区分 主な業務内容等 概 要 県内の小学校6年生と中学校1年生を対象に、いじめの起こりにくい学校づくりについてみんなで考える「えひめいじめSTOP!デイ」を開 催することとし、その様子を動画配信サイト「YouTube」等を活用し、ライブ配信をすること。 開催日・会場等 ○ 開催日令和4年 11 月 17 日(木)14:00~15:30(90 分間)○ 主会場(ライブ授業配信拠点)今治市公会堂(※予約済)(センター校(取材を受けたり、ライブ授業で提言を行ったりす...
令和4年度県内一斉ライブ授業「えひめいじめSTOP!デイ」運営業務委託仕様書
1 委託業務名
令和4年度県内一斉ライブ授業「えひめいじめSTOP!デイ」運営業務
2 委託期間
契約締結の日から令和5年2月 28 日(火)まで
3 業務の目的
「いじめ防止対策推進法」の施行を受けて策定した「愛媛県いじめの防止等のための基本的な方針」を踏まえ、県内全ての小中学校をオンラインで接続したライブ配信授業
(以下「ライブ授業」という。)を実施することで、えひめの子どもたちによるいじめの起こりにくい学校づくりを、社会総ぐるみで推進するとともに、県全体への普及啓発及びサポート体制の構築を図ることを目的とする。
4 委託業務内容
・「えひめいじめSTOP!デイ」の開催
・いじめ問題の解決に取り組む児童生徒の姿を発信するドキュメンタリー番組(以下「ドキュメンタリー番組」という。)の制作
(1) 「えひめいじめSTOP!デイ」の開催
区分 | 主な業務内容等 |
概 要 | 県内の小学校6年生と中学校1年生を対象に、いじめの起こりにくい学校づくりについてみんなで考える「えひめいじめSTOP!デイ」を開催することとし、その様子を動画配信サイト「YouTube」等を活用し、ライブ 配信をすること。 |
開催日・会場等 | ○ 開催日 令和4年 11 月 17 日(木)14:00~15:30(90 分間) ○ 主会場(ライブ授業配信拠点) 今治市公会堂(※予約済)(センター校(取材を受けたり、ライブ授業で提言を行ったりする学校)の児童生徒参集) ・今治市内の小中学校各1校 合計2校 ○ リモート校(主会場とオンラインで接続し双方向で意見交換を実施する学校) ・中予と南予 小中学校各2校 合計4校 ○ サテライト校(主会場からのライブ授業を視聴する学校) ・県内全ての小中学校 合計 409 校 |
実施計画 | ・令和3年度の取組内容と児童生徒の声(別添「えひめ愛顔の子ども新聞」参照)を踏まえてテーマ(キャッチコピー)を設定すること。 〈取り上げたい児童生徒の声〉 いじめが起こらない学校をつくりたいまずは自分たちで解決の努力をする いじめている人にもいじめられている人にも寄り添う ・テーマ(キャッチコピー)に沿ったライブ授業の構成・演出及び運営マニュアル、オンライン接続に関する環境整備及び中継計画、各会場の人員及び機材配置計画、アンケート実施要領等を記した「実施計画」を策 |
定すること。 ・実施計画に基づき、各種手配等を行うこと。 | |
出演者の選定・ 調整 | ・ライブ授業のための、司会者、助言者、ゲスト(著名人)を選定すること。 ・人選については、児童生徒の関心や意欲を喚起することができる人材を受託者にて選定し、準備から開催までのスケジュール調整、関係機関・出演者等との連絡調整、当日の会場運営・進行管理、出演者のアテンド (接待)等、全ての業務運営を県と協議の上行うこと。あわせて、必要かつ適切な人員配置を行うこと。 ・出演については、ライブ授業当日及びドキュメンタリー番組の放送について調整を図ること。 ・出演者(児童生徒以外)の昼食、謝金・旅費の手配及び支払いは、受託 者が行うこと。 |
事前準備 6月~ | ○ ポスター作成 「えひめいじめSTOP!デイ」の周知・啓発ポスターを作成すること。※詳細は「ポスター作成」参照 ○ 事前取材 センター校への事前取材を行い、ライブ授業に、事前取材に基づいた児童生徒の生の声を反映させること。なお、内容の決定については、県と協議すること。 ○ 進行台本・運営マニュアル作成 ライブ授業をスムーズに進行できるよう、「進行台本・運営マニュアル」を作成の上、県と調整を行い、進行内容等を決定すること。なお、センター校の児童生徒のタイムスケジュールについては、県と協議の上行うこと。 ○ 接続等リハーサル 通信接続リハーサルを2回以上行うこと。そのうち1回は、センター校とリモート校を対象に、ライブ授業のリハーサルを併せて行うこと。 |
ポスター作成 | ・「えひめいじめSTOP!デイ」の開催を周知するポスターを作成すること。 ア デザイン企画(2案) ・「3-業務の目的」に記載のとおり、「えひめいじめSTOP!デイ」を児童生徒及び教育関係者に広く周知するためのデザインであり、感性に訴え、かつ、幅広く受け入れられるものとすること。 ・受託者は、企画提案書にデザイン(案)を2案示すものとする。原則 として県は受託者から提出された図案のうち1案を採用するものと |
司会者 | 会場やリモート先の児童生徒の生の声を受け止めながら、いじめ防止の観点からライブ授業を総合的に進行できる司会者を選定すること。 必要に応じてアシスタント等を適宜配置すること。 |
助言者 | 児童生徒の意見や悩みに適切な助言ができるいじめ問題に造詣の深い助言者を選定すること。 助言者は、原則としてライブ会場で出演すること。 |
ゲスト | いじめ問題に向き合う児童生徒に適切なアドバイスができる著名人を選定すること。 ゲストは、原則としてライブ会場で出演すること。 |
するが、県がいずれも明らかに内容の適切さを欠くと判断するときは、双方協議の上、受託者は速やかに代替案を提出するものとする。また、県が採用した図案の一部の修正が必要と認めるときは、修正を行うものとする。 (デザインに含む要素) ・令和4年度県内一斉ライブ授業「えひめいじめSTOP!デイ」 え がお ・愛顔 つながる日 ・令和4年度のテーマ(キャッチコピー) ・対象:県内すべての小6・中1の児童生徒 いいえがおいいな ・令和4年11 月 1 7 日(木)14:00~15:30 ・ドキュメンタリー番組放送(12 月か 1 月の土・日) ・愛媛県教育委員会イ ポスター仕様 ・規 格:B2判、片面、フルカラー ・用紙等:コート紙 135 ㎏ ・その他:可能な限りグリーン購入に基づく用紙の使用、印刷に努めること ・部 数:700 枚(県内全ての小中学校各1枚、各市町教育委員会各5枚他、県が指定する施設等へ配布)ウ 納入 ・納 入:各市町教育委員会へ直送(残りは愛媛県教育委員会事務局指導部人権教育課へ納品) ・納入期日:6月 30 日(木)エ その他 ・PDFデータは、高解像度(保管用)と低解像度(ホームページ掲載 用)の2種類をDVD‐R等電子媒体により提出すること。 | |
当 日 11/17 (木) | ○ 効果的な演出 参加者及び参観者の心を揺さぶる発信力のある演出を工夫すること。特に、サテライト校の児童生徒が、視聴に偏らず、参加を実感できるよう、意見表明を行うために児童生徒に配付されているタブレット等を活用したWebアンケート等を実施するなどの手法を提案すること。 ○ ライブ授業の例 開会、閉会時刻を除き、時間帯及び内容は一例であるため、民間事業者の有する知見や技術を活かして、児童生徒に興味関心を抱かせ、一人ひとりがいじめの問題に主体的に取り組もうとする意欲を高められるよう、提案者独自の発想でより効果が高くなると見込まれる内容等を企画して提案すること。 ※休憩を含むこと。 |
時刻 | 内容 |
14:00 15:30 | 開会 |
・問題提起 ・各会場、学校、学級での話合い ・意見交換 ・ゲスト等からのエール、振り返り | |
閉会 |
○ センター校の児童生徒の送迎 児童生徒、保護者等の送迎については、県が借り上げたバスを利用し、乗降場所には人員を配置し、バスの誘導を適切に行うこと。 ○ 手話通訳 手話通訳を配置すること。また、配信映像にも手話通訳をつけること。 ○ 人員配置 会場には運営に要する人員を適切に配置すること。特に、会場への誘導について、事故等トラブルがないよう人員を配置すること。 | |
会場の設営・撤去等 | <会場・機器の設置等> ・主会場の利用料及び付属施設使用料、その他開催に必要な設備等の使用料の支払を行うこと。 ・主会場のインターネット環境整備に係る手続を行い、代金を支払うこと。 ・主会場の装飾については、「えひめいじめSTOP!デイ」を活用して、全体の統一感に留意し、明るい基調の装飾を施すこと。 ・主会場の運営の実施に必要な機器(パソコン、カメラ機器、集音マイク、照明等)の手配、Webへの接続・調整、機器の調達・設置・撤去を実施すること。 ・リモート校の運営の実施に必要な機器(カメラ機器、マイク、照明等)の手配、主会場との接続・調整、機器の調達・設置・撤去を実施すること。 ・各会場の機器の調達・配置等に係る「設置機器配置図」を作成し、県に提出すること。 <会場に係る補足> ・主会場は、「えひめいじめSTOP!デイ」の前日(11 月 16 日)から当日(11 月 17 日)まで利用できる。 ・出演者の休憩スペース、県・受託者用ミーティングスペース等を調整すること。 ・県の新型コロナウイルス感染症拡大回避に向けた取組等を踏まえ、手指の消毒設備の設置や室内の換気、マスクの着用など、感染症拡大防止の 対策を講じること。 |
配布文書等の作成 | ・各学校へ配布する文書を作成すること。 【参考】令和3年度(事前連絡事項、ライブ授業のタイムスケジュール、ドキュメンタリー番組のxxxxx等) |
オンデマンド配信のための 録画 | ・後日視聴する学校のために、ライブ授業の録画を実施すること。また、ライブ授業後、11 月 25 日(金)までオンデマンド配信を行うこと。 ・配信した動画をDVD‐R等電子媒体によりデータで提出すること。な お、DVDドライブ付PCや YouTube で再生可能な形式とすること。 |
事後アンケートの実施と 集計・分析 | ・参加した児童生徒を対象としたWebアンケートを実施すること。実施に当たっては、その方法等を記した「アンケート実施企画書」を作成し、県と調整を行い、アンケート項目等を決定すること。 ・アンケートの集計、分析を行うこと。 |
報告書の 作成 | ・業務委託契約に基づく実績報告書には、当日の写真、アンケートの集計、 分析等を掲載すること。 |
(2) ドキュメンタリー番組の制作・放送
区分 | 主な業務内容等 |
概 要 | 家庭や地域でいじめの問題について話し合う機会につなげ、県全体でいじめの未然防止に向けた関心を高めるため、いじめ問題の解決に向けて取り組む児童生徒の姿を県内に広く発信するドキュメンタリー番組を制作 し、地上波で放送すること。 |
制作期間 | 4-(1)の「えひめいじめSTOP!デイ」実施後、30 日以内に制作を完了 すること。 |
放送日 | ・12 月又は 1 月の土曜日又は日曜日の日中 |
制作計画 | ・ドキュメンタリー番組は 30 分程度とし、内容、構成等について「ドキュメンタリー番組制作企画書(以下「番組企画書」という。)」を作成の上、県と調整を行い、制作すること。 ・児童生徒のプライバシー保護の観点から、県と協議しながら各学校と連 絡調整を行い、内容を協議しながら企画すること。 |
x x | ・受託者は、番組企画書に基づき、計画的に撮影を行い、冒頭のタイトル、巻末のまとめを含む全体シナリオ及びナレーション、字幕、イラスト等を作成し、ドキュメンタリー番組を制作すること。 ・冒頭の動画案内及び巻末まとめでは、幅広い視聴者をターゲットにし、県民一人ひとりが自分の立場からいじめを防ぐために何ができるかを考え、「いじめSTOP!」への意識が高まる内容とすること。 ・ドキュメンタリー番組は、単にいじめの悲惨xx解決に取り組む特定の人物にスポットを当てるのではなく、愛媛の子どもたちが、今、どのようなことに悩んでいるのか、困っているのか、いじめをなくすためにどう行動しようとしているのかを広く伝える内容とすること。 ・いじめ問題に取り組む児童生徒の姿を発信することで、児童生徒がいじめ問題に主体的に取り組もうとする意識を高めるとともに、大人も自らの言動を振り返り、児童生徒と一緒になっていじめの解決に向けて行動しようとする意識が高まる内容とすること。 ・番組放送後も多様な活用が見込める番組構成を工夫すること。 (主な例) ・「えひめいじめSTOP!デイ」当日の様子 ・センター校を中心とした学校の取組 ・保護者、地域住民等、児童生徒を見守る大人の役割 |
肖像権 | ・出演者等の肖像権、著作xxに関する調査を行い、YouTube 等映像媒体 への掲載の同意もあらかじめ得ること。 |
番組広報 | ・ドキュメンタリー番組を広く県民に周知するために効果的なプロモーションを行うこと。 (主な例)新聞広告、CM、Webサイト、SNS等、広報活動で有効な ものがあれば県と協議した上で実施すること。 |
取材に対する謝金 | ・謝金等が発生した場合、受託者が支払うこと。 |
動画提出 | ・制作した番組をDVD‐R等電子媒体によりデータで提出すること。な お、DVDドライブ付PCで再生可能な形式とすること。 |
5 事業計画書及び実績報告書の提出
(1) 受託者は、契約締結後遅滞なく受託者が提案した企画提案書をもとに事業実施内容等の具体的な業務内容について県と協議の上、委託契約書第 7 条に定める「事業計画
書」を作成して提出すること。
(2) 県は、業務実施過程で本仕様書記載内容に変更の必要が生じた場合は、受託者に協議を申し出る場合がある。この場合、受託者は、委託料の範囲内において仕様の変更に応じること。
6 再委託の可否
受託者は、委託契約書第6条第1項ただし書の場合においては、業務の一部を第三者に再委託することができる。その場合は、再委託先ごとの業務内容、再委託先の概要並びにその体制及び責任者を明記の上、事前に書面により申請し、県の承認を得なければならない。
7 留意事項
(1) 委託料
委託料には、次の費用を含む。
・事前取材を含む企画構成演出費
・オンライン中継費(主会場のインターネット環境整備に係る費用含む。)
・司会者、助言者、ゲスト等出演者の昼食、謝礼及び交通費、スタッフの人件費
・ポスター制作・郵送費
・会場使用料(2日間、音響・照明等備品使用料及び会議室使用料含む。)
・看板、パネル等作成費
・必要とする資材、機材等の使用料及び運搬費
・ドキュメンタリー番組制作・放映費、それに伴ったCM制作・放映費
(2) 成果品の帰属
本業務で得られた成果品は、原則として県に帰属する。
(3) 著作権の取扱い
本業務の実施により生じた著作物に関する全ての著作権(著作xx(昭和 45 年法律
第 48 号)第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。)は、県に帰属するものとする。また、これらを無償で二次利用できるものとする。
(4) 権利関係の処理
ア 広告物等に含まれる第三者の著作権その他すべての権利についての交渉、処理は受託者が行うこととし、その経費は委託料に含むものとする。
イ 受託者又は県が従前から所有していた写真等を使用する場合も前記のとおりとする。
ウ 第三者からの意義申立て、紛争の提起については、全て受託者の責任と費用負担で対応するものとする。
(5) 秘密保持
本業務において知り得た業務上の秘密を保持しなければならない。
(6) その他
本仕様書に定めのない事項及び本仕様書に定める内容について疑義が生じたときは、県と受託者が協議の上、定めることとする。
上記にかかわらず、明示のない事項にあっても、社会通念上当然必要と考えられるものについては本業務とする。