ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と腫瘍免疫プログラムに係る プロスタグランディン E2 受容体拮抗剤についてライセンス契約を締結
2017 年 12 月 14 日
各位
会 社 名: xx薬品工業株式会社
代表者名: 代表取締役社長 xx x
(コード: 4528 東証第一部)問合せ先: 執行役員広報部x x xx
(TEL: 00-0000-0000)
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と腫瘍免疫プログラムに係る プロスタグランディン E2 受容体拮抗剤についてライセンス契約を締結
xx薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:xxx、以下、当社)は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(NYSE:BMY、以下、BMS 社)と、当社が開発中のプロスタグランディン E2(PGE2)受容体の 1 つである EP4 受容体の選択的拮抗剤「ONO-4578」の開発および商業化についてライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。なお、本契約には、両社が PGE2 受容体拮抗剤のプログラムにおける追加化合物を同定し、創薬するための提携も含まれます。
本契約により、BMS 社は、日本、韓国、台湾、中国および東南アジア諸国連合(ASEAN)を除く、全世界における ONO-4578 および PGE2 受容体拮抗剤のプログラムにおける追加化合物の開発および商業化の権利を取得します。
本契約締結に伴い、当社は、BMS 社から契約一時金として、4,000 万ドルを受け取ります。また、当社は、開発の進捗および売上高に応じたマイルストン、並びに当社が BMS 社に開発および商業化の権利を供与した国々での売上高に応じたロイヤルティを受け取ります。
なお、日本、韓国および台湾においては、両社間の腫瘍免疫プログラムにおける現行の提携契約に基づき、開発および商業化を共同で進めていきます。
当社の取締役副社長執行役員開発本部長であるxxxx、次のように述べています。「今回、当社がxx培ってきたプロスタグランディン系の革新的な腫瘍免疫治療薬候補である ONO-4578について、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と提携でき、更に他のプロスタグランディン E2 受容体拮抗剤プログラムについても協働していけることを非常に喜ばしく思います。今後、当社とxxxxx・xxxxx スクイブ社 は、一日も早く ONO-4578 をがんで苦しむ世界中の患者さんに届けることができるよう、全世界での開発を進めていきます。」
xxxxx・xxxxx スクイブ社のがん領域の開発責任者である Xxxxx Xxxxxxx(M.D.)は、次のように述べています。「我々は、より多くのがん患者の長期予後を改善するために、腫瘍免疫に基づいた併用療法がより一層必要であると考えており、引き続きxx薬品と長期間に渡って協働しながらこの分野に注力できることをうれしく思います。xx薬品のプロスタグランディン E2 受容体拮抗剤のプログラムは、腫瘍免疫を抑制する腫瘍微小環境を阻害する分子標的治療を開発する可能性をもたらします。プロスタグランディン E2 受容体拮抗剤とがん領域ポートフォリオの併用療法を探求することで、よりxxながん腫における腫瘍免疫応答反応を促進できる可能性を秘めています。」
ONO-4578 について
ONO-4578 は、xx薬品が創製したプロスタグランディン E2(PGE2)受容体の 1 つである EP4 受容体に対する経口投与可能な選択的拮抗剤です。ONO-4578 は、マウス担がんモデルにおいて免疫抑制性の腫瘍微小環境を改善することにより、抗腫瘍効果を示しています。国内では、xx薬品が既に第Ⅰ相臨床試験を開始しています。
xx薬品工業株式会社とブリストル・マイヤーズ スクイブ社の提携について
2011 年、当社は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と締結した提携契約により、当時、当 社がオプジーボに関するすべての権利を保有していた北米以外の地域のうち、日本、韓国、台湾 を除く世界各国におけるオプジーボの開発・商業化に関する権利を供与しました。2014 年 7 月、 当社とブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、この戦略的提携契約をさらに拡張し、日本、韓国、台湾のがん患者さん向けに複数の免疫療法薬を単剤療法および併用療法として共同開発・商業化 することを合意しました。
xxxxx・xxxxx スクイブ社について
xxxxx・xxxxx スクイブ社は、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。xxxxx・xxxxx スクイブ社に関する詳細については、XXX.xxx をご覧くださるか、LinkedIn、 Twitter、YouTube および Facebook をご覧ください。
以上