細い静脈瘤を得意とするポリドカスクレロールによる硬化療法と、比較的太く、外科的な治療が必要な静脈瘤を得意とする血管内レーザー治療の両方が行えることで治療の選択 肢が増え、またシナジー効果も得られることから、患者さまのQOL改善にも寄与できるものと考えます。
2021 年 2 月 1 日
下肢静脈瘤硬化剤
ポリドカスクレロール販売契約に関するお知らせ
株式会社インテグラル(本社:xxx品川区、社長:五十x xx、以下インテグラル)とカイゲンファーマ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:xx xx、以下カイゲンフ ァーマ)は、 下肢静脈瘤硬化剤「ポリドカスクレロール 0.5%注2mL /ポリドカスクレロール 1%注2mL /ポリドカスクレロール 3%注2mL」(一般名:ポリドカノール、製 造販売元:カイゲンファーマ。以下ポリドカスクレロール)の3品目について、日本国内での独占販売契約を締結する旨の基本合意に至りました。
これに伴い、2021年4月1日以降インテグラルは、カイゲンファーマから供給されるポリドカスクレロールの販促活動を通し、適正使用にかかわる情報提供を積極的に行ってまいります。
下肢静脈瘤1)は、女性に多くみられる2)足の静脈異常で、ポリドカスクレロールは硬化療法3)と呼ばれる下肢静脈瘤の治療法に用いる唯一の薬として国内で承認されています。最近は、医療レーザーによる治療法も広く普及しており、インテグラルでは 2010年に日本で初めて下肢静脈瘤治療用レーザーの承認を取得し、これまで約28万例に使用されています。
細い静脈瘤を得意とするポリドカスクレロールによる硬化療法と、比較的太く、外科的な治療が必要な静脈瘤を得意とする血管内レーザー治療の両方が行えることで治療の選択肢が増え、またシナジー効果も得られることから、患者さまのQOL改善にも寄与できるものと考えます。
以上
1) 【下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)】
下肢(足)の皮膚表面に近い部分を走行する静脈が拡張・蛇行する疾患。静脈血管内にあって血液の逆流を防止する弁の異常などにより、血液を心臓に返して循環させる下肢の筋ポンプ作用が正常に働かなくなり、血液がうっ滞し、足のむくみ、だるさ、かゆみや時には皮膚のただれなどを引き起こします。 足の表面に、うねうねと蛇行する血管が浮き出て「瘤」とよばれるコブ状の塊が見られる場合だけでなく、数ミリの青い網目状のものや、細かいクモの巣状の紫紅色のアザのようなものが見られる場合があります。
2) 男女比は1:2.4 (出典: Xxx X Xxxxxxx 2016; 27 (3): 249-257.)
3) 【硬化療法】
静脈瘤の中に、薬剤を注射し、異常な血管を硬化・縮退させることによって下肢静脈瘤を治療する方法です。
【会社概要】
社名 | 株式会社インテグラル |
代表者 | 代表取締役 xxx xx |
設立 | 1998年(平成10年)1月8日 |
所在地 | xxxxxxxxx0-00-0 xxxxxxx00X |
事業所 | 東京本社、大阪営業所、福岡オフィス、広島オフィス |
事業内容 | 研究機器・医療機器等の輸入販売、医薬品の販売ならびにソフ トウェアの開発 |
社名 | カイゲンファーマ株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 xx xx |
創業年月日 | 大正13年1月1日 |
所在地 | 大阪市中央区xx町二丁目5番14号 |
事業所 | 本社、大阪オフィス、東京支店、営業所(札幌、仙台、大宮、横浜、名古屋、金沢、広島、高松、福岡)、工場(奥沢、天神、xx [xxxx]) |
事業内容 | 医療用医薬品、一般用医薬品、医薬部外品、健康食品、医療機 器、化粧品などの製造販売ならびに輸出入、臨床検査の受託 |
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