Contract
株式会社 ○○
代表取締役 ○○ ○○ 殿
秘密保持誓約書(入社時)
私は、従業員として貴社の業務に従事するにあたり、下記事項を遵守することを誓約いたします。
記
1.秘密保持の誓約
業務を遂行する過程で知り得る一切の業務秘密を、貴社および貴社顧客の業務秘密と認識し、私に対する指揮命令者を除く貴社役員、従業員などの従事者およびその他の第三者に漏洩もしくは開示をいたしません。また、自己の利益のための者もしくは貴社と競合する他の事業者その他の第三者にも業務秘密を漏洩または開示をしません。業務秘密は、業務目的以外では使用いたしません。
2.業務秘密の確認
この場合の業務秘密とは、以下の通りであり、業務秘密もしくは秘密である旨を明示されており、または社会通念として秘密内容であることが明白なものの情報であることを確認します。
貴社もしくは貴社取引先において取り扱われる顧客情報、営業戦略情報、研究開発中の製品、試作品等に関する情報、各種ノウハウ、経営戦略情報、経営計画情報等、会社が保有する営業上または技術上もしくは管理上の有用な情報
貴社取引先に関する情報で、xxが独自に入手し得る情報
貴社社員の個人情報
3.個人情報守秘の誓約
取り扱う個人情報については、私に対する指揮命令者を除く貴社役員、社員などの従事者およびその他の第三者に漏洩もしくは開示をいたしません。また、自己の利益のための者もしくはその他の第三者に個人情報を漏洩または開示をいたしません。さらに個人情報の取扱いは業務の遂行上正当な理由のある場合に限定して行います。
4.個人情報の確認
個人情報とは、当該本人に関するすべての情報(私生活に関するものには限られない)であって、かつ具体的に特定の当該本人の氏名、連絡先もしくは住所等の明らかとなる事項(識別情報)の事を指し、いかなる手段を問わずプライバシー侵害の不法行為(民法709条)ともなり、漏れないように取り扱わなくてはならない事項であることを確認します。
5.第三者の秘密情報
(1)第三者の秘密情報を含んだ媒体(文書、図画、写真、USBメモリ、DVD、ハードディスクドライブその他情報を記載または記録するものをいう。)を一切保有しておらず、また今後も保有しないことを約束いたします。
(2)貴社の業務に従事するにあたり、第三者が保有するあらゆる秘密情報を、当該第三者の事前の書面による承諾なくして貴社に開示し、または使用もしくは出願(以下「使用等」という。)させない、貴社が使用等するように仕向けない、または貴社が使用等しているとみなされるような行為を貴社にとらせないことを約束いたします。
6.第三者に対する守秘義務等の遵守
貴社に入社する前に第三者に対して守秘義務または競業避止義務を負っている場合は、必要な都度その旨を上司に報告し、当該守秘義務および競業避止義務を守ることを約束いたします。
7.業務秘密の報告等
(1) 業務秘密についてその創出または得喪に関わった場合は、直ちにその内容を貴社に報告いたします。
(2) 業務秘密については、私がその秘密を形成、作出に携わった場合であっても、貴社業務上作成したものであることを確認し、当該秘密の帰属が貴社にあることを確認いたします。
(3) 前項の場合、当該業務秘密については私に帰属する一切の権利を貴社に譲渡し、その権利が私に帰属する旨の主張はいたしません。
8.退職時の秘密情報の返還
私は、貴社を退職することになった場合は、その時点で私が管理もしくは所持している貴社の秘密情報および記録媒体の一切を退職時までにすべて私の上司に返還し、返還以後は、私の手元には機密情報および記録媒体は一切残存していないことを誓います。
9.退職後の秘密保持
秘密情報については、貴社を退職した後においても、開示、遺漏または使用しないことを約束いたします。退職時に、貴社との間で秘密保持契約を締結することに同意いたします。
10.法令遵守等
法令と貴社の規則等を遵守し、業務秘密および個人情報の秘密を守る事を誓約します。また、自他共に法令と貴社の規則等についてその違反事実を知ったとき、ならびに自他共にこれと同一の誓約書内容に違反した事実を知ったときには、直ちに職務権限者に直接報告します。
11.懲戒処分
上記事項のいずれかに反したことにより、正当な手続きを経た上で就業規則に基づいての懲戒処分を受けたとしても、私は会社の処分に従います。
12.損害賠償等
私は、本誓約書に違反して貴社に損害を与えた場合には、法的な責任を負担するものであることを確認し、貴社は損害賠償請求、差止請求、信用回復措置請求、刑事告訴などの法的処分をとる場合もあることを十分に理解し、本誓約書を遵守します。
以 上
○年○月○日
住 所
氏 名 ㊞
生年月日 年 月 日生