ユーロ•シリーズ ニューマーケット•シリーズ グローバル•シリーズ ユーロ•ボンド アジア•ボンド グローバル•ハイイールド ユーロ•バランス エマージング•ボンド イールド•エクイティ ユーロ•エクイティ グレーター•チャイナ•エクイティ コモディティ ヨーロピアン•サステナブル BIC•エクイティ(注) ウェルス•プリザベーション
シュローダー•セレクション
ルクセンブルグ籍オープンエンド契約型外国投資信託
ユーロ•シリーズ | ニューマーケット•シリーズ | グローバル•シリーズ |
ユーロ•ボンド | アジア•ボンド | グローバル•ハイイールド |
ユーロ•バランス | エマージング•ボンド | イールド•エクイティ |
ユーロ•エクイティ | グレーター•チャイナ•エクイティ | コモディティ |
ヨーロピアン•サステナブル | BIC•エクイティ(注) | ウェルス•プリザベーション |
(注)2023年6月30日付で、名称が「ニューマーケット•シリーズ BRIC•エクイティ」から「ニューマーケット•シリーズ BIC•エクイティ」に変更されました。以下同じです。
交付運用報告書
作成対象期間:第21期(2022年10月1日〜2023年9月30日)
平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、シュローダー•セレクション(以下「ファンド」といいます。)は、このたび、第21期の決算を行いました。サブ•ファンドの投資目的は、各サブ•ファンドの項目において記載されています。具体的には「、サブ• ファンドの概要 運用方針」をご参照ください。当期につきましてもそれらに沿った運用を行いました。ここに、
運用状況をご報告申し上げます。
今後とも一層のお引立てを賜りますよう、お願い申し上げます。
受益者の皆様へ
当期末の純資産総額および1口当たり純資産価格、ならびに当期1口当たり分配金および騰落率は、本書の各サブ•ファンドの項目をご参照ください。尚、本書中「当期」とは、ファンドの作成対象期間である2022年10月1日〜2023年 9月30日を指します。よって、各サブ•ファンドのマスター•ファンドの計算期間とは異なる場合があります。
その他記載事項
運用報告書(全体版)は代行協会員のウェブサイト(xxxxx://xxx.xxxxxxxxx.xx.xx/)の投資信託情報ページにて電磁的方法により提供しております。
書面での運用報告書(全体版)は受益者の方からのご請求により交付されます。書面での交付をご請求される方は、販売会社または販売取扱会社までお問い合わせください。
管理会社
シュローダー・インベストメント・
マネージメント(ヨーロッパ)エス・エイ
代行協会員
SMBC日興証券株式会社
1 ユーロ•シリーズ ユーロ•ボンド 1
2 ユーロ•シリーズ ユーロ•バランス 13
3 ユーロ•シリーズ ユーロ•エクイティ 24
4 ユーロ•シリーズ ヨーロピアン•サステナブル 35
5 ニューマーケット•シリーズ アジア•ボンド 46
6 ニューマーケット•シリーズ エマージング•ボンド 60
7 ニューマーケット•シリーズ グレーター•チャイナ•エクイティ 71
8 ニューマーケット•シリーズ BIC•エクイティ 82
9 グローバル•シリーズ グローバル•ハイイールド 93
10 グローバル•シリーズ イールド•エクイティ 110
11 グローバル•シリーズ コモディティ 126
12 グローバル•シリーズ ウェルス•プリザベーション 138
*本書において、上記各サブ•ファンドを「サブ•ファンド」といいます。各サブ•ファンドは以下のマスター•ファンドに投資しています。
ユーロ•シリーズ | |
ユーロ•ボンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンドクラスⅠ受益証券(「ユーロ•ボンドのマスター•ファンド」) |
ユーロ•バランス | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンド クラスⅠ受益証券およびシュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティ クラスⅠ受益証券(それぞれ、または総称して「ユーロ•バランスのマスター•ファンド」) |
ユーロ•エクイティ | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティクラスⅠ受益証券(「ユーロ•エクイティのマスター•ファンド」) |
ヨーロピアン•サステナブル | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ヨーロピアン•サステナブル•エクイティクラスⅠ受益証券(「xxxxxx•xxxxxxのマスター•ファンド」) |
ニューマーケット•シリーズ | |
アジア•ボンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•アジア•ボンド•トータル•リターンクラスⅠ受益証券(「アジア•ボンドのマスター•ファンド」) |
エマージング•ボンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•トータル•リターン*1 クラスⅠ受益証券(「エマージング•ボンドのマスター•ファンド」) |
グレーター•チャイナ•エクイティ | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•グレーター•チャイナクラスⅠ受益証券(「グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンド」) |
BIC•エクイティ | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BIC(ブラジル•インド•中国)*2クラスⅠ受益証券(「BIC•エクイティのマスター•ファンド」) |
グローバル•シリーズ | |
グローバル•ハイイールド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•グローバル•ハイイールドクラスⅠ受益証券(「グローバル•ハイイールドのマスター•ファンド」) |
イールド•エクイティ | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•グローバル•エクイティ•イールドクラスⅠ受益証券(「イールド•エクイティのマスター•ファンド」) |
コモディティ | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•コモディティクラスⅠ受益証券(「コモディティのマスター•ファンド」) |
ウェルス•プリザベーション | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•インフレーション•プラスクラスⅠ受益証券(「ウェルス•プリザベーションのマスター•ファンド」) |
*1 2023年9月21日付で、名称が「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•アブソルート•リターン」から「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•トータル•リターン」に変更されました。以下同じです。
*2 2023年4月18日付で、名称が「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BRIC(ブラジル•ロシア•インド•中国)」から「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BIC(ブラジル•インド•中国)」に変更されました。以下同じです。
1 ユーロ•シリーズ ユーロ•ボンド
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 19,473,525ユーロ | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 14.485ユーロ | − | −2.32% | |
クラスA(円)受益証券 | 1,133円 | − | −5.11% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
30
■ クラスA(円)受益証券
(円)
1,850
26
1,600
22
1,350
18
1,100
14
850
10
600
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日 7月31日 9月30日
2022年 2022年 2023年
2023年 2023年 2023年 2023年 2022年 2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日 7月31日 9月30日
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万ユーロ)
25
20
15
10
5
2022年9月 2022年11月 2023年1月 2023年3月 2023年5月 2023年7月 2023年9月
0
6頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
|
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 14.829ユーロ | 14.485ユーロ | − | −2.32% |
クラスA(円)受益証券 | 1,194円 | 1,133円 | − | −5.11% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ユーロ•シリーズ ユーロ•ボンド | 0.95% | 0.65% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。なお、ユーロ•シリーズ ユーロ•ボンドについては、当分の間、管理報酬と受益者サービス報酬を合計で平均純資産総額の年率1.25%とするべく、管理会社は各報酬の一部を放棄します。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の 対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.12% 管理事務報酬、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、xx・xxxxの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
30
26
22
18
14
10
■ クラスA(円)受益証券
(円)
1,850
1,600
1,350
1,100
850
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
6
600
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万ユーロ)
40
35
30
25
20
15
10
5
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (ユーロ) | 34,052,080 | 34,906,335 | 34,848,239 | 30,861,148 | 21,372,605 | 19,473,525 |
クラスA(ユーロ)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (ユーロ) | 17.438 | 18.842 | 18.913 | 18.639 | 14.829 | 14.485 |
1口当たり分配金 | (ユーロ) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 8.05 | 0.38 | −1.45 | −20.44 | −2.32 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 1,399 | 1,512 | 1,519 | 1,502 | 1,194 | 1,133 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 8.08 | 0.46 | −1.12 | −20.51 | −5.11 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
当期中、投資家は主にインフレの進行と主要中央銀行の政策対応に注目しました。金利上昇が不況につながるのではないかという懸念が強まっていました。
欧州では、ウクライナで進行中の戦争がさらにマイナス要因となり、また2022年冬にかけて欧州がガス不足に陥る懸念が強まりました。また、中国では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連したロックダウンが継続しており、2022年後半の経済活動と株式市場のリターンを圧迫しました。
英国では、2022年9月に♛相に就任したxx•xxxの短期政権の中、当期は不安定な動きで始まりました。新政権は財政パッケージを発表しましたが、これは市場ではあまり受け入れられませんでした。英国債券利回りは急上昇し、英国ポンドは米ドルに対して史上最低の水準まで下落しました。しかし、2022年10月にxx•xxxが辞任し、xx•xxxの下で新たな政権が発足すると、市場は安定しました。
2023年に入り、市況は一段と明るくなりました。主要中央銀行による金利引き上げが一段と進んだものの、世界経済は総じて底堅く推移しました。欧州では、暖冬がガソリン価格高騰の影響を抑える一因となりました。
また、2022年末に中国が厳しいロックダウン措置の解除を決定したことにより、移動が可能になり経済活動が活発になりました。しかし、2023年が進むにつれ、中国のデータでは不動産セクターが重しとなり、経済回復は多くの人々が期待していたよりも弱いことが示されました。
2023年3月には、シリコンバレーバンクを含む複数の米国地銀が流動性の欠如により破綻し、ボラティリティが高まりました。これに続き、欧州では、UBSによるクレディ•スイスの買収が行われました。
米国が債務上限に達するとの懸念から、さらに不透明感が増しました。しかし、2023年6月初めに債務上限を引き上げる合意が成立しました。
当期末にかけて、主要国のインフレ指標は軟化し始めました。しかし、堅調な成長は、利上げサイクルの終了を意味しないのではないかという懸念を引き起こしました。
「債券市場」
米国経済は労働市場が比較的堅調に推移し、製造業セクターに改善の兆しが見られることでより楽観的な見通しにつながるなど、ポジティブなサプライズが続きました。米国国債発行の増加に対する懸念が米国国債市場を圧迫し、フィッチ•レーティングスは2023年8月、債務負担の増大と「ガバナンスの崩壊」を理由に、米国債の格付をAAAから AA+に格下げしました。
原油価格が大幅に上昇したにもかかわらず、当期が進むにつれインフレ面では良いニュースがあり、当期末にかけて、ほとんどの国•地域で前年比のコア指標が改善されました。これにより、多くの主要中央銀行は、追加利上げの一時停止の可能性を示唆しました。それまで迅速な利上げを続けてきましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)とイングランド銀行(BoE)はいずれも、9月に金利を据え置きました。欧州中央銀行(ECB)は、利上げを行いましたが、現在の金利はインフレ率の目標回帰に十分なほど抑制的であるだろうと示唆しました。
しかし、インフレ率が高止まりすれば、市場は金利が長期にわたって高止まりせざるを得ないと予想しました。これが 2023年第3四半期の市場低迷の主な要因となりました。国債利回りは急上昇し、長期債がアンダーパフォームしたことからほとんどの主要市場で利回り曲線はスティープ化しました。
米国10年債利回りは3.80%から4.57%に上昇、英国10年債利回りは4.09%から4.44%に上昇、ドイツ10年債
利りは2.11%から2.84%に上昇しました。
社債市場は国債を上 るパフォーマンスでした。成長軌道は弱かったものの、欧州クレジット市場も米国のパフォーマンスを上 りました。
「見通し」
インフレが正しい方向に進んでいる一方で、堅調な成長が、利上げサイクルはまだ終わりではないとの懸念を提起しています。
シュローダーのエコノミクス•チームは、2023年の米国の成長率見通しを2.3%(従来は1.5%)に上方修正しましたが、中国の見通しを4.8%(同6.5%)に下方修正しました。これらの動きはお互いにほぼ相殺し合い、世界のGDP予測は 2.5%とほとんど変化がありません。2024年の世界の成長率は、金融引き締め政策の継続に伴い、さらに減速し、
2.1%になると予想されます。
世界のインフレ率は2022年の7.2%から2023年は4.4%、2024年は3.1%に落ち着くと予想されています。このうち、先進国と新興国では、前者はxxxx率が沈静化し、後者は中国のデフレ脱却に伴い上昇するなど、明確な乖離が生じています。
政策金利はピークに近づいており、緩和サイクルに遅れがみられるものの、インフレの克服という課題に対応しつつ、 2024年は利下げが見込まれます。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、ユーロ•ボンドのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ ユーロ•ボンドのマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはマイナスのリターンとなりました。(ユーロベース)
金利戦略では、ポートフォリオ全体のデュレーションは参考指数対比で小幅な長期化を維持しました。国別選択では、フランス、ドイツ、イタリアを中心とした保有を継続しました。フランスのデュレーションを2023年5-6月にかけて増加したほか、スペインは2023年6-8月にかけて増加しました。その他、ルーマニアやスウェーデンも当期末に増加しました。一方、ドイツや欧州連合のデュレーションは引き下げたほか、米国のデュレーションは当期前半は長めとしていましたが、当期末にかけて縮小しました。セクター配分では、現物社債の組入れは概ね安定的に維持した一方で、デリバティブによるヘッジを機動的に行いました。全体のクレジットリスクは2022年末までは抑制した状態を継続しましたが、2023年初めに拡大しました。ただし、2023年4月は米国の債務上限に関する懸念を背景に市場のボラティリティが高くなる可能性を考慮し、現物社債およびデリバティブ共に機動的にリスクを抑制しました。社債の業種別では、銀行セクターへの選好を継続し、保有を増加しました。一方、通信および電力セクターへは弱気な姿勢に転じ、当期末にかけて保有を削減しました。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ ユーロ•ボンドのマスター•ファンド
米連邦準備制度理事会(FRB)がよりハト派的な姿勢に転じたほか、世界的な製造業サイクルの好転の兆しが少しずつ見えてきたことを背景に、インフレ鈍化と共に緩やかな景気減速となる可能性が依然として高いとの見方を維持しています。米国経済はxxさを見せており、特に労働市場では底堅い雇用増加が失業率を数ヵ月ぶりに押し下げました。インフレ率は、サービス業は依然高い水準にあるものの、財のディスインフレが進み、全体でも伸びは鈍化しています。ただし、一部で物価上昇圧力の再燃を示唆するデータも存在しており、現在のディスインフレ傾向が反転する兆しが出てくるかどうか、注意深く見守る必要があります。欧州と英国経済の見通しについてはしばらく悲観的な見方を継続してきましたが、金融引き締めが経済に与える影響のピークが過ぎ去った可能性を示すデータが出てきたため、現在はより中立的な姿勢に移行しています。足元の金融環境の緩和が今後数ヵ月の企業活動をサポートすると見込まれ、2024年の世界的な景気後退をまだ否定することはできないものの、以前より可能性は低くなっていると考えます。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、xxx•xxxのマスター•ファンドの投資方針およびサステナビリティ基準が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープンエンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | ユーロ•ボンドのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンドのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | 世界中の政府、政府機関、国際機関および企業により発行されたユーロ建ての固定利付債券および変動利付債券 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、ユーロ•ボンドのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。 ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、以下の投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準を有しています。 投資目的: ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、ユーロ建ての固定利付債券および変動利付債券への投資によって、3年から5年の期間をかけて、手数料控除後でブルームバーグ•ユーロ•アグリゲート•インデックスを上る元本の成長および収益の提供を目指します。 投資方針: ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、少なくともその資産の3分の2を世界中の政府、政府機関、国際機関および企業により発行されたユーロ建ての固定利付債券および変動利付債券へ投資します。ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の30%を上限として、投資適格証券を下 る格付(スタンダード•アンド•プアーズによる格付または格付債券については他の格付機関の同等の格付および無格付債券についてはシュローダーによるインプライド格付によります。)を有する有価証券に投資することができます。ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の10%を上限として偶発転換債に投資することができます。 ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンド、ワラントおよび短期金融商品へ投資することならびに現金を保有することも可能です。 ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、投資利益の獲得、リスクの低減またはユーロ•ボンドのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的とし、ロングおよびショートのデリバティブを利用できます。 ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価基準に基づき、ブルームバーグ•ユーロ•アグリゲート•インデックスよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。このことを達成するための投資プロセスの詳細については下記に記載の「サステナビリティ基準」の項目をご覧ください。 ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、ユーロ•ボンドのマスター•ファンドのウェブサイト(xxxxx://xxx. xxxxxxxxx.xxx/xx-xx/xx/xxxxxxxxxx/xxxx-xxxxxx)の「サステナビリティ関連開示」に記載される上限を超えて特定の活動、業種または発行体グループには直接投資しません。 サステナビリティ基準: マスター•ファンドの運用会社は、ユーロ•ボンドのマスター•ファンドの投資対象の選択にガバナンスおよびサステナビリティ基準を適用します。サステナビリティ要因は、ソブリン債市場およびクレジット配分の決定の両方にわたって、マスター•ファンドの運用会社によるトップダウンのテーマ別投資プロセスを通じてマクロ経済要因と共に評価されます。 ソブリン債発行体に関するサステナビリティ要因評価において、マスター•ファンドの運用会社は、安定的で腐敗していない政府を有する国々は国債についての返済意思能力が高い傾向にある一方、社会的およびガバナンス要因の影響を含む政治的懸念は国のインフレおよび通貨特性に影響を及ぼし、したがって、国債の実質的な価値に重大な影響を与え得ると考えています。長期的な視点において、より関連性が高まり得る環境的影響も組み入れられます。マスター•ファンドの運用会社のアプローチには、複数のサステナビリティ関連指標に対する各国のパフォーマンス測定によって各国を格付するためのシュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールの使用が含まれます。 クレジットの選定は、良好なまたは改善が見られるサステナビリティ資質を示す発行体と、環境や社会に高い負荷をかける発行体の識別を目指す、マスター•ファンドの運用会社のクレジット投資専門チームに委託されます。これには以下が含まれます。 |
(次頁に続きます。)
●マスター•ファンドの運用会社が、環境に重大な悪影響を与える、または不当な社会的負荷をかける事業を有するとみなす発行体の除外 ●安定的および改善が見られるサステナビリティ軌道を示す発行体およびマスター•ファンドの運用会社のサステナビリティ格付方式に基づいた良好なガバナンスを示す発行体の組入れ 分析を実施するために利用する主要な情報源は、マスター•ファンドの運用会社の独自のツールおよび分析、第三者の分析、非政府組織報告書ならびに専門家ネットワークです。企業発行体に関して、マスター•ファンドの運用会社は、企業のサステナビリティ報告書およびその他関連する企業の資料等において提供される情報を含む、当該企業から提供される一般に入手可能な情報の独自分析も行います。 マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティの取組み方および企業との関わり方の詳細はウェブサイト (xxxxx://xxx.xxxxxxxxx.xxx/xx-xx/xx/xxxxxxxxxx/xxxx-xx-xx/xxxxxxxxxxx-xxxxxxxxx/xxx- sustainable-investment-policies-disclosures-voting-reports/disclosures-and-statements)をご参照ください。 マスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価方式に基づき、その投資ユニバースよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。 マスター•ファンドの運用会社は、以下の事項を確保します。 ●ユーロ•ボンドのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、先進国に所在する大企業により発行された株式、投資適格の固定または変動利付債および短期金融商品ならびに先進国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも90%が、サステナビリティ基準で評価されること ●ユーロ•ボンドのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、新興国に所在する大企業により発行された株式、中小企業により発行された株式、ハイイールド債の格付けを有する固定または変動利付債および短期金融商品、ならびに新興国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも 75%が、サステナビリティ基準で評価されること かかる分析の目的上、小企業とは時価総額が50億ユーロ未満、中企業とは時価総額が50億ユーロから100億ユーロ、大企業とは時価総額が100億ユーロ超の企業をいいます。 ユーロ•ボンドのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および投資目的のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅰに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
9.2%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3% 14.7%
3.6% 6.6%
-12.8% -12.5%
-22.7%
40
20
0
-20
-40
-60
42.1%
9.2%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3% 14.7%
3.6% 6.6%
-3.0%
-20.6%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-3.3%
-20.9%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・xxxx法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数日 本 株………TOPIX(配当込み)
先進国株………FTSE先進国株価指数(除く日本、円ベース)新興国株………S&P 新興国総 指数
日本国債………ブルームバーグE1年超日本国債指数
先進国債………FTSE世界国債指数(除く日本、円ベース)新興国債………FTSE新興国市場国債指数(円ベース)
(注)S&P新興国総 指数は、Bloomberg L.P.で円換算しています。
TOPIX(東証株価指数)の指数値およびTOPIXに係る標章または商標は、株式会社JPX総研または株式会社JPX総研の関連会社(以下「JPX」といいます。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用などTOPIXに関するすべての権利・ノウハウおよびTOPIXに係る標章または商標に関するすべての権利はJPXが有します。JPXは、TOPIXの指数値の算出または公表の誤謬、遅延または中断に対し、責任を負いません。
FTSE先進国株価指数(除く日本、円ベース)、FTSE世界国債指数(除く日本、円ベース)およびFTSE新興国市場国債指数(円ベース)に関するすべての権利は、London Stock Exchange Group plcまたはそのいずれかのグループ企業に帰属します。各指数は、FTSE International Limited、FTSE Fixed Income LLCまたはそれらの関連会社等によって計算されています。London Stock Exchange Group plcおよびそのグループ企業は、指数の使用、依存または誤謬から生じるいかなる負債について、何人に対しても一切の責任を負いません。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンド クラスⅠ受益証券 | 99.57 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.43%
その他の資産 0.43%
その他の資産 0.43%
外国投資信託 99.57%
ルクセンブルグ 99.57%
ユーロ 99.57%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 19,473,525ユーロ | |
発行済口数 | クラスA(ユーロ)受益証券 | 1,234,790.18口 |
クラスA(円)受益証券 | 221,542.27口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(ユーロ)受益証券 | 14.485ユーロ |
クラスA(円)受益証券 | 1,133円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 2,800.86 (2,800.86) | 78,596.07 (78,596.07) | 1,234,790.18 (1,234,790.18) |
クラスA(円)受益証券 | 7,769.35 (7,769.35) | 15,149.72 (15,149.72) | 221,542.27 (221,542.27) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンド
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(ユーロ)
30
25
20
15
10
5
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
12月31日 2月28日 4月30日 6月30日 8月31日 10月31日 12月31日
0
上位10銘柄 | 組入比率(%) |
ドイツ復興金融公庫 0.75% 2029/1/15 | 2.11 |
欧州連合 0% 2028/10/4 | 2.03 |
フランス国債 1.25% 2036/5/25 | 1.90 |
スペイン国債 0.7% 2032/4/30 | 1.80 |
欧州連合 3.125% 2028/12/5 | 1.73 |
スペイン国債 0.6% 2029/10/31 | 1.66 |
イタリア国債 0.95% 2030/8/1 | 1.59 |
スペイン国債 0% 2028/1/31 | 1.51 |
欧州投資銀行 2.625% 2048/2/4 | 1.40 |
ベルギー国債 3% 2034/6/22 | 1.36 |
(組入銘柄数:254) (2023年12月末日現在)
■ 費用の明細
出所:xxxxxx
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 国別配分 ■ セクター別配分 ■ 通貨別配分
オランダ 5.54%
イギリス
その他 23.69%
キャッシュ等 1.18%
フランス 16.16%
ドイツ 11.52%
国際機関 10.72%
事業債(公益)0.85%ソブリン債 2.01%
地方政府関連債 2.01%
政府機関債 4.77%
国際機関債 10.72%
事業債(産業)
12.68%
キャッシュ等 1.18%
国債 34.27%
事業債
米ドル 0.75%ブラジル•レアル
1.28%
その他 0.10%
ユーロ
5.66%
ベルギー 6.07%
イタリア 8.79%
スペイン 10.68%
カバード•ボンド
15.37%
(金融) 16.14%
97.86%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
(2023年12月末日現在)
2 ユーロ•シリーズ ユーロ•バランス
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 20,436,055ユーロ | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 21.671ユーロ | − | 3.18% | |
クラスA(円)受益証券 | 1,891円 | − | 0.48% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
30
26
22
18
14
10
6
■ クラスA(円)受益証券
(円)
2,500
2,000
1,500
1,000
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日 7月31日 9月30日
2022年 2022年 2023年
2023年 2023年 2023年 2023年 2022年 2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
500
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日 7月31日 9月30日
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万ユーロ)
35
30
25
20
15
10
5
2022年9月 2022年11月 2023年1月 2023年3月 2023年5月 2023年7月 2023年9月
0
18頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 21.004ユーロ | 21.671ユーロ | − | 3.18% |
クラスA(円)受益証券 | 1,882円 | 1,891円 | − | 0.48% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ユーロ•シリーズ ユーロ•バランス | 1.20% | 0.80% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.13% 管理事務報酬、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、xx・xxxxの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
30
26
22
18
14
10
■ クラスA(円)受益証券
(円)
2,500
2,000
1,500
1,000
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
6
500
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万ユーロ)
40
35
30
25
20
15
10
5
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (ユーロ) | 35,148,347 | 31,562,046 | 28,788,356 | 28,741,601 | 21,778,387 | 20,436,055 |
クラスA(ユーロ)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (ユーロ) | 23.495 | 23.858 | 23.141 | 26.139 | 21.004 | 21.671 |
1口当たり分配金 | (ユーロ) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 1.55 | −3.01 | 12.96 | −19.64 | 3.18 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 2,057 | 2,097 | 2,049 | 2,328 | 1,882 | 1,891 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 1.94 | −2.29 | 13.62 | −19.16 | 0.48 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「株式市場」
世界経済の状況にかかわらず、グローバル株式は上昇しました。MSCIワールド指数で測定される先進国市場株式のリターンは22.0%でした(米ドルベース)。
MSCIワールド•グロース指数のリターンが26.6%だったのに対して、MSCIワールド•バリュー指数のリターンは 17.1%で、グロース投資スタイルがアウトパフォームしました(いずれも米ドルベース)。いわゆる「マグニフィセント•セブン(」アップル、マイクロソフト、メタ•プラットフォームズ、アマゾン、アルファベット、エヌビディアおよびテスラ)は、グロース株のアウトパフォーマンスの大部分を担いました。それらの利益は、部分的には、人工知能の可能性に対する投資家の熱狂の波によってもたらされました。これらの大企業を投資家が継続して選好する一方で、より小規模な企業は、全体としてはプラスのリターンを計上しているものの、依然として遅れをとっています。
エマージング市場(EM)の株価はアンダーパフォーマンスとなり、MSCIエマージング•マーケット指数のリターンは 11.7%となりました(米ドルベース)。欧州の新興国市場の一部は、2022年初めにロシア•ウクライナ戦争が勃発した際に遅れをとりましたが、非常に堅調なパフォーマンスを示しました。中国は、経済 復の遅れや不動産セクターの問題を背景に、MSCIエマージング•マーケット指数を下 りました。
「債券市場」
5〜6頁「、債券市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、ユーロ•バランスのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ ユーロ•バランスのマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(ユーロベース)。
株式運用について、国別では、フランスやスペインに対する見方を強気とし、組入比率を引き上げた一方、オーストリアやベルギーに対する見方を弱気とし、組入比率を引き下げました。セクター別では、一般消費財•サービスやヘルスケアに対する見方を強気とし、組入比率を引き上げた一方、金融や生活必需品に対する見方を弱気とし、組入比率を引き下げました。
債券運用について、金利戦略では、ポートフォリオ全体のデュレーションは参考指数対比で小幅な長期化を維持しました。国別選択では、フランス、ドイツ、イタリアを中心とした保有を継続しました。フランスのデュレーションを 2023年5-6月にかけて増加したほか、スペインは2023年6-8月にかけて増加しました。その他、ルーマニアやスウェーデンも当期末に増加しました。一方、ドイツや欧州連合のデュレーションは引き下げたほか、米国のデュレーションは当期前半は長めとしていましたが、当期末にかけて縮小しました。セクター配分では、現物社債の組入れは概ね安定的に維持した一方で、デリバティブによるヘッジを機動的に行いました。全体のクレジットリスクは2022年末までは抑制した状態を継続しましたが、2023年初めに拡大しました。ただし、2023年4月は米国の債務上限に関する懸念を背景に市場のボラティリティが高くなる可能性を考慮し、現物社債およびデリバティブ共に機動的にリスクを抑制しました。社債の業種別では、銀行セクターへの選好を継続し、保有を増加しました。一方、通信および電力セクターへは弱気な姿勢に転じ、当期末にかけて保有を削減しました。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ ユーロ•バランスのマスター•ファンド
欧州株式市場について、2023年は欧州株式市場から資金が流出し、これらの資金はマネーマーケットに流入しました。しかし、足元の金利低下を受けてこれらの資金は欧州株式市場に再流入し、欧州株式市場の上昇につながる可能性があります。ただ、依然として米国経済が堅調さを示す中、市場が早期利下げ期待を過度に織り込んでいるリスクには注意が必要です。足元、欧州経済は減速傾向が続いており、2023年の第4四半期決算シーズンにおいては多くの企業が低調な決算内容を発表すると予想されます。2024年の業績見通しと企業を取り巻くリスクが焦点になるでしょう。ただし、欧州では、自社株買いや配当払い等を通じた大規模な株主還元が2024年前半に控えており、これらは欧州株式市場を下支えする可能性があります。こうした環境下、当ポートフォリオでは引き続き銘柄固有リスクを重視し、スタイルやファクターにかかわらず成長要因を有し、株価が割安な水準の銘柄を追求します。
債券市場については、FRBがよりハト派的な姿勢に転じたほか、世界的な製造業サイクルの好転の兆しが少しずつ見えてきたことを背景に、インフレ鈍化と共に緩やかな景気減速となる可能性が依然として高いとの見方を維持しています。米国経済は力強さを見せており、特に労働市場では底堅い雇用増加が失業率を数ヵ月ぶりに押し下げました。インフレ率は、サービス業は依然高い水準にあるものの、財のディスインフレが進み、全体でも伸びは鈍化しています。ただし、一部で物価上昇圧力の再燃を示唆するデータも存在しており、現在のディスインフレ傾向が反転する兆しが出てくるかどうか、注意深く見守る必要があります。欧州と英国経済の見通しについてはしばらく悲観的な見方を継続してきましたが、金融引き締めが経済に与える影響のピークが過ぎ去った可能性を示すデータが出てきたため、現在はより中立的な姿勢に移行しています。足元の金融環境の緩和が今後数ヵ月の企業活動をサポートすると見込まれ、 2024年の世界的な景気後退をまだ否定することはできないものの、以前より可能性は低くなっていると考えます。こうした環境下、当ポートフォリオでは引き続きリスクを機動的に配分することで短期的な市場変動に柔軟に対処しつつ、マクロ経済分析に基づいて最も投資妙味があると考えられる投資アイデアに絞って投資を実施し、安定的な収益獲得を目指します。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、ユーロ•バランスのマスター•ファンドの投資方針およびサステナビリティ基準が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン•エンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | 各ユーロ•バランスのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券にほぼ同じ割合で投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンドのクラスⅠ受益証券およびシュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンド: 世界中の政府、政府機関、国際機関および企業により発行されたユーロ建ての固定利付債券および変動利付債券 シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティ: 経済通貨同盟加盟国の企業の株式および株式関連証券 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、各ユーロ•バランスのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券にほぼ同じ割合で投資します。サブ•ファンドの投資資産の各ユーロ•バランスのマスター•ファンドにおける割合は、サブ•ファンドの純資産総額の40%および60%の間で変動します。 シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンドの投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準につきましては、本書8〜9頁をご覧ください。 シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティの投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準につきましては、本書30〜31頁をご覧ください。 ユーロ•バランスのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および投資目的のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 | |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅱに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(%)
100
80
60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
40
20
0
-20
-40
-60
42.1%
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
42.1%
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
23.3%
8.4%
15.9%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-12.8% -12.5%
-22.7%
40
20
0
-20
-40
-60
24.0%
5.0%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-0.4%
-19.6%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-0.3%
-19.2%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債 当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユーロ・シリーズ ユーロ・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:2)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンド クラスⅠ受益証券 | 50.03 |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティ クラスⅠ受益証券 | 49.11 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.86%
その他の資産 0.86%
その他の資産 0.86%
外国投資信託 99.14%
ルクセンブルグ 99.14%
ユーロ 99.14%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 20,436,055ユーロ | |
発行済口数 | クラスA(ユーロ)受益証券 | 827,590.65口 |
クラスA(円)受益証券 | 209,166.51口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(ユーロ)受益証券 | 21.671ユーロ |
クラスA(円)受益証券 | 1,891円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 3,920.75 (3,920.75) | 74,172.83 (74,172.83) | 827,590.65 (827,590.65) |
クラスA(円)受益証券 | 1,878.67 (1,878.67) | 11,468.36 (11,468.36) | 209,166.51 (209,166.51) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•ボンド
12頁、ユーロ•シリーズ ユーロ•ボンドの「マスター•ファンドの概要」をご参照ください。
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティ
34頁、ユーロ•シリーズ ユーロ•エクイティの「マスター•ファンドの概要」をご参照ください。
3 ユーロ•シリーズ ユーロ•エクイティ
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 22,494,720ユーロ | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 27.878ユーロ | − | 9.44% | |
クラスA(円)受益証券 | 2,665円 | − | 6.90% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
38
34
30
26
22
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日 7月31日 9月30日 9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日 7月31日 9月30日
2022年
18
■ クラスA(円)受益証券
(円)
3,400
3,000
2,600
2,200
1,800
1,400
1,000
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年 2022年 2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド) ■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万ユーロ)
30
25
20
15
10
5
2022年9月 2022年11月 2023年1月 2023年3月 2023年5月 2023年7月 2023年9月
0
28頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 25.473ユーロ | 27.878ユーロ | − | 9.44% |
クラスA(円)受益証券 | 2,493円 | 2,665円 | − | 6.90% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ユーロ•シリーズ ユーロ•エクイティ | 1.45% | 0.90% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.13% 管理事務報酬、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
38
34
30
26
22
18
14
■ クラスA(円)受益証券
(円)
3,400
3,000
2,600
2,200
1,800
1,400
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
10
1,000
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万ユーロ)
40
35
30
25
20
15
10
5
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (ユーロ) | 36,952,740 | 32,543,071 | 26,983,716 | 32,863,924 | 23,717,783 | 22,494,720 |
クラスA(ユーロ)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (ユーロ) | 27.333 | 26.440 | 24.993 | 31.623 | 25.473 | 27.878 |
1口当たり分配金 | (ユーロ) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −3.27 | −5.47 | 26.53 | −19.45 | 9.44 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 2,575 | 2,510 | 2,400 | 3,060 | 2,493 | 2,665 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −2.52 | −4.38 | 27.50 | −18.53 | 6.90 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「株式市場」
17頁「、株式市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、ユーロ•エクイティのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ ユーロ•エクイティのマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(ユーロベース)。
国別では、フランスやスペインに対する見方を強気とし、組入比率を引き上げた一方、オーストリアやベルギーに対する見方を弱気とし、組入比率を引き下げました。セクター別では、一般消費財•サービスやヘルスケアに対する見方を強気とし、組入比率を引き上げた一方、金融や生活必需品に対する見方を弱気とし、組入比率を引き下げました。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ ユーロ•エクイティのマスター•ファンド
2023年は欧州株式市場から資金が流出し、これらの資金はマネーマーケットに流入しました。しかし、足元の金利低下を受けてこれらの資金は欧州株式市場に再流入し、欧州株式市場の上昇につながる可能性があります。ただ、依然として米国経済が堅調さを示す中、市場が早期利下げ期待を過度に織り込んでいるリスクには注意が必要です。足元、欧州経済は減速傾向が続いており、2023年の第4四半期決算シーズンにおいては多くの企業が低調な決算内容を発表すると予想されます。2024年の業績見通しと企業を取り巻くリスクが焦点になるでしょう。ただし、欧州では、自社株買いや配当払い等を通じた大規模な株主還元が2024年前半に控えており、これらは欧州株式市場を下支えする可能性があります。
こうした環境下、当ポートフォリオでは引き続き銘柄固有リスクを重視し、スタイルやファクターにかかわらず成長要因を有し、株価が割安な水準にある銘柄を追求していきます。景気循環に連動する銘柄とディフェンシブ性を有する銘柄とのバランス、またグロース銘柄とバリュー銘柄とのバランスを維持した構成とする方針です。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、ユーロ•エクイティのマスター•ファンドの投資方針およびサステナビリティ基準が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン•エンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | ユーロ•エクイティのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | 経済通貨同盟加盟国の企業の株式および株式関連証券 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、ユーロ•エクイティのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。 ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、以下の投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準を有しています。 投資目的: ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、経済通貨同盟加盟国の企業の株式および株式関連証券への投資によって、3年から5年の期間をかけて、手数料控除後でMSCI EMUトータルリターン•ネット•インデックスを上 る元本の成長を提供することを目的とします。 投資方針: ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、少なくともその資産の75%を欧州経済領域において設立された企業の株式および株式関連証券へ投資します。ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、少なくともその資産の3分の2をユーロを自国通貨とする国の企業の株式および株式関連証券へ投資します。 ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンド、ワラントおよび短期金融商品へ投資することならびに現金を保有することも可能です。 ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、リスクの低減またはユーロ•エクイティのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的とし、デリバティブを利用できます。 ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価方式に基づき、MSCI EMUトータルリターン•ネット•インデックスよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。このことを達成するための投資プロセスの詳細につきましては「サステナビリティ基準」の項目をご覧ください。 ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、ユーロ•エクイティのマスター•ファンドのウェブサイト(https:// www.schroders.com/en-lu/lu/individual/fund-centre)の「サステナビリティ関連開示」に記載される範囲を超えて特定の活動、業種または発行体グループには直接投資しません。 サステナビリティ基準: マスター•ファンドの運用会社は、ユーロ•エクイティのマスター•ファンドの投資対象の選択にガバナンスおよびサステナビリティ基準を適用します。 分析を実施するために利用する情報源は、シュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールおよび第三者のデータを含みます。 投資ユニバースに含まれる企業は、ガバナンス、環境および社会的特性につき、様々な要因にわたって評価されます。かかる分析はシュローダーの独自の社内ESGデータ分析ツールから得られる定量分析により補足されます。マスター•ファンドの運用会社は、ガバナンスの実践と同様、企業の環境的および社会的影響を独自のサステナビリティ分析ツールを利用して評価します。さらに、マスター•ファンドの運用会社は、企業がユーロ•エクイティのマスター•ファンドの投資対象に適するかどうかを判断する前に、自身の総合的なサステナビリティ•プロファイルに基づく調査および分析も行います。独自のツールは、ポートフォリオに含まれる企業が、上記のサステナビリティ資質をどの程度満たしているのかを測定するための重要なインプットとなります。 |
(次頁に続きます。)
分析を実施するために利用する情報源は、シュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールおよび第三者のデータと同様、企業のサステナビリティ報告書ならびにその他関連する企業の資料等、当該企業から提供される情報を含みます。 マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティの取組み方および企業との関わり方の詳細はウェブサイト マスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価方式に基づき、その投資ユニバースよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。 マスター•ファンドの運用会社は、以下の事項を確保します。 ● ユーロ•エクイティのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、先進国に所在する大企業により発行された株式、投資適格の固定または変動利付債および短期金融商品ならびに先進国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも90%が、サステナビリティ基準で評価されること ● ユーロ•エクイティのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、新興国に所在する大企業により発行された株式、中小企業により発行された株式、ハイイールド債の格付けを有する固定または変動利付債および短期金融商品、ならびに新興国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも75%が、サステナビリティ基準で評価されること かかる分析の目的上、小企業とは時価総額が50億ユーロ未満、中企業とは時価総額が50億ユーロから100億ユーロ、大企業とは時価総額が100億ユーロ超の企業をいいます。 ユーロ•エクイティのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および効率的なポートフォリオ運用のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅲに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
41.6%
42.1%
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.7%
42.1%
2.6%
8.4%
15.9%
5.0%
-19.4%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
40
20
0
-20
-40
-60
3.0%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-6.1%
-4.2%
-18.5%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユーロ・シリーズ ユーロ・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティ クラスⅠ受益証券 | 98.96 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 1.04%
その他の資産 1.04%
その他の資産 1.04%
外国投資信託 98.96%
ルクセンブルグ 98.96%
ユーロ 98.96%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 22,494,720ユーロ | |
発行済口数 | クラスA(ユーロ)受益証券 | 690,188.37口 |
クラスA(円)受益証券 | 193,056.37口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(ユーロ)受益証券 | 27.878ユーロ |
クラスA(円)受益証券 | 2,665円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 3,951.25 (3,951.25) | 111,583.78 (111,583.78) | 690,188.37 (690,188.37) |
クラスA(円)受益証券 | 3,576.96 (3,576.96) | 2,531.02 (2,531.02) | 193,056.37 (193,056.37) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ユーロ•エクイティ
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(ユーロ)
80
75
70
65
60
55
50
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
12月31日 2月28日 4月30日 6月30日 8月31日 10月31日 12月31日
上位10銘柄 | 組入比率(%) |
ASML HOLDING NV | 7.61 |
COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT SA | 4.51 |
AIRBUS | 4.44 |
SAAB CLASS B | 4.19 |
INTESA SANPAOLO | 4.02 |
INFINEON TECHNOLOGIES AG | 3.85 |
QIAGEN NV | 3.57 |
KNORR BREMSE AG | 3.48 |
KONINKLIJKE PHILIPS NV | 3.17 |
ACCOR SA | 2.78 |
(組入銘柄数:50) (2023年12月末日現在)
■ 費用の明細
出所:シュ◻ーダー
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 国別配分 ■ 通貨別配分 ■ 業種別配分
その他 3.81%
フィンランド 1.99%
アイルランド 2.61%
キャッシュ 1.19%
デンマーク•クローネ
1.60%
スイス•フラン
ノルウェー•クローネ 1.49%
不動産 1.21%
公益事業 1.70%
エネルギー 2.50%
キャッシュ等 1.19%
ベルギー 2.71%
スペイン 3.56%
イタリア 6.10%
スイス 7.42%
フランス 22.72%
ドイツ
7.42%
スウェーデン•
クローナ 12.77%
ユーロ
コミュニケーション•サービス
5.16%
素材 5.25%
生活必需品 5.60%
金融 13.31%
資本財•サービス 18.42%
一般消費財•サービス 16.42%
22.34%
76.72%
ヘルスケア 情報技術
スウェーデン
12.77%
オランダ 12.78%
13.74%
15.50%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
(2023年12月末日現在)
4 ユーロ•シリーズ ヨーロピアン•サステナブル
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 14,827,509ユーロ | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 13.676米ドル | − | 20.51% | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 11.732ユーロ | − | 17.21% | |
クラスA(円)受益証券 | 1,209円 | − | 14.38% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券 ■ クラスA(ユーロ)受益証券
(米ドル)
16
14
12
10
8
6
4
2
0
(ユーロ)
14
12
10
8
6
4
2
0
2022年 | 2022年 | 2023年 | 2023年 | 2023年 | 2022年 | 2022年 | 2023年 | 2023年 | 2023年 |
9月30日 | 12月31日 | 3月31日 | 6月30日 | 9月30日 | 9月30日 | 12月31日 | 3月31日 | 6月30日 | 9月30日 |
■ クラスA(円)受益証券
(円)
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万ユーロ)
20
15
10
5
2022年
9月30日
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
0
2022年9月 2023年1月 2023年5月 2023年9月
■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
39頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 11.348米ドル | 13.676米ドル | − | 20.51% |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 10.009ユーロ | 11.732ユーロ | − | 17.21% |
クラスA(円)受益証券 | 1,057円 | 1,209円 | − | 14.38% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ユーロ•シリーズ ヨーロピアン•サステナブル | 1.45% | 0.90% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の 対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.13% 管理事務報酬、銀行費用およびその他の利子費用、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
16
14
12
10
8
6
4
2
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
16
14
12
10
8
6
4
2
0 0
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
■ クラスA(円)受益証券
(円)
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万ユーロ)
25
20
15
10
5
0
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (ユーロ) | 10,339,508 | 7,174,841 | 5,251,417 | 18,524,624 | 14,739,768 | 14,827,509 |
クラスA(米ドル)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (米ドル) | 11.402 | 11.546 | 10.868 | 13.840 | 11.348 | 13.676 |
1口当たり分配金 | (米ドル) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 1.26 | −5.87 | 27.35 | −18.01 | 20.51 |
クラスA(ユーロ)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (ユーロ) | 10.878 | 10.694 | 9.885 | 12.470 | 10.009 | 11.732 |
1口当たり分配金 | (ユーロ) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −1.69 | −7.56 | 26.15 | −19.74 | 17.21 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 1,109 | 1,097 | 1,026 | 1,304 | 1,057 | 1,209 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −1.08 | −6.47 | 27.10 | −18.94 | 14.38 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「株式市場」
17頁「、株式市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(ユーロベース)。
国別では、スイスとドイツに対して強気の見方とし、組入比率を引き上げました。一方、スウェーデンとフランスに対して弱気の見方とし、組入比率を引き下げました。セクター別では、ヘルスケアと一般消費財•サービスに対して強気の見方とし、組入比率を引き上げました。一方、情報技術とコミュニケーション•サービスに対して弱気の見方とし、組入比率を引き下げました。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンド
2023年は欧州株式市場から資金が流出し、これらの資金はマネーマーケットに流入しました。しかし、足元の金利低下を受けてこれらの資金は欧州株式市場に再流入し、欧州株式市場の上昇につながる可能性があります。ただ、依然として米国経済が堅調さを示す中、市場が早期利下げ期待を過度に織り込んでいるリスクには注意が必要です。足元、欧州経済は減速傾向が続いており、2023年の第4四半期決算シーズンにおいては多くの企業が低調な決算内容を発表すると予想されます。2024年の業績見通しと企業を取り巻くリスクが焦点になるでしょう。ただし、欧州では、自社株買いや配当払い等を通じた大規模な株主還元が2024年前半に控えており、これらは欧州株式市場を下支えする可能性があります。
こうした環境下、当運用戦略ではスタイルやファクターに偏るのではなく、個別銘柄の株価がミスプライスとなっている銘柄に注目し、分散を図ったポートフォリオを運用する方針です。自社開発のツールであるSustainExを活用して計測した広い意味での企業のインパクトを重視し、またCONTEXTを活用して分析した主要ステークホルダーとの関係を重視した運用を行っていきます。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドの投資方針およびサステナビリティ基準が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープンエンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ヨーロピアン•サステナブル•エクイティのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティ基準を満たす、ヨーロッパの企業の株式および株式関連証券 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。 ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、以下の投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準を有しています。 投資目的: ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティ基準を満たす、ヨーロッパの企業の株式および株式関連証券に投資することにより、3年から5年の期間をかけて、手数料控除後でMSCI•ヨーロッパ•トータルリターン•ネット•インデックスを上る元本の成長を提供することを目的とします。 投資方針: ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、少なくともその資産の3分の2をヨーロッパの企業の株式および株式関連証券に投資します。 ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価方式に基づき、MSCI•ヨーロッパ•トータルリターン•ネット•インデックスよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。このことを達成するための投資プロセスの詳細につきましては「サステナビリティ基準」の項目をご覧ください。 ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドのウェブサイト(https://www.schroders.com/en-lu/lu/individual/fund-centre)の「サステナビリティ関連開示」に記載される上限を超えて特定の活動、業種または発行体グループには直接投資しません。 ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価基準により優れたガバナンスを実践していると判断される企業に投資します(詳細は「サステナビリティ基準」の項目をご覧ください。)。また、マスター•ファンドの運用会社は、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドが保有する企業と連携して、サステナビリティの点で弱みがあると特定された領域に挑戦することもあります。マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティの取組み方および企業との関わり方の詳細はウェブサイト(https://www. schroders.com/en-lu/lu/individual/what-we-do/sustainable-investing/our-sustainable- investment-policies-disclosures-voting-reports/disclosures-and-statements)をご覧ください。 また、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンド、ワラントおよび短期金融商品へ投資することならびに現金を保有することも可能です。 ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、投資利益の獲得、リスクの低減またはヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的として、デリバティブを利用することができます。 サステナビリティ基準: マスター•ファンドの運用会社は、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドの投資対象の選択にサステナビリティ基準を適用します。 |
(次頁に続きます。)
投資ユニバースに含まれる企業は、ガバナンス、環境および社会的特性につき、様々な要因にわたって評価されます。 かかる分析はシュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールから得られる定量分析により補足されます。マスター•ファンドの運用会社は、ガバナンスの実践と同様、企業の環境的および社会的影響を独自のサステナビリティ分析ツールを利用して評価します。さらに、マスター•ファンドの運用会社は、企業がヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドの投資対象に適するかどうかを判断する前に、自身の総合的なサステナビリティ•プロファイルに基づく調査および分析も行います。独自のツールは、ポートフォリオに含まれる企業が、上記のサステナビリティ資質をどの程度満たしているのかを測定するための重要なインプットとなります。 分析を実施するために利用する情報源は、シュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールおよび第三者のデータと同様、企業のサステナビリティ報告書ならびにその他関連する企業の資料等、当該企業から提供される情報を含みます。 マスター•ファンドの運用会社は、企業に対する投資からなるヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも90%が、サステナビリティ基準で評価されることを確保します。サステナビリティ基準を適用した結果、ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドの潜在的な投資ユニバースの少なくとも 20%は、投資対象から除外されます。 かかる分析の目的上、潜在的な投資ユニバースとは、投資目的および投資方針のその他の制限に従って、サステナビリティ基準の適用前に、マスター•ファンドの運用会社がヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドのために選択する銘柄の中心的なユニバースをいいます。 当該ユニバースは、ヨーロッパの企業の株式および株式関連証券で構成されています。 ヨーロピアン•サステナブルのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、投資目的、ヘッジ目的および効率的なポートフォリオ運用のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(米ドル)受益証券は、対米ドルの、クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅳに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(米ドル)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
48.5%
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
■ クラスA(ユーロ)受益証券
(%)
100
80
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
4.9%
8.4%
15.9%
5.0%
-23.4%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
14.7%
6.6%
60
40
20
0
-20
-40
-60
46.6%
42.1%
14.3%
3.6%
2.8%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-6.1%
-4.2%
-25.3%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債 当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
48.0%
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
40
20
0
-20
-40
-60
42.1%
3.1%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-24.6%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユー◻・シリーズ ユー◻・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ヨーロピアン•サステナブル•エクイティ クラスⅠ受益証券 | 99.73 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.27%
その他の資産 0.27%
その他の資産 0.27%
外国投資信託 99.73%
ルクセンブルグ 99.73%
ユーロ 99.73%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 14,827,509ユーロ | |
発行済口数 | クラスA(米ドル)受益証券 | 462,373.03口 |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 490,873.98口 | |
クラスA(円)受益証券 | 405,883.37口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(米ドル)受益証券 | 13.676米ドル |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 11.732ユーロ | |
クラスA(円)受益証券 | 1,209円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 6,882.80 (6,882.80) | 180,422.44 (180,422.44) | 462,373.03 (462,373.03) |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 14,798.80 (14,798.80) | 32,304.54 (32,304.54) | 490,873.98 (490,873.98) |
クラスA(円)受益証券 | 208,402.22 (208,402.22) | 103,014.53 (103,014.53) | 405,883.37 (405,883.37) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•ヨーロピアン•サステナブル•エクイティ
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(ユーロ)
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
2023年
12月31日
上位10銘柄 | 組入比率(%) |
NOVO NORDISK A/S | 4.37 |
NESTLE SA | 3.80 |
SANOFI SA | 3.61 |
SIEMENS N AG | 3.58 |
ASML HOLDING NV | 3.22 |
INTESA SANPAOLO | 3.00 |
NOVARTIS AG | 2.88 |
EDP ENERGIAS DE PORTUGAL SA | 2.79 |
SAP | 2.77 |
SSE PLC | 2.74 |
(組入銘柄数:51) (2023年12月末日現在)
|
■ 費用の明細
出所:シュ◻ーダー
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 国別配分 ■ セクター別配分 ■ 通貨別配分
その他 6.30%ポルトガル
2.79%
フィンランド
3.86%
デンマーク
5.51%
イタリア 6.32%
オランダ 7.66%
フランス 7.89%
キャッシュ等 1.01%
イギリス 25.71%
ドイツ 12.86%
スイス 11.47%
エネルギー 1.58%
公益事業 5.53%コミュニケーション•
サービス 5.58%
素材 7.92%
一般消費財•サービス 8.44%
情報技術 9.32%
キャッシュ等 1.01%
金融 19.74%
ヘルスケア 15.49%
資本財•サービス 13.24%
デンマーク•クローネ 5.51%
スウェーデン•
クローナ 8.62%
スイス•フラン
11.47%
イギリス•ポンド 25.74%
ノルウェー•クローネ 1.67%
ユーロ 46.98%
スウェーデン 8.62% 生活必需品 12.17%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
(2023年12月末日現在)
5 ニューマーケット•シリーズ アジア•ボンド
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 15,405,568米ドル | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 13.901米ドル | − | 3.75% | |
クラスA(円)受益証券 | 960円 | − | −1.34% | |
クラスA毎月分配型 (米ドル)受益証券 | 2.615米ドル | 0.337602米ドル | 3.75% | |
クラスA毎月分配型 (円 ヘッジなし)受益証券 | 381円 | 34.464216円 | 7.17% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ クラスA(米ドル)受益証券/クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券
(米ドル)
20
■ クラスA(円)受益証券/クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券
(円)
2,000
15
1,500
10
1,000
5
500
0
2022年
9月30日
2023年
1月31日
2023年
5月31日
0
2023年 2022年
9月30日 9月30日
2023年
1月31日
2023年
5月31日
2023年
9月30日
■ 1口当たり純資産価格の推移
クラスA(米ドル) クラスA毎月分配型(米ドル)クラスA毎月分配型(米ドル)分配金再投資 |
クラスA(円) クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)分配金再投資 |
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド) ■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万米ドル)
20
15
10
5
2022年9月 2022年11月 2023年1月 2023年3月 2023年5月 2023年7月 2023年9月
0
51頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 13.399米ドル | 13.901米ドル | − | 3.75% |
クラスA(円)受益証券 | 973円 | 960円 | − | −1.34% |
クラスA毎月分配型 (米ドル)受益証券 | 2.851米ドル | 2.615米ドル | 0.337602米ドル | 3.75% |
クラスA毎月分配型 (円 ヘッジなし)受益証券 | 391円 | 381円 | 34.464216円 | 7.17% |
(注1)分配金再投資1口当たり純資産価格は、税引前の分配金を分配時にサブ・ファンドへ再投資したとみなして算出したもので、サブ・ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。以下同じです。
(注2)分配金再投資1口当たり純資産価格は、第20期末の各クラスの1口当たり純資産価格を起点として計算しています。
(注3)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注4)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ニューマーケット•シリーズ アジア•ボンド | 1.20% | 0.80% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.14% 管理事務報酬、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券/クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券
(米ドル)
■ クラスA(円)受益証券/クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券
(円)
20
クラスA(米ドル) クラスA毎月分配型(米ドル)クラスA毎月分配型(米ドル)分配金再投資
2,000
クラスA(円) クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)分配金再投資
15 1,500
10
1,000
5
500
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
0
0
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万米ドル)
35
30
25
20
15
10
5
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
(注1)分配金再投資1口当たり純資産価格は、第16期末の各クラスの1口当たり純資産価格を起点として計算しています。
(注2)ベンチマークはありません。
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (米ドル) | 29,165,989 | 28,197,196 | 25,789,956 | 22,831,217 | 17,364,460 | 15,405,568 |
クラスA(米ドル)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (米ドル) | 12.629 | 13.690 | 14.267 | 14.455 | 13.399 | 13.901 |
1口当たり分配金 | (米ドル) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 8.40 | 4.21 | 1.32 | −7.31 | 3.75 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 978 | 1,029 | 1,053 | 1,062 | 973 | 960 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 5.21 | 2.33 | 0.85 | −8.38 | −1.34 |
クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (米ドル) | 4.433 | 4.307 | 3.994 | 3.573 | 2.851 | 2.615 |
1口当たり分配金 | (米ドル) | − | 0.480 | 0.480 | 0.480 | 0.480 | 0.337602 |
騰落率 | (%) | − | 8.41 | 4.20 | 1.34 | −7.31 | 3.75 |
クラスA毎月分配型(円 | ヘッジなし)受益証券 | ||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 466 | 433 | 393 | 372 | 391 | 381 |
1口当たり分配金 | (円) | − | 48 | 48 | 48 | 48 | 34.464216 |
騰落率 | (%) | − | 3.42 | 1.97 | 7.24 | 19.65 | 7.17 |
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「債券市場」
5〜6頁「、債券市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、アジア•ボンドのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ アジア•ボンドのマスター•ファンド
当期、当マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(米ドルベース)。
当期中、国別配分では、インドネシア、韓国、インド、日本などの債券の組入比率を引き上げた一方、米国、中国、マレーシア、シンガポールなどの債券の組入比率を引き下げました。債券種別では、国債、現地通貨建て債の組入比率を引き上げた一方、社債、キャッシュの組入比率を引き下げました。格付け別では、AA格、BBB格の組入比率を引き上げた一方、A格、BB格、B格の組入比率を引き下げ、ポートフォリオ全体では、投資適格社債の組入比率を引き上げ、ハイイールド債の組入比率を引き下げました。通貨別ではインド•ルピー、ユーロ、インドネシア•ルピア、タイ•バーツの組入比率を引き上げた一方、フィリピン•ペソ、オフショア人民元、米ドル、日本円、シンガポール•ドルの組入比率を引き下げました。
【分配金について】
当期(2022年10月1日〜2023年9月30日)の1口当たり分配金(税引前)はそれぞれ下表のとおりです。なお、下表の「分配金を含む1口当たり純資産価格の変動額」は、当該分配落日における1口当たり分配金と比較する目的で、便宜上算出しているものです。
分配落日 | クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券 | クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券 | ||||
1口当たり純資産価格 (米ドル) | 1口当たり分配金 (米ドル) (対1口当たり純資産価格比率) | 分配金を含む 1口当たり純資産価格の変動額 (米ドル) | 1口当たり純資産価格 (円) | 1口当たり分配金 (円) (対1口当たり純資産価格比率) | 分配金を含む 1口当たり純資産価格の変動額 (円) | |
2022年10月 6 日 | 2.814 | 0.040000 (1.40%) | −0.037000 | 388 | 4.000000 (1.02%) | 1.000000 |
2022年11月 8 日 | 2.742 | 0.040000 (1.44%) | −0.032000 | 384 | 4.000000 (1.03%) | 0.000000 |
2022年12月 6 日 | 2.764 | 0.040000 (1.43%) | 0.062000 | 362 | 4.000000 (1.09%) | −18.000000 |
2023年 1 月 6 日 | 2.758 | 0.040000 (1.43%) | 0.034000 | 354 | 4.000000 (1.12%) | −4.000000 |
2023年 2 月 7 日 | 2.757 | 0.040000 (1.43%) | 0.039000 | 351 | 4.000000 (1.13%) | 1.000000 |
2023年 3 月 7 日 | 2.698 | 0.040000 (1.46%) | −0.019000 | 356 | 4.000000 (1.11%) | 9.000000 |
2023年 4 月 6 日 | 2.660 | 0.040000 (1.48%) | 0.002000 | 340 | 4.000000 (1.16%) | −12.000000 |
2023年 5 月 9 日 | 2.630 | 0.040000 (1.50%) | 0.010000 | 347 | 4.000000 (1.14%) | 11.000000 |
2023年 6 月 6 日 | 2.631 | 0.004393 (0.17%) | 0.005393 | 359 | 0.601006 (0.17%) | 12.601006 |
2023年 7 月 6 日 | 2.640 | 0.004407 (0.17%) | 0.013407 | 371 | 0.621043 (0.17%) | 12.621043 |
2023年 8 月 8 日 | 2.642 | 0.004411 (0.17%) | 0.006411 | 369 | 0.611374 (0.17%) | −1.388626 |
2023年 9 月 6 日 | 2.627 | 0.004391 (0.17%) | −0.010609 | 378 | 0.630793 (0.17%) | 9.630793 |
(注1「)対1口当たり純資産価格比率」とは、以下の計算式により算出される値であり、サブ・ファンドの収益率とは異なる点にご留意ください。対1口当たり純資産価格比率(%)=100×a/b
a=当該分配落日における1口当たり分配金
b=当該分配落日における1口当たり純資産価格+当該分配落日における1口当たり分配金
(注2「)分配金を含む1口当たり純資産価格の変動額」とは、以下の計算式により算出されます。分配金を含む1口当たり純資産価格の変動額=b−c
b=当該分配落日における1口当たり純資産価格+当該分配落日における1口当たり分配金 c=当該分配落日の直前の分配落日における1口当たり純資産価格
(注3)2022年10月6日の直前の分配落日(2022年9月6日)における各クラスの1口当たり純資産価格は、以下のとおりでした。クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券: 2.891米ドル
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券: 391円
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ アジア•ボンドのマスター•ファンド
米国経済の底堅さと労働市場のひっ迫が続く限り、米連邦準備制度理事会(FRB)は自身の金融引締め政策が効果が出始めていることを確認する必要があり、これは利下げ開始を遅らせる要因になるといえます。そしてFRBと行動を共にするアジアの主要中央銀行も、FRBが最初の一歩を踏み出すまで利下げを据え置くと考えられます。
金利差の縮小と、米国の双子の赤字が通貨に対する下落圧力となり得るため、米ドルは最終的に堅調を失うと予想されます。しかし、米ドルが下落に転じるか否かは、米国の実質金利の水準、および実質金利の低下ペースに依存すると考えられます。このような中、アジアの相対的に低位なインフレ環境と、米ドルの軟化予想が併存するマクロ環境は、アジア債券市場の金利低下期待に繋がりやすく、良好な投資環境が期待できます。
一方で、現在市場が織り込む2024年のFRBの利下げ見通しが過度にハト派であるため、ポートフォリオのデュレーションについては、過去レンジの下限を維持し、相対的に魅力的な実質利りとなっている国、中国、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアを選好しています。通貨については、中国当局が人民元の安定を優先していることから、アジア通貨については上述の米ドル安期待も背景として堅調な推移が予想されます。ポートフォリオにおいては、インドネシア•ルピア、マレーシア•リンギット、韓国ウォンなど、実質実効為替レートが魅力的な通貨を強気とする一方で、フィリピン•ペソ、米ドル、ユーロを弱気としています。社債については、アジアにおけるマクロ経済の 復は、アジアの企業ファンダメンタルズにとってもプラスとなります。また、利 りの高さと需給面におけるサポートは、アジアの社債市場にとってポジティブな材料となると考えます。中国不動産や金融セクターは、現在のアジアの社債市場において懸念点となっているものの、当資産クラスにおいて、その他セクターへの波及は限定的であることから、これらセクターとは明確に境界線が定められているといえます。したがって、ポートフォリオにおいては、アジア•パシフィックの社債市場において、分散のきいた社債の保有を維持する考えです。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、アジア•ボンドのマスター•ファンドの投資方針が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン•エンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | アジア•ボンドのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•アジア•ボンド•トータル•リターンのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | アジアにおける政府、政府機関、国際機関および企業が発行する固定利付債券および変動利付債券、当該債券の関連デリバティブならびに通貨 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、アジア•ボンドのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。 アジア•ボンドのマスター•ファンドは、以下の投資目的および投資方針を有しています。 投資目的: アジア•ボンドのマスター•ファンドは、アジアにおける政府、政府機関、国際機関および企業が発行する固定利付債券および変動利付債券への投資によって元本の成長および収益を提供することを目的とします。 投資方針: アジア•ボンドのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、少なくともその資産の3分の2を固定利付債券および変動利付債券、当該債券の関連デリバティブならびに通貨へ投資します。固定利付債券および変動利付債券は、アジアにおける政府、政府機関、国際機関および企業が発行するものとします。アジア•ボンドのマスター•ファンドの目的上、アジアには、以下の西アジア諸国が含まれます。バーレーン、イスラエル、レバノン、オマーン、カタール、サウジアラビア、トルコおよびアラブ♛長国連邦 アジア•ボンドのマスター•ファンドは、デリバティブの利用により市場下落時には損失を低減することを目指しつつ、上昇相場に参加することを目的として設計されています。損失の低減は保証されていません。 アジア•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の30%を上限として、適格外国投資家(以下「QFI」といいます。)制度または規制ある市場(ボンド•コネクト(注1)を経由した中国インターバンク債券市場(以下「CIBM」といいます。)またはCIBMダイレクトを含みます。)を通じ中国本土へ投資することができます。 (注1)ボンド・コネクトとは、外国機関投資家が、CIBMで取引される中国のオンショア債券およびその他の債務証券へ投資することを可能にする中国と香港間の債券相互取引制度であり、ボンド・コネクトにより、外国機関投資家のCIBMへのアクセスがより簡便となります。以下同じです。 アジア•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の50%を上限として、投資適格証券を下る格付(スタンダード•アンド•プアーズによる格付または格付債券については他の格付機関の同等の格付および無格付債券についてはシュローダーによるインプライド格付によります。)を有する有価証券に投資することができます。 アジア•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンド、ワラントおよび短期金融商品へ投資することならびに現金を保有することも可能です。 アジア•ボンドのマスター•ファンドは(、例外的に)その資産の100%を短期金融商品または現金で保有することができます。これには、最長で6か月までの制限があります(さもなければ、アジア•ボンドのマスター•ファンドは、償還されます。)。この期間中、アジア•ボンドのマスター•ファンドは、MMF規則(注2)の対象外です。 (注2)MMF規則とは、随時改正および補足されるマネー・マーケット・ファンドに関する2017年6月14日付欧州議会および欧州理事会規則(EU)2017/1131をいいます。以下同じです。 アジア•ボンドのマスター•ファンドは、投資利益の獲得、リスクの低減またはアジア•ボンドのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的とし、デリバティブ(トータル•リターン•スワップを含みます。)を買い建て、売り建て共に利用する予定です。アジア•ボンドのマスター•ファンドがトータル•リターン•スワップを利用する場合、原資産は、アジア•ボンドのマスター•ファンドがその投資目的および投資方針に従い投資できる商品からなります。具体的には、経済成長の鈍化や金利の低下などの市場環境において、マスター•ファンドの運用会社がソブリン債スプ レッドのプレミアムが縮小されるであろうと判断した場合に、一時的にトータル•リターン•スワップを利用することを目的としています。トータル•リターン•スワップのエクスポージャーの総額は20%を上 らず、かつマスター•ファンドの純資産総額の0%から5%の範囲内にとどまる予定です。特定の状況では、かかる比率がより高くなることがあります。 |
(次頁に続きます。)
アジア•ボンドのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および投資目的のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 |
分配方針 | クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券およびクラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券に関して、管理会社は、毎月分配を行う予定です。 その他のクラス受益証券について、管理会社は、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅴに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(米ドル)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
10.1%
1.8%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-12.8% -12.5%
-22.7%
40
20
0
-20
-40
-60
42.1%
9.2%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-7.4%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-0.3%
-8.7%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債 当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
■ クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券
(%)
100
80
■ クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
60.3%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
10.1%
1.8%
8.4%
15.9%
5.0%
14.7%
6.6%
-7.4%
-12.8%
-12.5%
5.3%
-0.6%
-5.4%
60
40
20
0
-20
-40
-60
57.9%
42.1%
14.3%
3.6%
20.8%
7.0%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-6.1%
-4.2%
-3.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-22.7%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債 当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユー◻・シリーズ ユー◻・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•アジア•ボンド•トータル•リターンクラスⅠ受益証券 | 99.54 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.46%
外国投資信託 99.54%
その他の資産 0.46%
ルクセンブルグ 99.54%
その他の資産 0.46%
米ドル 99.54%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 15,405,568米ドル | |
発行済口数 | クラスA(米ドル)受益証券 | 842,658.03口 |
クラスA(円)受益証券 | 208,103.05口 | |
クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券 | 564,083.34口 | |
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券 | 343,822.86口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(米ドル)受益証券 | 13.901米ドル |
クラスA(円)受益証券 | 960円 | |
クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券 | 2.615米ドル | |
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券 | 381円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 0.00 (0.00) | 76,986.14 (76,986.14) | 842,658.03 (842,658.03) |
クラスA(円)受益証券 | 545.13 (545.13) | 7,992.43 (7,992.43) | 208,103.05 (208,103.05) |
クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券 | 0.00 (0.00) | 340,325.79 (340,325.79) | 564,083.34 (564,083.34) |
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券 | 0.00 (0.00) | 30,336.25 (30,336.25) | 343,822.86 (343,822.86) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•アジア•ボンド•トータル•リターン
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(米ドル)
22.0
21.5
21.0
20.5
20.0
19.5
12月31日 2月28日 4月30日 6月30日 8月31日 10月31日 12月31日
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
上位10銘柄 | 組入比率(%) |
KOREA (REPUBLIC OF) 1.875% 2024/12/10 | 5.38 |
INDONESIA (REPUBLIC OF) 6.375% 2028/8/15 | 4.95 |
UNITED STATES TREASURY 2.875% 2025/6/15 | 4.93 |
UNITED STATES TREASURY 4.75% 2025/7/31 | 3.92 |
KOREA (REPUBLIC OF) 3.375% 2032/6/10 | 3.52 |
CHINA DEVELOPMENT BANK 3.3% 2026/3/3 | 2.83 |
SINGAPORE (REPUBLIC OF) 1.625% 2031/7/1 | 2.82 |
INDONESIA (REPUBLIC OF) 6.5% 2025/6/15 | 2.41 |
THAILAND KINGDOM OF (GOVERNMENT) 1.585% 2035/12/17 | 2.36 |
KOREA (REPUBLIC OF) 1.5% 2025/3/10 | 2.29 |
(組入銘柄数:190) (2023年12月末日現在)
■ 費用の明細
出所:シュ◻ーダー
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 格付別配分
転換社債
キャッシュ等
その他 6.13%
キャッシュ等
格付け無し等 5.26% AAA
0.61%
投資信託 2.26%
社債
2.99%
英国 2.93%
日本 3.04%
インド 3.73%
香港 3.88%
2.99%
中国 21.31%
CCC 0.05%
B 0.65%
BB 3.98%
5.00%
AA
32.33%
国債 61.79%
マレーシア 4.27%
タイ 4.36%
シンガポール 6.27%
韓国 18.76%
米国
BBB 29.23%
27.10%
A
インドネシア 10.38%
11.95%
28.73%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
(2023年12月末日現在)
6 ニューマーケット•シリーズ エマージング•ボンド
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 4,143,806米ドル | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 13.051米ドル | − | 7.79% | |
クラスA(円)受益証券 | 901円 | − | 2.39% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
14.0
13.5
13.0
12.5
12.0
11.5
11.0
2022年 2022年 2023年
9月30日 12月31日 3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
■ クラスA(円)受益証券
(円)
980
960
940
920
900
880
860
840
820
800
2022年
9月30日
12月31日
2022年
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万米ドル)
5
4
3
2
1
2022年9月
0
2022年12月 2023年3月
2023年6月
2023年9月
64頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
|
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 12.108米ドル | 13.051米ドル | − | 7.79% |
クラスA(円)受益証券 | 880円 | 901円 | − | 2.39% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ニューマーケット•シリーズ エマージング•ボンド | 1.40% | 0.90% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.15% 管理事務報酬、銀行費用およびその他の利子費用、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
16
15
14
13
12
11
■ クラスA(円)受益証券
(円)
1,200
1,150
1,100
1,050
1,000
950
900
850
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
10
800
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万米ドル)
8
7
6
5
4
3
2
1
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (米ドル) | 6,789,558 | 6,501,055 | 6,771,386 | 5,056,137 | 3,555,337 | 4,143,806 |
クラスA(米ドル)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (米ドル) | 14.032 | 14.395 | 14.394 | 14.480 | 12.108 | 13.051 |
1口当たり分配金 | (米ドル) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 2.59 | −0.01 | 0.60 | −16.38 | 7.79 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 1,087 | 1,084 | 1,066 | 1,066 | 880 | 901 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −0.28 | −1.66 | 0.00 | −17.45 | 2.39 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「債券市場」
5〜6頁「、債券市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、エマージング•ボンドのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ エマージング•ボンドのマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(米ドルベース)。
外貨建て債券は、2022年10-11月に機動的に増加し、その後は徐々に削減しました。一部のハイイールド債には魅力が残るとみて選別投資を継続しました。国別では、ナイジェリアやトルコを選好しました。現地通貨建て債券は、ディスインフレと世界的な金融引き締めの緩和が支援材料になるとみて、ファンダメンタルズが良好で、実質利 りが魅力的な国を中心に保有を行いました。ただし、2023年8月以降は、米引き締め長期化観測を受けたリスクオフへの警戒感から全体的なリスク削減を目的に保有を引き下げました。国別では、ブラジル、メキシコ、インドネシアの保有を継続したほか、コロンビアやハンガリーの保有を増加しました。一方、チェコの保有を引き下げました。エマージング通貨は、米金融政策の動向を注視しながら機動的に調整を行いました。2022年11-12月に拡大、2023年2月に一旦削減も、3月には再び保有を増加しました。2023年5月は力強い上昇がみられた一部の通貨に対してヘッジを行い、リスクを調整しました。通貨別では、人民元やタイ•バーツ等アジア通貨の保有を増加しました。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ エマージング•ボンドのマスター•ファンド
世界的な信用環境の厳しい引き締めが続くなかでも、世界経済は引き続き底堅く推移すると予想されます。世界的な在庫、製造サイクル、輸出サイクルが好転していることを示す指標が確認されています。すでにマクロ経済的な調整が進んでいるエマージング国経済はこのような改善の恩恵を受けるとみられ、先進国経済を上る状況が継続すると見込まれます。インフレに関しては、現在の世界的なディスインフレは、2024年上半期にわたって継続すると予想されます。エマージング国のディスインフレは、引き締め的な金融政策に加え、エネルギー価格や食品価格の落ち着きが要因となっています。エマージング国の中央銀行は金融緩和余地が大きく、FRBが2024年に利下げに踏み切った場合、さらに広がると考えられます。ただし、2024年後半に世界的なインフレが再燃するリスクは依然として注視すべきです。なお、世界的な流動性に関しては、2022年以降、約2年間にわたる厳しい引き締めの後、底を打ちつつあるほか、流動性のストックは依然として潤沢であり、世界経済とリスク資産に一定のクッションを提供し続けると見込まれます。一部のエマージング国は、極めて低位な投資家ポジション、規律ある金融政策の枠組み、魅力的なバリュエーションを背景に、世界的な流動性の改善からの恩恵が期待されます。2022年と2023年はエマージング資産からの厳しい資金流出が続きましたが、エマージング債券と通貨は2023年に力強く 復しました。 2024年はこの 復の勢いが増すと予想しています。
現地通貨建てエマージング債券では、信頼できる金融•財政政策を実践し、高水準な実質金利を提供している国に対する良好な見通しを維持する方針といたします。米ドル建てエマージング債券は、魅力的なスプレッドを提供し、管理可能な対外資金調達ニーズを提供する国への厳選投資を継続いたします。エマージング通貨については、米国の持続不可能な双子の赤字が米ドルに対する逆風になり始めており、米ドルの強気サイクルの終了はエマージング通貨に対する支援材料となると考えられ、状況を注視しながらポジションの再構築を行う方針といたします。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
①2023年9月21日付で、エマージング•ボンドのマスター•ファンドの名称が「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•アブソルート•リターン」から「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•トータル•リターン」に変更されました。
②2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、エマージング•ボンドのマスター•ファンドの投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン•エンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | エマージング•ボンドのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•トータル•リターンのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | エマージング市場の固定利付債券および変動利付債券、通貨ならびに短期金融商品 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、エマージング•ボンドのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、以下の投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準を有しています。 投資目的: エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、エマージング市場の政府、政府機関、国際機関および企業により発行された固定利付債券および変動利付債券への投資によって、手数料控除後で元本の成長および収益を提供することを目的とします。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、現金およびデリバティブの利用により市場下落時には損失を低減することを目指しつつ、上昇相場に参加することを目的として設計されています。損失の低減は保証されていません。投資方針: エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、少なくともその資産の3分の2を、エマージング市場の固定利付債券および変動利付債券、通貨ならびに短期金融商品に投資します。固定利付債券および変動利付債券は政府、政府機関、国際機関および企業により発行されたものとします。また、エマージング•ボンドのマスター•ファンドは現金を保有する場合もあります。 市場のボラティリティが高い期間は例外的に、エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の40%を上限として、預金および先進国市場の短期金融商品を保有することができます。このような場合、前段落中の 3分の2は、預金および先進国市場の短期金融商品を除いたマスター•ファンドの資産に対して計算されます。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の50%を超えて、投資適格証券を下 る格付(スタンダード•アンド•プアーズによる格付または他の格付機関の同等の格付によります。)を有する固定利付債券および変動利付債券に投資することができます。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の15%を上限として、規制された市場(ボンド•コネクトを経由したCIBMまたはCIBMダイレクトを含みます。)を通じ、中国本土に投資することができます。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンドおよびワラントへ投資することも可能です。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、投資利益の獲得、リスクの低減またはエマージング•ボンドのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的とし、デリバティブを利用できます。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価基準に基づき、JPモルガン• GBI-EMダイバーシファイド•インデックスの50%とJPモルガン•EMBIダイバーシファイド•インデックスの50%の合計よりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。このことを達成するための投資プロセスの詳細については下記に記載の「サステナビリティ基準」の項目をご覧ください。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、エマージング•ボンドのマスター•ファンドのウェブサイト(https:// www.schroders.com/en-lu/lu/individual/fund-centre)の「サステナビリティ関連開示」に記載される上限を超えて特定の活動、業種または発行体グループには直接投資しません。 |
サステナビリティ基準: マスター•ファンドの運用会社は、エマージング•ボンドのマスター•ファンドの投資対象の選択にガバナンスおよびサステナビリティ基準を適用します。 サステナビリティ要因は、ソブリン債市場およびクレジット配分の決定の両方にわたって評価されます。マスター•ファンドの運用会社は、ソブリン債発行体について、複数のサステナビリティ関連指標に対する各国のパフォーマンス測定によって各国を格付するシュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールの使用を通じ、環境、社会およびガバナンスにおける様々な要因にわたって評価します。さらに、マスター•ファンドの運用会社は、監督および理解を一層深めるために、地域および国レベルでのESG要因について、政府機関が公表した情報および第三者のデータの使用を含む、定性的分析を実施します。シュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールおよびマスター•ファンドの運用会社が行う分析により決定されるところにより既定の閾値を下る評価となった国々は通常除外されます。 また、企業発行体は環境、社会およびガバナンスにおける様々な要因にわたって評価されます。企業分析を実施するために利用する主要な情報源は、マスター•ファンドの運用会社の独自のツールおよび分析、第三者の分析、非政府組織報告書ならびに専門家ネットワークです。マスター•ファンドの運用会社は、企業のサステナビリティ報告書ならびにその他関連する企業の資料において提供される情報を含む、当該発行体から提供される一般に入手可能な情報の独自分析も行います。 マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティの取組み方および企業との関わり方の詳細はウェブサイト (https://www.schroders.com/en-lu/lu/individual/what-we-do/sustainable-investing/our- sustainable-investment-policies-disclosures-voting-reports/disclosures-and-statements)をご参照ください。 マスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価方式に基づき、その投資ユニバースよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。 マスター•ファンドの運用会社は、以下の事項を確保します。 ●エマージング•ボンドのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、先進国に所在する大企業により発行された株式、投資適格の固定または変動利付債および短期金融商品ならびに先進国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも90%が、サステナビリティ基準で評価されること ●エマージング•ボンドのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、新興国に所在する大企業により発行された株式、中小企業により発行された株式、ハイイールド債の格付けを有する固定または変動利付債および短期金融商品、ならびに新興国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも75%が、サステナビリティ基準で評価されること かかる分析の目的上、小企業とは時価総額が50億ユーロ未満、中企業とは時価総額が50億ユーロから100億ユーロ、大企業とは時価総額が100億ユーロ超の企業をいいます。 エマージング•ボンドのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および投資目的のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 |
⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 | |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅵに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(米ドル)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
12.7%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3% 14.7%
3.6% 6.6%
-1.5%
-18.1%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
40
20
0
-20
-40
-60
42.1%
7.6%
-3.7%
-18.6%
8.4%
15.9%
5.0%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-6.1%
-4.2%
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
当クラス 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユー◻・シリーズ ユー◻・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•トータル•リターン クラスⅠ受益証券 | 99.53 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.47%
その他の資産 0.47%
その他の資産 0.47%
外国投資信託 99.53%
ルクセンブルグ 99.53%
米ドル 99.53%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 4,143,806米ドル | |
発行済口数 | クラスA(米ドル)受益証券 | 237,487.87口 |
クラスA(円)受益証券 | 172,846.86口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(米ドル)受益証券 | 13.051米ドル |
クラスA(円)受益証券 | 901円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 6,974.89 (6,974.89) | 21,894.77 (21,894.77) | 237,487.87 (237,487.87) |
クラスA(円)受益証券 | 96,548.58 (96,548.58) | 5,658.06 (5,658.06) | 172,846.86 (172,846.86) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•エマージング•マーケット•デット•トータル•リターン
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(米ドル)
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
2023年
12月31日
(組入銘柄数:79) (2023年12月末日現在)
上位5銘柄 | 組入比率(%) |
ISHARES II PLC JP MORGAN USD EM BOND UCITS ETF | 7.47 |
TREASURY BILL SR GOVT 0% 28 Mar 2024 | 5.92 |
TREASURY BILL SR GOVT 0% 14 Mar 2024 | 5.21 |
MEXICO (UNITED MEXICAN STATES) 7.5% 26 May 2033 | 3.94 |
TREASURY BILL SR GOVT 0% 29 Feb 2024 | 3.91 |
■ 費用の明細
出所:シュ◻ーダー
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
キャッシュ 0.57%
キャッシュ 0.57%
ブラジル 11.77%
タイ•バーツ 4.81% その他
為替予約 19.71%
債券 79.72%
中国 3.56%
タイ 4.81%
その他 28.18%
南アフリカ 9.77%
メキシコ 9.41%
インドネシア 7.79%
マレーシア•リンギット
4.87%
ポーランド•ズロチ
4.90%
コロンビア•ペソ
5.17%
南アフリカ•ランド
5.85%
14.85%
米ドル 27.96%
マレーシア 5.02%
ポーランド 5.06%
ハンガリー 7.53%
コロンビア 6.52%
ハンガリー•フォリント 6.35%
インドネシア•ルピア 6.92%
メキシコ•ペソ 8.33%
ブラジル•レアル 9.98%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
(2023年12月末日現在)
7 ニューマーケット•シリーズ グレーター•チャイナ•エクイティ
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 27,861,326米ドル | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 44.467米ドル | − | 3.99% | |
クラスA(円)受益証券 | 3,365円 | − | −1.67% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
60
■ クラスA(円)受益証券
(円)
5,000
55
4,500
50
4,000
45
3,500
40
3,000
35
2022年
9月30日
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
9月30日
2023年 2022年
2,500
9月30日
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド) ■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万米ドル)
50
40
30
20
10
2022年9月 2022年11月 2023年1月 2023年3月 2023年5月 2023年7月 2023年9月
0
75頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 42.760米ドル | 44.467米ドル | − | 3.99% |
クラスA(円)受益証券 | 3,422円 | 3,365円 | − | −1.67% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ニューマーケット•シリーズ グレーター•チャイナ•エクイティ | 1.45% | 0.90% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.14% 管理事務報酬、銀行費用およびその他の利子費用、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
90
80
70
60
50
40
30
■ クラスA(円)受益証券
(円)
7,000
6,500
6,000
5,500
5,000
4,500
4,000
3,500
3,000
2,500
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
20
2,000
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万米ドル)
80
70
60
50
40
30
20
10
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (米ドル) | 31,382,064 | 28,103,003 | 35,927,465 | 55,695,508 | 30,392,811 | 27,861,326 |
クラスA(米ドル)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (米ドル) | 43.894 | 42.776 | 58.562 | 64.444 | 42.760 | 44.467 |
1口当たり分配金 | (米ドル) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −2.55 | 36.90 | 10.04 | −33.65 | 3.99 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 3,696 | 3,516 | 4,760 | 5,214 | 3,422 | 3,365 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | −4.87 | 35.38 | 9.54 | −34.37 | −1.67 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「株式市場」
17頁「、株式市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドに投資を行いました。
■ グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(米ドルベース)。
国別では、引き続き中国と香港については強気の見方を維持した一方、台湾については弱気の見方を維持しました。セクター別では、一般消費財については強気の見方とし、組入比率を引き上げました。一方、素材については強気の
見方を維持したものの、組入比率は引き下げました。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンド
経済指標が強弱まちまちとなっている中、中国に対する見方は依然脆弱で、市場は、引き続き当局による更なる政策緩和を期待しています。
投資家は、現在中国経済が直面している人口動態や不動産市場の低迷等の数々の構造的逆風にどのように対処し、新たな成長ドライバーを発見できるかに注目しています。
過去数年、中国株式市場は大幅に下落しており、一部銘柄については株価が魅力的な水準にあるとみています。 当局が経済に対する適切な支援策を実施することができればポジティブサプライズとなるとみています。また、
多くの分野で競争力を有していることから、成長機会もあるものと評価しています。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドの投資方針が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン•エンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•グレーター•チャイナのクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | 中華人民共和国、香港特別行政区および台湾の企業の株式および株式関連証券 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、以下の投資目的および投資方針を有しています。 投資目的: グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、中華人民共和国、香港特別行政区および台湾の企業の株式および株式関連証券への投資によって、3年から5年の期間をかけて、手数料控除後でMSCIゴールデン•ドラゴン•トータルリターン•ネット•インデックスを上る元本の成長を提供することを目指します。 投資方針: グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、その資産の3分の2以上を中華人民共和国、香港特別行政区および台湾の企業の株式および株式関連証券に投資します。 グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、中国B株(注1)および中国H株(注2)に直接投資し、以下を通じてその資産の50%(純額)を超えずに中国A株(注3)に直接または間接的に(例えば、参加証書を通じて)投資することができます。 − 上海•香港ストック•コネクトおよび深セン•香港ストック•コネクト(以下「ストック•コネクト」といいます。) − QFI制度 − スターボードおよびチャイネクスト(注4)に上場している株式 − 規制ある市場 (注1)中国B株とは、深セン証券取引所または上海証券取引所といった中国の証券取引所に上場され、香港ドルまたは米ドルで取引されている中国企業の株式をいいます。以下同じです。 (注2)中国H株とは、香港証券取引所または他国の取引所に上場され、取引されている中国企業の株式をいいます。以下同じです。 (注3)中国A株とは、深セン証券取引所または上海証券取引所といった中国の証券取引所に上場され、人民元で取引されている中国企業の株式をいいます。以下同じです。 人民元とは、中華人民共和国の公式通貨である人民元で、国内およびオフショア市場(主に香港)で取引される中国の通貨を供給するために使用されるものです。ファンドの名義またはファンドの基準通貨における人民元への言及はすべてオフショア人民元への言及とご理解ください。 (注4)スターボード(科創板)とは上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場をいい、チャイネクスト(創業板)とは深セン証券取引所の新興企業向け市場をいいます。以下同じです。 グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンド、ワラントおよび短期金融商品へ投資することならびに現金を保有することも可能です。 グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、リスクの低減またはグレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的とし、デリバティブを利用できます。 |
(次頁に続きます。)
グレーター•チャイナ•エクイティのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および効率的なポートフォリオ運用のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅶに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(米ドル)受益証券
(%)
100
80
69.0%
60
40
20
0
-20
-40
-60
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
67.7%
60.3%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
4.6%
8.4%
15.9%
5.0%
-12.8% -12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
14.7%
6.6%
60
40
20
0
-20
-40
-60
57.9%
42.1%
14.3%
3.6%
2.6%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-6.1%
-4.2%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-43.7%
当クラス
日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
-44.5%
当クラス
日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユー◻・シリーズ ユー◻・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•グレーター•チャイナ クラスⅠ受益証券 | 99.55 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.45%
外国投資信託 99.55%
その他の資産 0.45%
ルクセンブルグ 99.55%
その他の資産 0.45%
米ドル 99.55%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 27,861,326米ドル | |
発行済口数 | クラスA(米ドル)受益証券 | 528,822.76口 |
クラスA(円)受益証券 | 192,710.90口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(米ドル)受益証券 | 44.467米ドル |
クラスA(円)受益証券 | 3,365円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 22,840.74 (22,840.74) | 94,444.11 (94,444.11) | 528,822.76 (528,822.76) |
クラスA(円)受益証券 | 14,008.41 (14,008.41) | 20,606.80 (20,606.80) | 192,710.90 (192,710.90) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•グレーター•チャイナ
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(米ドル)
130
120
110
100
90
80
70
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
12月31日 2月28日 4月30日 6月30日 8月31日 10月31日 12月31日
上位10銘柄 | 組入比率(%) |
TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFACTURING CO LTD | 9.72 |
TENCENT HOLDINGS LTD | 9.07 |
ALIBABA GROUP HOLDING LTD | 7.21 |
AIA GROUP LTD | 5.03 |
MEDIATEK INC | 4.47 |
SHENZHOU INTERNATIONAL GROUP HOLDINGS LTD | 2.57 |
ZIJIN MINING GROUP CO LTD | 2.55 |
HONG KONG EXCHANGES AND CLEARING LTD | 2.50 |
CHINA PETROLEUM & CHEMICAL CORP | 2.12 |
SUNNY OPTICAL TECHNOLOGY GROUP CO LTD | 2.08 |
(組入銘柄数:69) (2023年12月末日現在)
■ 費用の明細
出所:シュ◻ーダー
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 国別配分 ■ 通貨別配分 ■ 業種別配分
米国 0.90%
イタリア 1.56%
香港 11.01%
台湾 17.84%
キャッシュ等 1.14%
中国 67.54%
米ドル 5.54%
台湾ドル 18.19%
中国人民元 22.04%
オーストラリア・ドル 0.91%
香港ドル 53.33%
公益事業 0.42%
不動産 0.97%
エネルギー 3.11%
生活必需品 5.00%
素材 5.56%
ヘルスケア 6.83%
資本財・サービス
8.11%
キャッシュ等 1.14%
一般消費財・サービス 24.30%
情報技術 23.80%
コミュニケーション・サービス
9.56%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
金融 11.22%
(2023年12月末日現在)
8 ニューマーケット•シリーズ BIC•エクイティ
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 11,655,198米ドル | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 14.182米ドル | − | 1.54% | |
クラスA(円)受益証券 | 1,165円 | − | −3.72% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
18
17
16
15
14
13
12
■ クラスA(円)受益証券
(円)
1,500
1,400
1,300
1,200
1,100
2022年 2022年 2023年 2023年
9月30日 12月31日 3月31日 6月30日
1,000
2023年 2022年
9月30日 9月30日
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万米ドル)
16
14
12
10
8
6
4
2
2022年9月
0
2022年12月
2023年3月
2023年6月
2023年9月
86頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
|
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 13.967米ドル | 14.182米ドル | − | 1.54% |
クラスA(円)受益証券 | 1,210円 | 1,165円 | − | −3.72% |
(注1)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注2)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
ニューマーケット•シリーズ BIC•エクイティ | 1.45% | 0.90% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.14% 管理事務報酬、銀行費用およびその他の利子費用、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券
(米ドル)
26
24
22
20
18
16
14
12
■ クラスA(円)受益証券
(円)
2,400
2,200
2,000
1,800
1,600
1,400
1,200
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
10
1,000
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万米ドル)
35
30
25
20
15
10
5
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
第16期末 (2018年 9月30日) | 第17期末 (2019年 9月30日) | 第18期末 (2020年 9月30日) | 第19期末 (2021年 9月30日) | 第20期末 (2022年 9月30日) | 第21期末 (2023年 9月30日) | ||
純資産総額 | (米ドル) | 30,052,621 | 28,629,982 | 26,067,397 | 23,258,362 | 12,810,535 | 11,655,198 |
クラスA(米ドル)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (米ドル) | 16.674 | 17.628 | 19.661 | 21.537 | 13.967 | 14.182 |
1口当たり分配金 | (米ドル) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 5.72 | 11.53 | 9.54 | −35.15 | 1.54 |
クラスA(円)受益証券 | |||||||
1口当たり純資産価格 | (円) | 1,516 | 1,563 | 1,728 | 1,886 | 1,210 | 1,165 |
1口当たり分配金 | (円) | − | − | − | − | − | − |
騰落率 | (%) | − | 3.10 | 10.56 | 9.14 | −35.84 | −3.72 |
(注)ベンチマークはありません。
【投資環境について】
「経済概観」
5頁「、経済概観」をご参照ください。
「株式市場」
17頁「、株式市場」をご参照ください。
「見通し」
6頁「、見通し」をご参照ください。
【ポートフォリオについて】
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、当期を通じて、BIC•エクイティ(旧BRIC•エクイティ)のマスター•ファンドに投資を行いました。
■ BIC•エクイティ(旧BRIC•エクイティ)のマスター•ファンド
当期、マスター•ファンドはプラスのリターンとなりました(米ドルベース)。
ブラジルは、株価水準が魅力的であること等を評価し、強気の見方を維持しました。
中国は、地政学的リスクの高まりや、軟調なマクロ経済等を懸念し、弱気の見方を維持しました。インドは、株価水準が相対的に割高であること等を懸念し、弱気の見方を維持しました。
取引停止前にマスター•ファンドが保有し売却が済んでいない銘柄を除いて、ロシア株式(預託証券を含みます。)は投資対象としておりません。また、現時点において保有するロシア株式(預託証券を含みます。)については、足元の社会環境•市場環境を受けて、評価額をゼロとして報告をしております。
【分配金について】
該当事項はありません。
《今後の運用方針》
■ サブ•ファンド
サブ•ファンドは、今後も引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
■ BIC•エクイティのマスター•ファンド
2023年の世界経済は、米国経済に下支えされ、予想以上の 復を見せました。その結果、米国の金融引き締めは
12か月前の予想よりも長期化しました。米国経済は依然として堅調ですが、経済活動には減速の兆しが見えており、また、ユーロ圏の経済については景気後退局面に入る可能性があり、今年は世界経済の成長鈍化が予想されます。このような背景から、物価上昇ペースの更なる鈍化が見込まれ、米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする主要中央銀行が金融緩和を開始できるようになると考えています。
米国経済のソフトランディング、FRBの政策緩和と米ドル安は、新興国にとっては幅広い支援材料となるとみています。2023年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)以降、市場では2024年の利下げが織り込まれつつあり、新興国の中央銀行は利下げを開始または更なる利下げを行うことが可能となりました。国によって緩和余地の程度が異なるとみられ、特にラテンアメリカ諸国は緩和余地が大きくなる可能性があるとみています。
一方、2024年の見通しには、米中関係や中東問題等、特に地政学に起因する様々なリスクがあります。また、エネルギー価格の高騰はインフレと金利上昇見通しにつながる可能性があると懸念しています。一部新興国で選挙が控えていること等も注視が必要であると考えています。
このような状況を踏まえ、マスター•ファンドは引き続き、投資方針に従って運用を行っていきます。
《お知らせ》
①2023年4月18日付で、BIC•エクイティのマスター•ファンドの名称が「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BRIC(ブラジル•ロシア•インド•中国)」から「シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BIC(ブラジル•インド•中国)」に変更されました。
②2023年6月30日付で、サブ•ファンドの名称が「ニューマーケット•シリーズ BRIC•エクイティ」から「ニューマーケット•シリーズ BIC•エクイティ」に変更されました。
③2024年3月付のファンドの英文目論見書の改訂により、BIC•エクイティのマスター•ファンドの投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準が変更されました。変更後の内容は後述《サブ•ファンドの概要》をご参照ください。
《サブ•ファンドの概要》 (2024年3月末日現在)
ファンド形態 | ルクセンブルグ籍オープン•エンド契約型外国投資信託 | |
信託期間 | 無期限 | |
繰上償還 | ファンドは、管理会社および保管受託銀行の合意により、いつでも、解散することができます。さらに、ファンドは、ルクセンブルグ法により要求される場合に解散します。 | |
運用方針 | BIC•エクイティのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資することにより元本の成長を追求します。 | |
主要投資対象 | サブ•ファンド | シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BIC(ブラジル•インド•中国)のクラスⅠ受益証券 |
マスター•ファンド | ブラジル、インドおよび中国の企業の株式および株式関連証券 | |
運用方法 | サブ•ファンドは、BIC•エクイティのマスター•ファンドのクラスⅠ受益証券に投資します。 BIC•エクイティのマスター•ファンドは、以下の投資目的、投資方針およびサステナビリティ基準を有しています。 投資目的: BIC•エクイティのマスター•ファンドは、ブラジル、インドおよび中国の企業の株式および株式関連証券への投資によって、3年から5年の期間をかけて、手数料控除後でMSCI•BIC10/40トータルリターン•ネット•インデックスを上る元本の成長を提供することを目指します。 投資方針: BIC•エクイティのマスター•ファンドは、アクティブ運用され、少なくともその資産の3分の2をブラジル、インドおよび中国の企業の株式および株式関連商品に投資します。 BIC•エクイティのマスター•ファンドは、中国B株および中国H株に直接投資すること、ならびにその資産の20% (純額)未満をストック•コネクトを通じて中国A株ならびにスターボードおよびチャイネクストに上場している株式に直接または間接的に(例えば、参加証書を通じて)投資することができます。BIC•エクイティのマスター•ファンドは、その資産の3分の1を上限とし、直接または間接的に、他の証券(他の資産クラスを含みます。)、国、地域、業種または通貨、投資ファンド、ワラントおよび短期金融商品へ投資することならびに現金を保有することも可能です。 BIC•エクイティのマスター•ファンドは、投資利益の獲得、リスクの低減またはBIC•エクイティのマスター•ファンドのより効率的な運用を目的とし、デリバティブを利用できます。 BIC•エクイティのマスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価基準に基づき、MSCI•BIC10/40トータルリターン•ネット•インデックスよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。このことを達成するための投資プロセスの詳細については下記に記載の「サステナビリティ基準」の項目をご覧ください。 BIC•エクイティのマスター•ファンドは、BIC•エクイティのマスター•ファンドのウェブサイト(https://www. schroders.com/en-lu/lu/individual/fund-centre)の「サステナビリティ関連開示」に記載される上限を超えて特定の活動、業種または発行体グループには直接投資しません。 サステナビリティ基準: マスター•ファンドの運用会社は、BIC•エクイティのマスター•ファンドの投資対象の選択にガバナンスおよびサステナビリティ基準を適用します。 マスター•ファンドの運用会社は、経営陣との面談を含め、将来において投資対象となりうる銘柄のデュー•デリジェンスを実施し、企業のガバナンス、環境および社会的特性について、様々な要因にわたって評価します。このプロセスは、シュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールから得られる定量分析により補足され、BIC•エクイティのマスター•ファンドの既存および潜在的な投資対象がBIC•エクイティのマスター•ファンドのサステナビリティ基準をどの程度満たしているのかを評価するための重要なインプットとなります。場合により、サステナビリティ基準を下った企業でも、独自分析および経営への継続的な関与の結果、マスター•ファンドの運用会社が当該企業がそのサステナビリティ基準を現実的な期間内に満たすと考える場合には、投資適格のままとなる場合があります。 |
(次頁に続きます。)
BIC•エクイティのマスター•ファンドの投資対象となり得る企業には、顧客、従業員、サプライヤー、株主および規制当局を含む利害関係者としっかり向き合うことが期待されます。BIC•エクイティのマスター•ファンドは、良好なガバナンスを示し、利害関係者の平等な取扱いを目指す事業を行う企業を選択します。 分析を実施するために利用する情報源は、シュローダーの独自のサステナビリティ分析ツールならびに第三者のデータおよび報告書と同様、企業のサステナビリティ報告書ならびにその他関連する企業の資料等、当該企業から提供される情報を含みます。 マスター•ファンドの運用会社のサステナビリティの取組み方および企業との関わり方の詳細はウェブサイト (https://www.schroders.com/en-lu/lu/individual/what-we-do/sustainable-investing/our- sustainable-investment-policies-disclosures-voting-reports/disclosures-and-statements)をご参照ください。 マスター•ファンドは、マスター•ファンドの運用会社の評価方式に基づき、その投資ユニバースよりも総合して高いサステナビリティ•スコアを維持します。 マスター•ファンドの運用会社は、以下の事項を確保します。 ●BIC•エクイティのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、先進国に所在する大企業により発行された株式、投資適格の固定または変動利付債および短期金融商品ならびに先進国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも90%が、サステナビリティ基準で評価されること ●BIC•エクイティのマスター•ファンドのポートフォリオに含まれる、新興国に所在する大企業により発行された株式、中小企業により発行された株式、ハイイールド債の格付けを有する固定または変動利付債および短期金融商品、ならびに新興国により発行されたソブリン債からなるマスター•ファンドの純資産総額の少なくとも 75%が、サステナビリティ基準で評価されること かかる分析の目的上、小企業とは時価総額が50億ユーロ未満、中企業とは時価総額が50億ユーロから100億ユーロ、大企業とは時価総額が100億ユーロ超の企業をいいます。 BIC•エクイティのマスター•ファンドは、そのリスク内容に従って、ヘッジ目的および投資目的のため、デリバティブを用いることがあります。 クラスA(円)受益証券は、対円の通貨変動に対し(可能な限り)ヘッジされます。 | |
主な投資制限 | ① 管理会社は、管理会社が通貨リスクをヘッジする目的で所定の場合にスワップ契約や為替予約を締結するか、通貨のコール•オプションを発行したり、プット•オプションを買い付けたりする場合を除いて、サブ•ファンドのために為替予約を取得または取引してはなりません。 通貨の先物契約取引、オプション取引およびスワップ取引に関係する約定合計額は、これら契約の該当通貨でサブ•ファンドが保有しヘッジされる資産の推定市場価格総額の100%を超えてはなりません。 為替ヘッジされるクラスの受益証券のための通貨ヘッジ取引(および特に通貨先渡取引)に関して受領された担保は、サブ•ファンドの適用ある投資方針および投資制限に従い再投資することができます。 ② サブ•ファンドは、有価証券の空売りを行うことができません。 ③ サブ•ファンドは、その純資産額の最大10%相当の金額を一時的に借り入れることができます。ただし、借入れは、投資目的で行うことができません。 ④ 管理会社が運用を行うすべての投資信託のサブ•ファンドにおいて、いずれか一発行会社の議決権総数の 50%を超えて当該会社の株式を取得することができません。 ⑤ ファンドは、私募株式、非上場株式、不動産等の流動性に欠ける資産に投資を行うことができません。 ⑥ 管理会社は、サブ•ファンドのために、金銭の貸与を行うことまたは第三者のために保証人となることができません。 |
分配方針 | 管理会社は、分配型受益証券のみを発行し、その裁量において、各会計年度末に期末分配、および、随時中間分配を宣 することができます。 分配金は、投資収益、キャピタル•ゲインおよび元本から支払われます。 |
(注)詳細については、第21期有価証券報告書、別紙Ⅷに記載されています。
《参考情報》
【ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
2019年1月〜2023年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均と振れ幅を、サブ•ファンドと他の代表的な資産クラスとの間で比較したものです。このグラフは、サブ•ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように作成したものです。
(2019年1月〜2023年12月)
■ クラスA(米ドル)受益証券
(%)
100
80
60
40
20
0
-20
-40
-60
51.4%
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
42.1%
■ クラスA(円)受益証券
(%)
100
80
60
50.3%
60.3%
57.9%
← 最大値
← 平均値
← 最小値
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-12.8% -12.5%
-22.7%
40
20
0
-20
-40
-60
42.1%
8.4%
15.9%
5.0%
14.3%
3.6%
14.7%
6.6%
-1.1%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-2.9%
-12.8%
-12.5%
-22.7%
5.3%
-0.6%
-5.4%
-6.1%
-4.2%
-40.1%
当クラス
日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
-40.9%
当クラス
日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債
出所:投資運用会社、Bloomberg L.P.および指数提供会社のデータを基に森・濱田松本法律事務所が作成
※ 代表的な資産クラスの年間騰落率は円ベースまたは円貨に換算したもので計算していますが、サブ・ファンドの年間騰落率は、各受益証券の基準通貨建てで計算されており、円貨に換算されておりません。したがって、円貨に換算した場 、上記とは異なる騰落率となります。
※ サブ・ファンドは、代表的な資産クラスの全てに投資するものではありません。
※ 代表的な資産クラスを表す指数については、10頁、ユー◻・シリーズ ユー◻・ボンドの《参考情報》をご参照ください。
《ファンドデータ》
【ファンドの組入資産の内容】 (第21期末現在)
■ 組入上位資産 (組入ファンド数:1)
組入比率(%) | |
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BIC(ブラジル•インド•中国) クラスⅠ受益証券 | 99.38 |
(注)組入比率はサブ・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
■ 資産別配分 ■ 国別配分 ■ 通貨別配分
その他の資産 0.62%
その他の資産 0.62%
その他の資産 0.62%
外国投資信託 99.38%
ルクセンブルグ 99.38%
米ドル 99.38%
(注1)組入銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
(注2)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
【純資産等】
第21期末 | ||
純資産総額 | 11,655,198米ドル | |
発行済口数 | クラスA(米ドル)受益証券 | 657,369.31口 |
クラスA(円)受益証券 | 298,774.49口 | |
1口当たり純資産価格 | クラスA(米ドル)受益証券 | 14.182米ドル |
クラスA(円)受益証券 | 1,165円 |
第21期 | |||
販売口数 | 買戻口数 | 発行済口数 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 4,538.13 (4,538.13) | 74,822.30 (74,822.30) | 657,369.31 (657,369.31) |
クラスA(円)受益証券 | 3,516.89 (3,516.89) | 20,961.25 (20,961.25) | 298,774.49 (298,774.49) |
(注)括弧内の数字は、ルクセンブルグにおける約定日(管理会社の注文受領日)に基づく本邦内における販売口数、買戻口数および発行済口数です。
【マスター・ファンドの概要】 (2023年1月1日~2023年12月末日)
シュローダー•インターナショナル•セレクション•ファンド•BIC(ブラジル•インド•中国)
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ 組入上位資産
(米ドル)
360
340
320
300
280
260
240
2022年
12月31日
2023年
3月31日
2023年
6月30日
2023年
9月30日
2023年
12月31日
上位10銘柄 | 組入比率(%) |
TENCENT HOLDINGS LTD | 8.81 |
ALIBABA GROUP HOLDING LTD | 5.83 |
TATA CONSULTANCY SERVICES LTD | 4.26 |
RELIANCE INDUSTRIES LTD | 4.09 |
HDFC BANK LTD | 4.02 |
ICICI BANK LTD | 3.58 |
AXIS BANK LTD | 3.17 |
ITAU UNIBANCO HOLDING SA | 2.80 |
BHARTI AIRTEL LTD | 2.56 |
APOLLO HOSPITALS ENTERPRISE LTD | 2.38 |
(組入銘柄数:58) (2023年12月末日現在)
|
■ 費用の明細
出所:シュ◻ーダー
(注)組入比率はマスター・ファンドの純資産総額に対する各組入資産の評価額の割です。以下円グラフも同様です。
費用の明細については、開示されていないため、記載していません。
■ 国別配分 ■ 通貨別配分 ■ 業種別配分
キャッシュ等
2.79%
ブラジル
15.86%
中国/香港
50.56%
30.79%
インド
不動産 1.26%
キャッシュ等
ブラジル・レアル
10.44%
中国人民元 12.41%
米ドル 15.14%
香港ドル 32.45%
インド•ルピー 29.55%
公益事業 1.92%
素材 3.43%
ヘルスケア 4.37%
生活必需品 6.06%
情報技術 6.50%
エネルギー 7.70%
資本財•サービス 8.64%
コミュニケーション•サービス
12.77%
2.79%
一般消費財•サービス 23.46%
金融 21.08%
(注)上記円グラフには、四捨五入した比率を記載しているため、全資産の比率の 計が100%にならない場 があります。
(2023年12月末日現在)
9 グローバル•シリーズ グローバル•ハイイールド
《当期の概略》
第21期末 | ||||
純資産総額 | 74,665,245米ドル | |||
第21期末 1口当たり純資産価格 | 1口当たり分配金 | 第21期 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 20.053米ドル | − | 10.31% | |
クラスA(円)受益証券 | 1,679円 | − | 4.87% | |
クラスA(豪ドル)受益証券 | 23.439豪ドル | − | 8.79% | |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 16.916ユーロ | − | 7.64% | |
クラスA毎月分配型 (米ドル)受益証券 | 3.139米ドル | 0.591284米ドル | 10.29% | |
クラスA毎月分配型 (円 ヘッジなし)受益証券 | 674円 | 62.457799円 | 13.86% | |
クラスA毎月分配型 (ユーロ)受益証券 | 2.170ユーロ | 0.581701ユーロ | 7.59% | |
クラスA毎月分配型 (豪ドル)受益証券 | 1.646豪ドル | 0.656447豪ドル | 8.58% |
(注1)騰落率は、税引前の分配金を分配時に再投資したものとみなして計算しています。以下同じです。
(注2)1口当たり分配金は、税引前の分配金額を記載しています。以下同じです。
《運用経過》
【当期の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券/
クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券
(米ドル)
25 クラスA(米ドル)
クラスA毎月分配型(米ドル)
2,500
■ クラスA(円)受益証券/
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券
(円)
クラスA(円) クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)
20
クラスA毎月分配型(米ドル)分配金再投資
2,000
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)分配金再投資
15
1,500
10
1,000
5
500
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日
■ クラスA(ユーロ)受益証券/
クラスA毎月分配型(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
2022年
0
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
5月31日 7月31日 9月30日
0
2022年 2022年 2023年 2023年 2023年
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日
■ クラスA(豪ドル)受益証券/
クラスA毎月分配型(豪ドル)受益証券
(豪ドル)
2023年 2023年
7月31日 9月30日
25 クラスA(ユーロ) クラスA毎月分配型(ユーロ)
20
クラスA毎月分配型(ユーロ)分配金再投資
30
25
20
15
10
5
0
クラスA(豪ドル)
クラスA毎月分配型(豪ドル)
クラスA毎月分配型(豪ドル)分配金再投資
15
10
5
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日
2022年
0
2022年 2023年 2023年 2023年 2023年 2023年
7月31日 9月30日
9月30日 11月30日 1月31日 3月31日 5月31日
2022年 2022年 2023年 2023年 2023年
2023年 2023年
7月31日 9月30日
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
■ 1口当たり純資産価格の主な変動要因
(百万米ドル)
100
80
60
40
20
2022年9月
0
2022年12月
2023年3月
2023年6月
2023年9月
99頁「ポートフォリオについて」をご参照ください。
第20期末 1口当たり純資産価格 | 第21期末 1口当たり純資産価格 | 第21期 1口当たり分配金 | 騰落率 | |
クラスA(米ドル)受益証券 | 18.178米ドル | 20.053米ドル | − | 10.31% |
クラスA(円)受益証券 | 1,601円 | 1,679円 | − | 4.87% |
クラスA(豪ドル)受益証券 | 21.546豪ドル | 23.439豪ドル | − | 8.79% |
クラスA(ユーロ)受益証券 | 15.715ユーロ | 16.916ユーロ | − | 7.64% |
クラスA毎月分配型 (米ドル)受益証券 | 3.406米ドル | 3.139米ドル | 0.591284米ドル | 10.29% |
クラスA毎月分配型 (円 ヘッジなし)受益証券 | 654円 | 674円 | 62.457799円 | 13.86% |
クラスA毎月分配型 (ユーロ)受益証券 | 2.573ユーロ | 2.170ユーロ | 0.581701ユーロ | 7.59% |
クラスA毎月分配型 (豪ドル)受益証券 | 2.141豪ドル | 1.646豪ドル | 0.656447豪ドル | 8.58% |
(注1)分配金再投資1口当たり純資産価格は、税引前の分配金を分配時にサブ・ファンドへ再投資したとみなして算出したもので、サブ・ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。以下同じです。
(注2)分配金再投資1口当たり純資産価格は、第20期末の各クラスの1口当たり純資産価格を起点として計算しています。
(注3)サブ・ファンドの購入価額により課税条件は異なることがありますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。
(注4)サブ・ファンドにベンチマークはありません。
管理報酬 (年率) | 受益者サービス報酬 (年率) | |
グローバル•シリーズ グローバル•ハイイールド | 1.15% | 0.75% |
【費用の明細】
項 目 | 項目の概要 |
管理報酬および 受益者サービス報酬 | 管理会社は、当該月中のサブ•ファンドに帰属する平均純資産総額に基づき計算される下記の年率の報酬(以下「管理報酬」といいます。)をサブ•ファンドの資産から毎月受領する権利を有します。管理報酬は、ファンド資産の運用•管理、ファンド証券の発行および買戻し業務の対価として支払われます。 また、受益証券の販売促進において提供した業務および発生した費用に対し、下記の料率の受益者サービス報酬(販売代行会社への継続支払額を含みます。)が管理会社(または管理会社が随時任命するその他の当事者)に支払われます。管理会社は、その裁量において管理報酬および受益者サービス報酬の一部を放棄することができます。なお、グローバル•シリーズ グローバル•ハイイールドについては、当分の間、管理報酬と受益者サービス報酬を合計で平均純資産総額の年率1.60%とするべく、管理会社は各報酬の一部を放棄します。 管理会社は、販売会社、ディーラーまたは管理会社をその任務の履行またはファンドもしくは受益者への直接もしくは間接的な業務の提供に関して補助するその他の者に対し、管理報酬の一部を再配分することができます。 |
保管報酬 | 保管受託銀行は、ルクセンブルグの通常の銀行実務の慣行に従い、サブ•ファンド資産から、サブ•ファンドの純資産総額に基づき、保管報酬を毎月受領する権利を有します。保管受託銀行が負担したすべての合理的な立替費用(電話、テレックス、電報および郵送料を含みますがそれらに限定されません。)ならびにファンド資産の保管を委託された銀行および金融機関に対する報酬は、当該ファンドが負担します。当該報酬は実費が計上されるためあらかじめ料率および上限額を示すことができません。 保管報酬は、有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務の対価として支払われます。 |
代行協会員に対する報酬 | 管理報酬から、月末時点で残存している受益証券の純資産総額の年率0.05%(当事者間で別途合意する頻度で、後払い) 代行協会員報酬は、目論見書と運用報告書の販売会社等への配布、1口当たり純資産価格の公表等の対価として支払われます。 |
その他の費用•手数料 (当期) | 0.12% 管理事務報酬、銀行費用およびその他の利子費用、年次税、運用費用 |
(注)各報酬については、目論見書に定められている料率等を記しています。上記の各報酬には、運用状況等により変動するものや実費となるものが含まれます。便宜上、サブ・ファンドの当期のその他の費用・手数料は、当該金額をサブ・ファンドの当期末の純資産総額で除して100を乗じた比率を表示していますが、実際の比率とは異なります。
【最近5年間の1口当たり純資産価格等の推移について】
■ 1口当たり純資産価格の推移
■ クラスA(米ドル)受益証券/
クラスA毎月分配型(米ドル)受益証券
(米ドル)
30
25
20
15
10
5
クラスA(米ドル)
クラスA毎月分配型(米ドル)分配金再投資
クラスA毎月分配型(米ドル)
2,500
■ クラスA(円)受益証券/
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)受益証券
(円)
クラスA(円) クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)
2,000
クラスA毎月分配型(円 ヘッジなし)分配金再投資
1,500
1,000
500
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
0
0
■ クラスA(ユーロ)受益証券
クラスA毎月分配型(ユーロ)受益証券
(ユーロ)
25
■ クラスA(豪ドル)受益証券
クラスA毎月分配型(豪ドル)受益証券
(豪ドル)
クラスA(ユーロ)
クラスA毎月分配型(ユーロ)
20
クラスA毎月分配型(ユーロ)分配金再投資
35
30
25
20
15
10
5
クラスA毎月分配型(豪ドル)分配金再投資
クラスA(豪ドル) クラスA毎月分配型(豪ドル)
15
10
5
2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日 2018年9月30日 2019年9月30日 2020年9月30日 2021年9月30日 2022年9月30日 2023年9月30日
0
0
■ 純資産総額の推移(サブ•ファンド)
(百万米ドル)
200
150
100
50
2018年9月 2019年9月 2020年9月 2021年9月 2022年9月 2023年9月
0
(注1)分配金再投資1口当たり純資産価格は、第16期末の各クラスの1口当たり純資産価格を起点として計算しています。
(注2)ベンチマークはありません。