有効利用 のサンプル条項

有効利用. 1 事業者は、維持管理・運営業務の遂行過程において生成されるバイオマスの乾燥汚泥その他の副成物について事業者提案に基づく有効利用に必要な処理を行ったうえで、次の各号の定めに従って、これを事業者提案に基づき有効利用するものとする。 (1) 事業者は、維持管理・運営業務の遂行過程において生成されるバイオマスの副成物の全量を有効利用業務に使用するものとする。 (2) 事業者提案に基づく有効利用業務の内容等の見直しは、当初提案期間（有価利用業務については、第 2 項第(1)号所定の当初提案期間とし、非有価利用業務については、第 3 項第(1)号所定の当初提案期間とする。ただし、有価利用業務又は非有価利用業務のいずれかの業務において、複数の利用方法がありかつそれぞれの当初提案期間が異なる場合は、当該業務に係る当初提案期間は、そのうちの最大年数の期間とする。以下同じ。）を経過するまで行われない。ただし、本契約締結時に想定できなかった事態（利用先での受入が困難になったなどの事業者提案における前提条件の変更は、市が合理的に認めるものに限られる。）が生じた場合には、市は、事業者の求めに応じて、事業者との間で協議を行うことができ、当該協議が調った場合には、市及び事業者は、当該協議の結果に従うものとする。 (3) 有価利用業務又は非有価利用業務のいずれかの業務に関し、当該業務に係る当初提案期間が満了する場合において、原則として、当該当初提案期間の満了日の 12 ヶ月前までに事業者が市に合理的な理由を示して条件変更の申し出（以下「条件変更申出」という。）を行わなかったときは、当該業務は、従前の条件にて 3 年間継続されるものとする。 (4) 前号の定めるところに従って条件変更申出がなされた場合において、事業者が示した理由が合理的であると市が認めたときは、市は、当該条件変更申出に基づく業務の条件変更につき、事業者との間で協議するものとする。 2 事業者提案に基づく有価利用業務を遂行する場合、前項の定めのほか、次の各号の定 めるところに従うものとする。 (1) 事業者は、事業者提案に基づく下記に示す条件にて、市から乾燥汚泥を買い取り、自らの責任で乾燥汚泥を販売するものとする。その収益については、事業者に帰属 するものとする。なお、事業者は、当該買取金額を四半期毎に市の所定の方法によ り市に対して支払うものとする。

有効利用. 1 事業者は、運営・維持管理業務の遂行過程において生成されるバイオガス及びバイオガス以外の発酵残渣、排水その他の排出物について事業者提案に基づく有効利用に必要な処理を行ったうえで、次の各号の定めに従って、これを事業者提案に基づき有効利用するものとする。 (1) 事業者は、運営・維持管理業務の遂行過程において生成されるバイオガス及びバイオガス以外の発酵残渣、排水その他の排出物を、法令及び公害防止条件等を満たすことを定期的に確認したうえで、有効利用業務に使用する。 (2) 運営・維持管理業務の遂行過程において生成されるバイオガス及びバイオガス以外の発酵残渣、排水その他の排出物の一切の所有権は、市に帰属する。なお、第(4)号の定めるところに従って事業者が市から買い取ったバイオガス以外の発酵残渣、排水その他の排出物の所有権は、発酵残渣その他の固形物については計量器で計量された時点で市から事業者に移転し、排水については事業者提案に基づき市と事業者によって協議された方法による。 (3) 事業者は、事業者提案に基づく下記に示す条件にて、市からバイオガス以外の発酵残渣、排水その他の排出物を買い取り、自らの責任で、これを販売するものとする。その収益については、事業者に帰属するものとする。なお、事業者は、当該買 取金額を市の所定の方法により市に対して支払うものとする。ア 発酵残渣