Contract
診療材料の物品調達管理(SPD)等業務委託仕 様 書
【目 次】
総括仕様書…………………………………………………………
(別紙1)物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書…
(別添)物品調達管理(SPD)業務委託 実施要領…………………
別記1 診療材料限定購入取扱要領……………………………………………
別記2 消耗品等管理要領………………………………………………………
別記3 委託者が使用した物品等の代金請求要領……………………………
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(別紙2)医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託 詳細仕様書…… 15
診療材料等管理場所一覧 別冊1
診療材料等一覧 別冊2
東京逓信病院
総括仕様書
この仕様書は東京逓信病院(以下「委託者」という。)における「診療材料の物品調達管理(SPD)等業務委託」を円滑に実施することを目的とし、受託者に対し次に掲げる業務について、その仕様と手順を定めるものである。
1 契約件名
診療材料の物品調達管理(SPD)等業務委託
【内訳】
(1) 診療材料の物品調達管理(SPD)業務委託
(2) 医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託
2 履行場所
東京逓信病院 xxxxxxxxxxxxx00x00x
なお、具体的な業務履行場所等については、別冊1に定める。
3 事業規模 | ||
建物規模 | 診療棟:地上10階、地下2階、管理棟:地上8階、地下2階 | |
延床面積 | 診療棟:45,834㎡、管理棟:17,596㎡ | |
病床数 | 477床(稼動421床) | |
病床区分 | 一般 | |
年間手術件数 | 3,869件(平成27年度) | |
標榜診療科目 | 内科、内分泌・代謝内科、血液内科、神経内科、循環器内科、腎臓内科、消化器内科、呼吸器内科、感染症内科、精神科、外科、消化器外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、婦人科、小児科、眼科、皮膚科、形成外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科、緩和ケア内科、歯科口腔外科、救急科、 病理診断科(計29標榜診療科) | |
患者数 | 外来:1日平均1,299人 入院:1日平均327人(平成27年度) | |
診療材料在庫管理箇所数 | 66箇所 | |
該当する診療材料等アイテム数 | 別冊2のとおり |
4 業務概要
(1) 診療材料の物品調達管理(SPD)業務委託
(詳細は別紙1「物品調達管理業務(SPD)委託 詳細仕様書」のとおり。)
① 当院が指定する物品の納入及び管理業務
② 診療材料の購入データ等の分析・維持管理業務
③ 材料委員会等、受託者が開催する診療材料関連会議及び委員会への出席、支援
④ 共同購入を利用した「標準品プライスリスト」等に基づく診療材料等の購入費削減
⑤ 中央手術室業務の支援
⑥ 受託者の決算業務及び棚卸の補助
⑦ その他、①~⑥に附帯する業務
(2) 医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託
(詳細は別紙4「医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託 詳細仕様書」のとおり。)
① 院内の書類、検体、医薬品及び材料等の集荷、運搬及び配達等
② その他、①に附帯する業務
(3) その他
上記業務委託における搬送業務及び集荷・運搬等における人員配置は当院の運営に支障をきたさない人数を確保するとともに、時間帯により弾力的に人員配置を行うこと。また、業務履行の際は感染対策・清潔保持には十分配意すること。なお、詳細については別途打合せのうえ決定することとする。
5 委託期間
契約締結日から 2018 年 10 月 31 日までとする。
ただし、契約期間満了の3ヶ月前までに、当院又は受託先から解約の通知をしないときは、満了の翌日から起算して1年間、なおその効力を有するものとし、以降における期間満了の際においても 2021 年 10 月 31 日を限度としてとしてまた同様とする。
なお、契約締結日から 2017 年 10 月 31 日までの間は、本業務委託導入のための準備期間とし、別に協議の上決定したものを除き、受託者は委託者に対し費用の請求を行わないものとする。
6 業務執行体制
(1) 統括管理者
本仕様書の業務にかかる受託者の代理者として、統括管理者を病院内に常駐させ、従事者の管理監督等及び委託者への連絡調整等を行わせるものとする。
統括責任者は、適切かつ円滑な業務を行うため、適切に業務従事者を配置するとともに、各業務内容を管理監督しなければならない。トラブルが生じた場合は、速やかにその解決に当たると同時に委託者及び主管係に報告するものとし、必要に応じ受託者から業務改善指示を受ける。
また、統括管理者は診療材料及び診療報酬制度に精通し、本委託業務を履行するのに十分な知識及び経験を有する者とする。
なお、統括管理者が(2)に掲げる業務別管理者を兼ねることは、業務に支障が起こらない範囲において妨げないものとする。
(2) 業務従事者
業務を実際に行うものとして業務従事者を配置する。業務従事者は統括責任者の指示に従い、適正かつ正確に業務を遂行しなければならない。
なお、業務従事者が複数業務委託の業務従事者を兼ねることは、業務に支障が起こらない範囲において妨げないものとする。
(3) 受託者は、上記(1)及び(2)に掲げる従事者の名簿を、書面により事前に委託者あて提出しなければならない。
また、契約期間中において異動その他の理由により従業員の変更があった場合も同様とする。
(4) その他
受託者は、本業務委託が委託者の医療機関としての根幹の一をなす業務であるとの観点に立ち、業務執行体制に関係する全ての者について、委託者及び利用者との間において必要十分かつ円滑なコミュニケーションを図ることができる者を配置しなければならない。
7 作業報告の提出
統括管理者は、業務内容別に取りまとめ、作業の実施状況を速やかに委託者あて提出すること。
なお、作業報告の作成及び提出方法については、各業務委託の詳細仕様書に従うこと。
8 納入成果物
本業務委託履行に係る納入成果物は、別紙1「物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書」の
項番8(1)に掲げるものに該当する全ての現品、及びかかる全ての現品に対応する納品書及び検収に係る書類とする。
なお、納入成果物に係る所有権及び危険負担についても、同じ項目に定める。
9 損害補償
契約の履行中、受託者の責めに帰すべき理由によって、委託者または第三者に損害を与えた場合は、
これらの損害について受託者は法律上の責任を負う。受託者はこの責任を担保する為、損害保険会社との間で保険契約をするものとし、業務履行開始日までに保険証券の写しを委託者あて提出するものとする。
10 健康管理・感染対策
(1) 受託者は院内で業務に従事するすべての従事者に対し、当院が必要とするワクチンの接種(B型
肝炎、インフルエンザ等)を義務付けるものとする。これに要する費用は受託者が負担するものとする。
(2) 受託者は従事者の健康管理のため、年1回以上健康診断を実施するとともに、その受託業務に必要な感染症検査等を実施すること。有毒物を取り扱う業務に従事する従業員等の健康診断は、受託者の責任において関係法令の定めのとおりに行うこと。
(3) 受託者は従事者が感染症に感染した場合は、それが業務に起因するかどうかを問わず、速やかに
委託者に報告し、対応策を協議すること。
(4) 委託者及び受託者は相互に協力し、感染防止に必要な情報交換を行い、院内感染防止に努めるものとする。
11 引継ぎ業務
(1) 業務委託期間内における引継ぎ
異動等に伴い、項番6(1)~(3)に掲げる業務執行体制に変更がある場合は、受託者はそれが決定した時点で直ちに委託者あて通知するものとする。
また、引継ぎ期間を十分に設け、業務への支障が起こらないよう遺漏なく引継ぎを行うこと。 なお、委託者が引継ぎ内容及び引継ぎの成果について報告を求めた場合は、支障のない範囲にお
いて情報提供を行うこと。
(2) 契約の解除、又は契約期間の終了に伴う引継ぎ
受託者は、契約の解除又は契約期間の終了後に、委託者が他の業者と契約を締結することとなった場合、業務を支障なく本仕様書のとおり遂行するために、他の業者と十分な引継ぎ期間を設け業務引継ぎを行うこととする。
また、受託者は、特に本項の定める範囲においては、かかるデータ類を委託者の要求に沿った形態で提出するものとする。
なお、受託者が当仕様書の業務上契約期間中に作成したマスタ情報等データ類、定数カード類、帳票類(以下「データ類」という。)についての権利は、すべて委託者たる東京逓信病院に帰属する。
12 機密保持及び個人情報の保護等
(1) 機密の保持
受託者は本仕様書に定める業務を行うにあたり、入手した全てのデータ、情報及び機密について委託者の承認なしに、これを第三者に漏洩し、または本契約の目的以外で使用してはならない。
(2) 再委託の制限又は条件に関する事項
受託者は、本件受託業務の全部又は一部を第三者に再委託する場合は、事前に個人情報の管理方法について定められた受託者と本業務に関わる業者(第三者)との間の覚書(本仕様書の個人情報に関する取扱い及び別紙「適合証明書」を満たす内容のもの)、社内取扱規定等の書類を主管係に提出し、承認を得た上で受託した作業を実施すること。なお、個人情報に関する取扱いについては、受託者及び事前に主管係において承認された本業務に関わる業者間のみで取り扱うこと。
(3) 個人情報の漏えい等の事案発生時における対応に関する事項
本件業務において個人情報の漏えいが発生した場合、受託者は即時に原因等を究明し対応の上、併せて主管係へ該当事由が発生した日時、場所等の内容及び対応状況を直ちに報告することとし、主管係が指示する場合はその指示に従うこと。
(4) 委託終了時における個人情報の消去及び媒体の返却に関する事項
受託者は、契約の履行に際して管理していた個人情報については、受託作業終了後、直ちに個人情報が記録されている媒体を返却するとともに、主管係の承認を得た場合を除き、個人情報を複製していない旨の証明書(様式適宜)を主管係へ提出しなければならない。
なお、受託者において主管係の承認を得て個人情報をパソコン等に登録している場合は、委託作業終了後、受託者は直ちに一切のデータを消去し、データ消去に関する報告書(様式適宜)を主管係へ提出すること。
(5) 管理体制等の監査
受託者は、責任者等の管理体制、個人情報の管理の状況について、書面の提出等当社が求める監査方法に従い、速やかに監査に応じなければならない。
(6) 秘密保持義務の遵守
受託者は、労働者が受託業務遂行に際して知り得た個人情報を第三者に漏らし、複製し、目的外に利用し、又は持ち出してはならないようにするため、労働者に対して個人情報の秘密保持義務を遵守させるよう必要な措置を講じなければならない。
なお、受託期間終了後においても同様とする。
13 その他
(1) 業務遂行上、問題が発生した場合、速やかに主管係へ報告を行い指示に従うこと。
(2) 業務遂行上、必要な物品等については、特に指定する場合を除き、受託者が準備(負担)するこ
と。
(3) 緊急時又は業務上必要な時以外は、病室、診察室、その他病院業務が日常行われている場所には立ち入らないこと。
(4) 患者、当院社員等への接遇態度に注意し、業務従事者には清楚な作業服及び名札を着用させること。
(5) 不必要な照明の消灯など、エネルギー節約に努めること。
(6) 受託者は、業務遂行にあたり業務従事者を指揮監督し、労働基準法及びその他関係法令を遵守するとともに、これら法令上の事業主または使用者として全ての責任を負うこと。
(7) 履行場所が医療機関であることを十分認識し、善良な管理者の注意義務をもって業務を遂行すること。
(8) 業務従事者用として、「業務マニュアル」等の必要なマニュアルを自社で作成し、必要に応じて見直しをすること。
(9) 災害・障害対応のため緊急に必要と認められるときは、臨機の防止等の措置を取り、その措置模様を速やかに主管係に報告すること。
(10) 委託者が実施する防災訓練に要請に応じ参加し、災害の未然防止に協力すること。また、その他のイベントについても、要請があった際は極力参加を検討すること。
(11)本契約の履行に際し、受託者の責めに帰する事由により当院の建物・設備等を毀損した場合には、その旨速やかに主管係へ報告するとともに、東京逓信病院会計課と協議の上、原状回復を行うこと。 (12)契約・支払について疑義がある場合は東京逓信病院会計課の指示、その他の疑義がある場合は、
各詳細仕様書に掲げる主管係の指示によること。
(13)仕様書に記載のない業務は、病院と協議の上で必要と認めるものについて実施すること。 (14)当院の業務に従事する労働者に対し、公益通報者保護法に係る通報窓口について当社指定の周知
文を受領したことを確認の上、当該周知文を用いて周知に努めること。
別紙1
物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書
1 業務履行場所
東京逓信病院 診療棟地下1階物品サービスセンター
2 業務内容
別添「物品調達管理業務(SPD)委託実施要領」のとおり
3 委託時間等
(1) 委託時間は下記 (2) を除く月曜日から金曜日までの8時20分から17時15分までとする。
(2) 休日は原則として土曜日、日曜日、祝祭日等及び12月29日から翌年1月3日までとする。
(3) 上記 (1) の業務時間内に業務を完了させることができない場合は、所定の時間にかかわらず、当該業務を完了させること。なお、その際の費用は契約金額に含まれるものとする。
4 作業報告書の提出
統括管理者は、作業の実施状況及び物品の補充状況等を明記した作業報告書を、日単位で速やかに
主管係あて提出すること。
5 費用区分
受託者の業務遂行に必要なバーコードカード及び医事シール、搬送用カート、物品調達管理(SP
D)システムとその保守、ユニフォーム、事務用品等の一切の費用は受託者の負担とする。但し院内スペース使用料、光熱水費、通信回線使用料については委託者の負担とする。
6 業務履行場所の管理等
(1) 業務履行場所(診療棟地下1階物品サービスセンター)への出入りは、東京逓信病院診療棟1階
防災センターから該当の鍵を借り出しの上行うこと。
(2) 業務履行場所に存置する受託者の物品は、受託者の責において管理し、委託者は一切の責を負わないものとする。
(3) その他、業務履行場所の内外を問わず、委託者の所有する施設設備その他一切の財物に損害を与えたときは、直ちに委託者に報告するとともに、以後の対策について協議すること。
7 消化仕入れ方式
本件業務委託は、原則消化仕入れ方式により物品管理するものとする。
なお、消化仕入れ方式とは、物品の所有権は受託者が有し、委託者では在庫を持たず、委託者が使用すると同時に仕入れを計上する方式を指す。
おって、消化仕入れ対象物品は、別添「物品調達管理業務(SPD)委託実施要領」で定める。
8 検収の時期等
(1) 納入された物品等
別記3「委託者が使用した物品等の代金請求要領」による。
なお、受入検査及び所有権移転の時期等は、下表のとおりとする。
区 分 | 受入検査の時期 | 所有権及び危険負担の移転 | |
消化仕入れ対象物品 | 委託者の職員が使用可能と認めた当該物品について、消費すべく最小単位の包装を開封する時点 | 特段の問題なく消費(使用、設置、造設等)が完了した時点をもって検収とし、所有権及び危険負 担が移転する。 | |
その他の物品 | 診療材料 | 委託者の指定する納入場所に搬入された時点 | 特段の問題なく消費(使用、設置、造設等)が完了した時点をもって検収とし、所有権及び危険負 担が移転する。 |
診療材料以外の物品 | 委託者の指定する納入場所に搬入された時点 | 受入検査の結果、委託者が合格と認定した時点をもって検収とし、所有権及び危険負担が移転す る。 |
(2) (1)以外の業務
各月の月末に作成される履行完了届の日をもって履行完了とし、4で提出された作業報告書、及びその他委託者が必要とする書面の提出を受け、それらに基づき委託者が総合的に合否を判定した
結果、合格とした時点を検収とする。
なお、受託者は、履行完了届を翌月4営業日までに委託者あて提出するものとする。
9 その他
疑義がある場合は、東京逓信病院会計課(担当:資材係、電話:00-0000-0000)の指示によること。
物品調達管理(SPD)業務委託 実施要領
<別添>
1 診療材料物品調達管理(SPD)業務、一般消耗品・印刷物等管理業務
(1) 履行開始前準備及び物品の常備
① 履行開始前準備
受託者は、本業務委託の開始に際し、別冊2「診療材料等一覧」の中から委託者が指定する物品とその数量を準備し、委託者が指示する日までに指定する場所に搬入しておくものとする。
② 物品の常備
受託者は、委託者と協議の上、別冊2「診療材料等一覧」の中から常備しておく物品とその数量を決定し、委託者の指定する場所に備蓄の上、随時補充するものとする。
(2) 在庫管理
① 在庫管理の範囲
別冊2「診療材料等一覧」のとおりとする。
② 診療材料及び一般消耗品・印刷物の在庫管理
(ア) 別冊2に掲げる診療材料について、備考欄に○印の付された品目については消化仕入れ方式とする。
なお、本業務委託期間中に委託者が採用又は削除を決定した診療材料等について、特段本仕様書の変更を行うことなく、定期的に別冊2を更新するものとし、消化仕入れ方式採用の可否に関して協議の上決定するものとする。
(イ) 院内倉庫(東京逓信病院診療棟地下1階 物品サービスセンター)を中央倉庫の位置づけとし、各仕入業者からの納品(この時点での納品は、各仕入業者から受託者に対する納品を指す。)を受け、在庫管理し、各部署へ必要物品を配送する。
(ウ) 診療材料、一般消耗品・印刷物の補充及び購入品入庫・払出業務を行う。補充および入庫・払出時、有効期限及びロット番号の確認を行う。
(エ) 物品補充及び購入品入庫時、補充データ及び入庫データのコンピュータ入力業務を行う。 (オ) 物品の各部署への払出・搬送手続き及び物品棚への格納を行う。
(カ) 定数管理用のバーコードラベルを発行し、それぞれ必要の都度物品に貼付する。
(キ) 別冊2に含まれない診療材料の取扱いについては、別記1「診療材料限定購入取扱要領」による。
(ケ) 消耗品及び印刷物の取扱いについては、別記2「消耗品等管理要領」による。
(コ) (ア)及び(ク)により受託者が管理している診療材料について、委託者が使用した場合の代金支弁方法については、別記3「委託者が使用した物品等の代金請求要領」に定める。
③ ピッキング
(ア) 各物品使用部門からの定数ラベル回収及びコンピュータ読み込み処理を行い、倉庫とのデータ連携を行うことにより、ピッキングリストを出力する。また、このピッキングリストに従い必要物品のピッキングを行い、所定のバーコードラベルを添付し、部署毎に搬送準備を行う。
(イ) 各部署からの臨時請求情報に従って、必要物品のピッキング作業を行う。なお、各部署からの請求は診療材料の臨時請求品以外にも事務用品を含めた一般消耗品・印刷物請求も行う。
④ 出庫業務
(ア) 院内倉庫から出庫を行う消化仕入れ対象の診療材料は、ピッキング済み物品のバーコードを読み込むことにより出庫検品を行い、部署別の出庫確認を行う。その後、各部署の定数配置場所へ物品を搬送し、所定の位置に格納する。ただし、読込み日に関しては委託者、受託者相互に協議のうえ実施すること。
(イ) 臨時品等については、払出チェックリストによる確認を行い、出庫業務を行う。
⑤ 定数管理
(ア) 対象物品は、原則的に定数配置部署で月に 1 回以上使用される物品を定数品とする。
なお、本業務委託の当初における定数品の一覧は、別冊2「診療材料等一覧」の備考欄に○印が付された品目((2)②(ア)の品目と同一)とする。
(イ) ② (ア)に掲げたもの以外に対象物品を加えるときは、委託者及び受託者相互に協議の上決定するものとし、診療材料に関し、乙は薬事法に従いロットトレースを実施する。
(ウ) 保険請求可能な診療材料の管理については、バーコード、品名、JAN コード(又はこれに代わるもの)、償還区分、償還価格、定価及び委託者の使用する医事会計コードを付したカード
(またはこれに代わるもの)にて行う。
(エ) 受託者は、診療材料、試薬について、商品包装単位及び定数配置単位(分割単位)までの有効期限(期限切れ防止)、ロット番号(リコール対応)の管理を行うことが望ましい。
(オ) 運用開始後、各部署の過去3ヶ月間の定数使用実績状況をもとに定数検討表の作成とそれに基づく適正定数案の策定を行い会計課の指示のもとで関連部署に提示する。
(カ) 各部署での定数変更に関わる、物品補充、定数入替作業などを行う。 (キ) 定数変更に伴うデータ登録作業を行う。
(ク) 日常各部署からの定数変更(新規追加、削除、数量変更など)への対応を行う。 (ケ) 変更依頼要求をとりまとめ会計課の指示下で対応を行う。
(コ) 定数品以外の物品は定数外物品とし、委託者から要求に応じてその都度対応する。
⑥ 物品管理
(ア) 各部署の棚卸し作業を定期的(年間1サイクル以上)に行い、状況を報告する。
(イ) 使用実績に基づき、物品毎に最大在庫量と発注点、補充点の設定情報を会計課に提示する。 (ウ) 棚卸結果報告を会計課に行い、その指示のもと、誤差修正などのデータ入力を行う。
(エ) 倉庫内の整理・整頓を行う(日常の物品収納業務及び清潔管理など)。
(オ) 棚卸し作業を行う。(循環棚卸しなど日常業務に組み入れ不明品等の発生を極力抑制する) (カ) 病院決算(9月・3月)の実地棚卸に際しての、棚卸リスト作成・集計と棚卸補助業務等に
協力すること。
⑦ 返却品処理
(ア) 各部署からの返却品の倉庫内繰り入れ作業を行う。この時データ入力も併せて行う。
(イ) 各部署からの返却品について瘢痕の確認作業を行い、瘢痕品については、会計課に報告し、適切な処置をとる。
⑧ 不動在庫管理
(ア) 不動在庫物品一覧表の定期的な作成を行い、原因究明を行う。
(イ) 不動在庫物品の処理案をまとめ会計課へ報告をする。この時、包装品であれば返品・交換対象でバラ品の場合には院内使用促進対策案を策定し会計課に諮る。
⑨ 品質管理業務
(ア) 倉庫内物品については有効期限の調査・集計を行う。
(イ) 各部署への払出品についても、定期的に定数・臨時を問わず残存状況を確認する。
(ウ) 不良品発生時(メーカーからの回収指示品など)会計課の指示で各部署への連絡及び院内回収作業を行う。
(エ) 物品の包装変更及び製造中止などに際して会計課の指示で各部署への連絡とその後の対応策の策定を行う。
(オ) 破損・汚損のデータ報告及び防止策を考慮した仕組み作りの提案と環境整備を行う。
(3) 診療材料等の搬送計画
① 受託者は搬送すべき診療材料等がある限りにおいては原則毎日の搬送を行うべく計画すること。
なお、休日扱いについては、不足品が生じないよう計画すること。
② 実際の搬送については、別紙4「医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託」によるものとする。
なお、「医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託」によりがたい場合は、その都度委託者、受託者相互に協議の上取扱いを定めるものとする。
(4) 補充及び検査
① 補充及び検査業務
(ア) 別冊2「診療材料等一覧」のうち委託者が特に指示するものを除いた物品については、受託者が補充及び検査に関する業務を行い、委託者が監督するものとする。
(イ) 補充及び検査に関する業務の実施時、委託者の指示に基づき破損・汚損状況のチェックと
有効期限の確認を行う。期限切迫品などが発生した場合は委託者との協力体制のもと対処する。
(ウ) 補充及び検査に関する業務の実施時、委託者の指示に基づき包装変更品の確認を行い、発生した場合は委託者の指示により対処する。
(エ) 補充データの入力作業を行う。その結果集計される実績情報を委託者に報告する。
② 購入管理業務
(ア) ①で対象となった物品の月毎、仕入業者毎、物品毎及び部署毎の集計・取りまとめを行い委託者に報告する。
(イ) 月単位の物品消費データの確認と現在庫量との確認を行う。 (ウ) 月末時点での未補充品の確認を行い各仕入業者への督促を行う。
(エ) 部署直納品は各部署での納品書押印による購入の確認後、システムへの入力を行う。 (オ) その他、委託者が指示する資料を随時提出すること。
③ 発注物品納期管理
(ア) ①で対象となった物品の納期確認及び各仕入業者への督促及び未補充品を日次で確認を行う。
(イ) 入荷遅延などで欠品の発生が予測される際の関係部署への連絡及び院内の調整を行う。 (ウ) 分納(後送品)のチェックと納期確認を行う。
④ 契約支援
(ア)①で対象となった物品について委託者が契約する際等において、他施設などでの購入価分析の提示及び適正な購入価設定のためのメーカー・仕入業者等との価格交渉を行い、委託者を支援するとともに、委託者から別途提示される「共同購入標準品プライスリスト」に基づく、定期的な購入価及び現行品の標準品への切り替えとその評価を行うこと。
(イ) メーカー間及び仕入業者間の競争を促すこと。
(ウ) 診療材料等の仕入業者について、取り扱い制限を設けないこと。また、仕入業者から手数料を取らないこと。
(5) 請求漏れ管理
保険請求可能な診療材料について、委託者の使用する医事会計システムと連携し、委託者の指示のもと払出・消費データを集計し、保険請求の確認作業を行うこと。
(6) コンピュータ処理
① データ管理業務
(ア) 各種帳票の出力及び保険請求可能品の消費データによる帳票作成を行う。 (イ) コンピュータへのデータ入力業務全般を行う。
(ウ) 委託者購入分と預託分に分けて在庫管理が可能なシステムとし、CSV出力のデータなどにより委託者の要求するデータ加工を行う。
(エ) その他、委託者が指示する資料を随時提出すること。
② マスタ管理業務
(ア) 物品マスタをはじめとする各種マスタデータのメンテナンス業務を行う。 (イ) 物品マスタの最新のデータベースを保有し、各項目の変更データ更新を行う。
(ウ) マスタ管理端末には停滞することなく常に最新の材料データベースを搭載すること。 (エ) 病院情報システムに必要なマスタデータを反映できるようシステム改修が可能なこと。
(7) 経営支援業務
① 委託者が開催する材料委員会等に出席し、委託者の経営改善に対しての提案、申請された診療材料の実勢価格、同種同効品の精査、現行品の標準品への切り替えメリット及び保険請求の可否等、必要な各種情報提供を行う。
② 物品使用実績を集計すると共に、全国他施設における動向と比較した情報提供を行う。
③ 共同購入等によるスケールメリットを享受できること。
④ 診療材料費削減活動を継続的に行うこと。
2 手術室運営支援業務
(1) 手術室における手術に利用する診療材料の準備
① あらかじめ症例別、患者別の診療材料の手術準備を行い、その結果を実績としてエントリーし、データとして蓄積できるシステムを持ち込むこと。
② 手術室にSPDスタッフを常駐させること。
③ 術式別の診療材料セット組みリストをシステムにセット組みマスタとして登録する。
④ 委託者から手術予定を受領し、患者ごとに術式別の診療材料セット組みリストを出力し、手術室在庫管理棚から診療材料のピッキング・セット組み業務を行い、手術室指定の棚へ格納する。
⑤ 手術終了後、患者別に診療材料の使用実績をカウントし、手術時間・医師及び看護師等の情報をシステムに入力する。
(2) 手術後の未使用物品の管理等
① 手術で未使用の診療材料は手術室在庫管理棚に返却する。
② ピッキング・返却業務の一連の業務に手術室在庫管理棚の適正数の管理を行う。
(3) 手術データの蓄積と分析の提出、マスタ管理
① 手術別にエントリーされた実績データを病院指定のフォーマットで定期的に提出する。
② セット組みマスタは、常に最新の情報にメンテナンスすること。
(4) その他
① システム登録された患者個人情報及び病院職員情報の取り扱いについては、第三者に漏らしたり、目的外の使用や情報の持ち出しを制限するため、従事者に対して個人情報の秘密保持義務を遵守させるよう必要な措置を講じなければならない。
② 手術実績・セット組みマスタは病院の所有物とする。
診療材料限定購入取扱要領
別記1
1 目的
この要領は、診療材料のうち、委託者が採用しているもの(別冊2)以外で、かつ本業務委託期間
中に委託者が正式に採用しないものを使用する際における取扱要領を示すものである。以下、この要領の中において「限定購入」という。
2 申請
申請者たる主治医は、別紙様式「診療材料限定購入申請書」を記入し、材料委員会委員長及び院長
の承認を経た後、これを委託者(会計課)に提出する。
委託者(会計課)は、これにより受託者に対し、納品の指示を行う。
3 調達
(1) 委託者(会計課)は、受託者(SPD)と納入日、納品場所及び価格等必要な打合せを行った後、
「診療材料限定購入申請書」の写本を受託者に交付する。
なお、委託者は写本交付時において、患者ID,氏名及び年齢を抹消する。
(2) 受託者は申請者たる主治医に対し、納入日及び納品場所を確認し、合意形成を行う。
4 納品及び検収
受託者は、納品する現品及び別紙様式「診療材料限定購入申請書」の写本をもって納品場所に持ち
込み、納品物品と引き換えに当院検収担当者(原則として申請者とするが、申請者が指名した別の当院職員でも差し支えない)の押印を受け、納品月日、納品場所を記入し、SPDの納品担当者の押印をした上で「診療材料限定購入申請書」を委託者(会計課)に提出する。
5 月次取りまとめ
(1) 受託者は、限定購入にて購入した材料の一覧を月末締めでリスト化し作成の上、4営業日以内に
委託者(会計課)あて提出するものとする。
(2) 作成するリストは、以下の項目を含めるものとする。
① 品名
② 診療科名
③ 申請者名
④ 単位及び数量
⑤ 単価
⑥ 合計価格
⑦ その他必要な事項
6 その他
(1) 限定購入にて購入した診療材料は、別紙1「物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書」に
よらず、納品時に検収を行い、これが完了した時点をもって当院の資産とするものとする。
(2) 限定購入にて購入した診療材料の代金については、本仕様書における他の診療材料と合算の上、当院あて受託者が請求するものとする。
病院長承認印 | 材 料委員長承認印 |
※病院長承認印は新規購入のみ
医療材料限定購入申請書
別紙様式
年 月 日
材料委員会委員長 様
診 療 科 名 | |
部(科)長 名 (部長又は診療科責任者) | 印 |
下記医療材料の限定購入を申請します。
商 | 品 | 名 | 製 造 者 名 | ||||
規格( 数量) | 購入予定数 量 | ||||||
官報等記載の名 称 | 償 還 価 格 | ||||||
使 | 用 年 月 | 日 | 年 | 月 日 | 同一患者への 継続使用の可能性 | あり( 回程度)・なし | |
患 | 者 | ID | 氏名 年齢 | ||||
- | - | ||||||
予定使用場所 | 中央手術室 ・ | 集中治療棟 ・ 外来 ・ 病棟( ) | |||||
病 | 名 ・ 症 | 状 | ※略称等使用不可 | ||||
必要理由及び既 採 用 品 で対応できない理 由 等 | ※①略称等使用不可 | ②詳細に記入の上、カタログ等資料を添付のこと。 | |||||
主 治 医 名 ( 研修医は除く) |
※ 申請書作成に当っては、事前に材料委員会事務局(内線7155)までお問い合わせください。
事務局使用欄
消耗品等管理要領
別記2
1 目的
この要領は、委託者が購入する消耗品及び印刷物(以下「消耗品等」という。)について、SPD
の受託者が行う業務について定めるものである。
2 物品サービスセンターに常備する消耗品等
(1) 種類等
本業務委託の開始当初に常備する消耗品等については、別冊2「診療材料等一覧」のうち、※印を付した物品とする。
なお、委託期間内における品目の増減が発生する場合は、委託者、受託者相互の協議によってその取扱いを決定するものとする。
(2) 発注方法
原則として委託者が契約し、発注するものとする。
常備数の不足を防止するため、受託者は、主管係に月末時点の残数を概ね翌月3営業日までに適宜様式にて報告するものとし、特に月間使用見込数の3か月分を切っている品目についてはその旨明示することとする。
なお、不測の事態等により、当初の見込みを超えて使用された場合は、随時報告すること。
(3) 検収方法
別紙1「物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書の別添「物品調達管理(SPD)業務委託 実施要領」項番1(4)に準じるものとする。
(4) 各部署への搬送方法
別紙1「物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書の別添「物品調達管理(SPD)業務委託 実施要領」項番1(3)に準じるものとする。
3 その他の消耗品等
(1) 発注方法
原則として委託者が本契約とは別に契約し、発注するものとする。
(2) 検収方法
検収時は、原則として委託者が主たる検収担当者を物品サービスセンターに派遣するので、受託者は相応の範囲で協力すること。
検収が完了した物品については、各部署へ搬送すべく受託者に引き渡すこととする。
(3) 各部署への搬送方法
別紙1「物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書の別添「物品調達管理(SPD)業務委託 実施要領」項番1(3)に準じるものとする。
なお、搬送の時期については、引き渡された時点から直近の搬送体制に組み入れるものとする。
4 その他
この要領に定められていない事項については、委託者、受託者協議の上決定するものとする。
別記3
委託者が使用した物品等の代金請求要領
1 目的
この要領は、委託者が使用した物品等における代金の請求方法等について定めるものである。
2 代金の請求方法
(1) 概要
受託者は、各月1日から末日までに使用した診療材料等について取りまとめの上、翌月4営業日正午までに受託者の代表者印が押印された「総括納品書」及び「請求書」を委託者あて提出するものとする。
(2) 代金請求要件
受託者は、「物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書」の項番8(1)に基づき、受託者から委託者に所有権が移転し、かつ、下表の要件を満たしたとき、物品等の代金について、委託者あて請求することができるものとする。
区 分 | 要 件 |
消化仕入れ対象物品 | 使用後、受託者が現品から剥離されたバーコードラベルを回収、月ごとに取りまとめた結果、委託者及び受託者が把握又は所持している 発注情報並びに出庫情報と一致したとき |
その他の物品等 | 正当に検収されたことを示す納品書と委託者及び受託者が把握又は 所持している発注情報と一致したとき |
(3) 取りまとめ方法
「総括納品書」及び「請求書」は、次の①から⑥に掲げる分類別に取りまとめの上、作成するものとする。
① 消化仕入れ方式により管理されている診療材料(別冊2の備考欄に○印が付されているもの)
② 消化仕入れ方式により管理されている消耗品(別冊2の備考欄に★印及び○印が付されているもの)
③ 別冊2のうち、①に掲げるもの以外の診療材料
④ 別冊2のうち、②に掲げるもの以外の消耗品
⑤ 別冊2に含まれない診療材料(別記1「診療材料限定購入取扱要領」により購入した物品を含む。)
⑥ 別冊2に含まれず、かつ別記2「消耗品等管理要領」によらず委託者が購入した消耗品
(4) 項目
「総括納品書」は、次の①から⑥に掲げる項目別に取りまとめるものとする。
① 品目コード
② 品名
③ 単位
④ 単価
⑤ 税抜合計価格
⑥ その他必要な事項
なお、消費税及び地方消費税額は⑤に消費税率を乗じて算出するものとし、計算書の最下段及び代表者の押印がなされたそれぞれの書類の表紙に「税込合計」として記載するものとする。
(5) 請求単位
代金請求の際の計数単位は、薬事法等関係法令及び診療材料等の添付文書に掲げられた単位ではなく、各診療材料等管理単位に搬入可能な最小単位とすること。
3 例外の取扱い
亡失等により、委託者及び受託者が把握又は所持する発注情報並びに出庫情報を一致しない等、前
項2 (2)に掲げる代金請求要件を満たさない場合は、受託者は原則として該当部分の代金を委託者あて請求できないものとする。
ただし、その正当性において代替の証明方法が存在し、かつ委託者が認めた場合は、受託者はかかる大体の証明方法を書面で提出することにより、該当部分の代金を委託者あて請求することができるものとする。
4 その他
この要領に定められていない事項については、委託者、受託者協議の上決定するものとする。
別紙2
医薬品及び検体等の院内相互搬送業務委託 詳細仕様書
1 業務履行場所
東京逓信病院 診療棟
2 業務内容
下記に掲げる巡回場所において依頼された書類、検体、医薬品及び材料等、院内における他の場所
へ移動することが必要な品目について、集荷、運搬及び配達等を行う。
3 集荷箇所
別冊1「診療材料等管理場所一覧」のうち、網掛けで示した箇所
4 集荷時間等
(1) 定時集荷・搬送
以下の時間を目安とし、定時集荷及び搬送を行うこと。
回 数 | 時 間 帯 | 備考 |
第1回 | 午前 7時 ~ 午前 9時 | |
第2回 | 午前 9時 ~ 午前11時 | |
第3回 | 午前11時 ~ 午後 1時 | |
第4回 | 午後 1時 ~ 午後 3時 | |
第5回 | 午後 3時 ~ 午後 5時 | |
第6回 | 午後 5時 ~ 午後 7時 | |
第7回 | 午後 7時 ~ 午後 9時 |
だだし、土日祝日については、別冊1「診療材料等管理場所一覧」旧テレリフトステーションコードの網掛けで示した箇所の集荷は実施しない。
(2) 臨時集荷
上記定時集荷・搬送以外の臨時集荷に対応すること。ただし、臨時集荷回数は病院の運営により増減する場合があるため回数・場所の詳細については協議のうえ決定するものとする。
(3) 配達場所が不明な物品の取扱い
別添、送付書により配達場所の確認をおこなうものとするが、委託者の記載不備等の理由により、配達場所が不明な物品については、送付書記載の差出場所に配達場所を確認し対応すること。
(4) 定時搬送
上記定時集荷・搬送以外に次のとおり薬剤部(診療棟地下1階薬品管理室)からの定時搬送を実施すること。
搬送日 | 時間 | 搬送先 | 主な搬送品 | 搬送量 | 備考 |
火曜日 | 9 時頃 | 中央手術室 | 点滴薬、消毒 薬、各種アンプ ル・バイアル製剤 | 台車 2~4 台 | |
火曜日 | 17 時頃 | 放射線科 | 造影剤、点滴薬、各種アンプ ル・バイアル製剤 | 台車 1 台 | |
水曜日 | 10:30 頃 | 透析室倉庫 | 透析薬等 | 台車 2~3 台 | |
木曜日 | 午前中 | 各病棟 | 消毒液等 | 台車 2~3 台 | |
金曜日 | 午前中 | 各外来、各病棟 | 消毒液等 | 台車 3 台 | |
毎日(営業日) | 10:30 頃、 16:30 頃 | 病棟 (3・4・6・9 階) | 注射薬 | ワゴン 5 台 | |
毎日(営業日) | 10 時、12 時、 14 時、16:30 頃 | 各病棟 | 注射薬 | ワゴン 2 台 | |
毎日(営業日) | 10 時、12 時、14 時、 16 時、18 時頃 | 各病棟 | 調剤薬 | ワゴン 1 台 |
5 集荷及び搬送
(1) 上記4(1)定時集荷・搬送時間帯において、病棟・外来別に集荷を実施し、物品サービスセンタ
ー内において区分し院内所定箇所に搬送する。
(2) 集荷及び搬送の時間の目安は次の通りとする。
(例:第2回 集荷 9:00~9:50、区分 9:50~10:10、搬送 10:10~11:00)
6 作業報告書類の提出
委託者は、作業の実施状況を日単位で速やかに受託者主管係(会計課施設管理係)あて提出するこ
と。
7 検収の時期等
各月の月末に作成される履行完了届の日をもって履行完了とし、6で提出を受けた作業報告書、及
びその他委託者が必要とする書面の提出を受け、それらに基づき委託者が総合的に合否を判定した結果、合格とした時点を検収とする。
なお、受託者は、履行完了届を翌月4営業日までに委託者あて提出するものとする。
8 その他
(1) 業務の履行については、本業務委託が属する業務委託群における他業務委託(別紙1「診療材料
の物品調達管理(SPD)業務委託 詳細仕様書」の履行時と併せて実施して差し支えない。
(2) 業務について不明な点は、以下に掲げる主管係たる会計課施設管理係(電話 00-0000-0000)の指示によること。
診療材料等管理場所一覧(網掛けはメッセンジャー委託において巡回する箇所)
別冊1
| 部署名 | 通称等 | 場所階層 |
1 | 3階西病棟 | 300 | 診療棟3階 |
2 | 集中治療棟 | ICU | 診療棟3階 |
3 | 4階西病棟 | 400 | 診療棟4階 |
4 | 4階東病棟 | 410 | 診療棟4階 |
5 | 5階西病棟 | 500 | 診療棟5階 |
6 | 5階東病棟 | 510 | 診療棟5階 |
7 | 6階西病棟 | 600 | 診療棟6階 |
8 | 6階東病棟 | 610 | 診療棟6階 |
9 | 7階西病棟 | 700 | 診療棟7階 |
10 | 7階東病棟 | 710 | 診療棟7階 |
11 | 8階西病棟 | 800 | 診療棟8階 |
12 | 8階東病棟 | 810 | 診療棟8階 |
13 | 9階西病棟 | 900 | 診療棟9階 |
14 | 9階東病棟 | 910 | 診療棟9階 |
15 | 中央滅菌材料x | x材 | 診療棟3階 |
16 | 中央手術室 | OP | 診療棟3階 |
17 | 救急治療室 | 急患室 | 診療棟1階 |
18 | 外来(泌尿器科) | 診療棟1階 | |
19 | 外来(眼科) | 診療棟1階 | |
20 | 外来(小児科) | 診療棟1階 | |
21 | 外来(整形外科) | 診療棟1階 | |
22 | 外来(リハビリテーション科) | 診療棟1階 | |
23 | 外来(放射線科) | 診療棟地下1階 | |
24 | 外来(内科) | 診療棟2階 | |
25 | 外来(内視鏡室) | 診療棟2階 | |
26 | 外来(精神科) | 診療棟2階 | |
27 | 外来(外来治療室) | 診療棟2階 | |
28 | 外来(採血室) | 診療棟2階 | |
29 | 外来(外科) | 診療棟2階 | |
30 | 外来(麻酔科) | 診療棟2階 | |
31 | 外来(脳神経外科) | 診療棟2階 | |
32 | 外来(皮膚科) | 診療棟2階 | |
33 | 外来(耳鼻咽喉科) | 診療棟2階 | |
34 | 外来(婦人科) | 診療棟2階 | |
35 | 外来(歯科口腔外科) | 診療棟2階 | |
36 | 人間ドックセンター | 管理棟1階 | |
| 部署名 | 通称等 | 場所階層 |
37 | 薬剤部(調剤室) | 管理棟1階 | |
38 | 薬剤部(薬品管理室) | 診療棟地下1階 | |
39 | 薬剤部(外来治療室 サテライトファーマシー) | 化学療法室SP | 診療棟2階 |
40 | 薬剤部(4階サテライトファーマシー) | 4階SP | 診療棟4階 |
41 | 薬剤部(5階サテライトファーマシー) | 5階SP | 診療棟5階 |
42 | 薬剤部(7階サテライト ファーマシー) | 7階SP | 診療棟7階 |
43 | 薬剤部(8階サテライト ファーマシー) | 8階SP | 診療棟8階 |
44 | 薬剤部(9階サテライト ファーマシー) | 9階SP | 診療棟9階 |
45 | 病理科 | 診療棟3階 | |
46 | 臨床検査科(細菌検査) | 診療棟2階 | |
47 | 臨床検査科(血液一般) | 診療棟2階 | |
48 | 臨床検査科(免疫化学) | 診療棟2階 | |
49 | 臨床検査科(生化学) | 診療棟2階 | |
50 | 臨床検査科(生理機能) | 診療棟2階 | |
51 | 臨床検査科(緊急検査) | 診療棟2階 | |
52 | MEセンター | 診療棟4階 | |
53 | 透析室 | 診療棟3階 | |
54 | 放射線科 | 診療棟地下1階 | |
55 | 放射線科(アイソトープ) | 診療棟地下1階 | |
56 | 栄養管理室 | 診療棟地下1階 | |
57 | 看護部 | 診療棟1階 | |
58 | 経営管理課 | 管理棟2階 | |
59 | 会計課 | 管理棟2階 | |
60 | 医事課事務室 | 診療棟1階 | |
61 | 医事課(中央受付) | 診療棟1階 | |
62 | 医事課(中央病歴室) | 診療情報管理室 | 診療棟1階 |
63 | 医事課(地域連携室) | 医療福祉 相談室 | 診療棟1階 |
64 | 医事課(人間ドック) | 管理棟1階 | |
65 | 医療情報管理課 | 診療棟1階 | |
66 | 物品サービスセンター | SPD | 診療棟地下1階 |
(参考)旧テレリフトステーションコード
外来部門 | |||
眼 科 | 01 | 皮膚科 | 10 |
小児科 | 02 | 精神科 | 11 |
整形外科 | 03 | 内 科 | 12 |
リハビリテーション | 04 | 婦人科 | 13 |
泌尿器科 | 05 | 耳鼻咽喉科 | 14 |
麻酔科 | 06 | 歯科口腔外科 | 15 |
外 科 | 07 | 放射線科受付 | 16 |
脳神経外科 | 08 | 乳腺外来 | 17 |
緊急検査室 | 18 | ||
管理部門 | |
医事課 | 19 |
救急診療室 | 20 |
中央受付 | 21 |
調剤室 | 22 |
薬品管理室 | 23 |
中央病歴室 | 24 |
医療相談室 | 41 |
栄養管理室 | 45 |
物品センター | 46 |
看護部 | 47 |
地域連携室 | 97 |
中央診察部門 | |
外来治療室 | 25 |
アイソトープ室 | 31 |
中央検査室 | 32 |
細菌検査室 | 33 |
内視鏡検査室 | 34 |
生理機能検査 | 35 |
中央手術室 | 36 |
ICU・CCU | 37 |
中央材料室 | 38 |
透析室 | 39 |
病棟部門 | |||
3階西 | 30 | 9階東 | 91 |
4階西 | 40 | ||
5階西 | 50 | ||
5階東 | 51 | ||
6階西 | 60 | ||
6階東 | 61 | ||
7階西 | 70 | ||
7階東 | 71 | ||
8階西 | 80 | ||
8階東 | 81 | ||
9階西 | 90 |