Contract
2014年2月4日
各 位
会 社 名 J C R フ ァ ー マ 株 式 会 社代表者名 取締役会長兼社長 x x x
(東証1部 コード番号4552)問合せ先 管理本部 総務部長 xx xx
(TEL 0797-32-8591)
研究支援契約締結とバイオ医薬品事業に関する包括契約修正のお知らせ
当社とグラクソ・スミスクライングループ(以下「GSKグループ」という。)は、希少疾病分野の協業において新薬の開発・販売の比重を高め、かつ加速させるため、当社が研究を進めている技術に関する研究支援契約を新たに締結し、一方で、2009年に締結した従来のバイオ後続品を中心としたバイオ医薬品の生産・開発・販売に関する包括的な契約の修正に合意しましたのでお知らせいたします。
今回の研究支援契約は、当社の新規技術の一つが対象となり、医薬品の使用範囲を広げる可能性があり、新たな治療への応用が期待されます。
これにより本技術を確立させるためのリソースが提供され、これまで以上に研究のスピードアップが図られることになります。なお、特定のマイルストンが達成された段階で、ライソゾーム病治療酵素に応用して新薬として開発・販売していく方法についてGSKグループと協議します。また、当社は同技術を応用して、上記以外の医薬品について、独自に、もしくは第三者と開発・販売する権利を留保します。
一方、従来のバイオ後続品を中心とした生産・開発・販売に関する包括的な契約については、現在のバイオ後続品を取り巻く世界的な環境を考慮して、GSKグループ主体のグローバル市場での同時開発から当社が日本及びアジア・オセアニア地区をターゲットとして開発を進めることに修正し、それらの諸国において当社とともにGSKグループがコ・プロモーションを行う選択権を留保することで合意しました。
今回の契約と合意により、当社は研究リソースの支援を受けて新規技術の開発を促進させるだけ
でなく、ライソゾーム病の1種であるファブリー病治療薬のバイオ後続品(開発番号:JR-051、遺伝子組換えα-ガラクトシダーゼA)の開発進捗に伴い、最大で25億円のマイルストンを受領することになります。
なお、当社とGSKグループは日本における更なる協業関係について検討を進めており、緊密な関係構築に向けて協議を続けて参ります。
本件による平成26年3月期業績予想(平成26年1月31日付公表)への影響はありません。
以上