(2)新規従事者には、配属までに接遇、診療報酬請求業務及び電算機等(Excel、Word等を含む)の操作に必要な教育訓練を実施し、業務の遂行に支障を来さないよ う万全を期し、受託者が責任をもって対応すること。
沖縄県立中部病院医事業務委託仕様書(案)
本仕様書は、沖縄県立中部病院医事業務委託の内容等について、必要な事項を規定したものである。この仕様に定めのない場合または疑義が生じた場合には、双方協議して書面で定めるものとする。
1.業務場所
住所 xxxxxxxxxx000xx
沖縄県立中部病院
2.業務内容
(1)入院医事業務
(2)外来医事業務
(3)救急医事業務
(4)メディアセンター業務
(5)ホスピタルコンシェルジュ業務
※各業務の詳細は別紙1~5に示すとおり。
※各業務に掲げた「その他」の項目については、一連の業務を行う上で派生するものであり、中部病院の理念に沿って医事課長と相談の上、誠実に業務にあたること。
3.業務履行期間
自 令和3年10月1日 至 令和5年9月30日
※令和5年9月診療分にかかる診療報酬請求業務については、翌月請求が完了するまでとする。
4.業務時間
(1)業務時間
ア.入院医事業務、メディアセンター業務、コンシェルジュ業務
平日 8時30分から17時30分
イ.外来医事業務
平日 7時00分から17時00分(総合案内)
平日 7時15分から18時00分(総合案内以外)
ウ.救急医事業務
24時間365日を基本とする。
(2)時間外業務
勤務時間を超える場合であって、所定の業務が終了せず、業務遂行上必要があれば業務に従事しなければならない。
(3)休日
土曜日、日曜日、祝日、慰霊の日、年末年始とする。ただし、ゴールデンウィーク等繁忙期が連続して休診となる場合は、双方協議により休診日に業務を要する日とすることが出来る。また、沖縄県立中部病院が平日と同様に診療すると決定した日は、勤務日とする。
(4)暴風時対応
暴風時には病院職員等と連携をとり、既定の台風時マニュアルに基づき対応すること。
5.業務体制
勤務時間内は業務に専念すること。前項の規定に関わらず、定められた業務を規定の時間内に完了できない場合は、勤務時間を延長し業務を完了しなければならない。その際に必要な費用については委託料に含むものとする。
6.業務監督者の責務
(1)受託業務の趣旨をよく理解し、その機能を十分発揮させ、患者サービスの向上、効率的な業務運営、適正な事業収入の確保に取り組むこと。
(2)病院及び患者の要望、現状を把握し、それに対して副業務監督者以下の従事者に迅速かつ的確な指導、教育を行うこと。
(3)病院との窓口として、迅速かつ確実に報告、連絡、調整及び相談を行うこと。
7.業務監督者、従事者の条件及び配置
(1)業務監督者1名を配置し、本契約における全業務を総括的に管理するとともに、本院との連絡調整者とする。また、業務監督者は、病院医事業務において病床数200床以上の病院で実務経験が5年以上あること。
(2)副業務監督者を若干名配置し、業務監督者を補佐する。副業務監督者は、病院医事業務において200床以上の病院での実務経験が3年以上あること。
(3)業務監督者、副業務監督者とは別に各業務における実務責任者を配置すること。実務責任者は、病院での実務経験が2年以上あること。
(4)業務監督者、副業務監督者は診療報酬請求に関する他セクション及び医師との調整業務を行い、勉強会の他、必要に応じて各種委員会、会議等への参加を行うものとする。
(5)医療事務教育機関において所定の医療事務教育を履修し、医療事務従事者としての資格認定を取得した者、又は実務経験を有する者とすること。
(6)診療報酬請求業務に従事する者は、その2/3以上が病院での当該業務における実務経験を2年以上有する者であること。また、診療情報管理士有資格者を1名以上配置すること。
(7)受託業務を正確かつ遅滞なく遂行するために総合的に勘案した人員を配置すること。
(8)従事者が年休等の休暇を行使する際には、業務に支障が生じないよう代替者を配置すること。
(9)受託業務の開始時及び従事者の変更時には、資格認定証または経歴が確認できる書類を提出すること。
(10)各業務における苦情処理は第一段階では実務責任者で対応を行い、対応困難な場合は副業務監督者または業務責任者へ繋ぎ処理を行うものとする。
8.教育及び研修
(1)業務に関する指導、教育、研修は、受託者の責任において計画的に行うこと。また、内容については医事課長に報告すること。
(2)新規従事者には、配属までに接遇、診療報酬請求業務及び電算機等(Excel、Word等を含む)の操作に必要な教育訓練を実施し、業務の遂行に支障を来さないよう万全を期し、受託者が責任をもって対応すること。
(3)診療報酬改定、医療に関する法改正等があった時は、直ちに適切な業務が行えるよう研修を行うこと。
(4)医事業務に必要な知識、感染防止対策などを含む医療安全に係る知識を得るために必要な研修を適時実施すること。
(5)個人情報保護に関する指導、研修を行うこと。
(6)診療報酬請求事務の精度向上を図り、査定減対策及び返戻防止対策並びに未請求減対策に努めること。また、そのための内容検討会や勉強会を定期的に開催し、問題点の解決のため万全の対策を立てなければならない。また、その結果について、文書で医事課長に報告するものとする。
(7)県立病院に勤務する者としての公的責任を十分認識し、委託者の方針を十分に理解するとともに病院全体の取組み及び研修に積極的に参加すること。
(8)診療報酬請求及び施設基準の要件に係る院内研修に参加させること。
(9)年に複数回接遇研修を行い、従事者の接遇に対するスキルアップを図ること。
(10)教育や訓練、研修のため、従事者を他病院等へ派遣する際には、業務体制に支障をきたさないよう配慮し、事前に委託者と協議を行うこと。
(11)ホスピタルコンシェルジュの質の維持・向上を図るための継続的な教育・研修制度を図ること。
(12)適切な苦情処理のスキル向上の教育及び研修を行うこと。
9.服務規律
(1)委託者と協議の上定めた制服及び名札を従事者に着用させること。
(2)常に適切な患者サービスを提供するものであることを認識し、身だしなみ、言葉使いなど十分配慮すること。
(3)業務を遂行するに当たって信頼を失うことのないよう細心の注意を払うこと。
10.報告書等の提出
(1)年度計画書を毎年10月中旬に提出すること。
ア.査定率、返戻率の目標値
イ.目標達成までの取組内容
ウ.研修計画
(2)年間業務報告を毎年9月下旬に提出すること。
ア.査定率、返戻率の目標達成状況
イ.レセプトの未請求状況一覧(全件)
ウ.研修実施
エ.委託者からの指示及び病院との調整事項含む運用変更内容一覧
(3)月毎に以下に掲げる業務報告書等を毎月15日までに報告すること。
ア.各医事業務完了報告書(様式1号、2号、3号、5号)
イ.診療報酬未請求レセプトの状況報告書(総括)(様式6号)
ウ.診療報酬未請求レセプトの状況報告書(担当者別)(様式7号)
エ.診療報酬明細書の返戻処理状況報告書(様式8号)
オ.労災、公務災害保険請求状況報告書(様式9号)
カ.前月分の従事者勤務時間一覧表
(4)日常業務でトラブル(患者からの苦情含め)または特異な事例が発生した場合は、文書でもって速やかに医事課長に報告すること。
11.健康管理
受託者は従事者の健康管理のため、年1回以上は健康診断を実施するとともに、その受託業務に鑑み必要な感染症対策・検査・予防接種等(麻疹、風疹、水痘及び流行性耳下腺炎に係る抗体検査並びに当該検査が陰性の者に対する予防接種等)を実施すること。
なお、感染が判明した場合、直ちに必要な措置を講じるとともに、その旨を委託者に報告すること。
12.個人情報の保護及び守秘義務
(1)従事者は、契約を随行することにあたって得た個人情報の取り扱いについては、「沖
縄県個人情報保護条例」を遵守すること。個人情報の取り扱いに関する研修について随時行うこと。
(2)個人情報又は情報システムの情報の院外への持ち出しは厳禁とする。
(3)個人情報の守秘義務及び人権尊重の重要性を深く認識し、業務上知り得た情報については業務終了後及び委託期間満了後においても秘密厳守すること。(従事者毎に委託者の定める誓約書を提出すること。)
13.受託変更にかかる引継
(1)引継ぎの方法は、マニュアルのみの引継ぎではなく、具体な業務手順を担当者から直接説明するなど、確実に引継ぎを行うこと。なお、引継ぎの期間については、引継ぎ対象業者が決定次第、委託者の依頼に基づき速やかに行うものとする。
(2)引継ぎ対象業者の担当者に対して、全ての業務において実体験による操作指導を行うこと。
(3)契約期間内に発生した業務については確実に完了させるものとする。(契約満了日(令和3年9月30 日)もしくはその直近の日に実施した医療行為等で、日常の運用として10月1日以降に処理を行う必要があるものを除く。)
(4)未請求及びレセプトの返戻等、やむを得ず次の受託者に引き継ぐ必要のあるものについては、「引継ぎ事項一覧表」を作成し、委託者の承認を得たうえで引き継ぐものとする。
(5)業務に関して作成した文書等のデータの取り扱いについては、委託者の指示に従う
ものとし、受託者のみの判断で削除等の処理は行わないこと。
(6)その他、業務の引継ぎに関して生じる問題については、双方及び新規の受託者と協議のうえ対応するものとする。
17.災害訓練及び災害時の対応
各種大規模災害の発生及び発生が予想される場合は、病院の協力要請に可能な限り協力すること。本来業務に加え、計画に基づきながら必要と判断される業務及び対応について率先して行うこと。
また、災害訓練時にも本来業務に加えて必要とされる業務及び病院職員から指示された事項については率先して行うこと。
18.損害賠償責任
業務遂行及び引継ぎにおいて、業務怠慢、故意又は重大な過失により、病院又は第三者に損害を与えた時は、その損害を賠償しなければならない。
19. 電子カルテシステムリプレイス導入準備期間中の業務
(1)システム構築から稼働にかけて必要なシステム仕様の見直しに協力し、調整会議等参加すること。
(2)電子カルテシステム稼働に向けて業務内容の改廃があり得るので、調整に応じること。
(3)運用を把握し、直ちに業務ができるよう教育等万全を期しておくこと。
20. 費用負担区分
業務に必要な経費の負担は、次のとおりとする。
費用項目 |
委託者 |
受託者 |
事務室、更衣室、会議室 |
〇 |
|
水道光熱費 |
〇 |
|
備品(机、椅子、ロッカー等) |
〇 |
|
通信費(電話、FAX、インターネット使用料) |
〇 |
|
事務用消耗品 |
〇 |
|
印刷製本費(業務に使用するもの) |
〇 |
|
給与等雇用経費(給与、諸手当、交通費、厚生福利費) |
|
〇 |
労働安全衛生経費(健康診断、検査、予防接種、感染症対策用品) |
|
〇 |
被服費(名札、従事者被服購入費、維持管理費) |
|
〇 |
書籍購入費(診療報酬点数xx表、DPC点数xx表、レセプト事務のための薬効・薬価リスト、全科実例による社会保険歯科診療) |
〇 |
|
書籍購入費(上記以外の診療報酬関係図書) |
|
〇 |
教育研修費(診療報酬改定の研修を含む) |
|
〇 |
21.その他留意事項
(1)自動精算機・入金機の釣り銭について
外来の自動精算機4台、自動入金機1台及びレジの釣り銭として268万9400円を用意すること。また、救急の自動入金機1台、レジの釣り銭として30万円を用意すること。
(2)電子カルテシステム、医事会計システム等のコンピュータシステムに事故があるときは、委託者の指示に従い、伝票による入力等の必要な対応を行うものとする。
(3)受託業務に関して受託者において判断できないものについては、双方との協議のうえ必要な対応を行うものとする。
(4)病院の待ち時間調査、業務の処理時間調査、患者満足度調査等の院内実態調査及び外部機関の調査に協力すること。
別紙1
入院医事業務
1.受付業務
(1)入院申込患者への「入院のご案内」に沿って入院時の諸注意事項の説明を行う。
(2)入院申込書兼身元引受書・保証書(外来、救急患者)の記載内容確認及び受理すること。
(3)入院申込書兼身元引受書・保証書の未提出者への督促及び回収を行う。患者が退院する前までに回収、または、入院が2週間超える場合は2週間以内に回収することとし、そのための電話催促を行う
(4)入院申込書兼身元引受書・保証書の完成後の管理及び保管を行う。入院申込書の病院用控えをファイルして保管し、後日回収や差し替えなどの管理を行います。
(6)限度額認定、高額療養費、患者に対応した説明を行う。
(8)入院受付時確認表の作成及びコピーを行う。
(9)電子カルテの患者プロファイルへ情報の登録を行う。国籍や障害手帳の障害認定の等級など入院受付時に入手した患者情報登録を行う。
(10)直接病棟へ上がる患者、入退院支援室または外来診療へ引き継ぐ患者、それぞれに合わせた案内を行う。(直接病棟へ上がる患者については病棟へ連絡)
(11)必要に応じてリハビリスタッフ、管理栄養士、薬剤師等医療スタッフへ連絡する。
(12)窓口混雑等により入院時の諸注意事項の説明ができなかった場合の補完を行う。
(13)入院患者の登録用患者データ作成及び電算入力する。入院申込書の患者情報に更新があった場合、医事システムの情報を訂正する。また、新生児の医事システムの新規患者登録を行う。
(14)未収金がある患者について未収金チームへ一報入れること。
(15)産科医療補償制度の登録証の説明及び受理すること。
(16)退院患者への診察券と退院通知書の交付及び支払窓口への案内を行う。
(17)自立支援受給者証への自己負担金額の記入を行う。
(19)平日の17時以降の退院通知書などを救急窓口へ引き継ぐこと。
(20)その他、入院退院受付業務に関すること。
2.会計計算業務
(1)DPC制度による入院患者の診療会計登録を行う。(治験、GID、病院間請求含む診療会計に関わる全ての伝票から)
(2)健康保険被保険者証及び各種医療受給者証の確認を行う。
(3)オーダ登録の確認と取込み及び適切な診療会計へ反映させること。
(4)関係制度及び医科診療報酬点数表の解釈を十分熟知した上で診療録、種々の入力データを精査し、常時請求漏れの防止に努めること。
(5)退院計算に関する業務を行う。(病棟への請求書出来上がり連絡含む。)
(6)定期請求書を病室へ配布すること。
(7)請求処理を行う。(書損、訂正、診療報酬明細書発行等)
(8)健康保険証変更による再計算を行う。
(9)取込みリストによる未会計データの取込み及び未収金整理並びに患者への請求を行う。
(10)日々の未収金対象患者の未収金理由をコンピュータへ登録を行う。
(11)追加会計、会計過誤に対する還付の説明を行う。
(12)xx現金からの返金に伴う過誤納払戻調書を作成すること。
(13)過誤返戻調書と必要書類を添付し病院職員へ提出すること。
(14)各種医療受給者証への患者自己負担額の記入を行う。
(15)診療費等支払困難者に対する初期対応、未収金チームとの連携を行う。
(16)外国人患者は高額な医療費になるため未収発生防止として、外国人患者が保険給付を受けるために必要な計算書を、入院途中に作成し、患者へ提供すること。
(17)直接支払制度の領収・明細書の発行を行うこと。
(18)出産一時金直接支払制度請求を行うこと。
(19)性暴力被害者の県請求分を病院職員へ引き継ぐこと。対象外は患者へ請求すること。
(20)GID患者の算定において、追加計算及び差額がある場合は、病院職員へ引き継ぐこと。
(21)退院証明書の発行を行うこと。
(22)会計窓口業務時間外に退院する患者の請求書を救急受付に届けること。
(23)納入通知書の発行及び郵送を行う。
(24)入院診療費定期請求分及び退院請求分(個人負担金)の納入督促を行う。
(25)その他、会計計算業務に関すること。
3.診療報酬請求業務
(1)診療報酬請求に関する業務は医科及び歯科について行う。
(2)診療報酬請求に関係する処理は、レセプト作成から集計までを含め基本的にすべてレセプトシステム及び関連システムを使用して行う。
(3)診療報酬の算定については、DPCの確認・カルテ内容の点検を行った上で適正なコーディングにより行う。その際の疑義については直接医師に問い合わせること。また、DPCコーディング委員会のコーディング結果を従事者で共有し、算定に活かすこと。
(4)診療報酬明細書(以下「レセプト」という。)については、受託者の責任において、毎月9日までに請求額の確定処理を行い、業務を終了させ、病院職員に引き継ぐこと。
(5)レセプト(労働災害補償保険、国家公務員災害補償法又は地方公務員災害補償法に基づく請求及び自由診療並びに沖縄県結核患者復帰特別措置医療費・沖縄県精神障害者復帰特別措置医療費(マル特)等の保険以外にかかる請求を含むすべてのレセプト)内容点検を行う。
(6)レセプトの内容点検の結果については、誤請求防止策の策定及び査定分析を行い病院職員に報告するとともに、査定率を前年度の水準以下にするよう努めること。
(7)レセプト内容点検においては、担当医師等と連携を密にして正しい算定を行う。
(8)レセプトの内容点検において、必要に応じて入力データの追加又は修正を行う。
(9)レセプトの内容点検において、診療内容に関する補足コメント、症状詳記、添付資料等に関する点検を行う。
(10)返戻されたレセプトの仕分け、登録及び査定確認を行う。
(11)返戻されたレセプトの内容点検及び修正を行い、速やかに再請求を行う。
(12)未請求レセプトの管理を行うとともに、速やかに請求を行う。
(13)未請求レセプトの一覧表を作成して病院職員に提出すること。
(14)査定されたレセプトを分析したうえで修正し、再審査請求を行う。
(15)返戻又は査定されたレセプトの結果報告を行う。
(16)査定内容の傾向分析を行って報告するとともに対策を講じ、必要があれば医師等に対して算定内容を周知すること。
(17)点検又は集計に適した仕分け等、必要な事務を行う。
(18)審査機関又は保険者からの指導及び問い合わせに対応すること。
(19)レセプトの編綴を行う。(紙レセプト請求分)
(20)社会保険診療報酬請求書を作成すること。(紙レセプト請求分)
(21)国民健康保険診療報酬請求書総括表を作成する。(紙レセプト請求分)
(22)国民健康保険診療報酬請求書計算書を作成する。(紙レセプト請求分)
(23)レセプト点検及び集計業務に付随する必要な業務を行うこと。
(24)医療保険制度等の情報収集を行って病院に提供するとともに、診療報酬請求にかかる改善案を積極的に提案すること。
(25)高額レセプトや告示、通知、査定等により必要とされたものについては、医師に症状詳記を依頼すること。
(26)症状詳記の記載ポイントの情報収集を行って病院に提供するとともに効果的な症状詳記の記入方法を医師へ提案すること。
(27)病院間請求のレセプトをファイルに保管すること。
(28)債権データの登録を行う。
(29)DPC算定に係る診療録管理室及び医師との連携(コーディング・チェック)を行う。 医師からの問い合わせについて対応する。
(30)「DPC導入の影響評価に係る調査表」実施説明資料に沿った事務処理を行う。
(31)DPCデータ提出及び再提出については、関係部署(各システム担当者含む)との連携を密にして正しいデータ作成し、その後、病院職員へ報告すること。
4.共通業務
(1)沖縄県結核患者復帰特別措置医療費・沖縄県精神障害者復帰特別措置医療費(マル特)の請求事務に関すること。
(2)助産施設措置費請求事務に関すること。
(3)こども医療費助成事業(自動償還)の請求事務処理に関すること。
(4)性暴力被害者ワンストップセンターの請求事務に関すること。
(5)母子父子寡婦福祉事業の請求事務に関すること。
(6)重度心身障害医療費助成制度(自動償還)の請求事務処理に関すること。
(7)診療に関する患者からの費用・概算の問い合わせに対応すること。
(8)入院業務に必要な帳票及び台帳作成を行う。
(9)入院患者に対する健康保険限度額認定証申請・高額療養費貸付制度等の説明、保険加入の指導を行う。(救急外来から入院した患者を含む。)
(10)未収金の発生防止に努めること。(保険未加入の患者及び家族・関係者に対する保険加入の説明を含む)
(11)診療報酬算定に関する他セクションとの調整を行う。
(12)外国人対応に関すること。
(13)ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末・年始の救急業務支援を行う。
(14)保険点数改正に伴う電算プログラム修正に対する検証を行う。
(15)電算機器の変更時の対応を行う。(バージョンアップ含む)
(16)停電時等における電算復旧作業及び故障に対する業者との連絡調整に関すること。
(17)電算システムの不具合、改善、修正等のシステム連絡票の作成を行う。
(18)各種伝票の整理保管及び廃棄を行う。
(19)厚生労働省の指導・監査対応に関すること。
(20)診療報酬改定に伴う入院に関すること。
(21)その他、入院業務に関すること。
別紙2
外来医事業務
1.総合案内業務
(1)受診科が不明の場合の各診療科への相談、連絡、案内を行う。
(2)予約外患者の症状の聞き取り及び医師への振分けを行う。
(3)診療情報提供書を持たない初診患者へ選定療養費の説明を行う。
(4)入院患者の病室案内を行う。
(5)外来患者の案内受付及び関連業務に関すること。
(6)自動再来受付機の操作説明を行う。
(7)自動精算機の操作説明を行う。
(8)その他、総合案内受付業務に関すること。
2.受付業務
(1)初診、再診患者、予約患者の受付を行う。
(2)患者の対応及び患者への指示、案内、説明を行う。(南館窓口含む)
(3)当院での診療継続希望される再診患者への再診時選定療養費の説明を行う。また、同意書をスキャンする。
(4)診察申込書の記載内容の確認を行う。
(5)再診患者の住所、連絡先の確認及びコンピュータ登録を行う。
(6)年に最低2回、再診患者の住所、電話番号の情報収集(様式配布して記入してもらう等)を行う。
(7)患者IDの二重登録の確認及び二重登録時の紐付け処理を行う。
(8)健康保険被保険者証及び各種医療受給者証の確認及び不携帯者への対応処理を行う。
(9)患者から承諾を得て健康保険被保険者証、各種医療受給者証をスキャンする。
(10)患者基本情報及び保険情報(公費、保留含む)のコンピュータ登録を行う。
(14)地域連携室から連絡がある初診紹介患者の基本情報のコンピュータ事前登録を行う。
(15)診察券を発行する。
(16)自動再来受付機の受付開始準備及受付終了の機器操作を行う。
(17)自動再来受付機不備の際の必要な措置対応を行う。
(18)自動再来受付機の用紙補充を行う。
(19)治験受付を行う。
(20)被爆者検診受付を行う。
(21)入院患者の歯科口腔外科受付を行う。
(22)性暴力被害者ワンストップセンターの受付を行う。
(23)インフルエンザ予防接種期間における受付及び予診票の確認を行う。
(24)処方箋のお渡し、取り忘れについては患者への連絡を行う。
(25)外国人患者の受診時における初期対応を行う。
ア.身分証、健康保険証の確認及びスキャンする。
イ.加入保険を確認する。
ウ.概算費用を提示し、支払いの意思確認を行う。
エ.未収金チームへ連絡する。
(26)受付周りの配布物の管理及び物品請求を行う。
(27)受付カウンター及び診療申込記載台周辺の整理整頓を行い常に清潔な環境を確保すること。
(28)看護部、その他関係部署と連携を取り適切に対応すること。
(29)その他、受付業務に関すること。
3. 会計受付業務
(1)会計ファイルから患者が保持する書類等の返却及び会計待ちの案内を行う。
(2)健康保険被保険者証及び各種医療受給者証の確認を行う。
(3)会計順番号票の出力と受渡しを行う。
(4)支払い無い患者の登録情報の確認及び会計待ち番号表示システムの操作を行う。
(5)会計ファイルを計算担当へ届ける。
(6)処方箋を処方箋発行窓口へ届ける。
(7)領収証明書の作成及び発行を行う。(分割払い中の患者は未収金チームへ事前確認する。)
(8)「療養費払い制度(医療費全額負担)」用の診療報酬明細書の発行を行う。
4.文書受付業務
(1)各種診断書及び各種公費負担医療等の文書類(以下「文書」という。)の受付を行う。
(2)診療情報提供書の受付、進捗管理、受け渡しを行う。
(3)文書受付から発行までの一連の進捗状況を文書管理システムに登録を行う。
(4)発行未済文書の管理を行う。
(5)文書の発行を行う。
(6)郵送希望する患者へゆうパック購入の案内及び発送を行う。
(7)受渡日を超えた際の患者への連絡を行う。
(8)患者及び関係機関との連絡、調整を行う。
(9)文書類の保管を行う。
(10)各種公費負担医療等の文書発行に伴う医事システムへの保険登録を行う。(保留登録 含む)
(11)発行済み診断書・証明書の問い合わせに対応すること。
(12)その他文書受付業務に関すること。
5.会計計算業務
(1)外来患者の診療会計登録を行う。(治験、GID、病院間請求含む診療会計に関わる全ての伝票から)
(2)オーダ登録の確認と取込み及び適切な診療会計へ反映させること。
(3)関係制度及び医科診療報酬点数表の解釈を十分熟知した上で診療録、種々の入力データを精査し、常時請求漏れの防止に努める。
(4)診療会計登録済患者の診療会計番号を会計待ち番号表示へ表示すること。
(5)請求書の発行を行う。
(6)請求処理を行う。(書損、訂正、診療報酬明細書発行等)
(7)健康保険証変更による再計算を行う。
(8)取込みリストによる未会計データの取込みと未収金整理及び患者への請求(9)日々の未収金対象患者の未収金理由のコンピュータ登録を行う。
(10)追加会計、会計過誤に対する還付の説明を行う。
(11)xx現金からの返金に伴う過誤納払戻調書を作成する。
(12)過誤返戻調書と必要書類を添付し病院職員へ提出すること。
(13)各種医療受給者証の患者自己負担額の記載を行う。
(14)診療費等支払困難者に対する初期対応を未収金チームと連携して行う。
(15)直接支払制度の領収・明細書の発行を行う。
(16)性暴力被害者の県請求分を病院職員へ引き継ぐこと。対象外は患者へ請求すること。
(17)GID患者の請求で追加計算及び差額がある場合は病院職員へ引き継ぐこと。
(18)納入通知書の発行及び郵送を行う。
(19)その他、会計計算業務に関すること。
6. 料金徴収、収納業務
(1)自動精算機での徴収に適さない、または困難な場合の窓口料金徴収を行う。
(2)診療費、文書料、面談料等の医業収益の料金徴収を行う。
(3)自動精算機の稼働処理と当日の釣り銭の補充を行う。
(4)自動精算機の集計作業と釣り銭、売上金の回収を行う。
(5)POSレジへの当日釣り銭の補充を行う。
(6)自動精算機及びPOSレジのエラー対応並びに用紙補充を行う。
(7)現金収納報告書及び収入xx書の作成、病院職員へ提出する。
(8)xx現金からの返金処理を行う。
(9)現金過不足発生時には未収金チームへ連絡を行う。
(10)現金収納及び現金集配業者への引き渡しを行う。
(11)釣り銭の両替及び管理に関すること。
(12)クレジットカードでの料金徴収を行う。
(13)納入通知書の作成及び郵送を行う。
(14)その他、収納業務に関すること。
7.診療報酬請求業務
(1)診療報酬請求に関する業務は医科及び歯科について行う。
(2)診療報酬請求に関係する処理は、レセプト作成から集計までを含め基本的にすべてレセプトシステム及び関連システムを使用して行う。
(3)診療報酬の算定については、関係部署との連携を密にして正しい算定を行う。
(4)診療報酬明細書(以下「レセプト」という。)については、受託者の責任において、毎月9日までに請求額の確定処理を行い、業務を終了させ、病院職員に引き継ぐこと。
(5)レセプト(労働災害補償保険、国家公務員災害補償法又は地方公務員災害補償法に基づく請求及び自由診療並びに沖縄県結核患者復帰特別措置医療費・沖縄県精神障害者復帰特別措置医療費(マル特)等の保険以外にかかる請求を含むすべてのレセプト)内容点検を行う。
(6)レセプトの内容点検の結果については、誤請求防止策の策定及び査定分析を行い病院職員に報告するとともに、査定率を前年度の水準以下にするよう努めること。
(7)レセプト内容点検においては、担当医師等と連携を密にして正しい算定を行う。
(8)レセプトの内容点検においては、必要に応じて入力データの追加又は修正を行う。
(9)レセプトの内容点検において、診療内容に関する補足コメント、症状詳記、添付資料等に関する点検を行う。
(10)返戻されたレセプトの仕分け、登録及び査定確認を行う。
(11)返戻されたレセプトの内容点検及び修正を行い、速やかに再請求を行う。
(12)未請求レセプトの管理を行うとともに、速やかに請求を行う。
(13)未請求レセプトの一覧表を作成して病院職員に提出すること。
(14)査定されたレセプトを分析したうえで修正し、再審査請求を行う。
(15)返戻又は査定されたレセプトの結果報告を行う。
(16)査定内容の傾向分析を行って報告するとともに対策を講じ、必要があれば医師等に対して算定内容を指導を行う。
(17)点検又は集計に適した仕分け等、必要な事務を行う。
(18)審査機関又は保険者からの指導及び問い合わせに対応すること。
(19)レセプトの編綴を行う。(紙レセプト請求分)
(20)社会保険診療報酬請求書を作成すること。(紙レセプト請求分)
(21)国民健康保険診療報酬請求書総括表を作成すること。(紙レセプト請求分)
(22)国民健康保険診療報酬請求書計算書を作成すること。(紙レセプト請求分)
(23)レセプト点検及び集計業務に付随する必要な業務を行う。
(24)医療保険制度等の情報収集を行って病院に提供するとともに、診療報酬請求にかかる改善案を積極的に提案すること。
(25)高額レセプトや告示、通知、査定等により必要とされたものについては、医師に症状詳記を依頼すること。
(26)症状詳記の記載ポイントの情報収集を行って病院に提供するとともに効果的な症状詳記の記入方法を医師へ提案すること。
(27)病院間請求のレセプトをファイルに保管すること。
(28)妊婦・乳児・3歳児検診の各健康診査費請求書及び総括表を作成し、病院職員へ提出すること。
(29)債権データの登録を行う。
(30)その他、一連の診療報酬請求業務に関すること。(公費等請求事務含む)
8.未収金関連業務
(1)未収金の電算登録作業を行う。(外来xx分)
(2)未収金整理簿の作成すること。(外来xx書より転記)
(3)その他、外来未収金に関すること。
9.共通業務
(1)沖縄県結核患者復帰特別措置医療費・沖縄県精神障害者復帰特別措置医療費(マル特)の請求事務に関すること。
(2)こども医療費助成事業(自動償還)の事務処理に関すること。レセプト提出後にデータ抽出後、毎月15日にCD-Rを国保連合会へ提出する。また、国保連合会からのエラー確認の対応、市町村からの問い合わせ対応を行う。
(3)性暴力被害者ワンストップセンターの請求事務に関すること。
(4)母子父子寡婦福祉事業に関すること。
(5)重度心身障害医療費助成制度(自動償還)の請求事務処理に関すること。
(6)各種診療に関する患者からの費用問い合わせに対応すること。
(7)外来業務に必要な帳票及び台帳作成すること。
(8)未収金の発生防止(保険未加入の患者及び家族・関係者に対する保険加入の説明を含む)
(9)診療報酬算定に関する他セクションとの調整
(10)外国人対応に関すること
(11)ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末・年始の救急業務支援
(12)保険点数改正に伴う電算プログラム修正に対する検証
(13)電算機器の変更時の対応に関すること。(バージョンアップ含む)
(14)停電時等における電算復旧作業及び故障に対する業者との連絡調整を行うこと。
(15)電算システムの不具合、改善、修正等のシステム連絡票の作成をすること。
(16)各種伝票の整理保管及び廃棄を行う。
(17)放射線受付職員が休む日の業務支援を行う。
(18)厚生労働省の指導・監査対応に関すること。
(19)病院機能評価受審に関すること。
(20)診療報酬改定に伴う外来に関すること。
(21)診療ネットワークが増設された場合、登録業務を行うこと。
(22)「DPC導入の影響評価に係る調査」外来EFファイルの整合に関すること。
(23)その他「DPC導入の影響評価に係る調査」及びその改定に関すること。
(24)その他、外来に関すること
10.放射線受付業務
(1)受付、電話対応を行う。
(2)受付前の患者への声掛け、案内、説明を行う。
(3)患者の状態(救急患者、酸素使用、術後、車椅子使用等)を技師に報告すること。
(4)CT室、MRI室への案内を行う。
(5)検査着の着替え等の説明を行う。
(6)乳幼児股関節撮影時のおむつチェックを行う。
(7)フィルム出しを行う。
(8)電子カルテの放射線科のデータ整理を行う。
(9)患者IDの二重登録時の情報修正を行う。
(10)クローズ予約の代行登録及び受付を行う。
(11)オーダーリングの代行登録を行う。(院外検査、被爆者検診)
(12)(核医学検査)の薬剤の確認を行う。
(13)放射線検査に係るカルテの取り寄せ及び返却を行う。
(14)放射線科環境の保持・整備を行う。
(15)その他、放射線科受付に関すること。
別紙3
1.受付業務
(1)初診、再診患者、予約患者の受付を行う。
(2)性暴力被害者ワンストップセンターの受付を行う。
(3)患者の対応及び患者への指示、案内、説明を行う。
(4)診療情報提供書を持たない初診患者への選定療養費の説明を行う。
(5)診察申込書の記載内容の確認を行う。
(6)再診患者の住所、連絡先の確認及びコンピュータ登録を行う。
(7)患者IDの二重登録の確認及び二重登録時の紐付けを行う。
(8)健康保険被保険者証及び各種医療受給者証の確認及び不携帯者への対応を行う。
(9)患者から承諾を得て健康保険被保険者証、各種医療受給者証をスキャンすること。
(10)患者基本情報及び保険情報(公費、保留含む)のコンピュータ登録を行う。
(11)診療情報提供書の確認及びスキャンすること。
(12)診療情報提供書に付随するCDの取り込み依頼を行う。
(13)持ち込みデータ預かりの説明及びCD返却を行う。
(14)紹介状添付用データ等のCD作成に関すること。
(15)外国人患者受診時の初期対応を行う。
ア.身分証、健康保険証の確認及びスキャンすること。
イ.加入保険の確認を行う。
ウ.概算費用を提示し、支払いの意思確認を行う。
エ.未収金チームへの連絡(平日時間内)すること。
(16)土、日、祝日の予約入院受付を行う。
(17)診察券の発行を行う。
(18)治験受付を行う。
(19)強制採尿、強制採血の受付及び関係書類のスキャンすること。
(20)AIに関する請求業務を行う。
(21)処方箋のお渡し、取り忘れの連絡を行う。
(22)入院申込患者への「入院のご案内」に沿って入院時の諸注意事項の説明を行う。
(23)入院申込書兼身元引受書・保証書の記載内容確認及び受理すること。
(24)入院申込書兼身元引受書・保証書を入院受付へ届けること。
(25)健康保険被保険者証及び各種医療受給者証の確認を行う。
(26)リストバンドの作成を行う。
(27)入院患者の登録用患者データ作成及び電算入力(新生児の登録とカルテの準備を含む)
(28)自立支援受給者証への自己負担金額の記入を行う。
(29)入院患者の問い合わせへの対応を行う。
(30)平日の17時以降の退院通知書などの外来窓口から引き継ぐこと。
(31)文書の発行を行う。
(32)津梁ネットワークへの患者登録を行う。
(33)救命救急センター依頼の消防署あてに救急受け入れ協力依頼・救急車受け入れ制限に係る文書のFAX送信を行う。
(34)受付周りの配布物の管理及び物品請求を行う。
(35)受付カウンター及び診療申込記載台周辺の整理整頓を行い常に清潔な環境を確保すること。
(36)看護部、その他関係部署と連携を取り適切に対応すること。
(37)その他、救急受付業務に関すること。
2.会計計算業務(救急外来・救急入院・訪問診療)
(1)患者の診療会計を行う。(治験、GID、病院間請求含む診療会計に関わる全ての伝票から)
(2)オーダ登録の確認と取込み及び適切な診療会計への反映させること。
(3)関係制度及び医科診療報酬点数表の解釈を十分熟知した上で診療録、種々の入力データを精査し、常時請求漏れの防止に努めること。
(4)請求書の発行を行う。
(5)請求処理を行う。(書損、訂正、診療報酬明細書発行等)
(6)健康保険証変更による再計算を行う。
(7)取込みリストによる未会計データの取込みと未収金整理及び患者への請求を行う。
(8)日々の未収金対象患者の未収金理由のコンピュータ登録を行う。
(9)追加会計、会計過誤に対する還付の説明すること。
(10)過誤返戻調書と必要書類を添付し病院職員へ提出すること。
(11)各種医療受給者証の患者自己負担額の記載を行う。
(12)診療費等支払困難者に対する初期対応を未収金チームと連携して行う。
(13)「療養費払い制度(医療費全額負担)」用の診療報酬明細書の発行を行う。
(14)性暴力被害者の県請求分を病院職員へ引き継ぐこと。対象外は患者へ請求すること。
(15)その他、会計計算業務に関すること。
3.料金徴収、収納業務
(1)診療費、文書料、面談料等の医業収益の料金徴収を行う。
(2)POSレジの稼働処理と当日の釣り銭の補充を行う。
(3)POSレジの締め処理と釣り銭、売上金の回収を行う。
(4)POSレジへの当日釣り銭の補充を行う。
(5)POSレジのエラー対応、用紙補充を行う。
(6)現金収納及び現金集配業者への引き渡しを行う。
(7)釣り銭の両替及び管理を行う。
(8)クレジットカードでの料金徴収を行う。
(9)納入通知書の作成および郵送を行う。
(10)その他、収納業務に関すること。
4.診療報酬請求業務
(1)診療報酬請求に関する業務は医科及び歯科について行う。
(2)診療報酬請求に関係する処理は、レセプト作成から集計までを含め基本的にすべてレセプトシステム及び関連システムを使用して行う。
(3)診療報酬の算定については、関係部署との連携を密にして正しい算定を行う。
(4)診療報酬明細書(以下「レセプト」という)については、受託者の責任において、毎月9日までに請求額の確定処理を行い、業務を終了させ、病院職員に引き継ぐこと。
(5)レセプト(労働災害補償保険、国家公務員災害補償法又は地方公務員災害補償法に基づく請求及び自由診療並びに沖縄県結核患者復帰特別措置医療費・沖縄県精神障害者復帰特別措置医療費(マル特)等の保険以外にかかる請求を含むすべてのレセプト)内容点検を行う。
(6)レセプトの内容点検の結果については、誤請求防止策の策定及び査定分析を行い病院職員に報告するとともに、査定率を前年度の水準以下にするよう努めること。
(7)レセプト内容点検においては、担当医師等と連携を密にして正しい算定を行う。
(8)レセプトの内容点検において、必要に応じて入力データの追加又は修正を行う。
(9)レセプトの内容点検において、診療内容に関する補足コメント、症状詳記、添付資料等に関する点検を行う。
(10)返戻されたレセプトの仕分け、登録及び査定確認を行う。
(11)返戻されたレセプトの内容点検及び修正を行い、速やかに再請求を行う。
(12)未請求レセプトの管理を行うとともに、速やかに請求を行う。
(13)未請求レセプトの一覧表を作成して病院職員に提出すること。
(14)査定されたレセプトを分析したうえで修正し、再審査請求を行う。
(15)返戻又は査定されたレセプトの結果報告を行う。
(16)査定内容の傾向分析を行って報告するとともに対策を講じ、必要があれば医師等に対して算定内容を指導すること。
(17)点検又は集計に適した仕分け等、必要な事務を行う。
(18)審査機関又は保険者からの指導及び問い合わせに対応する。レセプトの編綴を行うこと。(紙レセプト請求分)
(19)社会保険診療報酬請求書を作成すること。(紙レセプト請求分)
(20)国民健康保険診療報酬請求書総括表を作成すること。(紙レセプト請求分)
(21)国民健康保険診療報酬請求書計算書を作成すること。(紙レセプト請求分)
(22)レセプト点検及び集計業務に付随する必要な業務を行う。
(23)医療保険制度等の情報収集を行って病院に提供するとともに、診療報酬請求にかかる改善案を積極的に提案すること。
(24)高額レセプトや告示、通知、査定等により必要とされたものについては、医師に症状詳記を依頼すること。
(25)症状詳記の記載ポイントの情報収集を行って病院に提供するとともに効果的な症状詳記の記入方法を医師へ提案すること。
(26)病院間請求のレセプトをファイルに保管すること。
(27)債権データの登録すること。
(28)DPC算定に係る診療録管理室及び医師との連携(コーディング・チェック)を行う。
(29)「DPC導入の影響評価に係る調査表」実施説明資料に沿った事務処理を行う。
(30)DPCデータ提出及び再提出については、関係部署(各システム担当者含む)との連携を密にして正しいデータ作成し、その後、病院職員へ報告すること。
(31)その他、診療報酬請求業務(会計業務)に関すること。
5.共通業務
(1)救急事務に関する総括及びその処理に関すること。
(2)救急車搬送患者データ入力を行う。
(3)こども医療費助成事業(自動償還)の請求事務処理に関すること。
(4)性暴力被害者ワンストップセンターの請求事務に関すること。
(5)母子父子寡婦福祉事業の請求事務に関すること。
(6)重度心身障害医療費助成制度(自動償還)の請求事務処理に関すること。
(7)診療に関する患者からの費用・概算の問い合わせに対応すること。
(8)日報、月報、資料の作成を行う。
(9)未収金整理及び請求書作成を行う。
(10)時間外・土日・祝日における納付相談(誓約書関連)を行う。
(11)厚生労働省の指導・監査対応に関すること
(12)病院機能評価受審に関すること。
(13)診療報酬改定に関すること。
(14)電子カルテ障害、災害時の院内運用に沿った対応を行うこと。
(15)その他、救急業務に関すること。
別紙4
1.書類の取込に関する業務
(1)診療情報提供書等、紙媒体で発行される文書の取込を行う。
(2)各種帳票類の取込を行う。
(3)各種検査報告書等(紙媒体)の取込を行う。
(4)その他、電子保管が必要と思われる文書等紙媒体の取込を行う。
2.電子記憶媒体に関する業務
(1)電子媒体で持ち込まれるデータの取込を行う。
(2)他院から持ち込まれるフィルム画像の取込を行う。
(3)診療情報提供書に添付される検査データ及び、画像データの電子媒体への書出しを行う。
(4)その他、電子媒体により扱われるデータの取込・書出し等に関すること。
3.スキャン文書の受付・管理業務
(1)院内メディアセンターで取り扱われる文書等の受付・管理を行う。
(2)メディアセンターから払い出される媒体の受付・管理を行う。
(3)メディアセンターで取り扱われる文書等の台帳作成・管理を行う。
(4)その他、メディアセンターで扱われるものの受付・管理に関すること。
4.その他
(1)各部門との調整に関すること
(2)メディアセンター業務に関する会議への参加すること。
(3)その他、メディアセンター運営に関すること。
別紙5
ホスピタルコンシェルジュ業務
1.患者案内業務
院内施設、各診療科、各病棟への誘導や動線の説明を行う。
患者の受診相談は外来診療科窓口へ取り次ぐこと。
来院者に応じて車いすの提供を行う。
患者介助や容態急変時等でコンシェルジュでの対応が困難な場合は、速やかに看護師へ応援を依頼すること。
フロアで待っている患者への積極的な声掛け、ニーズを把握して患者サービスに努めること。
見舞客への対応を行う。
各種手続きの案内を行う。
診察状況(待ち時間状況など)の説明を行う。
(10)その他、案内に関すること。
2.自動再来受付機の操作説明
自動再来受付機への誘導、操作説明を行う。
保険確認が必要な場合は、中央受付へ案内及び誘導を行う。
自動再来受付機終了後の整理(ロール紙、印刷用紙の補充)
その他、自動再来受付機に関すること。
3.ラウンド業務
患者の立場に立った院内環境整備を積極的に行うこと。(椅子、テーブルを定位置へ戻す、混雑時の椅子の調達、返却を含める)
ラウンド時の患者からの問い合わせに対応すること。
館内での忘れ物、落とし物をxx室へ届けること。
各種資料や記入用紙などの管理・補充・差替えを行う。
その他、ラウンド業務に関すること。
4.苦情に関する一次対応
軽微な苦情はその場で処理し、対応困難な場合は状況に応じて関係部署に連絡をし、対応を依頼する。
5.外国人への対応
日本語を話せない外国人の対応をすること。
※英語の他、中国語、韓国語等の言語も話せることが望ましい。
6.正面玄関前の交通誘導
来院患者車両の乗降時ドアの開閉補助を行う。
必要に応じて正面玄関前での患者の出迎え及び見送りを行う。
車いすの貸し出しに関すること。
タクシーが必要とする患者へタクシーの誘導を行う。
7.接遇指導・院内改善提案
患者満足度向上の視点から院内改善提案を行う。また、院内改善提案する際は、医療コンシェルジュ業務レポートを作成・提出すること。(業務レポートの書式は受託業者で準備する。)
8.その他、コンシェルジュ業務に関すること。