Press Release
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2019 年 10 月 18 日
アルツハイマー病の早期診断に関する
ヤンセン社並びにアルツハイマー治療薬研究基金(ADDF)との提携について
- WDC 2019 において「臨床検体アクセス契約」を発表 -
xxxxx株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:xxx x、以下「xxx製薬」または「当社」)は、当社とヤンセン社並びにアルツハイマー治療薬研究基金(ADDF)が「臨床検体アクセス契約」の締結に向けて合意したことを、東京で開催中の世界認知症審議会(WDC)で発表しましたので、お知らせいたします。
人口の高齢化に伴い、アルツハイマー病は大きな社会問題となっています。世界で 4,400 万人以上の人々がアルツハイマー病を含む認知症を抱えて暮らしており、その数は日々増加しています。アルツハイマー病の早期発見のためにはバイオマーカーの特定が重要な研究テーマの一つとなっており、初期の段階でアルツハイマー病を的確に検出しモニタリングしていくことが臨床試験や治療法の開発を進める上で重要となっています。
これまで当社とヤンセン社は、開発を中止したアルツハイマー病治療薬候補の臨床開発プログラムから得られた重要なデータや臨床検体を世界の科学界に提供することを検討してきました。今回の合意に基づき両社は、今後、アルツハイマー病治療薬の創薬促進を目的としたバイオマーカー開発を加速させるために資金提供プログラムを実施している ADDF と協力し、患者さまから臨床研究での使用許可が得られた臨床検体やそれに付随する匿名化された臨床データをアカデミア等の研究機関が利用できるよう、契約の締結に向けて調整してまいります。この資金提供プログラムは、アルツハイマー関連疾患のバイオマーカーを特定し、その特性を明らかにするために選択された研究開発に対して、ADDF より研究資金を提供するものです。
xxxxxは「創薬型製薬企業として社会とともに成長し続ける」ことを経営目標として掲げた中期経営計画 SGS2020 の中で、「個人が生き生きとした社会創り」を当社が取り組むべき社会課題の一つにあげております。当社は、ヤンセン社並びに ADDF との提携を通じて、保有する臨床データおよび臨床検体を医学界に広く提供することで、アルツハイマー病の診断、治療および予防に対する画期的な進展に繋げられるよう、引き続き努力してまいります。
以 上
[お問合せ先]
xxx製薬株式会社 広報部
TEL:00-0000-0000