・契約書は電子データ(PDF ファイル)
電子契約の実証実験の開始について
デジタル推進課
行政サービスのデジタル化による市民の利便性の向上を目指していくため、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(xxxxx区)が提供している電子契約サービス「電子印鑑G MOサイン」の実証実験に参加します。
1実施内容
電子契約を実施する場合の事務の流れや、相手方とのやり取り、契約締結後の契約書の管理および、それに付随するコストについて現在の紙契約と比較検証し、導入課題やメリットについて整理する。
① 業務の流れの検証
契約事務のデジタル化により、事務の流れおよび作業内容がどのように変わるか 他のシステムとの連携ついても紙契約との違いによるメリット・デメリットを検証
② 契約に要する時間、費用についての検証
契約書作成および郵送に要する費用・時間等を算出し電子契約と比較相手方の事務および郵便代、印紙代等のコストについても比較
③ 電子契約の有効性についての検証
電子契約による署名・サインの有効性、契約書の改ざん等による契約書の無効化などを検証
2実施期間
令和3年5月から令和3年12月まで
3その他
・本実証実験は、相手方(契約業者)の協力を得て実施することも想定しており、相手方の意見等もまとめていく予定。
・実証実験中の契約については、従来通り紙の契約書を原本とする。
・実証実験を実施している自治体 全国26団体(本県は、xx県・xx市がすでに実験中)
(参考:契約事務のイメージ)
〇 紙での契約事務(現在の方法)
①契約書作成
②郵送
③合意後2部押印
④郵送
⑥郵送
⑤確認後2部押印
1部保管、1部送付
〇 電子契約事務例(今回の実証実験)
①契約書作成
電子契約サービス
②アップロード電子署名
③メール認証
④電子サイン
・契約書は電子データ(PDF ファイル)
・契約者の署名、サインは電子契約サービス内で行う
・契約書の保管は、電子契約サービス内またはダウンロードして保管
・電子署名・サインは電子契約サービス(電子認証局)が保証する
・電子契約の場合、印紙は不要となるため、民間事業者のコスト削減につながる。