ PID以降は、問い合わせの結果が異常であるときは省略される。
・ ORCを含む以降のブロックは、問合せ結果に該当するオーダの数だけ繰り返す。
・ TQ1、TQ2 はV2.5で追加されたが【病理・臨床細胞】ではTQ1のみを使用する。優先度に関してはTQ1-9を使用する。
6.4 検査依頼(OML/ORL)
検査の依頼時には、オーダメッセージ(OML)を用い、それに対する応答にはオーダ応答メッセージ(ORL)を使用する。その場合のセグメントと構文規則は以下のとおりである。
6.4.1 OML – オーダメッセージ(検査依頼)イベント(O21)
オーダメッセージ(O21)は、依頼をするイベントである。
表6.4-1 OML – オーダメッセージ(検査依頼)
OML^O21^OML_O21 | Laboratory Order Message | Comment(JPN) | ||||
MSH | Message Header | R | ||||
[{ SFT }] | Software | N | ||||
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Header) | O | ||||
[ | --- PATIENT begin | RE | ||||
PID | Patient Identification | R | ||||
[ | PD1 ] | Additional Demographics | O | |||
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Patient ID) | O | ||||
[{ NK1 }] | Next of Kin/Associated Parties | N | ||||
[ | --- PATIENT_VISIT begin | RE | ||||
PV1 | Patient Visit | RE | ||||
[ PV2 ] | Patient Visit- Additional Info | N | ||||
] | --- PATIENT_VISIT end | |||||
[{ | --- INSURANCE begin | N | ||||
IN1 | Insurance | N | ||||
[ IN2 ] | Insurance Additional Info | N | ||||
[ IN3 ] | Insurance Add'l Info - Cert. | N | ||||
}] | --- INSURANCE end | |||||
[ | GT1 ] | Guarantor | N | |||
[{ AL1 }] | Allergy Information | O | ||||
] | --- PATIENT end | |||||
{ | --- ORDER begin | R | ||||
ORC | Common Order | R | ||||
[{ | --- TIIMING begin | RE | ||||
TQ1 | Timing/Quantity | RE | ||||
[{ TQ2 }] | Timing/Quantity Order Sequence | N | ||||
}] | --- TIMING end | |||||
[ | --- OBSERVATION_REQUEST begin | R | ||||
OBR | Observation Request | R | ||||
[ TCD ] | Test Code Details | O | ||||
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Detail) | O | ||||
[ CTD ] | Contact Data | N | ||||
[{ DG1 }] | Diagnosis | N | ||||
[{ | --- OBSERVATION begin | O | ||||
OBX | Observation/Result | R | ||||
[ TCD ] | Test Code Detail | O | ||||
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Results) | O | ||||
}] | --- OBSERVATION end | |||||
[{ | --- SPECIMEN begin | O | ||||
SPM | Specimen | R | ||||
[{ OBX }] | Observation/Result related to specimen | O | ||||
[{ | --- CONTAINER begin | O | ||||
SAC | Specimen Container | R | ||||
[{ OBX }] | Observation/Result related to container | O | ||||
}] | --- CONTAINER end | |||||
}] | --- SPECIMEN end | |||||
[{ | --- PRIOR_RESULT begin | O | ||||
[ | --- PATIENT_PRIOR begin | N | ||||
PID | Patient Identification – previous result | N | ||||
[ PD1 | Additional Demographics – previous result | N | ||||
] | --- PATIENT_PRIOR end | |||||
[ | --- PATIENT_VISIT_PRIOR begin | O | ||||
PV1 | Patient Visit | – previous result | R | |||
[ PV2 | Patient Visit Add. Info – previous result | N | ||||
] | --- PATIENT_VISIT_PRIOR end | |||||
[{ AL1 }] | Allergy Information | - previous result | O | |||
{ | --- ORDER_PRIOR begin | R | ||||
[ ORC | ] | Common Order | - previous result | R | ||
OBR | Order Detail | - previous result | R |
OML^O21^OML_O21 | Laboratory Order Message | Comment(JPN) | ||
[{ NTE }] | Notes and Comments - previous result | O | ||
[{ | --- TIMING_PRIOR begin | N | ||
TQ1 | Timing/Quantity | N | ||
[{ TQ2 }] | Timing/Quantity Order Sequence | N | ||
}] | --- TIMING_PRIOR end | |||
{ | --- OBSERVATION_PRIOR begin | R | ||
OBX | Observation/Result - previous result | R | ||
[{ NTE }] | Notes and Comments - previous result | O | ||
} | --- OBSERVATION_PRIOR end | |||
} | --- ORDER_PRIOR end | |||
}] | --- PRIOR_RESULT end | |||
] | --- OBSERVATION_REQUEST end | |||
[{ FT1 }] | Financial Transaction | N | ||
[{ CTI }] | Clinical Trial Identification | N | ||
[ BLG | ] | Billing Segment | N | |
} | --- ORDER end |
・ MSHはオーダの出力単位(メッセージ)に一つ必須である。
・ ORCを含む以降のブロックは、オーダの数だけ繰り返す。
・ TQ1、TQ2 はV2.5で追加されたが【病理・臨床細胞】ではTQ1のみを使用する。優先度に関してはTQ1-9を使用する。
・ 親レコード(ORC-1:‘PA’)では、OBR-4で「検査項目」を、OBXセグメントで患者プロファイル情報を記述する。患者プロファイルは、データ交換規約 共通編 に記載の患者プロファイルコ
-ドも使用できる。
子レコード(ORC-1:‘CH’)では、OBR-4には親レコードと同じ「検査項目」を、SPMセグメントで検体情報を記述する。また、子レコードの場合、OBR-29:Parent(親)の設定を必須とする。
新規オーダを示すORCセグメント(ORC-1:’NW’)は、親レコードを示すORCセグメント
(ORC-1:’PA’)の前に記述する。
親子メッセージの関係を図6.4-1に示す。
図6.4-1:親子メッセージの関係 ORC(NW) 新規オーダ ORC(PA) 親オーダ
OBR 親オーダの記述 OBX 患者プロファイル等 ORC(CH) 子オーダ
OBR 子オーダの記述
SPM 検体情報等
6.4.2 ORL – オーダ応答メッセージ(検査依頼応答)イベント(O22)
オーダ応答メッセージ(O22)は、依頼に対する応答を返すイベントである。
表6.4-2 ORL – オーダ応答メッセージ(検査依頼応答)
ORL^O22^ORL_O22 | General Laboratory Order Acknowledgment Message | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
MSA | Message Acknowledgment | R |
[{ ERR }] | Error | C |
[{ SFT }] | Software | N |
[{ NTE }] | Notes and Comments (for Header) | O |
[ | --- RESPONSE begin | O |
[ | --- PATIENT begin | O |
PID | Patient Identification | R |
[{ | --- ORDER begin | R |
ORC | Common Order | R |
[{ | --- TIMING begin | RE |
TQ1 | Timing/Quantity | RE |
[{ TQ2 }] | Timing/Quantity Order Sequence | N |
ORL^O22^ORL_O22 | General Laboratory Order Acknowledgment Message | Comment(JPN) | ||||
}] | --- TIMING end | |||||
[ | --- OBSERVATION_REQUEST begin | R | ||||
OBR | Observation Request | R | ||||
[{ | --- SPECIMEN begin | O | ||||
SPM | Specimen | R | ||||
[{ SAC }] | Specimen Container Details | O | ||||
}] | --- SPECIMEN end | |||||
] | --- OBSERVATION_REQUEST end | |||||
}] | --- ORDER end | |||||
] | --- PATIENT end | |||||
] | --- RESPONSE end |
・ MSHはオーダの出力単位(メッセージ)に一つ必須である。
・ MSAはメッセージに一つ必須である。
・ ORCを含む以降のブロックは、オーダの数だけ繰り返す。
・ TQ1、TQ2 はV2.5で追加されたが【病理・臨床細胞】ではTQ1のみを使用する。優先度に関してはTQ1-9を使用する。
6.5 検査結果情✲照会(QBP/RSP)
検査結果の照会時には、照会メッセージ(QBP)を用い、それに対する応答には応答メッセージ(RSP)を使用する。その場合のセグメントと構文規則は以下のとおりである。
6.5.1 QBP – 照会メッセージ(検査結果情✲照会)イベント(ZB5)
照会メッセージ(ZB5)は、検査の結果を問合せるイベントである。
表6.5-1 QBP – 照会メッセージ(検査結果情✲照会)
QBP^ZB5^QBP_Q11 | Observation Reporting Query | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
[{ SFT }] | Software | N |
QPD | Query Parameter Definition Segment | R |
RCP | Response Control Parameters | R |
[DSC] | Continuation Pointer | N |
・ MSHはメッセージに一つ必須である。
・ QBP メッセージの場合、MSH-9 は「QBP^ZB5^QBP_Q11」、
【病理・臨床細胞】では、患者ID を指定して当該患者のオーダがあるかの問合せのケースのみが想定されメッセージ例を付録-2 に記載している(Case-9 参照)。
6.5.2 RSP – 応答メッセージ(検査結果情✲照会応答)イベント(ZB6)
応答メッセージ(ZB6)は、検査結果の問合せに対する応答を返すイベントである。
表6.5-2 RSP - 応答メッセージ(検査結果情✲照会応答)
RSP^ZB6^RSP_ZB6 | Observation Reporting Response | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
[{ SFT }] | Software | N |
MSA | Message Acknowledgment | R |
[ERR] | Error | RE |
QAK | Query Acknowledgment | R |
QPD | Query Parameter Definition Segment | R |
[{ | ---Observation Reporting Begin | RE |
PID | Patient Identification | R |
{ | ---Specimen Begin | RE |
SPM | Specimen Information | R |
{ | ---Order Begin | RE |
OBR | Observation Order | R |
[{ TQ1 }] | Timing/Quantity | RE |
[{ OBX }] | Observation Result | RE |
} | ---Order End | |
} | ---Specimen End | |
}] | ---Observation Reporting End | |
[DSC] | Continuation Pointer | N |
・ MSHはメッセージに一つ必須である。
・ MSAはメッセージに一つ必須である。
・ RSP メッセージの場合、MSH-9 は「RSP^ZB6^RSP_ZB6」となる。
6.6 検体到着通知(ORU/ACK)
検体到着通知時には、結果メッセージ(ORU)を用い、それに対する応答は応答メッセージ(ACK)を使用する。その場合のセグメントと構文規則は以下のとおりである。
6.6.1 ORU – 結果メッセージ(検体到着通知)イベント(R01)
結果メッセージ(R01)は、検体の到着を通知するイベントである。
表6.6-1 ORU – 結果メッセージ(検体到着通知)
ORU^R01^ORU_R01 | Unsolicited Observation Message | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
[{ SFT }] | Software Segment | N |
{ | --- PATIENT_RESULT begin | RE |
[ | --- PATIENT begin | RE |
PID | Patient Identification | R |
[PD1] | Additional Demographics | O |
[{NTE}] | Notes and Comments | O |
[{NK1}] | Next of Kin/Associated Parties | N |
[ | --- VISIT begin | RE |
PV1 | Patient Visit | R |
[PV2] | Patient Visit - Additional Info | N |
] | --- VISIT end | |
] | --- PATIENT end | |
{ | --- ORDER_OBSERVATION begin | R |
[ORC] | Order common | R |
OBR | Observations Request | R |
{[NTE]} | Notes and comments | O |
[{ | --- TIMING_QTY begin | RE |
TQ1 | Timing/Quantity | R |
[{TQ2}] | Timing/Quantity Order Sequence | N |
}] | --- TIMING_QTY end | |
[CTD] | Contact Data | N |
[{ | --- OBSERVATION begin | O |
OBX | Observation related to OBR | R |
{[NTE]} | Notes and comments | O |
}] | --- OBSERVATION end | |
[{FT1}] | Financial Transaction | N |
{[CTI]} | Clinical Trial Identification | N |
[{ | --- SPECIMEN begin | O |
SPM | Specimen | R |
[{OBX}] | Observation related to Specimen | O |
}] | --- SPECIMEN end | |
} | --- ORDER_OBSERVATION end | |
} | --- PATIENT_RESULT end | |
[DSC] | Continuation Pointer | N |
・ MSHは到着確認の出力単位に先頭に一つ必要である。
・ PIDは少なくとも1個必須である。
・ TQ1、TQ2 はV2.5で追加されたが【病理・臨床細胞】ではTQ1のみを使用する。優先度に関してはTQ1-9を使用する。
・ 【病理・臨床細胞】では検体到着時、OBX-3にAP-101で検体受付番号を通知する。
6.6.2 ACK – 応答メッセージ(検体到着通知応答)イベント(R01)
応答メッセージ(R01)は、検体到着に対する応答を返すイベントである。
表6.6-2 ACK – 応答メッセージ(検体到着通知応答)
ACK^R01^ACK | General Acknowledgment | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
ACK^R01^ACK | General Acknowledgment | Comment(JPN) |
[{ SFT }] | Software | N |
MSA | Message acknowledgment | R |
[{ ERR }] | Error | C |
・ MSHはメッセージに一つ必須である。
・ MSAはメッセージに一つ必須である。
6.7 ✲告書情✲通知(MDM/ACK)
報告書の情報通知時には、報告書メッセージ(MDM)を用い、それに対する応答にはオーダ応答メッセージ
(ACK)を使用する。その場合のセグメントと構文規則は以下のとおりである。
6.7.1 MDM – ✲告書メッセージ(✲告書情✲通知)イベント(T02)
報告書メッセージ(T02)は、報告書の情報を通知するイベントである。
表6.7-1 MDM -✲告書メッセージ(✲告書情✲通知)
MDM^T02^MDM_T02 | Original Document Notification & Content | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
[{SFT}] | Software Segment | N |
EVN | Event Type | B |
PID | Patient Identification | R |
PV1 | Patient Visit | R |
[{ | --- COMMON_ORDER begin | RE |
ORC | Common order segment | R |
[{ | --- TIMING begin | RE |
TQ1 | Timing/Quantity | O |
[{TQ2}] | Timing/Quantity Order Sequence | N |
}] | --- TIMING end | |
OBR | Observation request segment | R |
[{ NTE }] | Notes and comments about the observation (OBR) | O |
--- COMMON_ORDER end | ||
TXA | Document Notification | R |
{ | RE | |
OBX | Observation/Result (one or more required) | R |
[{ NTE }] | Notes and comments about the observation (OBX) | O |
} |
・ MSHはメッセージに一つ必須である。
・ PID、PV1は必須である。
・ HL7 CDA R2準拠の文書ファイルを格納するOBXが必須である。
6.7.2 ACK – ✲告書メッセージ(✲告書情✲通知応答)イベント(T02)
応答メッセージ(T02)は、報告書情報通知に対する応答を返すイベントである。
表6.7-2 ACK -応答メッセージ(✲告書情✲通知応答)
ACK^T02^ACK | General Acknowledgment | Comment(JPN) |
MSH | Message Header | R |
[{ SFT }] | Software | N |
MSA | Message acknowledgment | R |
[{ ERR }] | Error | C |
・ MSHはメッセージに一つ必須である。
・ MSAはメッセージに一つ必須である。
7. 関連セグメント詳細
セグメントの解説の最初にセグメント属性表を設けている。詳細は JAHIS データ交換規約 共通編
Ver.1.3「2. 使用しているHL7 について」を参照のこと。以下にその要約を示す。
SEQ:セグメントID に続くフィールド連番
LEN:フィールドの最大長
DT:フィールドのデータ型(データ型の解説を参照) OPT/JAHIS:フィールドにおける値の省略の可否
R - 必須
RE - 存在すれば必須(送信側アプリケーションは、該当データがあれば送信しなければならないが、存在しなければ省略する)
C - トリガイベントおよびその他のフィールド条件による O - オプション
X - 本規約では使用しない
B - HL7 の旧バージョンとの互換性のために残されているフィールド N - 使用しない(関係者の合意のもとに関係システム内限定で使用可) W - 取り消し
RP#:フィールド成分の反復の可否 N - 反復不可
Y - 反復可、反復回数の制限がある場合続く数値で指定
(整数) 反復数の上限
ITEM#:HL7 規約全体で一意に付けられたフィールド番号
ELEMENT NAME:フィールドの名称
*:JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」と差異があることを示す
7.1 ERR - Error Segment エラー情✲セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.2 EVN - Event Type Segment 事象型セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.3 MSA - Message Acknowledgment Segment メッセージ応答セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.4 MSH - Message Header Segment メッセージヘッダセグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.5 NTE - Notes and Comments Segment 注釈コメントセグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.6 OBR - Observation Request Segment 検査要求セグメント
臨床データを報告する場合、OBRはレポートヘッダとして機能する。OBRは、後続の分析結果により示される検査を識別する。該当する場合、OBRには関連依頼情報が含まれる。含まれる検査すべてに適用できるような属性の多くもここに含まれる。
1セットの検査を依頼する場合、オーダ・メッセージにOBRセグメントが含まれる。しかし、先行オーダがなくても検査を収集・報告することができる。検査が報告されると、レポートメッセージには 1つ以上のOBRセグメントも含まれる。したがって、OBRセグメントは往復書簡(ドキュメント)のようなものである。OBRセグメントのフィールドの中には、依頼メッセージにのみ適用できるものもあれば、報告メッセージに適用されるものもある。このような取り扱いは、医療処置に精通した人がその取り扱いから明確に分かるようにすべきである(例えば、口述記録者や結果判定責任者は報告段階にのみ関係してくるだろう)。しかし念のため、与えられたフィールドでデータを送信する可能性があるのが依頼者なのか、実施者なのか、あるいはその両方なのかを示すために、OBR HL7属性表にフラッグを立てて示した。
HL7 属性表 – OBR - Observation Request 検査要求
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 | 4 | SI | O | C | 00237 | Set ID – OBR セットID - OBR | |
2 | 22 | EI | C | C | 00216 | Placer Order Number 依頼者オーダ番号 | |
3 | 22 | EI | C | O | 00217 | Filler Order Number + 実施者オーダ番号 | |
4 | 250 | CE | R | R | 00000 | Xxxxxxxxx Xxxxxxx XX xxサービスID | |
5 | 2 | ID | B | B | 00239 | Priority -OBR 優先度 - OBR | |
6 | 26 | TS | B | B | 00240 | Requested Date/time 要求日時 | |
7 | 26 | TS | C | C | 00241 | Observation Date/Time # 検査日時 | |
8 | 26 | TS | O | O | 00242 | Observation End Date/Time # 検査終了日時 | |
9 | 20 | CQ | O | O | 00243 | Collection Volume * 採取量 | |
10 | 250 | XCN | O | O | Y | 00244 | Collector Identifier * 採取者ID* |
11 | 1 | ID | O | O | 00245 | Specimen Action Code * 検体処置コード | |
12 | 250 | CE | O | O | 00246 | Danger Code 危険(検体)コード | |
13 | 300 | ST | O | O | 00247 | Relevant Clinical Info. 関連臨床情報 | |
14 | 26 | TS | B | B | 00248 | Specimen Received Date/Time * 検体受付日時* | |
15 | 300 | SPS | B | B | 00249 | Specimen Source * 検体採取元(検体材料) | |
16 | 250 | XCN | O | O | Y | 00226 | Ordering Provider オーダ発行者 |
17 | 250 | XCN | O | O | Y/2 | 00250 | Order Callback Phone Number オーダコールバック用電 |
話番号 | |||||||
18 | 60 | ST | O | O | 00251 | Placer field 1 依頼者フィールド1 | |
19 | 60 | ST | O | O | 00252 | Placer field 2 依頼者フィールド2 | |
20 | 60 | ST | O | O | 00253 | Filler Field 1 + 実施者フィールド 1 | |
21 | 60 | ST | O | O | 00254 | Filler Field 2 + 実施者フィールド 2 | |
22 | 26 | TS | C | O | 00255 | Results Rpt/Status Change – Date/Time + 結果報告/状 | |
態変更-日時 | |||||||
23 | 40 | MOC | O | O | 00256 | Charge to Practice + 課金 | |
24 | 10 | ID | O | O | 00257 | Diagnostic Serv Sect ID 診断サービス部門ID | |
25 | 1 | ID | C | C | 00258 | Result Status + 結果状態 | |
26 | 400 | PRL | O | O | 00259 | Parent Result + 親結果 | |
27 | 200 | TQ | B | B | Y | 00221 | Quantity/Timing 数量/タイミング |
28 | 250 | XCN | O | O | Y/5 | 00260 | Result Copies To 結果送付先 |
29 | 200 | EIP | O | O | 00261 | Parent 親 | |
30 | 20 | ID | O | O | 00262 | Transportation Mode 患者搬送モード | |
31 | 250 | CE | O | O | Y | 00263 | Reason for Study 検査理由 |
32 | 200 | NDL | O | O | 00264 | Principal Result Interpreter + 結果判定責任者 | |
33 | 200 | NDL | O | O | Y | 00265 | Assistant Result Interpreter + 結果判定アシスタント |
34 | 200 | NDL | O | O | Y | 00266 | Technician + 医療技術者 |
35 | 200 | NDL | O | O | Y | 00267 | Transcriptionist + 転記者 |
36 | 26 | TS | O | O | 00268 | Scheduled Date/Time + スケジュール日時 | |
37 | 4 | NM | O | O | 01028 | Number of Sample Containers * 検体容器数* | |
38 | 250 | CE | O | O | Y | 01029 | Transport Logistics of Collected Sample * 採取検体搬送 |
39 | 250 | CE | O | O | Y | 01030 | Collector's Comment * 採取者のコメント* |
40 | 250 | CE | O | O | 01031 | Transport Arrangement Responsibility 搬送計画責任者 | |
41 | 30 | ID | O | O | 01032 | Transport Arranged 搬送計画 | |
42 | 1 | ID | O | O | 01033 | Escort Required 介添(Escort)の要否 |
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
43 | 250 | CE | O | O | Y | 01034 | Planned Patient Transport Comment 患者搬送に関する |
コメント | |||||||
44 | 250 | CE | O | O | 00393 | Procedure Code プロシジャコード | |
45 | 250 | CE | O | O | Y | 01316 | Procedure Code Modifier プロシジャコード修飾子 |
46 | 250 | CE | O | O | Y | 01474 | Placer Supplemental Service Information 依頼者発行の |
追加サービス情報 | |||||||
47 | 250 | CE | O | O | Y | 01475 | Filler Supplemental Service Information 実施者発行の |
追加サービス情報 | |||||||
48 | 250 | CWE | C | C | 01646 | Medically Necessary Duplicate Procedure Reason 医学 | |
的に必要な重複プロシジャの理由 | |||||||
49 | 2 | IS | O | O | 01647 | Result Handling 結果ハンドリング |
OBR フィールド定義
このセグメント中の短剣符(+)のついた項目は、依頼者ではなく、実施者により生成される。それらは、OBR セグメントが報告書の一部として返されるとき、必要に応じて実施者によって設定される。
星印(*)の付いたフィールドは検体検査のときのみ有意である。依頼者が検体を取得する場合は、依頼者がこれらのフィールドを完成させる。実施者が検体を取得する場合は、実施者がこれらのフィールドを完成させる。
OBR-7-検査日時 および OBR-8-検査終了日時(フラグを#に設定)は生体関連時間である。検体検査の場合、この 2 つの情報は検体採取の開始と終了を表す。患者を直接検査する(BP や胸部 X線など)場合は、検査の開始・終了時刻を表す。
OBR-1 Set ID – OBR セットID - OBR (SI) 00237
定義:最初の送信オーダには通し番号1が割り当てられ、2番目のオーダには通し番号2が割り当てられるものとする。3番目以降同様。
OBR-2 Placer Order Number 依頼者オーダ番号 (EI) 00216
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID type (ID)> 定義:このフィールドにはエンティティ識別子データ型(第 2.16.28節) を使用する。 第1成分は個々のオーダ(例えばOBR)を識別する文字列である。15文字の上限値が推奨されるが、必須ではない。それは依頼者(オーダリング・アプリケーション)によって割り当てられる。依頼者オーダ番号に対 してより多くの文字数を要求するアプリケーションに適用するためにこのフィールドの文字数が増え る場合でも、その実装はHL7に準拠している。それは、特定のオーダリング・アプリケーションによ るすべてのオーダの中から特定のオーダを一意的に識別する。第2から第4までの成分は、依頼者アプリケーションのアプリケーションIDを含んでいるが、これはHDデータ型(HL7 V2.5第2.16.36節、「HD階層指定」)と同じ形式である。第2成分、ネームスペースID、は使用者定義のコード化された値であ って、アプリケーションに一意的に関係している。6文字の上限値が推奨されるが、必須ではない。1つの施設または相互に通信する施設のグループは、依頼者や実施者になる可能性のあるアプリケーシ ョンの一意なリストを構築し、一意なアプリケーションIDを割り当てるべきである。各成分は、成分 デリミタによって分離される。
このフィールドがいつ設定されなければならないかについての情報に関しては、ORC-2-依頼者オーダ番号 (HL7 V2.5第 4.5.1.2節)を参照すること。
ある施設あるいは相互に通信する施設のグループは、オーダの依頼者と実施者になりうるアプリケーションのリストを構築し、各々に対して一意なアプリケーションIDを割り当てるべきである。アプリケーションIDのリストは、HL7 V2.5第8章で文書化された施設のマスタ辞書となる。サードパーティのアプリケーション(オーダの依頼者と実施者以外の)は、ORMとORRメッセージを送受信できるので、このフィールドの依頼者アプリケーションIDは(MSHセグメントで定義される)ネットワーク上で送受信されるアプリケーションと同一でなくてよい。
ORC-2-依頼者オーダ番号 はOBR-2-依頼者オーダ番号 と同一である。仮に依頼者オーダ番号がORCに存在しない場合、関連するOBRに現れなければならない。又、逆も同様。もし両方のフィールド、 ORC-2-依頼者オーダ番号と OBR-2-依頼者オーダ番号に値があるなら、それらは同じ値であるべきである。結果がORUメッセージで伝送されるときは、ORCは必須ではなく、かつ識別する依頼者オーダ番号はOBRセグメント内に存在しなければならない。
これらの規則は、ORCとOBRの両方に存在する他の幾つかのフィールドにも、上位互換を保つために
適用される。(例えば数量/タイミング、親番号、オーダ発行者、オーダコールバック番号)
OBR-3 Filler Order Number 実施者オーダ番号 (EI) 00217
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID type (ID)>定義:このフィールドは、実施者アプリケーションと関連したオーダ番号である。オーダおよびその関連する検査に対する永久的な識別子である。実体識別子データ型の特別な実例である。(HL7 V2.5第2章の第2.16.28節 「EI-実体識別子」を参照のこと。)
第1成分は個々のオーダ・セグメント(例えばOBR)を識別する文字列である。これはオーダ実施者(受信)アプリケーションによって割り当てられ、特定の実施者アプリケーション(例えば臨床検査室)によるすべてのオーダの中から特定のオーダを一意に識別する。 この一意性は長期間継続しなければならない。
第2から第4までの成分は、実施者アプリケーションIDを含むが、これはHDデータ型(HL7 V2.5第 2.16.36「HD階層的指定子」 を参照)の形式をしている。第2の成分は使用者定義のコード化された値であって、ネットワーク上の他のアプリケーション中から特定のアプリケーションを一意的に識別する。6文字の上限値が推奨されるが、必須ではない。実施者オーダ番号の第2成分は、xxxの実際の実施者を常に識別する。
このフィールドにいつ値が入るべきかに関する情報は、ORC-3-実施者オーダ番号を参照のこと。 OBR-3-実施者オーダ番号は、 ORC-3-実施者オーダ番号と同一である。仮に実施者オーダ番号がORCに存在しない場合、関連するOBRに出現しなければならない。(この規則は、ORCとOBR内の他の特定のフィールドに対しても同様で、上位互換とASTM互換を促進する)これは、結果がORUメッセージ内に伝送される場合、特に重要である。この場合、ORCは必須ではなく、識別する実施者オーダ番号はOBRセグメント内に出現しなければならない。
実施者オーダ番号(OBR-3或いはORC-3)もまた、オーダとその関連する検査を一意に識別する。例えば、ある施設では幾つかの関連アプリケーションからの検査を共通データベースに集め、この共通データベースが他のアプリケーションから検査について照会するとする。この場合、共通データベースアプリケーションによって伝送される実施者オーダ番号と依頼者オーダ番号は、それぞれオリジナルの実施者と依頼者の番号であり、むしろ共通データベースアプリケーションによって割当てられた新しい番号とはならない。
同様に、オーダの実施者或いは依頼者でもないサードパーティアプリケーションが、オーダのステータスを変更することが許可される(たとえば取消)場合、そのサードパーティのアプリケーションは、実施者に対してORMメッセージを送る。ORMメッセージは、ORC-1-オーダ制御が”CA”であるORCセグメントを含み、かつ依頼者オーダ番号と実施者オーダ番号はいずれも自分で採番するのではなくオリジナルの番号を含む。
OBR-4 Universal Service ID 汎用サービスID (CE) 00238
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは要求された検査/試験/セット(battery)の識別子コードを含む。このコードは、ローカル・コードまたは「汎用」コードのいずれか、もしくはその両方を基準に設定できる。「汎用」のプロシージャ識別子を使用することが望ましい。このCEデータ型の構造は2.Aコントロール(つづ き)で記述されている。
【病理・臨床細胞】では、「テーブルLPATHO001検査目的群ID」を使用しても良い。
OBR-5 Priority - OBR 優先度 - OBR (ID) 00239
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは下位互換性のためだけに保持されている。使用されていない。以前の優先度
(例えばSTAT、ASAP)だが、本情報は、OBR-27-数量/タイミングの第6成分で伝えられる。
OBR-6 Requested Date/Time 要求日時 (TS) 00240
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは下位互換性のためだけに保持されている。使用されていない。以前の要求日時で、本情報は、今、 OBR-27-数量/タイミングの第4成分で伝えられる。
OBR-7 Observation Date/Time 検査日時 (TS) 00241
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは臨床に関連する検査の日時である。患者から直接取得する検査の場合は、検査を実施した実際の日時である。検体関連検査の場合、このフィールドは検体を採取した日時を表わすものとする。(これは結果専用フィールドである。ただし、依頼者あるいは第三者が検体をすでに
採取している場合はこのがぎりでない。)このフィールドは条件により必須となる。OBRが報告メッセージの一部として送信されるとき、このフィールドは設定されなければならない。もしそれが要求の一部として送信され、かつ標本が要求の一部として共に送られるならば、このフィールドは設定されなければならない。なぜならばこの検体時間は検査の生体に関連する(physiologically relevant)日時であるからである。
OBR-8 Observation End Date/Time 検査終了日時 (TS) 00242
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは検査あるいは検体採取の終了日時を含む。検査が長時間にわたって実施される場合、検査期間の終了時期を表す。検査が瞬時に終わる場合は、このフィールドはnullになる。これは結果フィールドである。ただし、依頼者、あるいは実施者以外の第三者がすでに検体を採取してしまっている場合はこのがぎりでない。
OBR-9 Collection Volume 採取量 (CQ) 00243
成分:<Quantity (NM)> ^ <Units (CE)>
副成分 for Units (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:検体検査の場合、採取量は検体量である。デフォルト単位は ML である。特に、単位はISO 標準単位略語(ISO-2955、1977 年)の表記に従うべきである。これは結果専用フィールドである。ただし、依頼者あるいは第三者が検体をすでに採取している場合はこのがぎりでない。(単位の詳細については、HL7 V2.5 第7 章第 7.4.2.6 節を参照のこと)
OBR-10 Collector Identifier 採取者ID (XCN) 00244
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^ <Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^ <Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^ <Name Context (CE)>
^ <Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^
<Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^ <Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ < Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>副成分 for Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>副成分 for Range Start Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Range End Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:検査に検体が要求された場合、このフィールドは、検体を採取した個人、部門あるいは施設を識別する。名前もしくはIDコード(あるいはその両方)を指定できる。
OBR-11 Specimen Action Code 検体処置コード (ID) 00245
定義:このフィールドは、このオーダに伴ってあるいは先行して実施される検体処置を識別する。このフィールドの目的は、付随するORC セグメントに含まれるオーダ制御コードにより示される一般的な行為 をさらに(適宜)修飾する(qualify)。例えば、新規オーダ(ORC-“NW”)が検査室へ送られた
場合、検査室で検体を採取すべきかどうか(“L”あるいは“O”)がこのフィールドによって伝えられる。とり得る値はHL7 V2.5 第4 章4.5.3.11、「HL7 表0065 – 検体処置コード」を参照のこと。
HL7表0065 – Specimen Action Code 検体処置コード
Value | Description | Comments |
A | Add ordered tests to the existing specimen 依頼検査を既存の検体に追加する | |
G | Generated order; reflex order 生成オーダ;反映オーダ | |
L | Lab to obtain specimen from patient 検査室が患者から検体を採取する | |
O | Specimen obtained by service other than Lab 検査室以外のサービスによる検体採取 | |
P | Pending specimen; Order sent prior to delivery 保留検体;採取以前に依頼されたオーダ | |
R | Revised order 改訂オーダ | |
S | Schedule the tests specified below 指定した検査をスケジュールする |
OBR-12 Danger Code 危険(検体)コード (CE) 00535
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは(例えば陽性結核患者、肝炎患者の血液など)危険であることが周知、あるいは疑われる患者、検体を示すコードかテキスト、あるいはその両方を含む。 コードとテキストのどちらかあるいはいずれも指定しない場合がある。指定する場合、コードは必ず第1成分に指定し、任意のフリーテキストを第2成分に指定する。したがって、コードだけを省略する場合、成分デリミタをフリーテキストの前に指定しなければならない。
OBR-13 Relevant Clinical Information 関連臨床情✲ (ST) 00247
定義:このフィールドには、患者あるいは検体に関する追加臨床情報が記述される。このフィールド は、検査診断が要求された場合、疑われる病状や臨床所見を報告するのに使用する。例えば、血中ガ ス内の二酸化炭素量、頚椎パップ試験での月経周期時期、および試験診断に影響を及ぼすその他の条 件を報告する場合など。オーダ・セグメントの直後に一連のOBXセグメント(HL7 V2.5第7章を参照)を追加することにより、より構造化された形式でこの情報を送ることができるオーダもある。
OBR-14 Specimen Received Date/Time 検体受付日時 (TS) 00248
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、下位互換性のためだけに保持されている。HL7 V2.5 では、SPM セグメントが存在するメッセージでは、このフィールよりSPM-18 検体受領日時 を使うことが好まれる。 検体を必要とする検査の場合、検体受付日時は診断サービスの実際のログイン時刻である。このフィールドは、オーダに検体が付随している時、または検査に検体が必要で、かつメッセージが報告である場合、値を持たなくてはならない。
OBR-15 Specimen Source 検体採取元(検査材料) (SPS) 00249
成分:<Specimen Source Name or Code (CWE)> ^ <Additives (CWE)> ^ <Specimen Collection Method (TX)> ^ <Body Site (CWE)> ^ <Site Modifier (CWE)> ^ <Collection Method Modifier Code (CWE)> ^ <Specimen Role (CWE)>
副成分 for Specimen Source Name or Code (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Additives (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Body Site (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Site Modifier (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Collection Method Modifier Code (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Specimen Role (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは下位互換性のためだけに保持されている。HL7 V2.5 では、SPM セグメントが存在するメッセージでは、このフィールドよりSPM 検体セグメント を使うことが好まれる。
OBR-16 Ordering Provider オーダ発行者 (XCN) 00226
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^ <Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^ <Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^ <Name Context (CE)>
^ <Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^
<Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^ <Assigning Jurisdiction (CWE)> ^
<Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> 副成分 for Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>副成分 for Range Start Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Range End Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは検査依頼者を識別する。IDコードあるいは名前、またはその両方を指定できる。これはORC-12-オーダ依頼者と同じである。
【病理・臨床細胞】では、依頼医を指定する。
OBR-17 Order Callback Phone Number オーダコールバック用電話番号 (XTN) 00250
成分:<DEPRECATED-Telephone Number (ST)> ^ <Telecommunication Use Code (ID)> ^
<Telecommunication Equipment Type (ID)> ^ <Email Address (ST)> ^ <Country Code (NM)> ^
<Area/City Code (NM)> ^ <Local Number (NM)> ^ <Extension (NM)> ^ <Any Text (ST)> ^
<Extension Prefix (ST)> ^ <Speed Dial Code (ST)> ^ <Unformatted Telephone number (ST)> 定義:このフィールドは状況あるいは結果を報告する際の電話番号を含む。標準フォーマットを使用し、可能であれば、内線またはポケットベル番号(あるいはその両方)も併せて指定する。
OBR-18 Placer Field #1 依頼者フィールド1 (ST) 00251
定義:このフィールドはユーザフィールド1である。依頼者によって送られたテキストが、結果とともに返される。
OBR-19 Placer Field #2 依頼者フィールド2 (ST) 00252
定義:このフィールドは依頼者フィールド1と同様である。
OBR-20 Filler Field #1 実施者フィールド1 (ST) 00253
定義:このフィールドは実施者(診断サービス)により任意の使用目的に定義可能である。
OBR-21 Filler Field #2 実施者フィールド2 (ST) 00254
定義:このフィールドは実施者フィールド1と同様である。
OBR-22 Results Rpt/Status Chxxx - Date/Time 結果✲告/状態変更-日時 (TS) 00255
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、結果の報告日時、あるいは状況の変更日時を示す。このフィールドでは、結果を報告書に書込み・発行した日時を示す。あるいはOCR-5オーダ状態に定義にされたような状況が入力・変更された日時を示す。(これは結果専用フィールドである)他のアプリケーション(事務関連あるいは臨床データベースアプリケーションなど)が検査室アプリケーションに非送信結果を照会する場合、このフィールド内の情報は通信リンクに対する処理を制御するのに使用することができる。通常、オーダリングサービスは、照会側のアプリケーションが最後に結果を受信した日時より後で報告された結果だけ必要になる。
OBR-23 Charge To Practice 課金 (MOC) 00256
成分:<Monetary Amount (MO)> ^ <Charge Code (CE)>
副成分 for Monetary Amount (MO):<Quantity (NM)> & <Denomination (ID)>
副成分 for Charge Code (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> 定義:このフィールドは適用可能な場合には、実施された検査についてオーダ本体に課せられる金額である。第1成分にはドル金額(実施者が知っている場合)を指定する。第2成分には課金コード(実施者が知っている場合)を指定する(結果専用)。
OBR-24 Diagnostic Serv Sect ID 診断サービス部門ID (ID) 00257
定義:このフィールドは検査を実施した診断サービス担当の部門を示す。検査が外部サービスによって実施された場合、そのサービスのIDがここに記録されるべきである。有効な値については、「HL7表0074 – 診断サービス部門ID」を参照のこと。
HL7表0074 – Diagnostic Service Section ID 診断サービス部門ID
Value | Description | Comments |
AU | Audiology 聴力検査 | |
BG | Blood gases 血中ガス | |
BLB | Blood bank 血液バンク | |
CUS | Cardiac Ultrasound 循環器用超音波 | |
CTH | Cardiac catheterization 心臓カテーテル | |
CT | CAT scan CAT スキャン | |
CH | Chemistry 化学 | |
CP | Cytopathology 細胞検査 | |
EC | Electrocardiac (e.g., EKG, EEC, Holter) 心電関係(例えばEKG、EEC、ホルター) | |
EN | Electroneuro (EEG, EMG,EP,PSG) 神経筋電関係(EEG、EMG) | |
HM | Hematology 血液検査 | |
ICU | Bedside ICU Monitoring ベッドサイドのICU モニタ | |
IMM | Immunology 免疫検査 | |
LAB | Laboratory ラボラトリー | |
MB | Microbiology 微生物検査 | |
MCB | Mycobacteriology ヒト型結核菌検査 | |
MYC | Mycology (真)菌検査 | |
NMS | Nuclear medicine scan 核医学スキャン | |
NMR | Nuclear magnetic resonance 核磁気共鳴 | |
NRS | Nursing service measures 看護サービス検査 | |
OUS | OB Ultrasound 産婦人科用超音波 | |
OT | Occupational Therapy 作業療法 | |
OTH | Other その他 | |
OSL | Outside Lab 外部検査 | |
PHR | Pharmacy 処方 | |
PT | Physical Therapy 物理療法 | |
PHY | Physician (Hx. Dx, admission note, etc.l) 内科医(Hx、Dx、入院情✲メモなど) | |
PF | Pulmonary function 肺機能 | |
RAD | Radiology 放射線学 | |
RX | Radiograph 放射線写真 | |
RUS | Radiology ultrasound 放射線超音波 | |
RC | Respiratory Care (therapy) 呼吸療法(治療) | |
RT | Radiation therapy 放射線治療 | |
SR | Serology 血清検査 | |
SP | Surgical Pathology 外科病理学 | |
TX | Toxicology 毒物検査 | |
VUS | Vascular Ultrasound 血管超音波 | |
VR | Virology ウイルス検査 |
XRC | Cineradiograph シネ放射線 |
OBR-25 Result Status 結果状態 (ID) 00258
定義:このフィールドはこのオーダの結果の状態である。この条件付きフィールドは、OBRが報告メッセージに含まれるときはいつでも必須となる。初期オーダの一部としては必須ではない。
状態情報を送る2つの方法がある。もし状態がオーダ全体の状態であるならば、ORC-15-オーダ有効日時およびORC-5-オーダ状態を使用する事。もし、状態がオーダ詳細セグメントに関係しているなら OBR-25-結果状態 および OBR-22-結果報告/状態変更日時 を使用すること。もし両方とも存在するならば、OBRの値がORCの値をオーバーライドする。
このフィールドが典型的に使用されるのは、オーダ状態照会に対する応答においてであって、要求された詳細のレベルがOBXセグメントを含まないときである。各結果の個々の状態が必要なときは、 OBX-11-検査結果状態 を使用してもよい。有効な値については、「HL7表0123 – 結果状態」を参照のこと。
HL7表0123 – Result Status 結果状態
Value | Description | Comments |
O I S A P C R F X Y Z | Order received; specimen not yet received オーダ受信;検体未到着 No results available; specimen received, procedure incomplete 結果無効;検体到着、手続き不完全 No results available; procedure scheduled, but not done 結果無効;手続き予定未実施 Some, but not all, results available 部分的結果あり Preliminary: A verified early result is available, final results not yet obtained 暫定 : 暫定結果があるが、最終結果は未着 Correction to results 結果訂正 Results stored; not yet verified 結果保存済;未確認 Final results; results stored and verified. Can only be changed with a corrected result. 最終結果;結果格納・確認済。訂正結果のみ書き換え可能 No results available; Order canceled. 結果無効;オーダキャンセル No order on record for this test. (Used only on queries) オーダによらない検査結果(参照のみ可能) No record of this patient. (Used only on queries) 患者に対する結果なし(参照のみ可能) |
到着確認時 ‘I’、部分結果報告時 ‘A’、未承認結果報告時 ‘R’、最終結果報告時 ‘F’とする。
OBR-26 Parent Result 親結果 (PRL) 00259
成分:<Parent Observation Identifier (CE)> ^ <Parent Observation Sub-identifier (ST)> ^ <Parent Observation Value Descriptor (TX)>
副成分 for Parent Observation Identifier (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:他のタイプの連係(例えば毒物学)を利用可能にするために定義されたフィールドである。この情報は重要であり、OBR-29-親番号内の情報と組み合わせて、このオーダに関する親結果のOBXセグメントを一意に識別する。親結果内のOBXセグメント値は、この検査セットが報告する生物種あるいは化学種を示す。例えば、現在の検査セットが抗菌剤の感受性検査である場合、OBXにより特定される親結果には、感受性検査の対象となる微生物を特定する結果が含まれている。親結果内の生物名が最終的に決定される前にいくつか変遷をたどることがあるので、この間接的な連係が好まれている。
第3成分は、親結果によって直接識別される微生物名を記録するのに使用することができる。この場合の生物は、親培養で識別されているとおりに識別すべきである。
我々は、このフィールドが親から結果フィールド全体を引き継ぐとは限らないことを強調する。それは、識別される生物種または化学種のテキスト名のみを表す。このフィールドは、明白な検査IDおよび副IDを生成することができないシステムのため、親結果にリンクする方法を単に提供するために含まれている。
このフィールドが存在するのは、親結果がOBR-29-親番号によって識別され、親が多くの結果の各々のため子オーダを発生させる場合に限る。(このリンクに関する詳細については第7章を参照)
標準的な検査結果セグメント(OBX)を使用してこの情報を伝達する方法もある。生物が複数存在する場合、OBX-4-検査サブIDで複数の生物種から個々を識別する。この場合、サブID Nを持つ最初の OBXは、N番目の微生物を識別する値を持つ。また、サブID Nを持つ後続のOBXはそれぞれ、この生物について指定された感受性検査の感受性結果を含む。
OBR-27 Quantity/Timing 数量/タイミング (TQ) 00221
成分:<Quantity (CQ)> ^ <Interval (RI)> ^ <Duration (ST)> ^ <Start Date/Time (TS)> ^ <End Date/Time (TS)> ^ <Priority (ST)> ^ <Condition (ST)> ^ <Text (TX)> ^ <Conjunction (ID)> ^ <Order Sequencing (OSD)> ^ <Occurrence Duration (CE)> ^ <Total Occurrences (NM)>
副成分 for Quantity (CQ):<Quantity (NM)> & <Units (CE)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Interval (RI):<Repeat Pattern (IS)> & <Explicit Time Interval (ST)>
副成分 for Start Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for End Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Order Sequencing (OSD):<Sequence/Results Flag (ID)> & <Placer Order Number: Entity Identifier (ST)> & <Placer Order Number: Namespace ID (IS)> & <Filler Order Number: Entity Identifier (ST)> & <Filler Order Number: Namespace ID (IS)> & <Sequence Condition Value (ST)> & <Maximum Number of Repeats (NM)> & <Placer Order Number: Universal ID (ST)> &
<Placer Order Number: Universal ID Type (ID)> & <Filler Order Number: Universal ID (ST)> &
<Filler Order Number: Universal ID Type (ID)>
副成分 for Occurrence Duration (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは下位互換性のためだけに保持されている。読者は各々HL7 V2.5第4.5.4節と第 4.5.5節に記述されたTQ1とTQ2セグメントを参照のこと。.
このフィールドは1回のサービスで施すサービスの数、そのサービスの繰り返し頻度に関する情報を含んでいる。これにより要求の継続時間が決まる。
OBR-28 Result Copies To 結果送付先 (XCN) 00260
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^ <Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^ <Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^ <Name Context (CE)>
^ <Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^
<Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^ < Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ < Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> 副成分 for Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>副成分 for Range Start Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Range End Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、結果のコピーを受け取る予定である人々を識別する。現場の取り決めによって、ID番号あるいは名前のいずれかを省略してもよい。
OBR-29 Parent Number 親 (EIP) 00261
成分:<Placer Assigned Identifier (EI)> ^ <Filler Assigned Identifier (EI)>
副成分 for Placer Assigned Identifier (EI):<Entity Identifier (ST)> & <Namespace ID (IS)> & <Universal
ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Filler Assigned Identifier (EI):<Entity Identifier (ST)> & <Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドはORC-8-親と同一である。親子関係が存在する場合、このフィールドにより子供をその親に関連づける。例えば、前回の検査によって生成した検査(例えば血液培養で発生した抗菌感受性)では、このフィールドに親(血液培養)の実施者オーダ番号を記録する必要がある。親子のメカニズムはオーダ制御フィールドの注記で説明する(HL7 V2.5第4.5.1.1.1節「ORCオーダ制御コード表に関する注記」を参照のこと)オーダが子オーダの場合には、このフィールドは必須になる。
OBR-30 Transportation Mode 患者搬送モード (ID) 00262
定義:このフィールドは、適用可能な場合患者を搬送する方法(あるいは搬送するかどうか)を識別する。有効なコードについては「HL7表0124 – 患者搬送モード」を参照すること。
HL7表0124 – Transportation Mode 患者搬送モード
Value | Description | Comments |
CART | Cart – patient travels on cart or gurney 患者はカートまたは担架で移動する | |
PORT | The examining device goes to patient's location 検査装置が患者のもとへ移動する | |
WALK | Patient walks to diagnostic service 患者は歩行により移動する | |
WHLC | Wheelchair 車いすを使用する |
OBR-31 Reason For Study 検査理由 (CE) 00263
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドはコントロールの章(第2章)で定義した、コード化フィールドのための取り決めに基づくコードあるいはテキストである。適切な診療報酬を得るためこのフィールドが必須になる検査もある。
OBR-32 Principal Result Interpreter 結果判定責任者 (NDL) 00264
成分:<Name (CNN)> ^ <Start Date/time (TS)> ^ <End Date/time (TS)> ^ <Point of Care (IS)> ^
<Room (IS)> ^ <Bed (IS)> ^ <Facility (HD)> ^ <Location Status (IS)> ^ <Patient Location Type (IS)> ^ <Building (IS)> ^ <Floor (IS)>
副成分 for Name (CNN):<ID Number (ST)> & <Family Name (ST)> & <Given Name (ST)> & <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> & <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> & <Prefix (e.g., DR) (ST)> & <Degree (e.g., MD (IS)> & <Source Table (IS)> & <Assigning Authority - Namespace ID (IS)> & <Assigning Authority - Universal ID (ST)> & <Assigning Authority - Universal ID Type (ID)>
副成分 for Start Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for End Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドは検査結果を判定(interpreted)し、報告書の内容に責任を負う医師あるいは臨床医を識別する。
OBR-33 Assistant Result Interpreter 結果判定アシスタント (NDL) 00265
成分:<Name (CNN)> ^ <Start Date/time (TS)> ^ <End Date/time (TS)> ^ <Point of Care (IS)> ^
<Room (IS)> ^ <Bed (IS)> ^ <Facility (HD)> ^ <Location Status (IS)> ^ <Patient Location Type (IS)> ^ <Building (IS)> ^ <Floor (IS)>
副成分 for Name (CNN):<ID Number (ST)> & <Family Name (ST)> & <Given Name (ST)> & <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> & <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> & <Prefix (e.g., DR) (ST)> & <Degree (e.g., MD (IS)> & <Source Table (IS)> & <Assigning Authority - Namespace ID (IS)> & <Assigning Authority - Universal ID (ST)> & <Assigning Authority - Universal ID Type (ID)>
副成分 for Start Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for End Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドはこの検査結果の判定を支援した臨床立会を示している。
OBR-34 Technician 医療技術者 (NDL) 00266
成分:<Name (CNN)> ^ <Start Date/time (TS)> ^ <End Date/time (TS)> ^ <Point of Care (IS)> ^
<Room (IS)> ^ <Bed (IS)> ^ <Facility (HD)> ^ <Location Status (IS)> ^ <Patient Location Type (IS)> ^ <Building (IS)> ^ <Floor (IS)>
副成分 for Name (CNN):<ID Number (ST)> & <Family Name (ST)> & <Given Name (ST)> & <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> & <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> & <Prefix (e.g.,
DR) (ST)> & <Degree (e.g., MD (IS)> & <Source Table (IS)> & <Assigning Authority - Namespace ID (IS)> & <Assigning Authority - Universal ID (ST)> & <Assigning Authority - Universal ID Type (ID)>
副成分 for Start Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for End Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドは実施担当臨床技師を示している。
OBR-35 Transcriptionist 転記者 (NDL) 00267
成分:<Name (CNN)> ^ <Start Date/time (TS)> ^ <End Date/time (TS)> ^ <Point of Care (IS)> ^
<Room (IS)> ^ <Bed (IS)> ^ <Facility (HD)> ^ <Location Status (IS)> ^ <Patient Location Type (IS)> ^ <Building (IS)> ^ <Floor (IS)>
副成分 for Name (CNN):<ID Number (ST)> & <Family Name (ST)> & <Given Name (ST)> & <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> & <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> & <Prefix (e.g., DR) (ST)> & <Degree (e.g., MD (IS)> & <Source Table (IS)> & <Assigning Authority - Namespace ID (IS)> & <Assigning Authority - Universal ID (ST)> & <Assigning Authority - Universal ID Type (ID)>
副成分 for Start Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for End Date/time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドは報告書を記録する人を示している。
OBR-36 Scheduled - Date/Time スケジュール日時 (TS) 00268
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは適用可能な(例えばOBR-11-検体処置コード内の処置コード= "S")場合、実施者が検査をスケジュールした日時である。このフィールドは、ある特定の試験をスケジュールして欲しいという要求に対する結果を表しており、これによりスケジュールされた検査日時を依頼者に通知することができる(結果専用)。
OBR-37 Number Of Sample Containers 検体容器数 (NM) 01028
定義:このフィールドは、与えられた標本のコンテナの数を識別する。標本受取検証目的用であり、オーダに伴う標本の数の合計とは異なることがある。
OBR-38 Transport Logistics Of Collected Sample 採取検体搬送 (CE) 01029
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)>
^ <Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは標本が診断サービスの提供者に達する手段を示している。この情報は、検査室が予定の立案または結果の解釈をするのを支援するためにある。可能な回答:定期便のトラック、公的な郵便サービスなど。もしコード化されるならば、使用者定義表が必要である。
OBR-39 Collector's Comment 採取者のコメント (CE) 01030
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、標本に関係した付加的なコメントを報告するためにある。もしコード化されていれば、使用者定義表が必要である。もしフリーテキストのみが報告されるならば、それは第2成分に置かれ、第1成分はnullである。例えば、「^斑状出血と静脈穿刺の後では、凝固は困難」。
OBR-40 Transport Arrangement Responsibility 搬送計画責任者 (CE) 01031
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、計画された診断サービスへの搬送の手配で誰が責任を負うかの標識である。例:依頼者、提供者、患者。もしコード化されるならば、使用者定義表が必要である
OBR-41 Transport Arranged 搬送計画 (ID) 01032
定義:このフィールドは搬送の手配がなされたかどうか知るための標識である。有効なコードについては、「HL7 表0224 – 搬送計画」を参照のこと。
HL7表 0224 – Transport Arranged 搬送計画
Value | Description | Comments |
A N U | Arranged 手配済み Not Arranged 未手配 Unknown 不明 |
OBR-42 Escort Required 介添の要否 (ID) 01033
定義:このフィールドは、患者が診断サービス部門に来るのに介添が必要かどうかの標識である。
注記:介添要求の性質はOBR-43 患者搬送に関するコメントの中で述べられるべきである。有効な値については「HL7 表0225 – 介添の要否」を参照のこと。
HL7表 0225 – Escort Required 介添の要否
Value | Description | Comments |
R N U | Required 必要 Not Required 不要 Unknown 不明 |
OBR-43 Planned Patient Transport Comment 患者搬送に関するコメント (CE) 01034
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、診断サービス部門への患者の移送のための特別の要求についてのコードまたはフリーテキストのコメントである。もしコード化されれば、使用者定義表が必要である。
OBR-44 Procedure code プロシジャコード (CE) 00393
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、プロシジャに割り当てられた一意な識別子を含んでおり、もしあれば(if any)、課金と関連がある。 推奨値については、「使用者定義表0088 – プロシジャコード」を参照のこと。このフィールドは臨床及び関連システムとの互換性のためにCEデータ型である。
使用者定義表 0088 – Procedure code プロシジャコード
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
OBR-45 Procedure code modifier プロシジャコード修飾子 (CE) 01316
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、適用できる場合には、OBR-44 プロシジャコードで報告されたプロシジャコードの修飾子を含んでいる。プロシジャコード修飾子はHCFAやAMAといった規制当局により定義される。複数の修飾子を報告することができる。xx子は、xxxの入力に従った優先度で順序付けられる。米国ではUBと1500クレームフォームでの要求事項である。複数の修飾子が許され、フォームに記載された順序が払い戻しに影響する。推奨値については、「使用者定義表0340 – プロシジャコード修飾子」を参照のこと。
使用規則:このフィールドは、OBR-44プロシジャコードがあるプロシジャコードを含む場合にのみ使用できる。そのプロシジャコードとは、請求あるいは実行するための修飾子を含む場合である。例えば、米国ではHCPCSコードを正確にするために修飾子を要求する。
使用者定義表 0340 – Procedure code modifier プロシジャコード修飾子
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
OBR-46 Placer supplemental service information 依頼者発行のサービス情✲ (CE) 01474
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、OBR-4 汎用サービスID で示される汎用的な処理(procedure)コードのための依頼者から実施者に送付される補助サービス情報を含んでいる。 このフィールドは、OBR セグメントの他の個別のフィールドでは得られないオーダ詳細情報を提供するのに使われるであろう。複数の補助サービス情報の要素を報告することができる。「使用者定義表0411 – 補助サービス情報値」.を参照のこと。
このフィールドは、検査が右部にされるべきか左部にされるべきか、例えば検査部位が腕のどこかになされるがオーダマスタファイルでは右腕か左腕か区別されない場合とか、(オーダマスタファイルがそのような区別を行わない時に)検査を実施する際に造影すべきか否かかというような詳細情報を記述するのに使われる。
OBR-47 Filler supplemental service information 実施者発行の追加サービス情✲ (CE) 0147
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、OBR-4汎用サービスIDで報告されている処理コードのための実施者から依
頼者に送付される補助サービス情報を含んでいる。このフィールドは、OBRセグメントの他の個別のフィールドでは得られないオーダ詳細情報を報告するのに使われるであろう。実施者システムがこのフィールドを使って実際に実施した内容を報告するケースでオーダが修正されない限りにおいては、典型的には、それはOBR-46-依頼者発行の追加サービス情報で実施者システムへ送られた情報と同じ情報を反映するであろう。複数の補助サービス情報の要素を報告することができる。「使用者定義表 0411 – 補助サービス情報値」を参照のこと。
このフィールドは、検査が右部にされるべきか左部にされるべきか、例えば検査部位が腕のどこかになされるがオーダマスタファイルでは右腕か左腕か区別されない場合とか、(オーダマスタファイルがそのような区別を行わない時に)検査を実施する際に造影すべきか否かというような詳細情報を記述するのに使われる。
使用者定義表 0411 – Supplemental Service Information Values 補助サービス情✲値
Value | Description | Comments |
No suggested values 推奨値は定義されない Individual implementations may use vocabularies such as the SNOMED DICOM Micro-glossary (SDM) or private (local) entries. 特別な導入ではSNOMED やDICOM,マイクログロッサリ,そして私用な物も用いられる |
OBR-48 Medically Necessary Duplicate Procedure Reason 医学的に必要な重複プロシジャの理由
(CWE) 01646
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、OBR-44 – プロシジャコード 内のプロシジャが、同じ患者に対して同じサービス日に既にオーダ或いは課金されたものと重複しており、医学的に必要と判断された理由を文書化する目的で使用される。理由は、コードかされるかフリーテキスト形式で入力される。
このフィールドは、重複したプロシジャを誰に請求するかの会計システム情報を提供することを意図している。
推奨値に関しては、「使用者定義表0476 - 医学的に必要な重複プロシジャの理由」を参照のこと。
使用者定義表 0476 – Medically Necessary Duplicate Procedure Reason 医学的に必要な重複プロシジャの理由
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
OBR-49 Result Handling 結果ハンドリング (IS) 01647
定義:結果のハンドリングに関する情報を伝達する。例えば、あるオーダでは、結果(例えばX 線フィルム)を要求者に返すために患者に渡すよう指定するかもしれない。推奨値に関しては、「使用者定義表0507 - 観察結果ハンドリング」を参照のこと。仮にこのフィールドが値を持たない場合、通常のハンドリングを暗黙的に意味する。
使用者定義表 0507 – Observation Result Handling 観察結果ハンドリング
Value | Description | Comments |
F N | Film-with-patient 患者へのフィルム提供 Notify provider when ready 準備が出来次第通知 |
7.7 OBX - Observation/Result Segment 検査結果セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.8 ORC - Order Common Segment 共通オーダセグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.9 PID - Patient Identification Segment 患者識別セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.10 PV1 - Patient Visit Segment 来院情✲セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.11 QAK - Query Acknowledgment Segment 照会応答セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.12 QPD - Query parameter definition 照会パラメータ定義
QPD セグメントは照会のパラメータを定義する。
HL7 属性表 – QPD - Query parameter definition 照会パラメータ定義
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 2 3-n | 250 32 256 | CE ST varies | R C | R C C | 01375 00696 01435 | Message Query Name メッセージ照会名 Query Tag 照会タグ User Parameters (in successive fields) ユーザー・パラメータ |
QPD フィールド定義
QPD-1 Message query name メッセージ照会名 (CE) 01375
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは照会名を含む。これらの名前は、この仕様の機能に特化した章で割り当てられている。照会名に関しては、適合宣言書と1対1であり、実際にその適合宣言書のための識別子である。施設固有の照会名は、文字Zから始まる。推奨値については、「使用者定義表0471-照会名」を参照のこと。
使用者定義表 0471 – Query name 照会名
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値なし |
QPD-2 Query tag 照会タグ (ST) 00696
定義:このフィールドは、照会を識別するために開始システムによって値が入れられ、そして応答メ ッセージを元の照会に一致させるために使用してよい。もしこのフィールドに値がセットされた場合、応答システムは照会認知セグメント(QAK)の最初のフィールドとしてそれをエコーバックすることを 要求される。
このフィールドは、MSA-2 - メッセージ制御IDとは異なる。その値が照会に関係があるそれぞれのメッセージ(すなわちすべての継続メッセージ)では一定のままであるのに対し、MSA-2 - メッセージ制御IDは、それが全体としての照会ではなく、それぞれの個々のメッセージに関係があるため、それぞれの継続メッセージによって異なっていてよい。
[実装時の注意点:ソケット上の唯一の応答メッセージが今送られた照会に対する応答になる実装では、このフィールドに値を入れる必要はない。逆に、多くの照会、応答、および他のメッセージが同じソ ケットで双方向に伝えられる「非同期」な実装の場合には、サーバーがどの照会に応答しているかを クライアントがわかるように、このフィールドに値を入ることが必須である。]
QPD-3 User parameters ユーザー・パラメータ (Varies) 01435
定義:これらの後続のパラメータ・フィールドは、クライアントがサーバーに渡す値を保持する。 クライアント・データは、一連のHL7フィールドとして存在する。QPD-3 - ユーザー・パラメータ
から始まって、QPDセグメントの残りのフィールドは、ユーザー・パラメータ・データを伝える。それぞれのQPDユーザー・パラメータ・フィールドは、それぞれの名前、データ型、オプション指定、および反復が指定されている、適合宣言書で定義された1つのパラメータに対応する。これらのパラメータが通常は共に「AND条件」であると理解されている一方で、ユーザーは、適切にそれぞれを理解するために、要求された適合宣言書を注意深く調べなくてはならない。QSC別形を除いて、パラメータ名は照会で述べられる必要がなく、それらは適合宣言書に基づいた位置にあると理解される。
それぞれのパラメータ・フィールドは、複雑なQIPおよびQSC型を含めて、どんな単一のデータ型としてでも適合宣言書に指定できる。また、パラメータ・フィールドは、以下の5.4.5.3.1節、および 5.4.5.3.2節で定義された、ソート・コントロール(SRT)フィールドあるいはセグメント・グループ(ID)フィールドを含んでもよい。
QPDセグメントのパラメータ・フィールドは、適合宣言書と同じ順序で現れる。
例による照会別形のためのQPD使用の注記
注記:例による照会::例による照会は、検索パラメータを本来伝えるセグメントで渡す、パラメ
ータによる照会(QBP)の拡張である。従って、もし例による照会を利用した“find_candidates”照会を実行したかったら、照会パラメータでない場合にはブランクのままにして送られるPID、および/あるいはPD1セグメントに、検索のための基本情報を送るだろう。例えば、宗教が照会パラメータの1つでなかったと仮定すると、PIDが照会で送られたときに、PID-17は空白であるままにされるだろう。検索アルゴリズム、信用レベルなどといった、HL7メッセージで自然に起こらないパラメータは、パラメータによる照会でのQPDセグメントで運ばれ続けるだろう。照会パラメータとしての使用が可能なセグメントおよびフィールドは、照会のための適合宣言書で指定されるだろう。
7.13 QRD - Query Definition Segment 問合せ定義セグメント
QRD セグメントは、照会を定義するのに使われる。
HL7 属性表 – QRD - Query Definition 問合せ定義
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 | 26 | TS | R | 00025 | Query Date/Time 照会日時 | ||
2 | 1 | ID | R | 0106 | 00026 | Query Format Code 照会フォーマットコード | |
3 | 1 | ID | R | 0091 | 00027 | Query Priority 照会優先権 | |
4 | 10 | ST | R | 00028 | Query ID 照会ID | ||
5 | 1 | ID | O | 0107 | 00029 | Deferred Response Type 遅延応答タイプ | |
6 | 26 | TS | O | 00030 | Deferred Response Date/Time 遅延応答日時 | ||
7 | 10 | CQ | R | 0126 | 00031 | Quantity Limited Request 数量制限請求 | |
8 | 250 | XCN | R | Y | 00032 | Who Subject Filter 対象人物フィルタ | |
9 | 250 | CE | R | Y | 0048 | 00033 | What Subject Filter 対象フィルタ |
10 | 250 | CE | R | Y | 00034 | What Department Data Code 部門データコード | |
11 | 20 | CM | O | Y | 00035 | What Data Code Value Qual. 日時コード値クオリファ | |
イア | |||||||
12 | 1 | ID | O | 0108 | 00036 | Query Results Level 照会結果レベル |
QRD フィールド定義
QRD-1 Query Date/Time 照会日時 (TS) 00025
定義:このフィールドはアプリケーションプログラムによって照会が作成された日時を含む。
QRX-0 Xxxxx Xxxxxx Xxxx xxxxxxxxxxx (XX) 00000
定義:このフィールドの有効値は「HL7表0106 - 照会応答フォーマットコード」を参照。
HL7表0106 – Query/response format code 照会応答フォーマットコード
Value | Description | Comments |
D R T | Response is in display format 応答は表示モードにある Response is in record-oriented format 応答はレコード-オリエンテッドフォーマットにある Response is in tabular format 応答は表フォーマットにある |
QRD-3 Query Priority 照会優先権 (ID) 00027
定義:このフィールドは応答が予期されるタイムフレームを含む。有効値は「HL7表0091 - 照会優先権」参照。表の値とその後のフィールドは応答のタイムフレームを指定する。
HL7表0091 – Query priority 照会優先権
Value | Description | Comments |
D I | Deferred 遅延 Immediate 即時 |
QRD-4 Query ID 照会ID (ST) 00028
定義:このフィールドは照会に対し特有の識別子を含む。照会アプリケーションによって割り当てられ、応答アプリケーションによりそのまま返される。
QRD-5 Deferred Response Type 遅延応答タイプ (ID) 00029
定義:このフィールドの有効値は「HL7表0107 - 遅延応答タイプ」を参照。
HL7表0107 – Deferred response type 遅延応答タイプ
Value | Description | Comments |
B L | Before the Date/Time specified 指定日時以前 Later than the Date/Time specified 指定日時以降 |
QRD-6 Deferred Response Date/Time 遅延応答日時 (TS) 00030
定義:このフィールドは遅延応答の送信日時以前または以降を含む。もし存在しなければ応答は得られたときに送ることができる。(QRD-5-上記遅延応答タイプ参照)。
QRD-7 Quantity Limited Request 数量制限請求 (CQ) 00031
成分:<Quantity (NM)> ^ <Units (CE)>
副成分 for Units (CE): <Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは請求システムが受け入れられる最大長さの応答を含む。有効応答は第2 成分内に指定された単位に与えられた数値(第1 成分の)である。第2 成分の有効値は「HL7 表0126 - 数量制限請求」を参照。デフォルトはLI である。
HL7表0126 – Quantity limited request 数量制限請求
Value | Description | Comments |
CH | Characters 文字 | |
LI | Lines 行 | |
PG | Pages ページ | |
RD | Records 記録 | |
ZO | Locally defined ローカルに定義される |
QRD-8 Who Subject Filter 対象人物フィルタ (XCN) 00032
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^
<Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^
<Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分 for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは対象人物、あるいは誰に関する照会かを識別する。
注記:このフィールドは必須フィールドであるべきではなかった。しかしながら、下位互換性のため必須フィールドとして残っている。本標準規格にはこのフィールドを必要としていない幾つかの照会がある。
QRD-9 What Subject Filter 対象フィルタ (CE) 00033
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは請求に応じるために必要な情報の種類を記述する。有効値がトランザクション照会のタイプを定義する。実施時にローカルで拡張してよい。
HL7表0048 – What subject filter 対象フィルタ
Value | Description | Comments |
ADV ANU APN APP ARN APM APA CAN | Advice/diagnosis アドバイス診断 Nursing unit lookup (returns patients in beds, excluding empty beds) 看護単位検索(入床中の患者を返す、空きベッドを除く) Patient name lookup 患者名検索 Physician lookup 医師検索 Nursing unit lookup (returns patients in beds, including empty beds) 看護単位検索(入床中の患者を返す、空きベッドを含む) Medical record number query, returns visits for a medical record number 医療記録番号照会、医療記録番号に対する来院を返す Account number query, return matching visit アカウント番号照会、一致した来院を返す Cancel. Used to cancel a query キャンセル、照会キャンセルに使われる |
DEM FIN GID GOL MRI MRO NCK NSC NST ORD OTH PRB PRO RES RAR RER RDR RGR ROR SAL | Demographics 民勢統計 デモグラフィックス Financial 財務 Generate new identifier 新識別子を作る Goals 目標 Most recent inpatient 最近の入院患者 Most recent outpatient 最近の来院患者 Network clock ネットワーク時刻 Network status change ネットワーク状態変更 Network statistic ネットワーク統計値 Order オーダ Other その他 Problems 問題 Procedure 手順 Result 結果 Pharmacy administration information 薬剤投与情✲ Pharmacy encoded order information 薬剤符号化オーダ情✲ Pharmacy dispense information 調剤情✲ Pharmacy give information 薬剤投与情✲ Pharmacy prescription information 薬剤処方情✲ All schedule related information, including open slots, booked slots, blocked slots すべてのス | |
ケジュール関連情✲ 空きスロット、予約スロット、閉塞スロットを含む | ||
SBK SBL SOF | Booked slots on the identified schedule 識別されたスケジュール上の予約スロット Blocked slots on the identified schedule 識別されたスケジュール上の予約スロット First open slot on the identified schedule after the start date/tiem 開始日時以降の識別された | |
SOP | スケジュール上の最初の空きスロット Open slots on the identified schedule between the begin and end of the start date/time range 識別されたスケジュール上の空きスロット | |
SSA SSR STA VXI XID | Time slots available for a single appointment 単一の予約に利用できるタイムスロット Time slots available for a recurring appointment 再予約に利用できるタイムスロット Status 状態 Vaccine Information ワクチン情✲ Get cross-referenced identifiers クロスレファレンス識別子を入手する |
XXX-00 Xxxx Xxxxxxxxxx Xxxx Xxxx xxxxxxxx (XX) 00000
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドはテスト番号、手順番号、薬品コード、品目番号、オーダ番号等の内容を含むことが可能である。このフィールドの内容は前のフィールドの内容により決められる。このフィールドは反復デリミタで分けられた複数の出来事を含むことが出来る。
注記:このフィールドは必須フィールドであるべきではなかった。しかし、下位互換性のため必須フィールドとして残っている。本標準規格にはこのフィールドを必要としない幾つかの照会がある。
【病理・臨床細胞】では、このフィールドは必須ではない。
QRD-11 What Data Code Value Qual. 日時コード値クオリファイア (VR) 00035
成分:<First Data Code Value (ST)> ^ <Last Data Code Value (ST)>
定義:このフィールドは成分セパレータにより分けられた開始と停止値を含む。これらの値は質問をさらにはっきりさせるためのウインドウまたは範囲を制定する。
XXX-00 Xxxxx Xxxxxxx xxxxx xxxxxxx (XX) 00000
定義:このフィールドは結果詳細レベルをコントロールするのに使われる。有効値は「HL7表0108 -
照会結果レベル」を参照。
HL7表0108 – Query results level 照会結果レベル
Value | Description | Comments |
O | Order plus order status オーダとオーダ状態 | |
R | Results without bulk text 長文を除いた結果 | |
S | Status only 状態のみ | |
T | Full results すべての結果 |
7.14 QRF - Query Filter Segment 問合せフィルタセグメント
QRF セグメントはQRD セグメントとともに使用し、問合せの内容をさらに細かくする。
HL7 属性表 – QRF - Query Filter 問合せフィルタ
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 | 20 | ST | R | R | Y | 00037 | Where Subject Filter 対象場所フィルタ |
2 | 26 | TS | O | O | 00038 | When Data Start Date/Time データ開始日時 | |
3 | 26 | TS | O | O | 00039 | When Data End Date/Time データ終了日時 | |
4 | 60 | ST | O | O | Y | 00040 | What User Qualifier 対象ユーザクオリファイア |
5 | 60 | ST | O | O | Y | 00041 | Other QRY Subject Filter 他のQRY 対象フィルタ |
6 | 12 | ID | O | O | Y | 00042 | Which Date/Time Qualifier 日時クオリファイア |
7 | 12 | ID | O | O | Y | 00043 | Which Date/Time Status Qualifier 日時状況クオリファイア |
8 | 12 | ID | O | O | Y | 00044 | Date/Time Selection Qualifier 日時選択クオリファイア |
9 | 60 | TQ | O | O | 00694 | When Quantity/Timing Qualifier 量/タイミングクオリファイア | |
日時 | |||||||
10 | 10 | NM | O | O | 01442 | Search Confidence Threshold 検索範囲 |
QRF フィールド定義
QRF-1 Where Subject Filter 対象場所フィルタ (ST) 00037
定義:このフィールドは照会が関連する部門、システムまたはサブシステムを識別する。このフィールドはLAB~HEMO等の中のように繰り返してよい。
QRF-2 When Data Start Date/Time データ開始日時 (TS) 00038
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは下位互換性のためだけに保持されている。QRF-9を使うことを薦める。下位互換性のために使われるとき、このフィールドは、この値が含まれるべき日付けと同じか、以降の日時を含む。
QRF-3 When Data End Date/Time データ終了日時 (TS) 00039
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは下位互換性のためだけに保持されている。QRF-9を使うことを薦める。下位互換性のために使われるとき、このフィールドは含まれるべき日付けと同じかそれ以前の日時を含む。
QRF-4 What User Qualifier 対象ユーザクオリファイア (ST) 00040
定義:このフィールドは関心のあるデータの特性を、さらに進んで定義する識別子を含む。
QRF-5 Other QRY Subject Filter 他のQRY 対象フィルタ (ST) 00041
定義:このフィールドは二つのシステム間で使用されるローカル定義のフィルターを含む。このフィルターは、そのアプリケーションおよび/または関連する施設だけに特定の意味をもつコードとフィールドの定義を使う。
XXX-0 Xxxxx Xxxx/Xxxx Xxxxxxxxx xxxxxxxxx (XX) 00000
定義:このフィールドはQRF-2-データ開始日時と QRF-3-データ終了日時.に参照される日付の型を指定する。
HL7表0156 – Which date/time qualifier 日時クオリファイア
Value | Description | Comments |
ANY COL ORD RCT REP SCHED | Any date/time within a range 範囲内の任意の日時 Collection date/time, equivalent to film or sample collection date/time 収集日時。フィルムまたはサンプル収集日時と同等 Order date/time オーダ日時 Specimen receipt date/time, receipt of specimen in filling ancillary (Lab) 取り消し日時。検体受領日時。臨床検査部門での検体の受領 Report date/time, report date/time at filing ancillary (i.e., Lab) 結果✲告日時。臨床検査部門での✲告日時 Schedule date/time 予定日時 |
XXX-0 Xxxxx Xxxx/Xxxx Xxxxxx Xxxxxxxxx xxxxxxxxxxx (XX) 00000
定義:このフィールドは、QRF-2-データ開始日時 と QRF-3-データ終了日時 で定義された日付範囲内で選ばれた対象の状況タイプを示す。
HL7表0157 – Which date/time status qualifier 日時状況クオリファイア
Value | Description | Comments |
ANY | Any status 任意の状態 | |
CFN | Current final value, whether final or corrected 現在の最終値。最終か修正かを問わない。 | |
COR | Corrected only (no final with corrections) 修正のみ(修正付きの最終なし) | |
FIN | Final only (no corrections) 最終のみ(修正なし) | |
PRE | Preliminary 予備 | |
REP | Report completion date/time ✲告完了日時 |
XXX-0 Xxxx/Xxxx Xxxxxxxxx Xxxxxxxxx xxxxxxxxxxx (XX) 00000
定義:このフィールドは日時範囲内で特定のタイプの値が指定できる。
HL7表0158 – Date/time selection qualifier 日時選択クオリファイア
Value | Description | Comments |
1ST | First value within range 範囲内の最初の値 | |
ALL | All values within the range 範囲内のすべての値 | |
LST REV | Last value within the range 範囲内の最終値 All values within the range returned in reverse chronological order (This is the default if not otherwise specified.) 範囲内のすべての値であって、日時の逆順に返されたもの(別途指示 | |
がないかぎりこれがデフォルトである) |
QRF-9 When Quantity/Timing Qualifier 量/タイミングクオリファイア日時 (TQ) 00694
成分:<Quantity (CQ)> ^ <Interval (RI)> ^ <Duration (ST)> ^ <Start Date/Time (TS)> ^ <End Date/Time (TS)> ^ <Priority (ST)> ^ <Condition (ST)> ^ <Text (TX)> ^ <Conjunction (ID)> ^ <Order Sequencing (OSD)> ^ <Occurrence Duration (CE)> ^ <Total Occurrences (NM)>
副成分 for Quantity (CQ):<Quantity (NM)> & <Units (CE)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Interval (RI):<Repeat Pattern (IS)> & <Explicit Time Interval (ST)>
副成分 for Start Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for End Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Order Sequencing (OSD):<Sequence/Results Flag (ID)> & <Placer Order Number: Entity Identifier (ST)> & <Placer Order Number: Namespace ID (IS)> & <Filler Order Number: Entity Identifier (ST)> & <Filler Order Number: Namespace ID (IS)> & <Sequence Condition Value (ST)> & <Maximum Number of Repeats (NM)> & <Placer Order Number: Universal ID (ST)> &
<Placer Order Number: Universal ID Type (ID)> & <Filler Order Number: Universal ID (ST)> &
<Filler Order Number: Universal ID Type (ID)>
副成分 for Occurrence Duration (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドはある照会に対する多数応答を指定する為に間隔定義が使えるようにする。このフィルターの追加で、新照会仕様書はもはやQRF-2-データ開始日時とQRF-3-データ終了日時を将来の実施時に使うべきでない。
注記:このフィールドは、HL7 V2.5で非推奨とされているTQデータ型のものである。
QRF-10 Search confidence threshold 検索範囲 (NM) 01442
定義:このフィールドは最小限の一致するxxxxxホールドを確立する為に使われる数値を含む。検索上患者の“一致重量” がこのユーザー定義の値より低い場合、この値は患者のレコードを返さないよう応答システムに指示する。
例:|0.50| or |8.25|
このオプションのフィールドの一つの使い方は、患者検索処理にある。そこでは検索システムは患者/人物探しに一致見込みを決めるのに数値アルゴリズムを用いる。
7.15 RCP - response control parameter segment 応答制御パラメータセグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.16 SAC - Specimen And Container Detail Segment 検体容器の詳細セグメント
容器(検体容器、採取容器、容器)の詳細セグメントは、臨床検査自動化システムで使用される容器の保守に必要なデータである。
多くの検査室で使われる検体は、容器の中(例えば試験管)で搬送され処理される。SPM と SAC は同じメッセージの中で使用されるとき、概念上重複した属性は、SPM でのみに記載される。これは SAC-6(検体)、SAC-27(添加剤)、SAC-43(特殊取扱いコード)に適用される。
HL7 属性表 – SAC - Specimen And Container Detail Segment 検体容器の詳細
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 | 80 | EI | O | O | 01329 | External Accession Identifier 外部受付ID | |
2 | 80 | EI | O | O | 01330 | Accession Identifier 受付ID | |
3 | 80 | EI | C | C | 01331 | Container Identifier 容器ID | |
4 | 80 | EI | C | C | 01332 | Primary (parent) Container Identifier 親容器ID | |
5 | 80 | EI | O | O | 01333 | Equipment Container Identifier 装置容器ID | |
6 | 300 | CM | O | O | 00249 | Specimen Source 検査材料 | |
7 | 26 | TS | O | O | 01334 | Registration Date/Time 登録日時 | |
8 | 250 | CE | O | O | 01335 | Container Status 容器ステータス | |
9 | 250 | CE | O | O | 01336 | Carrier Type キャリアタイプ | |
10 | 80 | EI | O | O | 01337 | Carrier Identifier キャリアID | |
11 | 80 | NA | O | O | 01338 | Position in Carrier キャリア内の位置 | |
12 | 250 | CE | O | O | 01339 | Tray Type – SAC トレイタイプ | |
13 | 80 | EI | O | O | 01340 | Tray Identifier トレイID | |
14 | 80 | NA | O | O | 01341 | Position in Tray トレイ内の位置 | |
15 | 250 | CE | O | O | Y | 01342 | Location ロケーション |
16 | 20 | NM | O | O | 01343 | Container Height 容器高さ | |
17 | 20 | NM | O | O | 01344 | Container Diameter 容器直径 | |
18 | 20 | NM | O | O | 01345 | Barrier Delta バリアデルタ | |
19 | 20 | NM | O | O | 01346 | Bottom Delta ボトムデルタ | |
20 | 250 | CE | O | O | 01347 | Container Height/Diameter/Delta Units 容器直径/高さ/ | |
デルタの単位 | |||||||
21 | 20 | NM | O | O | 00644 | Container Volume 容器容積 | |
22 | 20 | NM | O | O | 01349 | Available Specimen Volume 利用可能容積 | |
23 | 20 | NM | O | O | 01350 | Initial Specimen Volume 初期検体体積 | |
24 | 250 | CE | O | O | 01351 | Volume Units 体積単位 | |
25 | 250 | CE | O | O | 01352 | Separator Type 分離剤タイプ | |
26 | 250 | CE | O | O | 01353 | Cap Type キャップタイプ | |
27 | 250 | CWE | O | O | Y | 00647 | Additive 添加剤 |
28 | 250 | CE | O | O | 01355 | Specimen Component 検体成分 | |
29 | 20 | SN | O | O | 01356 | Dilution Factor 希釈率 | |
30 | 250 | CE | O | O | 01357 | Treatment 処理 | |
31 | 20 | SN | O | O | 01358 | Temperature 温度 | |
32 | 20 | NM | O | O | 01359 | Hemolysis Index 溶血情✲ | |
33 | 250 | CE | O | O | 01360 | Hemolysis Index Units 溶血情✲の単位 | |
34 | 20 | NM | O | O | 01361 | Lipemia Index 乳び情✲ | |
35 | 250 | CE | O | O | 01362 | Lipemia Index Units 乳び情✲の単位 | |
36 | 20 | NM | O | O | 01363 | Icterus Index 黄疸情✲ | |
37 | 250 | CE | O | O | 01364 | Icterus Index Units 黄疸情✲の単位 | |
38 | 20 | NM | O | O | 01365 | Fibrin Index フィブリン情✲ | |
39 | 250 | CE | O | O | 01366 | Fibrin Index Units フィブリン情✲の単位 | |
40 | 250 | CE | O | O | Y | 01367 | System Induced Contaminants システム上の汚染要因物質 |
41 | 250 | CE | O | O | Y | 01368 | Drug Interference 薬剤干渉物質情✲ |
42 | 250 | CE | O | O | 01369 | Artificial Blood 人工血液情✲ | |
43 | 250 | CWE | O | O | Y | 01370 | Special Handling Code 特殊取り扱いコード |
44 | 250 | CE | O | O | Y | 01371 | Other Environmental Factors その他の環境因子 |
SAC フィールド定義
SAC-1 External Accession Identifier 外部受付ID (EI) 01329
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドは、検査室の受付を定義する(用語の章を参照のこと)。このIDは外部の臨床検査情報システムにより割り当てられる。
例:もし検査室Aが検査室Bに検体を送ると、検査B内でこのフィールドには検査室Aの受付IDが記載される。
SAC-2 Accession Identifier 受付ID (EI) 01330
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは、検査室の受付を示す(用語を参照のこと)。このIDは、検査を実施している臨床検査情報システムにより割り当てられる。
受付IDは複数の容器を参照し得る。容器IDはその容器に対して一意である。
SAC-3 Container Identifier 容器ID (EI) 01331
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは容器を示す。このフィールドは容器の一意なID で、対応する装置により割り当てられる。容器は、親(元)検体または、分注(子)検体が入る。親検体の場合はこのフィールドに親容器ID が入り、バーコード付き分注検体では分注容器ID が入り、バーコードがない分注検体 (例: micro-titter プレート) の場合は空白となる。
NCCLS 基準では臨床検査情報システムに導入される容器それぞれ一意の ID が要求される。親容器ID、容器ID、キャリアID/(キャリア内)位置、トレーID/(トレー内)位置のフィールドの組み合わせにより、 LAS 内の容器が一意に識別される必要がある。自然で最良の方法は、機械で読みとれる一意のID (当
然、このID はフィールドの組み合わせの一意性を保証する) を容器に貼付することである。このID を記号化するバーコードは、NCCLS AUTO2 (Laboratory Automation: Bar Codes for Specimen Container Identification) の規格案に適合すること。
SAC-4 Primary (parent) Container Identifier 親容器ID (EI) 01332
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドに何か記載されている場合は、その検体の親の容器を示す。親検体の場合は、このフィールドは空白となる。分注検体の場合は、このフィールドには親容器のIDが入る。
容器種類と容器IDフィールドの使用例
SAC field SAC フィールド | Primary container 親容器 | Aliquot container with Bar-code バーコード付き子容器 | Aliquot container without Bar-code, e.g. microtiter well バーコード無し子容器 |
“Container ID” 容器ID (SAC-3) | Primary container ID 親容器ID | Aliquot container ID 子容器ID | - |
“Primary (parent) Container ID” 親容器ID (SAC-4) | - | Primary container ID 親容器ID | Primary container ID 親容器ID |
SAC-5 Equipment Container Identifier 装置容器ID (EI) 01333
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは、特定の装置内の容器 ID を示す(例:分析機内の検体ディスクまたは検体ラック中の1つの検体容器、分析機に特有のバーコード割り当てなど)。
SAC-6 Specimen Source 検査材料 (CM) 00249
成分:<Specimen Source Name or Code (CWE)> ^ <Additives (CWE)> ^ <Specimen Collection Method (TX)> ^ <Body Site (CWE)> ^ <Site Modifier (CWE)> ^ <Collection Method Modifier Code (CWE)> ^ <Specimen Role (CWE)>
副成分 for Specimen Source Name or Code (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Additives (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Body Site (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Site Modifier (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Collection Method Modifier Code (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
副成分 for Specimen Role (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> &
<Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、検体の採集部位またはサービスの実施部位を示す。
このフィールドは、下位互換のために存在する。SPMセグメントとSACセグメントが同時に使用されたら、このフィールドは無視してSPMセグメントを優先する。SPMセグメントについては7章を参照のこと。
SAC-7 Registration Date/Time 登録日時 (TS) 01334
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、その容器が最後に自動化システムにて登録された日時を示す。例:装置による容器バーコードの読取り。
SAC-8 Container Status 容器ステータス (CE) 01335
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、通信が発生した時点での個々の容器のステータスを表す。「HL7成分表 0370
– 容器ステータス」を参照のこと。必要とされるように、装置特有の容器ステータスは<代替識別子
>として送られる。
HL7表0370 – Container status 容器ステータス
Value | Description | Comments |
I | Identified 識別されている | |
P | In Position 装置の中にある | |
O | In Process 処理中 | |
R | Process Completed 処理終了 | |
L | Left Equipment 機器から解放された | |
M | Missing ミッシング | |
X | Container Unavailable コンテナ利用不能 | |
U | Unknown 不明 |
容器ステータスは(LAS内の)デバイス間の情報交換に関係する。全てではないが、LIS-LAS間のデータ転送にも関連する。
以下の記述内でシステムとは、LASまたは機器と他のLASまたは機器とが接続されたものを意味する。 Identifiedはあるシステムが他のシステムに対して容器を受け取った事を通知するために使われる。 LASとLIS間での情報交換では Identified は”ラボに検体が到着した”ステータスを通知する事ができる。場合により、これは、最初の検体認識と同じ意味にはならない。
In Positionはシステムから他のシステムに対して検体搬送中の容器の位置を通知する。(例:容器がラックから取り出された。ピペッティング中、等)
In Processはシステムから他のシステムに対して特定の容器が機器によって処理されていることを通知する。これは特定の処理ステップが適切で無いとき、容器ステータスについてのクエリーを応答するのに有用である。
Process Completedはシステムから他のシステムに対して処理が終了したが、容器は未だシステムから解放されていない状態を示す。
Left Equipmentはシステムから他のシステムに対して容器が解放されたことを示す。 Missingはシステムから他のシステムに対して容器が予想された位置に無い事を示す。
Cancelledはシステムから他のシステムへこのシステムの範疇で容器がもはや利用不可能であることを示す。(例:容器破損、破棄)
Unknownはあるシステムから他のシステムに対して、容器を受け取っていないことを示す。
SAC-9 Carrier Type キャリアタイプ (CE) 01336
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドはキャリアのタイプを示す(see section Glossary)。値は、「使用者定義表0378 -
キャリアタイプ」を参照のこと。それぞれの形状が異なるので、可能ならキャリアタイプがキャリア内のポジションの数を示すようにする。
定義は次のフレーズのような階層的なネスト構造を想定する:容器はキャリアの中にあり、キャリアはトレイの中にある。
使用者定義表0378 – Carrier type キャリアタイプ
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
値の例:R01(one position carrier),R05(five position carrier)
SAC-10 Carrier Identifier キャリアID (EI) 01337
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドはキャリアを示す。このID(例:番号、バーコードなど)は、容器(例:試験管)が置かれているキャリアを示す。
例: キャリアは、1つまたは複数の検体容器用のラックでの可能性がある。通常キャリアは自動化された検体搬送に使用される。複数のキャリアをトレイに架設され、そのトレイは手動または自動搬送に使われる。
SAC-11 Position in Carrier キャリア内の位置 (NA) 01338
成分:<Value1 (NM)> ^ <Value2 (NM)> ^ <Value3 (NM)> ^ <Value4 (NM)> ^ < ()>
定義:このフィールドはキャリア内の容器の位置(例:1…3…)を示す。必要なら、複数の座標軸情報(例えば、2次元キャリアなら(X^Y))を送るために副成分を使用できる。
SAC-12 Tray Type - SAC トレイタイプ (CE) 01339
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドはトレイのタイプを示す。値は、「使用者定義表0379 - トレイタイプ」を参照のこと。それぞれの形状が異なるので、可能ならトレイタイプがトレイ内のポジションの数を示すようにする。
定義は次のフレーズのような階層的なネスト構造を想定する:容器はキャリアに架設され、キャリアはトレイに架設される。
使用者定義表0379 – Container status トレイタイプ
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
SAC-13 Tray Identifier トレイID (EI) 01340
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは、容器キャリアが架設されたトレイのID(例:トレイ番号またはトレイに貼り付けられたバーコード)を示す。
SAC-14 Position in Tray トレイ内の位置 (NA) 01341
成分:<Value1 (NM)> ^ <Value2 (NM)> ^ <Value3 (NM)> ^ <Value4 (NM)> ^ < ()>
定義:このフィールドはトレイ内のキャリアの位置を示す。必要なら、複数の座標軸情報(例えば、2次元キャリアなら(X^Y))を送るために副成分を使用できる。
SAC-15 Location ロケーション (CE) 01342
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、トランザクションが開始した時点の検体の物理的な場所を示す。ロケーションの記述は LAS により異なる。たとえば、ストレージ内のXYZ座標で表したり、容器キャリアのトレイがある冷蔵庫の番号や引き出しの番号で表したり、現在容器を所有している部署と臨床検査の名前で表す場合がある。このフィールドを繰り返すことにより、ロケーションを階層的に表現できる
(最下位レベルから順に示す)。たとえば、棚番号、冷蔵保管庫ID、検査室の名称、部署の名称など。
SAC-16 Container Height 容器高さ (NM) 01343
定義:このフィールドは容器の高さを示す。
SAC-17 Container Diameter 容器直径 (NM) 01344
定義:このフィールドは容器の外径を示す。
SAC-18 Barrier Delta バリアデルタ (NM) 01345
定義:このフィールドは下に記載されたユニット(機構)内で、参照中の位置から容器内の分離剤位置まで(の距離を示す。この距離情報は、検体プローブが分離剤に接触することなく下降するために、臨床検査自動化システム(LAS)から分析装置・検体処理デバイスの両方もしくはいずれか一方に提供され得
る。用語集のPoint of reference、あるいは、NCCLS標準 AUTO5 Laboratory Automation: Electromechanicalインターフェースを参照のこと。
SAC-19 Bottom Delta ボトムデルタ (NM) 01346
定義:このフィールドは下に記載されたユニット(機構)内で、参照中の位置から容器の外底まで距離を示す。用語集のPoint of reference、あるいは、NCCLS標準AUTO5 Laboratory Automation: Electromechanicalインターフェースを参照のこと。
SAC-20 Container Diameter/Height/Delta Units 容器直径/高さ/デルタの単位 (CE) 01347
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、容器の直径、高さ、(バリア・ボトム)デルタの単位を示す。ISO+ 単位の場合は、省略形で記録される。ANS+ または L (ローカル) 単位の場合は、単位とソースコードの表を記録する必要がある。それ以外の場合は、成分のデリミタは副成分のデリミタに置き換えられなければならない。デフォルトの単位はミリメートル (mm) で、単位が示されていない場合は、この単位を仮定する。
SAC-21 Container Volume 容器容量 (NM) 00644
定義:このフィールドは、容器の容量を示す。
SAC-22 Available Volume 利用可能容量 (NM) 01349
定義:このフィールドは、この容器で現在使用可能な検体量を示す。
SAC-23 Initial Specimen Volume 初期検体容量 (NM) 01350
定義:このフィールドは、この容器に入っていた最初の検体量をしめす。
SAC-24 Volume Units 体積の単位 (CE) 01351
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、容器の容量を記載するための単位を示す。ISO+ 単位の場合は、省略形で記録される。デフォルトの単位はミリリットル (ml) で、単位が示されていない場合は、この単位を仮定する。
SAC-25 Separator Type 分離剤タイプ (CE) 01352
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは使われている分離剤の種類を示す(例えば、容器中のジェルタイプの分離剤を示す。通信電文用のセパレーターと混同しないこと)。「使用者定義表0380 – 分離剤タイプ」を参照のこと。表の最初の項目は”No Separator (分離剤なし)”を意味する”NO“と記載することが推奨される。
使用者定義表0380 – Separator type 分離剤タイプ
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
値の例: NO (分離剤なし)、GEL (ジェル分離剤)、M01 (製造者固有の分離剤)
SAC-26 Cap Type キャップタイプ (CE) 01353
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、容器の栓の種類を記載する。「使用者定義表0381 - キャップタイプ」に提案する値を示す。
使用者定義表0381 – Cap type キャップタイプ
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
値の例:SCR(screw capスクリュー栓)、PSH(push capプッシュ栓)、FOIL(foilシール栓)
SAC-27 Additive 添加剤 (CWE) 00647
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、検体の採取前または採取の時点で、検体に添加された添加剤を示す。これら添加剤は、検体内の特定の成分を保存、維持または補強するために使用される。このフィールドは反復可能である。「HL7表0371 -添加剤」を参照のこと。
この表の値はNCCLS AUTO4による。使用者による拡張が可能である。
HL7表0371 – Additive 添加剤
Value | Description | Comments |
EDTK | Potassium/K EDTA | |
EDTN | Sodium/Na EDTA | |
HEPL | Lithium/Li Heparin ヘパリン | |
HEPN | Sodium/Na Heparin ヘパリン | |
C32 | 3.2% Citrate クエン酸 | |
C38 | 3.8% Citrate クエン酸 | |
BOR | Borate ホウ酸 | |
HCL6 | 6N HCL 塩酸 |
SAC-28 Specimen Component 検体成分 (CE) 01355
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは検体成分を識別する。例えば、上澄み、沈殿物など。「使用者定義表0372 – 検体成分」を参照のこと。この表の値はNCCLS AUTO4から取られている。この値は使用者が拡張可能である。
使用者定義表0372 – Specimen component 検体成分
Value | Description | Comments |
SUP | Supernatant xx | |
SED | Sediment 沈殿 | |
BLD | Whole blood, homogeneous 全血 | |
BSEP | Whole blood, separated 分離された全血 | |
PRP | Platelet rich plasma 多血小板血漿 | |
PPP | Platelet poor plasma 乏血小板血漿 | |
SER | Serum, NOS (not otherwise specified) 血清(他に特徴のない) | |
PLAS | Plasma, NOS (not otherwise specified) 血漿(他に特徴のない) |
SAC-29 Dilution Factor 希釈率 (SN) 01356
成分:<Comparator (ST)> ^ <Num1 (NM)> ^ <Separator/Suffix (ST)> ^ <Num2 (NM)>
定義:のフィールドは、既に検体に実施されている希釈の希釈率を示す。希釈率を変更する装置は、この情報を他の装置に送信する責任を持つ。希釈液に含まれる物質が測定結果の濃度計算に必要な場合は、マスターファイルを通じてシステム間で分析対象物に特有の値が受け渡しされる必要がある。使用例:
|^1^:^5| - means dilution 1 to 5, i.e., 1 part sample, 4 parts diluent 5 倍希釈、つまり、1 が検体で4 が希釈液
|^1^+| - sample is diluted, but the factor is unknown
サンプルが希釈されているが希釈率は不明
|^1^:^1| - not diluted sample
希釈されていない検体
|| - dilution not changed
希釈率が変更されていない検体
SAC-30 Treatment 処理 (CE) 01357
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:ここのフィールドは、検査室内の処理工程で施された検体への処理を示す。「使用者定義表0373
– 処理」を参照のこと。この表の値は、 NCCLS AUTO4のものを採用している。この値セットは使用者が指定した値で拡張可能である。
使用者定義表0373 – Treatment 処理
Value | Description | Comments |
LDLP | LDL Precipitation LDL 沈殿 | |
REC | Recalcification カルシウム再添加 | |
DEFB | Defibrination フィブリン除去 | |
ACID | Acidification 酸化 | |
NEUT | Neutralization 中和 | |
ALK | Alkalization アルカリ化 | |
FILT | Filtration 濾過 | |
UFIL | Ultrafiltration 超濾過 |
SAC-31 Temperature 温度 (SN) 01358
成分:<Comparator (ST)> ^ <Num1 (NM)> ^ <Separator/Suffix (ST)> ^ <Num2 (NM)>
定義:このフィールドは、EQUセグメントに記述されたトランザクション時点時間の検体の温度 (℃)
を示す。
SAC-32 Hemolysis Index 溶血情✲ (SN) 01359
定義:このフィールドは、検体の溶血情報を表すために使用される。
SAC-33 Hemolysis Index Units 溶血情✲の単位 (CE) 01360
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:この項フィールドは、検体の溶血情報の単位を表すために使用される。推奨される単位はg/Lである。(OBXのオリジナルの使用法に換わり、この指数値の送信が追加された。理由は検体の詳細情報の送信頻度の点から、より効率的な機構の使用が望ましいためである)。
もし、このフィールドがヌル(空)であれば、推奨値(g/L)と仮定する。
SAC-34 Lipemia Index 乳び情✲ (NM) 01361
定義:このフィールドは、検体の乳び情報(を記述するために使われる。吸光光度計をつかった(600ナノメートルにおける濁度測定値の利用が推奨される。
SAC-35 Lipemia Index Units 乳び情✲の単位 (CE) 01362
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、検体の乳び情報の単位を表すために使用される。もし、このフィールドがヌル(空)であるなら、推奨値と仮定する。
SAC-36 Icterus Index 黄疸情✲ (NM) 01363
定義:このフィールドは、検体の黄疸情報を表すために使用される。
SAC-37 Icterus Index Units 黄疸情✲の単位 (CE) 01364
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、検体の黄疸情報の単位を表すために使用される。ビリルビンの mMol / L を使うことが勧められる。
もし、このフィールドがヌル(空)であるなら、推奨値と仮定する。
SAC-38 Fibrin Index フィブリン情✲ (NM) 01365
定義:このフィールドは、検体のフィブリン情報を表すために使用される。
ただ 、存在するか、存在しないのかを区別するために使う場合は、我々は0 と1 を使うこと、そして、単位はヌル(空)にすることを推奨する。
SAC-39 Fibrin Index Units フィブリン情✲の単位 (CE) 01366
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、検体のフィブリン情報の単位を表すために使用される。
SAC-40 System Induced Contaminants システム上の汚染要因物質 (CE) 01367
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、この容器の中の検体に関係する検体汚染要因物質を記述する。「使用者定義表0374 – 汚染要因物質」を参照のこと。この表の値はNCCLS AUTO4を採用している。使用者は、この値セットを拡張することができる。
使用者定義表0374 – System induced contaminants 汚染要因物質
Value | Description | Comments |
CNTM | Present, type of contamination unspecified 検体汚染有り、詳細不明 |
SAC-41 Drug Interference 薬剤干渉物質情✲ (CE) 01368
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、検体に関係する薬剤干渉物質を記述する。「使用者定義表0382 – 薬剤干渉物質情報」を参照のこと。
使用者定義表0382 – Drug interference 薬剤干渉物質情✲
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
SAC-42 Artificial Blood 人工血液情✲ (CE) 01369
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:「使用者定義表0375 – 人工血液情報」を参照のこと。 この表の値はNCCLS AUTO4から取られている。使用者は、この値セットを拡張することができる。
使用者定義表0375 – Artificial blood 人工血液情✲
Value | Description | Comments |
SFHB FLUR | Stromal free hemoglobin preparations 基質遊離ヘモグロビン製剤 Fluorocarbons フルオロカーボン |
SAC-43 Special Handling Code 特殊取り扱いコード (CWE) 01370
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、特定の容器内の検体の取扱いに当たり特別に考慮すべき事項を示す(例:遠心分離)「使用者定義0376 - 特殊取り扱いコード」に提案する値を示す。この表の値はNCCLS AUTO4による。使用者は、この値セットを拡張することができる。
SAC-44 Other Environmental Factors その他の環境因子 (CE) 01371
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)>
定義:このフィールドは、検体に関連するその他の環境因子を示す(例:大気への露出)。使用者定義表 0377 - その他の環境因子」を参照のこと。この表の値はNCCLS AUTO4による。使用者は、この値セットを拡張することができる。
使用者定義表0377 – Other environmental factors その他の環境要因
Value | Description | Comments |
ATM A60 | Opened container, atmosphere/duration unspecified 開栓されたコンテナの露出時間は規定しない Opened container, indoor atmosphere, 60 minutes duration 開栓されたコンテナの露出時間 は室内で60 分 |
7.17 SPM - Specimen Segment 検体セグメント
このセグメントの意図は検体の特性について記述することである。それは、OBR がオーダに特有の情報を示す点でOBR の意図と異なる。それはSAC が検体採取容器属性に取り組む点でSAC セグメントと異なる。個別の検体セグメントによって与えられた利点は、それがオーダ、結果、検体および検体採取容器間の複数の関係を一般化するということである。
検体とは「グループに関する結論を引き出す目的で観察または分析の対象となる個人、グループ、アイテムあるいは、より大きなグループ、クラスあるいは全体を表す部分である物理的な実体」として定義される。宇宙のどんな物理的な実体も検体になる可能性を持っていることに注意されたい。
検体は、供給源から収集または取得されたものであり、供給源を代表するものでも、供給源内の偏差を表すものでもよい。検体は、観察中に全体的にまたは部分的に消費されることがあり、標本の残りの部分は永続的であり、保存することができる。
このセグメントは、限られた場合に「仮想」標本を記述するためにも使用できる。特に、特定の観察またはテストの状況で検体に必要な特性を特定することが必要な場合に。
要約するとSPM セグメントは検体に固有かつ固有の属性を表す。
HL7 属性表 – SPM - Specimen 検体
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 | 4 | SI | O | RE | 01754 | Set ID – SPM セットID – SPM | |
2 | 80 | EIP | O | RE | 01755 | Specimen ID 検体ID | |
3 | 80 | EIP | O | O | Y | 01756 | Specimen Parent Ids 親検体ID |
4 | 250 | CWE | R | R | 01900 | Specimen Type 検体タイプ | |
5 | 250 | CWE | O | O | Y | 01757 | Specimen Type Modifier 検体タイプ修飾子 |
6 | 250 | CWE | O | O | Y | 01758 | Specimen Additives 検体添加物 |
7 | 250 | CWE | O | O | 01759 | Specimen Collection Method 検体採取法 | |
8 | 250 | CWE | O | RE | 01901 | Specimen Source Site 検体部位 | |
9 | 250 | CWE | O | O | Y | 01760 | Specimen Source Site Modifier 検体部位修飾子 |
10 | 250 | CWE | O | O | 01761 | Specimen Collection Site 検体採取部位 | |
11 | 250 | CWE | O | O | Y | 01762 | Specimen Role 検体役割 |
12 | 20 | CQ | O | O | 01902 | Specimen Collection Amount 検体採取量 | |
13 | 6 | NM | C | C | 01763 | Grouped Specimen Count 検体総数 | |
14 | 250 | ST | O | O | Y | 01764 | Specimen Description 検体記述 |
15 | 250 | CWE | O | O | Y | 01908 | Specimen Handling Code 検体取り扱いコード |
16 | 250 | CWE | O | O | Y | 01903 | Specimen Risk Code 検体リスクコード |
17 | 26 | DR | O | R | 01765 | Specimen Collection Date/Time 検体採取日時 | |
18 | 26 | TS | O | O | 00248 | Specimen Received Date/Time 検体受領日時 | |
19 | 26 | TS | O | O | 01904 | Specimen Expiration Date/Time 検体有効日時 | |
20 | 1 | ID | O | O | 01766 | Specimen Availability 検体有効性 | |
21 | 250 | CWE | O | C | Y | 01767 | Specimen Reject Reason 検体拒否理由 |
22 | 250 | CWE | O | O | 01768 | Specimen Quality 検体品質 | |
23 | 250 | CWE | O | O | 01769 | Specimen Appropriateness 検体適合性 | |
24 | 250 | CWE | O | O | Y | 01770 | Specimen Condition 検体状態 |
25 | 20 | CQ | O | O | 01771 | Specimen Current Quantity 検体量 | |
26 | 4 | NM | O | O | 01772 | Number of Specimen Containers 検体採取容器数 | |
27 | 250 | CWE | O | O | 01773 | Container Type 採取容器タイプ | |
28 | 250 | CWE | O | O | 01774 | Container Condition 採取容器の状態 | |
29 | 250 | CWE | O | O | 01775 | Specimen Child Role 子検体役割 |
SPM フィールド定義
SPM-1 Set ID – SPM セットID – SPM (SI) 01754
定義:このフィールドはシーケンス番号を含む。 このフィールドは、SPMセグメントが繰り返されるメッセージ構造内のSPMセグメントインスタンスを識別するために使用される。
SPM-2 Specimen ID 検体 ID (EIP) 01755
成分:<Placer Assigned Identifier (EI)> ^ <Filler Assigned Identifier (EI)>
副成分 for Placer Assigned Identifier (EI):<Entity Identifier (ST)> & <Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Filler Assigned Identifier (EI):<Entity Identifier (ST)> & <Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドには、依頼者アプリケーション、実施者アプリケーション、またはその両方によって参照される、標本の一意の識別子が含まれる。
一意の検体識別子が存在しない可能性があるユースケースがあるため、このフィールドは必須ではない。第1のシナリオでは、依頼者アプリケーションは、検体を一意に識別することなく、既存の検体に対して検査要求を開始することができる。 さらに、自動機器テストコード設定メッセージで使用されるTCU_U10メッセージの場合、SPMセグメントは検体の要求される特性を定義するために使用される。そのため、TCU_U10はSPMを使用して仮想標本を定義し、特定の検体IDは存在しない。
実施者アプリケーションは検体IDを割り当て、それに応じてこのフィールドに入力することが期待される。
【病理・臨床細胞】では、検体のIDを指定。
SPM-3 Specimen Parent IDs 親検体ID (EIP) 01756
成分:<Placer Assigned Identifier (EI)> ^ <Filler Assigned Identifier (EI)>
副成分 for Placer Assigned Identifier (EI):<Entity Identifier (ST)> & <Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Filler Assigned Identifier (EI):<Entity Identifier (ST)> & <Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドは、セグメントインスタンスによって記述される検体に寄与した検体(複数可)の識別子を含んでいる。
このフィールドが繰り返す場合、SPM-11-検体役割 は「L」(プール検体)と評価される。その後、このフィールドの反復は、プールに寄与する親検体の検体 ID を示す。
SPM-4 Specimen Type 検体タイプ (CWE) 01900
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、検査の材料として採取された実体の正確な性質について記述する。
それに関して検査を行うどんな物理的な実体も、検体となり得る。それが複雑な有機体(例えばダチョウ)あるいは特定の細胞塊(例えば特定の筋肉バイオプシー)でも、特定の実体についてできるだけ正確に記述する。
この属性はOBR.15-検体採取元の第1 の成分、あるいはSAC.6-検体材料の第1 成分に相当する。そしてSPS データ型はこのセグメントの開発時に廃止された。
一般に認知されたコーディングシステムが、このフィールドのために使用されることになっている。このフィールドのための有効なコーディングシステムは次のとおり
・「HL7表0487 - 検体タイプ」
・SNOMED、その他。
・xxxでは、業界の決定に従ってこの分野の構成要素に対応する表を選択してもよい。
【病理・臨床細胞】では、「テーブルLPATHO002検体タイプ」を使用しても良い。
HL7表0487 – Specimen Type 検体タイプ
Value | Description | Comments |
SPM-5 Specimen Type Modifier 検体タイプ修飾子 (CWE) 01757
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは検体タイプの修正または修飾する事が含まれている。
この属性の使用は、SPM-4―検体タイプによって記述された実体を修正、限定、またはさらに特定する事である。SPM-4-検体タイプの中で使用されるコード・セットが完全に記述できない場合、これは特に有用である。例えば、もし検体が「毛細血管静脈血」と正確に記述されていても、使用されているコード・セットが単に「静脈血」しか提供していない場合、この属性を使用して「毛細血管」という修飾子を追加できる。
「使用者定義表0541 - 検体タイプ修飾子」を参照。
使用者定義表0541 – Specimen Type Modifier 検体タイプ修飾子
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
SPM-6 Specimen Additives 検体添加物 (CWE) 01758
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、採取前あるいは採取時に検体に添加された添加物を識別する。これらの添加物は検体の特定の性質または成分を保存、維持または増強するために導入される。「HL7表0371 - 添加剤」を参照。
SPM-7 Specimen Collection Method 検体採取法 (CWE) 01759
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:検体の採取過程、方法について記述する。
一般的に認知されたSNOMEDを含む任意のコーディングシステムを使用できる。あるいは「HL7定義表0488 – 検体採取法」を使用してもよい。xxxでは、業界の決定に従ってこの分野の構成要素に対応する表を選択してもよい。
【病理・臨床細胞】では、「テーブルLPATHO004採取法」を使用しても良い。
HL7表0488 – Specimen Collection Method 検体採取法
Value | Description | Comments |
FNA | Aspiration, Fine Needle | |
PNA | Aterial puncture | |
BIO | Biopsy | |
BCAE | Blood Culture, Aerobic Bottle | |
BCAN | Blood Culture, Anaerobic Bottle | |
BCPD | Blood Culture, Pediatric Bottle | |
CAP | Capillary Specimen | |
CATH | Catheterized | |
EPLA | Environmental, Plate | |
ESWA | Environmental, Swab | |
LNA | Line, Arterial | |
CVP | Line, CVP | |
LNV | Line, Venous | |
MARTX | Xxxxxx-Xxxxx Xxxx | |
XX11 | Mod. Martxx-Xxxxx Xxxx | |
XXCE | Pace, Gen-Probe | |
PIN | Pinworm Prep | |
KOFFP | Plate, Cough | |
MLP | Plate, Martxx-Xxxxx | |
XXP | Plate, New York City | |
TMP | Plate, Thayer-Martxx | |
XXP | Plates, Anaerobic | |
BAP | Plates, Blood Agar | |
PRIME | Pump Prime | |
PUMP | Pump Specimen | |
QC5 | Quality Control For Micro | |
SCLP | Scalp, Fetal Vein | |
SCRAPS | Scrapings | |
SHA | Shaving | |
SWA | Swab | |
SWD | Swab, Dacron tipped | |
WOOD | Swab, Wooden Shaft | |
TMOT | Transport Media | |
XXXX | Transport Media, Anaerobic | |
TMCH | Transport Media, Chalamydia | |
TMM4 | Transport Media, M4 | |
TMMY | Transport Media, Mycoplasma | |
TMPV | Transport Media, PVA | |
TMSC | Transport Media, Stool Culture | |
TMUP | Transport Media, Ureaplasma | |
TMVI | Transport Media, Viral | |
VENIP | Venipuncture |
SPM-8 Specimen Source Site 検体部位 (CWE) 01901
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID
(ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:検体が得られた出所を指定する。例えば、肝臓バイオプシーが経皮的な針によって得られる時に、出所は肝臓となる。
一般的に認知されたSNOMEDを含む任意のコーディングシステムを使用できる。あるいはHL7表0070を使用してもよい。xxxでは、業界の決定に従ってこの分野の構成要素に対応する表を選択してもよい。
HL7表0070 – Specimen Source Codes 検体部位コード
Value | Description | Comments |
ABS | Abscess 腫物 | |
AMN | Amniotic fluid 羊水 | |
ASP | Aspirate 吸入 | |
BPH | Basophils 好塩基球 | |
BIFL | Bile fluid 胆汁 | |
BLDA | Blood arterial 動脈血 | |
BBL | Blood bag 血液バッグ | |
BLDC BPU BLDV | Blood capillary 毛細血 Blood product unit Blood venous 静脈血 | |
BON | Bone 骨 | |
BRTH | Breath (use EXHLD) 呼気(EXHLD を使用) | |
BRO | Bronchial 気管支 | |
BRN | Burn 火傷 | |
CALC | Calculus (=Stone) 結石(=石) | |
CDM | Cardiac muscle 心筋 | |
CNL | Cannula カニューレ | |
CTP | Catheter tip カテーテル・チップ | |
CSF | Cerebral spinal fluid 髄液 | |
CVM | Cervical mucus 子宮頚管粘液 | |
CVX | Cervix 頚部 | |
COL | Colostrum 初乳 | |
CBLD | Cord blood 臍帯血 | |
CNJT | Conjunctiva 結膜 | |
CUR | Curettage 掻爬 | |
CYST | Cyst 嚢胞 | |
DIAF | Dialysis fluid 透析液 | |
DOSE | Dose med or substance 投与薬剤または物質 | |
DRN | Drain 排液 | |
DUFL | Duodenal fluid 十二指腸液 | |
EAR | Ear 耳 | |
EARW | Ear wax (cerumen) 耳垢 | |
ELT | Electrode 電極 | |
ENDC | Endocardium 心内膜 | |
ENDM | Endometrium 子宮内膜 | |
EOS | Eosinophils エオシン好性細胞 | |
ERC | Erythrocytes 赤血球 | |
EYE | Eye 目 | |
EXHLD | Exhaled gas (=breath) 発散されたガス(=呼吸) | |
FIB | Fibroblasts 繊維芽細胞 | |
FLT | Filter フィルタ | |
FIST | Fistula フィステル | |
FLU | Body fluid, unsp 体液、unsp | |
GAS | Gas ガス | |
GAST | Gastric fluid/contents 胃液/内容物 | |
GEN | Genital 生殖器 | |
GENC | Genital cervix 生殖器頚部 | |
GENL | Genital lochia 生殖器悪露 | |
GENV | Genital vaginal 生殖器膣部 | |
HAR | Hair 毛髪 | |
IHG | Inhaled Gas 吸入ガス | |
IT | Intubation tube 挿管チューブ | |
ISLT | Isolate 分離株 | |
LAM | Lamella 薄膜 | |
WBC | Leukocytes 白血球 | |
LN | Line ライン | |
LNA | Line arterial ライン、動脈 |
LNV | Line venous ライン、静脈 | |
LIQ | Liquid NOS 鼻汁 | |
LYM | Lymphocytes リンパ球 | |
MAC | Macrophages マクロファージ | |
MAR | Marrow 骨髄 | |
MEC | Meconium 胎便 | |
MBLD | Menstrual blood 月経血 | |
MLK | Milk 乳 | |
MILK | Breast milk 母乳 | |
NAIL | Nail 爪 | |
NOS | Nose (nasal passage) 鼻(鼻腔) | |
ORH | Other その他のもの | |
PAFL | Pancreatic fluid 膵液 | |
PAT | Patient 患者 | |
PRT | Peritoneal fluid /ascites 腹膜液/腹水 | |
PLC | Placenta 胎盤 | |
PLAS | Plasma 血漿 | |
PLB | Plasma bag 血漿バッグ | |
PLR | Pleural fluid (thoracentesis fld) 胸水 | |
PMN | Polymorphonuclear neutrophils 多形核好中球 | |
PPP | Platelet poor plasma 血小板乏血漿 | |
PRP | Platelet rich plasma 血小板多血漿 | |
PU | Pus 膿 | |
RT | Route of medicine 投薬経路 | |
SAL | Saliva 唾液 | |
SEM | Seminal fluid 精液 | |
SER | Serum 血清 | |
SKN | Skin 皮膚 | |
SKM | Skeletal muscle 骨格筋 | |
SPRM | Spermatozoa 精子 | |
SPT | Sputum 痰 | |
SPTC | Sputum – coughed 痰-咳をした | |
SPTT | Sputum - tracheal aspirate 痰-気管吸入 | |
STON | Stone (use CALC) 石(CALC を使用すること) | |
STL | Stool = Fecal 便 = 排泄物 | |
SWT | Sweat 汗 | |
SNV | Synovial fluid (Joint fluid) 関節滑液(関節液) | |
TEAR | Tears 涙 | |
THRT | Throat 喉 | |
THRB | Thrombocyte (platelet) 紡錘細胞(血小板) | |
TISS | Tissue 組織 | |
TISG | Tissue gall bladder 組織胆嚢 | |
TLGI | Tissue large intestine 組織大腸 | |
TLNG | Tissue lung 組織肺 | |
TISPL | Tissue placenta 組織胎盤 | |
TSMI | Tissue small intestine 組織小腸 | |
TISU | Tissue ulcer 組織潰瘍 | |
TUB | Tube NOS 鼻管 | |
ULC | Ulcer 潰瘍 | |
UMB | Umbilical blood 臍血 | |
UMED | Unknown medicine xxの薬剤 | |
URTH | Urethra 尿道 | |
UR | Urine 尿 | |
URC | Urine clean catch 尿、クリーンキャッチ | |
URT | Urine catheter 尿カテーテル | |
URNS | Urine sediment 尿沈渣 | |
USUB | Unknown substance xxの物質 | |
VITF VOM | Vitreous Fluid Vomitus 吐物 | |
BLD | Whole blood 全血 | |
BDY | Whole body 全身 | |
WAT | Water 水 | |
WICK | Wick ガーゼ | |
WND | Wound 傷 | |
WNDA | Wound abscess 傷腫物 | |
WNDE | Wound exudate 傷浸出物 | |
WNDD | Wound drainage 傷排液 |
XXX | To be specified in another part of the message メッセージの別の部分で指定されること |
SPM-9 Specimen Source Site Modifier 検査部位修飾子 (CWE) 01760
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドには検体部位に関する記述の修正または修飾が含まれている。
この属性の使用は、SPM-8―検体部位 によって記述された実体を修正、限定、またはさらに特定する事である。 SPM-8―検体部位 で使用されるコード・セットが完全に記述できない場合、これは特に有用でる。例えば、もし検体が「左橈骨静脈」と正確に記述されていても、使用されているコード・セットが単に「橈骨静脈」しか提供していない場合、この属性を使用して「左」という修飾子を追加できる。
xxxでは、業界の決定に従ってこの分野の構成要素に対応する表を選択してもよい。「使用者定義表
0542 - 検査材料タイプ修飾子」を参照。
使用者定義表0542 – Specimen Source Type Modifier 検体材料タイプ修飾子
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
SPM-10 Specimen Collection Site 検体採取部位 (CWE) 01761
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、特定のサイト(解剖学的位置など)を介して検体部位にアクセスする必要がある場合にSPM-8検体部位とは異なる。 例えば、肝臓バイオプシーが経皮的針を介して得られる場合、採取部位は針の進入点であろう。 左橈骨静脈から収集された静脈血については、採取部位は「前肘孔」であり得る。
xxxでは、業界の決定に従ってこの分野の構成要素に対応する表を選択してもよい。「使用者定義表
0543 - 検体採取部位」を参照。
【病理・臨床細胞】では、「テーブルLPATHO003臓器・検査材料」を使用しても良い。
使用者定義表0543 – Specimen Collection Site 検体採取部位
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
SPM-11 Specimen Role 検体役割 (CWE) 01762
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは検体の役割を示す。推奨値については、使用者定義表 0369- 検体役割を参照。これらの各値は通常、システムとその成分によって識別可能であり、検体に関連する処理とデータ管理に影響を与える可能性がある。
このフィールドに値が入力されていない場合、説明されている検体には、検査の焦点として機能する以外に特別な、または具体的な役割はない。このような検体として、検査用の患者検体、環境的なあるいはその他のサンプルが含まれる。
グループ化された検体は、個々の識別子を持たず、それに対して同じサービスが実行される複数の個人からの同一の標本タイプで構成される。検体役割の値が「G」の場合、グループ標本数(SPM-13)はそのグループに含まれる標本の総数で評価されなければならない。
標本の役割が「L」の場合、親検体ID(SPM-4 )の反復は、プールされた標本に寄与する個々の親検体を表す。「使用者定義表0369-検体役割」を参照。
使用者定義表 0369 – Specimen Role 検体役割
Value | Description | Comments |
B C E F G L | Blind Sample 精度管理用ブラインド検体 Calibrator キャリブレータ, used for initial setting of calibration Electronic QC 予測QC 値, used with manufactured reference providing signals that simulate QC results Specimen used for testing proficiency of the organization performing the testing (Filler) 検査室検体 Group (where a specimen consists of multiple individual elements that are not individually identified) 個別ID なし Pool (aliquots of individual specimens combined to form a single specimen representing all of the components.) プール検体 |
O | Specimen used for testing Operator Proficiency 検査者検体 | |
P | Patient 親検体 | |
Q | Control specimen 精度管理検体 | |
R | Replicate 複製 | |
V | Verifying Calibrator xxxxxxション検証, used for periodic calibration checks |
SPM-12 Specimen Collection Amount 検体採取量 (CQ) 01902
成分:<Quantity (NM)> ^ <Units (CE)>
副成分 for Units (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは採取された検体の体積または質量を示す。検体検査の場合それは検体の容量である。単位はISOにより決められたものを使用する (ISO 2955, 1977)。これは依頼者あるいは他の部門が既に検体を採取した場合を除き、結果専用フィールドである。(HL7 V2.5第7章の「単位」を参照のこと)。
SPM-13 Grouped Specimen Count 検体総数 (NM) 01763
定義:このフィールドは、検体によって表わされる特定のタイプの検体の数を表す。このフィールドの使用は、検体に関連する属性がすべて同一の検体に制限される。検体役割属性が値「G」を持っている場合のみ、このフィールドは値を持つ。
SPM-14 Specimen Description 検体記述 (ST) 01764
定義:これは、検体に関する追加情報をメッセージで送信するためのテキストフィールドである。
SPM-15 Specimen Handling Code 検体取り扱いコード (CWE) 01908
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:これは検体採取/収集から検査開始までの間に採取容器/検体をどのように扱うかを記載する。このフィールドは必須ではないので、値が入力されていない場合の意味は想定されない。「使用者定義表 0376 - 検体取り扱いコード」を参照。
使用者定義表0376 – Special Handling Code 検体取り扱いコード
Code | Description | Comment/Usage Note/Definition |
C37 | Body temperature 体温 | Critical to keep at body temperature: 36 – 38d° C. |
AMB | Ambient temperature 環境温度 | Keep at ambient (room) temperature, approximately 22 ° 2 degrees C. Accidental refrigeration or freezing is of little xxxxxxxxxxx |
CAMB | Critical ambient temperature 重要な環境温度 | Critical ambient – must not be refrigerated or frozen. |
REF | Refrigerated temperature 冷蔵温度 | Keep at refrigerated temperature: 4-8°C. Accidental warming or freezing is of little xxxxxxxxxxx |
CREF | Critical refrigerated temperature 重要な冷蔵温度 | Critical refrigerated – must not be allowed to freeze or warm until immediately prior to testing |
FRZ | Frozen temperature 冷凍温度 | Keep at frozen temperature: -4°C. Accidental thawing is of little xxxxxxxxxxx |
CFRZ | Critical frozen temperature 重要な冷凍温度 | Critical frozen – must not be allowed to thaw until immediately prior to testing |
DFRZ | Deep frozen 凍結 | Deep frozen: -16 to -20°C. |
UFRZ | Ultra frozen 氷結 | Ultra cold frozen: ~ -75 to -85° C. (ultra cold freezer is typically at temperature of dry ice). |
NTR | Liquid nitrogen 液体窒素 | Keep in liquid nitrogen. |
PRTL | Protect from ligh 暗視保存 | Protect from light (e.g., wrap in aluminum foil). |
CATM | Protect from air 真空保存 | Critical. Do not expose to atmosphere. Do not uncap. |
DRY | Dry 乾燥保存 | Keep in a dry environment. |
PSO | No shock 禁ショック | Protect from shock. |
PSA | Do not shake 禁シェーク | Do not shake. |
UPR | Upright 垂直保存 | Keep upright. Do not turn upside down. |
MTLF | Metal Free 金属不可 | Container is free of heavy metals including lead. |
SPM-16 Specimen Risk Code 検体リスクコード (CWE) 01903
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、既知のまたは疑わしい検体の危険性、例えば、非常に感染性の高い病原体または肝炎患者からの血液を含む。 コードまたはテキスト、あるいはその両方が存在しない可能性がある。ただし、コードは常に最初の成分に配置され、任意のフリーテキストは2番目の成分に配置されます。したがって、成分デリミタはコードなしでフリーテキストの前になければならない。「使用者定義表0489 - リスクコード」を参照。
使用者定義表0489 – Risk Codes リスクコード
Code | Description | Comment/Usage Note/Definition |
BIO | Biological 生物製剤 | The dangers associated with normal biological materials. I.e. potential risk of unknown infections. Routine biological materials from living subjects. |
COR | Corrosive 腐食物 | Material is corrosive and may cause severe injury to skin, mucous membranes and eyes. Avoid any unprotected contact. |
ESC | Escape Risk 回避リスク | The entity is at risk for escaping from containment or control. |
AGG | Aggressive 悪性 | A danger that can be associated with certain living subjects, including humans. |
IFL | Material Danger Inflammable 引火性物質 | Material is highly inflammable and in certain mixtures (with air) may lead to explosions. Keep away from fire, sparks and excessive heat. |
EXP | Explosive 爆発物 | Material is an explosive mixture. Keep away from fire, sparks, and heat. |
INF | Material Danger Infectious 感染性危険物質 | Material known to be infectious with human pathogenic microorganisms. Those who handle this material must take precautions for their protection. |
BHZ | Biohazard バイオハザード | Material contains microorganisms that is an environmental hazard. Must be handled with special care. |
INJ | Injury Hazard 疾病障害 | Material is solid and sharp (e.g., cannulas.) Dispose in hard container. |
POI | Poison 毒薬 | Material is poisonous to humans and/or animals. Special care must be taken to avoid incorporation, even of small amounts. |
RAD | Radioactive 放射性物質 | Material is a source for ionizing radiation and must be handled with special care to avoid injury of those who handle it and to avoid environmental hazards. |
SPM-17 Specimen Collection Date/Time 検体採取日時 (DR) 01765
成分:<Range Start Date/Time (TS)> ^ <Range End Date/Time (TS)>
副成分 for Range Start Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>副成分 for Range End Date/Time (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>定義:検体が取得された日時。 日付範囲データ型を使用すると、一定期間にわたって採取された検体の説明、たとえば24時間尿採取が可能になる。ある時点で採取された検体については、最初の構成要素(開始日/時刻)だけが入力される。
SPM-18 Specimen Received Date/Time 検体受領日時 (TS) 00248
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:検体受領日時は、検体が診断サービス部門で受領された時刻である。実際に記録される時間は、検体受領の管理方法に基づいており、検体が認識された時間に対応する場合がある。これは、SPM-17
-検体採取日時とは基本的に異なる。
SPM-19 Specimen Expiration Date/Time 検体有効日時 (TS) 01904
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは指示された検査目的のためには検体がもはや使用することができない日時である。例えば、血液銀行業務環境では、検体がもはや血液交差試験には使えないなど。
SPM セグメントはSPM-21-検体拒否理由の“EX”(期限切れ、この日付を過ぎている場合)を含む。
SPM-20 Specimen Availability 検体有効性 (ID) 01766
定義:これは検体が検査に利用できるかどうかを記載する。取りうる値は、「HL7表0136 - Yes/No標識」を参照。
HL7表0136 – Yes/No Indicator Yes/No標識
Value | Description | Comments |
Y N | Yes はい No いいえ |
SPM-21 Specimen Reject Reason 検体拒否理由 (CWE) 01767
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:これは、依頼された検査/結果/分析のために検体が拒絶される1つ以上の理由について記述する。取りうる値は、「HL7表0490 - 検体拒否理由」を参照。
HL7表0490 – Specimen Reject Reason 検体拒否理由
Value | Description | Comments |
EX | Expired 期限切れ | |
QS | Quantity not sufficient 量不足 | |
RB | Broken container 破損コンテナ | |
RC | Clotting 凝固 | |
RD | Missing collection date 採取日漏れ | |
RA | Missing patient ID number 親検体ID 漏れ | |
RE | Missing patient name 患者名漏れ |
RH | Hemolysis 溶血 | |
RI | Identification problem ID 不具合 | |
RM | Labeling ラベル異常 | |
RN | Contamination 混濁 | |
RP | Missing phlebotomist ID(採血者、血液学者)漏れ | |
RR | Improper storage 不適切保管 | |
RS | Name misspelling 氏名間違い |
SPM-22 Specimen Quality 検体品質 (CWE) 01768
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:受領検体の状態の程度。実施側がこの属性を設定する。推奨値は、「使用者定義表0491-検体品質」を参照。
使用者定義表0491 – Specimen Quality 検体品質
Value | Description | Comments |
E | Excellent 優秀 | |
G | Good 良好 | |
F | Fair 適正 | |
P | Poor 不適 |
SPM-23 Specimen Appropriateness 検体適合性 (CWE) 01769
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:実施者によって決定される特別の計画用途に対する検体の適応性。推奨値は、「使用者定義表
0492- 検体適合性」を参照。
使用者定義表0492 – Specimen Appropriateness 検体適合性
Value | Description | Comments |
P | Preferred 良好 | |
A | Appropriate 適切 | |
I | Inappropriate 不適切 | |
?? | Inappropriate due to 期限切れ… |
SPM-24 Specimen Condition 検体状態 (CWE) 01770
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:検体のモードもしくは状態を記述する。推奨値は、「使用者定義表0493 - 検体条件」を参照。
使用者定義表0493 – Specimen Condition 検体条件
Value | Description | Comments |
AUT | Autolyzed 自己解凍(溶血) | |
CLOT | Clotted 凝固 | |
CON | Contaminated 混濁 | |
COOL | Cool 冷却 | |
XXXX | Frozen 冷凍 | |
HEM | Hemolyzed 溶血 | |
LIVE | Live 生 | |
ROOM | Room temperature 室温 | |
SNR | Sample not received 検体未受理 |
SPM-25 Specimen Current Quantity 検体量 (CQ) 01771
成分:<Quantity (NM)> ^ <Units (CE)>
副成分 for Units (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:この属性は、現在存在している、またはさらなる検査で使用するために利用可能な検体の量を表す。
SPM-26 Number of Specimen Containers 検体採取容器数 (NM) 01772
定義:このフィールドは、与えられた採取容器の数を示す。検体受付時の確認のために用いる。オーダに伴う検体の総数とは異なる場合がある。
SPM-27 Container Type 採取容器タイプ (CWE) 01773
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:検体を輸送するための採取容器のタイプを表す。
SPM-28 Container Condition 採取容器の状態 (CWE) 01774
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:検体が検査室から検査室に移される場合、検体を出荷する際の採取容器の状態を各受付けで記録する必要がある。採取容器が何らかの方法(封印漏れ、採取容器破損、検体漏れなど)で侵害された場合、法的な理由でこれを記録する必要がある。「使用者定義表0544 – 採取容器状態」を参照。
使用者定義表 0544 – Container Condition 採取容器状態
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値は定義されない |
SPM-29 Specimen Child Role 子検体役割 (CWE) 01775
成分:<Identifier (ST)> ^ <Text (ST)> ^ <Name of Coding System (ID)> ^ <Alternate Identifier (ST)> ^
<Alternate Text (ST)> ^ <Name of Alternate Coding System (ID)> ^ <Coding System Version ID (ST)> ^ <Alternate Coding System Version ID (ST)> ^ <Original Text (ST)>
定義:子検体と親検体の関係を示す。このフィールドに値が入力されている場合はSPM-3-親検体IDも必要である。このフィールドは、このフィールドはSPM-15-検体役割とは異なり検査オーダ上の検体の役割ではなく、親検体に関するこの検体の役割を表す。「HL7表0494 - 子検体役割」を参照。
HL7表 0494 – Specimen Child Role 子検体役割
Value | Description | Comments |
A C M | Aliquot 分注 Component 成分 Modified from original specimen 加工(希釈など) |
7.18 TQ1 - Timing/Quantity タイミング/数量セグメント
JAHIS データ交換規約 共通編 Ver.1.3「7. 関連セグメント詳細」を参照のこと。
7.19 TXA - Transcription Document Header Segment 電子媒体化文書ヘッダセグメント
TXA セグメントは電子媒体化された文書に特有の情報を含んでいるが、文書のテキストを含んでいない。このメッセージは文書状態変更の結果として作成される。この情報は、他のヘルスケア・システムを更新したり、それらのシステムが電子媒体化システム内の利用可能な報告を識別するために使用される。これらのシステム内にTXA メッセージ情報を維持することによって、全体の文書テキストを要求する電子媒体化システムへの問合せを構築する場合、この情報が利用可能になる。
HL7 属性表 – TXA - Transcription Document Header 電子媒体化文書ヘッダ
SEQ | LEN | DT | OPT | JAHIS | RP/# | TBL # | ELEMENT NAME |
1 | 4 | SI | R | R | 00914 | Set ID – TXA セットID-TXA | |
2 | 30 | IS | R | R | 00915 | Document Type 文書タイプ | |
3 | 2 | ID | C | C | 00916 | Document Content Presentation 文書内容プレゼンテ | |
ーション | |||||||
4 | 26 | TS | O | O | 00917 | Activity Date/Time 活動日付/時刻 | |
5 | 250 | XCN | C | C | Y | 00918 | Primary Activity Provider Code/Name 主要な活動提供 |
者コード/名前 | |||||||
6 | 26 | TS | O | O | 00919 | Origination Date/Time 開始日付/時刻 | |
7 | 26 | TS | C | C | 00920 | Transcription Date/Time 電子媒体化日付/時刻 | |
8 | 26 | TS | O | O | Y | 00921 | Edit Date/Time 編集日付/時刻 |
9 | 250 | XCN | O | O | Y | 00922 | Originator Code/Name 起案者コード/名前 |
10 | 250 | XCN | O | O | Y | 00923 | Assigned Document Authenticator 指定された文書確 |
証担当者 | |||||||
11 | 250 | XCN | C | C | Y | 00924 | Transcriptionist Code/Name 電子媒体化担当者コード |
/名前 | |||||||
12 | 30 | EI | R | R | 00925 | Unique Document Number 一意的な文書番号 | |
13 | 30 | EI | C | C | 00926 | Parent Document Number 親文書番号 | |
14 | 22 | EI | O | O | Y | 00216 | Placer Order Number 依頼者発注番号 |
15 | 22 | EI | O | O | 00217 | Filler Order Number 実施者発注番号 | |
16 | 30 | ST | O | O | 00927 | Unique Document File Name 一意的な文書ファイル名 | |
17 | 2 | ID | R | R | 00928 | Document Completion Status 文書完成状態 | |
18 | 2 | ID | O | O | 00929 | Document Confidentiality Status 文書機密性状態 | |
19 | 2 | ID | O | O | 00930 | Document Availability Status 文書利用可能性状態 | |
20 | 2 | ID | O | O | 00932 | Document Storage Status 文書保管状態 | |
21 | 30 | ST | C | C | 00933 | Document Change Status 文書変更理由 | |
22 | 250 | PPN | C | C | Y | 00934 | Authentication Person, Time Stamp 確証担当者、時刻 |
スタンプ | |||||||
23 | 250 | XCN | O | O | Y | 00935 | Distributed Copies (Code and Name of Recipients) 配 |
布されたコピー(受取人のコードおよび名前) |
TXA フィールド定義
TXA-1 Set ID – TXA セットID-TXA (SI) 00914
定義:このフィールドは、トランザクションの追加、変更、削除の目的でトランザクションを一意的に識別する数字を含んでいる。
TXA-2 Document Type 文書タイプ (IS) 00915
定義:このフィールドは、文書のタイプを識別する(電子媒体化システムで定義されたように)。示唆値については「使用者定義表0270-文書タイプ」を参照すること。組織は自由により多くの入力を加えることができる。
使用者定義表 0270 – Document Type 文書タイプ
Value | Description | Comments |
AR | Autopsy report 解剖✲告書 | |
CD | Cardiodiagnostics 心臓診断 | |
CN | Consultation 診察 | |
DI | Diagnostic imaging 画像診断 | |
DS | Discharge summary 退院要約 | |
ED | Emergency department report 緊急究明室✲告書 | |
HP | History and physical examination 病歴および理学検査 | |
OP | Operative report 手術✲告書 |
PC | Psychiatric consultation 精神分析診察 | |
PH | Psychiatric history and physical examination 精神分析病歴および理学検査 | |
PN | Procedure note 手順ノート | |
PR | Progress note 進行ノート | |
SP | Surgical pathology 外科病理学 | |
TS | Transfer summery 転院要約 |
TXA-3 Document Content Presentation 文書内容プレゼンテーション (ID) 00916
定義:これは、メッセージがいくつかのOBXセグメント中で示されるような内容を含んでいる場合は常に要求される条件付きのフィールドである。このフィールドはこの文書が入手されたか、または作成された方法を識別する。有効な値については、「HL7表0191-参照データの主要なタイプ」を参照すること。
HL7表 0191 – Type Of Referenced Data 参照データの主要なタイプ
Value | Description | Comments |
AP AU FT IM Multipart NS SD SI TEXT TX | Other application data, typically uninterpreted binary data 他のアプリケーションデータ。典型的には解釈されていないバイナリデータ(HL7 V2.3 及び以降) Audio data 音声データ (HL7 V2.3 及び以降) Formatted text フォーマッティングされたテキスト (HL7 V2.2 のみ) Image data 画像データ (HL7 V2.3 及び以降) MIME multipart package MIME マルチパートパッケージ(CDA の 2.5.2 による) Non-scanned image スキャンされていない画像(HL7 V2.2 のみ) Scanned document スキャンされた文書 (HL7 V2.2 のみ) Scanned image スキャンされた画像 (HL7 V2.2 のみ) Machine readable text document 機械で読めるテキスト文書(HL7 V2.3.1 及び以降) Machine readable text document 機械で読めるテキスト文書 (HL7 V2.2 のみ) |
TXA-4 Activity Date/Time 活動日付/時刻 (TS) 00917
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、手順あるいは活動を実行した日付であるとして文書中で識別された日付/時刻を含んでいる。この日付は、手術、非侵襲的な手順、診察、検査などの日付を識別することができる。
TXA-5 Primary Activity Provider Code/Name 主要な活動提供者コード/名前 (XCN) 00918
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^
<Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^
<Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分 for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version
ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、手順あるいは活動の実行の、責任者として文書中で識別された人物の名前を含んでいる。このフィールドは、看護者のコードおよび名前(可能な場合)を含んでいる。このフィールドは、TXA-4-活動日付の値の存在に基づく条件付きフィールドである。
TXA-6 Origination Date/Time 開始日付/時刻 (TS) 00919
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、文書を作成した(口述診療記録した、診療記録したなど)日付および時刻を含んでいる。
TXA-7 Transcription Date/Time 電子媒体化日付/時刻 (TS) 年齢 00920
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、入力情報を実際に電子媒体化した日付および時刻を含んでいる。このフィールドは、「口述診療記録した」のケースを除きTXA-17-文書完成状態の値の存在に基づく条件付きフィールドである。
TXA-8 Edit Date/Time 編集日付/時刻 (TS) 00921
成分:<Time (DTM)> ^ <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
定義:このフィールドは、文書を編集した日付および時刻を含んでいる。
TXA-9 Originator Code/Name 起案者コード/名前 (XCN) 00922
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^
<Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^
<Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分 for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、文書を起こした(すなわち、口述診療記録した)人物を識別する。文書の作成者は、文書の認証に責任を負う人物と異なってもよい。
TXA-10 Assigned Document Authenticator 指定された文書確証担当者 (XCN) 00923
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^
<Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^
<Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分 for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは文書の認証に責任を負う人物を識別するが、この人物は作成者と異なってもよい。複数の人が不特定回数、認証に責任を負ってもよい。このフィールドは、繰り返すことが許される。
TXA-11 Transcriptionist Code/Name 電子媒体化担当者コード/名前 (XCN) 00924
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^
<Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^
<Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分 for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分 for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分 for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分 for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分 for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分 for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分 for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは、文書を電子媒体化する人物を識別する。これは条件付きの値である。この値はすべての電子媒体化された文書上で必要とされる。
TXA-12 Unique Document Number 一意的な文書番号 (EI) 00925
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは、送信システムによって割り当てられた一意な文書番号を含んでいる。この文書番号は、受信システムが将来の更新のときにこの文書に一致させるために、また同様に問合せのとき文書を識別するため使用される。ベンダーが一意な文書番号を提供しない場合、あるタイプの文書識別子をここに入力するのがよいか、あるいは一意な文書ファイル名を利用するのがよい。
TXA-13 Parent Document Number 親文書番号 (EI) 00926
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID(ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは、この文書が属する親文書を識別する文書番号を含んでいる。親文書番号は、受信システムが将来の更新のときにこの文書に一致させるために使用される。これはT05(文書補遺通知)、T06(文書補遺通知および内容)、T09(文書置換通知)、およびT10(文書置換通知および内容)で常に要求される条件付きのフィールドである。
TXA-14 Placer Order Number 依頼者発注番号 (EI) 00216
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>
定義:このフィールドは依頼者アプリケーションのオーダ番号である。
これは複合フィールドである。第1 の成分は個々の順序を識別する文字列である(例えばOBR)。それは依頼者によって割り当てられる(オーダリング・アプリケーション)。それは、特定のオーダリング・アプリケーションで取り扱うすべてのオーダの中から1 つのオーダを一意的に識別する。第2 から第4 までの成分は、依頼アプリケーションの(実施者)割当権限を含む。(実施者)割当権限はアプリケーションに一意的に関係している文字列である。与えられた機関あるいは互いに通信する機関のグループは、潜在的な依頼者および実施者であるアプリケーションの一意的なリストを確立し、一意的なエンティティ識別名を割り当てるのがよい。成分は成分区切り文字によって分離される。
TXA-15 Filler Order Number 実施者発注番号 (EI) 00217
成分:<Entity Identifier (ST)> ^ <Namespace ID (IS)> ^ <Universal ID (ST)> ^ <Universal ID Type (ID)>定義:このフィールドは実施者アプリケーションに関連するオーダ番号である。電子媒体化サービス あるいは類似した組織が文書を作成し、内部的に一意的な識別子を使用する場合、このフィールドに その番号を挿入するのがよい。その最初の成分は注文詳細セグメントを識別する文字列である(例えばOBR)。この文字列は、特定の実施者アプリケーションにおいてオーダ(オーダ詳細セグメントで 指定されたように)を他のオーダから一意的に識別しなければならない(例えば電子媒体化サービス)。この一意性は時間が経過しても維持されなければならない。時間が経過してこの番号を再使用する場 合、日付を一意的でない番号に添付することができるが、これは一意的でない番号を一意的にするた めである。
第2 から第4 までの成分は(実施者)割当権限を含んでいる(実施者)割当権限は、ネットワーク上の他のアプリケーションからそのアプリケーションを一意的に定義する文字列である。実施者オーダ番号の第2 から第4 までの成分は常にオーダの実際の実施者を識別する。
TXA-16 Unique Document File Name 一意的な文書ファイル名 (ST) 00927
定義:このフィールドは、送信システムによって文書に割り当てられた一意的な名前を含んでいる。このファイル名は、受信システムが将来の更新のおり、この文書に一致させるのを支援するために使用される。
TXA-17 Document Completion Status 文書完成状態 (ID) 00928
定義:このフィールドは、文書の現在の完成状態を識別する。これは、要求される表に依存するフィールドである。有効な値について「HL7表0271-文書完成状態」を参照すること。
HL7表 0271 – Document completion status 文書完成状態
Value | Description | Comments |
DI | Dictated 口述記録された | |
DO | Documented 文書化された | |
IP | In Progress 進行中 | |
IN | Incompleted 不完全 | |
PA | Pre-authenticated 認証される前の | |
AU | Authenticated 認証された | |
LA | Legally authenticated 法律上認証された |
TXA-18 Document Confidentiality Status 文書機密性状態 (ID) 00929
定義:この情報に特別の機密性保護をどの程度適用するのがよいかを識別するオプションのフィールドである。データ要素をこれらの分類に割り当てるかどうかは、医療組織の裁量に任されている。有
効な値に関しては「HL7表0272-文書機密状態」を参照すること。
HL7表 0272 – Document Confidentiality Status 文書機密状態
Value | Description | Comments |
V R U | Very restricted 非常に制限された Restricted 制限された Usual control 通常の管理 |
TXA-19 Document Availability Status 文書利用可能性状態 (ID) 00930
定義:診療での利用に対する文書の利用可能性を識別するオプションのフィールドである。
もし文書を認証する前に文書を診療に使用することを、組織の業務規則が許している場合、このフィールドの値は「AV」に設定されるのがよい。文書が診療に利用可能になった場合、それを変更または削除することができない。ある時点で誤った文書が利用可能になっており、置換が適切でない場合、それは「取り消された」とマークして除去するが、これは文書が誤った患者に割り当てられる場合と同様である。追加情報が補遺を介して提供されねばならないが、補遺は別途認証され日付/時刻が刻印される。もし状態が「利用可能である」文書の内容を改訂しなければならない場合、これは代替文書を発行することによって行うが、代替文書は別途認証され日付/時刻が刻印される。有効な値については、「HL7表0273-文書利用可能性状態」参照すること。
HL7表 0273 – Document Availability Status 文書利用可能性状態
Value | Description | Comments |
AV | Available for patient care 患者ケアに利用可能 | |
CA | Deleted 削除された | |
OB | Obsolete 廃棄 | |
UN | Unavailable for patient care 患者ケアに利用不可能 |
TXA-20 Document Storage Status 文書保管状態 (ID) 00932
定義:このオプションのフィールドは文書の保管状態を識別する。有効な値については、「HL7表0275
-文書保管状態」を参照すること。
HL7表 0275 – Document Storage Status 文書保管状態
Value | Description | Comments |
AV | Active 有効 | |
AA | Active and Archived 有効かつ保管された | |
AR | Archived 保管された(有効ではない) | |
PU | Purged 除去された |
TXA-21 Document Change Reason 文書変更理由 (ST) 00933
定義:この自由なテキストフィールド(30文字までの制限)は、文書状態変更の理由を含んでいる。
TXA-22 Authentication Person, Time Stamp (set) 確証担当者、時刻スタンプ (PPN) 00934
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Date/Time Action Performed (TS)> ^
<Name Representation Code (ID)> ^ <Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)>
^ <Professional Suffix (ST)> ^ <Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分for Date/Time Action Performed (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドは一組の「誰」が「いつ」認証したかの成分を含んでいる(認証が手作業あるいは電子的のいずれにしても)。日付/時刻の領域は認証された日付/時刻を記述している。残る領域は認証者を特定している。もし、認証者あるいは認証時刻にnullではない値が入っているとき双方の値は null以外の値が入る。これは条件付きのフィールドである。
「TXA-17-文書完成状態」の状態がAU(認証された)あるいはLA(法律上認証された)の場合、すべての成分が要求される。
TXA-23 Distributed Copies (Code and Name of Recipients) 配布されたコピー (受取人のコードおよび名前)(XCN) 00935
成分:<ID Number (ST)> ^ <Family Name (FN)> ^ <Given Name (ST)> ^ <Second and Further Given Names or Initials Thereof (ST)> ^ <Suffix (e.g., JR or III) (ST)> ^ <Prefix (e.g., DR) (ST)> ^
<DEPRECATED-Degree (e.g., MD) (IS)> ^ <Source Table (IS)> ^ <Assigning Authority (HD)> ^
<Name Type Code (ID)> ^ <Identifier Check Digit (ST)> ^ <Check Digit Scheme (ID)> ^
<Identifier Type Code (ID)> ^ <Assigning Facility (HD)> ^ <Name Representation Code (ID)> ^
<Name Context (CE)> ^ <DEPRECATED-Name Validity Range (DR)> ^ <Name Assembly Order (ID)> ^ <Effective Date (TS)> ^ <Expiration Date (TS)> ^ <Professional Suffix (ST)> ^
<Assigning Jurisdiction (CWE)> ^ <Assigning Agency or Department (CWE)>
副成分for Family Name (FN):<Surname (ST)> & <Own Surname Prefix (ST)> & <Own Surname (ST)> & <Surname Prefix From Partner/Spouse (ST)> & <Surname From Partner/Spouse (ST)>
副成分for Assigning Authority (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分for Assigning Facility (HD):<Namespace ID (IS)> & <Universal ID (ST)> & <Universal ID Type (ID)>
副成分for Name Context (CE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> &
<Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)>
副成分for DEPRECATED-Name Validity Range (DR):<Range Start Date/Time (TS)> & <Range End Date/Time (TS)>
注記:副成分は副-副成分を含んでいる
副成分for Effective Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分for Expiration Date (TS):<Time (DTM)> & <DEPRECATED-Degree of Precision (ID)>
副成分for Assigning Jurisdiction (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> &
<Original Text (ST)>
副成分for Assigning Agency or Department (CWE):<Identifier (ST)> & <Text (ST)> & <Name of Coding System (ID)> & <Alternate Identifier (ST)> & <Alternate Text (ST)> & <Name of Alternate Coding System (ID)> & <Coding System Version ID (ST)> & <Alternate Coding System Version ID (ST)> & <Original Text (ST)>
定義:このフィールドはこの文書の写しを受け取った人物を識別する。
付録‐1. メッセージの例
本メッセージ例において、メッセージ制御ID(MSH-10)HIS_*****やAP-LIS_*****は、 1 秒間に1 メッセージしか送信しない場合を想定して設定している。
Case 1 組織診におけるオーソドックスなオーダ
本ケースは、一般的な組織診断の依頼から報告までの例である。
・HIS からAP-LIS へ胃生検3 つと十二指腸生検1 つの検体を伴った組織診断オーダー発行
・新規オーダーで病理組織標本作製を指定
・親オーダーで患者補足情報、子オーダーで4 つの検体情報を記載
・検体が到着した時点でAP-LIS からHIS へ検体到着通知を送信し、標本作製を開始
・診断後、報告書を作成し、REPORT からHIS/AP-LIS へ報告書情報通知を送信し、完了
項目名 | 項目値 | 備考 |
患者ID | 11223344 | |
漢字氏名 | xx xx | x来患者(内科) |
カナ氏名 | トウキョウ タロウ | |
生年月日 | 1950 年12 月14 日 | |
性別 | 男 | |
主治医 | xx x (職員番号 101202) | |
依頼医 | xx xx (職員番号 505606) | |
診断書作成者 | 虎ノ門 xx (職員番号 0001) |
(1A-1) 検査依頼 (HIS→AP-LIS)
MSH|^~¥&|HIS_FUJIYAMA||AP-LIS_NIHON||20210120103020||OML^O21^OML_O21|HIS_20210120103020|P|2.5|||||JP N|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
PID|||11223344^^^^PI||東京^太郎^^^^^L^I~トウキョウ^タロウ^^^^^L^P||19501214|M||| ^^^^105-0004^^H^xxx港区新橋2
丁目5 番5 号||^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000<CR> PV1||O|||||101202^xx^隆^^^^^^^L^^^^^I <CR>
ORC|NW|202101190000100|||||||20210119215210|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000100||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001||||||||||||505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I<CR> ORC|PA|202101190000100|||||||20210119215210|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000100||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001||||||||||||505606^新橋^xxxx^^^^^L^^^^^I<CR> OBX|1|CWE|883-9^ABO 血液型^LN||A^A 型^JHSC0001||||||F<CR>
OBX|2|CWE|02^視覚障害^JHSC0005||SE^重度^HL70421||||||F<CR>
OBX|3|TX|MS3-24^外来所見^JHSA010||○月×日強い上腹部痛を感じた。翌日になっても軽快しなかったため、来院。
||||||F<CR>
OBX|4|TX|MS3-34^臨床病名^JHSA010||胃及び十二指腸の各々にポリープあり||||||F<CR> OBX|5|TX|AP-001^病理検査目的^JHSA010||がん疑いの精査||||||F<CR>
OBX|6|ED|AP-031^シェーマ^JHSA010||^IM^JPEG^Hex^FFD8FFE0・・・1401FFD9||||||F<CR> OBX|7|DT|AP-021^報告希望日^JHSA010||20210123||||||F<CR>
ORC|CH|202101190000101||||||202101190000100|20210119215210|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000101||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001||||||||||||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|||||||||||||202101190000100<CR>
SPM|1|1||201^生検^LPATHO002|||226^EMR^LPATHO004|||010100^胃底部^LPATHO003|||||||202101201005<CR> SPM|2|2||201^生検^LPATHO002|||221^ポリペクトミー^LPATHO004|||010100^胃底部
^LPATHO003|||||||202101201005<CR>
SPM|3|3||201^生検^LPATHO002|||221^ポリペクトミー^LPATHO004|||010100^胃底部
^LPATHO003|||||||202101201005<CR>
SPM|4|4||201^生検^LPATHO002|||221^ポリペクトミー^LPATHO004|||01020000^十二指腸
^LPATHO003|||||||202101201005<CR>
<EOM>
(コメント)
依頼書には、臓器名と検体の入った容器数と各容器に入っている検体番号が書いてある。
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
5 | 受信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
7 | メッセージ日時 | 20210120103020 | 2021 年1 月20 日10 時30 分20 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | OML^O21^OML_O21 | |
10 | メッセージ制御ID | HIS_20210120103020 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ PID セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
3 | 患者ID リスト | 11223344^^^^PI | 患者ID |
5 | 患者氏名 | 東京^太郎^^^^^L^I~トウキョウ^タロウ^^^^^L^P | 患者名(漢字)、患者名(カナ) |
7 | 生年月日 | 19501214 | 1950 年12 月14 日生 |
8 | 性別 | M | 男性 |
11 | 患者住所 | ^^^^105-0004^^H^xxx港区新橋2 丁目5 番5 号 | 郵便番号、住所 |
13 | 電話番号―自宅 | ^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000 | 電話番号 |
■ PV1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 患者区分 | O | 外来患者 |
7 | 担当医 | 101202^xxxxxxxxxxxXx^^^^I | 主治医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | NW | 新規オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210119215210 | 2021 年1 月19 日21 時52 分10 秒にオーダの登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | PA | 親オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210119215210 | 2021 年1 月19 日21 時52 分10 秒にオーダの登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 値型 | CWE | |
3 | 検査項目 | 883-9^ABO 式血液型^LN | ABO 血液型 |
5 | 検査結果値 | A^A 型^JHSC0001 | A 型 |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 2 | |
2 | 値型 | CWE | |
3 | 検査項目 | 02^視覚障害^JHSC0005 | 視覚障害 |
5 | 検査結果値 | SE^重度^HL70421 | 重度 |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 3 | |
2 | 値型 | TX | |
3 | 検査項目 | MS3-24^外来所見^JHSA010 | 外来所見 |
5 | 検査結果値 | ○月×日強い上腹部痛を感じた。翌日になっても軽快 しなかったため、来院。 | |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 4 | |
2 | 値型 | TX | |
3 | 検査項目 | MS3-34^臨床病名^JHSA010 | 臨床病名 |
5 | 検査結果値 | 胃及び十二指腸の各々にポリープあり | |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 5 | |
2 | 値型 | TX | |
3 | 検査項目 | AP-001^病理検査目的^JHSA010 | 病理検査目的 |
5 | 検査結果値 | がん疑いの精査 | |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 6 | |
2 | 値型 | ED | |
3 | 検査項目 | AP-031^シェーマ^JHSA010 | シェーマ |
5 | 検査結果値 | ^IM^JPEG^Hex^FFD8FFE0・・・1401FFD9 | シェーマ図 Image001.jpg のデ ータ |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 7 | |
2 | 値型 | DT | |
3 | 検査項目 | AP-021^報告希望日^JHSA010 | 報告希望日 |
5 | 検査結果値 | 20210123 | 2021 年1 月23 日 |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | CH | 子オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000101 | オーダ番号 |
8 | 親 | 202101190000100 | 親オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210119215210 | 2021 年1 月19 日21 時52 分10 秒にオーダの登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000101 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
29 | 親 | 202101190000100 | 親オーダ番号 |
■ SPM セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 検体ID | 1 | シェーマ中の検体#1 |
4 | 検体タイプ | 201^生検^LPATHO002 | 生検 |
7 | 検体採取法 | 226^EMR^LPATHO004 | EMR |
10 | 検体採取部位 | 010100^胃底部^LPATHO003 | 胃底部 |
17 | 検体採取日時 | 202101201005 | 2021 年1 月20 日の10 時05 分 に採取 |
■ SPM セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 2 | |
2 | 検体ID | 2 | シェーマ中の検体#2 |
4 | 検体タイプ | 201^生検^LPATHO002 | 生検 |
7 | 検体採取法 | 221^ポリペクトミー^LPATHO004 | ポリペクトミー |
10 | 検体採取部位 | 010100^胃底部^LPATHO003 | 胃底部 |
17 | 検体採取日時 | 202101201005 | 2021 年1 月20 日の10 時05 分 に採取 |
■ SPM セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 3 | |
2 | 検体ID | 3 | シェーマ中の検体#3 |
4 | 検体タイプ | 201^生検^LPATHO002 | 生検 |
7 | 検体採取法 | 221^ポリペクトミー^LPATHO004 | ポリペクトミー |
10 | 検体採取部位 | 010100^胃底部^LPATHO003 | 胃底部 |
17 | 検体採取日時 | 202101201005 | 2021 年1 月20 日の10 時05 分 に採取 |
■ SPM セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 4 | |
2 | 検体ID | 4 | シェーマ中の検体#4 |
4 | 検体タイプ | 201^生検^LPATHO002 | 生検 |
7 | 検体採取法 | 221^ポリペクトミー^LPATHO004 | ポリペクトミー |
10 | 検体採取部位 | 01020000^十二指腸^LPATHO003 | 十二指腸 |
17 | 検体採取日時 | 202101201005 | 2021 年1 月20 日の10 時05 分 に採取 |
■ シェーマ図
#1
#3
#2
#4
(1A-2) 検査依頼応答 (AP-LIS→HIS)
MSH|^~¥&|AP-LIS_NIHON||HIS_FUJIYAMA||20210120103022||ORL^O22^ORL_O22|AP-LIS_20210120103022|P|2.5|||||J PN|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
MSA|AA|HIS_20210220103020<CR>
<EOM>
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
5 | 受信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
7 | メッセージ日時 | 20210120103022 | 2021 年1 月20 日10 時30 分22 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ORL^O22^ORL_O22 | |
10 | メッセージ制御ID | AP-LIS_20210120103022 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ MSA セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | 確認応答コード | AA | アプリケーション肯定応答 |
2 | メッセージ制御ID | HIS_20210220103020 |
(1B-1) 検体到着通知 (AP-LIS→HIS)
MSH|^~¥&|AP-LIS_NIHON||HIS_FUJIYAMA||20210120133035||ORU^R01^ORU_R01|AP-LIS_20210120133035|P|2.5||||| JPN|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
PID|||11223344^^^^PI||東京^太郎^^^^^L^I~トウキョウ^タロウ^^^^^L^P||19501214|M|||^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0
xx0 x0 x||^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000<CR> PV1||O|||||101202^xx^隆^^^^^^^L^^^^^I <CR>
ORC|OK|202101190000100|||||||20210120133010|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR>
OBR||202101190000100||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001|||202101201330|||||||||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^|||||||||I<CR>
OBX|1|ST|AP-101^検体受付番号^JHSA010||H202100345||||||F<CR>
<EOM>
(コメント)
このタイミングで標本作製を開始。
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
5 | 受信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
7 | メッセージ日時 | 20210120133035 | 2021 年1 月20 日13 時30 分35 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ORU^R01^ORU_R01 | |
10 | メッセージ制御ID | AP-LIS_20210120133035 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ PID セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
3 | 患者ID リスト | 11223344^^^^PI | 患者ID |
5 | 患者氏名 | 東京^太郎^^^^^L^I~トウキョウ^タロウ^^^^^L^P | 患者名(漢字)、患者名(カナ) |
7 | 生年月日 | 19501214 | 1950 年12 月14 日生 |
8 | 性別 | M | 男性 |
11 | 患者住所 | ^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0 xx0 x0 x | 郵便番号、住所 |
13 | 電話番号―自宅 | ^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000 | 電話番号 |
■ PV1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 患者区分 | O | 外来患者 |
7 | 担当医 | 101202^xxxxxxxxxxxXx^^^^I | 主治医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | OK | オーダ受付 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210120133010 | 2021 年1 月20 日13 時30 分10 秒に登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
7 | 検査日時 | 202101201330 | 2021 年1 月20 日13 時30 分に 開始 |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
25 | 結果状態 | I | 検体到着 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 値型 | ST | |
3 | 検査項目 | AP-101^検体受付番号^JHSA010 | 検体受付番号 |
5 | 検査結果値 | H202100345 | |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
(1B-2) 検体到着通知応答 (HIS→AP-LIS)
MSH|^~¥&|HIS_FUJIYAMA||AP-LIS_NIHON||20210120133103||ACK^R01^ACK|HIS_20210120133103|P|2.5|||||JPN|ASCI I~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
MSA|AA|AP-LIS_20210120133035<CR>
<EOM>
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
5 | 受信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
7 | メッセージ日時 | 20210120133103 | 2021 年1 月20 日13 時31 分03 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ACK^R01^ACK | |
10 | メッセージ制御ID | HIS_20210120133103 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ MSA セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | 確認応答コード | AA | アプリケーション肯定応答 |
2 | メッセージ制御ID | AP-LIS_20210120133035 |
(1C-1) ✲告書情✲通知 (REPORT→HIS/AP-LIS)
【REPORT → HIS へ送信する場合】
MSH|^~¥&|REPORT_OLYM||HIS_FUJIYAMA||20210123162058||MDM^T02^MDM_T02|REP_20210123162058|P|2.5|||||J PN|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
【REPORT → AP-LIS へ送信する場合】
MSH|^~¥&|REPORT_OLYM||AP-LIS_NIHON||20210123162102||MDM^T02^MDM_T02|REP_20210123162102|P|2.5|||||J PN|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
PID|||11223344^^^^PI||東京^太郎^^^^^L^I~トウキョウ^タロウ^^^^^L^P||19501214|M|||^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0
xx0 x0 x||^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000<CR> PV1||O|||||101202^xx^隆^^^^^^^L^^^^^I <CR>
ORC|RE|202101190000100|||||||20210123162045|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000100||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001||||||||||||505606^新橋^xxxx^^^^^L^^^^^I<CR> ORC|PA|202101190000100|||||||20210123162045|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000100||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001||||||||||||505606^新橋^xxxx^^^^^L^^^^^I<CR> ORC|CH|202101190000101||||||202101190000100|20210123162045|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|01^^^^^C||||01^内科^MML0028||||||||||||O<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000101||N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001||||||||||||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|||||||||||||202101190000100<CR>
TXA|1|SP||||||202101231620|0001^虎ノ門^xx^^^^^^^L^^^^^I|||DOC_202101192152100||202101190000100|||AU<CR> OBX|1|RP|AP-201^報告書のリンク情報^JHSA010||http://www.kondo/||||||F<CR>
<EOM>
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | REPORT_OLYM | |
5 | 受信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
7 | メッセージ日時 | 20210123162058 | 2021 年1 月23 日16 時20 分58 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | MDM^T02^MDM_T02 | |
10 | メッセージ制御ID | REP_20210123162058 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | REPORT_OLYM | |
5 | 受信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
7 | メッセージ日時 | 20210123162102 | 2021 年1 月23 日16 時21 分02 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | MDM^T02^MDM_T02 | |
10 | メッセージ制御ID | REP_20210123162102 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ PID セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
3 | 患者ID リスト | 11223344^^^^PI | 患者ID |
5 | 患者氏名 | 東京^太郎^^^^^L^I~トウキョウ^タロウ^^^^^L^P | 患者名(漢字)、患者名(カナ) |
7 | 生年月日 | 19501214 | 1950 年12 月14 日生 |
8 | 性別 | M | 男性 |
11 | 患者住所 | ^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0 xx0 x0 x | 郵便番号、住所 |
13 | 電話番号―自宅 | ^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000 | 電話番号 |
■ PV1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 患者区分 | O | 外来患者 |
7 | 担当医 | 101202^xxxxxxxxxxxXx^^^^I | 主治医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | RE | 検査付帯情報 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210123162045 | 2021 年1 月23 日16 時20 分45 秒に登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 | 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | PA | 親オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210123162045 | 2021 年1 月23 日16 時20 分45 秒に登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000100 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
7 | 検査日時 | 202101201330 | 2021 年1 月20 日13 時30 分に 開始 |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | CH | 子オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000101 | オーダ番号 |
8 | 親 | 202101190000100 | 親オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210123162045 | 2021 年1 月23 日16 時20 分45 秒に登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 01^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 01^内科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | O | 外来患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000101 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N000-0^病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
29 | 親 | 202101190000100 | 親オーダー番号 |
■ TXA セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 文書タイプ | SP | 外科病理学 |
8 | 編集日付/時刻 | 202101231620 | 2021 年1 月23 日の16 時20 分 に作成完了 |
9 | 起案者コード/名前 | 0001^虎ノ門^xx^^^^^^^L^^^^^I | 作成者 |
12 | 一意的な文書番号 | DOC_202101192152100 | |
14 | 依頼者発注番号 | 202101190000100 | |
17 | 文書完成状態 | AU | 承認された |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 値型 | RP | |
3 | 検査項目 | AP-201^報告書のリンク情報^JHSA010 | 報告書のリンク情報 |
5 | 検査結果値 | xxxx://xxx.xxxxx/ | リンク先 |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
(1C-2) ✲告書情✲通知応答 (HIS/AP-LIS→REPORT)
【HIS → REPORT へ送信する場合】
MSH|^~¥&|HIS_FUJIYAMA||REPORT_OLYM||20210123162101||ACK^T02^ACK|HIS_20210123162101|P|2.5|||||JPN|AS CII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
MSA|AA|REP_20210123162058<CR>
<EOM>
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
5 | 受信アプリケーション | REPORT_OLYM | |
7 | メッセージ日時 | 20210123162101 | 2021 年1 月23 日16 時21 分01 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ACK^T02^ACK | |
10 | メッセージ制御ID | HIS_20210123162101 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ MSA セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | 確認応答コード | AA | アプリケーション肯定応答 |
2 | メッセージ制御ID | REP_20210123162058 |
【AP-LIS → REPORT へ送信する場合】
MSH|^~¥&|AP-LIS_NIHON||REPORT_OLYM||20210123162150||ACK^T02^ACK|AP-LIS_20210123162150|P|2.5|||||JPN|A SCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
MSA|AA|REP_20210123162102<CR>
<EOM>
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
5 | 受信アプリケーション | REPORT_OLYM | |
7 | メッセージ日時 | 20210123162150 | 2021 年1 月23 日16 時21 分50 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ACK^T02^ACK | |
10 | メッセージ制御ID | AP-LIS_20210123162150 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ MSA セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | 確認応答コード | AA | アプリケーション肯定応答 |
2 | メッセージ制御ID | REP_20210123162102 |
Case 2 術中迅速組織
本ケースは、術中迅速組織の依頼から報告までの例である。
・HIS からAP-LIS へ乳房の手術材料を伴った術中迅速組織診断の予約オーダー発行
・新規オーダーで術中迅速病理組織標本作製を指定
・親オーダーで患者補足情報、子オーダーで1 つの検体情報を記載
・検体が到着した時点でAPIS からHIS へ検体到着通知を送信し、標本作製を開始
・診断後、ひとまず電話にて手術室に診断結果連絡
・報告書作成後、REPORT からHIS/AP-LIS へ報告書情報通知を送信し、完了
項目名 | 項目値 | 備考 |
患者ID | 55667788 | |
漢字氏名 | xx xx | 入院患者(外科) |
カナ氏名 | エド ハナコ | |
生年月日 | 1949 年12 月24 日 | |
性別 | 女 | |
主治医 | xx x (職員番号 101202) | |
依頼医 | xx xx (職員番号 505606) | |
診断書作成者 | 虎ノ門 xx (職員番号 0001) |
(2A-1) 検査依頼 (HIS→AP-LIS)
MSH|^~¥&|HIS_FUJIYAMA||AP-LIS_NIHON||20210120103020||OML^O21^OML_O21|HIS_20210120103020|P|2.5|||||JP N|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
PID|||55667788^^^^PI||江戸^xx^^^^^L^I~エド^ハナコ^^^^^L^P||19491224|F|||^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0 xx0
x0 x||^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000<CR> PV1||I|||||101202^xx^隆^^^^^^^L^^^^^I <CR>
ORC|NW|202101190000200|||||||20210119215210|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|10^^^^^C||||10^外科^MML0028||||||||||||I<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000200||N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001|||202101271315|||||||||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I<CR>
ORC|PA|202101190000200|||||||20210119215210|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|10^^^^^C||||10^外科^MML0028||||||||||||I<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000200||N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001|||202101271315|||||||||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I<CR>
OBX|1|CWE|03-06^TB 塗抹^JHSA001||4^+++^JHSA002||||||F<CR>
OBX|2|TX|AP-001^病理検査目的^JHSA010||乳房温存術において断端の悪性腫瘍の残存有無確認||||||F<CR> OBX|3|ST|AP-011^手術室番号^JHSA010||3||||||F<CR>
ORC|CH|202101190000201||||||202101190000200|20210119215210|505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|10^^^^^C||||10^外科^MML0028||||||||||||I<CR> TQ1|||||||||R<CR>
OBR||202101190000201||N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001|||202101271315|||||||||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|||||||||||||202101190000200<CR>
SPM|1|1||211^手術材料^LPATHO002|||266^部分切除^LPATHO004|||09000800^乳房上外側(C)-左^LPATHO003<CR>
<EOM>
(コメント)
検体はまだ切除していないため、検体の形状等はまだわからない=シェーマ図は書けない。
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
5 | 受信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
7 | メッセージ日時 | 20210120103020 | 2021 年1 月20 日10 時30 分20 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | OML^O21^OML_O21 | |
10 | メッセージ制御ID | HIS_20210120103020 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ PID セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
3 | 患者ID リスト | 55667788^^^^PI | 患者ID |
5 | 患者氏名 | 江戸^xx^^^^^L^I~エド^ハナコ^^^^^L^P | 患者名(漢字)、患者名(カナ) |
7 | 生年月日 | 19491214 | 1949 年12 月14 日生 |
8 | 性別 | F | 女性 |
11 | 患者住所 | ^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0 xx0 x0 x | 郵便番号、住所 |
13 | 電話番号―自宅 | ^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000 | 電話番号 |
■ PV1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 患者区分 | I | 入院患者 |
7 | 担当医 | 101202^xxxxxxxxxxxXx^^^^I | 主治医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | NW | 新規オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000200 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210119215210 | 2021 年1 月19 日21 時52 分10 秒にオーダの登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 10^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 10^外科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | I | 入院患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 | 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000200 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | PA | 親オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000200 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210119215210 | 2021 年1 月19 日21 時52 分10 秒にオーダの登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 10^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 10^外科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | I | 入院患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000200 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 値型 | CWE | |
3 | 検査項目 | 03-06^TB 塗抹^JHSA001 | TB 塗抹 |
5 | 検査結果値 | 4^+++^JHSA002 | +++ |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 2 | |
2 | 値型 | TX | |
3 | 検査項目 | AP-001^病理検査目的^JHSA010 | 病理検査目的 |
5 | 検査結果値 | 乳房温存術において断端の悪性腫瘍の残存有無確 認 | |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 3 | |
2 | 値型 | ST | |
3 | 検査項目 | AP-011^手術室番号^JHSA010 | 手術室番号 |
5 | 検査結果値 | 3 | 3 号室 |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | CH | 子オーダ |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000201 | オーダ番号 |
8 | 親 | 202101190000200 | 親オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210119215210 | 2021 年1 月19 日21 時52 分10 秒にオーダの登録 |
10 | 入力者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 10^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 10^外科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | I | 入院患者 |
■ TQ1 セグメント
SEQ ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
9 優先度 | R | ルーチン |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000201 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
16 | オーダ発行者 | 505606^新橋^xx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
29 | 親 | 202101190000200 | 親オーダ番号 |
■ SPM セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 検体ID | 1 | |
4 | 検体タイプ | 211^手術材料^LPATHO002 | 手術材料 |
7 | 検体採取法 | 266^部分切除^LPATHO004 | 部分切除 |
10 | 検体採取部位 | 09000800^乳房上外側(C)-左^LPATHO003 | 乳房上外側(C)-左 |
(2A-2) 検査依頼応答 (AP-LIS→HIS)
MSH|^~¥&|AP-LIS_NIHON||HIS_FUJIYAMA||20210120103022||ORL^O22^ORL_O22|AP-LIS_20210120103022|P|2.5|||||J PN|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
MSA|AA|HIS_20210120103020<CR>
<EOM>
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
5 | 受信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
7 | メッセージ日時 | 20210120103022 | 2021 年1 月20 日10 時30 分22 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ORL^O22^ORL_O22 | |
10 | メッセージ制御ID | AP-LIS_20210120103022 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ MSA セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | 確認応答コード | AA | アプリケーション肯定応答 |
2 | メッセージ制御ID | HIS_20210220103020 |
(2B-1) 検体到着通知 (AP-LIS→HIS)
MSH|^~¥&|AP-LIS_NIHON||HIS_FUJIYAMA||20210127130315||ORU^R01^ORU_R01|AP-LIS_20210127130315|P|2.5||||| JPN|ASCII~ISO IR87||ISO 2022-1994<CR>
PID|||55667788^^^^PI||江戸^xx^^^^^L^I~エド^ハナコ^^^^^L^P||19491224|F|||^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0 xx0
x0 x||^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000<CR> PV1||I|||||101202^xx^隆^^^^^^^L^^^^^I <CR>
ORC|OK|202101190000200|||||||20210127130110|505606^xxxxx^^^^^^^L^^^^^I||505606^新橋^xx
^^^^^^^L^^^^^I|10^^^^^C||||10^外科^99R07^MML0028||||||||||||I<CR>
OBR||202101190000200||N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001|||202101271315|||||||||505606^xxxxx
^^^^^^^L^^^^^I<CR>
OBX|1|ST|AP-101^検体受付番号^JHSA010||H202100512||||||F<CR>
<EOM>
(コメント)
このタイミングで標本作製を開始。
■ MSH セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | コード化文字 | ^~¥& | |
3 | 送信アプリケーション | AP-LIS_NIHON | |
5 | 受信アプリケーション | HIS_FUJIYAMA | |
7 | メッセージ日時 | 20210127130315 | 2021 年1 月27 日13 時03 分15 秒に送信 |
9 | メッセージ型 | ORU^R01^ORU_R01 | |
10 | メッセージ制御ID | AP-LIS_20210127130315 | |
11 | 処理ID | P | |
12 | バージョンID | 2.5 | |
18 | 文字セット | ~ISO IR87 | |
20 | 代替文字セット操作法 | ISO 2022-1994 |
■ PID セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
3 | 患者ID リスト | 55667788^^^^PI | 患者ID |
5 | 患者氏名 | 江戸^xx^^^^^L^I~エド^ハナコ^^^^^L^P | 患者名(漢字)、患者名(xx) |
7 | 生年月日 | 19491214 | 1949 年12 月14 日生 |
8 | 性別 | F | 女性 |
11 | 患者住所 | ^^^^105-0004^^H^xxxxxxx0 xx0 x0 x | 郵便番号、住所 |
13 | 電話番号―自宅 | ^PRN^PH^^^^^^^^^00-0000-0000 | 電話番号 |
■ PV1 セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 患者区分 | I | 入院患者 |
7 | 担当医 | 101202^xxxxxxxxxxxL^^^^^I | 主治医 |
■ ORC セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | オーダ制御 | OK | オーダ受付 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000200 | オーダ番号 |
9 | トランザクション日時 | 20210127130110 | 2021 年1 月27 日13 時01 分10 秒に登録 |
10 | 入力者 | 505606^xxxxx^^^^^^^L^^^^^I | オーダ登録者 |
12 | オーダ発行者 | 505606^xxxxx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
13 | 入力場所 | 10^^^^^C | 診療科 |
17 | 入力組織 | 10^外科^MML0028 | 依頼科 |
29 | オーダタイプ | I | 入院患者 |
■ OBR セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
2 | 依頼者オーダ番号 | 202101190000200 | オーダ番号 |
4 | 汎用サービスID | N003-0^術中迅速病理組織標本作製^LPATHO001 | 検査項目ID |
7 | 検査日時 | 202101271315 | 2021 年1 月27 日13 時15 分に 開始 |
16 | オーダ発行者 | 505606^xxxxx^^^^^^^L^^^^^I | 依頼医 |
■ OBX セグメント
SEQ | ELEMENT NAME | 値 | 備考 |
1 | セットID | 1 | |
2 | 値型 | ST | |
3 | 検査項目 | AP-101^検体受付番号^JHSA010 | 検体受付番号 |
5 | 検査結果値 | H202100512 | |
11 | 検査結果状態 | F | 最終検査 |