Contract
JAHIS 標 準 20-001
JAHIS
データ交換規約(共通編) Ver.1.2
2020年4月
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会医療システム部会 相互運用性委員会
<< 告 知 事 項 >>
本規約は関連団体の所属の有無に関わらず、規約の引用を明示することで自由に使用することができるものとします。ただし一部の改変を伴う場合は個々の責任において行い、本規約に準拠する旨を表現することは厳禁するものとします。
本規約ならびに本規約に基づいたシステムの導入・運用についてのあらゆる障害や損害について、本規約作成者は何らの責任を負わないものとします。ただし、関連団体所属のxxの資格者は本規約についての疑義を作成者に申し入れることができ、作成者はこれに誠意をもって協議するものとします。
目 次
2.2.1. メ ッ セ ー ジ な ら び に メ ッ セ ー ジ 構 成 4
2.2.2. HL7 メ ッ セ ー ジ コ ー デ ィ ン グ 及 び 処 理 規 則 4
2.3.1. ( セ グ メ ン ト 内 の ) 位 置 7
2.4.1. テ キ ス ト フ ィ ー ル ド で の エ ス ケ ー プ シ ー ケ ン ス の 使 用 10
2.4.2. エ ス ケ ー プ 文 字 の 例 外 的 解 釈 11
3. 主 な 用 語 108
4. JAHIS 標 準 テ ー ブ ル 110
4.1. 命 名 規 則 110
4.2. 共 通 編 に て 定 義 す る JAHIS 標 準 テ ー ブ ル 110
4.3. JAHIS 標 準 テ ー ブ ル 等 を 用 い た 患 者 プ ロ フ ァ イ ル の 表 現 112
4.3.1. OBX セ グ メ ン ト に 記 載 す る 患 者 プ ロ フ ァ イ ル 項 目 113
4.3.2. 薬 剤 ア レ ル ギ ー の ア レ ル ゲ ン コ ー ド 114
4.3.3. 食 物 ア レ ル ギ ー の ア レ ル ゲ ン コ ー ド 114
5. x x 約 の 対 象 範 囲 116
5.1. x x 約 に お け る 固 有 事 項 に つ い て 116
5.1.1. HL7 の バ ー ジ ョ ン に つ い て 116
5.1.2. 文 字 コ ー ド に つ い て 116
5.1.3. MLLP(Minimal Lower Layer Protocol) に つ い て 116
5.1.4. テ キ ス ト 内 の 改 行 の 表 現 方 法 に つ い て 117
5.1.5. マルチ文字セットをサポートするエスケープシーケンスについて 117
5.1.6. 各 種 セ パ レ ー タ の 変 更 に つ い て 117
5.1.7. NTE セ グ メ ン ト に つ い て 117
5.1.8. DSC セ グ メ ン ト に つ い て 117
5.1.9. そ の 他 の 固 有 事 項 117
5.2. 対 象 範 囲 118
6. メ ッ セ ー ジ 構 文 120
6.1. 情 報 照 会 (QBP/RSP) 121
6.1.1. QBP 患 者 基 本 属 性 照 会 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (Q22) 121
6.1.2. RSP 患 者 基 本 属 性 応 答 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (K22) 121
6.1.3. QBP 患 者 基 本 属 性 及 び 所 在 照 会 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (ZV1) 122
6.1.4. RSP 患 者 基 本 属 性 及 び 所 在 応 答 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (ZV2) 123
6.2. 患 者 情 報 通 知 (ADT/ACK) 124
6.3. ADT/ACK 入 院 / 来 院 の 通 知 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A01) 125
6.3.1. ADT/ACK 患 者 転 送 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A02) 126
6.3.2. ADT/ACK 退 院 / 来 院 終 了 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A03) 127
6.3.3. ADT/ACK 患 者 の 登 録 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A04) 129
6.3.4. ADT/ACK 患 者 情 報 の 更 新 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A08) 130
6.3.5. ADT/ACK 入院/来院の通知(A01)の取消メッセージ イベント(A11) 131
6.3.6. ADT/ACK 患 者 転 送 (A02) の 取 消 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A12) 132
6.3.7. ADT/ACK 退院/来院終了(A03)の取消メッセージ イベント(A13) 133
6.3.8. ADT/ACK 患 者 の 外 出 ・ 外 泊 x x メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A21) 134
6.3.9. ADT/ACK 患 者 の 帰 院 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A22) 135
6.3.10. ADT/ACK 患 者 情 報 の 関 連 付 け メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A24) 135
6.3.11. ADT/ACK 個 人 情 報 の 追 加 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A28) 137
6.3.12. ADT/ACK 個 人 情 報 の 更 新 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A31) 138
6.3.13. ADT/ACK 患者情報の関連付けの解除メッセージ イベント(A37) 140
6.3.14. ADT/ACK 患者情報のマージ-患者 ID リストメッセージ イベント(A40) 140
6.3.15. ADT/ACK 患 者 ID リ ス ト の 変 更 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A47) 142
6.3.16. ADT/ACK 患者の外出・外泊開始(A21)の取消メッセージ イベント(A52) 143
6.3.17. ADT/ACK 患 者 の 帰 院 (A22) の 取 消 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A53) 143
6.3.18. ADT/ACK 副 作 用 情 報 の 更 新 メ ッ セ ー ジ イ ベ ン ト (A60) 144
7. 関 連 セ グ メ ン ト 詳 細 146
7.1. AL1 - PATIENT ALLERGY INFORMATION SEGMENT 患者アレルギー情報セグメント 146
7.2. ERR - ERROR SEGMENT エ ラ ー セ グ メ ン ト 148
7.3. EVN - EVENT TYPE SEGMENT イ ベ ン ト タ イ プ セ グ メ ン ト 151
7.4. IN1 - INSURANCE SEGMENT 保 険 セ グ メ ン ト 153
7.5. MSA - MESSAGE ACKNOWLEDGMENT SEGMENT メ ッ セ ー ジ 応 答 セ グ メ ン ト 161
7.6. MSH - MESSAGE HEADER SEGMENT メ ッ セ ー ジ ・ ヘ ッ ダ ・ セ グ メ ン ト 162
7.7. NTE - NOTES AND COMMENTS SEGMENT 注 釈 コ メ ン ト セ グ メ ン ト 170
7.8. PID - PATIENT IDENTIFICATION SEGMENT 患 者 識 別 セ グ メ ン ト 171
7.9. PV1 - PATIENT VISIT SEGMENT 来 院 情 報 セ グ メ ン ト 179
7.10. QAK - QUERY ACKNOWLEDGMENT SEGMENT 照 会 応 答 セ グ メ ン ト 189
7.11. RCP - RESPONSE CONTROL PARAMETER SEGMENT 応答コントロールパラメータセグメント 191
7.12. TQ1 - TIMING/QUANTITY SEGMENT タ イ ミ ン グ / 数 量 セ グ メ ン ト 193
付録‐1. メッセージ例 198
付録‐2. 作成者名簿 216
1. はじめに
(1)背景
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)では、医療情報のデータ交換を促進するために、従来HL7 V2.5 を利用したデータ交換規約を制定する活動を行ってきた。1999 年10 月に最初のデータ交換規約を制定して以来、現在までに以下の9つの領域において制定してきた。
・臨床検査データ交換規約
・処方データ交換規約
・放射線データ交換規約
・生理検査データ交換規約
・病名情報データ交換規約
・内視鏡データ交換規約
・注射データ交換規約
・病理・臨床細胞データ交換規約
・放射線治療データ交換規約
各データ交換規約は、各領域の委員会やワーキンググループにて、個々の領域の事情に応じて規約の制定・改定が行われてきた。
近年では、各領域を跨いでデータ交換を行うことが一般的となって、領域間共通の規約が求められるようになってきた。そのため、各データ交換規約の共通内容を整理した本規約の制定を行った。
(2)制定の基本方針
本規約の制定では、各データ交換規約で重複している内容を記載し、その使い方の共通指針を整理することを基本方針とした。具体的には下記内容である。
1) HL7 の仕様・用語の説明
各データ交換規約での下記説明を対象としている。
・HL7 概要
・主な用語
・HL7 メッセージ、フィールド、メッセージ区切り文字、データ型
2) データ交換規約で制定するテーブルの命名規則
各データ交換規約で定義した固有のテーブルに対し、統一的な命名規則を定義した。
3) 患者基本情報および入退転(ADT)のメッセージ構文
患者基本情報および入退転は各データ交換規約の領域で共通に利用されるため、本規約で定義した。
4) 共通利用するセグメントの説明
各データ交換規約で共通的に利用され、かつ、利用方法に差異が少ない下記セグメントを記載した。
・AL1
・ERR
・EVN
・IN1
・MSA
・MSH
・NTE
・PID
・PV1
・QAK
・RCP
・TQ1
上記セグメントの各フィールドに対してJAHISデータ交換規約で共通なるOption指定を「Japan
値」として制定した。
5) 患者基本情報および入退転(ADT)サンプルメッセージ
(3)今回の改定内容
今回の改定では、他のデータ交換規約で共通的に使用されている患者プロファイル項目を整理し、まとめる対応をおこなっている。また、5 章に節を新設し本規約における固有事項についてまとめた。
本規約は各データ交換規約の共通内容のみを記載しているため、各領域のシステム実装にあたっては、その領域のデータ交換規約を併読する必要があることを留意いただきたい。
2. 使用しているHL7 について
2.1. 概 要
(HL7 とは)
ヘルスケア関連情報の電子的データ交換のための応用規約であり、また、規約の制定団体の名称でもある。異なるベンダの異なるシステム間のインタフェースとなる標準的書式である。本規約は OSI 手順の第 7 層であるアプリケーション層に由来してHL7 と名付けられたものであり、物理的規約は制定していない。
(なぜ標準化なのか)
基本的目的は増大する医療費の削減と医療の質の向上である。それは医療費の効率化のためコスト計算を明らかにするとともにヘルスケア品質の計測化による質の向上を目指すものである。
1960 年代は単独処理で他との接続は必要なかったが、1970-85 年にかけ部門システムとの接続が始まり、
1985 年以降様々なシステム間で接続が要望され、インタフェース標準化の必要性が増大している。
病院単独から病院の統廃合も手伝ってヘルスケア共同体が拡大し、今日のヘルスケアは病院を中心に事務所、製造業、販社、支払者、診療所、政府機関が一体となった情報連携が必要で、かつ患者を取り巻くすべての部門とのトランザクションが通信で出来ることが必要となってきた。
技術の進歩、通信環境の進歩、場所の多様化、システムの巨大化が背景となり標準化されたデータ交換が可能であり不可欠となっている。
(HL7 プロトコル概要)
HL7 はOSI 第7 層(アプリケーション層)での規約であり、データの型や要素、要素の構成やグループ、コードや用語、機密保持、管理規約などが定義される。HL7 の包含する対象はHL7 V2.1 では入退転院、患者基本情報、オーダ、検査報告、財務的処理、照会などである、さらにHL7 V2.2 では、マスタファイル更新、 HL7 V2.3 では、文書管理、予約、患者紹介、患者看護、HL7 V2.4、HL7 V2.5 では検査自動化、人事管理、保険請求、材料管理などが追加された。
HL7 の基本的体系は、メッセージタイプID 付電文で構成され、複数セグメントで論理的意味をなすメッセージとなる。メッセージ(例えば、入退転)は、具体的なきっかけとなる事象(例えば、患者入院)により、データ構成要素(例えば、患者名)からなるセグメント(例えば患者属性)の集合として構成される。メッセージ交換は会話的にもバッチ処理的にも行われるものである。
(他の標準化組織との関連)
ASTM E1238 検査システム間データ交換をもとに検査関連をまとめているので互換性がある。HL7 を含めた標準化団体の調和を図るためANSI では、HISPP (現HISB:Healthcare Informatics Standards Board)部門を設置し、NCPDP(薬剤情報), ACR/NEMA(画像DICOM), IEEE MEDIX(医療情報記述交換), ASTM(検査関連臨床情報交換), ASC X12(会計保険情報の電子データ交換)と協調している。また国際的にも CEN- TC251(European Committee for Standardization Technical Committee 251)などと連絡を取り合っている。これら協調は重複の縮小、標準化のスピードアップ、コスト低減、国際関係の促進、政府によらない開発、販売者の共同作業の促進などのため必要なことである。さらにISO/TC215(Health Informatics)とHL7はPilot Project としてHL7 規格をISO 規格にすることが決定されている。
(日本HL7 協会他国内の標準化組織との関連)
日本HL7 協会が1998 年7 月に設立された。これを受け、JAHIS でもHL7 標準化規約の日本国内における普及を日本HL7 協会と協力し、進めている。
なお、JAHIS 標準では、ISO 登録された初めての版であるHL7 V2.5 を採用している。
2.2. メッセージ
メッセージならびにメッセージ構成
メッセージとは、システム間でやり取りするデータの最小単位であり、メッセージは順序を定義したセグメントの集合からなる。メッセージ(例えば検査依頼)は具体的なトリガーイベント(例えばオーダ)により発生する。
全てのメッセージはメッセージヘッダ(MSH)セグメントで始まり、データ構成要素フィールド(例えば患者名)からなるデータをもったセグメント(例えば患者属性)、およびメッセージを記述したファイルの終了、入出力バッファなどの記述単位の終端を持って構成する。
メッセージは可読的なコード化規則による区切文字で区切り、可変長である。下記のように構成する。
メッセージ:
MSH セ グ メ ン ト <CR> (0x0D)
xxx セ グ メ ン ト <CR> (0x0D)
yyy セ グ メ ン ト <CR> (0x0D)
zzz セ グ メ ン ト <CR> (0x0D)
セ グメント: セグメントID | フィールド1 | フィールド2 | フィールド3 | … <CR> (0x0D)
フ ィールド: エレメント1 ^ エレメント2 ^ エレメント3 ^ …
患者情報の更新 ADT^A08^ADT_A01メッセージ構成例:
MSH ・・・・ EVN ・・・・ PID ・・・・ PV1 ・・・・ AL1 ・・・・
HL7 メッセージコーディング及び処理規則
送信側アプリケーションは生成したメッセージデータに適切なMSH セグメントを付加し、下位層を通じて送信先へ送信する。
1. トリガーイベントに対応したメッセージ仕様に基づき各セグメントを配置する
2. 記述したセグメントの先頭にセグメントID を置く
3. 各データフィールドの前にフィールド区切りを置く
4. 各フィールドのデータを定義されたデータ型に基づきコード化する
・データが存在しないフィールドに文字(スペースを含む)を入れてはならない
・フィールド中に後のデータがない場合、後の成分区切りを省略できる
・セグメント中に後のフィールドがない場合、後のフィールド区切りを省略できる
・セグメントの終了はセグメントターミネータ(<CR>)とするメッセージの検証と応答(受信側)
1. 受信側の応答システムは受信したメッセージを受諾すべきか否か検証する
MSH-15-受諾応答型と MSH-16-アプリケーション応答型が null あるいは存在しない場合や基本応答
規則を使用する場合、受信したメッセージに対して下記の検証を行う。
a) MSH-9-メッセージ型の内容を、応答システムが受諾可能か否か
b) MSH-12-バージョンID の値を、応答システムが受諾可能か否か
c) MSH-11-処理ID の値が、メッセージを扱うアプリケーション処理に適切な値であるか否か
上記のいずれかの基準が満たされない場合、受信側はメッセージを拒否することができる。つまり、受信側はMSA-1-応答コードが AR(アプリケーション拒否応答)の ACK メッセージを生成し送信側に通知する。
2. 受信アプリケーションのメッセージ受諾と検証/処理
応答システムによる検証に成功後、メッセージを受信アプリケーションに引き渡す。受信アプリケーションはメッセージについて以下のいずれかの処理を行う。
a) メッセージの処理に成功した場合、MSA-1 応答コードにAA(アプリケーション肯定応答)をセットした機能応答メッセージを生成し送信する。
b) エラーが発生した場合、MSA-1 応答コードに AE(アプリケーションエラー応答)をセットした応答メッセージと、機能セグメントにエラー情報をセットし送信する。
c) メッセージの内容やフォーマット以外の理由(システムダウンや内部エラーなど)により、メッセージの処理に失敗(拒絶)した場合、多くは、再処理により受信側システムが後で同じメッセージを処理できる可能性が高い。従って、メッセージを自動的に再送するか否かはシステム実装者が決定する。この応答メッセージはMSA-1 応答コードにAR の値をセットする。
3. メッセージの応答
応答する際には、上記の規則にのっとり新しいMSH セグメントを生成する。その際注意すべき事は、 MSH-7-メッセージ日時および MSH-10-メッセージ制御 ID は応答メッセージ独自に生成したもので、受信したメッセージのコピーではない点である。MSH-5-(送信先)受信アプリケーション、MSH-6-
(送信先)受信施設、MSH-11-処理ID は、受信メッセージの内容から送受信先の入れ替え、コピーなどを行う。
・期待されるデータセグメントがない場合、その全てのデータフィールドをnull として扱う
・予期しないいかなるデータセグメントも無効 - これは誤りである
・データセグメント終わりの予期せぬデータフィールドは無視 - これは誤りではない
文字コードのサポート
・ HL7 は、日本の文字のための下記の規格をサポートする
JIS X 0201 対象ISO-IR 13(日本の片仮名)対象ISO-IR14(日本のローマ字)
JIS X 0208 対象ISO-IR 87(日本の漢字、平仮名および片仮名)
JIS X 0212 対象ISO-IR 159(補足的な日本の漢字)
・ HL7 は欧州 の文字のための下記の規格をサポートする
ISO-8859(1-9) 対象ISO-IR100、101、109、110、144、127、126、138 および148。
文字セットは、HL7 の中でASCII、8859/1..8859/2、JAS2020 およびJIS X 0202 として引用されている。DICOMは、形式「ISO-IR xxx」の、ISO 2375 の中にレイアウトされたコードを使用する。HL7 はこの命名法をサポートするが、それは相互操作性を促進するためである。
HL7 は、ISO 646:1990(ISO IR-6)の国際参照バージョンの基本のG0 セットを、文字列に対するデフォルト文字レパ-トリ-として使用する。これは単一のバイト文字セットであり、ASCII と同一である。
XPN フィールドの各反復はデフォルト文字セットから始まると仮定される。別の文字セットを使用することになっ
ている場合、HL7 に定義されたエスケープであって文字セットを宣言するため使用されるものが、反復の初めになければならない。また、HL7 に定義されたエスケープであってデフォルト文字セットを始めるため使用されるものが、反復の終わりになければならない。さらに注意すべきことは、いくつかの文字セットを単一の反復内に混ぜ合わせてもよいが、反復がデフォルト文字セットへの復帰で終わることが条件であるということである。
アプリケーションは、その適合文およびフィールド・MSH-18 文字セットの中でどの文字セットをアプリケーションがサポートするか明示しなければならない。送信および受信アプリケーションは、をエスケープするために文字セット名(すなわちISO-IR xxx)をマップするか知っていると仮定されている。
例えば、多くの日本語のメッセージでは、ローマ字(すなわちローマ文字)、片仮名(外国の単語の発音表現)、平仮名(日本語の単語の発音表現)および漢字(絵文字)の混合がある。そのようなメッセージは、4 つの文字セットが MSH の中で指定されることを要求する。
・ 参考文献
1. “Understanding Japanese Information Processing” by Xxx Xxxxx, X’Xxxxxx Press
2. “DICOM Supplement 9 : Multi-Byte Character Set Support”, ACR-NEMA
3. ANSI X3.4:1986 ASCII character set
4. ISO 646:1990 Information Processing - ISO 7-bit coded character set for information interchange
5. ISO/IEC 2022:1994 Information Technology - Character code structure and extension techniques
6. ISO 2375:1986 Data Processing - Procedure for the registration of escape sequences
7. ISO 6429:1990 Information Processing - Control functions for 7-bit and 8-bit coded character sets
8. ISO 8859 (1-9) Information Processing - 8-bit single-byte coded graphic character sets - parts 1-9
9. ENV 41 503:1990 Information systems interconnection - European graphic character repertoires and their
coding
10. ENV 41 508:1990 Information systems interconnection - East European graphic character repertoires and
their coding
11. JIS X 0201-1976 Code for Information Exchange
12. JIS X 0212-1990 Code of the supplementary Japanese Graphic Character set for information interchange
13. JIS X 0208-1990 Code for the Japanese Graphic Character set for information interchange
14. RFC 1468 Japanese Character Encoding for Internet Messages
この方法はDICOM と整合している。
DICOM によってサポートされた文字レパ-トリ-は、補遺 9 の第 5 部、節 62E1 の中で定義されている。それによれば、「テキストまたは文字列である値は、図形および制御文字から構成されることができる。図形文字セットは、そのコード化と無関係に、文字レパ-トリ-と呼ばれる。アプリケーションエンティティがDICOM 規格を使用してデータを交換したい元来の文脈に依存して、異なる文字レパ-トリーが使用されている。DICOM によってサポートされた文字レパ-トリ-はISO 8859 の中で定義されている。」
さらに、DICOM は、日本語のための次の文字レパ-トリ-をサポートする。
JIS X 0201-1976 情報交換のためのコード対象ISO-IR 14(日本のローマ字)
JIS X 0208-1990 情報交換のための日本の図形文字セットのコード
JIS X 0212-1990 情報交換のための補足の日本の図形文字セットのコード
2.3. フィールド
各セグメントは(MSH セグメントで規定される)フィールドセパレータにより分離されたフィールドの集まりとして記述される。
注) 各フィールドは、送信側の3種類の意図があり、受信側は次の通りの処理を行わなければならない
1.有効な文字列で記述:
各フィールドには文字、数値で示されたデータが記載されていて、その内容に沿って受信側は表示、データベースの更新などを行わなければならない。
例 : |abc| データがabc であることを示している
2.省略記述:
セパレータ(標準では|が使用される)||により記述されている。つまりデータが空の場合は「データが存在しない」を示している。この場合、受信側はデータベース等の更新は行わない。
例 : || データが無いことを示している
3.null 記述:
|””|のように二重引用符”が2つ””のように記述されている場合は、「値が無い」というデータが存在することを明示している。この場合、受信側データベース等は値無し(null)に更新しなければならない。
例 : |””| 値が無い(null)ことを示している
本規約のさまざまな章にセグメント属性表が含まれている。これらの表は、そのセグメント内のデータフィールドとその使用上の特徴を一覧、記述している。セグメントを定義する際、以下の情報が各フィールドについて述べられている。
(セグメント内の)位置
セグメント属性表のSEQ というコラムは、セグメント先頭の 3 文字のセグメント型に続くセグメント内のデータフィールドの順序位置を示す。この番号は、セグメント定義表に続くテキストコメントで示されるデータフィールドの説明を参照するために使用する。
最大長
1 つのデータフィールドの 1 反復が占めることができる文字の最大数。セグメント属性表では、この情報はLEN というコラムにある。HL7 V2.5 では最大長はフィールドのデータ型によって決まる。フィールドの長さは標準であるが、関係者間の同意のもとに最大長を決めることもできる。後に定義する成分セパレータと副成分セパレータは文字数として計算する。最大長はフィールドに指定したデータ型によるので、反復セパレータは、最大長を計算するときに含めない(HL7 V2.5 5.2.5 節 反復を参照)。値65536 と64K と略記した記述は同じである。「HL7 表0440-データ型」を参照。
注:本規約での最大長の表現ならびに注意事項 本規約では原則として、各HL7 セグメント属性xxの各フィールドの最大長は、HL7 V2.5 2 章の定義に準拠し当該フィールドのデータ型に依存し定めている。ただし、以下に注意のこと。
・構造を持たないST、TX、NM 型等のフィールドについては、HL7 V2.5 原文のセグメント属性xxの各フィールドで定義されている最大長をそのまま踏襲した。
・ID 型フィールドは引用されるHL7 表のコード値の長さに依存する。
・IS 型フィールドは引用される使用者定義表のコード値の長さに依存するので、本規約に記載の当該フィールドの最大長は参考である。
・最大長に無限大という概念を含める場合は、ユーザに注意を促すために65536 という数を表示する。
・フィールドのデータ型が可変で最大長が正確に表現できないときは、99999 で象徴的に表現する。
データ型
セグメント属性表では、この情報は DT というコラムにある。もしフィールドのデータ型が不定なときは
"varies"を注記する。
HL7 によって定義された多くのデータ型がある。これらについては「2.5 データ型」で説明する。
オプション指定
セグメント内のデータフィールドが、必須なのか、オプションなのかまたは条件付きなのかを示す。HL7成分表、セグメント属性表では、この情報はOPT というコラムにある。HL7 での指定は以下のとおりである。
R | - | 必須。 |
O | - | オプション。 |
トリガーイベントおよびその他のフィールド条件による。 | ||
C | - | セグメント属性表に続くフィールド定義(説明)では、このフィールドの条件を定義するアルゴリズムを |
指定すべきである。 | ||
X | - | 対象のトリガーイベントでは使用しない。 |
B | - | HL7 の旧バージョンとの互換性のために残されているフィールド。 |
W | - | 取り消し。 |
JAHIS 仕様(本規約)での取り扱いは以下のとおりである。(RE,N 以外はHL7 に同じ)セグメント属性表では、この情報はJapan というコラムにある。
R - 必 須 。
存在すれば必須(送信側アプリケーションは、該当データがあれば送信しなければならないが、存在し
RE -
なければ省略する)。 | ||
O | - | オプション。 |
C | - | トリガーイベントおよびその他のフィールド条件による。 |
X | - | 本規約では使用しない。 |
B | - | HL7 の旧バージョンとの互換性のために残されているフィールド。 |
N | - | 使用しない(関係者の合意のもとに関係システム内限定で使用可)。 |
W | - | 取り消し。 |
反復
そのフィールドが反復するかどうかを示す。セグメント属性表では、この情報は RP/#というコラムにある。指定は以下のとおりである。
N または空白 - 反復なし。
Y - 無限回または関係者で決定した回数だけフィールドを繰り返す。
(整数) - フィールドは、整数で指定された最大回数まで繰り返す。
繰返しの場合、そのデータ型の最大長を繰返した分の長さと反復セパレータを加えたものがそのフィールドの最大長となる。ただし、関係者間の同意のもとに最大長を決めることもできる。
表
HL7 の表には、使用者定義表、HL7 表、外部表の3 種類ある。
使用者定義表(User-defined Tables)
ローカルあるいはサイトで定義された値を持つ表である。これは PV1-3-Assigned patient location のように特定のフィールドに収容し、施設ごとに異なる値を持ちうる。このような表は規格では定義してない
が、実現を容易にするために使用者定義表番号を割り当てる。HL7 はしばしば施設が皮切りとして使えそうな推奨値を発行する(例えば「使用者定義表0001-性別」)。IS データ型は、このような表で使う値をコード化するのによく使われる。このような表のなかには、共通のマスタファイルを参照する表もあるということに注意すること。
HL7 表(HL7 Tables)
HL7 表は HL7 によって定義/発行された値の集合である。これらはその表を含むメッセージの解釈に影響を及ぼすのでHL7 規格に含む。これらの値は関係者で再定義してはならないが、関係者で定義した値を含めるために表自身を拡張することができる。
外部表(External Tables)
外部表は他の標準化組織が定義/発行したものである。例えばICD10 のような診断コードがある。CF、 CNE あるいは CWE データ型はこれらのフィールドの値を表すために使用する。9000 とそれ以上の表番号はHL7 が発行する外部定義表のために予約している。そのような表は、外部の機関が制定する概念やコードを、HL7 と他の標準化機関との間で規格化要求し合意を得た場合に発生する。これらはHL7 が他の機関に代わってHL7 規約と共に発行する。しかし、これらはHL7 規約より頻繁に改訂されるかもしれない。
ID 番号
規格の全体にわたるデータフィールドを一意的に識別する小さな整数。セグメント属性表では、この情報はITEM#というコラムにある。
名称
フィールドの記述的な名前。セグメント属性表では、この情報は ELEMENT NAME というコラムにある。同じ名前が複数のセグメント中で使用される場合、それは同じデータ型および意味を同じ ID 番号と同様に各セグメントが持っていなければならない。この慣行から発生する曖昧さを扱うため、フィールドがここで引用される場合は、セグメント名および位置が常に含まれなければならない。
2.4. メッセージ区切り文字
メッセージを構成するときに、セグメントターミネータ、フィールドセパレータ、成分セパレータ、副成分セパレータ、反復セパレータ、エスケープ文字の特殊文字を使用する。セグメントターミネータは必ずキャリッジ・リターン(0x0D)を用いる。その他の区切り文字はMSH セグメントで定義する。つまり、フィールド区切り文字は4 番目の文字位置で定義し、それ以外の区切り文字は、フィールド区切り文字に続くフィールドであるコード化文字フィールドで定義する。MSH セグメントで定義する区切り文字は、メッセージ全体に適用する。メッセージ区切り文字は、前述のようにMSH メッセージの中で定義でき変更可能であるが、本規約では推奨しない。 もし実装上で可変とする場合は、関係者間で十分な合意を取らなければならない。
表 2.4-1. Delimiter Values 区切り文字の値
文字位置 | 区切り文字 | 推奨値 | 用法 |
- | Segment Terminator セグメントターミネータ | <CR> 0x0D | セグメントレコードを終了する。この値は変えることができない。 |
- | Field Separator フィールドセパレータ (フィールド区切り文字) | | | セグメント内で2 個の隣接データフィールドを分離する。 またセグメント内の冒頭のデータフィールドとセグメントID を分離する。 |
1 | Component Separator 成分セパレータ (成分区切り文字) | ^ | データフィールド内の隣接成分を分離する。 成分の使用法は、関連するデータフィールドの説明で述べられている。 |
2 | Repetition Separator 反復セパレータ | ~ | 反復の認められたデータフィールドにおいて、複数のデータを分離する。 |
テキストフィールド(ST,TX,FT 型またはED 型の第4 成分)には、エスケープ文字 | |||
3 | Escape Character エスケープ文字 | \ 0x5C | を使用できる。これを表す単一の文字は、MSH セグメントのコード化文字フィー ルドで指定する。このフィールドはオプションであり、エスケープ文字を使わないメッセージではこの文字は省略できる。しかし、副成分セパレータがメッセージの |
中で使われるならば、この指定が必要である。 | |||
4 | Subcomponent Separator 副成分セパレータ | & | データフィールド内で使用が認められた隣接副成分を分離する。副成分が無いときは、省略できる。 |
文字位置1~4は、各セパレータを定義するコード化文字フィールド内の位置(MSHセグメントのMSHおよびフィールドセパレータ(通常 | )に続く位置)を示す。
注 1:区切り文字で囲まれる文字列中で ASCII 以外の文字セットを使用した場合(escape, invoke)区切り文字に先立ち ASCII 文字セットに戻すこと。もし区切り文字が検出された場合は、文字セットをASCII へリセットしたものとみなす。
注2:エスケープ文字の” \”(バックスラッシュ)は、日本語OS の環境では”\”(円マーク)と表示される場合があるため、その場合は本規約の” \”(バックスラッシュ)を”\”(円マーク)と読み替えること。
テキストフィールドでのエスケープシーケンスの使用
TX,FT,ST または CF 型等のフィールドを符号化する場合、エスケープ文字を使用してテキストフィールドの特殊処理部を伝えることができる。エスケープ文字は、表示可能な任意のASCII 文字で、MSH-2 コード化文字のエスケープ文字要素に指定する。本節の説明のためには、文字” \”を使用して、メッセージに指定するエスケープ文字とする。エスケープシーケンスは、エスケープ文字とそれに続く 1 文字のエスケープ・コードID、0 個以上のデータ文字、および終端用のもう1 つのエスケープ文字から構成する。エスケープシーケンスの中の入れ子エスケープシーケンスは禁止する。
・特殊文字
フィールド区切り、成分区切り、副成分区切り、反復区切り、およびエスケープ文字をテキストフィールド内に表現するために、以下のエスケープシーケンスが定義されている。
\F\ フィールド区切り(フィールドセパレータ)
\S\ | 成分区切り | (成分セパレータ) |
\T\ | 副成分区切り | (副成分セパレータ) |
\R\ | 反復区切り | (反復セパレータ) |
\E\ | エスケープ文字 |
MSH-2 に ^~\&をセットしている場合に、円記号\(0x5C)を用いた表現(例えば,”\9,800”)を使用したい場合、以下のように記述する。
\E\9,800
・FT、ST およびTX データ型のためのマルチ文字セットをサポートするエスケープシーケンス
FT、ST およびTX データ型として定義されているフィールド、成分、副成分では、次のHL7 エスケープシーケンスを用いて複数文字セットをサポートすることができる。
\Cxxyy\ \Mxxyyzz\
・強調表示
\H\ \N\
先の強調表示を指定をどのように実現するかについては,受信側アプリケーションで扱うこととする。
・16 xx
\Xdd...dd\
このデータの扱い/解釈はHL7 規格の範囲外であり、送信アプリケーションと受信アプリケーション間の取り決めにより決定される。
・フォーマット化テキスト
\.sp<数>\ | \.br\ | \.fi\ | \.nf\ |
\.in<数>\ | \.ti<数>\ | \.sk<数>\ | \.ce\ |
(報告書等の)書式制御は受信側アプリケーションで扱うこととする。
・ローカル
\Zdd...dd\
このデータの扱い、解釈はHL7 規格の範囲外であり、本規約でも規定できない。
エスケープ文字の例外的解釈
エスケープ文字は他の表示可能な文字、区切り文字と違って、その一文字だけでは意味を成さない。 エスケープシーケンスは一対のエスケープ文字を使い、前項に示す記述以外の使い方をしない。しかし、下記に示すxxxが想定され、本節ではその場合の解釈を示す。 説明では、文字 \ を使用して、メッセージに指定するエスケープ文字とする。
・一対のエスケープ文字の間にエスケープ・コードID、データ文字がない場合表示可能な文字 \ と見なす。 つまり、\E\ を記述したのと同じとする。
記 述 例 解 x
\\ \ ( エ ス ケ ー プ 文 字 )
\E\\\\\ \\\(エスケープ文字が3 個)
・エスケープ文字の後のエスケープ・コードID が前項以外である場合
一対のエスケープ文字の間を無視する。 つまり、そのエスケープシーケンスを無視する。受信アプリケーションは警告を発するべきである。
記 述 例 解 x
\ABC\ 省略またはnull(受信アプリケーションに害のない処理)
・エスケープ文字が対を成さない場合
フィールドの終わりでそのエスケープシーケンスが完結したと見なす。但し、受信アプリケーションは警告を発するべきである。
記 述 例 解 x
|…\X0506LM
|
…16 進数の05,06 (最後のLM は16 進数のデータのはずだが誤りである。その処置は本規約では規定外)
|…\S| …^ (\S\ と 見 な さ れ る )
|…\| … ( 最 後 の \ の み は 無 視 す る )
2.5. データ型
注:
・CNN型の最大長はHL7 V2.5原本の406と記載してあるが、409が正しいと思われる。
・CSU型の最大長はHL7 V2.5原本の490と記載してあるが、544が正しいと思われる。
・LA1型の最大長はHL7 V2.5原本の415と記載してあるが、790が正しいと思われる。
・PPN型の最大長はHL7 V2.5原本の2993と記載してあるが、2994が正しいと思われる。
・RPT型の最大長はHL7 V2.5原本の984と記載してあるが、983が正しいと思われる。
・XCN型の最大長はHL7 V2.5原本の3002と記載してあるが、3003が正しいと思われる。
HL7 Data Typesデータ型(HL7表 0440-データ型より抜粋)
Data Type | Data Type Name | LEN | Category | Comments |
AD | 住所 | 415 | 患者属性. | HL7 V2.3でXADに変更。 |
AUI | 承認情報 | 239 | HL7 V2.5より、6.5.6.14節のIN1-14で使用されている | |
CMデータ型を置き換える。 | ||||
CCD | 請求コードと日付 | 28 | HL7 V2.5より、4.5.2.1節のBLG-1で使用されている | |
CMデータ型を置き換える。 | ||||
CCP | チャンネル調整パラメータ | 20 | 専門/章固有:波形 | HL7 V2.5より、OBX-5測定値(*)がCDデータ型である |
ときに7.14.1.5節のOBX-5.3で使用されているCMデー | ||||
タ型を置き換える。 | ||||
CD | チャンネル定義 | 581 | 専門/章固有:波形 | 波形データ用のみ。 |
CF | 書式付コード化値 | 65536 | コード値 | |
CK | チェックディジット付き複合 | コード値 | 取り下げ。 | |
ID | ||||
CM | 複合 | 一般 | 取り下げ。HL7 V2.5ではいくつかの新しい明瞭なデ | |
ータ型となった。 | ||||
CN | 複合化ID 番号と名前 | コード値 | 取り下げ。HL7 V2.3でXCNに変更。 | |
CNE | 例外なしコード化値 | 705 | コード値 | |
CNN | 単純化複合ID 番号と名称 | 406 | コード値 | 4.5.3.32節および7.4.1.32節のOBR-32、4.5.3.33節お |
よび7.4.1.33節のOBR-33、4.5.3.34節および7.4.1.34 | ||||
節のOBR-34、4.5.3.35節および7.4.1.35節のOBR-35 | ||||
で使用されているCMデータ型で実現できる、もとも | ||||
とのCNデータ型を改良。しかしながら、現在の実施 | ||||
例と整合性を持ち、HL7旧バージョンとの互換性を壊 | ||||
さないよう、第7成分と第8成分は、ISデータ型に昇格 | ||||
した。 | ||||
CP | 複合価格 | 543 | 価格データ | |
CQ | 単位付複合数量 | 500 | 数値 | CQデータ型は、他のデータ型に埋め込まれた場合、 |
正式には表現できない。よってこのデータ型の使用は | ||||
セグメントフィールドに限定される。 | ||||
CSU | チャンネル感度 | 490 | 専門/章固有:波形 | HL7 V2.5より、OBX-5観測値(*)がCDデータ型である |
ときに、7.14.1.5節のOBX-5.3で使用されているCMデ | ||||
ータ型を置き換える。 | ||||
CWE | 例外を含むコード化値 | 705 | コード値 | |
CX | チェックディジット付き拡張 | 1913 | コード値 | |
複合ID | ||||
DDI | 日割控除情報 | 25 | HL7 V2.5より、6.5.7.30節のIN2-30で使用されている | |
CMデータ型を置き換える。 | ||||
DIN | 日付と施設名称 | 510 | HL7 V2.5より、15.4.6.12節のSTF-12および15.4.6.14 | |
節のSTF-13で使用されているCMデータ型を置き換え | ||||
る。 | ||||
DLD | 退院先と日付 | 47 | 一般 | HL7 V2.5より、8.5.4.9節のOM2-9で使用されている |
CMデータ型を置き換える。 | ||||
DLN | 運転免許証番号 | 66 | 拡張照会 | |
DLT | デルタ | 45 | ||
DR | 日付/時刻の範囲 | 53 | 時系列 | |
DT | 日付 | 8 | 日付/時間 | |
DTM | 日付/時刻 | 24 | 日付/時間 | |
DTN | 日付型および数値 | 6 | HL7 V2.5より、6.5.8.11節のIN3-11で使用されている | |
CMデータ型を置き換える。 |
Data Type | Data Type Name | LEN | Category | Comments |
ED | カプセル化されたデータ | 65536 | 専門/章は特定 波 | バイナリデータのASCII MIME-エンコーディングをサ |
形 | ポート。 | |||
EI | エンティティ識別子 | 427 | 識別子 | |
EIP | エンティティ識別子ペア | 855 | 一般 | HL7 V2.5より、4.5.1.8節のORC-8、4.5.3.29節の |
OBR-29、7.3.1.29節のOBR-29で使用されているCM | ||||
データ型を置き換える。 | ||||
ELD | エラー場所および説明 | 493 | 一般 | HL7 V2.5より、2.16.5.1節のERR-1で使用されている |
CMデータ型を置き換える。HL7 V2.5ではHL7旧バー | ||||
ジョンとの互換性のためにのみ保持される。ERRセグ | ||||
メント参照。 | ||||
ERL | エラー場所 | 18 | 一般 | |
FC | 保険種別 | 47 | 患者管理/財政情報 | |
FN | 姓 | 194 | 患者属性 | PNもしくはPNを含むデータ型(PPN, XCN, XPN)中 |
にのみ出現 | ||||
FT | 書式付テキストデータ | 65536 | 英数 | |
GTS | 汎用タイミング指定 | 199 | ||
HD | 階層的指定子 | 227 | 識別子 | |
ICD | 保険証明定義 | 40 | HL7 V2.5より、IN3-20中の6.5.8.20節 の中で使用さ | |
れるCMデータ型を置き換える。 | ||||
ID | HL7 表コード化値 | Variable | 識別子 | |
IS | 使用者定義表コード化値 | 20 | 識別子 | |
JCC | 職種コード/種類 | 292 | 拡張照会 | |
LA1 | 住所を含む位置 形式1 | 415 | HL7 V2.5より、RXE-8中の4.14.4.8節およびXXX-8中 | |
の4.14.1.8節の中で使用されるCMデータ型を置き換 | ||||
える。HL7 V2.5で後方互換性のためにのみ保持され | ||||
た。 | ||||
LA2 | 住所を含む位置 形式2 | 790 | HL7 V2.5でRXD-13中の4.14.5.13節およびRXG-11中 | |
の4.14.6.11節およびRXA-11中の4.14.7.11節の中で使 | ||||
用されるCMデータ型を置き換える。HL7 V2.5で後方 | ||||
互換性のためにのみ保持された。 | ||||
MA | 多重化された配列 | 65536 | 専門/章は特定 波 | 波形データ用のみ。 |
形 | ||||
MO | 金額 | 20 | 数値 | |
MOC | 金額および請求コード | 504 | 一般 | HL7 V2.5より、OBR-23およびOBR-23に用いられる |
CMデータ型を置き換える。 | ||||
MOP | 金額またはパーセンテージ | 23 | HL7 V2.5より、IN3-5中の6.5.8.5節の中で使用される | |
CMデータ型を置き換える。このデータ型は、このフ | ||||
ィールドに制限される。 | ||||
MSG | メッセージ型 | 15 | 一般 | HL7 V2.5より、MSH-9に用いられるCMデータ型を置 |
き換える。 | ||||
NA | 数値配列 | 65536 | 専門/章は特定 波 | 波形データ用のみ。 |
形 | ||||
NDL | 日付と場所を伴う名前 | 835 | 一般 | HL7 V2.5より、OBR-32、OBR-33、OBR-34、OBR- |
35のCMデータ型を置き換える。 | ||||
NM | 数値 | 16 | 数値 | |
NR | 数値範囲 | 33 | 一般 | HL7 V2.5より、OM2-6.1,OM2-6.3,OM2-6.4のCMデー |
タ型を置き換える。 | ||||
OCD | 発生コードおよび日付 | 714 | HL7 V2.5、6.5.10.10節UB1-16 and 6.5.11.7節UB2-7 | |
で使用されるCMデータ型を置き換える。 | ||||
OSD | オーダ連鎖定義 | 110 | 一般 | HL7 V2.5より、TQデータ型に用いられているCM デ |
ータ型を置き換える。 | ||||
OSP | 発生スパン・コードおよび日 | 723 | HL7 V2.5より、6.5.11.8節UB2-8で使用されるCMデ | |
付 | ータ型を置き換える。 | |||
PIP | 医療従事者の施設内の特権 | 1413 | HL7 V2.5より、15.4.5.7節PRA-7で使用されるCMデ | |
ータ型を置き換える。 | ||||
PL | 患者所在 | 1230 | 識別子 | |
PLN | 医療従事者免許あるいは他の | 101 | HL7 V2.5より、15.4.5.6節PRA-6, 11.6.3.7節PRD-7お | |
ID 番号 | よび11.6.4.7節CTD-7で使用されるCMデータ型を交換 | |||
する。 | ||||
PN | 個人名 | 患者属性 | 取り下げ |
Data Type | Data Type Name | LEN | Category | Comments |
PPN | 実施者タイムスタンプ | 2993 | カルテ/情報管理 | TS データ型を結合したXCN データ型と等価 |
PRL | 親結果リンク | 755 | 一般 | HL7 V2.5 よりOBR-26,OBR-26 に用いられるCM データ |
型を置き換える。 | ||||
PT | 処理タイプ | 3 | 識別子 | |
PTA | 保険タイプおよび金額 | 56 | HL7 V2.5 で6.5.7.29 IN2-29 で使用されるCM データ型 | |
を置き換える。 | ||||
QIP | 照会入力パラメータリスト | 212 | 拡張照会 | |
QSC | 照会選択基準 | 219 | 拡張照会 | |
RCD | 行・列定義 | 19 | 拡張照会 | |
RFR | 基準範囲 | 352 | 一般 | HL7 V2.5 よりOM2-6,OM2-7,OM2-8 で用いられCM デー |
タ型を置き換える。 | ||||
RI | 繰り返し間隔 | 206 | 時系列 | |
RMC | 病室填補範囲 | 82 | HL7 V2.5 の6.5.7.28 IN2-28 で使用されるCM データ型 | |
を置き換える。 | ||||
RP | 参照ポインタ | 273 | 識別子 | |
RPT | 繰り返しパターン | 984 | ||
SAD | 通りの住所 | 184 | 患者属性 | XAD データ型中にのみ出現 |
SCV | 予約クラスと値 | 41 | 時系列 | スケジューリングデータ用のみ。 |
SI | シーケンスID | 4 | 数値 | |
SN | 構造化数値 | 36 | 数値 | |
SPD | 専門性の説明 | 112 | HL7 V2.5 の15.4.5.5 PRA-5 で使用されるCM データ型を | |
置き換える。 | ||||
SPS | 検査材料 | 4436 | 一般 | HL7 V2.5 よりOBR-15,SAC-6,TCC-3 を置き換える。この |
データ型はHL7 V2.5 に限りHL7 旧バージョンとの互換性 | ||||
のためにのみ保持されている。 | ||||
SRT | ソート順 | 15 | 英数 | |
ST | 文字列データ | 199 | 英数 | |
TM | 時間 | 16 | 日付/時間 | |
TN | 電話番号 | 199 | 患者属性 | 取り下げ。内向的 |
TQ | タイミング数量 | 1209 | 時系列 | HL7 V2.5 では、HL7 旧バージョンとの互換性のためにのみ |
保持される。 | ||||
TS | タイムスタンプ | 26 | 日付/時間 | |
TX | テキストデータ | 65536 | 英数 | |
UVC | UB 値コードおよび額 | 41 | HL7 V2.5 の6.5.10.10 UB1-10 および 6.5.11.6 UB2-6 で | |
使用されるCM データ型を置き換える。 | ||||
VH | 来院時間 | 41 | 拡張照会 | |
VID | バージョン識別子 | 973 | 識別子 | |
VR | 値の範囲 | 13 | 一般 | HL7 V2.5 よりQRD-11 に用いられるCM データ型を置き |
換える。 | ||||
WVI | チャンネル識別子 | 22 | 一般 | HL7 V2.5 よりOBX-5.1 でOBX-5 観測値(*)がCD データ型 |
であるときのCM データ型を置き換える。 | ||||
WVS | 波形ソース | 17 | 一般 | HL7 V2.5 よりOBX-5.2 でOBX-5 観測値(*)がCD データ型 |
であるときのCM データ型を置き換える。 | ||||
XAD | 拡張住所 | 631 | 患者属性 | HL7 V2.3 でAD から変更 |
XCN | 拡張複合ID と名前 | 3002 | コード値 | HL7 V2.3 でCN から変更 |
XON | 拡張複合組織ID と名称 | 567 | 患者属性 | |
XPN | 拡張人名 | 1103 | 患者属性 | HL7 V2.3 でPN から変更 |
XTN | 拡張テレコミュニケーション | 850 | 患者属性 | HL7 V2.3 でTN から変更 |
番号 |
Data Types データ型解説
注:
CWE型は本来、最大長は705であるが、HL7 V2.5原本でCE型になっている箇所は、最大長を 483と記載している。
SCV型の第一要素はCWEであるが、HL7 V2.5原本では最大長は20となっているのをそのまま反映している。
AD 住 所
HL7 V2.3でXADに変更。
AUI 承認情報
HL7成分表-AUI – Authorization Information 承認情報
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 30 | ST | O | Authorization Number 承認番号 | |
2 | 8 | DT | O | Date 日 付 | |
3 | 199 | ST | O | Source 承 認 元 |
このデータ型は保険の承認およびそれに付随する詳細に対する識別子またはコードを表す。注:HL7 V2.5より、6.5.6.14節のIN1-14で使用されているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Authorization Number 承認番号 (ST)
この成分は、承認に対し与えられた識別子を示す。
この成分は、承認の日付を示す。
この成分は、承認の発行元を示す。
CCD 請求コードと日付
HL7成分表-CCD – Charge Code and Date 請求コードと日付
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 1 | ID | R | 0100 | Invocation Event 発効イベント |
2 | 26 | TS | O | Date/time 日付/時刻 |
請求がイベントの発生に伴うものか、時間に基づくものかを示す。
注:HL7 V2.5より、4.5.2.1節のBLG-1で使用されているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Invocation Event 発効イベント (ID)
この成分は、請求行為を発生させる/引き起こすイベントのコードを示す。有効な値については「HL7 表 0100 –
発効イベント」 を参照。
HL7表0100-Invocation Event 発効イベント
Value | Description | Comments |
D | On discharge 退 院 | |
O | On receipt of order オーダの受信 | |
R | At time service is completed サービス完了時 | |
S | At time service is started サービス開始時 | |
T | At a designated date/time 指示された日時 |
この成分は、オーダされたサービスに対する請求の正確な時刻を表現するために使用される。この成分はCCD.1 の値がT であるときのみ使用される。この成分が使用されるときには、TS データ型で表現される。
CCP チャンネル調整パラメータ
HL7成分表-CCP-Channel Calibration Parameters チャンネル調整パラメータ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 2 3 | 6 6 6 | NM NM NM | O O O | Channel Calibration Sensitivity Correction Factor チャンネル調整感度補正因子 Channel Calibration Baseline チャンネル調整基底値 Channel Calibration Time Skew チャンネル調整時差 |
このデータ型は、検査結果の波形を送信する際の、チャンネル感度の補正、基底値、チャンネルの時差を示す。
注:HL7 V2.5より、OBX-5測定値(*)がCDデータ型であるときに7.14.1.5節のOBX-5.3で使用されているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Channel Calibration Sensitivity Correction Factor チャンネル調整感度補正因子 (NM)
この成分は、おそらく直近に行われた補正操作から得られた、チャンネル感度の補正因子を示す。実際のチャンネル感度は、先行する成分で与えられる名目チャンネル感度とユニット共通補正因子との積となる。
第2 成分 Channel Calibration Baseline チャンネル調整基底値 (NM)
この成分は、実際のチャンネル基底値(名目入力信号値が0 の際のデータ値)を示す。実際の基底値は、ADC に接続された増幅器の DC オフセットにより理想値からは異なることがある。全てのチャンネルに対する実際の基底値
(整数値であるとは限らない)は、調整操作の際に 0 信号を各チャンネルに接続したときに得られる、平均のデジタル変換値によって定められることもある。
第3 成分 Channel Calibration Time Skew チャンネル調整時差 (NM)
この成分は、名目サンプリング(デジタル変換)時刻(全てのチャンネルについて同時である)とそのチャンネルの実際のサンプリング時刻との差を秒(あるいは、1 秒を割った分母)で示す。この値は、一つの結果にまとめられる全てのチャンネルが同時にサンプリングされるのでないときには、0 と異なる値をとる。それは、いくつかのシステムで起こるように、一定の時間間隔で、複数のチャンネルを逐次サンプリングしていくような場合である。この値はまた、同一の時間変化する信号が全てのチャンネルに与えられ、チャンネル間の時差を推定するような調整操作によって決定されたり、あるいはもっと一般的には、使用されているデジタル変換システムに対する製造者の仕様から値を得たりする。例えば、一定の時間間隔 t で連続するチャンネルをサンプリングするシステムの場合は、そのシステムでのチャンネル番号n の時差は(n-1)t となる。このようなシステムでは、チャンネル番号n におけるサンプル番号 m の実際のサンプリング(デジタル化)時刻は、R を期の開始時刻における参照時刻、f をチャンネルサンプリング周波数(t < 1/f )としたとき、R + (m-1)/f + (n-1)t で表せる。
CD チャンネル定義
HL7成分表-CD-Channel Definition チャンネル定義
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 22 | WVI | O | Channel Identifier チャンネル識別子 | |
2 | 17 | WVS | O | Waveform Source 波形の発生源 | |
3 | 478 | CSU | O | Channel Sensitivity/Units チャンネル感度/単位 | |
4 | 20 | CCP | O | Channel Calibration Parameters チャンネル調整パラメータ | |
5 | 6 | NM | O | Channel Sampling Frequency チャンネルサンプリング周波数 | |
6 | 33 | NR | O | Minimum/Maximum Data Values 最小/最大データ値 |
デジタル波形データを標識付けするために、このデータ型を使用する。
第1 成分 Channel Identifier チャンネル識別子 (WVI)
この成分は波形データが送信される記録チャンネルの番号と名称を示す。
第2 成分 Waveform Source 波形の発生源 (WVS)
この成分はチャンネルに接続された波形の発生源を明記する。1 つの波形について 2 つの入力を個別に特定する必要があるときには、2 つの名称が示される。チャンネルが単独の入力に接続されている場合は、名称は 1 つだけ示す必要がある。例えば、心電図の記録の場合は、普通(I やII といった)1 つの名称だけが用いられる;脳波の場合は、普通(F3 やC3 といった)差動アンプのそれぞれの入力に1 つずつ、計2 つの名称が用いられる。
第3 成分 Channel Sensitivity/Units チャンネル感度/単位 (CSU)
この成分は、チャンネル感度(ゲイン)および測定に用いられる単位を示す。
第4 成分 Channel Calibration Parameters チャンネル調整パラメータ (CCP)
この成分は、チャンネル感度に対する補正値、基底値およびチャンネル時差を示す。
第5 成分 Channel Sampling Frequency チャンネルサンプリング周波数 (NM)
この成分はチャンネルのサンプリング周波数をヘルツで示す。すなわち連続するサンプル間の秒数の逆数である。これは送信されたデータの周波数であり、アナログ-デジタル変換器あるいはその他のデジタルデータ源により取得されたデータの実際の周波数である場合も、そうでない場合もあることに注意。(すなわち、送信されたデータは、元々取得されたデータから、サブサンプリング、すなわち間引きされたものである場合がある。)
第6 成分 Minimum/Maximum Data Values 最小/最大データ値 (NR)
この成分は、このチャンネルのデジタル波形データが取り得る最小および最大のデータ値、すなわち、アナログデジタル変換の範囲を示す。またこの成分は、このチャンネルのデジタル波形データが小数値を取り得るか否かも示す。最小値および最大値がともに整数である(または提示されていない)場合は、このチャンネルでは整数のデータ値のみが用いられ、最小値または最大値のいずれかが小数点を含んでいる場合、このチャンネルでは整数だけでなく小数のデータ値も用いられる。n ビットのアナログデジタル変換の場合、表示上の基底値は B=0 である場合、
最小値(L)と最大値(H)は次のように計算される。
L = -2n-1
H = 2n-1 - 1
符号無しのn ビットのアナログデジタル変換の場合、最小値L=0 であり、表示上の基底値(B)と最大値(H)は次の公式で計算される。
B = 2n-1 H = 2n - 1
実際の信号増幅率 A(差分増幅での電位測定の場合は、番号1 の電極の電位から番号2 の電位の差)は、波形デー
タの D(LとHの間の幅)から、実際のベースライン値B と表示上の感度Sと実行感度補正因子C から次の公式により求められる。
A = SC(D-B)
CF 書式付コード化値
HL7成分表-CF-Coded Element with Formatted Values 書式付コード化値
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 2 0 0 0 0 | 00 00000 00 00 00000 00 | XX XX XX XX XX XX | X X O O O O | 0396 0396 | Identifier 識別子 Formatted Text 書式付テキスト Name of Coding System コード体系名称 Alternate Identifier 代替識別子 Alternate Formatted Text 代替書式付テキスト Name of Alternate Coding System 代替コード体系名称 |
このデータ型は、コード、およびそのコードと関連する書式付テキストを送る。このデータ型は、レポートの詰め込みテキスト部に使用する書式付テキスト(たとえば、単純胸部X線について標準的に記述された放射線所見など)を初めて送る場合に使用する。受信システムは、この情報を保存し、次のメッセージではその識別子だけを送信する。このデータ型のもう一つの考えられる使用法は、書式付テキストを含むマスタファイル・レコードを送ることである。
例:
OBX||CF|71020^CXR^CPMC||79989^\H\Description:\N\\.sp\\ti+4\Heart is not enlarged. There is no evidence of pneumonia, effusion, pneumothorax or any masses.
\.sp+3\\H\Impression:\N\\.sp\\.ti+4\Negative chest.^CPMC
CF.2 により参照される項目をユニークに識別する文字列(コード)である。コード体系が異なると、ここに入る識別子も異なる。
第2 成分 Formatted Text 書式付テキスト (FT)
対象となる項目の名称あるいは記述で書式用の指示が埋め込まれている。
第3 成分 Name of Coding System コード体系名称 (ID)
識別子成分で用いられているコード体系を示す。
有効な値については「HL7 表0396–コード体系表」を参照。
HL7表0396–Coding Systems コード体系表
Value | Description | Comments / Source | Category |
99zzz or L | Local general code (where z is an alphanumeric character) | 送信側または受信側の目的のためにローカルに定義されたコード。ローカルコードはL(後方互換性)または、99zzz (zはアルファベットと数字を組み合わせた文字)によっ | 一般的なコード |
て見分けられる。 | |||
ACR ART | American College of Radiology finding codes WHO Adverse Reaction Terms | American College of Radiology, Reston,VA のRadiological Diagnosis Revised, 3rd Edition 1986 からの索引。 WHO Collaborating Centre for International Drug Monitoring, Box 26, S-751 03, Uppsala, Sweden. | 医薬品以外の特定のコード 医薬品コード |
Value | Description | Comments / Source | Category |
ANS+ | HL7 set of units of measure | HL7の測量ユニットセットはANSI X3.50 – 1986、ISO 2988-83 および US customary units/のchapter 7 section | |
7.4.2.6 を基本にしている。 | |||
AS4 AS4E ATC C4 | ASTM E1238/ E1467 Universal AS4 Neurophysiology Codes American Type Culture Collection CPT-4 | American Society for Testing & Materials and CPT4 (参考: Appendix X1 of Specification E1238 and Appendix X2 of Specification E1467). 神経生理学のための ASTM の診断コードと検査結果コード/グレードシステム. 参考:ASTM Specification E1467, Appendix 2. 生物学的材料と関連するデータに関係する培養 (微生物, 組 織培養, など.)の参照。 American Type Culture Collection, 12000 Xxxxxxxx Xx, Xxxxxxxxx XX, 00000. (000) 000-0000. xxxx://xxx.xxxx.xxx American Medical Association, P.O. Box 10946, Chicago IL 60610. | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
C5 | CPT-5 | (発展途上のため、上記と同じ連絡先) | 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
CAS | Chemical abstract codes | これらは,後発品も含めてすべての一般的な薬を含む。コ | 医薬品コード |
ードはちがった形態の服用のなかでは区別されない。 様々 | |||
な同等の CAS 番号が 存在したとき,USAN に最初に記載 | |||
CD2 CDCA CDCM CDS CE | CDT-2 Codes CDC Analyte Codes CDC Methods/Instruments Codes CDC Surveillance CEN ECG diagnostic codes | さ れ て い る も の を 使 う 。 USAN 1990 and the USP dictionary of drug names, Xxxxxxx X. Xxxxxx, Ph.D., Executive Editor, United States Pharmacopeial Convention, Inc., 12601 Twinbrook Parkway, Rockville, MD 20852. American Dental Association’s Current Dental Terminology (CDT-2) code. American Dental Association, 211 E. Chicago Avenue,. Chicago, Illinois 60611. As above, for CDCM Public Health Practice Program Office, Centers for Disease Control and Prevention, 4770 Buford Highway, Atlanta, GA, 30421. Also available via FTP: xxx.xxx.xxx/xxx/xxxxxxxxxx _info/CLIA and Gopher: xxxxxx.xxx.xxx:70/11/laboratory_info/CLIA CDC 監視コード。公衆衛生監視に必要な独自のデータ。Epidemiology Program Office, Centers for Disease Control and Prevention, 1600 Clifton Rd, Atlanta, GA, 30333. (000) 000-0000. CEN PT007. ECG の診断コード(略記)と説明の包括的な セットがCEN TC251 によって副-標準として発行された。 | 医薬品以外の特定のコード 医薬品コード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
CLP | CLIP | 以下から入手可能:CEN TC251 secretariat, c/o Xxxxxxx XxXxxx, State University Hospital Gent, De Pintelaan 185- 5K3, 9000 Gent, Belgium or Xxx Xxxxxxx, University of Gathuisberg, 49 Herestraat, 3000 Leuven, Belgium. Xxxxx Xxxxxxx, Beth Israel Hospital, Boston MA. Codes for radiology reports. | 医薬品以外の特定のコード |
CPTM | CPT Modifier Code | 上記CPT に明記したAMA から得られる。これらのコード | 医薬品以外の特定 |
は Appendix A of CPT 2000 Standard E. (CPT 2000 Standard Edition, American Medical Association, Chicago, IL)により創られた。 | のコード | ||
CST CVX DCM E | COSTART CDC Vaccine Codes DICOM Controlled Terminology EUCLIDES | 薬副作用の反対のための国際コードシステム. In the USA, maintained by the FDA, Rockville, MD. 国民免疫プログラム, Centers for Disease Control and Prevention, 1660 Clifton Road, Atlanta, GA, 30333 DICOM コンテンツの原文でコードが定義されている。 Digital Imaging and Communications in Medicine (DICOM). NEMA Publication PS-3.16 National Electrical Manufacturers Association (NEMA). Xxxxxxx, VA, 22209. Available at: xxxx://xxxxxxx.xxxx.xxx Euclides Foundation International nv, Excelsiorlaan 4A, B- 1930 Zaventem, Belgium; Phone: 32 2 7.17 90 60 から | 医薬品コード医薬品コード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
得られる。 | |||
E5 | Euclides quantity codes | Euclides Foundation International nv (上記参照)から得られ | 医薬品以外の特定 |
る。 | のコード | ||
E6 | Euclides Lab method codes | Euclides Foundation International nv,Excelsiorlaan 4A, B- 1930 Zaventem, Belgium; Phone: 00 0 000 00 00 から得ら | 医薬品以外の特定のコード |
れる。 |
Value | Description | Comments / Source | Category |
E7 | Euclides Lab equipment codes | Euclides Foundation International nv (上記参照)から得られ る。 | 医薬品以外の特定 のコード |
ENZC FDDC | Enzyme Codes First DataBank Drug Codes | 生化学と分子生物学の国際協会の酵素委員会。Enzyme Nomenclature: Recommendations on the Nomenclature and Classification of Enzyme-Catalysed Reactions. London: Academic Press, 1992. 全国医薬品データファイル。First DataBank, Inc. (800) 633- | 医薬品以外の特定のコード 医薬品コード |
FDDX FDK HB | First DataBank Diagnostic Codes FDA K10 HIBCC | 薬-診断上の相互作用チェックに使う。First DataBank, Inc. の所有物。FDDC 参照。 Dept. of Health & Human Services, Food & Drug Administration, Rockville, MD 20857. (device & analyte process codes). Health Industry Business Communications Council, 5110 N. 40xx Xx., Xxx 000, Xxxxxxx, XX 00000. | 医薬品コード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
HCPCS HCPT | CMS (formerly HCFA) Common Procedure Coding System Health Care Provider Taxonomy | 医療の設備、注射薬、交通サービスなどCPT4 には含まれていないサービスのためのコードがふくまれる。 X12 に外部のものとして、コード構造が分類されるように、BlueCross およびBlue Shield 協会は、供給者分類学の | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
管理者の役割をするだろう。進行中のメンテナンスはANSI | |||
ASC X12N の内に単独でワークグループ15(供給者情報)、 | |||
あるいは仕事グループの後継者にまかされている。Blue Cross and Blue Shield Association, 225 North Michigan Avenue, Chicago, IL 60601, Attention: ITS Department, | |||
第一次配布は上記ウェブサイトで、そのワールドワイド・ | |||
ウェブ・サイトを通って、ワシントン出版社にゆだねられ | |||
ている。 | |||
HHC HI | Home Health Care Health Outcomes | Home Health Care Classification System; Xxxxxxxx Xxxx, EdD, RN; Georgetown University School of Nursing; Washington, DC. Stratis Health ( 以前のHealth Care Evaluation と Health | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定 |
Outcomes Institute)の治療効果を表すHealth Outcomes | のコード | ||
HL7nnnn HOT HPC I10 | HL7 Defined Codes where nnnn is the HL7 table number Japanese Nationwide Medicine Code CMS (formerly HCFA )Procedure Codes (HCPCS) ICD-10 | Institute コード, 2901 Metro Drive, Suite 400, Bloomington, MN, 55425-1525; (000) 000-0000 (voice); (000) 000-0000 (fax); xxxxxxx@xxxxxxxxx.xxx. See examples in the Implementation Guide. nnnn は HL7(Health Level Seven) 表 ナンバー 修正.を含む、Health Care Financing Administration (HCFA) Common Procedure Coding System (HCPCS)。 World Health Publications, Albany, NY. | 一般的なコード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
I10P I9 | ICD-10 Procedure Codes ICD9 | Procedure Coding System (ICD-10-PCS.) See xxxx://xxx/xxxx.xxx/xxxxx/xxx00.xxx00.xxx for more information. Procedure Coding System (ICD-10-PCS.) 参照: xxxx://xxx/xxxx.xxx/xxxxx/xxx00.xxx00.xxx World Health Publications, Albany, NY. | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
I9C IBT | ICD-9CM ISBT | Commission on Professional and Hospital Activities, 1900 Xxxxx Xxxx, Xxx Xxxxx, XX 00000 (includes all procedures and diagnostic tests). HL7 V2.5 では後方互換性のために保持された。このコード | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定 |
IBTnnnn IC2 | ISBT 128 codes where nnnn specifies a specific table within ISBT 128. ICHPPC-2 | 値はIBTnnnn によって取って代わられた。International Society of Blood Transfusion. Blood Group Terminology 1990. VOX Sanquines 1990 58(2):152-169 . International Society of Blood Transfusion. (specific contact information will be supplied to editor.) The variable suffix (nnnn) identifies a specific table within ISBT 128. International Classification of Health Problems in Primary Care, Classification Committee of World Organization of | のコード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
Value | Description | Comments / Source | Category |
National Colleges, Academies and Academic Associations of General Practitioners (WONCA), 3rd edition. An adaptation of ICD9 intended for use in General Medicine, Oxford University Press. | |||
ICD10A M ICD10C A ICDO | ICD-10 Australian modification ICD-10 Canada International Classification of Diseases for Oncology | International Classification of Diseases for Oncology, 2nd Edition. World Health Organization: Geneva, Switzerland, 1990. Order from: College of American Pathologists, 000 Xxxxxxxx Xxxx, Xxxxxxxxxx, XX, 00000-0000. (847) 446- 8800. | 医薬品以外の特定のコード |
ICS | ICCS | Commission on Professional and Hospital Activities, 0000 Xxxxx Xxxx, Xxx Xxxxx, XX 00000. | 医薬品以外の特定のコード |
ICSD ISOnnnn ISO+ IUPP IUPC | International Classification of Sleep Disorders ISO Defined Codes where nnnn is the ISO table number ISO 2955.83 (units of measure) with HL7 extensions IUPAC/IFCC Property Codes IUPAC/IFCC Component Codes | International Classification of Sleep Disorders Diagnostic and Coding Manual, 1990, available from American Sleep Disorders Association, 604 Second Street SW, Rochester, MN 55902 International Standards Organization where nnnn is the ISO table number HL7 V2.5 7 章, 7.4.2.6 節参照 International Union of Pure and Applied Chemistry/International Federation of Clinical Chemistry. The Silver Book: Compendium of terminology and nomenclature of properties in clinical laboratory sciences. Oxford: Blackwell Scientific Publishers, 1995. Xxxxxx Xxxxxx, M.D., X.X.Xx., Chairperson, Department of Clinical Chemistry, KK76.4.2, Rigshospitalet, University Hospital of Copenhagen, DK-2200, Copenhagen. xxxx://xxxx.xxx-x.xx/xxxxx0000/ 成分の数量を見分けるIUPAC/IFF によって使われるコード. Contact Xxxxxx Xxxxxx,上記のIUPP のように。 | 医薬品以外の特定のコード 一般のコード 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
JC8 JC10 | Japanese Chemistry JLAC/JSLM, nationwide laboratory code | 医 療 検 査 分 別 コ ー ド . Japan Association of Clinical Pathology. Version 8, 1990. A multiaxial code including a subject code (e.g., Rubella = 5f395, identification code (e.g., virus ab IGG), a specimen code (e.g., serum =023) and a method code (e.g., ELISA = 022) Source: Classification &Coding for Clinical Laboratory. Japanese Society of Laboratory Medicine(JSLM, Old:Japan Society of Clinical Pathology). Version 10, 1997. A multiaxial code including a analyte code (e.g., Rubella = 5f395), identification code (e.g., virus ab IGG=1431), a specimen code (e.g., serum =023) and a method code (e.g., ELISA = 022) | 取り下げ |
JJ1017 LB | Japanese Image Examination Cache Local billing code | 特定地域内の支払いコードまたは名前(もし必要なら、拡 | 一般のコード |
張有り)。 | |||
LN MCD | Logical Observation Identifier Names and Codes (LOINC®) Medicaid | Regenstrief Institute, c/o XXXXX, 0000 Xxxxxxx Xxxx., 0xx xxxxx, Xxxxxxxxxxxx, XX 00000. 317/630-7433. Available from the Regenstrief Institute server at xxxx://xxx.Xxxxxxxxxxx.xxx/xxxxx/xxxxx.xxx. Also available via HL7 file server: FTP/Gopher (xxx.xxxx.xxxx.xxx/xxxxxxxxx/ termcode/loinclab and xxx.xxxx.xxxx.xxx/xxxxxxxxx/xxxxxxxx/xxxxxxxx) and World Wide Web (xxxx://xxx.xxxx.xxxx.xxx/xxxxxxxxx/xxxxxxxx/xxxxxx.xxx). January 2000 version has identifiers, synonyms and cross- reference codes for reporting over 26,000 laboratory and related observations and 1,500 clinical measures. Medicaid 支払いコード/名前。 | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
MCR | Medicare | Medicare 支払いコード/名前 | 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
MDDX | Medispan Diagnostic Codes | 薬-診断上の相互作用チェック。所有権のある製品. MediSpan, Inc., 8425 Woodfield Crossing Boulevard, | 医薬品コード |
Value | Description | Comments / Source | Category |
MEDC MEDR MEDX | Medical Economics Drug Codes Medical Dictionary for Drug Regulatory Affairs (MEDDRA) Medical Economics Diagnostic Codes | Indianapolis, IN 46240. Tel: (000) 000-0000. WWW: xxxx://xxx.xxxxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxx/ medhome.html. As above for MGPI. 薬を識別するための所有権のあるコード. Medical Economics Data, Inc. (000) 000-0000 の製品 Dr. Xxxxxx Xxxx, Medicines Control Agency, Market Towers, 1 Nine Elms Lane, London SW85NQ, UK Tel: (00)0 000-000-0000 WWW: xxxx://xxx.xxxx.xxx.xx/xxx/xxxxxxx.xxx 薬-診断上の相互作用チェック。 Medical Economics Data, Inc. (000) 000-0000 の製品 | 医薬品コード医薬品コード 医薬品コード |
MGPI | Medispan GPI | 薬の製造元やサイズまでのレベルで薬を識別するMedispan | 医薬品コード |
hierarchical drug コ ー ド 。 XxxxXxxx, Xxx., 0000 Xxxxxxxxx Xxxxxxxx Xxxxxxxxx, Xxxxxxxxxxxx, XX 00000. Tel: (000) 000-0000 の製品 | |||
MVX NDA | CDC Vaccine Manufacturer Codes NANDA | CVX と同様 North American Nursing Diagnosis Association, Philadelphia, PA. | 医薬品コードe 医薬品以外の特定のコード |
NDC | National drug codes | このコードは投薬形式、メーカーおよびパッケージングに | 医薬品コード |
関して、個々の薬に一意的なコードを与える。(National | |||
Drug Code Directory, FDA, Rockville, MD および他の文献よ | |||
り) | |||
NIC | Nursing Interventions Classification | Iowa Intervention Project, College of Nursing, University of Iowa, Iowa City, Iowa | 医薬品以外の特定のコード |
NPI | National Provider Identifier | Health Care Finance Administration, US Dept. of Health and Human Services, 7500 Security Blvd., Baltimore, MD 21244. | 医薬品以外の特定のコード |
NUBC OHA | National Uniform Billing Committee Code Omaha System | Omaha Visiting Nurse Association, Omaha, NB. | 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
OHA | Omaha | Omaha Visiting Nurse Association, Omaha, NB. | 医薬品以外の特定 |
のコード | |||
POS | POS Codes | HCFA Place of Service Codes for Professional Claims (see xxxx://xxx.xxxx.xxx/xxxxxxxx/xxxxxxx.xxx). | 医薬品以外の特定のコード |
RC SDM | Read Classification SNOMED- DICOM Microglossary | The Read Clinical Classification of Medicine, Park View Surgery, 26 Leicester Rd., Loughborough LE11 2AG (includes drug procedure and other codes, as well as diagnostic codes). College of American Pathologists, Skokie, IL, 60077-1034. (formerly designated as 99SDM). | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
SNM | Systemized Nomenclature of Medicine (SNOMED) | Systemized Nomenclature of Medicine, 2nd Edition 1984 Vols 1, 2, College of American Pathologists, Skokie, IL. | 医薬品以外の特定のコード |
SNM3 | SNOMED International | SNOMED International, 1993 Vols 1-4, College of American Pathologists, Skokie, IL, 60077-1034. | 医薬品以外の特定のコード |
SNT | SNOMED topology codes (anatomic sites) | College of American Pathologists, 0000 Xxx Xxxxxxx Xxxx, Xxxxxx, XX 00000-1034. | 医薬品以外の特定のコード |
UC UMD UML | UCDS MDNS Unified Medical Language | Uniform Clinical Data Systems. Ms. Xxxxxxx XxXxxxxx, Office of Peer Review Health Care Finance Administration, The Meadows East Bldg., 0000 Xxxxxxxx Xxxx., Xxxxxxxxx, XX 00000; (000) 000 0000. Universal Medical Device Nomenclature System. ECRI, 5200 Butler Pike, Plymouth Meeting, PA 19462 USA. Phone: 000-000-0000, Fax: 000-000-0000. National Library of Medicine, 8600 Rockville Pike, Bethesda, MD 20894. | 医薬品以外の特定のコード 装置コード 医薬品以外の特定のコード |
UPC | Universal Product Code | The Uniform Code Council. 0000 Xxx Xxxxxx Xxxx, Xxxxx X, Xxxxxx, XX 00000; (000) 000 0000 | 医薬品以外の特定のコード |
UPIN USPS | UPIN United States Postal Service | Medicare/CMS 's (formerly HCFA) universal physician identification numbers, available from Health Care Financing Administration, U.S. Dept. of Health and Human Services, Bureau of Program Operations, 6325 Security Blvd., Meadows East Bldg., Room 300, Baltimore, MD 21207 各州を表す2 文字からなる略記がPublication 28, Postal Addressing Standards にリストされている。これは Address Information Products, National Address Information Center, 6060 Primacy Parkway, Suite 101, Memphis, Tennessee 38188-0001 で手に入れられる。 | 医薬品以外の特定のコード 医薬品以外の特定のコード |
Value | Description | Comments / Source | Category |
質問やコメントはthe Office of Address and Customer Information Systems, Customer and Automation Service Department, US Postal Service, 475 Lenfant Plaza SW Rm 7801, Washington, DC 20260-5902 へ 。 | |||
W1 | WHO record # drug codes (6 digit) | World Health organization record number code。一意的な連 続した番号は、それぞれ一意的な成分薬とそれぞれ一意的 | 医薬品コード |
な多様成分薬に割り当てられる。8 つの数は次のようなコ | |||
ードに割り当てられる:6 つの数は効果のある薬剤を識別 | |||
し,2 つの数は塩を識別する。6 つの数は調剤ユニットで一 | |||
意的な薬剤を示している。6 つの指数コードはW1 によっ | |||
て分類され、8 つの指数はW2 によって分類される。 | |||
W2 | WHO record # drug codes (8 digit) | World Health organization record number code。一意的な連 続した番号は、それぞれ一意的な成分薬とそれぞれ一意的 | 医薬品コード |
な多様成分薬に割り当てられる。8 つの数は次のようなコ | |||
ードに割り当てられる:6 つの数は効果のある薬剤を識別 | |||
し,2 つの数は塩を識別する。6 つの数は調剤ユニットで一 | |||
意的な薬剤を示している。6 つの指数コードはW1 によっ | |||
て分類され、8 つの指数はW2 によって分類される。 | |||
W4 | WHO record # code with ASTM extension | ASTM extensions (参照: 実装ガイド)といっしょにWHO コードは、血清レベルレポート、薬使用教育での患者応 | 医薬品コード |
諾、平均日常服用量などに使用される(参考:Appendix X1 | |||
実装ガイド)。 | |||
WC | WHO ATC | WHO のATC コードは治療上の部類によって薬の階層的分 | 医薬品コード |
類を与える。それらは上記に記したレコード番号にリンク | |||
する。 |
第4 成分 Alternate Identifier 代替識別子 (ST)
<テキスト>で言及される品目を一意に特定するもう一組の文字の並び(コード)。この識別子は第1 成分のものと同義となる。
第5 成分 Alternate Formatted Text 代替書式付テキスト (FT)
代替識別子の叙述的あるいはテキスト表現による名称で、埋め込み型の整形用の指示が付加されている。
第6 成分 Name of Alternate Coding System 代替コード体系名称 (ID)
代替識別子で用いられているコード体系を示す。有効な値については「HL7 表0396–コード体系表」を参照。
CK チェックディジット付き複合 ID
取り下げ。
CM 複 合
取り下げ。HL7 V2.5ではいくつかの新しい明瞭なデータ型となった。
CN 複合化 ID 番号と名前
取り下げ。HL7 V2.3でXCNに変更。
CNE 例外なしコード化値
HL7成分表-CNE-Coded with No Exceptions 例外なしコード化値
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | ST | R | Identifier 識 別 子 | |
2 | 199 | ST | O | Text テキスト | |
3 | 20 | ID | O | 0396 | Name of Coding System コード体系名称 |
4 | 20 | ST | O | Alternate Identifier 代替識別子 | |
5 | 199 | ST | O | Alternate Text 代替テキスト | |
6 | 20 | ID | O | 0396 | Name of Alternate Coding System 代替コード体系名称 |
7 | 00 | XX | X | Xxxxxx Xxxxxx Xxxxxxx XX xxx体系バージョンID |
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
8 | 10 | ST | O | Alternate Coding System Version ID 代替コード体系バージョンID | |
9 | 199 | ST | O | Original Text 元のテキスト |
コード化された要素と、そのコードに関連付けられた詳細を示す。CNEデータ型は識別子が必須の場合に用いる。指定されたHL7あるいは外部定義された表を使わなければならず、ローカルの値で拡張することは許されない。テキストはコードを置き換えてはならない。CNEフィールドには、そのフィールドと関連付けられたHL7表か、外部定義の表が必ず存在しなければならない。その表は標準規格で明記されていなければならない。
CNE.2 により参照される項目をユニークに識別する文字列(コード)である。コード体系が異なると、ここに入る識別子も異なる。
注:この識別子は必須であり、有効なコードである必要がある。
識別子の叙述的あるいはテキスト表現による名称、例えば、心筋梗塞あるいはX 線検査。この成分のデータ型は文字列(ST)である。識別子に対してコード体系が割り当てたテキストである。
注:コードに対するテキストの記述は省略可能であるが、特に接続テストやデバッグの際に、メッセージの正確性の確認を容易にするため、その使用は推奨されている。
第3 成分 Name of Coding System コード体系名称 (ID)
識別子成分で用いられているコード体系を示す。
識別子とコード体系名称の組み合わせで、データの品目に対する一意的なコードとなる。それぞれのコード体系は一意的な識別子を持っている。
有効な値については「HL7 表0396–コード体系表」を参照。
注:コード体系は、明示され、許されているコード体系の集合に含まれる値を持つか、明示されない場合は、HL7コード体系を意味するコードの値を持つのと同じ意味に解釈されるかのいずれかである。有効な値については「HL7表0396–コード体系表」を参照
第4 成分 Alternate Identifier 代替識別子 (ST)
<テキスト>で言及される品目を一意に特定するもう一組の文字の並び(コード)。この識別子は第1 成分のものと同義となる。
注:代替識別子はローカルのコードまたは記述した際にユーザが想定したコードを表現するのに用いられる。明示された場合は、第 1 成分で述べられたのと同じ規則や解釈に従う。もし、双方が明示された場合には、第 4 成分の識別子と第1 成分の識別子は全く同じ意味を持つ必要がある。すなわちこれらは正確な同義語である必要がある。
第5 成分 Alternate Text 代替テキスト (ST)
代替識別子の叙述的あるいはテキスト表現による名称。
注:第5 成分が明示された場合は、第2 成分について述べられたのと同じ規則よび解釈に従う。
第6 成分 Name of Alternate Coding System 代替コード体系名称 (ID)
代替識別子成分で用いられているコード体系を示す。有効な値については「HL7 表 0396–コード体系表」を参照。注:第6 成分が明示された場合、第3 成分と同じ使用規則および解釈に従う。
第7 成分 Coding System Version ID コード体系バージョンID (ST)
第 3 成分で特定されるコード体系バージョン ID。この成分は概念的には第 1 成分から第 3 成分に属するが、HL7
旧バージョンとの互換性のためにのみこの場所に現れている。
注:コード体系が「HL7 コード体系」以外のどの体系であっても、バージョンID の値を指定しなければならない。コード体系が「HL7 コード体系」の場合は、バージョンID は実際の値を持っても、空白でもよい。バージョンIDが空白の場合は、メッセージヘッダのHL7 バージョン番号と同じ値を持つと解釈される。コードのテキスト記述は省略可能であるが、特にインターフェーステストやデバックに役立つので、この成分を使用することが推奨されている。
第8 成分 Alternate Coding System Version ID 代替コード体系バージョンID (ST)
第6 成分で特定されたコード体系バージョンID。この成分は概念的には代替成分に含まれるがこの場所に現れるのはHL7 旧バージョンとの互換性のためにのみである。
注:第8 成分が明示された場合は、第7 成分で記述された使用規則と解釈に従う。
第9 成分 Original Text 元のテキスト (ST)
特定のコードが割り当てられる前に、自動処理または人間に提示されていた元のテキスト。
CNN 単純化複合 ID 番号と名称
HL7成分表-CNN-Composite ID Number and Name Simplified 単純化複合ID番号と名称
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 15 | ST | O | ID Number ID 番 号 | |
2 | 50 | ST | O | Family Name 姓 | |
3 | 30 | ST | O | Given Name 名 | |
4 | 30 | ST | O | Second and Further Given Names or Initials Thereof | |
2 番目以降の名またはそれらのイニシャル | |||||
5 | 20 | ST | O | Suffix (e.g., JR or III) 接尾辞(例、JR または III) | |
6 | 20 | ST | O | Prefix (e.g., DR) 接頭辞 (例 DR) | |
7 | 5 | IS | O | 0360 | Degree (e.g., MD) 学 位 ( 例 MD) |
8 | 4 | IS | C | 0297 | Source Table x x 表 |
9 | 20 | IS | C | 0363 | Assigning Authority-Namespace 割当権限者-ネームスペースID |
10 | 199 | ST | C | Assigning Authority-Universal ID 割当権限者-汎用ID | |
11 | 6 | ID | C | 0301 | Assigning Authority-Universal ID Type 割当権限者-汎用ID 型 |
識別子と人の名前の両方を使って、人物を明記する。
注: 4.5.3.32節および7.4.1.32節のOBR-32、4.5.3.33節および7.4.1.33節のOBR-33、4.5.3.34節お
よび7.4.1.34節のOBR-34、4.5.3.35節および7.4.1.35節のOBR-35で使用されているCMデータ型で実現できる、もともとのCNデータ型を改良。しかしながら、現在の実施例と整合性を持ち、 HL7旧バージョンとの互換性を壊さないよう、第7成分と第8成分は、ISデータ型に昇格した。
使用者定義表によるコード化されたID。第1 成分が明示された場合には第8 成分または第9 成分、または第10 成分と第11 成分の両方の値を入れる必要がある。
この成分は人物の姓を文字列形式で含む。
名を明記するのに用いる。
第4 成分 Second and Further Given Names or Initials Thereof 2 番目以降の名またはそれらのイニシャル (ST)
2 番目以降の名、またはそれらのイニシャル。
第5 成分 Suffix (e.g., JR or III) 接尾辞(例、JR または III) (ST)
名前の接尾語を明記するのに用いる。(例 JR またはIII)
第6 成分 Prefix (e.g., DR) 接頭辞(例 DR) (ST)
名前の接頭語を明記する。(例 DR)
第7 成分 Degree (e.g., MD) 学位(例 MD) (IS)
教育における学位(例、MD)を明記するのに用いる。提案されている値については「使用者定義表0360-学位/免許/資格」を参照。
使用者定義表0360-Degree/License/Certificate 学位/免許/資格
Value | Description | Value | Description |
PN | Advanced Practice Nurse | MD | Doctor of Medicine 博 士 ( 医 学 ) Doctor of Osteopathy [日本には該当するものが無い] Emergency Medical Technician 救急救命士 Emergency Medical Technician – Paramedic [日本には該当するものが無い] Family Practice Nurse Practitioner [日本には該当するものが無い] High School Graduate 高校卒業 Juris Doctor 法学博士(専門職) Master of Arts 修士(学術) |
高度実践看護師 | |||
AAS | Associate of Applied Science | DO | |
短期大学士 | |||
AA | Associate of Arts | EMT | |
短期大学士(文科系一般) | |||
ABA | Associate of Business Administration | EMTP | |
短期大学士(経営学) | |||
AE | Associate of Engineering | FPNP | |
短期大学士(工学) | |||
AS | Associate of Science | HS | |
短期大学士(理科系一般) | |||
BA | Bachelor of Arts | JD | |
学士(文科系一般) | |||
BBA | Bachelor of Business Administration | MA | |
学士(経営学) |
Value | Description | Value | Description |
BE | Bachelor or Engineering | MBA | Master of Business Administration 修士(経営学) Master of Civil Engineering [日本には該当するものが無い] Master of Divinity 修 士 ( x x ) Master of Education 修士(教育学) Master of Electrical Engineering [日本には該当するものが無い] Master of Engineering 修 士 ( 工 学 ) Master of Fine Arts 修士(美術) Master of Mechanical Engineering [日本には該当するものが無い] Master of Science 修士(理学) Master of Science – Law [日本には該当するものが無い] Master of Science – Nursing 修士(看護学) Master of Theology 修 士 ( x x ) Medical Assistant [日本には該当するものが無い] Medical Technician 臨床検査技師Non-Graduate 在学中 Nurse Practitioner 診療看護師Physician Assistant [日本には該当するものが無い] Registered Medical Assistant [日本には該当するものが無い] Registered Pharmacist 薬剤師 Secretarial Certificate [日本には該当するものが無い] Trade School Graduate 商業学校卒業 |
学士(工学) | |||
BFA | Bachelor of Fine Arts | MCE | |
学士(美術) | |||
BN BS | Bachelor of Nursing [日本には該当するものが無い] Bachelor of Science | MDI MED | |
学士(理学) | |||
BSL | Bachelor of Science – Law | MEE | |
学士(法学) | |||
BSN | Bachelor on Science – Nursing | ME | |
学士(看護学) | |||
BT | Bachelor of Theology | MFA | |
学士(神学) | |||
CER CANP CMA CNP | Certificate [日本には該当するものが無い] Certified Adult Nurse Practitioner [日本には該当するものが無い] Certified Medical Assistant [日本には該当するものが無い] Certified Nurse Practitioner | MME MS MSL MSN | |
認定診療看護師 | |||
CNM | Certified Nurse Midwife | MT | |
助産師 | |||
CRN | Certified Registered Nurse | MDA | |
看護師 | |||
CNS | Certified Nurse Specialist | MT | |
専門看護師 | |||
CPNP DIP DBA | Certified Pediatric Nurse Practitioner [日本には該当するものが無い] Diploma [日本には該当するものが無い] Doctor of Business Administration | NG NP PA | |
博士(経営学) | |||
DED | Doctor of Education | RMA | |
博士(教育学) | |||
PharmD | Doctor of Pharmacy | RPH | |
博士(薬学) | |||
PHE | Doctor of Engineering | SEC | |
博士(工学) | |||
PHD PHS | Doctor of Philosophy 博 士 ( 学 術 ) Doctor of Science | TS | |
博士(理学) |
提案されている値については「使用者定義表0297-CN ID 出典」を参照。最初の成分を記述するのに用いる。第1
成分が値を持つとき、第8 成分または第9 成分または第10 成分と第11 成分の両方に値が必要である。
使用者定義表0297-CN-ID Source CN ID出典
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第9 成分 Assigning Authority-Namespace ID 割当権限者-ネームスペースID (IS)
割当権限者は通常HD データ型で表現されるが、このデータ型では全ての情報を表現できる3 つの成分に展開されている(CNS.9, CNS.10 およびCNS.11)。将来HD データ型に成分が追加される場合は、このデータ型にも同様の調整が必要となることに注意。第1 成分が値を持つときには、第8 成分または第9 成分または第10 成分と第11 成分の両方に値を設定する必要がある。
第10 成分 Assigning Authority-Universal ID 割当権限者-汎用ID (ST)
第11 成分が値を持つとき、この成分に値を設定する必要がある。第1 成分が値を持つときには、第8 成分または第
9 成分または第10 成分と第11 成分の両方に値を設定する必要がある。
第11 成分 Assigning Authority-Universal ID Type 割当権限者-汎用ID 型 (ID)
第10 成分が値を持つとき、この成分に値を設定する必要がある。第1 成分が値を持つときには、第8 成分または第 9 成分または第10 成分と第11 成分の両方に値を設定する必要がある。有効な値については、「HL7 表0301-汎用 ID 型」を参照。
CP 複合価格
HL7成分表-CP-Composite Price 複合価格
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | MO | R | Price 価 格 | |
2 | 2 | ID | O | 0205 | Price Type 価 格 型 |
3 | 16 | NM | O | From Value 始点の値 | |
4 | 16 | NM | O | To Value 終点の値 | |
5 | 483 | CWE | O | Range Units 範囲単位 | |
6 | 1 | ID | O | 0298 | Range Type 範 囲 型 |
注:このデータ型は、与えられたセグメント内の反復フィールドを定義するためにしばしば用いられる。
|100.00&USD^UP^0^9^min^P~50.00&USD^UP^10^59^min^P~10.00&USD^UP^60^999^P~50.00& USD^AP~200.00&USD^PF~80.00&USD^DC|
唯一必須成分であり、小数点を通常含んでいる。MO データ型の各成分がここでは副成分であることに注意すること。
コード化された値、データ型ID。有効な値については、「HL7 表0205-価格型」を参照。
HL7表0205-Price Type 価格型
Value | Description |
AP | administrative price or handling fee 管理上の価格あるいは手数料 |
DC | direct unit cost 直接の単位原価 |
IC | indirect unit cost 間接の単位原価 |
PF | professional fee for performing provider 実行提供者に対する専門職料金 |
TF | technology fee for use of equipment 機器の使用に対する技術料金 |
TP UP | total price 価格の合計 unit price, may be based on length of procedure or service |
単価、手続きまたはサービスの長さに基づいてもよい。 |
次の<終点の値>と共にNM データ型であり「範囲」を示す。範囲は時間または量として定義される。例えば、範囲は処置の最初の10 分間はある1つの価格であり、さらにもう1 つこのデータ型を繰り返すことで、次の10 分後から60 分後まではまた別の単価が設定され、最後の繰り返しで、60 分後からN 分後までの単価が3 番目の価格で指定することができる。
<価格型>成分がTP であるときには、<始点の値>と<終点の値>のいずれもnull の値をとることに注意。
上記の始点の値を参照。
コード化された値、CWE データ型。時あるいは量のいずれかの単位の標準の表によって定義されたもの。これは、範囲、例えば秒、分、時間、日、量(例えばカウント)に関連した単位について記述する。それは、<始点の値>および<終点の値>が存在するとき、必要とされる。
有効な値については、「HL7 表0298-CP 範囲型」を参照。
HL7表0298-CP Range Type CP範囲型
Value | Description |
P F | Pro-rate. Apply this price to this interval, pro-rated by whatever portion of the interval has occurred/been consumed 比例配分。この間隔にこの価格を適用する。発生/消費した間隔の部分によって比例配分される。 Flat-rate. Apply the entire price to this interval, do not pro-rate the price if the full interval has not occurred/been consumed 定額。この間隔に価格全体を適用する。価格全体が発生/消費しない場合価格の比例配分をしない。 |
CQ 単位付複合数量
HL7成分表-CQ-Composite Quantity with Units 単位付複合数量
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 16 | NM | O | Quantity 数 量 | |
2 | 483 | CWE | O | Units 単 位 |
注:CQ データ型は、他のデータ型に埋め込まれた場合、正式には表現できない。よってこのデータ型の使用はセグメントフィールドに限定される。
この成分はあるエンティティの数や量を表す。
この成分は、量の表現に際して用いられている単位を表す。フィールドごとに、デフォルトの単位が仕様の中で定義されていることがある。量がデフォルトの単位で測定されている場合、単位を送信する必要はない。量がデフォルトとは違う単位で記録されている場合は、単位を送信しなければならない。
例:
|123.7^kg| kilograms is an ISO unit
|150^lb&&ANSI+| weight in pounds is a customary US unit defined within ANSI+.
CSU チャンネル感度
HL7成分表-CSU-Channel Sensitivity チャンネル感度
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 60 | NM | R | Channel Sensitivity チャンネル感度 | |
2 | 20 | ST | C | Unit of Measure Identifier 測定単位識別子 | |
3 | 199 | ST | C | Unit of Measure Description 測定単位記述 | |
4 | 20 | ID | C | 0396 | Unit of Measure Coding System 測定単位コード体系 |
5 | 20 | ST | O | Alternate Unit of Measure Identifier 代替測定単位識別子 | |
6 | 199 | ST | O | Alternate Unit of Measure Description 代替測定単位記述 | |
7 | 20 | ID | O | 0396 | Alternate Unit of Measure Coding System 代替測定単位コード体系 |
このデータ型はチャンネルの感度(ゲイン)と、波形検査結果のそのチャンネルの測定単位を示す。
注:HL7 V2.5より、OBX-5測定値(*)がCDデータ型であるときに、7.14.1.5節のOBX-5.3で使用されているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Channel Sensitivity チャンネル感度 (NM)
この成分は、波形データの中の 1 ユニットに関する表示上の値、すなわちアナログデジタル変換の最小ビットの有効解像度とチャンネルの極性を送信する。
第2 成分 Unit of Measure Identifier 測定単位識別子 (ST)
チャンネル感度についての単位の指定。このフィールドは、測定単位記述が提示されない場合は必須である。
第3 成分 Unit of Measure Description 測定単位記述 (ST)
測定単位識別子の省略なしのテキスト表現の名称。このフィールドは、測定単位識別子が提示されない場合は必須である。
第4 成分 Unit of Measure Coding System 測定単位コード体系 (ID)
指定された単位系を示す。提案されている値については「HL7 表0396–コード体系表」を参照。このフィールドは、測定単位識別子が提示された場合は必須である。
第5 成分 Alternate Unit of Measure Identifier 代替測定単位識別子 (ST)
チャンネル感度についての代替単位の指定。
第6 成分 Alternate Unit of Measure Description 代替測定単位記述 (ST)
代替測定単位識別子の省略なしのテキスト表現による名称。
第7 成分 Alternate Unit of Measure Coding System 代替測定単位コード体系 (ID)
指定された代替単位系を示す。このフィールドは、代替測定単位識別子が提示された場合は必須である。提案されている値については「HL7 表0396–コード体系表」を参照。
CWE 例外を含むコード化値
HL7成分表–CWE-Coded with Exceptions 例外を含むコード化値
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | XXXXXXXXX XXXX |
0 | 00 | XX | X | Xxxxxxxxxx xxx | |
0 | 000 | XX | X | Xxxx xxxx | |
0 | 00 | XX | X | 0396 | Name of Coding System コード体系名称 |
4 | 20 | ST | O | Alternate Identifier 代替識別子 | |
5 | 199 | ST | O | Alternate Text 代替テキスト | |
6 | 20 | ID | O | 0396 | Name of Alternate Coding System 代替コード体系名称 |
7 | 00 | XX | X | Xxxxxx Xxxxxx Xxxxxxx XX xxx体系バージョンID | |
8 | 10 | ST | O | Alternate Coding System Version ID 代替コード体系バージョンID | |
9 | 199 | ST | O | Original Text 元のテキスト |
コード化された要素と、その要素に結びついた詳細を表す。CWEデータ型は、1)1以上の表が適用されることがある、あるいは、2)指定されたHL7表または外部定義の表がローカルの値で拡張されることがある、あるいは、3)文字列が指定された場合にコードが省略されることがある場合に用いられる。
使用上の注意:これは、一般的にはコードを用いて送信されるが、例外的な個体について、あるいは施設での合意に基づいて、コードが省略されることがあるフィールドである。例外的な実例は、使用されているコード体系が、文字列で表現されている概念を記述できるコードを持たないときに生じる。
第1成分~第3成分と第7成分は以下の3つの方法のうちの1つで用いられる:
a) コード化
識別子はあるコード体系からの有効なコードを含んでいる。コード体系は明示され、許されているコード体系の集合に含まれる値を持つか、コード体系は明示されていない
が、HL7コード体系と同じ意味を持つコードが指定されていると解釈されるかのいずれかである。有効な値については「HL7表0396–コード体系表」を参照。コード体系が"HL7コード体系"とは異なるいずれかのコード体系であるときには、バージョンIDに実際のバージョンIDの値を設定する必要がある。コード体系が"HL7コード体系"であるときには、バージョンIDには実際のバージョンIDの値を設定するか、指定されていなくても良い。バージョンIDが指定されていない場合には、メッセージヘッダのHL7バージョン番号と同じと解釈される。文字列の記述は省略可能だが、テストやデバッグの際のメッセージの可読性のために、文字列の記述を使うことが推奨されている。
例1a:検査の識別子としてLOINCが指定されており、検査の値がCWEの値として送られようとし、その検査の値はSNOMEDからとられているOBXセグメント。
OBX|1|CWE|883-9^ABO Group^LN|1|F-D1250^Type O^SNM3^^^^3.4|||N||F<CR>
例1b:検査内容の識別子がLOINCコードで、検査結果の値がCWEの値として送信される場合で、その値は(現在は仮想の)HL7表からとられている、OBXセグメント。
OBX|1|CWE|883-9^ABO Group^LN|1|O^Type O^HL74875^^^^2.3.1|||N||F<CR>
b) 非コード化
テキストの値は設定されているが識別子は値を持たず、コーディング体系とバージョン
IDは上記の選択肢1と同様の規則に従う場合。
例2:検査内容の識別子がLOINCコードで、検査結果の値がCWEの値として送信される場合で、その値は、正しい診療上の値が"Wesnerian"であり、これが許される値の集合に見当たらないため、文字列で送信されているOBXセグメント。
OBX|1|CWE|883-9^ABO Group^LN|1|^Wesnerian^SNM3^^^^3.4|||A||F<CR>
c) データ欠落
コード体系名称が「HL7 CWE状態」で、バージョンIDが実際の値が指定されたか、バージョンIDが提示されず、メッセージヘッダのバージョンと同じ意味を持つかの場合で、識別子の値は許されるCWEフィールド状態のうちの一つから取られている。CWEフィールド状態の許される値は下に示されており、将来HL7ボキャブラリーの一部として管理さ
れると思われる。コードに対する文字列による記述は省略可能。
例3:検査内容の識別子がLOINCコードで、検査結果の値はLCEの値として送られる場合で検査が実施されなかったため検査値が送れない場合のOBXセグメント。
OBX|1|CWE|883-9^ABO Group^LN|1|NAV^Not Available^HL70353^^^^2.3.1|||N||F<CR>
第9成分:
この成分は特定のコードが割り当てられる前に、自動処理または人間に提供される元の文字列を表す。このフィールドは省略可能である。
第3成分~第6成分および第8成分:
第3成分~第6成分および第8成分は省略可能である。これらはローカルのコードまたは記述した際にユーザが想定したコードを表現するのに用いられる。明示された場合は、
(CWEデータ型の)第1成分~第3成分および第7成分で述べられたのと同じ規則や解釈に従う。もし、双方が明示された場合には、第4成分の識別子と第1成分の識別子は全く同じ意味を持つ必要がある。すなわちこれらは正確な同義語である必要がある。
例4:検査内容の識別子はLOINCコードで、検査結果はCWEで送信される場合で、その値はSNOMEDから取られる場合のOBXセグメント。ユーザが想定したコードを記述するフィールドがローカルのコード体系(99LAB)を表現するために送信側のシステムで使用されている。
OBX|1|CWE|883-9^ABO Group^LN|1|F-D1250^Type O^SNM3^O^O Type Blood^99LAB^3.4^|||||F<CR>
値を取らない様々な状態に対し、状態値の表をCWEで使う場合の使用上の注意のまとめ: CWEデータ型は、コード化が必須でないか、認められた値の集合に、まだ含まれていない項目について文字列を送ることを許容しているコード化されたフィールドに使われるべきである。通常の場合、識別子は値の集合から選ばれたコードの値をとる。フィールドの値は知られていて、値の集合に含まれない場合は、値は文字列で送られ、識別子は値を持たない。フィールドの状態が不明であるばあいは、フィールドの第3の形式が用いられ(上記データ欠落を参照)、フィールドに対し適切な状態を表す値が許される状態の値の表から選択される。コードが存在しない場合についての有効な値は「HL7表0353- CWE状態」を参照。
HL7表0353-CWE Statuses CWE状態
Value | Description |
U | Unknown 不 明 |
UASK | Asked but Unknown 照会したが不明 |
NAV | Not available 利用不能 |
NA | Not applicable 対 象 外 |
NASK | Not asked 未 照 会 |
文字列の修飾子がコードに付随する場合、HL7メッセージの「フィールド」はCWEデータ型で、かつ繰り返しが許容されることになる。最初のフィールドのインスタンスは選択肢1にしたがって用いる。すなわち識別子は、有効なコードを持つことになる。繰り返されるフィールドの2番目のインスタンスは選択肢2にしたがって用いる、すなわち文字列による記述は、自由文による修飾子の値を取ることになる。
CWE.2 により参照される項目をユニークに識別する文字列(コード)である。コード体系が異なると、ここに入る識別子も異なる。
識別子の叙述的あるいはテキスト表現による名称、例えば、心筋梗塞あるいはX 線検査。
第3 成分 Name of Coding System コード体系名称 (ID)
識別子成分で用いられているコード体系を示す。
識別子とコード体系名称の組み合わせで、データの品目に対する一意的なコードとなる。それぞれのコード体系は一意的な識別子を持っている。有効な値については「HL7 表0396–コード体系表」を参照。
第4 成分 Alternate Identifier 代替識別子 (ST)
<テキスト>で言及される品目を一意に特定するもう一組の文字の並び(コード)。「CWE 例外を含むコード化値
-使用上の注意」を参照。
第5 成分 Alternate Text 代替テキスト (ST)
代替識別子の叙述的あるいはテキスト表現による名称。第 2 成分の「文字列」と類似。「CWE 例外を含むコード化値-使用上の注意」を参照。
第6 成分 Name of Alternate Coding System 代替コード体系名称 (ID)
代替識別子成分で用いられているコード体系を示す。「CWE 例外を含むコード化値-使用上の注意」を参照。
第7 成分 Coding System Version ID コード体系バージョンID (ST)
第1 成分~第3 成分で特定されるコード体系バージョンID。この成分は概念的には成分のグループ1~3に属するが、HL7 旧バージョンとの互換性のためにのみこの場所に現れている。
第8 成分 Alternate Coding System Version ID 代替コード体系バージョンID (ST)
第 4 成分~第 6 成分で特定されるコード体系バージョン ID。この成分は概念的には代替成分のグループ(「CWE例外を含むコード化値-使用上の注意」を参照)に属するが、HL7 旧バージョンとの互換性のためにのみこの場所に現れている。
第9 成分 Original Text 元のテキスト (ST)
特定のコードが割り当てられる前に、自動処理または人間に提示されていた元の文字列。
CX チェックディジット付き拡張複合 ID
HL7成分表-CX-Extended Composite ID with Check Digit チェックディジット付き拡張複合ID
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 15 | ST | R | ID Number ID 番 号 | |
2 | 1 | ST | O | Check Digit チェックディジット | |
3 | 3 | ID | O | 0061 | Check Digit Scheme チェックディジット形式 |
4 | 227 | HD | O | 0363 | Assigning Authority 割当権限者 |
5 | 5 | ID | O | 0203 | Identifier Type Code 識別子型コード |
6 | 227 | HD | O | Assigning Facility 割当施設 | |
7 | 8 | DT | O | Effective Date 発効日付 | |
8 | 8 | DT | O | Expiration Date 失効日付 | |
9 | 705 | CWE | O | Assigning Jurisdiction 割当管轄 | |
10 | 705 | CWE | O | Assigning Agency or Department 割当機関または行政組織 |
このデータ型はIDとそれに付随する管理上の詳細を示すのに使われる。
注:IDが英数字の場合、チェックディジットとチェックディジット形式はnullとなる。例: |1234567^4^M11^ADT01^MR^University Hospital|
識別子の値そのもの。
第2 成分 Check Digit チェックディジット (ST)
このデータ型でのチェックディジットは、メッセージ処理系により生成された後付けのものではない。識別番号の一部分で、送信側アプリケーションで使用される部分が、この成分でいうチェックディジットである。送信側のアプリケーションが自己生成のチェックディジットを識別番号に含めていない場合は、この成分はnull にしなければならない。
第3 成分 Check Digit Scheme チェックディジット形式 (ID)
使用されているチェックディジット形式を識別するコードである。有効な値について「HL7 表 0061-チェックディジット形式」を参照。
HL7表0061-Check Digit Scheme チェックディジット形式
Value | Description |
NPI | Check digit algorithm in the US National Provider Identifier |
米国医療従事者識別子に使用されているチェックデジィットアルゴリズム | |
ISO M10 | ISO 7064: 1983 Mod 10 algorithm Mod 10 アルゴリズム |
M11 | Mod 11 algorithm Mod 11 アルゴリズム |
Mod10 チェックディジットを計算するためのアルゴリズムは以下の通り。
識別子=12345 を持つと仮定した場合、右側から数えて奇数桁、つまり531 を2 倍して1062 を得る。右から数えて偶数桁、すなわち 42 を取り、これに 1062 を付加して 421062 を得る。この数字の 6 桁すべてを加算して 15 を得る。15 の次に大きい10 の倍数からこの数を減ずる、つまり20-15 により5 を得る。これがMod10 である。401 の場合のMod10 チェックディジットは0 である。9999 の場合は4 である。99999999 の場合は8 である。
用語
D = 1 の位から初めて、10 の位、100 の位と続く順番で振った、桁をあらわす数
W = 1 の位から初めて、10 の位、100 の位の順番で、2, 3, 4, 5, 6, 7, 2, 3, 4, 5, 6, 7 と6 桁ごとに繰り返す重みの数値
C = チ ェ ッ ク デ ィ ジ ッ ト
計算
1 の位から順に1 番目、2 番目、…の(d*w)の総和
(Step 1) m =
ただし、d=1 の位から最上位の方向に数える桁番号
かつ、w = 1 の位から始めて6 桁ごとに繰り返す2 から7 までの重み付けの数字
(Step 2) c1 = m mod 11
(Step 3) if c1 = 0 な ら ば 、 c1 = 1 に リ セ ッ ト す る
(Step 4) = (11 - c1) mod 10
例:番号が1234567 であれは、mod 11 チェックディジット= 4
計算は以下の通り
M | = | (7*2)+(6*3)+(5*4)+(4*5)+(3*6)+(2*7)+(1*2) |
= | 14 + 18 + 20 + 20 + 18 + 14 + 2 | |
= | 106 | |
c1 | = = | 106 mod 11 7 |
c | = | (11-c1) mod 10 |
= | 4 mod 10 | |
= | 4 |
上記以外のチェックディジットは、関係者双方の取り決めにより使うことができる。
第4 成分 Assigning Authority 割当権限者 (HD)
割当権限者は、データを生成したシステム(組織、政府機関、部署)の一意的な名称である。有効な値については
「使用者定義表0363-割当権限者」を参照。
使用者定義表0363-Assigning Authority 割当権限者
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
割当権限者に加えて、あるいはその代わりに、割当管轄、割当行政組織、割当機関について意味のある値を送信する必要のある場合、CX.9 およびCX.10 を参照すること。しかしながら、3 つの成分全てに値が与えられることがある。その際、CX.9 および/またはCX.10 の値がCX.4 と矛盾を起こすことが判明した場合は、ユーザはメッセージプロファイル、あるいはその他の実装規約を調べて、どちらを優先すべきかの記述を見つけることになる。
注:
HDデータ型が別のデータ型のフィールドのコンポーネントとして特定のセグメントで使用されている場合、「使用者定義表0300-ネームスペースID」(HDコンポーネントの最初のサブコンポーネントによって参照される)は、そのセグメントを担当する技術委員会によって再定義(異なる使用者定義表番号と名前を指定)されることがある。
サイトの合意により、実装者は最初のサブコンポーネントに「使用者定義表0300-ネームスペースID」を使い続けることができる。
第5 成分 Identifier Type Code 識別子型コード (ID)
ID の型に対応するコード。場合によっては、このコードが「割当権限者」成分の修飾語として用いられることもある。有効な値については「HL7 表0203-ID 型」を参照。
HL7表0203-Identifier Type ID型
Value | Description | Comments |
AM | American Express | HL7 V2.5 で非推奨となり、BC に置き換えられた |
アメリカン・エクスプレス | ||
AN ANON | Account number 勘定番号 Anonymous identifier | 勘定に対する一意的な識別子 生物に対する識別子で、その本当の出自が保護されているか、制限されているもの。 |
匿名識別子 | 理由:公衆衛生報告には、特定の結果の報告をする際に患者の出自を保護するため、 | |
匿名識別子が時々使用される。例えば、州の健康局はHIV 抗体が陽性となった患者の | ||
報告に、ある生成規則による匿名識別子を使用するかもしれない。 | ||
匿名識別子はPID 3 で、医療記録番号やその他の匿名でない識別子の代わりに用いる | ||
ことができる。匿名識別子の割当権限者は州や地域の健康局 | ||
であろう。 | ||
ANC | Account number Creditor | クラス:会計 |
債権者勘定番号 | 勘定番号のより正確な定義;2 つの別の勘定番号が同じメッセージで送信する必要が | |
あるときがあり、ひとつは債権者のであり、もうひとつは債務者のである。 | ||
Kreditorenkontonummer (ドイツ語で)「債権者勘定番号」 |
Value | Description | Comments |
AND | Account number debitor | クラス:会計 |
債務者勘定番号 | 勘定番号のより正確な定義;2 つの別の勘定番号が同じメッセージで送信する必要が | |
あるときがあり、ひとつは債権者のであり、もうひとつは債務者のである。 | ||
Debitorenkontonummer (ドイツ語で)「債務者勘定番号」 | ||
ANT | Temporary Account Number | クラス:会計 |
暫定勘定番号 | 勘定番号の暫定版 | |
ユースケース:通常は勘定番号を割り当てしない補助システムが最初に患者を登録す | ||
る。補助システムが、公式な勘定番号が割り当てられるまで使用する暫定勘定番号を | ||
生成する。 | ||
APRN | Advanced Practice Registered Nurse number | 認定委員会の管轄下で重複しない上級診療看護師に対する識別子 |
上級診療看護師番号 | ||
BA | Bank Account Number | クラス:会計 |
銀行口座番号 | ||
BC | Bank Card Number | クラス:会計 |
銀行カード番号 | 個人の銀行カードについて一意的な識別子。HL7 V2.5 より、AM、DI、DS、MS およ | |
びVS を置き換える。 | ||
BR | Birth registry number | |
出生記録番号 | ||
BRN | Breed Registry Number | |
品種登録番号 | ||
CC | Cost Center number | クラス:会計 |
コストセンター番号 | ユースケース:特に伝票に関する情報を送信する場合に必要となる。 | |
CY DDS | County number x x 号Dentist license number | 免許委員会の管轄内で重複しない歯科医に対する識別子 |
歯科医免許番号 | ||
DEA | Drug Enforcement Administration registration number 薬物施行管理登録番号 | 統制されている物質の管理や取り扱いに関わる個人や組織に対する識別子 ユースケース:これは、統制されている物質の管理や取り扱いに関わる個人や組織に対する識別子である。 DEA 番号は米国内では非常に明確で広く受け入れられた意味をもっている。米国内で |
は米国麻薬取締局だけがDEA 番号だけを割り当てているのではない。病院は、そこ | ||
に勤務する研修医師にDEA 番号を発行する権限をもつ。これらのDEA 番号は病院の | ||
DEA 番号に基づくが、研修医師への割り当て権限は病院にある。このため識別子型と | ||
してのDEA と共に、割当権限者としてのDEA が必要である。 | ||
DI | Diner’s Club card | HL7 V2.5 で非推奨となり、BC に置き換えられた |
ダイナーズクラブカード | ||
DFN | Drug Furnishing or prescriptive authority Number | 医療従事者に割り当てられる識別子で、その人に薬剤オーダを書く権限を与える ユースケース:診療看護師は薬剤を調達または処方する権限を持つ;第1 成分にこの |
薬剤調達あるいは処方権限者 番号 | 識別子を含む。 | |
DL | Driver’s license number | |
運転免許証番号 | ||
DN | Doctor number | |
医師番号 | ||
DPM | Podiatrist license number | 免許委員会の管轄内で重複しない足病医に対する識別子 |
足病医免許番号 | ||
DO | Osteopathic License number | 免許委員会の管轄内で重複しない整骨医に対する識別子 |
整骨医免許番号 | ||
DR | Donor Registration Number | |
ドナー登録番号 | ||
DS | Discover Card | HL7 V2.5 で非推奨となり、BC に置き換えられた |
ディスカバーカード | ||
EI | Employee number | ある雇用者について被雇用者を唯一特定する番号 |
被雇用者番号 | ||
EN | Employer number | |
雇用者番号 | ||
FI GI | Facility ID 施 設 ID Guarantor internal identifier | クラス:会計 |
保証人内部識別子 | ||
GL | General ledger number | クラス:会計 |
総元帳番号 | ||
GN | Guarantor external identifier | クラス:会計 |
保証人外部番号 | ||
HC | Health Card Number | |
健康カード番号 |
Value | Description | Comments |
JHN | Jurisdictional health number (Canada) | クラス:保険 2 通りの使い方がある:a)UK 管轄下のCHI 番号;b)カナダの州の健康カード番 |
管轄下健康番号(カナダ) | 号: | |
IND | Indigenous/Aboriginal | カナダ外の先住民あるいは原住民集団のメンバーに割り当てられた番号 |
先住民/原住民 | ||
LI | Labor and industries number | |
労働および産業番号 | ||
LN | License number | |
免許番号 | ||
LR MA | Local Registry ID 地方登録ID Patient Medicaid number | クラス:保険 |
患者メディケイド番号 | ||
MB | Member Number 会員番号 | ある保険契約の被保険者に対する識別子(この被保険者は必ず契約者を持つ)で通常 |
保険会社によって割り当てられる。 | ||
ユースケース:ある人が保険契約によって保証される。この人はその契約の契約者で | ||
ある場合も、契約者でない場合もある。 | ||
MC | Patient's Medicare number | クラス:保険 |
患者のメディケア番号 | ||
MCD | Practitioner Medicaid number | クラス:保険 |
医療従事者 | ||
メディケイド番号 | ||
MCN | Microchip Number | |
マイクロチップ番号 | ||
MCR | Practitioner Medicare number | クラス:保険 |
医療従事者 | ||
メディケア番号 | ||
MD | Medical License number | 免許委員会の管轄内で重複しない医師に対する識別子 |
医師免許番号 | ユースケース:これらの免許番号は識別子として使用される。州によっては以下の3 | |
つの識別子を同じ権限者が発行する。すなわち、医師、整骨医、医師補助者の免許が | ||
全てひとつの州の医療委員会で発行される。この場合、CX データ型では、第1 成分 | ||
を正確に解釈するために別個の識別子型が必要となる。さらに、これらの免許型の区 | ||
別はほとんどの医療現場で非常に重要となる。(このような免許型は免許の情報を全 | ||
ては伝えるためのものではない、そのためには関連する属性すべてに対応するセグメ | ||
ントが必要になる) | ||
MI | Military ID number 軍ID 番号 | 過去に従軍経験をもつが現在は兵役についていない個人に割り当てられる番号。この番号は国防省または在郷軍人局(VA)が割り当てる。 |
MR | Medical record number | 一組の診療記録の中で患者について一意的な識別子で、必ずしもひとつのアプリケー |
診療記録番号 | ションの中でユニークである必要はない。 | |
MRT | Temporary Medical Record Number | 診療記録番号の暫定版 ユースケース:通常は診療記録番号を割り当てしない補助システムが最初に患者を登 |
暫定診療記録番号 | 録する。補助システムが、公式な診療記録番号が割り当てられるまで使用する暫定診 | |
療記録番号を生成する。 | ||
MS | MasterCard | HL7 V2.5 で非推奨となり、BC に置き換えられた |
マスターカード | ||
NE | National employer identifier | 米国では、この値の割当権限者は一般的にCMS(メディケア・メディケイドセンタ |
xx雇用者番号 | ー)だが、HIPPA に関する取引については、全ての医療従事者および保険会社がこの | |
番号を使用しうる。 | ||
NH | National Health Plan Identifier | クラス:保険 |
xx健康ブラン識別子 | 英国のNHS(国民健康保健サービス)のxx識別子。 | |
米国では、この値の割当権限者は一般的にCMS(メディケア・メディケイドセンタ | ||
ー)だが、HIPPA に関する取引については、全ての医療従事者および保険会社がこの | ||
番号を使用しうる。 | ||
NI | National unique individual identifier | クラス:保険 米国では、この値の割当権限者は一般的にCMS(メディケア・メディケイドセンタ |
xx個人特定識別子 | ー)だが、HIPPA に関する取引については、全ての医療従事者および保険会社がこの | |
番号を使用しうる。 | ||
NII | National Insurance Organization Identifier | クラス:保険 ドイツでの国制定の保険会社に対する識別子。この識別子は保険カード(健康カー |
xx保険機関識別子 | ド)に印刷されている。健康カード自体の番号と混同しないこと。 | |
Krankenkassen-ID der KV-Karte(ドイツ語)KV カードの健康保険組合ID |
Value | Description | Comments |
NIIP | National Insurance Payor Identifier (Payor) | クラス:保険 ドイツでの保険料の支払者を指す保険組合識別子 |
xx保険支払者識別子(保険 料の支払者) | Krankenkassen-ID des Rechnungsempfängers (ドイツ語)領収書受取人の健康保険組合ID | |
ユースケース:下部団体がその識別子でカードを発行するが、その上部団体が保険料 | ||
の請求に対して支払う場合 | ||
NNxxx | National Person Identifier where the xxx is the ISO table 3166 3-character (alphabetic) country code xxx はISO 表3166 に基づく | |
(アルファベット)3 文字に | ||
よる国コードで、その国が定 | ||
める個人特定識別子 | ||
NP | Nurse practitioner number | 認証委員会の管轄下で一意的な診療看護師の番号 |
診療看護師番号 | ||
NPI | National provider identifier | クラス:保険 |
xx医療従事者識別子 | 米国では、この値の割当権限者は一般的にCMS(メディケア・メディケイドセンタ | |
ー)だが、HIPPA に関する取引については、全ての医療従事者および保険会社がこの | ||
番号を使用しうる。 | ||
OD | Optometrist license number | 免許委員会の管轄下で一意的な視力測定医の番号 |
視力測定医免許番号 | ||
PA | Physician Assistant number | 免許委員会の管轄下で一意的な医師補助者の番号 |
医師補助者番号 | ||
PCN | Penitentiary/correctional institution Number | 収監されている人に割り当てられる番号 |
刑務所/矯正施設番号 | ||
PE | Living Subject Enterprise Number | ある(医療)法人(割当権限者より特定される)内での生物体の番号 |
法人生物体番号 | ||
PEN | Pension Number | |
年金番号 | ||
PI | Patient internal identifier | 割当権限者の内部で一意的な患者の番号 |
患者内部識別子 | ||
PN | Person number | 割当権限者で一意的な生物体の番号 |
個人番号 | ||
PNT | Temporary Living Subject Number | 生体物番号の暫定版 |
暫定生体物番号 | ||
PPN | Passport number | 個人をある国の市民であることを保証する文書に与えられる一意的な番号 |
バスボート番号 | 米国ではこの番号は連邦政府のみによって発番される。 | |
PRC | Permanent Resident Card Number | |
永住者カード番号 | ||
PRN | Provider number | 割当権限者の管轄下で、個々の医療従事者、医療従事者のグループまたは組織につい |
医療従事者番号 | て一意的な番号 | |
ユースケース:PRN は個人(看護師)を指すこともグループ/組織(整形外科手術チ | ||
ーム)を指すこともできる。 | ||
PT | Patient external identifier | |
患者外部識別子 | ||
QA RI | QA number QA 番号 Resource identifier | 一般化されたリソース識別子。 |
リソース識別子 | ユースケース:リソースという名で一般に知られるものを入れるために必要となった | |
識別子型。リソースには人間(例、呼吸療法士)、人間以外の生物(例、伴侶動 | ||
物)、非生物(例、検査室)、組織(糖尿病教育クラス)やその他物理的、論理的エ | ||
ンティティが含まれうる。 | ||
RPH | Pharmacist license number | 免許委員会の管轄下で一意的な薬剤師の識別子。 |
薬剤師免許番号 | ||
RN | Registered Nurse Number | 免許委員会の管轄下で一意的な登録看護婦の識別子。 |
登録看護婦番号 | ||
RR | Railroad Retirement number | |
鉄道退職番号 | ||
RRI | Regional registry ID 地域登録ID | |
SL | State license 州 免 許 |
Value | Description | Comments |
SN | Subscriber Number | クラス:保険 |
加入者番号 | 健康保険の加入者に対する識別子で、保険会社の中で重複がなく、また通常保険会社 | |
によって割り当てられる。 | ||
ユースケース:ある人が健康保険の加入者である。その人の家族はその健康保険の対 | ||
象者でありうるが、加入者ではない。 | ||
SR SS | State registry ID 州登録ID Social Security number | |
社会保険番号 | ||
TAX TN | Tax ID number 税ID 番号 Treaty Number/ (Canada) | カナダの先住民グループの構成員に割り当てられる番号 |
条約番号/(カナダ) | ユースケース:ファースト・ネイション | |
U | Unspecified identifier | |
不特定の識別子 | ||
UPIN | Medicare/CMS (formerly HCFA)’s Universal Physician Identification numbers メディケア/CMS メディケ | クラス:保険 |
ア・メディケイドセンター | ||
(以前のHCFA 医療保険財政 | ||
管理局)の全米医師識別番号 | ||
VN | Visit number 受診番号 | |
VS WC WCN | VISA ビ ザWIC identifier WIC 母子センター識別子 Workers’ Comp Number | HL7 V2.5 で非推奨となりBC に置き換えられた。 |
ワーカーズ・コンプ | ||
(保険組合)番号 | ||
XX | Organization identifier | |
組織識別子 |
第6 成分 Assigning Facility 割当施設 (HD)
患者に最初に識別子が割り当てられた、建物・場所の識別子。この成分は識別子の固有の部分ではないが、識別子の履歴に関する部分である。この成分は、特定の相互通信システムのために存在している。
注:
HDデータ型が別のデータ型のフィールドのコンポーネントとして特定のセグメントで使用されている場合、「使用者定義表0300-ネームスペースID」(HDコンポーネントの最初のサブコンポーネントによって参照される)は、そのセグメントを担当する技術委員会によって再定義(異なる使用者定義表番号と名前を指定)されることがある。
第7 成分 Effective Date 発効日付 (DT)
判明している場合、識別子が正当で有効となる最初の日付。
第8 成分 Expiration Date 失効日付 (DT)
判明している場合、識別子が正当で有効となる最後の日付。
第9 成分 Assigning Jurisdiction 割当管轄 (CWE)
第1 成分の識別子を割り当てた、地勢的行政的機関。発行された識別子についての管轄の管理単位が国である場合、有効な値については「HL7 表0399-国コード」を参照
発行された識別子についての管轄の管理単位が都道府県である場合、有効な値については「使用者定義表0347-都道府県」を参照。
発行された識別子についての管轄の管理単位が市町村である場合、有効な値については「使用者定義表0289-市町村」を参照。
この情報をOIDとして送信する必要がある場合、受信者はCX.4を参照する。HL7表0399-Country Code 国コード
Value | Description |
use 3-character (alphabetic) form of ISO 3166 ISO3166 の3 文字(アルファベット)を使用 |
使用者定義表0399-State/Province 都道府県
Value | Description |
No suggested values defined 定義されている推奨値はなし |
使用者定義表0289-County/Parish 市町村
Value | Description |
No suggested values defined 定義されている推奨値はなし |
第10 成分 Assigning Agency or Department 割当機関または行政組織 (CWE)
第1 成分の識別子を割り当てた機関あるいは行政組織。発行された識別子についての管轄の管理単位が組織、機関、行政組織である場合、提案されている値については「使用者定義表0530-組織、機関、行政組織」を参照。
これには、サイト固有の割り当て権限がある。
また、CX-5 のID 型が政府または組織単位内の複数の機関によって割り当てられる場合は、国内または国際コードも含める必要がある。
たとえば、連邦政府には、軍の識別子を割り当てる2 つの部門、その退役軍人部門および防衛部門がある。
社会保障管理局(SSA)、移民帰化局(INS)、メディケアセンター、およびメディケイドサービス(CMS)などのエンティティの値は識別子タイプテーブルに含まれているため、含めることは推奨しない。
このような場合、国の名前と識別子の種類を足したものが、構成要素1 の識別子の正しい解釈になる。
同様に、州と識別子の種類の組み合わせによってコンポーネント 1 の識別子が正しく解釈されるため、自動車部門
(DMV)やライセンシングボードなどのエントリは含めることは推奨しない。
このアプローチは、正確な交付機関を特定し、人事管理メッセージに必要な機関情報を発行することを規定している15 章「人事管理」のセグメントに記載されている詳細情報と混同しないこと。
使用者定義表0530-Organization, Agency, Department 組織、機関、行政組織
Value | Description |
AE | American Express アメリカン・エクスプレス |
DEA | Drug Enforcement Agency 麻薬取締局 |
DOD | Department of Defense 国 防 省 |
MC | Master Card マスターカード |
VA | Veterans Affairs 在郷軍人局 |
VI | Visa ビ ザ |
DDI 日割控除情報
H7成分表-DDI-Daily Deductible Information 日割控除情報
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 3 | NM | O | Delay Days 据え置き日数 | |
2 | 16 | MO | R | Monetary Amount 金 額 | |
3 | 4 | NM | O | Number of Days 日 数 |
このデータ型は日割控除の詳細情報を表す。
注:HL7V2.5より、6.5.7.30節のIN2-30で使用されているCMデータ型を置き換える。
何日後から日割控除が始まるかの日数。
控除の金額。
控除が適用される日数。この成分に値が入っていない場合は、日数は不定であることを意味する。
DIN 日付と施設名称
HL7成分表-DIN – Date and Institution Name 日付と施設名称
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME | |
1 | 26 | TS | R | Date 日 付 | ||
2 | 483 | CWE | R | 0531 | Institution Name | 施設名称 |
スタッフの一員が有効ないし無効になる日付と施設を示す。
注:HL7 V2.5より、15.4.6.12節のSTF-12および15.4.6.14節のSTF-13で使用されているCMデータ型を置き換える。
スタッフの一員が有効ないし無効になる日付を示す。
第2 成分 Institution Name 施設名称 (CWE)
スタッフの一員が勤務するあるいはしていた施設を示す。提案されている値については「使用者定義表 0531 – 施設」を参照。
使用者定義表0531-Institution 施設
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
DLD 退院先と日付
HL7成分表-DLD-Discharge Location and Date 退院先と日付
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 20 2 26 | IS TS | R O | 0113 | Discharge Location 退 院 先 Effective Date 発効日付 |
患者の退院先の医療施設と日付を示す。
注:HL7 V2.5より、3.4.3.37節のPV1-37で使用されているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Discharge Location 退院先 (IS)
患者の退院先である医療施設を示す。提案されている値については「使用者定義表0113 -退院先」を参照。
使用者定義表0113-Discharged to Location 退院先
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第2 成分 Effective Date 発効日付 (TS)
患者が別の医療施設へ退院した日を示す。
DLN 運転免許証番号
H7成分表-DLN-Driver’s License Number 運転免許証番号
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | ST | R | License Number 免許証番号 | |
2 | 20 | IS | O | 0333 | Issuing State, Province, Country 発行州、省、国 |
3 | 24 | DT | O | Expiration Date 失効日付 |
運転免許証番号、発行地、有効期限を表す。
第1 成分 License Number 免許証番号 (ST)
運転免許証番号を格納する。
第2 成分 Issuing State, Province, Country 発行州、省、国 (IS)
運転免許証の発行権限者。州または省については公式な郵便コード、国のコードについてはISO 3166 を参照。ISO 3166 は 3 つの異なる形式の国コードをもっている。HL7 は国コードには 3 文字(のアルファベット)を使うことを定めている。「使用者定義表 0333-運転免許証発行権限者」が、この成分に対する値の使用者定義表についての HL7 識別子として使用される。
使用者定義表0333-Driver’s License Issuing Authority 運転免許証発行権限者
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第3 成分 Expiration Date 失効日付 (DT)
運転免許証の失効日付(DT)。
DLT デ ル タ
HL7成分表-DLT-Delta デルタ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 2 | 33 4 | NR NM | O O | Normal Range 正常範囲 Numeric Threshold 閾 値 |
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
3 1 4 4 | ID NM | O O | 0523 | Change Computation 変化量の計算 Days Retained 保持日数 |
デルタチェック警告を制御する情報を記述する。
注:HL7 V2.5より、8.5.4.9節のOM2-9で使用されているCMデータ型を置き換える。
参照データの正常範囲を示す。
第2 成分 Numeric Threshold 閾値 (NM)
変化が検出される閾値。
例えば、閾値は10 に設定。
第3 成分 Change Computation 変化量の計算 (ID)
変化量の計算が、パーセント変化あるいは絶対値変化のいずれで行われるかを示す。採り得る値は「HL7 表0523 –計算型」を参照。
HL7表0523 – Computation Type 計算型
Value | Description |
% a | Indicates a percent change パーセント変化量で表記 Absolute Change 絶対値変化量 |
デルタチェックの計算のために、値を保持する時間の長さを日数で表す。
DR 日付/時刻の範囲
HL7成分表-DR-Date/Time Range 日付/時刻の範囲
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 26 2 26 | TS TS | O O | Range Start Date/Time 開始日付/時刻 Range End Date/Time 終了日付/時刻 |
書式:YYYY[MM[DD[HHMM[SS[.S[S[S[S]]]]]]]][+/-ZZZZ] & <精度>
注:DRデータ型は、他のデータ型に埋め込まれた場合、正式には表現できない。よってこのデータ型の使用はセグメントフィールドに限定される。
第1 成分 Range Start Date/Time 開始日付/時刻 (TS)
指定された範囲内の最初の日付/時刻(タイムスタンプ)を含んでいる。
第2 成分 Range End Date/Time 終了日付/時刻 (TS)
指定された範囲内の最後の日付/時刻を含んでいるTS(タイムスタンプ)データ型によって精度の指定ができることに注意すること。
DT 日 付
HL7成分表-DT-Date 日付
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
8 | Date 日 付 |
常に書式YYYY[MM[DD]]で表記、桁数により精度が規定される。例: |19880704|
西暦と年をオプションの精度で月と日に指定する。
HL7 V2.3 以降、入力される桁数は書式:YYYY [MM [DD]] を使用して精度を示す。したがって:
a)「年」の精度まで示すには最初の4文字のみを用いる。 b)「月」の精度まで示すには最初の6文字を用いる。
c)「日」の精度まで示すには最初の8文字を用いる。例:
|19880704|
|199503|
HL7 V2.3 以前では、このデータ型はYYYYMMDD の形式で指定されていた。 HL7 V2.3 以降、「月」と「日」は不要になった。
サイト特有の合意により、下位互換性を維持する必要がある場合はYYYYMMDD が使用できる。
DTM 日付/時刻
HL7成分表-DTM-Date/Time 日付/時刻
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
24 | Date/Time 日付/時刻 |
ある時刻の一点を24時間制の時計表記で示す。
格納されている文字の数(タイムゾーンの指定を除く)で時刻の精度を示す。書式: YYYY[MM[DD[HH[MM[SS[.S[S[S[S]]]]]]]]][+/-ZZZZ]
従って:
「年」の精度まで示すには最初の4文字のみ用いる。
「月」の精度まで示すには最初の6文字を用いる。
「日」の精度まで示すには最初の8文字を用いる。
「時」の精度まで示すには最初の10文字を用いる。
「分」の精度まで示すには最初の12文字を用いる。
「秒」の精度まで示すには最初の14文字を用いる。
「1/10秒」の精度まで示すには最初の16文字を用いる。
「1/10000秒」の精度まで示すには最初の19文字を用いる。例:|199904| は1999年4月を示す。
タイムゾーン(+/-ZZZZ)は、協定世界時(UTC)(以前のグリニッジ標準時(GMT))から+/-HHMMの時差があることを示し、+0000あるいは-0000は共にUTC(時差なし)を示す。HL7符号化規則で用いられる個々のデータ表現はISO 8824-1997(E)に準拠している。
タイムゾーンが含まれない場合は、タイムゾーンは送信側の現地時間にデフォルトされることに注意。またDTMやTSの値を持つフィールドでHHMMの部分を持つものについては、0000は YYYYMMDDの部分で与えられる日の前の日から続く夜の真夜中を表すことにも注意〈以下の例を参照〉。
例:
Time | Description |
|19760704010159-0500| | 東部標準時間(米国)の1976 年7 月4 日の1:01:59 |
|19760704010159-0400| | 東部夏時間(米国)の1976 年7 月4 日の1:01:59 |
|198807050000| | 送信側の現地時間の1988 年7 月4 日から7 月5 日の間の夜の真夜中 |
|19880705| | 前の例に同じ、ただし精度は日までである。出生時刻が不明の時の生年月日に用いることが |
できる。 | |
|19981004010159+010| | オランダ、アムステルダムでの1998 年10 月4 日 1:01:59(タイムゾーンは+0100) |
HL7標準はタイムゾーンの時差を定期的に送信することを強く推奨しているが、必須とはしていない。全てのHL7システムはタイムゾーンの時差を受け付けることを必須とされているが、その実装はアプリケーション固有である。多くのアプリケーションにとって関心のある時刻は、送信側の現地時間である。
注記:タイムゾーン[+/-ZZZZ]を使う場合は、法的に定義されたタイムゾーンを用い、
HHMMの形式で表すことに注意。
この規則のひとつの例外としては、たまたま違うタイムゾーンに属する診療所と近くの病院で収集された患者データを処理する診療システムの場合が挙げられる。このようなアプリケーションは共通の表示に変換することを選択するだろう。同じような問題がサマータイムの導入と終了時にも当てはまる。HL7はこのような要件に対し、情報の送信時にタイムゾーン情報を必須とすることで対応している。しかしながら、HL7は受信側でここに論じたいずれの処置をとるのかについては言及していない。
DTN 日付型および数値
HL7成分表-DTN – Day Type and Number 日付型および数値
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 2 2 3 | IS NM | R R | 0149 | Day Type 日付型 Number of Days 日 数 |
このデータ型は日付型と承認が有効な日数を示す。
注:HL7 V2.5より、6.5.8.11節のIN3-11で使用されているCMデータ型を置き換える。
日付が否認されたか、保留されたか、承認されたかを示す。
提案されている値については、「使用者定義表 0149 –日付型」 を参照。
使用者定義表0149 - Day Type 日付型
Value Description | Comments |
AP Approved 承 認 DE Denied 否 認 PE Pending 保 留 |
承認が有効な日数を示す。
ED カプセル化されたデータ
HL7成分表-ED-Encapsulated Data カプセル化されたデータ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 227 | HD | O | Source Application 送信元アプリケーション | |
2 | 9 | ID | R | 0191 | Type of Data データ型 |
3 | 18 | ID | O | 0291 | Data Subtype データサブ型 |
4 | 6 | ID | R | 0299 | Encoding 符 号 化 |
5 | 65536 | TX | R | Data デ ー タ |
このデータ型は、カプセル化されたデータを送信元システムから送信先システムへ送信する。それは、送信元システムの識別、データの型、データの符号化方式およびデータ自身を含んでいる。このデータ型は、RP-参照ポインタデータ型に似ているが、このデータ型は一方のシステム上のデータを指すべき代わりに、そのシステムへ送られるべきデータを含んでいる。
第1 成分 Source Application 作成アプリケーション (HD)
データの生成元であるシステムを特定する一意的な名称。参照ポインタにおけるのと同一の形式と制限を持つ。
参照ポインタ (RP) データ型の「データの型」成分と同一。有効な値については「HL7 表0191-参照データの型」を参照。
HL7表0191– Type of Referenced Data 参照データの型
Value | Description |
AP | Other application data, typically uninterpreted binary data (HL7 V2.3 and later) 他のアプリケーションのデータ、特に翻訳されないバイナリデータ(HL7 V.2.3 以降) |
AU | Audio data (HL7 V2.3 and later) 音声データ(HL7 V.2.3 以降) |
FT | Formatted text (HL7 V2.2 only) 書式付テキスト(HL7 V.2.2 のみ) |
IM | Image data (HL7 V2.3 and later) 画像データ(HL7 V.2.3 以降) |
Multipart | MIME multipart package MIME マルチパートパッケージ |
NS | Non-scanned image (HL7 V2.2 only) スキャン以外の画像(HL7 V.2.2 のみ) |
SD | Scanned document (HL7 V2.2 only) スキャンされた文書(HL7 V.2.2 のみ) |
SI TEXT TX | Scanned image (HL7 V2.2 only) スキャンされた画像(HL7 V.2.2 のみ) Machine readable text document (HL7 V2.3.1 and later) 機械可読のテキスト文書(HL7 V2.5 以降) Machine readable text document (HL7 V2.2 only) 機械可読のテキスト文書(HL7 V.2.2 のみ) |
第3 成分 Data Subtype データサブ型 (ID)
参照ポインタ (RP) データ型の「サブ型」成分と同一。有効な値については「HL7 表 0291-参照データのサブ型」を参照。
HL7表0291-Subtype of Referenced Data 参照データのサブ型
Value | Description |
BASIC DICOM FAX | ISDN PCM 音声データ Digital Imaging and Communications in Medicine ファクシミリデータ |
GIF HTML JOT JPEG Octet-stream | Graphics Interchange Format Hypertext Markup Language 電子インクデータ(Jot 1.0 標準) Joint Photographic Experts Group 解釈されないバイナリデータ |
PICT | PICT 形式画像データ |
PostScript RTF SGML | PostScript プログラム Rich Text Format Standard Generalized Markup Language (HL7 V.2.3.1 以降) |
TIFF | TIFF 画像データ |
x-hl7-cda-level-one | HL7 Clinical Document Architecture Level One 文書 |
XML | Extensible Markup Language (HL7 V.2.3.1 以降) |
続く2 進数8 ビットの列をASCII 文字で表現するのに使用された符号化形式。有効な値については「HL7 表0299
-符号化」を参照。
HL7表0299-Encoding 符号化
Value | Description |
A | コーディングはない。データは表示可能なASCII 文字である。 |
Hex | 16 xxのコーディング。連続するペアの16 進数字は連続する単一オクテットを表す。 |
Base64 | MIME(多目的インターネットメール拡張)標準のRFC1521 によって定義されるコーディング。4 つの |
連続するASCII 文字が、二進法データの連続する3 つのオクテットを表す。Base64 は、米国ASCII | |
の65 文字サブセットを利用し、これを構成するのは大文字および小文字の英字、数字「0」から「9」 | |
まで、「+」、「/」および「=」である。 |
MIME インターネット標準のRFC1521 により、Base64 を以下のように定義する。24 ビットの入力グループ(3 つのオクテット)を横切って左から右に進むので、各6 ビットのグループは印刷可能な64 文字の配列として使用する。指標によって参照された文字が、コード化された文字列に置かれる。これらの文字は「HL7 表0290-MIME base64コード化文字」に示され、普遍的に表現可能なように選択される。
24 ビット未満がデータの終わりで入力グループにおいて利用可能な場合、特別の処理を実行する。十分なコーディング量はデータの終わりで常に完成される。24 入力ビット未満が入力グループにおいて利用可能な場合、6 ビット・グループの整数を形成するために、右側にゼロビットを付加する。
入力データのない出力フィールド文字は文字「=」に設定される。コード化された出力はすべてオクテットの整数であるので、次の場合だけが発生する。
(1)入力の最終量は24 ビットの不可欠な倍数である。
ここで、コード化された出力の最終単位は「=」のパディングなしの4 文字の不可欠な倍数になる。
(2)入力の最終量はちょうど8 ビットである。
ここで、コード化された出力の最終単位は2 つの「=」パッド文字が後続する2 文字になる。
(3)入力の最終量はちょうど16 ビットである。
ここで、コード化された出力の最終単位は1 つの「=」パッド文字が後続する3 文字になる。
HL7表0290-MIME Base64 コード化文字
Value/Code | Value/Code | Value/Code | Value/Code | |||
0 | A | 17 | R | 34 | I | 51 z |
1 | B | 18 | S | 35 | j | 52 0 |
2 | C | 19 | T | 36 | k | 53 1 |
3 | D | 20 | U | 37 | l | 54 2 |
4 | E | 21 | V | 38 | m | 55 3 |
5 | F | 22 | W | 39 | n | 56 4 |
6 | G | 23 | X | 40 | o | 57 5 |
7 | H | 24 | Y | 41 | p | 58 6 |
8 | I | 25 | Z | 42 | q | 59 7 |
9 | J | 26 | a | 43 | r | 60 8 |
10 | K | 27 | b | 44 | s | 61 9 |
11 | L | 28 | c | 45 | t | 62 + |
12 | M | 29 | d | 46 | u | 63 / |
13 | N | 30 | e | 47 | v | |
14 | O | 31 | f | 48 | w | (pad) = |
15 | P | 32 | g | 49 | x | |
16 | Q | 33 | h | 50 | y |
コード化されたオクテットが、なんらかのコーディング方法によって解釈され、それが暗黙のものかまたは表わされたデータ型で指定されるものを超えるとき(例えば目的地アプリケーション上の、16 ビットあるいは32 ビット・二進法の語の中のそれらのオーダリング)、それは目的地アプリケーションによって決定され、この規格の範囲外である。
ソースアプリケーションから目的地アプリケーションまで送信されるべきデータを構成する表示可能な ASCII 文字。もしコード化された二進数であれば、「データの型」によってコード化される。
生成元アプリケーションから受信アプリケーションに送信されるデータを構成する表示可能なASCII 文字列。文字は、「ST 型」 で定義されている通り、ST データ型における正当な文字に限定され、またバイナリデータの場合は、
「データの型 (ID)」による方法によって符号化されている。
EI エンティティ識別子
HL7成分表-EI-Entity Identifier エンティティ識別子
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 2 3 4 | 199 20 199 6 | ST IS ST ID | O O C C | 0363 0301 | Entity Identifier エンティティ識別子Namespace ID ネームスペースID Universal ID 汎用ID Universal ID Type 汎用ID 型 |
EIは機械もしくはソフトウェアで生成された識別子に適切であるが、それに限らない。生成された識別子は最初の成分に入る。残りの第2成分から第4成分は、割当権限者として知られ、第 1成分の識別子の生成に責任を持つ機械/システムを明記する。
指定された一連の識別子、すなわち割当権限者は、第2成分から第4成分で定義される。割当権限者は階層的指定子(HD)データ型であるが、単独の成分ではない。EIデータ型の別々の3成分として定義される。これはいくつかの既に存在しているデータフィールドの成分としてのEIの使われ方についてHL7旧バージョンとの互換性を維持するためである。それ以外は、第2成分から第4成分は「HD 階層的指定子」で定義されているとおりである。階層的指定子(HD)は、特定のHL7実装の全体で重複が起こらない。
第1 成分 Entity Identifier エンティティ識別子 (ST)
エンティティ識別子は通常、第2 成分から第 4 成分で表現される階層的指定子で定義される割当権限者が生成した一連の識別子の範囲で重複がない。
第2 成分 Namespace ID ネームスペース ID (IS)
定義については「HD-Namespace ID ネームスペースID (IS)」 を参照。
定義については「HD-Universal ID 汎用ID (ST)」 を参照。
第4 成分 Universal ID Type 汎用ID 型 (ID)
有効な値については「HL7 表0301-汎用ID 型」を参照。
EIP エンティティ識別子ペア
HL7成分表-EIP-Entity Identifier Pair エンティティ識別子ペア
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 427 2 427 | EI EI | O O | Placer Assigned Identifier 依頼者割当識別子 Filler Assigned Identifier 実施者割当識別子 |
ひとつのエンティティに対して、依頼側のシステムあるいは実施側のシステムで割り当てられた識別子を示す。両方の成分に値が入っているときは、それらは同じエンティティを参照しなければならない。
注:HL7 V2.5より、ORC-8、OBR-29、OBR-29で用いられているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Placer Assigned Identifier 依頼者割当識別子 (EI)
依頼側のシステムであるエンティティに割り当てられた識別子を示す。例えば、この成分は以下を伝えるために使われる。
a)依頼側の元オーダのオーダ番号
b)依頼者が割り当てた検体識別子
c)依頼者が割り当てた(あるいは使っている)場所識別子
第2 成分 Filler Assigned Identifier 実施者割当識別子 (EI)
実施側にシステムであるエンティティに割り当てられた識別子を示す。例えば、この成分は以下を伝えるために使われる。
a)実施側での元オーダのオーダ番号
b)実施者が割り当てた検体番号
c)実施者が割り当てた(あるいは使っている)場所識別子
ELD エラー場所および説明
HL7成分表-ELD-Error Location and Description エラー場所および説明
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 3 | ST | O | Segment ID セグメントID | |
2 | 2 | NM | O | Segment Sequence セグメント連番 | |
3 | 2 | NM | O | Field Position フィールド位置 | |
4 | 483 | CWE | O | 0357 | Code Identifying Error エラーを特定するコード |
エラーを含むセグメントを示すと共にエラーの性質を記述する。
注:HL7 V2.5より、ERR-1に用いられているCMデータ型を置き換える。HL7 V2.5ではHL7旧バージョンとの互換性のためにのみ保持される。ERRセグメント参照。
エラーを含んでいるグメント。
第2 成分 Segment Sequence セグメント連番 (NM)
第1 成分で示されたセグメントが、そのメッセージ中に複数現れる場合に、そのうちの何番目かを示す。
第3 成分 Field Position フィールド位置 (NM)
セグメント中のデータフィールドの前から数えた位置。HL7 符号化規則を用いないシステムの場合、データ項目番号を3 番目の成分に使用することがある。
第4 成分 Code Identifying Error エラーを特定するコード (CWE)
エラーの性質を記述するコード。有効な値については「HL7 表0357-メッセージエラー条件表」を参照。
HL7表0357–Message Error Condition Codes メッセージエラー条件表
Value | Description | Comments |
0 | Message accepted | 成功。オプションでは、AA が成功を伝えるだけ。常時状態コードを返す必 |
メッセージ受諾 | 要があるシステムのために利用される | |
100 | Segment sequence error | エラー:メッセージセグメントが適当な順番でないか、要求されたセグメン |
セグメントシーケンスエラー | トが失われている | |
101 | Required field missing | エラー:要求されたセグメントが消失している |
要求されたフィールドの消失 | ||
102 | Data type error | エラー:フィールドが不正なエラーを含んでいる。例えばNM フィールド |
データ型エラー | が”FOO”を含んでいる | |
103 | Table value not found | エラー: データ型ID かIS のフィールドが対応する表と比較され、合致する |
表の値が見つからない | ものが無い | |
200 | Unsupported message type | 却下:そのメッセージ型は対応していない |
提供されていないメッセージ型 | ||
201 | Unsupported event code | 却下:そのイベントコードは対応していない |
提供されていないイベントコード | ||
202 | Unsupported processing id | 却下:その処理ID は対応していない |
提供されていない処理ID | ||
203 | Unsupported version id | 却下:そのバージョンID は対応していない |
提供されていないバージョンID | ||
204 | Unknown key identifier | 却下: 患者、オーダ等のID が見つからない。付加以外ではトランザクショ |
不明なキー識別子 | ンに用いられる。例えば存在しない患者の転送 | |
205 | Duplicate key identifier | 却下:患者やオーダ等のID が既に存在している。付加トランザクションの応 |
キー識別子の重複 | 答で用いられる(許可、新オーダ等) | |
206 | Application record locked | トランザクションが、アプリケーション格納レベルで実行することができ |
アプリケーションレコードがロックさ | なかった(例えばデータベースのロック) | |
れている | ||
207 | Application internal error | 却下: 他のコードで明示的に対象としていない、包括的な内部エラー用 |
アプリケーション内部エラー |
ERL エラー場所
HL7成分表-Error Location ERL-エラー場所
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 3 | ST | R | Segment ID セグメント ID | |
2 | 2 | NM | R | Segment Sequence セグメント連番 | |
3 | 2 | NM | O | Field Position フィールド位置 | |
4 | 2 | NM | O | Field Repetition フィールド繰り返し番号 | |
5 | 2 | NM | O | Component Number 成分番号 | |
6 | 2 | NM | O | Sub-Component Number 副成分番号 |
定義:このデータ型はエラーが起こったセグメントおよびその構成要素を示す。
セグメントの3 文字名称を示す。
第2 成分 Segment Sequence セグメント連番 (NM)
メッセージ中の同じセグメントの何番目かを示す。
第3 成分 Field Position フィールド位置 (NM)
セグメントの中の何番目のフィールドかを示す。最初のフィールドには 1 が割り当てられる。セグメント全体を示すときには、フィールド番号は指定してはならない。
第4 成分 Field Repetition フィールド繰り返し番号 (NM)
フィールドの繰り返し番号を示す。最初の繰り返しを 1 と数える。フィールド位置が指定されているが、フィール
ド繰り返し番号は指定されていない場合は、フィールド繰り返し番号は 1 と仮定される。フィールド位置が指定されていない場合はフィールド繰り返し番号を指定してはならない。
第5 成分 Component Number 成分番号 (NM)
フィールド中の成分の番号を示す。最初の成分の番号としては 1 が割り当てられる。フィールド全体を示す場合には成分番号を指定してはならない。
第6 成分 Sub-Component Number 副成分番号 (NM)
成分中の副成分の番号を示す。最初の副成分の番号としては 1 が割り当てられる。成分全体を示す場合には副成分番号を指定してはならない。
FC 保険種別
HL7成分表-FC-Financial Class 保険種別
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 20 2 26 | IS TS | R O | 0064 | Financial Class Code 保険種別コード Effective Date 発行期限 |
第1 成分 Financial Class Code 保険種別コード (IS)
この成分は、人に割り当てられた保険種別を含んでいる。推奨値については「使用者定義表0064-保険種別コード」を参照。
使用者定義表0064-Financial Class Code 保険種別コード
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第2 成分 Effective Date 発行期限 (TS)
この成分は最初の成分で示されたこの個人に割り当てられる会計クラスが有効になる日付/時間を格納する。
FN 姓
HL7 成 分 表 -FN-Family Name 姓
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 50 | ST | R | Surname 姓 | |
2 | 20 | ST | O | Own Surname Prefxx x身の姓の接頭辞 | |
3 | 50 | ST | O | Own Surname 自身の姓 | |
4 | 20 | ST | O | Surname Prefix From Partner/Spouse 配偶者からの姓の接頭辞 | |
5 | 50 | ST | O | Surname From Partner/Spouse 配偶者からの姓 |
このデータ型はある個人の姓を完全に示すことを可能とする。必要なときは、このデータ型は個人の名前が、もともとの姓と配偶者の姓を含んでいる場合に、そのそれぞれを区別する。このデータ型はまた、メッセージにおいて、姓の接頭辞(例えば"van"や"de"のような)の部分と語根の部分とを区別することを可能にする。
その人の姓のそれ以上に分割できない部分。ほとんどの西洋での使用では、これはその人のラストネームである。
第2 成分 Own Surname Prefxx x身の姓の接頭辞 (ST)
ゲルマン言語を国際的に扱う方法。この成分は省略可能である。姓の接頭辞の例は"Ludwxx xxx Xxxxxxxxx"x"van"の部分である。<姓の接頭辞>は完全にはアルファベット順にソートされないため、これをPN および拡張PN(XPNまたはXCN)データ型の分離可能な副成分とするのは合理的である。
姓(ほとんどの西洋での使用ではラストネーム)の自身の姓から得られた部分で、その人の姓の配偶者から得られた部分からは別の部分。この成分は省略可能である。その人の姓が法的に変わり、その人の配偶者の姓になった(またはそれを取り込んだ)場合は、この成分はその人のその変化の直前の姓である。しばしばこれはその人の「旧姓」である。
第4 成分 Surname Prefix From Partner/Spouse 配偶者からの姓の接頭辞 (ST)
ゲルマン言語を国際的に扱う方法。この成分は省略可能である。姓の接頭辞の例は"Ludwxx xxx Xxxxxxxxx"x"van"の部分である。<姓の接頭辞>は完全にはアルファベット順にソートされないため、これをPN および拡張PN(XPNまたはXCN)データ型の分離可能な副成分とするのは合理的である。
第5 成分 Surname From Partner/Spouse 配偶者からの姓 (ST)
姓(西洋での使用ではほとんどがラストネーム)の配偶者から得られた部分で、その人の姓の自身の姓から得られた部分からは別の部分。この成分は省略可能である。もし、その人の姓のどの部分も配偶者の姓から得られていない場合は、この成分に値を入れてはいけない。反対に、その人の姓が法的に変わり、その人の配偶者の姓になった
(またはそれを取り込んだ)場合は、この成分はその人の配偶者のその変化の直前の姓である。
FT 書式付テキストデータ
HL7成分表-FT-Formatted Text Data 書式付テキストデータ
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 65536 | Coded Value for HL7-Defined Tables HL7 表に対するコード化された値 |
このデータ型は、書式を埋め込み追加することで文字列データ型を拡張したものである。これらの書式は固有であり、フィールドの使用環境から独立している。FTデータ型のフィールドは
(STデータ型と違い)、長さが任意(64kまで)で、エスケープ文字で囲まれた書式指定を含む。
|\.sp\(skip one vertical line)|
GTS 汎用タイミング指定
HL7成分表-GTS-General Timing Specification 汎用タイミング指定
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
199 | General Timing Specification 汎用タイミング指定 |
汎用タイミング指定データ型は複雑な相互に関連するタイミングの情報を伝達するために用いられる。このようなフィールドの値はSTデータ型のフィールドの整形規則に従う。
HD 階層的指定子
HL7成分表-HD-Hierarchic Designator 階層的指定子
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | IS | O | 0300 | Namespace ID ネームスペースID |
2 | 199 | ST | C | Universal ID 汎用ID | |
3 | 6 | ID | C | 0301 | Universal ID Type 汎用ID 型 |
HDデータ型の基本の定義は、定義された一組の個体識別子(たとえば依頼者または実施者番
号、患者識別子、医療従事者識別子、その他)の管理あるいは、割当を担う(管理上あるいはシステムあるいはアプリケーションあるいはその他の)エンティティを示すということであ る。
このエンティティは、患者識別子を割り当てる登録システムといった特定の保健医療アプリケーションであることもあれば、医療専門職にたいする識別子や運転免許番号を割り当てる行政上のエンティティであることもあれば、このような識別子が割り当てられる施設であったりする。
HDデータ型は、HL7 V2.1およびHL7 V2.2におけるアプリケーション識別子の、より強力でより普遍的な代替となるべく設計されている。HDデータ型には2つの追加の成分<汎用ID>と<汎用ID型>が、従前のアプリケーションID(より普遍的にネームスペースIDと改称されている)に追加されている。
あるHD型のデータが、ある特定の患者登録システムのような、個体識別子を割り当て/生成するようなエンティティを指す場合、そのHD型のデータは「割当権限者」を指していることになる。あるHD型のデータが、ある特定の「車両管理局事務所位置」のような、個体識別子が配布される(とはいえ、その個体識別子は別の場所で別のエンティティにより生成されるかもしれないが)位置を指す場合、そのHD型のデータは「割当施設」を指していることにな
る。これら2つの異なるHDデータ型の使用法は、拡張データ型の多くに登場する。
HDデータ型で示された割当権限は、コード化要素データ型の、コード体系(およびバージョン)の部分の役割に似ている。いずれも、一組のより個別な個体識別子を指定している点である。違いはHD型のデータで示されるより個別な個体の集合は、患者や医療に関するオーダと言う「実世界」の事物の識別子を持っているが、コード化要素で示されるより個別な個体の集合は概念の識別子(コード)であるという点である。
HDデータ型はローカル識別子(<ネームスペースID>のみ指定された状態)としても、公的に割り当てられた識別子、UID(<汎用ID>と<汎用ID 型>の両方が指定された状態)としても、両方使えるよう設計されている。文法的には、HDデータ型は2つの識別子の組である。最初の成分で定義されるローカル識別子と、2番目、3番目の成分で示される汎用識別子であ る。3番目の成分(汎用ID型)が設定されているHDデータ型では、その3番目の成分で示される一連のIDの中で一意的な値を持った2番目の成分を設定しなければならない。
第1 成分 Namespace ID ネームスペースID (IS)
「使用者定義表 0300-ネームスペース ID」がこの成分に対する値の使用者定義表が HL7 識別子として使用される。
使用者定義表0300-Namespace ID ネームスペースID
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
HD データ型の2 番目の成分<汎用ID>(UID)は、3 番目の成分<汎用ID 型>(UID 型)で示される体系に基づいて整形された文字列である。UID は UID 型内で期間に関わらず重複がないことが意図されている。これは厳格に決められている。各々の UID は(UID 型で示される)は明確に列挙された体系のひとつに属さなければならない。 UID(2 番目の成分)は特定の汎用識別子体系〈3 番目の要素で示される〉の文法規則に従わなければならない。これらの文法規則はHL7 内部で定義されているのではなく、特定の汎用識別子体系〈3 番目の要素で示される〉にて定義されていることに注意。
第3 成分 Universal ID Type 汎用ID 型 (ID)
HD データ型の2 番目成分の解釈を決定する。3 番目の成分が、「HL7 表0301-汎用ID 型」に存在する既知のUID
である場合、2 番目の成分はその型の 汎用ID である。
HL7表0301-Universal ID Type 汎用ID型
Value | Description |
DNS GUID HCD | インターネットで指定された名前。ASCII 文字あるいは整数値のいずれか UUID と同じ CEN ヘルスケアコード体系デジグネータ(DICOM で使用される識別子はこの割当計画に従う) |
HL7 ISO L、M、N | 将来のHL7 登録計画のためにリザーブ国際標準化機構オブジェクト識別子 ローカルで定義されたコード体系のためにリザーブ |
Value | Description |
Random UUID x400 x500 | 一般的にランダムビットのBase64 コード化文字列。一意性は、ビットの長さに依存する メール・システムは、ランダムビットおよびシステム名の組み合わせから、ASCII 文字列の「一意的な名」を生成することが多い 明らかに、そのような識別子はbase64 文字集合によって束縛されない DCE 汎用一意性ID X400 MHS 書式ID X500 ディレクトリ名 |
2 番目と3 番目の成分のみが指定されている、ISO についての例:
|^1.2.344.24.1.1.3^ISO|
|^1.2.34.4.1.5.1.5.1,1.13143143.131.3131.1^ISO|
2 番目の成分の形式は、HL7 ではなく(HL7 では2 番目の成分はST データ型であると定義している)オブジェクト識別子についてのISO 標準で定義されている。従って、2 番目の成分のピリオド(".")やコンマ(",")は ISO の形式の一部であり、HL7 のST データ型の定義にしたがっているのではない。
GUID の例:
|^14344.14144321.4122344.14434.654^GUID|
インターネットの例:
|^xxxxxx.xxxxx.xxx^DNS|
乱数UID:
|^40C983F09183B0295822009258A3290582^ Random|
ローカルな識別子を使ったIS データ型類似のHD:
|LAB1|
|XX.XXXX.XxxxxxX.XX.XX.XXX|
最初の成分の文法はHL7 で定義されているのではなく、施設でその固有の必要に応じて決まっていることに注意:唯一の必要条件は最小成分の構造は、IS データ型において値として使われていた、HL7 の文字列(ST)データ型で許されている形式であることである。
2 番目と3 番目の成分のみ使ったローカルな識別子
|^XX.XXXX.XxxxxxX.XX.XXX^M|
前の例をコード化する別の方法として、3 番目の要素の値に"M"(上の「HL7 表 0301-汎用ID 型」を参照)をローカルに定義された識別子集合を示すための使用することを説明している。2 番目の成分は前の例と同じであるが、この例では施設により定義された、識別子集合"M"について使用可能な値集合の要素として定義されている。
2番目3番目の成分を伴うローカル識別子
|PathLab^PL.UCF.UC^L|
「PathLab」アプリケーションは、ネームスペース成分で示されるが、同時に 2 番目、3 番目の成分でも(すなわち、ローカル定義のUID 体系"L"によって)示される。2 つの識別子は等価である。
これは、ローカル定義される2 番目の成分が、それ自体が構造化されている、より複雑なHD である。上のISO の例にあるように、2 番目の成分の構造はHL7 出定義されているのではなく、施設でその固有の必要性によって定義される:唯一の必要条件は2 番目の成分の構造が、HL7 文字列(ST)データ型で許容されていることである。
ローカル識別子とユニバーサルID
|LAB1^1.2.3.3.4.6.7^ISO|
UID としてのISO の「オブジェクト識別子」とローカル定義のシステム名をもつHD データ型。最初の成分と2 番目、3 番目(あわせて解釈される)の成分が同じ実態を指す。この例はローカルの値とユニバーサルID の値がひとつのHD データ型のフィールドで送信されうることを示す。
ICD 保険証明定義
HL7成分表-ICD – Insurance Certification Definition 保険証明定義
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 11 | IS | O | 0150 | Certification Patient Type 承認患者xxx |
0 | 0 | XX | X | 0000 | Certification Required 承認の必要性 |
3 | 26 | TS | O | Date/Time Certification Required 承認の必要な日付/時刻 |
このデータ型は特定の患者タイプについて保険の承認が必要かどうか、承認を得る時の範囲を示す。
注:HL7 V2.5より、6.5.8.20節のIN3-20に用いられるCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Certification Patient Type 承認患者タイプ (IS)
承認が必要となる患者の範疇またはタイプを示す。 提案されている値については「使用者定義表 0150-承認患者
タイプ」を参照。
使用者定義表0150-Certification Patient Type 承認患者タイプ
Value | Description |
ER | Emergency 救 急 |
IPE | Inpatient elective 予約入院患者 |
OPE | Outpatient elective 予約外来患者 |
UR | Urgent 緊 急 |
第2 成分 Certification Required 承認の必要性 (ID)
承認が必要とされるか否かを示す。有効な値についてはY/N 識別子を使用。
Y – 正確なタイミングはスケジュールを実行するスタッフによる。
N – 正確なタイミングは指定された通り。
第3 成分 Date/Time Certification Required 承認が必要な日付/時刻 (TS)
それまでに承認を得る必要がある日付/時刻。
ID HL7 表コード化値
HL7成分表-ID-String Data HL7表コード化値
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
Variable | Coded Value for HL7-Defined Tables HL7 で定義された表のコード化された値 |
この種のフィールドで使う値は、正当な表の値から引用される以外はSTデータ型のフィールドで使う書式規則に従う。IDデータ型のフィールドの例として性別などがある。
IS 使用者定義表コード化値
HL7成分表-IS-String Data 使用者定義表コード化値
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
20 | Coded Value for User-Defined Tables 使用者定義表のコード化された値 |
このフィールドの値は、使用者定義表から引用し、STデータ型のフィールドの書式規則に従う。ISデータ型に関連したHL7表番号があるものとする。例えば事象理由コードである。
JCC 職種コード/種類
HL7成分表-JCC-Job Code/Class 職種コード/種類
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | IS | O | 0327 | Job Code 職コード |
2 | 20 | IS | O | 0328 | Job Class 職クラス |
3 | 250 | TX | O | Job Description Text 職を記述するテキスト |
職種と雇用種別を表す。
この成分はその人のジョブコードを含む。「使用者定義表 0327-職コード」がこの成分の値の使用者定義表に対するHL7 識別子として用いられる。
使用者定義表0327-Job Code 職コード
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
この成分はその人の職員の分類を含む。提案されている値については「使用者定義表0328-職分類」を参照。
使用者定義表0328-Employee Classification 職分類
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第3 成分 Job Description Text 職を記述するテキスト (TX)
この成分は職を記述するテキストを含む。これは職の記述がコード化されていないシステムの便宜を図るものであ
る。
LA1 住所を含む位置 形式1
HL7成分表-LA1-Location with Address Variation 1 住所を含む位置 形式1
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | IS | O | 0302 | Point of Care ケアの場所 |
2 | 20 | IS | O | 0303 | Room 病 室 |
3 | 20 | IS | O | 0304 | Bed 病 床 |
4 | 227 | HD | O | Facility 施 設 | |
5 | 20 | IS | O | 0306 | Location Status 位置の状態 |
6 | 20 | IS | O | 0305 | Patient Location Type 患者の位置タイプ |
7 | 20 | IS | O | 0307 | Building 建 物 |
8 | 20 | IS | O | 0308 | Floor 階 |
9 | 415 | AD | O | Address 住 所 |
位置とその住所を示す。
注:HL7 V2.5の4.14.1.8節のXXX-8 およびHL7 V2.5の4.14.4.8節のRXE-8に用いられるCMデータ型を置き換える。HL7 V2.5より後方互換性のためだけに保持される。
第1 成分 Point of Care ケアの場所 (IS)
この成分は患者のケアを行う場所のコードを示す。これには患者の位置タイプ(例えば、病棟あるいは診療科あるいは診療所)による条件がつく。提案されている値については、「使用者定義表0302-ケアの場所」を参照。
この成分は患者の病室のコードを示す。ケアの場所の次に、人の位置の指定として最も一般的である。提案されている値については「使用者定義表0303-病室」を参照。
この成分は患者の病床のコードを示す。病室の次に最も一般的な人の位置の指定である。 提案されている値については「使用者定義表0304-病床」を参照。
この成分は施設での解釈によるが、一般的には医療機関、病院あるいは医療法人の一番高いレベルでの物理的な位置の指定である。最も一般的な人の位置の指定である。
第5 成分 Location Status 位置の状態 (IS)
この成分は位置の状態や空き状況のコードを示す。例えば、この成分は病床の状況を表すことがある。提案されている値については「使用者定義表0306-位置」の状態を参照。
第6 成分 Patient Location Type 患者位置タイプ (IS)
患者位置タイプは、施設、建物、階、ケアの場所、病室あるいは病床によって示される人の位置の範疇である。必須のフィールドではないが、使用される場合は唯一値を持つフィールドとなる場合がある。この成分は通常、病棟、診療科、診療所、SNF(熟練看護施設)や診察室といった値を含む。提案されている値については「使用者定義表 0305-患者位置タイプ」を参照。
この成分は、その人が位置する建物のコードを示す。施設の次に最も一般的な人の位置の指定である。提案されている値については「使用者定義表0307-建物」を参照。
この成分は、その人が位置する階を示す。建物の次に最も一般的な人の位置の指定である。提案されている値については「使用者定義表0308-階」を参照。
この成分はこの位置の住所を示す。
LA2 住所を含む位置 形式2
HL7成分表-LA2-Location with Address Variation2 住所を含む位置 形式2
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | IS | O | 0302 | Point of Care ケアの場所 |
2 | 20 | IS | O | 0303 | Room 病 室 |
3 | 20 | IS | O | 0304 | Bed 病 床 |
4 | 227 | HD | O | Facility 施 設 |
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
5 | 20 | IS | O | 0306 | Location Status 位置の状態 |
6 | 20 | IS | O | 0305 | Patient Location Type 患者の位置タイプ |
7 | 20 | IS | O | 0307 | Building 建 物 |
8 | 20 | IS | O | 0308 | Floor 階 |
9 | 000 | XX | X | Xxxxxx Xxxxxxx xxの住所 | |
10 | 120 | ST | O | Other Designation その他の表示 | |
11 | 50 | XX | X | Xxxx x | |
00 | 00 | XX | X | Xxxxx xx Xxxxxxxx xまたは省 | |
13 | 12 | ST | O | Zip or Postal Code ジップコードまたは郵便番号 | |
14 | 3 | ID | O | 0399 | Country 国 |
15 | 3 | ID | O | 0190 | Address Type 住所タイプ |
16 | 50 | ST | O | Other Geographic Designation その他の地理表示 |
位置のその住所を示す。
注:HL7 V2.5より、4.14.5.13節のRXD-13 および4.14.6.11節のRXG-11および4.14.7.11節のRXA-
11に用いられるCMデータ型を置き換える。HL7 V2.5より後方互換性のためだけに保持される。
第1 成分 Point of Care ケアの場所 (IS)
この成分は患者のケアを行う場所のコードを示す。これには患者の位置タイプ(例えば、病棟あるいは診療科あるいは診療所)による条件がつく。提案されている値については、「使用者定義表0302-ケアの場所」 を参照。
この成分は患者の病室のコードを示す。ケアの場所の次に、人の位置の指定として最も一般的である。提案されている値については「使用者定義表0303-病室」 を参照。
この成分は患者の病床のコードを示す。病室の次に最も一般的な人の位置の指定である。提案されている値については「使用者定義表0304-病床」を参照。
この成分は施設での解釈によるが、一般的には医療機関、病院あるいは医療法人の一番高いレベルでの物理的な位置の指定である。最も一般的な人の位置の指定である。
第5 成分 Location Status 位置の状態 (IS)
この成分は位置の状態や空き状況のコードを示す。例えば、この成分は病床の状況を表すことがある。提案されている値については「使用者定義表0306-位置」の状態を参照。
第6 成分 Patient Location Type 患者の位置タイプ (IS)
患者位置タイプは、施設、建物、階、ケアの場所、病室あるいは病床によって示される人の位置の範疇である。必須のフィールドではないが、使用される場合は唯一値を持つフィールドとなる場合がある。この成分は通常、病棟、診療科、診療所、SNF(熟練看護施設)や診察室といった値を含む。提案されている値については「使用者定義表 0305-患者位置タイプ」を参照。
この成分は、その人が位置する建物のコードを示す。施設の次に最も一般的な人の位置の指定である。提案されている値については「使用者定義表0307-建物」を参照。
この成分は、その人が位置する階を示す。建物の次に最も一般的な人の位置の指定である。提案されている値については「使用者定義表0308-階」 を参照。
第0 xx Xxxxxx Xxxxxxx xxの住所 (ST)
この成分は個人や施設の通りまたは集配単位の住所を表す。施設を示すときには、この最初の成分は施設名を表すのに用いる。個人に関して使用される場合は、この成分は住所の最初の1行を表す。
第10 成分 Other Designation その他の表示 (ST)
この成分は住所の 2 行目を表す。一般に住所の2行目は住所を修飾する。例:555 号室あるいは 4 階。施設を示すときには、この成分は通りの住所を表す。
この成分は郵便用の住所を定める国の法制に基づいて、この住所の所在を管理する市、地区、場所を示す。市はその州の公式な郵便サービスコードによって表現されなければならない。
第12 成分 State or Province 州または省 (ST)
この成分はこの住所が所在する州または省を示す。州または省には、その国の公式な郵便番号が割り振られる。
第13 成分 Zip or Postal Code ジップコードまたは郵便番号 (ST)
この成分はこの住所が所在するジップコードまたは郵便番号を表す。ジップコードまたは郵便番号はその国の公式
なコードとして表現される。米国ではジップコードは 9999[-9999]の形をとり、カナダの郵便番号はA9A9A9 の形をとり、オーストラリアの郵便番号は9999 の形をとる。
この成分はこの住所が所在する国を表す。HL7 は国コードとしてISO 3166 形式の3 文字(のアルファベット)を使用するよう定めている。有効な値については「HL7 表0399-国コード」を参照すること。
第15 成分 Address Type 住所タイプ (ID)
この成分は住所の種類またはタイプを表す。有効な値については「HL7 表0190-住所タイプ」を参照のこと。
第16 成分 Other Geographic Designation その他の地理表示 (ST)
この成分は必要となり得る、その他のあらゆる地理表示を表す。国、生物学的地域、SMSA 等を含む。
MA 多重化された配列
HL7成分表-MA-Multiplexed Array 多重化された配列
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 16 | NM | O | Sample 1 From Channel 1 チャンネル1 のサンプル値 | |
2 | 16 | NM | O | Sample 1 From Channel 2 チャンネル2 のサンプル値 | |
3 | 16 | NM | O | Sample 1 From Channel N チャンネルN のサンプル値1 | |
4 | 16 | NM | O | Sample 2 From Channel 1 チャンネル1 のサンプル値 | |
5 | 16 | NM | O | Sample 2 From Channel N チャンネルN のサンプル値2 | |
6 | 16 | NM | O | Sample N From Channel N チャンネルN のサンプル値N |
このデータ型はチャンネル多重の波形データ(すなわちアナログ/デジタル変換機やその他のデジタルデータ発生源からのデジタル化されたデータ)を表現するのに用いる。各値はNMデータ型でチャンネルからのある時間のサンプル値を表す。このセグメントは複数チャンネルからの情報を含むことができる。波形データはチャンネル多重された形式(すなわち、最初の時間のサンプル値を全てのチャンネル分送信された後、次の時間のサンプル値が送信され、そして順に必要とされる数だけの時間のサンプル値が送信されるまで繰り返される。)各時間のサンプル値は反復デリミタ(~)によって区切られ、各サンプル値のチャンネルの区切りは成分デリミタ(^)で区切られる。サンプル値の間の時間(サンプリング間隔)は、デジタル化周波数の逆数であり、CDデータ型を用いて表現される。
例1: 3チャンネル(同値)、6つの時間のサンプル値
|0^0^0~1^1^1~2^2^2~3^3^3~4^4^4~5^5^5|
例2: 1チャンネル、11の時間のサンプル値
|0~1~2~3~4~5~6~7~8~9~10|
MO 金 額
HL7成分表-MO-Money 金額
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME | |
1 | 16 | NM | O | Quantity 金 額 | ||
2 | 3 | ID | O | Denomination | 通貨 |
金額を表す。
数量を表す際の貨幣単位である。貨幣単位成分の値は ISO-4217 に指定されている。貨幣単位を指定しない場合、 MSH-17 国コードを使用しデフォルトを決定する。例:|99.50^USD|ここでUSD は、米国ドルを表すISO 4217コードである。
MOC 金額および請求コード
HL7成分表-MOC-Money and Charge Code 金額および請求コード
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | MO | O | Monetary Amount 金 額 | |
2 | 483 | CWE | O | Charge Code 請求コード |
注:HL7 V2.5 より、OBR-23、およびOBR-23 に用いられるCM データ型を置き換える。
金額に関する情報と、行われたサービスに付随する請求コードを送信する。
請求コードと結び付けられた金額と通貨。
行われたサービスの依頼したエンティティに対する請求を特定するコード。
MOP 金額またはパーセンテージ
HL7成分表-MOP-Money or Percentage 金額またはパーセンテージ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 2 | ID | R | 0148 | Money or Percentage Indicator 金額とパーセンテージの区別 |
2 | 16 | NM | R | Money or Percentage Quantity 金額またはパーセンテージの数字 | |
3 | 3 | ID | O | Currency Denomination 通貨表示 |
このデータ型は通貨あるいは百分率のどちらかである量を示す。これは通過した扱えないMO データ型の変形である。
注:HL7 V2.5 より、6.5.8.5 節のIN3-5 に用いられるCM データ型を置き換える。このデータ型はそのフィールドのみに制限される。
例:USD はIS4217 の米国ドルを意味するコードである。
|AT^99.50^USD|
第1 成分 Money or Percentage Indicator 金額とパーセンテージの区別(ID)
量が通貨であるかパーセンテージであるかを示す。
有効な値については「HL7 表0148-金額とパーセンテージの区別」を参照
HL7表0148 - Money or Percentage Indicator 金額とパーセンテージの区別
Value | Description | Comments |
AT PC | Currency amount 通 貨 Percentage パーセンテージ |
第2 成分 Money or Percentage Quantity 金額またはパーセンテージの数字 (NM)
通貨またはパーセンテージの数字を示す。
第3 成分 Currency Denomination 通貨表示 (ID)
量が通貨であるときに、その量が表示されている通貨表示。通貨表示成分の値は ISO-4217 で定められている。もし通貨が指定されない場合は、メッセージの文脈または「MSH-17 国コード」がデフォルトを決定する。
MSG メッセージ型
HL7成分表-MSG-Message Type メッセージ型
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 3 | ID | R | 0076 | Message Code メッセージコード |
2 | 3 | ID | R | 0003 | Trigger Event トリガーイベント |
3 | 7 | ID | R | 0354 | Message Structure メッセージ構造 |
注:HL7 V2.5より、MSH-9に用いられるCMデータ型を置き換える。
このフィールドは、メッセージのメッセージ型、トリガーイベントおよびメッセージ構造IDを含む。
第1 成分 Message Code メッセージコード (ID)
メッセージ型コードを示す。提案される値については、「HL7 表0076-メッセージ型」を参照。
HL7表0076-Message Type メッセージ型
Message | Description |
ACK | General acknowledgment message 一般的な応答メッセージ |
ADR | ADT response ADT 応 答 |
ADT | ADT message ADT メッセージ |
BAR | Add/change billing account 請求口座の追加/変更 |
CRM | Clinical study registration message 臨床研究登録メッセージ |
BPS BRP | Blood product dispense status message 血液製剤 調剤ステータスメッセージ Blood product dispense status acknowledgement message |
血液製剤 調剤ステータス応答メッセージ |
Message | Description |
BRT | Blood product transfusion/disposition acknowledgement message 血液製剤 輸液/終了 応答メッセージ |
BTS | Blood product transfusion/disposition message 血液製剤 輸液/終了 メッセージ |
CSU | Unsolicited study data message 非要求研究データメッセージ |
DFT | Detail financial transactions 詳細な会計取引 |
DOC | Document response ドキュメント応答 |
DSR | Display response 表示応答 |
EAC | Automated equipment command message 自動化された装置命令メッセージ |
EAN | Automated equipment notification message 自動化された装置通知メッセージ |
EAR | Automated equipment response message 自動化された装置応答メッセージ |
EDR | Enhanced display response 拡張表示応答 |
EQQ | Embedded query language query 埋め込み照会言語の照会 |
ERP ESR | Event replay response イベント再生応答 Automated equipment status update acknowledgment message |
自動化された装置状態更新応答メッセージ | |
ESU | Automated equipment status update message |
自動化された装置状態更新メッセージ | |
INR | Automated equipment inventory request message |
自動化された装置一覧要求メッセージ | |
INU | Automated equipment inventory update message |
自動化された装置一覧更新メッセージ | |
LSR LSU MCF | Automated equipment log/service request message 自動化された装置ログ/サービス要求メッセージAutomated equipment log/service update message 自動化された装置ログ/サービス更新メッセージ Delayed Acknowledgment (Retained for backward compatibility only) |
遅延応答(後方互換のために保持) | |
MDM MFD | Medical document management 診療録管理 Master files delayed application acknowledgment |
マスタファイル遅延アプリケーション応答 | |
MFK | Master files application acknowledgment マスタファイルアプリケーション応答 |
MFN | Master files notification マスタファイル通知 |
MFQ | Master files query マスタファイル照会 |
MFR | Master files response マスタファイル応答 |
NMD | Application management data message アプリケーション管理データメッセージ |
NMQ | Application management query message アプリケーション管理照会メッセージ |
NMR | Application management response message アプリケーション管理応答メッセージ |
OMB | Blood product order message 血液製剤オーダメッセージ |
OMD | Dietary order 食事オーダ |
OMG | General clinical order message 一般的な診療オーダメッセージ |
OMI | Imaging order 画像撮影のオーダ |
OML | Laboratory order message 検査室オーダメッセージ |
OMN | Non-stock requisition order message 非蓄積要求オーダメッセージ |
OMP | Pharmacy/treatment order message 薬剤/処置オーダメッセージ |
OMS ORB | Stock requisition order message 蓄積要求オーダメッセージ Blood product order acknowledgement message |
血液製剤オーダ応答メッセージ | |
ORD | Dietary order acknowledgment message 食事オーダ応答メッセージ |
ORF | Query for results of observation 検査結果照会 |
ORG | General clinical order acknowledgment message 一般的な診療オーダの応答メッセージ |
ORI ORL | Imaging order acknowledgement message 画像撮影オーダの応答メッセージ Laboratory acknowledgment message (unsolicited) |
検査室応答メッセージ(非要求) | |
ORM ORN ORP ORR ORS | Pharmacy/treatment order message 薬剤/処置オーダメッセージNon-stock requisition - General order acknowledgment message 非蓄積要求-一般的なオーダ応答メッセージ Pharmacy/treatment order acknowledgment message 薬剤/処置オーダ応答メッセージ General order response message response to any ORM ORM に対する一般的なオーダ応答メッセージ Stock requisition - Order acknowledgment message 蓄積要求-オーダ応答メッセージ |
ORU | Unsolicited transmission of an observation message 検査メッセージの非要求送信 |
OSQ | Query response for order status オーダ状況の照会 |
OSR | Query response for order status オーダ状況の応答 |
OUL | Unsolicited laboratory observation message 非要求の検査室検査メッセージ |
Message | Description |
PEX | Product experience message 製品経験メッセージ |
PGL | Patient goal message 患者診療目標メッセージ |
PIN | Patient insurance information 患者保険情報 |
PMU | Add personnel record 個人記録追加 |
PPG | Patient pathway message (goal-oriented) 患者診療計画メッセージ(目標指向) |
PPP | Patient pathway message (problem-oriented) 患者診療計画メッセージ(プロブレム指向) |
PPR | Patient problem message 患者プロブレムメッセージ |
PPT | Patient pathway goal-oriented response 患者診療計画の目標指向応答 |
PPV | Patient goal response 患者診療目標応答 |
PRR | Patient problem response 患者プロブレム応答 |
PTR | Patient pathway problem-oriented response 患者診療計画のプロブレム指向応答 |
QBP | Query by parameter 変数による照会 |
QCK | Deferred query 延期された照会 |
QCN | Cancel query 取り消された照会 |
QRY | Query, original mode 照会,基本モード |
QSB | Create subscription 購読の作成 |
QSX | Cancel subscription/acknowledge message 購読の取り消し/応答メッセージ |
QVR | Query for previous events 以前のイベントの照会 |
RAR | Pharmacy/treatment administration information 薬剤/処置の管理情報 |
RAS | Pharmacy/treatment administration message 薬剤/処置の管理メッセージ |
RCI | Return clinical information 診療情報の返信 |
RCL | Return clinical list 診療リストの返信 |
RDE | Pharmacy/treatment encoded order message 薬剤/処置の符号化オーダメッセージ |
RDR | Pharmacy/treatment dispense information 薬剤/処置の調剤・実施情報 |
RDS | Pharmacy/treatment dispense message 薬剤/処置の調剤・実施メッセージ |
RDY | Display based response 表示を基にした応答 |
REF | Patient referral 患者紹介 |
RER | Pharmacy/treatment encoded order information 薬剤/処置の符号化オーダ情報 |
RGR | Pharmacy/treatment dose information 薬剤/処置の量の情報 |
RGV | Pharmacy/treatment give message 薬剤/処置の投与情報 |
ROR | Pharmacy/treatment order response 薬剤/処置のオーダ応答 |
RPA | Return patient authorization 患者権限の返信 |
RPI | Return patient information 患者情報の返信 |
RPL | Return patient display list 患者の表示リストの返信 |
RPR | Return patient list 患者リストの返信 |
RQA | Request patient authorization 患者権限の要求 |
RQC | Request clinical information 診療情報の要求 |
RQI | Request patient information 患者情報の要求 |
RQP | Request patient demographics 患者属性の要求 |
RQQ RRA RRD RRE RRG | Event replay query イベント再生の照会Pharmacy/treatment administration acknowledgment message 薬剤/処置の管理応答メッセージ Pharmacy/treatment dispense acknowledgment message 薬剤/処置の調剤・実施応答メッセージ Pharmacy/treatment encoded order acknowledgment message 薬剤/処置の符号化オーダ応答メッセージ Pharmacy/treatment give acknowledgment message 薬剤/処置の投与応答メッセージ |
RRI | Return referral information 紹介情報の返信 |
RSP | Segment pattern response セグメントパターン応答 |
RTB | Tabular response 表形式の応答 |
SIU | Schedule information unsolicited スケジュール情報(非要求) |
SPQ | Stored procedure request ストアドプロシージャ要求 |
SQM | Schedule query message スケジュール照会メッセージ |
SQR | Schedule query response スケジュール照会応答 |
SRM | Schedule request message スケジュール要求メッセージ |
SRR | Scheduled request response 予定された要求への応答 |
SSR | Specimen status request message 検体状態の要求メッセージ |
SSU | Specimen status update message 検体状態の更新メッセージ |
SUR | Summary product experience report 製品経験レポートの要約 |
TBR TCR | Tabular data response 表形式データの応答 Automated equipment test code settings request message |
自動化された装置テストコード設定の要求メッセージ | |
TCU | Automated equipment test code settings update message |
自動化された装置テストコード設定の更新メッセージ |
Message | Description |
UDM | Unsolicited display update message 非要求の表示更新メッセージ |
VQQ | Virtual table query 仮想表照会 |
VXQ | Query for vaccination record ワクチン接種記録の照会 |
VXR | Vaccination record response ワクチン接種記録の応答 |
VXU VXX | Unsolicited vaccination record update 非要求のワクチン接種記録の更新 Response for vaccination query with multiple PID matches 多数のPID 照合を伴うワクチン接種照会への応答 |
第2 成分 Trigger Event トリガーイベント (ID)
トリガーイベントコードを指定。提案される値については、「HL7 表0003-イベント型」を参照。
HL7表0003-Event Type イベント型
Message | Description |
A01 | ADT/ACK - Admit/visit notification 入院/来院通知 |
A02 | ADT/ACK - Transfer a patient 患者転送 |
A03 | ADT/ACK - Discharge/end visit 退院/来院終了 |
A04 | ADT/ACK - Register a patient 患者登録 |
A05 A06 | ADT/ACK - Pre-admit a patient 患者の仮入院 ADT/ACK - Change an outpatient to an inpatient |
外来患者から入院患者への変更 | |
A07 | ADT/ACK - Change an inpatient to an outpatient |
入院患者から外来患者への変更 | |
A08 | ADT/ACK - Update patient information 患者情報の更新 |
A09 | ADT/ACK - Patient departing – tracking 患者の出発 - 追跡 |
A10 | ADT/ACK - Patient arriving – tracking 患者の到着 - 追跡 |
A11 | ADT/ACK - Cancel admit/visit notification 入院/来院通知の取り消し |
A12 | ADT/ACK - Cancel transfer 転送の取り消し |
A13 | ADT/ACK - Cancel discharge/end visit 退院/来院終了の取り消し |
A14 | ADT/ACK - Pending admit 入院保留 |
A15 | ADT/ACK - Pending transfer 転送保留 |
A16 | ADT/ACK - Pending discharge 退院保留 |
A17 A18 | ADT/ACK - Swap patients 患者の交換 ADT/ACK - Merge patient information (for backward compatibility only) |
患者情報のマージ(後方互換用) | |
A19 | QRY/ADR - Patient query 患者照会 |
A20 | ADT/ACK - Bed status update 病床状態の更新 |
A21 | ADT/ACK - Patient goes on a “leave of absence” |
“許可外出”による外出 | |
A22 | ADT/ACK - Patient returns from a “leave of absence” |
“許可外出”からの帰院 | |
A23 | ADT/ACK - Delete a patient record 患者記録の削除 |
A24 | ADT/ACK - Link patient information 患者情報のリンク |
A25 | ADT/ACK - Cancel pending discharge 退院保留の取り消し |
A26 | ADT/ACK - Cancel pending transfer 転送保留の取り消し |
A27 | ADT/ACK - Cancel pending admit 入院保留の取り消し |
A28 | ADT/ACK - Add person information 個人情報の追加 |
A29 A30 | ADT/ACK - Delete person information 個人情報の削除 ADT/ACK - Merge person information (for backward compatibility only) |
個人情報のマージ(後方互換用) | |
A31 | ADT/ACK - Update person information 個人情報の更新 |
A32 | ADT/ACK - Cancel patient arriving – tracking 患者到着-追跡の取り消し |
A33 A34 A35 | ADT/ACK - Cancel patient departing – tracking 患者出発-追跡の取り消し ADT/ACK - Merge patient information - patient ID only (for backward compatibility only) 患者情報(患者ID のみ)のマージ(後方互換用) ADT/ACK - Merge patient information - account number only (for backward compatibility only) |
患者情報(口座番号のみ)のマージ(後方互換用) | |
A36 | ADT/ACK - Merge patient information - patient ID and account number (for backward compatibility only) 患者情報(患者ID と口座番号)のマージ(後方互換用) |
A37 | ADT/ACK - Unlink patient information 患者情報のリンクの解除 |
A38 | ADT/ACK - Cancel pre-admit 仮入院の取り消し |
A39 | ADT/ACK - Merge person – patient ID (for backward compatibility only) |
個人のマージ-患者ID(後方互換用) | |
A40 | ADT/ACK - Merge patient – patient identifier list 患者のマージ-患者識別リスト |
A41 | ADT/ACK - Merge account - patient account number 口座のマージ-患者口座番号 |
Message | Description |
A42 | ADT/ACK - Merge visit - visit number 来院のマージ-来院番号 |
A43 | ADT/ACK - Move patient information – patient identifier list |
A44 A45 A46 | 患者情報の移動-患者識別リスト ADT/ACK - Move account information - patient account number 口座情報の移動-患者口座番号 ADT/ACK - Move visit information - visit number 来院情報の移動-来院番号 ADT/ACK - Change patient ID (for backward compatibility only) 患者ID の変更(後方互換用) |
A47 A48 | ADT/ACK - Change patient identifier list 患者識別リストの変更 ADT/ACK - Change alternate patient ID (for backward compatibility only) 代替患者ID の変更(後方互換用) |
A49 | ADT/ACK - Change patient account number 患者口座番号の変更 |
A50 | ADT/ACK - Change visit number 来院番号の変更 |
A51 | ADT/ACK - Change alternate visit ID 代替来院ID の変更 |
A52 | ADT/ACK – Cancel leave of absence for a patient 許可外出の取り消し |
A53 | ADT/ACK – Cancel patient returns from a leave of absence |
許可外出からの帰院の取り消し | |
A54 | ADT/ACK - Change attending doctor 担当医の変更 |
A55 | ADT/ACK – Cancel change attending doctor 担当医の変更の取り消し |
A60 | ADT/ACK – Update allergy information アレルギー情報の更新 |
A61 | ADT/ACK – Change consulting doctor 相談医の変更 |
A62 | ADT/ACK – Cancel change consulting doctor 相談医の変更の取り消し |
B01 | PMU/ACK – Add personnel record 個人情報の追加 |
B02 | PMU/ACK – Update personnel record 個人情報の更新 |
B03 | PMU/ACK – Delete personnel re cord 個人情報の削除 |
B04 | PMU/ACK – Active practicing person 診療活動中の個人 |
B05 | PMU/ACK – Deactivate practicing person 診療活動中でない個人 |
B06 | PMU/ACK – Terminate practicing person 診療中の個人の終了 |
B07 | PMU/ACK – Grant Certificate/Permission 証明/許可の付与 |
B08 | PMU/ACK – Revoke Certificate/Permission 証明/許可の削除 |
C01 C02 | CRM - Register a patient on a clinical trial 治験への患者登録 CRM - Cancel a patient registration on clinical trial (for clerical mistakes only) |
患者の治験登録の取り消し(事務上の間違いに限る) | |
C03 | CRM - Correct/update registration information 登録情報の訂正/更新 |
C04 | CRM - Patient has gone off a clinical trial 患者の治験離脱 |
C05 C06 | CRM - Patient enters phase of clinical trial 患者の治験フェーズへの参加 CRM - Cancel patient entering a phase (clerical mistake) |
患者の治験フェーズへの参加の取り消し(事務上の間違いに限る) | |
C07 | CRM - Correct/update phase information 治験段階情報の訂正/更新 |
C08 C09 | CRM - Patient has gone off phase of clinical trial 患者の治験フェーズからの離脱 CSU - Automated time intervals for reporting, like monthly |
自動化されたレポートの時間間隔,例えば毎月など | |
C10 | CSU - Patient completes the clinical trial 患者が治験を完了 |
C11 C12 | CSU - Patient completes a phase of the clinical trial 患者が治験フェーズを完了 CSU - Update/correction of patient order/result information 患者オーダ/結果情報の更新/訂正 |
CNQ | Cancel Query キャンセル照会 |
I01 I02 | RQI/RPI - Request for insurance information 保険情報の要求 RQI/RPL - Request/receipt of patient selection display list 患者選択表示リストの要求/受取 |
I03 | RQI/RPR - Request/receipt of patient selection list 患者選択リストの要求/受取 |
I04 | RQD/RPI - Request for patient demographic data 患者属性データの要求 |
I05 | RQC/RCI - Request for patient clinical information 患者診療情報の要求 |
I06 | RQC/RCL - Request/receipt of clinical data listing 診療データリスト作成の要求/受取 |
I07 | PIN/ACK - Unsolicited insurance information 非要求保険情報 |
I08 | RQA/RPA - Request for treatment authorization information 処置権限情報の要求 |
I09 | RQA/RPA - Request for modification to an authorization 権限の修正要求 |
I10 | RQA/RPA - Request for resubmission of an authorization 権限の再発行要求 |
I11 | RQA/RPA - Request for cancellation of an authorization 権限の取り消し要求 |
I12 | REF/RRI - Patient referral 患者紹介 |
I13 | REF/RRI - Modify patient referral 患者紹介の修正 |
I14 | REF/RRI - Cancel patient referral 患者紹介の取り消し |
I15 | REF/RRI - Request patient referral status 患者紹介状態の要求 |
Message | Description |
J01 | QCN/ACK – Cancel query/acknowledge message |
照会/応答メッセージの取り消し | |
J02 | QSX/ACK – Cancel subscription/acknowledge message |
購読/応答メッセージの取り消し | |
K11 | RSP - Segment pattern response in response to QBP^Q11 セグメントパターン応答 |
K13 | RTB - Tabular response in response to QBP^Q13 QBP^Q11 への表形式応答 |
K15 | RDY - Display response in response to QBP^Q15 QBP^Q15 への表示応答 |
K21 | RSP – Get person demographics response 個人属性応答の受取 |
K22 | RSP – Find candidates response 候補応答の探索 |
K23 | RSP – Get corresponding identifiers response 該当する識別子応答の受取 |
K24 K25 | RSP – Allocate identifiers response 識別子応答の割り当て RSP - Personnel Information by Segment Response |
セグメント応答による個人情報 | |
M01 | MFN/MFK - Master file not otherwise specified (for backward compatibility only) |
どこでも指定されていないマスタファイル(後方互換用) | |
M02 M03 | MFN/MFK - Master file – staff practitioner マスタファイル – 職員医師 MFN/MFK - Master file - test/observation (for backward compatibility only) マスタファイル - 検査/観察(後方互換用) |
M04 | MFN/MFK - Master files charge description マスタファイル – 請求明細 |
M05 M06 | MFN/MFK - Patient location master file 患者位置のマスタファイル MFN/MFK - Clinical study with phases and schedules master file |
フェーズとスケジュールを備えた臨床研究マスタファイル | |
M07 | MFN/MFK - Clinical study without phases but with schedules master file |
フェーズ無しだがスケジュールを備えた臨床研究マスタファイル | |
M08 M09 M10 M11 | MFN/MFK - Test/observation (numeric) master file 検査/観察(数値)マスタファイル MFN/MFK - Test/observation (categorical) master file 検査/観察(分類)マスタファイル MFN/MFK - Test /observation batteries master file 検査/観察に関するセット検査マスタファイルMFN/MFK - Test/calculated observations master file 検査/計算された観測値のマスタファイル |
M12 | MFN/MFK – Master file notification message |
通知メッセージに関するマスタファイル | |
M13 | MFN/MFK - Master file notification - general |
通知に関するマスタファイル一般的なもの | |
M14 | MFN/MFK - Master file notification – site defined |
通知に関するマスタファイルーサイトにより定義 | |
M15 | MFN/MFK – Inventory item master file notification |
財産目録アイテム・マスター・ファイル通知 | |
N01 | NMQ/NMR - Application management query message |
アプリケーション管理照会メッセージ | |
N02 | NMD/ACK - Application management data message (unsolicited) |
アプリケーション管理データメッセージ(要求無し) | |
O01 O02 | ORM - Order message (also RDE, RDS, RGV, RAS) オーダメッセージ(さらにRDE, XXX, XXX, XXX) XXX - Xxxxx xxxxxxxx (xxxx XXX, XXX, XXX, XXX) オーダ応答(さらにRRE, RRD, RRG, RRA) |
O03 | OMD – Diet order 食事オーダ |
O04 | ORD – Diet order acknowledgment 食事オーダ応答 |
O05 | OMS – Stock requisition order 蓄積要求オーダ |
O06 | ORS – Stock requisition acknowledgment 蓄積要求応答 |
O07 | OMN – Non-stock requisition order 非蓄積要求オーダ |
O08 | ORN – Non-stock requisition acknowledgment 非蓄積要求応答 |
O09 | OMP – Pharmacy/treatment order 薬剤/処置オーダ |
O10 | ORP – Pharmacy/treatment order acknowledgment 薬剤/処置オーダ応答 |
O11 | RDE – Pharmacy/treatment encoded order 薬剤/処置符号化オーダ |
O12 | RRE – Pharmacy/treatment encoded order acknowledgment |
薬剤/処置符号化オーダの応答 | |
O13 | RDS – Pharmacy/treatment dispense 薬剤/処置の調剤・実施 |
O14 | RRD – Pharmacy/treatment dispense acknowledgment |
薬剤/処置の調剤・実施応答 | |
O15 | RGV – Pharmacy/treatment give 薬剤/処置の投与 |
O16 | RRG – Pharmacy/treatment give acknowledgment 薬剤/処置の投与応答 |
O17 | RAS – Pharmacy/treatment administration 薬剤/処置の管理 |
Message | Description |
O18 | RRA – Pharmacy/treatment administration acknowledgment |
薬剤/処置の管理応答 | |
O19 | OMG – General clinical order 一般的な診療オーダ |
O20 | ORG/ORL – General clinical order response 一般的な診療オーダ応答 |
O21 O22 | OML - Laboratory order 検査オーダ ORL - General laboratory order response message to any OML OML に対する一般的な検査オーダ応答メッセージ |
O23 | OMI – Imaging order 画像診断オーダ |
O24 | ORI – Imaging order response message to any OMI |
O25 O26 | IOMI に対する画像診断応答メッセージ RDE - Pharmacy/treatment refill authorization request 薬剤/処置の補充権限の要求 RRE - Pharmacy/Treatment Refill Authorization Acknowledgement 薬剤/処置の補充権限の応答 |
O27 | OMB – Blood product order 血液製剤オーダ |
O28 | ORB – Blood product order acknowledgment 血液製剤オーダの応答 |
O29 | BPS – Blood product dispense status 血液製剤調剤ステータス |
O30 | BRP – Blood product dispense status acknowledgment |
血液製剤調剤ステータス応答 | |
O31 | BTS – Blood product transfusion/disposition 血液製剤 輸液/終了 |
O32 | BRT – Blood product transfusion/disposition acknowledgment |
血液製剤 輸液/終了応答 | |
O33 | OML – Laboratory order for multiple orders related to a single specimen |
ある検体に関連した複数オーダのための検査オーダ | |
O34 | ORL – Laboratory order response message to a multiple order related to single specimen OML |
ある検体に関連した複数オーダのための検査オーダOML の応答メッセージ | |
O35 | OML – Laboratory order for multiple orders related to a single container of a specimen |
ある検体の容器に関連した複数オーダのための検査オーダ | |
O36 | ORL - Laboratory order response message to a single container of a specimen OML ある検体の容器に関連した複数オーダのための検査オーダOML の応答メッセージ |
P01 | BAR/ACK - Add patient accounts 患者口座の追加 |
P02 | BAR/ACK - Purge patient accounts 患者口座の削除 |
P03 | DFT/ACK - Post detail financial transaction 詳細な会計取引の送信 |
P04 | QRY/DSP – Generate bill and A/R statements 請求書とA/R 明細書の生成 |
P05 | BAR/ACK – Update account 口座の更新 |
P06 P07 | BAR/ACK - End account 口座の終了 PEX - Unsolicited initial individual product experience report |
非要求の個別製品に関する初期経験レポート | |
P08 | PEX - Unsolicited update individual product experience report |
非要求の個別製品に関する経験レポートの更新 | |
P09 | SUR - Summary product experience report |
製品に関する経験レポートの要約 | |
P10 | BAR/ACK –Transmit Ambulatory Payment Classification(APC) |
P11 | 変更可能な支払分類(APC)の送信 DFT/ACK - Post Detail Financial Transactions - New |
詳細な会計取引の送信―新規 | |
P12 | BAR/ACK - Update Diagnosis/Procedure 診断/手順の更新 |
PC1 | PPR - PC/ problem add PC/プロブレムの追加 |
PC2 | PPR - PC/ problem update PC/ プロブレムの更新 |
PC3 | PPR - PC/ problem delete PC/ プロブレムの削除 |
PC4 | QRY - PC/ problem query PC/ プロブレムの照会 |
PC5 | PRR - PC/ problem response PC/ プロブレムの応答 |
PC6 | PGL - PC/ goal add PC/ 目標の追加 |
PC7 | PGL - PC/ goal update PC/ 目標の更新 |
PC8 | PGL - PC/ goal delete PC/目標の削除 |
PC9 | QRY - PC/ goal query PC/目標の照会 |
PCA PCB PCC PCD PCE | PPV - PC/ goal response PC/目標の応答PPP - PC/ pathway (problem-oriented) add PC/診療計画(プロブレム指向)の追加 PPP - PC/ pathway (problem-oriented) update PC/ 診療計画(プロブレム指向)の更新PPP - PC/ pathway (problem-oriented) delete PC/ 診療計画(プロブレム指向)の削除QRY - PC/ pathway (problem-oriented) query PC/診療計画(プロブレム指向)の照会 |
Message | Description |
PCF | PTR - PC/ pathway (problem-oriented) query response PC/ 診療計画(プロブレム指向)照会の応答 |
PCG | PPG - PC/ pathway (goal-oriented) add PC/ 診療計画(目標指向)の追加 |
PCH | PPG - PC/ pathway (goal-oriented) update PC/ 診療計画(目標指向)の更新 |
PCJ | PPG - PC/ pathway (goal-oriented) delete PC/ 診療計画(目標指向)の削除 |
PCK PCL | QRY - PC/ pathway (goal-oriented) query PC/ 診療計画(目標指向)の照会 PPT - PC/ pathway (goal-oriented) query response PC/ 診療計画(目標指向)照会の応答 |
Q01 | QRY/DSR - Query sent for immediate response 即時応答用に送信された照会 |
Q02 | QRY/QCK - Query sent for deferred response 遅延応答用に送信された照会 |
Q03 | DSR/ACK - Deferred response to a query 照会に対する遅延応答 |
Q04 | EQQ – Embedded query language query 埋め込み照会言語の照会 |
Q05 | UDM/ACK - Unsolicited display update message 非要求の表示更新メッセージ |
Q06 | OSQ/OSR - Query for order status オーダ状態の照会 |
Q07 | VQQ – Virtual table query 仮想表の照会 |
Q08 | SPQ – Stored procedure request ストアドプロシージャの要求 |
Q09 Q11 Q13 Q15 | RQQ – event replay query イベント再生照会 QBP - Query by parameter requesting an RSP segment pattern response RSP 部類パターン応答を要求するパラメータによる参照 QBP - Query by parameter requesting an RTB - tabular response RTB 表形式応答を要求するパラメータによる参照 QBP - Query by parameter requesting an RDY display response RDY 表示応答を要求するパラメータによる参照 |
Q16 | QSB – Create subscription 購読の作成 |
Q17 | QVR – Query for previous events 以前のイベントの照会 |
Q21 | QBP – Get person demographics 個人属性情報の取得 |
Q22 | QBP – Find candidates 候補の探索 |
Q23 | QBP – Get corresponding identifiers 相当する識別子の取得 |
Q24 Q25 | QBP – Allocate identifiers 識別子の割り当て QBP - Personnel Information by Segment Query |
セグメント照会による個人情報 | |
Q26 | ROR - Pharmacy/treatment order response 薬剤/処置オーダ応答 |
Q27 | RAR - Pharmacy/treatment administration information 薬剤/処置管理情報 |
Q28 Q29 | RDR - Pharmacy/treatment dispense information 薬剤/処置調剤・実施情報RER - Pharmacy/treatment encoded order information 薬剤/処置の符号化されたオーダ情報 |
Q30 R01 | RGR - Pharmacy/treatment dose information 薬剤/処置の用量情報ORU/ACK - Unsolicited transmission of an observation message |
非要求の検査メッセージの送信 | |
R02 R03 R04 | QRY - Query for results of observation 検査結果の照会 QRY/DSR Display-oriented results, query/unsol. update (for backward compatibility only) (Replaced by Q05) 表示指向の結果,照会/非要求の更新(後方互換用)(Q05 に変更) ORF - Response to query; transmission of requested observation |
照会に対する応答;要求された検査の送信 | |
ROR | ROR - Pharmacy prescription order query response |
薬剤の処方オーダ照会に対する応答 | |
R07 | EDR - Enhanced Display Response 拡張された表示応答 |
R08 | TBR - Tabular Data Response 表形式データの応答 |
R09 | ERP - Event Replay Response イベント再生応答 |
R21 | OUL – Unsolicited laboratory observation 非要求の検査室の観察 |
R22 | OUL – Unsolicited Specimen Oriented Observation Message |
非要求の検体検査メッセージ | |
R23 | OUL – Unsolicited Specimen Container Oriented Observation Message |
非要求の検体セット検査メッセージ | |
R24 | OUL – Unsolicited Order Oriented Observation Message |
非要求のオーダに起因する検査メッセージ | |
R30 | ORU – Unsolicited Point-Of-Care Observation Message Without Existing Order – Place An Order |
非要求のケアに関するオーダなしの観察メッセージーオーダの提出 | |
R31 | ORU – Unsolicited New Point-Of-Care Observation Message – Search For An Order |
非要求の新しいケアに関する観察メッセージ-オーダの検索 | |
R32 | ORU – Unsolicited Pre-Ordered Point-Of-Care Observation |
非要求のプレオーダのケアに関する観察 | |
S01 | SRM/SRR - Request new appointment booking 新規予約設定の要求 |
S02 | SRM/SRR - Request appointment rescheduling 予約の再スケジューリングの要求 |
S03 | SRM/SRR - Request appointment modification 予約の修正要求 |
Message | Description |
S04 | SRM/SRR - Request appointment cancellation 予約の取消し要求 |
S05 | SRM/SRR - Request appointment discontinuation 予約の停止要求 |
S06 S07 S08 S09 S10 S11 | SRM/SRR - Request appointment deletion 予約の削除要求SRM/SRR - Request addition of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース追加要求 SRM/SRR - Request modification of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース修正要求 SRM/SRR - Request cancellation of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース取消し要求 SRM/SRR - Request discontinuation of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース停止要求 SRM/SRR - Request deletion of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース削除要求 |
S12 | SIU/ACK - Notification of new appointment booking 新規予約設定の通知 |
S13 | SIU/ACK - Notification of appointment rescheduling 予約再スケジューリングの通知 |
S14 | SIU/ACK - Notification of appointment modification 予約修正の通知 |
S15 | SIU/ACK - Notification of appointment cancellation 予約取消しの通知 |
S16 | SIU/ACK - Notification of appointment discontinuation 予約停止の通知 |
S17 S18 S19 S20 S21 S22 | SIU/ACK - Notification of appointment deletion 予約削除の通知SIU/ACK - Notification of addition of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース追加の通知 SIU/ACK - Notification of modification of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース修正の通知 SIU/ACK - Notification of cancellation of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース取消しの通知 SIU/ACK - Notification of discontinuation of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース停止の通知 SIU/ACK - Notification of deletion of service/resource on appointment 予約上のサービス/リソース削除の通知 |
S23 | SIU/ACK - Notification of blocked schedule time slot(s) ふさがった時間枠の通知 |
S24 | SIU/ACK - Notification of opened (“unblocked”) schedule time slot(s) |
空いている時間枠の通知 | |
S25 | SQM/SQR - Schedule query message and response |
スケジュール照会メッセージと応答 | |
S26 | SIU/ACK Notification that patient did not show up for schedule appointment |
予約に患者が来院しなかったことの通知 | |
T01 T02 | MDM/ACK - Original document notification オリジナルドキュメントの通知 MDM/ACK - Original document notification and content |
オリジナルドキュメントの通知と内容 | |
T03 | MDM/ACK - Document status change notification |
ドキュメント状態の変更通知 | |
T04 | MDM/ACK - Document status change notification and content |
ドキュメント状態の変更通知と内容 | |
T05 | MDM/ACK - Document addendum notification ドキュメント追加の通知 |
T06 | MDM/ACK - Document addendum notification and content ドキュメント追加の通知と内容 |
T07 | MDM/ACK - Document edit notification ドキュメント編集の通知 |
T08 | MDM/ACK - Document edit notification and content ドキュメント編集の通知と内容 |
T09 T10 | MDM/ACK - Document replacement notification ドキュメント置換の通知 MDM/ACK - Document replacement notification and content |
ドキュメント置換の通知と内容 | |
T11 | MDM/ACK - Document cancel notification ドキュメント取消しの通知 |
T12 | QRY/DOC - Document query ドキュメントの照会 |
U01 | ESU/ACK – Automated equipment status update 自動化された装置状態の更新 |
U02 | ESR/ACK – Automated equipment status request 自動化された装置状態の要求 |
U03 | SSU/ACK - Specimen status update 検体状態の更新 |
U04 | SSR/ACK - specimen status request 検体状態の要求 |
U05 | INU/ACK - Automated equipment inventory update 自動化された装置一覧表の更新 |
U06 | INR/ACK – Automated equipment inventory request 自動化された装置一覧表の要求 |
U07 | EAC/ACK – Automated equipment command 自動化された装置の命令 |
U08 | EAR/ACK – Automated equipment response 自動化された装置の応答 |
U09 | EAN/ACK – Automated equipment notification 自動化された装置の通知 |
U10 | TCU/ACK – Automated equipment test code settings update |
自動化された装置のテストコード設定更新 | |
U11 | TCR/ACK – Automated equipment test code settings request |
自動化された装置のテストコード設定要求 |
Message | Description |
U12 | LSU/ACK – Automated equipment log/service update |
自動化された装置のログ/サービス更新 | |
U13 | LSR/ACK – Automated equipment log/service request |
自動化された装置のログ/サービス要求 | |
V01 V02 | VXQ - Query for vaccination record ワクチン記録の照会 VXX - Response to vaccination query returning multiple PID matches 多数のPID マッチングを返すワクチン接種照会への応答 |
V03 | VXR - Vaccination record response ワクチン接種記録の応答 |
V04 Varies W01 | VXU - Unsolicited vaccination record update 非要求のワクチン接種記録の更新MFQ/MFR - Master files query (use event same as asking for e.g., M05 - location) マスタファイル照会(M05-居所の場合と同じように使用) ORU - Waveform result, unsolicited transmission of requested information |
波形結果,要求された情報に対する非要求の送信 | |
W02 | QRF - Waveform result, response to query 波形結果,照会に対する応答 |
第3 成分 Message Structure メッセージ構造 (ID)
抽象的なメッセージ構造のコードを示す。提案される値については、「HL7 表0354-メッセージ構造」を参照。
HL7表0354-Message Structure メッセージ構造
Value | Events |
ACK | Varies |
ADR_A19 | A19 |
ADT_A01 | A01, A04, A08, A13 |
ADT_A02 | A02 |
ADT_A03 | A03 |
ADT_A05 | A05, A14, A28, A31 |
ADT_A06 | A06, A07 |
ADT_A09 | A09, A10, A11, A12 |
ADT_A15 | A15 |
ADT_A16 | A16 |
ADT_A17 | A17 |
ADT_A18 | A18 |
ADT_A20 | A20 |
ADT_A21 | A21, A22, A23, A25, A26, A27, A29, A32, A33 |
ADT_A24 | A24 |
ADT_A30 | A30, A34, A35, A36, A46, A47, A48, A49 |
ADT_A37 | A37 |
ADT_A38 | A38 |
ADT_A39 | A39, A40, A41, A42 |
ADT_A43 | A43, A44 |
ADT_A45 | A45 |
ADT_A50 | A50, A51 |
ADT_A52 | A52, A53, A55 |
ADT_A54 | A54 |
ADT_A60 | A60 |
ADT_A61 | A61, A62 |
BAR_P01 | P01 |
BAR_P02 | P02 |
BAR_P05 | P05 |
BAR_P06 | P06 |
BAR_P10 | P10 |
BAR_P12 | P12 |
BPS_O29 | O29 |
BRP_030 | O30 |
BRT_O32 | O32 |
BTS_O31 | O31 |
CRM_C01 | C01, C02, C03, C04, C05, C06, C07, C08 |
CSU_C09 | C09, C10, C11, C12 |
DFT_P03 | P03 |
DFT_P11 | P11 |
DOC_T12 | T12 |
DSR_P04 | P04 |
DSR_Q01 | Q01 |
DSR_Q03 | Q03 |
EAC_U07 | U07 |
EAN_U09 | U09 |
EAR_U08 | U08 |
EDR_R07 | R07 |
EQQ_Q04 | Q04 |
ERP_R09 | R09 |
Value | Events |
ESR_U02 | U02 |
ESR_U02 | U02 |
ESU_U01 | U01 |
INR_U06 | U06 |
INU_U05 | U05 |
LSU_U12 | U12, U13 |
MDM_T01 | T01, T03, T05, T07, T09, T11 |
MDM_T02 | T02, T04, T06, T08, T10 |
MFD_MFA | MFA |
MFK_M01 | M01, M02, M03, M04, M05, M06, M07, M08, M09, M10, M11 |
MFN_M01 | M01 |
MFN_M02 | M02 |
MFN_M03 | M03 |
MFN_M04 | M04 |
MFN_M05 | M05 |
MFN_M06 | M06 |
MFN_M07 | M07 |
MFN_M08 | M08 |
MFN_M09 | M09 |
MFN_M10 | M10 |
MFN_M11 | M11 |
MFN_M12 | M12 |
MFN_M13 | M13 |
MFN_M15 | M15 |
MFQ_M01 | M01, M02, M03, M04, M05, M06 |
MFR_M01 | M01, M02, M03, M04, M05, M06 |
NMD_N02 | N02 |
NMQ_N01 | N01 |
NMR_N01 | N01 |
OMB_O27 | O27 |
OMD_O03 | O03 |
OMG_O19 | O19 |
OMI_O23 | O23 |
OML_O21 | O21 |
OML_O33 | O33 |
OML_O35 | O35 |
OMN_O07 | 007 |
OMP_O09 | O09 |
OMS_O05 | O05 |
ORB_O28 | O28 |
ORD_O04 | O04 |
ORF_R04 | R04 |
ORG_O20 | O20 |
ORI_O24 | O24 |
ORL_O22 | 022 |
ORL_O34 | O34 |
ORL_O36 | O36 |
ORM_O01 | O01 |
ORN_O08 | O08 |
ORP_O10 | O10 |
ORR_O02 | O02 |
ORR_O02 | O02 |
ORS_O06 | O06 |
ORU_R01 | R01 |
ORU_R30 | R30 |
ORU_R31 | R31 |
ORU_R32 | R32 |
OSQ_Q06 | Q06 |
OSR_Q06 | Q06 |
OUL_R21 | R21 |
OUL_R22 | R22 |
OUL_R23 | R23 |
OUL_R24 | R24 |
PEX_P07 | P07, P08 |
PGL_PC6 | PC6, PC7, PC8 |
PMU_B01 | B01, B02 |
PMU_B03 | B03 |
PMU_B04 | B04, B05, B06 |
PMU_B07 | B07 |
PMU_B08 | B08 |
PPG_PCG | PCC, PCG, PCH, PCJ |
PPP_PCB | PCB, PCD |
PPR_PC1 | PC1, PC2, PC3 |
Value | Events |
PPT_PCL | PCL |
PPV_PCA | PCA |
PRR_PC5 | PC5 |
PTR_PCF | PCF |
QBP_Q11 | Q11 |
QBP_Q13 | Q13 |
QBP_Q15 | Q15 |
QBP_Q21 | Q21, Q22, Q23,Q24, Q25 |
QCK_Q02 | Q02 |
QCN_J01 | J01, J02 |
QRY_A19 | A19 |
QRY_P04 | P04 |
QRY_PC4 | PC4, PC9, PCE, PCK |
QRY_Q01 | Q01, Q26, Q27, Q28, Q29, Q30 |
QRY_Q02 | Q02 |
QRY_R02 | R02 |
QRY_T12 | T12 |
QSB_Q16 | Q16 |
QVR_Q17 | Q17 |
RAR_RAR | RAR |
RAS_O17 | O17 |
RCI_I05 | I05 |
RCL_I06 | I06 |
RDE_O01 | O01 |
RDE_O11 | O11, O25 |
RDR_RDR | RDR |
RDS_O13 | O13 |
RDY_K15 | K15 |
REF_I12 | I12, I13, I14, I15 |
RER_RER | RER |
RGR_RGR | RGR |
RGV_O15 | O15 |
ROR_ROR | ROR |
RPA_I08 | I08, I09. I10, I11 |
RPI_I01 | I01, I04 |
RPL_I02 | I02 |
RPR_I03 | I03 |
RQA_I08 | I08, I09, I10, I11 |
RQC_I05 | I05, I06 |
RQI_I01 | I01, I02, I03, I07 |
RQP_I04 | I04 |
RQQ_Q09 | Q09 |
RRA_O02 | O02 |
RRA_O18 | O18 |
RRD_O14 | O14 |
RRE_O12 | O12, O26 |
RRG_O16 | O16 |
RRI_I12 | I12, I13, I14, I15 |
RSP_K11 | K11 |
RSP_K21 | K21 |
RSP_K22 | K22 |
RSP_K23 | K23, K24 |
RTB_K13 | K13 |
SIU_S12 | S12, S13, S14, S15, S16, S17, S18, S19, S20, S21, S22, S23, S24, S26 |
SPQ_Q08 | Q08 |
SQM_S25 | S25 |
SQR_S25 | S25 |
SRM_S01 | S01, S02, S03, S04, S05, S06, S07, S08, S09, S10, S11 |
SRR_S01 | S01, S02, S03, S04, S05, S06, S07, S08, S09, S10, S11 |
SSR_U04 | U04 |
SSU_U03 | U03 |
SUR_P09 | P09 |
SUR_P09 | P09 |
TBR_R08 | R08 |
TBR_R09 | R09 |
TCU_U10 | U10, U11 |
UDM_Q05 | Q05 |
VQQ_Q07 | Q07 |
VXQ_V01 | V01 |
VXR_V03 | V03 |
VXU_V04 | V04 |
VXX_V02 | V02 |
ORU_W01 | W01 |
Value | Events |
QRF_W02 | W02 |
NA 数値配列
HL7成分表-NA-Numeric Array 数値配列
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 16 | NM | R | Value1 値 1 | |
2 | 16 | NM | O | Value2 値 2 | |
3 | 16 | NM | O | Value3 値 3 | |
4 | 16 | NM | O | Value4 値 4 | |
… |
このデータ型は一連の数値(配列)を表すのに用いる。この型のフィールドは1次元の数値の配列(ベクトルまたは列)を含むことができる。またフィールドの反復を許せば、2次元の数値の配列(表)をこの形式を使って送信することができる。このときその表の各行はこのフィールドの1繰り返しとして表現される。1つまたは複数の値が存在しない配列も送信されることがある。「存在しない」値は、2つの隣り合った成分デリミタで表現される。行の最後で値が存在しないことが起こったら、最後の成分デリミタは省略してよい。表全体の行が価値を持たなかった場合、成分デリミタはひとつも必要ではない。(この場合2つの反復デリミタが隣り合うことになる。
例1: 8数字のベクトル
|125^34^-22^-234^569^442^-212^6|
例2: 3x3の数値配列
|1.2^-3.5^5.2~2.0^3.1^-6.2~3.5^7.8^-1.3|
例3: (1,1), (2,2), (2,3), (3,3), (3,4), (4,1), (4,2), (4,3), および(4,4)の位置に値が存在しない5x4の
数値配列。
|^2^3^4~5^^^8~9^10~~17^18^19^20|
NDL 日付と場所を伴う名前
HL7成分表-NDL-Name with Date and Location 日付と場所を伴う名前
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 406 | CNN | O | Name 名 前 | |
2 | 26 | TS | O | Start Date/time 開始日付/時間 | |
3 | 26 | TS | O | End Date/time 終了日付/時間 | |
4 | 20 | IS | O | 0302 | Point of Care ケアの場所 |
5 | 20 | IS | O | 0303 | Room 病 室 |
6 | 20 | IS | O | 0304 | Bed 病 床 |
7 | 227 | HD | O | Facility 施 設 | |
8 | 20 | IS | O | 0306 | Location Status 場所の状態 |
9 | 20 | IS | O | 0305 | Patient Location Type 患者場所型 |
10 | 20 | IS | O | 0307 | Building 建 物 |
11 | 00 | XX | X | 0000 | Xxxxx x |
注:HL7 V2.5より、OBR-32、OBR-33、OBR-34、OBR-35のCMデータ型を置き換える。サービスを行う人の名前およびサービスを行う時と場所を示す。
この成分はサービスを行う人の名前を示す。
第2 成分 Start Date/Time 開始日付/時間 (TS)
この成分はこの人がサービスを行うのを開始する日付/時間を示す。
第3 成分 End Date/Time 終了日付/時間 (TS)
この成分はこの人がサービスを行うのを終了する日付/時間を示す。
第4 成分 Point of Care ケアの場所 (IS)
この成分は患者のケアを行う場所のコードを示す。これには患者の所在場所型(例えば、病棟あるいは診療科あるいは診療所)による条件がつく。提案されている値については、「使用者定義表0302-ケアの場所」を参照。
使用者定義表0302-Point of Care ケアの場所
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
この成分は患者の病室のコードを示す。ケアの場所の次に、人の場所の指定として最も一般的である。提案されている値については「使用者定義表0303-病室」を参照。
使用者定義表0303-Room 病室
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
この成分は患者の病床のコードを示す。病室の次に最も一般的な人の場所の指定である。 提案されている値については、「使用者定義表0304-病床」を参照。
使用者定義表0304-Bed 病床
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
この成分は施設での解釈によるが、一般的には医療機関、病院あるいは医療法人の一番高いレベルでの物理的な場所の指定である。最も一般的な人の場所の指定である。
第8 成分 Location Status 場所の状態 (IS)
この成分は場所の状態や空き状況のコードを示す。例えば、この成分は病床の状況を表すことがある。提案されている値については、「使用者定義表0306-場所の状態」を参照。
使用者定義表0306-Location Status 場所の状態
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第9 成分 Patient Location Type 患者場所型 (IS)
患者場所型は、施設、建物、階、ケアの場所、病室あるいは病床によって示される人の場所の範疇である。必須のフィールドではないが、使用される場合は唯一値を持つフィールドとなる場合がある。この成分は通常、病棟、診療科、診療所、SNF(熟練看護施設)や診察室といった値を含む。提案されている値については、「使用者定義表0305
-患者場所型」を参照。
使用者定義表0305-Person location Type 患者場所型
Value | Description |
C | Clinic 診 療 室 |
D | Department 部 門 |
H | Home 在 宅 |
N | Nursing Unit 看護単位(病棟) |
O | Provider’s Office 提供者事務所 |
P | Phone 電 話 |
S | SNF 熟練看護施設 |
この成分は、その人が位置する建物のコードを示す。施設の次に最も一般的な人の場所の指定である。提案されている値については、「使用者定義表0307-建物」を参照。
使用者定義表0307-Building 建物
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
この成分は、その人が位置する階を示す。建物の次に最も一般的な人の場所の指定である。提案されている値については、「使用者定義表0308-階」を参照。
NM 数 値
使用者定義表0308-Floor 階
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
HL7成分表-NM-Numeric 数値
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 16 | Numeric 数 値 |
ASCII数字列として表記する数字は、オプションの先行符号(+または-)、数字、そしてオプションの小数点から構成する。符号がない場合、その数値はxxであると仮定する。小数点がない場合、その数値は整数であると仮定する。
例:
|999|
|-123.792|
先行ゼロまたは小数点の後の後書きゼロは無意味である。01.20と1.2という2つの数値は同一である。オプションの先行符号(+または-)およびオプションの小数点(.)を除いては、数字以外のASCII文字は許されない。したがって、値"<12"は、文字列データ型としてコード化しなければならない。
NR 数値範囲
HL7成分表-NR-Numeric Range 数値範囲
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 16 2 16 | NM NM | O O | Low Value 下 限 High Value 上 限 |
注:HL7 V2.5より、OM2-6.1、OM2-6.3、OM2-6.4のCMデータ型を置き換える。
一連のデータにおける下限値と上限値の範囲を示す。数値範囲の一方が閉じていないときは、閉じていないほうの成分はnullとなる。範囲に端点が含まれるかどうかについては、このフィールドについての使用上の注意に定義される。
範囲の下限を示す数値。
範囲の上限値を示す数値。
OCD 発生コードおよび日付
HL7成分表-OCD-Occurrence Code and Date 発生コードおよび日付
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 705 2 8 | CNE DT | R R | 0350 | Occurrence Code 発生コード Occurrence Date 発生日付 |
請求に関連し、支払い人の処理に影響し得る重要なイベントを指すコードおよび、そのイベントに関連付けられた日付を示す。
注:HL7 V2.5より、6.5.10.10節のUB1-16 および6.5.11.7節のUB2-7に用いられるCMデータ型を置き換える。
このデータ型はCMSあるいはその他の監督機関により定義されたデータを保持する。このデータ型はUB82フィールド28-32およびUB92フィールド32a、32b、33a、33b、34a、34b、35aおよび35bに対応する。より詳しい情報についてはUBの仕様を参照。
ユースケース:xxxxxの受益者が、1992年1月1日から1992年1月10日まで入院していたが、その患者のPart A給付が1992年1月8日で切れ、その患者はPart B給付の資格を有しなかった。したがって位置32は、コード23と日付010892を持つことになる。
例:
|23&Benefits Exhausted&NUBC^19920108|
第1 成分 Occurrence Code 発生コード (CNE)
支払い者の処理に影響を与え得る請求に関連したイベントあるいは出来事に対する NUBC コード有効な値については「HL7 表0350-発生コード」を参照。
この成分の値は米国統一請求委員会(NUBC)の定義に従う必要がある。拡張は許されない。
HL7表0350-Occurrence Code 発生コード
Value | Description | Comments |
Use NUBC codes NUBC コードを使うこと |
第2 成分 Occurrence Date 発生日付 (DT)
支払い者の処理に影響を与え得る請求に関連したイベントが起こった日付。
OSD オーダ連鎖定義
HL7成分表-OSD-Order Sequence Definition オーダ連鎖定義
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 1 | ID | R | 0524 | Sequence/Results Flag 連鎖/結果フラグ |
2 | 15 | ST | R | Placer Order Number: Entity Identifier | |
依頼者オーダ番号:エンティティ識別子 | |||||
3 | 6 | IS | O | 0363 | Placer Order Number: Namespace ID |
依頼者オーダ番号:ネームスペースID | |||||
4 | 15 | ST | R | Filler Order Number: Entity Identifier | |
実施者オーダ番号:エンティティ識別子 | |||||
5 | 6 | IS | O | 0363 | Filler Order Number: Namespace ID |
実施者オーダ番号:ネームスペースID | |||||
6 | 12 | ST | O | Sequence Condition Value 連鎖条件値 | |
7 | 3 | NM | O | Maximum Number of Repeats 最大反復数 | |
8 | 15 | ST | R | Placer Order Number: Universal ID 依頼者オーダ番号:汎用ID | |
9 | 6 | ID | O | 0301 | Placer Order Number: Universal ID Type 依頼者オーダ番号:汎用ID |
型 | |||||
10 | 15 | ST | R | Filler Order Number: Universal ID 実施者オーダ番号:汎用ID | |
11 | 6 | ID | O | 0301 | Filler Order Number: Universal ID Type 実施者オーダ番号:汎用ID 型 |
注:HL7 V2.5より、TQデータ型に用いられているCMデータ型を置き換える。
このデータ型は、あるオーダと別のひとつまたは複数のオーダとの関係を構成する完全にコード化されたバージョンである。その関係は連鎖あるいは循環パターンである。OSDデータ型の仕様はTQデータ型(特にORC-7に適用された場合)に限定される。HL7 V2.5よりHL7旧バージョンとの目的のみで保持される。連鎖の段数や循環のパターンを送信する必要なときには、このデータ型より、TQ1およびTQ2セグメントを考慮することが推奨される。
第1 成分 Sequence/Results Flag 連鎖/結果フラグ (ID)
連鎖条件あるいは繰り返すオーダの組が指定されているかを示す。有効な値については「HL7 表0524-連鎖条件」を参照
HL7表0524-Sequence Condition 連鎖条件
Value | Description |
S C R | Sequence conditions 連鎖条件 Repeating cycle of orders 繰り返すオーダの組 Reserved for possible future use 将来使用する可能性のため予約 |
第2 成分 Placer Order Number: Entity Identifier 依頼者オーダ番号:エンティティ識別子 (ST)
依頼者オーダ番号の最初の成分、エンティティ識別子を含む。
第3 成分 Placer Order Number: Namespace ID 依頼者オーダ番号:ネームスペースID (IS)
依頼者オーダ番号の2 番目の成分、ネームスペースID を含む。提案されている値については「使用者定義表0363
-割当権限者」を参照。
第4 成分 Filler Order Number: Entity Identifier 実施者オーダ番号:エンティティ識別子 (ST)
実施者オーダ番号の最初の成分、エンティティ識別子を含む。
第5 成分 Filler Order Number: Namespace ID 実施者オーダ番号:ネームスペースID (IS)
実施者オーダ番号の2 番目の成分、ネームスペースID を含む。提案されている値については「使用者定義表0363
-割当権限者」を参照。
第6 成分 Sequence Condition Value 連鎖条件値 (ST)
関連する先のオーダあるいは後のオーダの開始/終了とORC-2、3 および4 で示される現在のオーダとの関係を示す。
認められる条件の値は、以下の形式のプロジェクト計画方法論で広く使われている形をとる。
<"SS"、"EE"、"SE"あるいは"ES"のいずれか>+/-<時間>
最初の文字は、先のオーダの開始(S)または終了(E)を表し、先のオーダは副成分 1、2 または 3、4 の依頼者または実施者オーダ番号で示される。
2 番目の文字は、後のオーダの開始(S)または終了(E)を表し、後のオーダはこの量/タイミングの指定を含むオーダである。
<時間>は先のオーダの開始または終了から後のオーダの時間間隔を示す(以下の例を参照)。
Where <time> is defined as <時間>の定義
Value | Description |
S<整数> | do for <integer> seconds <数値>秒の間行う |
M<整数> | do for <integer> minutes <数値>分の間行う |
H<整数> | do for <integer> hours <数値>の間行う |
D<整数> | do for <integer> days <数値>日の間行う |
W<整数> | do for <integer> weeks <数値>週の間行う |
L<整数> | do for <integer> months <数値>月の間行う |
第7 成分 Maximum Number of Repeats 最大反復数 (NM)
繰り返しの組にのみ用いる繰り返しの最大数。繰り返しの総数は、最後の繰り返しが終わる日付/時間、あるいは、親の終了日付/時間のうちいずれか早いほうで制約される。
第8 成分 Placer Order Number: Universal ID 依頼者オーダ番号:汎用ID (ST)
依頼者オーダ番号の最後から2 つ目の成分、汎用ID を含む。
第9 成分 Placer Order Number: Universal ID Type 依頼者オーダ番号:汎用ID 型 (ID)
依頼者オーダ番号の最後の成分、汎用ID 型を含む。有効な値については、「HL7 表0301-汎用ID 型」を参照。
第10 成分 Filler Order Number: Universal ID 実施者オーダ番号:汎用ID (ST)
実施者オーダ番号の最後から2 つ目の成分、汎用ID を含む。
第11 成分 Filler Order Number: Universal ID Type 実施者オーダ番号:汎用ID 型 (ID)
実施者オーダ番号の最後の成分、汎用ID 型を含む。有効な値については、「HL7 表0301-汎用ID 型」を参照。
OSP 発生スパン・コードおよび日付
HL7成分表-OSP-Occurrence Span Code and Date 発生スパン・コードおよび日付
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 705 | CNE | R | 0351 | Occurrence Span Code 発生スパン・コード |
2 | 8 | DT | C | Occurrence Span Start Date 発生スパン開始日付 | |
3 | 8 | DT | C | Occurrence Span Stop Date 発生スパン終了日付 |
請求の支払いに関連するイベントを特定するコードおよび関連する日付。例えば、先行入院日付は、ある患者の、病院またはSNF(熟練看護施設)への今回の入院から60日以内に終了した何らかの入院のあった患者について、その入院/退院の日である。
注:HL7 V2.5の6.5.11.8節のUB2-8に用いられるCMデータ型を置き換える。
ユースケース:患者は小さな手術のため入院(2003年1月6日)し、翌日(2003年1月7日)に退院した。合併症が続発し、患者は次の日(2003年3月8日)に再入院した。2003年3月8日の請求を提出する際に、先行入院日付(2003年1月6日-2003年1月6日)を発生事象範囲コードおよび日付 71-先行入院日付を使って(保険プランごとに)報告しなければならない。
|71&Prior Stay Date&NUBC^20030106^20030107|
第1 成分 Occurrence Span Code 発生スパン・コード (CNE)
請求の支払いに関係するイベントを示すNUBC のコード自体。
有効な値については 「HL7 表 0351-発生スパン」を参照。この成分の値は米国統一支払委員会(NUBC)が定めたものである。拡張は許されない。
HL7表0351-Occurrence Span 発生スパン
Value | Description | Comments |
Use NUBC codes NUBC コードを使うこと |
第2 成分 Occurrence Span Start Date 発生スパン開始日付 (DT)
請求の支払いに関するイベントが開始した日付。
第3 成分 Occurrence Span Stop Date 発生スパン終了日付 (DT)
請求の支払いに関するイベントが終了した日付。
PIP 医療従事者の施設内の特権
HL7成分表-PIP-Practitioner Institutional Privileges 医療従事者の施設内の特権
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 483 | CE | R | 0525 | Privilege 特 権 |
2 | 483 | CE | O | 0526 | Privilege Class 特権クラス |
3 | 8 | DT | O | Expiration Date 失効日付 | |
4 | 8 | DT | O | Activation Date 発効日付 | |
5 | 427 | EI | O | Facility 施 設 |
このデータ型は医療従事者に与えられた施設内の特権とその詳細を示す。
注:HL7 V2.5より、15.4.5.7節のPRA-7 に用いられるCMデータ型を置き換える。
施設内の特権自体を示す。提案されている値については、「使用者定義表0525-特権」を参照。
使用者定義表0525-Privilege 特権
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値はない |
第2 成分 Privilege Class 特権クラス (CE)
施設内の特権のクラス範疇を示す。提案されている値については「使用者定義表0526-特権クラス」 を参照。
使用者定義表0526-Privilege Class 特権クラス
Value | Description | Comments |
No suggested values defined 推奨値はない |
第3 成分 Expiration Date 失効日付 (DT)
施設内の特権がもはや有効でなくなる/なくなった日付を示す。
第4 成分 Activation Date 発効日付 (DT)
施設内の特権が有効になる/なった日付を示す。
施設内の特権が有効である/あった施設を示す。
PL 患者所在
HL7成分表-PL-Person Location 患者所在
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | IS | O | 0302 | Point of Care ケアの場所 |
2 | 20 | IS | O | 0303 | Room 病 室 |
3 | 20 | IS | O | 0304 | Bed 病 床 |
4 | 227 | HD | O | Facility 施 設 | |
5 | 20 | IS | O | 0306 | Location Status 場所の状態 |
6 | 20 | IS | C | 0305 | Person Location Type 所在場所型 |
7 | 20 | IS | O | 0307 | Building 建 物 |
8 | 20 | IS | O | 0308 | Floor 階 |
9 | 199 | ST | O | Location Description 場所の詳細 | |
10 | 427 | EI | O | Comprehensive Location Identifier 包括的な場所識別子 | |
11 | 227 | HD | O | Assigning Authority for Location 場所についての割当権限者 |
定義:このデータ型は医療施設内における患者の所在場所を特定するために用いる。どの成分に値を設定するかは現場の要求による。例えば、在宅で治療を受けている患者については、患者所在場所型のみ値が設定される。このデータ型は患者の所在場所を特定するのに最もよく使用されるが、医療現場に関わる人の他のタイプを参照することもある。
注記:このデータ型は、最も一般的なものから最も特別なものまで次の順番で考慮すべきいくつかの位置識別子からなる:施設、建物、階、ケアの場所、病室、病床。これらの成分で示さ
れるすべての位置に関する付加的情報は次の成分で付加することができる:所在場所型、場所の詳細、場所の状態。
例:看護単位
Community Hospitalの看護単位:4東、136号室、ベッドB 4E^136^B^CommunityHospital^^N^^^
例:診療室
University Hospitalsの診療室:Brionesビル3階にある内科診療室 XxxxxxxxXxxxxxxx^^^UniversityHospitals^^C^Briones^3^
例:在宅
患者の家で治療を受けている。
^^^^^H^^^
第1 成分 Point of Care ケアの場所 (IS)
この成分は患者のケアを行う場所のコードを示す。これには患者の所在場所型(例えば、看護単位あるいは部門あるいは診療室)による条件がつく。提案されている値については「使用者定義表0302-ケアの場所」を参照。
この成分は患者の病室のコードを示す。ケアの場所についで人の所在場所の指定として最も一般的である。提案されている値については「使用者定義表0303-病室」を参照。
この成分は患者の病床のコードを示す。病室の次に最も一般的な人の所在場所の指定である。 提案されている値については「使用者定義表0304-病床」を参照。
この成分は施設での解釈によるが、一般的には医療機関、病院あるいは医療法人の一番高いレベルでの物理的な場所の指定である。最も一般的な人の所在場所の指定である。データ型に関する議論については「HL7 成分表-HD階層的指定子」を参照。
第5 成分 Location Status 場所の状態 (IS)
この成分は場所の状態や空き状況のコードを示す。例えば、この成分は病床の状況を表すことがある。提案されている値については「使用者定義表0306-場所の状態」を参照。
第6 成分 Person Location Type 所在場所型 (IS)
患者所在場所型は、施設、建物、階、ケアの場所、病室あるいは病床によって示される人の所在の範疇である。必須のフィールドではないが、使用される場合は唯一値を持つフィールドとなる場合がある。この成分は通常、看護単位、部門、診療室、SNF(熟練看護施設)や医局といった値を含む。提案されている値については「使用者定義表 0305-所在場所型」を参照。
この成分は、その人が位置する建物のコードを示す。施設の次に最も一般的な人の所在場所の指定である。提案されている値については「使用者定義表0307-建物」を参照。
この成分は、その人が位置する階を示す。建物の次に最も一般的な人の所在場所の指定である。提案されている値については「使用者定義表0308-階」を参照。
第9 成分 Location Description 場所の詳細 (ST)
この成分はフリーテキストで場所の詳細を記述する。
第10 成分 Comprehensive Location Identifier 包括的な場所識別子 (EI)
物理的場所を個々の成分に関わらず、全体として表現する一意的な識別子。この成分は、施設が物理的単位を示す別の方法を用いて、詳細度の低いレベルでコードをつけることを許容する。例えば、ケアの場所、病室および病床が不可分の1 つのコードを持つこともありうる。
第11 成分 Assigning Authority for Location 場所についての割当権限者 (HD)
個々の物理場所成分を作成したエンティティ。値が設定されている場合には、全ての値の設定された成分についての権限者である。HD 成分の最初の副成分<ネームスペースID>に対する提案されている値については「使用者定義表0363-割当権限者」を参照。この成分により、このデータ型のフィールドが繰り返し使用された場合に、それぞれのコードを違えることが可能となる。
PLN 医療従事者免許あるいは他の ID 番号
HL7成分表-PLN-Practitioner License or Other ID Number 医療従事者免許あるいは他のID番号
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 20 | ST | R | ID Number ID 番 号 | |
2 | 8 | IS | R | 0338 | Type of ID Number ID 番号のタイプ |
3 | 62 | ST | O | State/other Qualifying Information 州/その他の資格情報 | |
4 | 8 | DT | O | Expiration Date 有効期限 |
このデータ型は医療従事者の免許番号またはUPIN(xx的医師ID番号)、メディケアおよびメディケイド番号といったその他のID番号とその詳細を示す。
注:HL7 V2.5より、15.4.5.6節のPRA-6、11.6.3.7節のPRD-7および11.6.4.7節のCTD-7に用いられるCMデータ型を置き換える。
免許番号またはUPIN(xx的医師 ID 番号)、メディケアおよびメディケイド番号のような、その他の ID 番号を示す。
第2 成分 Type of ID Number ID 番号のタイプ (IS)
番号のタイプを示す。
提案されている値については「使用者定義表0338-医療従事者ID 番号タイプ」を参照。
使用者定義表0338-Practitioner ID Number Type 医療者従事者ID番号タイプ
Value | Description | Comments |
CY DEA | County number x x 号Drug Enforcement Agency no | Deprecated as of V2.5; Use LI instead HL7 V2.5 より非推奨;LI を代わりに使用 |
麻薬取締局番号 | ||
GL | General ledger number 一般台帳番号 | |
LI | Labor and industries number 労働産業省番号 | |
L&I | Labor and industries number 労働産業省番号 | |
MCD | Medicaid number メディケイド番号 | |
MCR | Medicare number メディケア番号 | |
QA | QA number QA 番 号 | |
SL | State license number 州免許番号 | |
TAX | Tax ID number 納税ID 番号 | |
TRL | Training license number 研修免許番号 | |
UPIN | Unique physician ID no. xx的医師ID 番号 |
第3 成分 State/other Qualifying Information 州/その他の資格情報 (ST)
当てはまる場合には、免許またはID が有効な州または省、あるいはその他の資格に関する情報を示す。州の資格に関しては、その国の郵便サービスでの略称を用いることが推奨されている。
第4 成分 Expiration Date 有効期限 (DT)
免許またはID がもはや有効でなくなる日付を示す。
PN 個 人 名
取り下げ。
PPN 実施者タイムスタンプ
HL7成分表-PPN-Performing Person Time Stamp 実施者タイムスタンプ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 15 | ST | O | ID Number ID 番号 | |
2 | 194 | FN | O | Family Name 姓 | |
3 | 30 | ST | O | Given Name 名 | |
4 | 30 | ST | O | Second and Further Given Names or Initials Thereof 2 番目以降の名またはそれらのイニシャル | |
5 | 20 | ST | O | Suffix (e.g., JR or III) 接尾語(例:JR またはIII) | |
6 | 20 | ST | O | Prefix (e.g., DR) 接頭語(例:DR) | |
7 | 5 | IS | B | 0360 | Degree (e.g., MD) 学位(例:MD)HL7 V2.5 より非推奨 |
8 | 4 | IS | C | 0297 | Source Table ID 管理表 |
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
9 | 227 | HD | O | 0363 | Assigning Authority 割当権限者 |
10 | 1 | ID | O | 0200 | Name Type Code 名前型コード |
11 | 1 | ST | O | Identifier Check Digit 識別子チェックディジット | |
12 | 3 | ID | C | 0061 | Check Digit Scheme チェックディジット体系 |
13 | 5 | ID | O | 0203 | Identifier Type Code 識別子型コード |
14 | 227 | HD | O | Assigning Facility 割当施設 | |
15 | 26 | TS | O | Date/Time Action Performed 行為実施日付/時刻 | |
16 | 1 | ID | O | 0465 | Name Representation Code 名前表記コード |
17 | 483 | CWE | O | 0448 | Name Context 名前の文脈 |
18 | 17 | DR | B | Name Validity Range 名前の有効範囲 HL7 V2.5 より非推奨 | |
19 | 1 | ID | O | 0444 | Name Assembly Order 名前構成順序 |
20 | 26 | TS | O | Effective Date 発行日付 | |
21 | 26 | TS | O | Expiration Date 失効日付 | |
22 | 199 | ST | O | Professional Suffix 専門職の接頭辞 | |
23 | 705 | CWE | O | Assigning Jurisdiction 割当管轄 | |
24 | 705 | CWE | O | Assigning Agency or Department 割当権限者または行政組織 |
このデータ型はTSデータ型につながれたXCNデータ型と等価なものであり、誰がいつアクションを実行したかを記録するために使用する。nullでない場合、実行者およびタイムスタンプの両方の値が設定されねばならない。
第8 成分で示される使用者定義表によりコード化されたID。最初の成分が明示された場合にはID 管理表または割当権限者に値を入れる必要がある。
このデータ型はある個人の姓を完全に示すことを可能とする。必要なときは、このデータ型は個人の名前が、もともとの姓と配偶者の姓を含んでいる場合に、そのそれぞれを区別する。このデータ型はまた、メッセージにおいて、姓の接頭辞の部分(例えば"van"や"de"のような)と語根の部分とを区別することを可能にする。
ファーストネーム。
第4 成分 Second and Further Given Names or Initials Thereof 2 番目以降の名またはそれらのイニシャル (ST)
複数のミドルネームを空白で区切って入れることができる。
第5 成分 Suffix (e.g., JR or III) 接尾語(例、JR またはIII) (ST)
名前の接尾語を明記するのに用いる。(例、JR またはIII)
第6 成分 Prefix (e.g., DR) 接頭語(例 DR) (ST)
名前の接頭語を明記する。(例、Dr)
第7 成分 Degree (e.g., MD) 学位(例:MD) (IS)
注:HL7 V2.5 よりHL7 旧バージョンとの互換性のためにのみ残されている。
専門職接頭語成分を参照。教育における学位(例、MD)を明記するのに用いる。提案されている値については「使用者定義表0360-学位/免許/資格」を参照。
第8 成分 Source Table ID 管理表 (IS)
この成分に関する使用者定義表の値として「使用者定義表0297-CNID 管理表」の HL7 識別子が使われている。最初の成分を記述するのに用いる。
第9 成分 Assigning Authority 割当権限者 (HD)
割当権限者はそのデータを生成したシステム(あるいは組織、政府機関の部署)についてのxx的な識別子である。これは HD データ型である。「使用者定義表 0363-割当権限者」が HD 成分の最初の副成分<ネームスペース ID
>に与える値のHL7 識別子として用いられる。
第10 成分 Name Type Code 名前型コード (ID)
名前の型を表すコード。有効な値については「HL7 表0200-名前型」を参照。
HL7表0200-Name Type 名前型
Value | Description |
A | Alxxx Xame 別 名 |
B | Name at Birth 出生時の名前 |
C | Adopted Name 養 子 名 |
D | Display Name 表示名称 |
I | Licensing Name 免許での名前 |
L | Legal Name 法律的な名前 |
Value | Description |
M N P R S T U | Maiden Name 旧 姓 Nickname /”Call me” Name/Street Name ニックネーム/希望呼称/通称 Name of Partner/Spouse (retained for backward compatibility only) バートナー/配偶者の名前(HL7 旧バージョンとの互換性のためにのみ) Registered Name (animals only) 登録名〈動物のみ〉 Coded Pseudo-Name to ensure anonymity 匿名性保証のためのコード化された仮名Indigenous/Tribal/Community Name 先住民族/部族/共同体での名前 Unspecified 不 特 定 |
第11 成分 Identifier Check Digit 識別子チェックディジット (ST)
このデータ型でのチェックディジットは、メッセージ処理系により生成された後付けのものではない。識別番号の一部分で、送信側アプリケーションで使用される部分が、この成分でいうチェックディジットである。送信側のアプリケーションが自己生成のチェックディジットを識別番号に含めていない場合は、この成分はnull にしなければならない。
第12 成分 Check Digit Scheme チェックディジット体系 (ID)
使用されているチェックディジット方式の指定を含む。有効な値については「HL7 表 0061-チェックディジット形式」を参照。
第13 成分 Identifier Type Code 識別子型コード (ID)
患者に最初に識別子が割り当てられた、建物・場所の識別子。この成分は識別子の固有の部分ではないが、識別子の履歴に関する部分である。この成分は、特定の相互通信システムのために存在している。有効な値については「HL7表0203-ID 型」を参照。
第14 成分 Assigning Facility 割当施設 (HD)
患者に最初に識別子が割り当てられた、建物・場所の識別子。この成分は識別子の固有の部分ではないが、識別子の履歴に関する部分である。この成分は、特定の相互通信システムのために存在している。
第15 成分 Date/Time Action Performed 行為実施日付/時刻 (TS)
この成分は行為がいつ実施されたかを記述する。
第16 成分 Name Representation Code 名前表記コード (ID)
同じ名前/住所に対する別の名前/住所型および名前/住所表記は、このフィールドを、名前/住所型および/または名前/住所表記を違えて、繰り返すことで表現すべきである。一般的にこの成分はデータ項目で提供される表記の指示を行う。使用されている文字セットを示すことは必要ではない。したがって、表記は何を期待すべきかを示すが、それでもなお、送信側は自由に望むどんな文字集合を使っても内容をコード化することができる。この成分は受信者にヒントのみ与えるので、受信側は何が送られてきて何を表示する能力があるかをもとに選択を行うことができる。有効な値について「HL7 表0465-名前/アドレス表記」を参照。
HL7表0465-Name/address Representation 名前/アドレス表記
Value | Description |
I A P | Ideographic (i.e., Kanji) 表意文字(漢字) Alphabetic (i.e., Default or some single-byte) シングルバイト英数字 Phonetic (i.e., ASCII, Katakana, Hiragana, etc.) 表音文字(ASCII、仮名) |
第17 成分 Name Context 名前の文脈 (CWE)
この成分は名前の使われる文脈を示すのに用いられる。主なユースケースはオーストラリアの保険医療においてである:異なる保険医療施設に入院する場合に、異なる名前を使用することを希望する先住民の患者である。別のユースケースは、米国で、医療従事者が少し異なる名前で免許を受けることができて、管理上の理由で正確な名前を届け出ることがきわめて重要な場合である。提案されている値については「使用者定義表0448-名前の文脈」を参照。
使用者定義表0448-Name Context 名前の文脈
Value | Description |
No suggested values 推奨値なし |
第18 成分 Name Validity Range 名前の有効範囲 (DR)
注:HL7 V2.5 よりHL7 旧バージョンとの互換性のためにのみ保持されている。
この成分は、この名前が有効な期間を示す開始と終了の日付/時間を含む。副成分の説明については「DR-日付/時刻の範囲」を参照。PPN-20 発効日付およびPPN-21 失効日付を参照。この成分は十分に表現することができず、 HL7 V2.4 の誤りとして認識されている。
第19 成分 Name Assembly Order 名前構成順序 (ID)
この人名の構成要素の望ましい表示順を表す。有効な値については「HL7 表0444-名前構成順」を参照。
HL7表0444-Name Assembly Order 名前構成順
Value | Description |
G F | Prefix Given Middle Family Suffix 接頭辞 名 ミドルネーム 姓 接尾辞 Prefix Family Middle Given Suffix 接頭辞 姓 ミドルネーム 姓 接尾辞 |
第20 成分 Effective Date 発効日付 (TS)
知られている場合には、住所が正当で有効となる最初の日。
第21 成分 Expiration Date 失効日付 (TS)
知られている場合には、住所が正当で有効である最後の日。
第22 成分 Professional Suffix 専門職の接頭辞 (ST)
その人の専門職種(例、免許、資格、学位、専門学会の会員)を証明する資格を表示する略語あるいは略語の文字列を示すのに用いられる。人名が表示されるときに、専門職の接頭辞は、通常、姓の後に表示される。この成分は、非整形の文字列で、表示目的のみで用いられることに注意すること。
第23 成分 Assigning Jurisdiction 割当管轄 (CWE)
第1 成分の識別子を割り当てた地理・政治上のエンティティ。
第24 成分 Assigning Agency or Department 割当権限者または行政組織 (CWE)
第1 成分の識別子を割り当てた割当権限者または割当組織。
PRL 親結果リンク
HL7成分表-PRL-Parent Result Link 親結果リンク
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | CWE | R | Parent Observation Identifier 親検査識別子親結果のOBX-3で定義される。 | ||
2 | ST | O | Parent Observation Sub-identifier 親検査副識別子親結果のOBX-4で定義される。 | ||
3 | TX | O | Parent Observation Value Descriptor 親検査の値の記述親結果のOBX-5で定義される。 |
注:HL7 V2.5より、OBR-26、OBR-26 に用いられるCMデータ型を置き換える。
現在のオーダの親結果に関連づけられているOBX セグメントを、OBR-29-親の中の情報と共に、一意的に示す。
使用上の注意:このデータ型は、OBR-26-親結果のみに、他の型のリンク(例、毒物学)についても情報を利用できるようにするときに適応される。この重要な情報はOBR-29-親の情報とともに、このオーダの親結果に関連づけられているOBXセグメントを一意的に示す。この親結果のOBXセグメントの値は、このセット検査が対象とする微生物あるいは化学分類である。例えば、現在のセット検査が抗菌物質感受性検査であった場合、親検査として特定されたOBXは感受性検査が行われた微生物を特定する結果を保持している。この間接リンクの方法がより望ましいのは、親結果の微生物の名前は、最終確定に先立っていくつかの予備値を経ることがあるからである。
使用上の注意:このフィールドは親の結果フィールドの全てを持ってくるのではないことを強調しておく。このフィールドは微生物や化学副分類を特定するテキストの名前だけを意図している。このフィールドは、曖昧性のない検査IDや副IDを生成できないシステムに親結果に逆リンクをたどる手段を提供するためだけに加えられたものである。このフィールドはOBR-29-親によって親結果が特定され、その親が多数の結果のそれぞれに対し子オーダを発生される場合
のみ提示される。
第1 成分 Parent Observation Identifier 親検査識別子 (CWE)
親結果のOBX-3 で示される親検査の一意的な識別子を含む。この値はその親のOBX-3 と同じである。
第2 成分 Parent Observation Sub-identifier 親検査副識別子 (ST)
親結果のOBX-4 で示される親検査の副識別子を含む。この値はその親のOBX-4 と同じである。
第3 成分 Parent Observation Value Descriptor 親検査の値の記述 (TX)
親結果のOBX-5 で示される親検査の値の記述を含む。例えば、この3 番目の成分は親結果で示された微生物の名前を直接記録するのに用いられる。
PT 処理タイプ
HL7成分表-PT-Processing Type 処理タイプ
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 1 2 1 | ID ID | O O | 0103 0207 | Processing ID 処理ID Processing Mode 処理モード |
このデータ型は、HL7アプリケーションがHL7メッセージの処理をするべきか否か示す。
メッセージが本系、練習系、デバッグ系かどうかを示す値。有効な値については「HL7 表0103-処理ID」を参照。
HL7表0103-Processing Type 処理ID
Value | Description |
D P T | Debugging デバッグ系 Production 本 系Training 練 習 系 |
第2 成分 Processing Mode 処理モード (ID)
メッセージが記録処理か初期導入かどうかを示す値。有効な値については「HL7 表0207-処理モード」を参照。
HL7表0207-Processing Mode 処理モード
Value | Description |
A | Archive 記 録 |
R | Restore from archive 記録からの復帰 |
I T | Initial load 初期導入 Current processing, transmitted at intervals (scheduled or on demand) |
現在処理中、間隔を置いて送信(スケジュールまたは要求ごと) | |
Not present | Not present (the default, meaning current processing) |
提示されない(デフォルト、現在処理中を意味する) |
PTA 保険タイプおよび金額
HL7成分表-PTA-Policy Type and Amount 保険タイプおよび金額
SEQ | LEN | DT | OPT | #TBL | COMPONENT NAME |
1 | 5 | IS | R | 147 | Policy Type 保険タイプ |
2 | 9 | IS | O | 193 | Amount Class 金額クラス |
3 | 16 | NM | B | Money or Percentage Quantity 金額またはパーセンテージの数字 | |
4 | 23 | MOP | R | Money or Percentage 金額またはパーセンテージ |
このデータ型は保険タイプとその保険によりまかなわれる額を示す。
注:HL7 V2.5より、6.5.7.29節のIN2-29で用いられるCMデータ型を置き換える。
保険のタイプを示す。
提案されている値については「使用者定義表 0147-保険タイプ」を参照。
使用者定義表0147-Policy Type 保険タイプ
Value | Description | Comments |
ANC | Ancillary 補助保険 | |
2ANC | Second ancillary 2 番目の補助保険 | |
MMD | Major medical 主医療保険 | |
2MMD | Second major medical 2 番目の主医療保険 | |
3MMD | Third major medical 3 番目の主医療保険 |
金額のクラスを示す。
提案されている値については「使用者定義表 0193-金額クラス」を参照。
使用者定義表0193-Amount Class 金額クラス
Value | Description | Comments |
AT LM PC UL | Amount 金 額Limit 上 限 Percentage パーセンテージ Unlimited 無 制 限 | HL7 V2.5 より後方互換性のためのみに保持されている HL7 V2.5 より後方互換性のためのみに保持されている |
第3 成分 Money or Percentage Quantity 金額またはパーセンテージの表示 (NM)
通貨またはパーセンテージの数字を示す。
HL7 V2.5 より後方互換性のためのみに保持されている。替わりにPTA.4 を参照。
第4 成分 Money or Percentage 金額またはパーセンテージ (MOP)
通貨またはパーセンテージで額を表す。
QIP 照会入力パラメータリスト
HL7成分表-QIP-Query Input Parameter List 照会入力パラメータリスト
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 12 | ST | R | Segment Field Name セグメントフィールド名 | |
2 | 199 | ST | R | Values 値1&値2&値3… |
このフィールドは、ストアドプロシージャへ渡されるパラメータである名前と値の一覧表を含んでいる。
|@PID.5.1^EVXXXx
第1 成分 Segment Field Name セグメントフィールド名 (ST)
セグメントフィールド名を含んでいる。フィールド名の命名ルール:
フィールドのためのHL7 セグメント ID と連結された「@」記号によって、フィールドが指定される。フィールドが成分に分割される場合、名前の後に「.nn」を付けてもよいが、これは特定の成分を識別するためである(「.3」のサフィクスはフィールドの第 3 の成分を示す)。そうでなければ、全体のフィールドが仮定される。 フィールドがさらに副成分に分割される場合、名前の後に「.xx.xx」を付けるが、それは相対的な位置によって要求された成分および副成分を識別するためである。
施設特定のフィールドを使用してもよいが、この場合、既存のHL7 セグメントID とセグメント番号に矛盾しない施設特定のセグメントID とセグメント番号が定義されねばならない。
このフィールドに対する値は、HL7 V2.5の各機能固有の章に定義されている。
注:「@」が、「MSH-2 コード化文字」の中で定義された区切記号文字のうちの 1 つとして使用されている場合、それはエスケープされねばならない。
フィールド値を含んでいるか、あるいは「値1&値2&値3...」の形式の値を含んでいる。
単一値パラメータは、第 2 の成分に単一の副成分だけを含んでいる、したがって副成分の区切記号は必要ではない
(例えば<フィールド名>^<値>)。値の単純な一覧表(すなわち一次元の配列)を、単一値の代わりに渡してもよいが、各値は区切記号で分離する(<フィールド名>^<値1&値2&...>)。
QSC 照会選択基準
HL7成分表-QSC-Query Selection Criteria 照会選択基準
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 2 3 4 | 12 2 199 3 | ST ID ST ID | R O O O | 0209 0210 | Segment Field Name セグメントフィールド名 Relational Operator 比較演算子 Value 値 Relational Conjunction 比較論理積 |
このフィールドは、問合せ応答で返されるべき行に資格を与える条件を示す。(このフィールドは問合せの対応するSQL表現中の「WHERE」句と同じ情報を伝えるが、フォーマットのされ方は異なっている。)
|@PID.5.1^EQ^EVXXXx
第1 成分 Segment Field Name セグメントフィールド名 (ST)
修飾語として参加しているフィールドの名前(通常「キー」)。フィールドに名前を付ける方法については、データ型QIP の第1 成分の「セグメントフィールド名(ST)」を参照。
第2 成分 Relational Operator 比較演算子 (ID)
有効な値については「HL7 表0209-比較演算子」を参照。
HL7表0209-Relational Operator 比較演算子
Relational operator | Value |
EQ | Equal 等 し い |
NE | Not Equal 等しくない |
LT | Less than より小さい |
GT | Greater than より大きい |
LE | Less than or equal 以 下 |
GE | Greater than or equal 以 上 |
CT | Contains 含 む |
GN | Generic 一 般 |
フィールドがそれに対して比較される値。
第4 成分 Relational Conjunction 比較論理積 (ID)
「HL7 表0210-比較論理積」を参照。 比較論理積は以下のように定義される。資格を得る行を選択するために複数の比較がされる場合、結合子はこれらの比較文を連結する。
HL7表0210-Relational Conjunction 比較論理積
Relational conjunction | Note |
AND OR | デフォルト |
文字列に適用されたとき、関係オペレータLT、GT、LE およびGE はアルファベットの比較を意味する。
「総括的な」比較は、指定された文字列の初めが選択文字列と一致するレコードを選び応答に含める。
反復フィールドがオペランドとして指定される場合、そのいずれかのフィールド条件が一致すれば、応答メッセージ中に含めるための行に資格を与える。
AND はOR に優先する。より高度で複雑な条件は、埋め込みの問合せ言語メッセージあるいはストアプロシジャ問合せメッセージとして問合せが表現されることを要求する。
RCD 行・列定義
HL7成分表-RCD-Row Column Definition 行・列定義
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 12 | ST | O | Segment Field Name セグメントフィールド名 | |
2 | 3 | ID | O | 0440 | HL7 Data Type HL7 データ型 |
3 | 2 | NM | O | Maximum Column Width 最大コラム幅 |
PID-5の「姓」コンポーネントの値を含んでいる。データが最大幅の20桁
|@PID.5.1^ST^20|
これはセグメントフィールド名、データ型および最大長により列の書式を示す。
第1 成分 Segment Field Name セグメントフィールド名 (ST)
HL7 セグメントフィールド名であって、これはコラムを占めるフィールドを識別する(セグメントフィールド名の付け方については、QIP.1 を参照)。
第2 成分 HL7 Data Type HL7 データ型 (ID)
3 文字のHL7 データ型。「HL7 表0440-データ型」に従う有効な値のためのデータ型。
第3 成分 Maximum Column Width 最大コラム幅 (NM)
最大コラム幅であって、返信システムによって決まるもの(これはHL7 定義の最大フィールド長さと異なるかもしれない)。
RFR 基準範囲
HL7成分表-RFR-Reference Range 基準範囲
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 33 | NR | R | Numeric Range 数値範囲 | |
2 | 8 | IS | O | 0001 | Administrative Sex 管理上の性別 |
3 | 33 | NR | O | Age Range 年齢範囲 | |
4 | 33 | NR | O | Gestational Age Range 妊娠週数範囲 | |
5 | 20 | ST | O | Species 種 | |
6 | 20 | ST | O | Race/subspecies 人種/亜種 | |
7 | 199 | TX | O | Conditions 条 件 |
注:HL7 V2.5より、OM2-6、OM2-7、OM2-8で用いられ、CMデータ型を置き換える。基準範囲とその前提となる詳細を示す。
この成分は基準データの数値の範囲を示す。範囲は閉区間(両端を含む範囲)と解釈される。単位は文脈依存であり、このデータ型が用いられるフィールドの使用上の注意にて定義される。
第2 成分 Administrative Sex 管理上の性別 (IS)
この成分はどの性別にたいしてどの基準範囲が有効かを示す。提案されている値については、「使用者定義表 0001
-性別」を参照。
使用者定義表0001-Administrative Sex 性別
Value | Description |
F | Female 女 性 |
M | Male 男 性 |
O | Other そ の 他 |
U | Unknown x x |
A | Ambiguous 両性具有 |
N | Not applicable 適 応 外 |
この成分は基準範囲が有効な年齢の範囲を示す。1 年より小さい年齢は小数で表すべきである(すなわち 1 月 = 0.0830、 1 週 = 0.01920、 1 日 = 0.0027300)。しかしながら、幼児を含めた多くの用途で妊娠週数(週で計算する)が好まれている。範囲の下限が示されず、上限が示されている場合は、範囲の間での重複はないものと見なされる。
第4 成分 Gestational Age Range 妊娠週数範囲 (NR)
この成分は基準範囲が有効な妊娠週数の範囲を示す。妊娠週数は基準範囲が妊娠の期によって影響される場合のみ適切である。妊娠週数は受胎からの週数で計算する。例えば|1&4|は正常値が1 週から4 週の両端を含む範囲に適用されることを示す。範囲の下限が示されず、上限が示されている場合は、範囲の間での重複はないものと見なされる。
この成分は基準範囲が有効な種を示す。種は他に明記されない場合は人間と見なされる。例としては、ウサギ、ネズミおよびラットがあげられる。
第6 成分 Race/Subspecies 人種/亜種 (ST)
この成分は基準範囲が有効な人種または亜種を示す。人間(デフォルトの種)の場合、人種が基準値に影響する場合に人種が示される。動物の正常値範囲が記述されたときは、この成分は動物の亜種または血統を示すのに用いることができる。
この成分は基準値が有効となるあらゆる任意の条件を示す。これは月経周期の期や、特定の薬剤を服用時のような条件を含む。この成分は特別な条件での正常値範囲を伝達するために提供されている。このテキストでの条件は自動チェックの対象にすることはできない。
RI 繰り返し間隔
HL7成分表-Repeat Interval RI 繰り返し間隔
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 6 | IS | O | 0335 | Repeat Pattern 繰り返しパターン |
2 | 199 | ST | O | Explicit Time Interval 明示的時間間隔 |
このフィールドは、繰り返す予約の間隔を含んでいる。
注:さらに細かいフレームワークとして、繰り返し予約間隔の定義を行っている、RPTデータ型を参照のこと。
第1 成分 Repeat Pattern 繰り返しパターン (IS)
その治療が予定されている繰り返し回数。オーダエントリシステムで使われる繰り返し数や、SIG コードテーブルに似ている。
「使用者定義表0335-繰り返しパターン」によって定義される。
使用者定義表0335-Repeat Pattern 繰り返しパターン
Value | Description | Comments |
Q<整数>S | every <integer> seconds <整数>秒ごと | |
Q<整数>>M | every <integer> minutes <整数>分ごと | |
Q<整数>H | every <integer> hours <整数>時間ごと | |
Q<整数>D | every <integer> days <整数>日ごと | |
Q<整数>W Q<整数>L | every <integer> weeks <整数>週ごと every <integer> months (Lunar cycle) | |
<整数>月(月周期)ごと | ||
Q<整数>J<日番号> | repeats on a particular day of the week, 週の特定の曜日に繰り返す | From the French jour (day). If <integer> is missing, the repeat rate is assumed to be 1. Day numbers are counted from 1=Monday to 7=Sunday. So Q2J2 means every second Tuesday; Q1J6 means every Saturday. フランス語のJour(日)より。<整数>がない |
とき繰り返し頻度は1 と見なされる。<日番号 | ||
>は1=月曜日から7=日曜日までである。した | ||
がって、Q2J2 は2 週に1 度の火曜日ごととな | ||
BID TID QID xID | twice a day at institution-specified times 日に2 回、施設で定められた時刻 three times a day at institution-specified times 日に3 回、施設で定められた時刻 four times a day at institution-specified times 日に4 回、施設で定められた時刻 “X” times per day at institution-specified times, where X is a numeral 5 or greater. 日にX 回、施設で定められた時刻で、X は数字の5 | り;Q1J6 は毎日曜日となる。 (e.g., 9AM-4PM) (例、9AM-4PM) (e.g., 9AM-4PM-9PM) ( 例 、 9AM-4PM-9PM) (e.g., 9AM-11AM-4PM-9PM) (例、9AM-11AM-4PM-9PM) (e.g., 5ID=five times per day; 8ID=8 times per day) (例、 5ID=日に5 回; 8ID=日に8 回) |
より大きい | ||
QAM | in the morning at institution-specified time | |
朝の施設で決められた時間に | ||
QSHIFT | during each of three eight-hour shifts at institution- specified times 8 時間に3 回のシフトで1 回ずつ施設にて決められた | |
時間に | ||
QOD QHS | every other day 1 日おきに every day before the hour of sleep | (same as Q2D) (Q2D と同じ) |
毎日就寝時間の前に | ||
QPM | in the evening at institution-specified time | |
夕の施設で決められて時間に | ||
C | service is provided continuously between start time and stop time | |
サービスは開始時刻から終了時刻まで連続的に提供 | ||
される | ||
U <spec> U <指定> | for future use, where <spec> is an interval specification as defined by the UNIX cron specification. 将来の使用のため、<指定>はUNIX のcron 仕様で | |
定義された繰り返しの指定 | ||
PRN PRNxxx Once | given as needed 必要に応じてwhere xxx is some frequency code xxx はある繰り返しコード one time only. 一回のみ | (e.g., PRNQ6H); given as needed over the frequency period. (例、PRNQ6H);頻度の間隔で必要に応じてThis is also the default when this component is null. これもこの成分がnull の時のデフォルト |
Value | Description | Comments |
Meal Related Timings 食事に関連した | <timing>C (“cum”)<meal> <タイミング>C (“cum”)<食事> | |
タイミング | ||
A | Ante (before) 前 | |
P | Post (after) 後 | |
I | Inter 間 | (e.g., between this meal and the next, between dinner and sleep) |
(例、前後の食事の間、夕食と終身の間) | ||
M | Cibus Matutinus (breakfast) 朝 食 | |
D | Cibus Diurnus (lunch) Cibus Matutinus 昼 食 | |
V | Cibus Vespertinus (dinner) Cibus Diurnus 夕 食 |
最初の成分は、空白文字で区切られた繰り返し地を伴って繰り返す場合がある。繰り返しは論理ANDで結合されていると解釈される。
例:
日に2度、1日おき:BID QOD
日に3度、毎月、水、金曜日:TID QJ135
この文法により、繰り返し値は空白を含んではならない。
第2 成分 Explicit Time Interval 明示的時間間隔 (ST)
第 1 の副成分中でコードによって参照される実時間を明示的に列挙し、そのフォーマットは HHMM、HHMM、 HHMM、 である。実際の管理時間が組織内で変わる場合、第 2 の副成分が第 1 の副成分を明確にするために使
用される。例:
量/タイミングフィールドの第2成分:|QID^0230,0830,1430,2030|
RMC 病室填補範囲
HL7成分表-RMC-Room Coverage 病室填補範囲
SEQ | LEN | DT | OPT | #TBL | COMPONENT NAME |
1 | 20 | IS | R | 0145 | Room Type 病室タイプ |
2 | 20 | IS | O | 0146 | Amount Type 金額タイプ |
3 | 16 | NM | B | Coverage Amount 填 補 額 | |
4 | 23 | MOP | R | Money or Percentage 金額またはパーセンテージ |
このデータ型は保険による病室の填補範囲の詳細を示す。
注:HL7 V2.5.より、6.5.7.28節の IN2-28に用いられるCMデータ型を置き換える。
病室タイプを示す。
提案されている値については「使用者定義表 0145-病室タイプ」を参照。
使用者定義表0145-Room Type 病室タイプ
Value | Description | Comments |
PRI | Private room 個 室 | |
2PRI | Second private room 2 番目の個室 | |
SPR | Semi-private room 準 個 室 | |
2SPR | Second semi-private room 2 番目の準個室 | |
ICU 2ICU | Intensive care unit 集中治療室 Second intensive care unit 2 番目の集中治療室 |
金額の数字のタイプを示す。
提案されている値については「使用者定義表 0146-金額タイプ」を参照。
使用者定義表0146-Amount Type 金額タイプ
Value | Description | Comments |
DF | Differential 差 額 | |
LM | Limit 上 限 | |
PC | Percentage パーセンテージ | HL7 V2.5 より、後方互換性のためだけに保持される。 |
RT | Rate 率 | |
UL | Unlimited 無 制 限 |
第3 成分 Coverage Amount Quantity 填補額 (NM)
通貨または百分率の数字で保険にて填補される額を示す。
HL7 V2.5 より後方互換性のためだけに保持されている。2.9.69.4 節-第 4 成分-金額またはパーセンテージを参照。
第4 成分 Money or Percentage 金額またはパーセンテージ (MOP)
通貨またはパーセンテージで額を示す。
RP 参照ポインタ
HL7成分表-RP-Reference Pointer 参照ポインタ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 15 | ST | O | Pointer ポインタ | |
2 | 227 | HD | O | Application ID アプリケーションID | |
3 | 9 | ID | O | 0191 | Type of Data データの型 |
4 | 19 | ID | O | 0291 | Subtype サブタイプ |
このデータ型は、別のシステムに保存されているデータの情報を伝送する。このデータ型に は、そのシステムに保存されているデータを一意に識別する参照ポインタ、そのシステムの識別、およびデータの型が含まれる。
データを保存するシステムが割り当てる一意なキー。そのキーは ST データ型であり、データを識別しそのデータにアクセスするのに使う。
第2 成分 Application ID アプリケーションID (HD)
HD データ型でありデータを保存するシステムの一意な名前。依頼者(または実施者)アプリケーションID に同じ。アプリケーションID は扱うHL7 メッセージシステムを通じて一意でなければならない。
参照されるデータの型は「HL7 表0191-参照されるデータの型」を参照。
HL7表0191 - Type of reference data 参照されるデータの型
Value | Description | Comments |
AP | Other application data, typically uninterpreted binary data (HL7 V2.3 and later) 他のアプリケーションデータ、典型的なバイナリー生データ(HL7 V2.3 以降) | |
AU | Audio data (HL7 V2.3 and later) 音声データ(HL7 V2.3 以降) | |
FT | Formatted text (HL7 V2.2 only) 定形テキスト(HL7 V2.2 のみ) | 本規約では使用不可 |
IM | Image data (HL7 V2.3 and later) 画像データ(HL7 V2.3 以降) | |
multipart | MIME multipart package MIME マルチパートパッケージ | |
NS | Non-scanned image (HL7 V2.2 only) 未スキャン画像(HL7 V2.2 のみ) | 本規約では使用不可 |
SD | Scanned document (HL7 V2.2 only) スキャンされた文書(HL7 V2.2 のみ) | 本規約では使用不可 |
SI TEXT TX | Scanned image (HL7 V2.2 only) スキャン画像(HL7 V2.2 のみ) Machine readable text document (HL7 V2.3.1 and later) 機械読み取り可能なテキスト文書 (HL7 V2.3.1 以降) Machine readable text document (HL7 V2.2 only) 機械読み取り可能なテキスト文書 (HL7 V2.2 のみ) | 本規約では使用不可 本規約では使用不可 |
サブタイプは、参照されるデータの型のための書式を宣言する。「HL7 表0291-参照データのサブタイプ」を参照。
HL7表0291-Subtype of referenced data 参照データのサブタイプ
Value | Description | Comments |
BASIC | ISDN PCM audio data ISDN PCM 音声データ | |
DICOM | Digital Imaging and Communications in Medicine DICOM データ | |
FAX | Facsimile data FAX データ | |
GIF | Graphics Interchange Format GIF データ | |
HTML | Hypertext Markup Language HTML データ | |
JOT | Electronic ink data (Jot 1.0 standard) JOT データ | |
JPEG | Joint Photographic Experts Group JPEG データ | |
Octet-stream | Uninterpreted binary data バイナリー生データ | |
PICT | PICT format image data PICT データ | |
PostScript | PostScript program PostScript プログラム | |
RTF | Rich Text Format リッチテキストフォーマット |
Value | Description | Comments |
SGML | Standard Generalized Markup Language (HL7 V2.3.1 and later) SGML データ(HL7 V2.3.1 以降) | |
TIFF x-hl7-cdalevel-one XML | TIFF image data TIFF データ HL7 Clinical Document Architecture Level One document HL7 CDA 第1 レベル文書 Extensible Markup Language (HL7 V2.3.1 and later) XML データ(HL7 V2.3.1 以降) |
第5 成分 Type-subtype Combinations タイプサブタイプ複合
可能なサブタイプはメインタイプに従属可能であり(原則として複数のメインタイプに対して同じサブタイプを使用することができる)、それらのメインタイプで定義される。
追加のサブタイプをこの標準に加えることができる。 さらに、個別の非標準サブタイプは、協力団体間の合意によって定義されてよい。すべての個別の非標準サブタイプは、標準サブタイプと区別するために、「Z」で始まる必要がある。
画像サブタイプ
TIFF = TIFF 画像データ
定義:TIFF(Tagged Image File Format)は、スキャン画像の一般的なフォーマットの一つである。最初のバージョンは、1986 年に Aldus Corporation によってスキャンされた画像をエンコードするための標準として開発された。 TIFF 標準の正式版は、現在Adobe Corporation によって維持管理されている。TIFF 形式は、文書 "TIFF、 Revision 6.0"で指定されている。
サブタイプ「TIFF」は、その商標およびそれに伴うすべての権利の認識を意味する。
PICT = PICT 画像データ
PICT は、スキャンされた画像の一般的なフォーマットの一つである。 PICT は、Apple Computer、Inc. によって開発されたグラフィックス形式である。 PICT 形式は、Addison-Wesley Publishing Company 出版の本「Inside Macintosh」で正式に定義されている。
DICOM = the Digital Imaging and Communications in Medicine (DICOM) 標準
DICOM は、生物医学画像と補助データの交換のための国際標準フォーマットである。これはNEMA PS3 として標準化されており、インターネット(xxxx://xxxxxxx.xxxx.xxx/)から無料で利用できる。
DICOM は、アプリケーション間におけるイメージ関連情報の双方向での送受や、実際のイメージの転送など、包括的なメッセージングサービスを含む、完全な通信標準を規定している。HL7 においては、DICOM データの使用は画像のみに制限されている。
このサブタイプの画像は、DICOM Part 10、メディアストレージおよびファイルフォーマット(NEMA PS3.10)で定義されている、汎用 DICOM ファイルフォーマットに従ってエンコードされる。これらは、DICOM Part 3
(NEMA PS3.3)の画像情報オブジェクト定義、DICOM パート5(NEMA PS3.5)のデータ構造と、セマンティクス、およびDICOM Part 6 のデータ辞書(NEMA PS3.6)を参照のこと。
一般的なDICOM ファイル形式は、DICOM メタ情報ヘッダーと、直後のDICOM データセットの二つの部分で構成されている。DICOM データセットには、DICOM Part 10 に従って指定された一つまたは複数のイメージが含まれる。DICOM メタ情報ヘッダーには、DICOM Part 5 に従いデータセットのエンコードを完全に指定するTransfer Syntax UID(一意の識別子)を含む。このエンコーディングは、ビッグエンディアンとリトルエンディアンのバイト順序付け、およびJPEG(Joint Photographics Experts Group)標準(ISO / IS 10918-1 および10918-2)によるイメージ圧縮を定義する。DICOM Part 10 で要求されているように、メタ情報ヘッダー自体の Transfer Syntaxは、リトルエンディアンバイトである。
FAX = ファクシミリデータ
CCITT 標準F1.60、F1.80、F1.82、およびF1.84 で指定されたファクシミリデータ。
Jot = Jot 1.0 規格で標準化された電子インク情報
Slate Corporation、Microsoft、Apple、Lotus、GO、General Magic 各社が共同で提案するJOT 標準は、手書きのメモ、スケッチ、署名およびその他の自由形式で書かれたデータを送信することを可能にする。これは、スタイ
ラス入力タブレットを備えたポータブルペンコンピュータまたはワークステーションで、情報の表現および交換することができる標準である。
これは、一連のスタイラスストロークとして電子インク情報として表現され、すなわち他の画像表現に変換すると失われる、潜在的な自動手書き認識のために必要な情報をも含む。さらに、印刷または表示のために別の画像表現に容易に変換できる。
JOT 1.0 標準は、Software Publishers Association から入手可能である。
音声サブタイプ
basic = ISDN PCM 音声データ
定義:CCITT Fascicle III.4、勧告G.711 に従って、8 kHz でサンプリングされた8 ビットISDN mu-law パルス符号変調として符号化された電話品質オーディオデータ。このサブタイプは、ボイスメールメッセージおよび音声ディクテーションに使用できる。
アプリケーションサブタイプ
octet-stream = バイナリー生データ
定義:このサブタイプは、2.A.65.3 項「データのタイプ(ID)」で与えられている他の標準フォーマットを持たないバイナリデータです。 したがって、データを利用するシステムによるデータの解釈は、送信側と受信側が相互に合意しておく必要があります。
PostScript = PostScript プログラム
PostScript 言語プログラムは、通常、PostScript プリンターで印刷するため、またはPostScript インタプリタを介してコンピュータ画面上に表示するための、フォーマット化された文書を表す。
PostScript は、1985 年のAddison-Wesley、"PostScript Language Reference Manual"に記載されているPostScriptレベル1 と、さらにその上位差分として、1990 年の"PostScript Language Reference Manual"のAddison-Wesley、 Second Edition に記載されているPostScript レベル2 を指している。
PostScript は、アドビシステムズ社の登録商標である。サブタイプ「PostScript」を使用すると、その商標およびそれに伴うすべての権利の認識が意味される。
また、必要に応じて他のタイプを追加することができる。
例:
| 1234A321634BC ^ EFC ^ SD |
RPT 繰り返しパターン
HL7成分表-RPT-Repeat Pattern 繰り返しパターン
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 705 | CWE | R | 0335 | Repeat Pattern Code 繰り返しパターンコード |
2 | 2 | ID | O | 0527 | Calendar Alignment カレンダー上の位置 |
3 | 10 | NM | O | Phase Range Begin Value フェーズ範囲開始値 | |
4 | 10 | NM | O | Phase Range End Value フェーズ範囲終了値 | |
5 | 10 | NM | O | Period Quantity 期間数値 | |
6 | 10 | IS | C | Period Units 期間単位 | |
7 | 1 | ID | O | 0136 | Institution Specified Time 施設設定の時刻 |
8 | 6 | ID | O | 0528 | Event イベント |
9 | 10 | NM | O | Event Offset Quantity イベントオフセット数値 | |
10 | 10 | IS | C | Event Offset Units イベントオフセット単位 | |
11 | 199 | GTS | O | General Timing Specification 汎用タイミング指定 |
定義:繰り返しパターンデータ型はイベントが発生する頻度を定義する必要がある場所で用いられるものである。このデータ型は繰り返しパターンを「稼動中」に定義する方法を提供す る。繰り返しパターンはTQデータ型の成分2、副成分1(繰り返しパターン)と等価である。追加の成分が繰り返しパターンコードの意味を定義する。第2成分~第10成分は比較的単純な繰り返しパターンを定義するために用いられる。第11成分は複雑な繰り返しパターンを定義す
るために提供されている。このデータ型の形式は量/タイミングからのHL7 V2.xの繰り返しパターンとHL7 V3.0のGTS汎用タイミング指定との橋渡しを形成する。第1成分はVer.2.xの繰り返し概念である。第2成分~第7成分はVer.3.0のPIVLデータ型を取り入れたものである。第8成分~第10成分はVer.3.0のEIVLデータ型を取り入れたものである。繰り返しパターンが第2成分
~第10成分を用いて定義できない場合には、第11成分の汎用タイミング指定が提供されている。これによりVer.3.0のGTSデータ型を完全な形で正確に表現できる。
RPTデータ型を用いるとき、第1成分をアプリケーションが認識できなかった場合、そのアプリケーションは残りの成分を用いて適切な頻度を決定することを試みる。アプリケーションが第1成分のコードを認識できた場合は、そのアプリケーションは残りの成分から頻度を決定する必要はない。
ユースケース:この提案を支持するユースケースは、オーダの発効するとき、稼動中に繰り返しパターンを定義する必要性である。TQデータ型は稼動中に繰り返しパターンの意味を定義する能力を持たない。この問題を回避するために、xxxはこの問題点を解決する様々な解決法を実装してきた。ひとつの方法はTQデータ型に繰り返しパターンの情報を送信するZ成分を追加することであった。もうひとつの解決法は、繰り返しパターンコードを構文解析し、コードの意味するところを解読しようとする試みであった。
|Q1H&Every 1 Hour&HL7xxx^^^^1^h|
|Q2J2&Every second Tuesday&HL7xxx^DW^2^^2^wk|
|BID&Twice a day at institution specified times&HL7xxx^^^^12^h^Y|
|QAM&Every morning at the institution specified time&HL7xxx^HD^00^11^1^d^Y|
|QHS&Every day before the hours of sleep&HL7xxx^^^^1^d^^AHS|
|ACM&Before Breakfast&HL7xxx^^^^^^^ACM|
第1 成分 Repeat Pattern Code 繰り返しパターンコード (CWE)
このデータ型の他の成分で定義される繰り返しパターンを表すコード。提案されている値については「使用者定義表 0335-繰り返しパターン」を参照。
第2 成分 Calendar Alignment カレンダー上の位置 (ID)
カレンダーに対する繰り返しの位置を指定する(例えば、30 日ごとと、毎月の 5 日を区別する)。有効な値については「HL7 表0527-カレンダー上の位置」を参照。
HL7表0527-Calendar Alignment カレンダー上の位置
Value | Description | Units of Time |
MY WY DM DY DW HD NH SN | month of the year 年の月week of the year 年の週day of the month 月の日day of the year 年の日 day of the week (begins with Monday) 曜日(月曜からはじまる) hour of the day 日の時 minute of the hour 時の分 second of the minute 分の秒 | mo wk d d d h min s |
注:HL7 表0527 の単位は測定単位の統一コード(UCUM) [http://xxxxxx.xx.xxxxx.xxx/UCUM]から取った。
第3 成分 Phase Range Begin Value フェーズ範囲開始値 (NM)
カレンダー上の位置で決まる繰り返しパターンについて特定の RPT-2(カレンダー上の位置)からフェーズの開始までの時間の数値を決めるのに用いる。
フェーズ範囲開始値が設定されるが、フェーズ範囲終了値が設定されない場合は、この成分は期間(RPT-5、6)がいつ始まるかを示す。
フェーズ範囲開始値とフェーズ範囲終了値の両方が設定された場合、この成分は期間(RPT-5、6)が始まる最も早い時点を示す。
この成分の測定単位はRPT-2 のカレンダー上の位置から得られる。特定のカレンダー上の位置に関連付けられている時間を計る単位については「HL7 表0527-カレンダー上の位置」を参照。
第4 成分 Phase Range End Value フェーズ範囲終了値 (NM)
カレンダー上の位置で決まる繰り返しパターンについて特定の RPT-2(カレンダー上の位置)からフェーズの終了までの時間の数値を決めるのに用いる。
フェーズ範囲終了値が設定されるが、フェーズ範囲開始値が設定されない場合は、この成分は期間(RPT-5、6)がいつ始まるかを示す。
フェーズ範囲開始値とフェーズ範囲終了値の両方が設定された場合、この成分は期間(RPT-5、6)が始まる最も遅
い時点を示す。
この成分の測定単位はRPT-2 のカレンダー上の位置から得られる。特定のカレンダー上の位置に関連付けられている時間を計る単位については「HL7 表0527-カレンダー上の位置」を参照。
第5 成分 Period Quantity 期間数値 (NM)
周期的な間隔の繰り返しの頻度を指定する時間の長さ。RPT-6(期間単位)がこの成分の時間の単位を示す。
RPT-5(期間数値)に用いる単位を示す。時間の単位に限定される。測定単位は統一コード (UCUM) [http://xxxxxx.xx.xxxxx.xxx/UCUM]で定義されている。
条件規則:この成分はRPT-5(期間数値)が設定された場合必須である。
第7 成分 Institution Specified Time 施設設定の時刻 (ID)
正確なタイミングが、スケジュールを実行するスタッフによるか(例えば、「8 時間ごと」と「一日3 回」を区別するか)どうかを示すコード。Y/N 識別子を使用。
Y – 正確なタイミングはスケジュールを実行するスタッフによる。
N – 正確なタイミングは指定された通り。
日常生活の通常の(定期的な)活動に対するコード。有効な値については「HL7 表 0528-イベントに関係した期間」を参照。
HL7表0528-Event related Period イベントに関係した期間
Value | Description |
HS AC PC IC ACM ACD ACV PCM PCD PCV ICM ICD ICV | the hour of sleep (e.g., H18-22) 就寝時(例 H18-22) before meal (from lat. ante cibus) 食前(ラテン語ante cibus から) after meal (from lat. post cibus) 食 後 ( ラ テ ン 語 post cibus か ら ) between meals (from lat. inter cibus) 食間(ラテン語 inter cibus から) before breakfast (from lat. ante cibus matutinus) 朝食前(ラテン語 ante cibus matutinus から) before lunch (from lat. ante cibus diurnus) 昼食前(ラテン語ante cibus diurnus から) before dinner (from lat. ante cibus vespertinus) 夕食前(ラテン語ante cibus vespertinus から) after breakfast (from lat. post cibus matutinus) 朝食後(ラテン語 post cibus matutinus から) after lunch (from lat. post cibus diurnus) 昼食後(ラテン語 post cibus diurnus から) after dinner (from lat. post cibus vespertinus) 夕食後(ラテン語post cibus diurnus から) between breakfast and lunch 朝食と昼食の間between lunch and dinner 昼食と夕食の間 between dinner and the hour of sleep 夕食と就寝の間 |
第9 成分 Event Offset Quantity イベントオフセット数値 (NM)
イベントに関係した定期的な間隔の開始、幅および終了について、関係するイベントの各々が実際に起こる時間からのオフセットを示す間隔。正の数値は RPT-8 のイベントより後の時間の数値を示す。負の数値は RPT-8 のイベントより前の時間の数値を示す。
使用上の注意:この成分はRPT-8(イベント)が値を持たない限り設定すべきでない。
第10 成分 Event Offset Units イベントオフセット単位 (IS)
RPT-9(イベントオフセット数値)に用いられる単位を示す。時間の単位に制限される。測定単位は統一コード (UCUM) [http://xxxxxx.xx.xxxxx.xxx/UCUM]で定義されている。
条件規則:この成分はRPT-9(イベントオフセット数値)が設定されている場合は必須となる。
第11 成分 General Timing Specification 汎用タイミング指定 (GTS)
HL7 V3 データ型文書で定義されている汎用タイミング指定。
SAD ストリート(通り)住所
HL7成分表-SAD-Street Address ストリート(通り)住所
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 120 | ST | O | Street or Mailing Address 通りまたは集配単位の住所 | |
2 | 50 | ST | O | Street Name 通りの名称 | |
3 | 12 | ST | O | Dwelling Number 住居番号 |
注:XADデータ型にだけ現れる。
第1 成分 Street or Mailing Address ストリート(通り)または集配単位の住所 (ST)
この成分は個人または施設のストリート(通り)または集配単位の住所を示す。施設を示すときには、この最初の成分は施設名を表すのに用いる。個人に関して使用される場合は、この成分は住所の最初の1 行を表す。
ストリート(通り)の名称。
第3 成分 Dwelling Number 住居番号 (ST)
住居番号。
SCV 予約クラスと値
HL7成分表-SCV-Scheduling Class Value Pair 予約クラスと値
SEQ LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 20 2 20 | CWE ST | O O | Parameter Class パラメータクラス Parameter Value パラメータ値 |
HL7予約の章に関してのみ使用される。このフィールドが使用されるのは、パラメータと優先権を実施者(予約管理)アプリケーションに伝えるためであり、内容は適切な時間予約枠、資源、場所あるいは実施者(予約管理)上書き基準を選択して予約することである。
第1 成分 Parameter Class パラメータクラス (CWE)
実施者(予約管理)アプリケーションに渡されつつあるパラメータあるいは優先権を識別するコードである。 推奨値については「使用者定義表0294-時間選択基準パラメータ・クラス・コード」を参照。
使用者定義表0294-Time Selection Criteria Parameter Class Codes
時間選択基準パラメータ・クラス・コード
Parameter | Class Description: Valid Values |
Prefstart | 予約要求、サービスあるいは資源のための好ましい開始時間。24 時間時計表記法を使用 |
好ましい開始 | するフォーマットHHMM の中の任意の法的な時間仕様 |
Prefend | 予約要求、サービスあるいは資源のための好ましい終了期間。24 時間時計表記法を使用 |
好ましい終了 | するフォーマットHHMM の中の任意の法的な時間仕様 |
Mon | この曜日が予約するのに好ましい日かそうでないかを示すもの。 |
月曜 | OK=好ましい予約日、NO=この曜日は好ましくない。 |
Tue | |
火曜 | |
Wed | |
水曜 | |
Thu | |
木曜 | |
Fri | |
金曜 | |
Sat | |
土曜 | |
Sun | |
日曜 |
第2 成分 Parameter Value パラメータ値 (ST)
そのパラメータに対する実際のデータ値である。
例えば、実施者(予約管理)アプリケーションが優先権パラメータを渡され、好ましい開始時間、好ましい終了期間、および週の好ましい日を指定して予約することを可能にする場合、それは次のパラメータ・クラス・コードおよび有効なデータセットを定義する。
SI シーケンス ID
HL7成分表-SI-Sequence ID 連番ID
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 4 | Sequence ID 連番ID |
NMフィールド形式の正整数。このフィールドの使用方法は、それが現れるセグメントとメッセージを定義している章で定義する。
SN 構造化数値
HL7成分表-SN-Structured Numeric 構造化数値
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 2 | ST | O | Comparator 比較演算子 | |
2 | 15 | NM | O | Num1 数字1 | |
3 | 1 | ST | O | Separator/Suffix 区切り/接尾語 | |
4 | 15 | NM | O | Num2 数字2 |
構造化数値データ型は、臨床検査結果を条件に基づき、曖昧なく表現するのに用いる。このデータ型を受信側のシステムが成分を別々に保存し、数値によるデータベース照会の使用を可能とする。信頼できる完全な値の組となるよう、対応する値は<比較演算子>と<区切り/接尾辞>成分を用いて表す。
<数字1>および<数字2>が値を持つ場合、<区切り/接尾辞>は必須である。区切りが
「 - 」である場合、その範囲は両端を含む。
例えば、<数字1> - <数字2>は、<数字1> <= X <= <数字2>であるような一連の数値Xを示す。数字1は数値。数字2は数値またはnullであり測定によって異なる。
大なり、小なり、大なりまたは等しい、小なりまたは等しい、等しい、等しくない をそれぞれ「>」、「<」、「>=」、
「<=」、「=」および「<>」で表す。この成分に値が設定されない場合は、(「=」)にデフォルトされる。
数字。
第3 成分 Separator/Suffix 区切り/接尾辞 (ST)
「-」、「+」、「.」または「:」。例:
|>^100| (greater than 100)
|^100^-^200| (equal to range of 100 through 200)
|^1^:^228| (ratio of 1 to 128, e.g., the results of a serological test)
|^2^+| (categorical response, e.g., occult blood positivity)
測定方法により数字またはnull。
SPD 専門性の説明
HL7成分表-SPD-Specialty Description 専門性の説明
SEQ | LEN | DT | OPT | #TBL | COMPONENT NAME |
1 | 50 | ST | R | Specialty Name 専門の名前 | |
2 | 50 | ST | O | Governing Board 管理委員会 | |
3 | 1 | ID | O | 0337 | Eligible or Certified 適格または公認 |
4 | 8 | DT | O | Date of Certification 公認日付 |
このデータ型は医療従事者の専門と関連する情報を示す。
注:HL7 V2.5の節15.4.5.5のPRA-5に用いられているCMデータ型を置き換える。
第1 成分 Specialty Name 専門の名前 (ST)
専門の名前を示す。
第2 成分 Governing Board 管理委員会 (ST)
専門性を与えた管理母体を示す。
第3 成分 Eligible or Certified 適格または公認 (ID)
公認の状態を示す。有効な値については「HL7 表 0337-公認状態」 を参照。
HL7表0337-Certification Status 公認状態
Value | Description | Comments |
C E | Certified 公 認 Eligible 適 格 |
第4 成分 Date of Certification 公認日付 (DT)
公認された日付を示す。
SPS 検査材料
HL7成分表-SPS-Specimen Source 検査材料
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 705 | CWE | O | Specimen Source Name or Code 検査材料名またはコード | |
2 | 705 | CWE | O | 0371 | Additives 添 加 剤 |
3 | 200 | TX | O | Specimen Collection Method 検体採取方法 | |
4 | 705 | CWE | O | 0163 | Body Site 身体部位 |
5 | 705 | CWE | O | 0495 | Site Modifier 部位修飾子 |
6 | 705 | CWE | O | Collection Method Modifier Code 採取方法修飾子コード | |
7 | 705 | CWE | O | 0369 | Specimen Role 検体の役割 |
このデータ型は、検査材料を採取する部位、あるいは、検査が実施されるべき部位を示す。
注:HL7 V2.5より、OBR-15、SAC-6、TCC-3 で使われるCMデータ型を置き換える。このデータ型はHL7 V2.5に限りHL7旧バージョンとの互換性のためにのみ保持されている。
第1 成分 Specimen Source Name or Code 検査材料名またはコード (CWE)
検査材料名またはコード(CWE データ型成分として)を含む。(検査の名前自体が検査材料名を含む場合でも、検査材料名は必須である。例、血液培養-心臓血)標準的なコード体系を使用することが推奨される。
検体の採取前または採取時に使用される添加剤を示す。有効な値については「HL7 表 0371-添加物/防腐剤」を参照。この表の値は NCCL(米国臨床検査標準化委員会)AUTO4 から取られている。値の集合はユーザ特有の値で拡張可能である。
HL7表0371-Additive/Preservative 添加剤防腐剤
Value | Description | Comments |
F10 C32 C38 HCL6 ACDA ACDB ACET AMIES HEPA BACTM BOR BOUIN BF10 WEST BSKM CARS CARY CHLTM CTAD ENT ENT+ JKM KARN LIA HEPL M4 M4RT M5 MICHTM MMDTM HNO3 NONE PAGE PHENOL KOX EDTK EDTK15 EDTK75 | 10% Formalin 3.2% Citrate 3.8% Citrate 6N HCL ACD Solution A ACD Solution B Acetic Acid Amies transport medium Ammonium heparin Bacterial Transport medium Borate Boric Acid Bouin's solution Buffered 10% formalin Buffered Citrate (Xxxxxxxxxx Sedimentation Rate) Buffered skim milk Xxxxxx's Modified 10% formalin Xxxx Xxxxx Medium Chlamydia transport medium CTAD (this should be spelled out if not universally understood) Enteric bacteria transport medium Enteric plus Jones Kendrick Medium Karnovsky's fixative Lithium iodoacetate Lithium/Li Heparin M4 M4-RT M5 Michel's transport medium MMD transport medium Nitric Acid None Pages's Saline Phenol Potassium Oxalate Potassium/K EDTA Potassium/K EDTA 15% Potassium/K EDTA 7.5% | Tissue preservative Blue top tube Blue top tube 24 HR Urine Additive Yellow top tube Yellow top tube Urine preservative Protozoa Green top tube Microbiological culture 24HR Urine Additive Tissue Tissue Black top tube Viral isolation Tissue Stool Cultures Chlamydia culture Blue top tube Bacterial culture Stool Cultures Bordetella pertussis Tissue Gray top tube Green top tube Microbiological culture Microbiological culture Microbiological culture IF tests Immunofluorescence Urine Red or Pink top tube Acanthaoemba 24 Hr Urine Additive Gray top tube Deprecated. Replaced by EDTK15 and EDTK75 Purple top tube Purple top tube |
PVA RLM SST SILICA NAF FL100 FL10 NAPS HEPN EDTN SPS STUTM THROM FDP THYMOL THYO TOLU URETM VIRTM | PVA (polyvinylalcohol) Reagan Lowe Medium Serum Separator Tube (Polymer Gel) Siliceous earth, 12 mg Sodium Fluoride Sodium Fluoride, 100mg Sodium Fluoride, 10mg Sodium polyanethol sulfonate 0.35% in 0.85% sodium chloride Sodium/Na Heparin Sodium/Na EDTA SPS(this should be spelled out if not universally understood) Stuart transport medium Thrombin Thrombin NIH; soybean trypsin inhibitor (Fibrin Degradation Products) Thymol Thyoglycollate broth Toluene Ureaplasma transport medium Viral Transport medium | O&P Bordetella pertussis cultures ‘Tiger’ Top tube Gray top tube Gray top tube Urine Urine Yellow (Blood Culture) Green top tube Dark Blue top tube Anticoagulant w/o bacteriocidal properties Bacterial culture Orange or Grey/Yellow (STAT Chem) Dark Blue top tube 24 Hr Urine Additive Bacterial Isolation 24 Hr Urine Additive Ureaplasma culture Virus cultures |
第3 成分 Specimen Collection Method 検体採取方法 (TX)
この情報がオーダの一部である場合に、検体採取の方法を記述する。検体採取の方法が論理的に検査の結果である場合には、その情報は結果のセグメント(すなわちOBX セグメント)として含まれるべきである。
この成分は検体を採取する体の部位を示す。標準的なコード体系を使用することが推奨される。
第5 成分 Site Modifier 部位修飾子 (CWE)
部位を修飾する。例えば、部位が肘正中静脈で、部位修飾子が「右」のような場合がありうる。
第6 成分 Collection Method Modifier Code 採取方法修飾子コード (CWE)
検体採取方法の一部として検体が冷凍されるかどうかを示す。提案されている値はF(冷凍)、R(冷蔵)である。成分が空白の場合、検体は室温と見なされる。
第7 成分 Specimen Role 検体の役割 (CWE)
検体の役割を示す。提案されている値については「使用者定義表0369-検体役割」を参照。これらの値は通常、システムにて識別可能で、検体に関するデータ管理の処理に影響を与えることができる。
使用者定義表0369-Specimen Role 検体役割
Value | Description |
B C E F G L O P Q R V | Blind Sample 精度管理用ブラインド検体 Calibrator キャリブレータ, used for initial setting of calibration Electronic QC 予測QC 値, used with manufactured reference providing signals that simulate QC results Specimen used for testing proficiency of the organization performing the testing (Filler) 検査室検体 Group (where a specimen consists of multiple individual elements that are not individually identified) 個別ID なし Pool (aliquots of individual specimens combined to form a single specimen representing all of the components.) プール検体 Specimen used for testing Operator Proficiency 検査者検体 Patient 親 検 体 Control specimen 精度管理検体 Replicate 複 製 Verifying Calibrator xxxxxxション検証, used for periodic calibration checks |
SRT ソート順
HL7成分表-SRT-Sort Order ソート順
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME | |
1 | 12 | ST | R | Sort-by Field | ソート基準フィールド | |
2 | 2 | ID | O | 0397 | Sequencing | 順番 |
ソートされるレスポンスとソート方法をこのパラメータで指定する。
例:返信データが列名でわかる表レスポンスクエリでは、SRTでは次のようになる。
| LastName ^ A〜FirstName ^ A |
例:セグメント・レスポンスクエリでは、戻りデータがセグメントとオフセットによって認識されるため、SRTフィールドはセグメントフィールド名表記を使用する。
| PID.3.1 ^ A〜PID.3.2 |
第1 成分 Sort-by Field ソート基準フィールド (ST)
応答をソートする基準となるフィールドを示す。表形式の応答の場合、これはそれを基準にソートを行うコラム名となる。セグメントパターンおよび表示応答の場合、ソートの基準となるセグメントフィールド名である。セグメントフィールド名の定義については「セグメントフィールド名(ST)」のQIP を参照。
フィールドやパラメータをソートする方法、およびソートが大文字小文字を区別する(デフォルト)かしないかを指定する。有効な値については 「HL7 表0397-順序」を参照。
HL7表0397-Sequencing 順序
Value | Description |
A | Ascending x x |
AN | Ascending, case insensitive 大小文字区別無し昇順 |
D | Descending 降 順 |
DN | Descending, case insensitive 大小文字区別無し降順 |
N | None な し |
ST 文字列データ
HL7成分表-ST-String Data 文字列データ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 199 | String Data 文字列データ |
文字列データは左詰めにする、空白が後ろに続いてもよい。任意の表示可能な(印刷可能な) ASCII文字(20から7Eまでの16進値、またはASCIIデシマル値で32から126の間)である。ただし、エスケープ文字、デリミタ文字を除く。
例:
|almost any data at all|
HL7のデリミタ文字(セグメント区切り文字を除く)を文字データフィールドに含めるには、 HL7エスケープシーケンスを適宜用いること。
使用上の注意:ST型は短文を想定したデータ型である(200文字以下)。長文についてはTXデータ型またはFTデータ型を使用する。
その他の文字セットに関する注意:
ST型は、他の文字セットでも利用可能である。
TM 時 間
HL7成分表-TM-Time 時刻
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
16 | Time 時 刻 |
定義:24時間の時間表現とタイムゾーンにて、日時、分、秒、数分の1秒を表現する。
HL7 V2.3以降では、以下の文字配置にて(タイムゾーン記載を除く)精確に時間を表現する。
書式:HH[MM[SS[.S[S[S[S]]]]]] [+/-ZZZZ]
すなわち、
a) 最初から2文字で「時間」を表現する。
b) 最初から4文字で「時分」を表現する。
c) 最初から6文字で「時分秒」を表現する。
d) 最初から8文字で「時分秒+1/10秒」を表現する。
e) 最初から10文字で「時分秒+ミリ秒」を表現する。
例:
午前 6: 30 を示す場合: |0630|
秒の端数は1秒よりも細かい精密さを必要とする送信者により送られることがある。分、時あるいはその他のより大きな単位についての端数は許されていない。
注意:
タイムゾーン[+/-ZZZZ] を用いた場合は、公式なタイムゾーン表記が求められる。
任意で送信者のタイムゾーンを協定世界時(以前のグリニッジ標準時)からのオフセットとして送信することができる。特定のTMフィールドでタイムゾーンが明示されず、MSHセグメントの日付/時刻フィールドの一部としてタイムゾーンが含まれている場合には、MSHの値がデフォルトのタイムゾーンとなる。それ以外の場合は、時刻は送信者の現地時間を参照していると理解される。
例:
Time | Description |
|0000| | 真夜中 |
|235959+1100| | 協定世界時より11 時間進んでいるタイムゾーン(すなわち、グリニッジより東)でのxx 中の1 秒前 |
|0800| | 午前8 時、送信者の現地時間 |
|093544.2312| | 午前9 時35 分から44.2312 秒後、送信者の現地時間 |
|13| | 午後1 時(時までの精度)、送信者の現地時間 |
HL7 V2.3より以前にはこのデータ型はHHMM[SS[.SSSS]][+/-ZZZZ]の形式に定められていた。 HL7 V2.3より、分がもはや必須ではなくなった。HL7旧バージョンとの互換性を保たなければならない場合、施設特有の合意により、HHMM[SS[.SSSS]][+/-ZZZZ]の形式を用いることができる。
TN 電話番号
取り下げ。
TQ タイミング数量
サービスの実施時期とその頻度を指定する。
注:HL7 V2.5よりHL7旧バージョンとの互換性のためにのみ保持されている。HL7 V2.5 4章に定義されているTQ1およびTQ2セグメントを参照。
TS タイムスタンプ
HL7成分表-TS-Time Stamp タイムスタンプ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME | |
1 | 24 | DTM | R | Time 時 刻 | ||
2 | 1 | ID | B | 0529 | Degree of Precision | 精度 |
日付と時間を含む、イベントの正確な時間から成る。書式はつぎのようである。書式:YYYY[LL[DD[HH[MM[SS[.S[S[S[S]]]]]]]]][+/-ZZZZ]^<精度>
この成分の完全な記述については「DTM - 日付/時刻」を参照。
第2 成分 Degree of Precision 精度 (ID)
注:HL7 V2.3 より HL7 旧バージョンとの互換性のためにのみ保持している。現在の精度の指定方法については成分1 を参照。
タイムスタンプの精度を示す(Y=年、L=月、D=日、H=時、M=分、S=秒)。有効な値については「HL7 表0529-精度」を参照。
HL7表0529-Precision 精度
Value | Description |
Y | year 年 |
L | month 月 |
D | day 日 |
H | hour 時 |
M | minute 分 |
S | second 秒 |
精度は最初の成分で示された精度と同一またはそれを上書きすることに注意。より精密な精度を指定してはいけない。以下の例では、2 番目の成分は最初の成分を上書きし、粗い精度、1999 年4 月、を示す。
例 : |199904011200^L|
TX テキストデータ
HL7成分表-TX-Text Data テキストデータ
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 65536 | Text Data テキストデータ |
テキストデータは、ターミナルまたはプリンターによって使用者のために表示するためにあ る。文字列に先行空白を挿入した方が使用者は見やすいということもあるので、文字列は必ずしも左詰めにするわけではない。この種のデータは表示することが目的なので、表示装置を制御するためのエスケープ文字シーケンスを含むことがある。先行空白文字を挿入し、後書き空白を取り除くとよい。
| leading spaces are allowed.|
TXデータは表示するためにある、反復区切文字をTXデータフィールドで使うと、それは一連の反復行がプリンターまたはターミナル上に表示されることを意味する。したがって反復区切文字は、パラグラフ・ターミネータまたはハード・キャリッジ・リターンとみなす。(そのテキスト内にCR/LFが挿入されたように表示される)。
受信システムでは、任意の大きさの表示ウィンドウに合わせるためテキストを繰り返し区切り文字間でワードラップするが、反復区切文字で始まる行はすべて新たな行になる。
他の文字セットを含める場合は、適宜エスケープシーケンスを使うこと。
UVC UB 値コードおよび額
HL7成分表-UVC-UB Value Code and Amount UB値コードおよび額
SEQ LEN | DT | OPT | #TBL | COMPONENT NAME |
1 20 2 20 | CNE MO | R O | 0153 | Value Code 値コード Value Amount 値 額 |
この請求を支払い組織の承認を受けたものとして処理するために必要な、特定のデータ項目に、額または値を関連づけるコード体系。
このデータ型はCMS(メディケア・メディケイドセンター)またはその他の監督機関で定義されている情報を伝達するために用いられる。これはUBフィールドの46A, 47A, 48A, 49A, 46B, 47B, 48Bおよび 49BとUB92 フィールドの39a, 39b, 39c, 39d, 40a, 40b, 40c, 40d, 41a, 41b, 41c, および41dに対応する。
注:HL7 V2.5より節6.5.10.10のUB1-10 および節 6.5.11.6のUB2-6に用いられるCMデータ型を置き換える。
患者が自分の希望で個室に入っているが、それに伴う諸料金に対して保険が準個室の料率のみ填補したいときには、「01-最も一般的な準個室料率」を用いて計算される、最も一般的な準個室の料率が用いられる。
例:
|01&most common semi private rate&NUBC^750&USD|
米国統一支払委員会(NUBC)のコード自身を示す。
有効な値については 「HL7 表 0153-値コード」 を参照。この成分に対する値は米国統一支払委員会(NUBC)の決めた値でなければならない。拡張は許されない。
HL7表0153-Value Code 値コード
Value | Description | Comments |
See NUBC codes NUBC コードを参照 |
値と組になる数値を指定する。
VH 来院時間
HL7成分表-VH-Visiting Hours 来院時間
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 3 | ID | O | 0267 | Start Day Range 開始曜日 |
2 | 3 | ID | O | 0267 | End Day Range 終了曜日 |
3 | 16 | TM | O | Start Hour Range 開始時刻 | |
4 | 16 | TM | O | End Hour Range 終了時刻 |
このデータ型は患者がこの場所に来院できる時間帯を含んでいる。最初の2つの成分に対する有効な値については、「HL7表0267-曜日」を参照。
第1 成分 Start Day Range 開始曜日 (ID)
来院時間範囲の開始の曜日。値については、「HL7 表0267-曜日」を参照。
来院時間範囲の最後の曜日。値については「HL7 表0267-曜日」を参照。
HL7表0267-Days of the week 曜日
Value | Description |
SAT | Saturday 土 曜 日 |
SUN | Sunday 日 曜 日 |
MON | Monday 月 曜 日 |
TUE | Tuesday 火 曜 日 |
WED | Wednesday 水 曜 日 |
THU | Thursday 木 曜 日 |
FRI | Friday x x 日 |
第3 成分 Start Hour Range 開始時刻 (TM)
来院時間範囲の最初の曜日の開始時間(第1 の成分の「開始曜日」を参照)。
第4 成分 End Hour Range 終了時刻 (TM)
来院時間範囲の最後の曜日の終了時間(第2 の成分の「終了曜日」を参照)。
VID バージョン識別子
HL7成分表-VID-Version Identifier バージョン識別子
SEQ | LEN | DT | OPT | TBL# | COMPONENT NAME |
1 | 5 | ID | O | 0104 | Version ID バージョンID |
2 | 483 | CWE | O | Internationalization Code 国際化コード | |
3 | 483 | CWE | O | International Version ID 国際化バージョンID |
HL7 バージョンを表記するために使用する。 取りうる値は「HL7 表0104-バージョンID」を参照。
HL7表0104-Version ID バージョンID
Value | Description | Comments (Date) |
2.0 | リリース2.0 | 1988 年9 月 |
2.0D | デモ2.0 | 1988 年10 月 |
2.1 | リリース 2. 1 | 1990 年3 月 |
2.2 | リリース 2.2 | 1994 年12 月 |