Common use of 掘 進 Clause in Contracts

掘 進. (1) 孔口はケーシングパイプ又はドライブパイプで保護するものとする。 (2) 崩壊性の地層に遭遇して掘進が不可能になる恐れのある場合は、泥水の使用、若しくはケーシングパイプの挿入により孔壁の崩壊を防止しなければならない。 (3) 原位置試験、サンプリングの場合はそれに先立ち、孔底のスライムをよく除去するものとする。 (4) 掘進中は掘進速度、湧水・逸水量、スライムの状況等に注意し、変化の状況を記録しなければならない。 (5) 未固結土で乱れの少ない試料採取を行う場合には、土質及び締まり具合に応じたサンプラーを用い、採取率を高めるように努めなければならない。 (6) 孔内水位は、毎作業日、作業開始前に観測し、観測日時を明らかにしておかなければならない。 (7) 岩盤ボーリングを行う場合は、原則としてダブルコアチューブを用いるものとし、コアチューブの種類は岩質に応じて適宜使い分けるものとする。 (8) コアチューブはコアの採取毎に水洗いして、残渣を完全に除去しなければならない。 (9) 掘進中は孔曲がりのないように留意し、岩質、割れ目、断層破砕帯、湧水漏水等に充分注意しなければならない。特に湧水については、その量のほか、必要があれば水位(被圧水頭)を測定するものとする。 (10) 試料を採取するオールコアボーリング※1の場合は、詳細な地質状況の把握が行えるよう、観察 に供するコアを連続的に採取することとする。 試料を採取しない場合はノンコアボーリング※2を行うこととする。 ノンコアボーリング又はオールコアボーリングの適用は特記仕様書による。 ※1 オールコアボーリングとは、観察に供するコアを連続的に採取するボーリングで、試料箱(コア箱)に納め、採取したコアを連続的に確認し、詳細な地質状況の把握が可能なものをいう。 ※2 ノンコアボーリングとは、コアを採取しないボーリングで、標準貫入試験及びサンプリング

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掘 進. (1) 孔口はケーシングパイプ又はドライブパイプで保護するものとする掘削は、地下水位の確認が出来る深さまで原則として無水掘りとする。 (2) 崩壊性の地層に遭遇して掘進が不可能になる恐れのある場合は、泥水の使用、若しくはケーシングパイプの挿入により孔壁の崩壊を防止しなければならない孔口はケーシングパイプ又は、ドライブパイプで保護するものとする。 (3) 原位置試験、サンプリングの場合はそれに先立ち、孔底のスライムをよく除去するものとする崩壊性の地層に遭遇して掘進が不可能になる恐れのある場合は、泥水の使用、もしくはケーシングパイプの挿入により孔壁の崩壊を防止しなければならない。 (4) 掘進中は掘進速度、湧水・逸水量、スライムの状況等に注意し、変化の状況を記録しなければならない原位置試験、サンプリングの場合はそれに先立ち、孔底のスライムをよく除去するものとする。 (5) 未固結土で乱れの少ない試料採取を行う場合には、土質及び締まり具合に応じたサンプラーを用い、採取率を高めるように努めなければならない掘進中は掘進速度、湧排水量、スライムの状況等に注意し、変化の状況を記録しなければならない。 (6) 孔内水位は、毎作業日、作業開始前に観測し、観測日時を明らかにしておかなければならない未固結土で乱れの少ない試料採取を行う場合には、土質及び締まり具合に応じたサンプラーを用い、採取率を高めるように努めなければならない。 (7) 岩盤ボーリングを行う場合は、原則としてダブルコアチューブを用いるものとし、コアチューブの種類は岩質に応じて適宜使い分けるものとする孔内水位は、毎作業日、作業開始前に観測し、観測日時を明らかにしておかなければならない。 (8) コアチューブはコアの採取毎に水洗いして、残渣を完全に除去しなければならない岩盤ボーリングを行う場合は、原則としてダブルコアチューブを用いるものとし、コアチューブの種類は岩質に応じて適宜使い分けるものとする。 (9) 掘進中は孔曲がりのないように留意し、岩質、割れ目、断層破砕帯、湧水漏水等に充分注意しなければならない。特に湧水については、その量のほか、必要があれば水位(被圧水頭)を測定するものとするコアチューブはコアの採取毎に水洗いして、残さを完全に除去しなければならない。 (10) 試料を採取するオールコアボーリング※1の場合は、詳細な地質状況の把握が行えるよう、観察 に供するコアを連続的に採取することとする。 試料を採取しない場合はノンコアボーリング※2を行うこととする。 ノンコアボーリング又はオールコアボーリングの適用は特記仕様書による掘進中は孔曲がりのないように留意し、岩質、割れ目、断層破砕帯、湧水漏水等に充分注意しなければならない。特に湧水については、その量のほか必要があれば水位(被圧水のヘッド)を測定するものとする※1 オールコアボーリングとは、観察に供するコアを連続的に採取するボーリングで、試料箱(コア箱)に納め、採取したコアを連続的に確認し、詳細な地質状況の把握が可能なものをいう(11) 掘進方向は、特に指示の無い限り鉛直方向とする※2 ノンコアボーリングとは、コアを採取しないボーリングで、標準貫入試験及びサンプリング(12) 基準となる高さ(深度0m)の標示杭等は孔口付近に明示しておくものとする。 (13) コア採取を目的とするボーリングにあっては、次の各号に掲げる事項によるものとする。 1) コアを採取する際には、採取を始める深さまで送水により洗孔し、孔中のスライムを排出させた後採取するものとする。ただし、洗孔することで孔内を乱すおそれがあると判断される場合は、監督職員と協議するものとする。 2) コアの採取率は100%を目標とする。 3) コアに破損をきたすようなロッドの昇降又は給水圧の大幅な変動は、行ってはならない。ただし、事故を生ずる恐れのある場合はこの限りでない。 4) 採取したコアは、コア箱(原則として内長1m程度で5m分のコアが収納できるもの。)に丁寧に収め深度を明記する。その際、1回のコア採取長ごとに深度を明記した仕切板を入れておくものとする。又、風化しやすい岩石、粘土等は乱さないようにし、速やかにコア写真の撮影を行い必要に応じビニル等を巻いて保存する。なお、採取できなかった区間及び試験に供するためにコアを使用したところは、その旨表示し空けておくものとする。また、一時的に他の容器に保存し、ボーリング終了後整理してコア箱に並べかえることは、採取したコアの配列を間違える可能性があるのでこれを禁止する。 5) コア写真は、カラーパネル等を添えて真上から適切な距離で撮影し、地質の状況が正確に把握できるものでなければならない。 6) コア箱の表と横には、調査件名、孔番号、採取深度及びその他必要事項を記入するものとする。 7) 採取されたコアは乾湿、凍結割れ等の変形、変質を防ぐよう留意し、コア箱は保護覆いのある場所に一括して保管する。 8) スライムは、その旨記入したビニル袋に地点、深度などを記入して監督職員の指示があるまで保管し、コア箱の中に並べてはならない。 (14) ノンコアボーリングは、原則として1mごと又は岩質の変わるごとにスライムを採取し、深度を明記した試料ビン等に保存するものとする。 (15) 水平ボーリングを施工する場合のケーシングの挿入段数、仕上げ方法等は、仕様書等によるものとする。 1) 排水量を測定する場合は、掘削直後から排水量が徐々に減り、一定量になるまで測定する。

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掘 進. (1) (1) 掘進は地下水位の確認が出来る深さまで原則として無水掘りとする。 (2) 孔口はケーシングパイプ又はドライブパイプで保護するものとする。 (2) 崩壊性の地層に遭遇して掘進が不可能になる恐れのある場合は、泥水の使用、若しくはケーシングパイプの挿入により孔壁の崩壊を防止しなければならない(3) 崩壊性の地層に遭遇して掘進が不可能になる恐れのある場合は、泥水の使用、もしくはケーシングパイプの挿入により孔壁の崩壊を防止しなければならない(3) (4) 原位置試験、サンプリングの場合はそれに先立ち、孔底のスライムをよく除去するものとする。 (4) 掘進中は掘進速度、湧水・逸水量、スライムの状況等に注意し、変化の状況を記録しなければならない(5) 掘進中は掘進速度、湧水量・逸水量、スライムの状況等に注意し、変化の状況を記録しなければならない(5) (6) 未固結土で乱れの少ない試料採取を行う場合には、土質及び締まり具合に応じたサンプラーを用い、採取率を高めるように努めなければならない。 (6) (7) 孔内水位は、毎作業日、作業開始前に観測し、観測日時を明らかにしておかなければならない。 (7) 岩盤ボーリングを行う場合は、原則としてダブルコアチューブを用いるものとし、コアチューブの種類は岩質に応じて適宜使い分けるものとする(8) 岩盤ボーリングを行う場合は、原則としてダブルコアチューブを用いるものとし、コアチューブの 種類は岩質に応じて適宜使い分けるものとする(8) (9) コアチューブはコアの採取毎に水洗いして、残渣を完全に除去しなければならない。 (9) 掘進中は孔曲がりのないように留意し、岩質、割れ目、断層破砕帯、湧水漏水等に充分注意しなければならない。特に湧水については、その量のほか、必要があれば水位(被圧水頭)を測定するものとする(10) 掘進中は孔曲がりのないように留意し岩質、割れ目、断層破砕帯、湧水漏水等に充分注意しなければならない。特に湧水については、その量のほか、必要があれば水位(被圧水頭)を測定するものとする(10) 試料を採取するオールコアボーリング※1の場合は、詳細な地質状況の把握が行えるよう、観察 に供するコアを連続的に採取することとする(11) 試料を採取するオールコアボーリング※1の場合は、詳細な地質状況の把握が行えるよう、観察に供するコアを連続的に採取することとする。 試料を採取しない場合はノンコアボーリング※2を行うこととする。 ノンコアボーリング又はオールコアボーリングの適用は特記仕様書による。 ※1 オールコアボーリングとは、観察に供するコアを連続的に採取するボーリングで、試料箱(コア箱)に納め、採取したコアを連続的に確認し、詳細な地質状況の把握が可能なものをいうオールコアボーリングとは、観察に供するコアを連続的に採取するボーリングで、試料箱 (コア箱)に納め、採取したコアを連続的に確認し、詳細な地質状況の把握が可能なものをいう。 ※2 ノンコアボーリングとは、コアを採取しないボーリングで、標準貫入試験及びサンプリングノンコアボーリングとは、コアを採取しないボーリングで、標準貫入試験及びサンプリング(採取試料の土質試験)等の併用による地質状況の把握が可能なものをいう。

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