当社は、2020 年7月 16 日付開示のとおり扶桑薬品工業株式会社より自己組織化ペプチド (RADA16)を用いた吸収性局所止血材の独占販売権許諾契約及び製 造委受託契約の解除通知を受領し今後の対応について協議を継続しておりましたが、扶桑薬品工業株式会社との間で本日付で合意書を締結し、同止血材の製造については、新た な製造受託先への移行までに必要と想定されるものとして合意した製造量について、製造することを改めて合意すると共に、同契約については、両社の間で契約解除により終了...
2020 年 12 月 21 日
各 位
x x x x x x x x x x x x 0 x 0 x | ||
会 社 名 | 株式会社スリー・ディー・マトリックス | |
代 表 者 名 | 代 表 取 締 役 社 x | x x x |
(コード番号:7777) | ||
問 合 せ 先 | 取 締 役 | x x x x |
電 話 番 号 | 03 (3511)3440 |
扶桑薬品工業株式会社との独占販売権許諾契約に関する合意締結のお知らせ
当社は、2020 年7月 16 日付開示のとおり扶桑薬品工業株式会社より自己組織化ペプチド (RADA16)を用いた吸収性局所止血材の独占販売権許諾契約及び製造委受託契約の解除通知を受領し今後の対応について協議を継続しておりましたが、扶桑薬品工業株式会社との間で本日付で合意書を締結し、同止血材の製造については、新たな製造受託先への移行までに必要と想定されるものとして合意した製造量について、製造することを改めて合意すると共に、同契約については、両社の間で契約解除により終了したことを確認しましたので、お知らせいたします。
1. 合意の主な内容
・2009 年 7 月 17 日に扶桑薬品工業株式会社との間で締結した日本における自己組織化ペプチ
ド(RADA16)を用いた吸収性局所止血材の独占販売権許諾契約及び 2011 年 5 月 23 日に締結し
た製造委受託契約が、2020 年 7 月 10 日付の解除通知により終了したことの確認
・新たな製造受託先への移行までに必要と想定される製造量の製品を製造すること
なお、2012 年2月 20 日付で同社と締結した内視鏡用粘膜隆起材(TDM-641)に関する独占販売権許諾契約も今回の協議で合意解除となりましたので、併せてお知らせいたします。
2.今後について
上記1に記載のとおり今回扶桑薬品工業株式会社との独占販売権許諾契約及び製造委受託契約が解除となったことから、当社としましては、国内販売は直販も含めた様々な選択肢を検討しつつ、消化器内視鏡領域でより強力な営業力・販売チャネルをもつ販売提携先の選定を視野に入れながら、新たな販売体制構築を早急に進めてまいります。
また、製造に関しましては、当社が新たな製造受託先への移行期間と想定しております期間及び当該期間における製品供給を十分に賄うことができるとして合意した製造量について製造することを改めて合意いたしました。これにより、各国への製品供給を滞らせることなく、
新たな製造受託先への移行がスムーズに進められる見込みです。
また、2021 年4月期に承認申請予定としておりました内視鏡領域の粘膜隆起材は、内視鏡用粘膜下注入材(TDM-644)として 2020 年 12 月1日に製造販売承認申請を行っており、販売パートナーとの提携を含め販売体制を検討しております。本合意解除した内視鏡用粘膜隆起材
(TDM-641)は内視鏡用粘膜下注入材(TDM-644)の承認申請状況を鑑み、今後の開発方針を検討してまいります。
なお、本年度の通期業績に与える影響及び中長期への業績への影響につきましては現在精査中ですので、影響額が確定次第速やかに開示いたします。
以 上