本工事場所は、前述のとおり荒川河川敷という川の影響を直接受ける特殊な現場であるため、あらかじめ所轄する国土交通省荒川下流河川事務所の指導のもと、河川敷地盤強度 (N 値)ボーリングデータの提供を受け設計を行っている。しかしながら、工事に着手し資材搬入路横のカゴマットを撤去したところ水が湧き出し、地盤が軟弱であることが 判明した。このため地盤強度(N 値)が足りず、その状態で工事を継続することは極めて危険であることが判明した。 この N...