20.本規約で「情報通知サイト」とは、当社がインターネット上に設置するWeb サイトを言います。当社は、情報通知サイトでお客様に対して利用契約に関わる各種の通知を掲載します。
「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップ利用規約
この規約は、お客様がエヌ・デーソフトウェア株式会社の「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップを利用するための契約条件を定めた規約です。この規約に同意戴けない場合、お客様は「ほのぼの」シリーズオンラインバックアップを利用することができませんので、利用契約を締結する前に必ず内容をご一読戴きますよう、お願い申し上げます。
第1条 定義
1.「本規約」とは、この規約を言います。
2.「別紙仕様表」とは、この規約の【別掲】として添付された「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップ仕様表を言います。
3.本規約で「本サービス」とは、「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップを言います。本サービスは、インターネット上で提供されるストレージサービスで、その詳細な仕様は別紙仕様表に記載の通りとします。
3.本規約で「対応ソフトウェア」とは、当社が開発販売する「ほのぼの」シリーズソフトウェアのうち、本サービスに対応したソフトウェアを言います。対応ソフトウェアは別紙仕様表に定義の通りとします。
4.本規約で「利用契約」とは、お客様が当社から本サービスの提供を直接受けるため、お客様と当社との間の本規約の条件の合意を言います。
5.本規約で「当社」とは、エヌ・デーソフトウェア株式会社を言います。
6.本規約で「お客様」とは、当社が本サービスの最終利用者として承認した法人格を有する者を言います。但し、親会社、子会社、関連会社、フランチャイズ先又は業務委託先等、お客様に関わりのある者であるといえども、お客様と別個の法人格を有する者はお客様とは見なされないものとします。
7.本規約で「リース契約」とは、お客様と指定リース会社との間の本サービスの給付請求権又は本サービスの給付請求権が付帯する商品を目的物とするリース契約を言います。
8.本規約で「指定リース会社」とは、お客様がリース契約の相手方として自ら指定したリース会社を言います。
9.本規約で「サービス提供設備」とは、本サービスの提供に必要なサーバ等の電気通信設備を言います。
10.本規約で「対象コンピュータ」とは、お客様が運用している対応ソフトウェアに内蔵のデータベースマネジメントシステムがインストールされたコンピュータで、本サービスの対象となるものを言います。なお、対象コンピュータの数量は、当該データベースマネジメントシステム上で稼働するインスタンス数量と同一とします。
11.本規約で「バックアップデータ」とは、お客様がサービス提供設備上に送信又は保管する対象コンピュータのデータベースマネジメントシステムに格納されたデータの複製物を言います。
12.本規約で「エージェントソフトウェア」とは、対象コンピュータにインストールされ、バックアップデータの作成およびサービス提供設備への送信を行うソフトウェアを言います。
13.本規約で「インターネット接続サービス」とは、お客様が対象コンピュータからサービス提供設備に接続するために必要となるインターネット接続を提供する電気通信サービスを言います。インターネット接続サービスは、アクセス回線事業者が提供するアクセス回線サービス、及びインターネットサービス事業者が提供するサービスを総称するものとします。
14.本規約で「利用場所」とは、当社がお客様に本サービスの利用を承認する場所を言います。
15.本規約で「ライセンス」とは、お客様が利用契約に基づき、対象コンピュータ1台で本サービスを利用できる権利を言います。
16.本規約で「ライセンスキー」とは、お客様の有するライセンスを識別するための符号を言います。当社は、各ライセンスにつき当該ライセンスを一意に識別できるライセンスキーを発行します。
17.本規約で「ライセンスパスワード」とは、サービス提供設備上でお客様がライセンスキーの正当な所有者であることを認証するための符号を言います。当社は、各ライセンスキーにつき、当該ライセンスキーと組になるライセンスパスワードを発行します。
18.本規約で「認証情報」とは、xxxxxxxとライセンスパスワードの正しい組合せを言います。
19.本規約で「ライセンスキー・パスワード通知書」とは、当社がお客様の有するライセンスに対応する認証情報を通知する目的で、お客様に別途交付する書面を言います。
20.本規約で「情報通知サイト」とは、当社がインターネット上に設置するWeb サイトを言います。当社は、情報通知サイトでお客様に対して利用契約に関わる各種の通知を掲載します。
21.本規約で「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)を言います。
22.本規約で「知的財産権」とは、著作権、産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権又は商標権を言い、これらを出願する権利、及びこれらを受ける権利を含む)、不正競争防止法(平成5年5月19日法律第47号)第2条の営業秘密、及びその他の知的財産権を総称して言います。
23.本規約で「前提環境条件」とは、当社が本サービスを使用するお客様に整備を求めるハードウェア要件、ソフトウェア要件、ネットワーク要件、その他全ての要件を言います。当社は、これらを本規約、別紙仕様書の各条項で指定する他、当社がお客様に交付したドキュメント、当社がWebページ等で公開した情報も含まれるものとします。
第2条 利用契約の成立
1.利用契約は、当社がお客様のライセンスの有効期間の開始日が到来した時点で有効に成立し、直ちに発効するものとします。お客様は、利用契約の成立時、当該利用契約に本規約の全条項が適用されることに同意したものと見なされます。なお、リース契約に係わる目的物の引渡完了日は、利用契約の成立日と同一とします。
2.お客様が本規約の条項の一つにでも同意できない場合は、本条第1項の利用契約は成立しないものとします。この場合、お客様は直ちにその旨を当社に書面で通知すると共に、本サービスを一切使用してはならないものとします。尚、利用契約の不成立によってお客様又は第三者が被った損害について、当社及びに指定リース会社は一切責任を負わないものとします。
3.利用契約の内容は、別紙仕様表に記載された事項も含み、本規約に明示的に記載された事項をもってその全てとします。
4.利用契約には、お客様に対する本サービスの提供、第11条第1項の運用サポートの提供以外の一切のサービス提供が含まれないものとします。利用契約に含まれないサービスには、端末機器に対する端末機器用ソフトウェアのインストール及びシステム認証情報等の設定作業、操作説明、前提環境条件の準備又は維持等が含まれますが、これらに限られないものとします。
第3条 本規約の変更
当社は、本規約の内容を変更する場合、変更後の規約を情報通知サイトに掲載するものとします。お客様は変更内容に同意できない場合、当社による掲載がなされてから1ヶ月以内に当社に異議申し立てを行った上、変更箇所について取り扱いを協議、決定するものとします。お客様から異議申し立てなく、当社による掲載がなされてから1ヶ月が経過した時点で、お客様との本規約の変更内容が反映されるものとします。
第4条 利用契約の終了
1.本サービスは対象であるライセンスの有効期間の満了、又はリース契約の失効のいずれか早い時点で終了するものとします。
2.当社は、前項の他、第14条に該当する場合、前項の有効期間が満了する前といえども、本サービスを終了させることができるものとします。
3.当社は、お客様と締結済の全ての本サービスが終了した後、任意の時点でサービス提供設備からバックアップデータを消去できるものとします。また、当社は、サービス提供設備に記憶されたバックアップデータをお客様に対して返却する義務はないものとします。
4.当社、当社の販売店及び指定リース会社は、次の各号に該当する場合といえども、その事由の如何を問わず、お客様が既に当社又は指定リース会社に支払済の本サービスの提供料金を一切返還する義務を負わないものとします。
(1) お客様が自己の都合で利用契約の終了前に本サービスの利用を中止した場合
(2) 当社が本規約の定めにより利用契約を解除した場合
(3) 指定リース会社が本サービスの給付請求権を目的物としたリース契約を解除した場合
5.お客様は、前項各号に該当した場合といえども、指定リース会社との間で締結した本サービスの給付請求権又は本サービスの給付請求権が付帯する商品を目的物としたリース契約上の残存債務の支払を免れないものとします。
第5条 自己責任の原則
1.お客様は、本サービスの使用に伴い、自己の責に帰すべき事由で第三者(お客様が展開するサービスの利用者を含み、国内外を問いません)に対して損害を与えた場合、又は第三者からクレーム等の請求がなされた場合、自己の責任と費用をもって処理、解決するものとし、当社及び指定リース会社に一切の迷惑をかけず、又は費用を請求しないものとします。お客様が本サービスの利用に伴い、第三者から損害を被った場合、又は第三者に対してクレーム等の請求を行う場合においても同様とします。
2.バックアップデータについては、お客様の責任でサービス提供設備に送信又は記憶されるものであり、当社及び指定リース会社はその内容等についていかなる保証も行わず、一切の責任を負わないものとします。
3.お客様は、故意又は過失により当社又は指定リース会社に損害を与えた場合、その賠償責任を負うものとします。
4.お客様は、自己の責任と費用をもって、前提環境条件を満たし、維持しなければならないものとします。
5.お客様が本条の規定を履践しないことによって、お客様が損害を被った場合といえども、当社及び指定リース会社は一切の責任を負わないものとします。
第6条 本サービスの性質
1.お客様は、次の各号の事項を理解し、同意の上、本サービスの提供を受けるものとします。
(1) 本サービスは、インターネット接続サービスを含み、サービス提供品質の保証がないベストエフォート型の環境を組合せて構成されるオンラインサービスです。
(2) 当社は、本サービスの品質維持について善良なる管理者の注意義務を払うとともに商業的に合理的な努力を行います。但し、前号の性質により、時間の経過、環境の変化等に伴い、本サービスの品質に大きな変化や一時的な使用不能が生じる場合があります。
(3) 当社及び指定リース会社は、インターネット及びコンピュータに関する技術水準、通信回線等のインフラストラクチャーに関する技術水準及びネットワーク自体の高度な複雑さにより、現在の一般的技術水準をもっては本サービスに完全に瑕疵のないことを保証することはできません。
2.当社は、サービス提供設備について障害があることを知ったときは、すみやかに当該障害を修理若しくは復旧します。但し、本項は当社に復旧までに要する時間の表示、保証責任を負わせるものではありません。
3.当社は、本サービスに関して保守、運営、技術又は法令上の理由により必要であると判断した場合、バックアップデータについて、監視、分析又は調査等の必要な行為を行うことができるものとします。
第7条 本サービスの提供時間
1.お客様は、利用契約が有効な期間、週7日、1日24時間、本サービスを使用することができるものとします。但し、本項はいかなる場合においても本サービスが無停止で提供されることを約束するものではありません。本サービスの提供が一時中断する場合の規定は、第12条に記載の通りとします。
2.第11条第1項に規定するサポート受付窓口の開設時刻は、祝日又は当社が事前に規定し通知するその他休日を除く月曜日から金曜日の午前9時00分から午後5時30分までとします。
第8条 ライセンスの新規発行
1.お客様が当社又は当社の販売店と本サービスの給付請求権を目的物とする売買契約を締結した場合、当社は当該売買契約の納入期日までにお客様の新規ライセンスを発行し、当該ライセンスに関するライセンスキー・パスワード通知書をお客様に交付するものとします。
2.お客様が指定リース会社と本サービスの給付請求権をリース物件とするリース契約を締結した場合、当社はリース契約に基づく納入期日までに、お客様の新規ライセンスを発行し、当該ライセンスに関するxxxxxxx・パスワード通知書をお客様に交付するものとします。
第9条 本サービスの利用
1.当社は、お客様が正当に有するライセンスに基づき本サービスを利用することを許諾します。
2.お客様は、各ライセンスにつき、特定の対象コンピュータ1台で本サービスを利用することができます。
3.当社は、お客様が前項の対象コンピュータにエージェントソフトウェアをインストールし、使用することを許諾します。ただし、お客様はエージェントソフトウェアに関して次の各号に該当する事項を行ってはならないものとします。
(1) 当社所定の前提環境条件を逸脱した動作環境下においてエージェントソフトウェアを使用すること
(2) 関連マニュアルの記載内容に反した方法でエージェントソフトウェアを使用すること
(3) エージェントソフトウェアに対するリバースエンジニアリング(逆コンパイル、逆アセンブルなどを含むが これらに限定されない)を行うこと
(4) エージェントソフトウェアの一部または全部を複製、改変、翻訳または翻案すること、ならびにエージェントソフトウェアの二次著作物を作成すること。ただし、対象コンピュータにエージェントソフトウェアを適正にインストールする場合およびエージェントソフトウェアをお客様自身のバックアップ目的で一部に限り複製する場合を除外します
(5) エージェントソフトウェアの一部または全部をお客様以外の第三者に対して譲渡、貸与、使用許諾し、又は担保に供すること
4.お客様の対象コンピュータに対するエージェントソフトウェアのインストール及び認証情報等の設定作業はお客様が行うものとしますが、別途当社およびその他第三者に作業を委託することもできるものとします。当社が当該作業の委託を受ける場合は有償対応となります。
5.お客様は、自己の有するライセンスの認証情報を含み、当社がお客様に提供する情報を、第三者に開示、貸与、共有しないとともに、第三者に漏洩することのないよう厳重に管理するものとします。これらの情報の管理不備、使用上の過誤、第三者の不正使用等によりお客様又は第三者が損害を被った場合といえども、当社及び指定リース会社は一切の責任を負わないものとします。
6.当社は、お客様の認証情報を有する対象コンピュータで行われた行為を全てお客様が行った行為と見なすものとします。従って、お客様は第三者が不正に使用することのないよう、善良なる管理者の注意義務をもって対象コンピュータを管理すると共に、対象コンピュータを紛失等した場合は、所定の方法に従って、速やかに当社に通知しなければならないものとします。
第10条 本サービスの利用場所
1.本サービスの利用場所は、日本国内のみとします。
2.お客様が日本国外で本サービスを利用したことにより、お客様が損害を被った場合といえども、当社及び指定リース会社は一切の責任も負わないものとします。
3.お客様が日本国外で本サービスを利用したことにより、当社、指定リース会社又は第三者が損害を被った場合、お客様はその賠償責任を負うものとします。
第11条 本サービスに関わるサポートの提供
1.当社は、お客様に対して、本サービスの使用方法や技術的問合せに対する電話サポートを提供します。当社が提供する本サービスに関る運用サポートはこのことを全てとします。
(1) 当社フリーダイヤルへの電話若しくはファクシミリ(当社指定用紙)、又は当社がインターネット上に設置するお客様専用のサポートページにおける、本サービスに関する使用方法及び技術的問合わせへの対応
(2) サポートページにおける本サービス利用に関する支援情報の公開
(3) オンラインリモートメンテナンスによる次の①~③の対応
① 障害対応
② バックアップデータのリストア作業(対象コンピュータで対応ソフトウェアが利用可能な状態であることを前提とする)
③ その他、緊急時のオペレ-ション対応
(4) 障害改修プログラムの提供。
2.前項の対応は、当社がお客様の問合せを受付した後、当社からお客様に返電をすることによって行うことを原則とし、問合せ受付から返電までの応答時間は保証されないものとします。
3.第1項におけるオンラインリモートメンテナンスによるサポートを実施するための環境は、当社所定の環境をお客様の責任と費用負担で整備して戴くことを前提とし、当該整備がなされていないことにより、お客様に発生する不都合、損害等に当社は一切の責任を負わないものとします。
4.訪問対応によるサポートを行う場合は、購入済みの給付請求権とは別途有償対応とし、当社がお客様に対して費用を見積ります。
第12条 本サービスの提供の一時中断
1.当社は、次の各号に掲げる一にでも該当する場合、お客様の有するライセンスに対して提供する本サービスの全部又は一部を一時中断することができるものとします。
(1) サービス提供設備の保守を定期的又は緊急に行う必要がある場合
(2) サービス提供設備に対する工事(設備増強等)を実施する場合
(3) サービス提供設備に障害が発生した場合
(4) 天災、地変その他の非常事態が発生した場合
(5) その他、当社が本サービスの提供を一時中断することが望ましいと判断した場合
2.当社は、前項に基づき本サービスを一時中断する場合、その理由及び実施日時を情報通知サイト又はその他の方法でお客様に予め通知するように努力するものとします。但し、本サービスを緊急に一時中断する必要がある場合、又は障害等で本サービスが一時中断した場合にはこの限りではなく、当社は事後において速やかにお客様にその事実を通知するものとします。
3.本条第1項各号に該当する事項によって本サービスの提供が一時中断した結果、お客様又は第三者が損害を被った場合といえども、当社及び指定リース会社は一切の責任も負わないものとします。
4.本条第1項各号の該当する事項によって本サービスの提供が一時中断した場合といえども、お客様の有するライセンスの有効期間は延伸しないものとします。
第13条 本サービスにおける禁止事項
1.お客様は、本サービスの利用に関わり、次の各号に該当する行為を一切行ってはならないものとします。尚、本条における「第三者」には当社及び指定リース会社も含まれるものとします。
(1) 第三者の知的財産権を侵害する行為又はその虞がある行為(逆コンパイル、逆アセンブル等のリバースエンジニアリング等、本サービスの解析行為を含む)
(2) 第三者の財産・プライバシー又は肖像権を侵害する行為、又はその虞がある行為
(3) 第三者を差別し、若しくは誹謗中傷し、又はその名誉若しくは信用を毀損する行為
(4) 詐欺罪等の刑事犯罪に関連する行為又はその虞のある行為
(5) 法令、条例等に違反する行為若しくは公序良俗に反する行為(売春、暴力、虐待行為、自殺予告等)
(6) 無限連鎖講(いわゆるねずみ講)を開設し、又は加入を勧奨する行為
(7) 第三者の情報を不当に改竄、又は消去する行為
(8) 第三者になりすまして本サービスを使用する行為
(9) コンピュータ・ウィルス等の有害なコンピュータプログラム等をサービス提供設備に送信し又は記憶する行為
(10) 第三者に広告、宣伝若しくは勧誘の情報、又は第三者が嫌悪感を抱くと認められる、若しくはその虞のある情報をサービス提供設備に送信し又は記憶する行為
(11) サービス提供設備を含む第三者の設備又はインターネット接続サービスの使用若しくは運用に支障を与える行為、又は過大な負荷をかける行為、並びにその虞のある行為
(12) 対価を得るか否かを問わず、本サービスの一部又は全部を第三者のために再提供(売買、レンタル、リース、貸与、譲渡等を含むがこれに限らない)する行為、又は他の商用サービスに組み込む行為
(13) その行為が前各号のいずれかに該当することを知って、その行為を助長する態様で当該情報の紹介又は掲載を行う行為
(14) その他当社が不適切と判断する行為
2.お客様は、前項各号の該当する行為がなされたことを知った場合、又はなされる虞があると判断した場合、直ちに当社に通知しなければならないものとします。
3.当社は、バックアップデータが本条第1項各号に該当する行為に関連する情報であると判断した場合、お客様に何ら通知を要さず、当該バックアップデータを削除することができるものとします。
4.本条の規定は、当社又は指定リース会社に、お客様の行為又はバックアップデータを監視する義務を負わせるものではないものとします。
第14条 ライセンスの一時停止又は廃止
1.当社は、お客様に次の各号に掲げる事項のいずれかに該当した場合、何ら催告を要さずに本サービスを終了し、お客様の有するライセンスを廃止することができるものとします。
(1) お客様が当社へ申告した自らに関する情報に重大な虚偽があることが発見された場合
(2) お客様の行為が第13条第1項に該当する禁止行為のいずれかに抵触した場合
(3) お客様が本サービスに関する支払債務の履行遅延又は不履行を一回でも行った場合
(4) お客様が実在しない場合、又は業務を停止している虞があると当社が判断した場合
(5) お客様が仮差押、差押、競売、破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始若しくは特別清算開始の申立をし、事業解散し、又は事業を廃止した場合
(6) お客様が振り出した小切手が不渡りになった場合
(7) お客様が手形交換所の取引停止処分を受けた場合
(8) お客様が反社会的勢力に属している場合又は過去に属していたと当社が判断した場合
(9) お客様が公租公課の滞納処分を受けた場合
(10) その他、お客様が利用契約に違反した場合であって、当社が書面で催告をしたにも関わらず、合理的な期間内に当該違反の状態が完全に解消されない場合、又は当該違反の程度が重大である場合
2.当社は、自らの判断に基づき、前項の契約解除に代え、お客様の有するライセンスを一時停止することができるものとします。お客様は、この場合、自らの有するライセンスを一時停止された事由を速やかに解消しなければならないものとし、当社は、当該事由が完全に解消されない場合、何ら催告を要さずに本サービスを終了し、お客様の有するライセンスを廃止することができるものとします。
3.当社が本条前項までの規定に基づきお客様の有するライセンスを一時停止し又は廃止したことによって、お客様又は第三者が損害を被った場合といえども、当社及び指定リース会社は一切の責任も負わないものとします。
第15条 再委託
当社は、お客様に対する本サービスの提供に関して必要となる業務の一部又は全部を当社の裁量にて、第三者に再委託することができるものとします。この場合、当社は当該再委託先(以下、「再委託先」といいます)に対し、第16条及び第17条の他、当該再委託業務遂行について本規約所定の当社
の義務と同等の義務を負わせるものとします。
第16条 秘密保持義務
1.お客様及び当社は、利用契約の履行上、相手方より提供を受けた技術上又は営業上その他業務上の情報(以下、「秘密情報」といいます)を第三者に開示又は漏洩しないものとします。但し、相手方からあらかじめ書面による承諾を受けた場合及び次の各号のいずれかに該当する情報についてはこの限りではありません。
(1) 秘密保持義務を負うことなく既に保有している情報
(2) 秘密保持義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
(3) 相手方から提供を受けた情報によらず、独自に開発した情報
(4) 利用契約等に違反することなく、かつ、受領の前後を問わず公知となった情報
2.当社は、前項の情報のうち、法令の規定に基づき又は権限ある官公署からの要求により開示すべき情報を、当該法令の規定に基づく開示先又は当該官公署に対して開示することができるものとします。この場合、当社は、関連法令に反しない限り、当該開示前に開示する旨をお客様に通知するものとし、開示前に通知を行うことができない場合は開示後速やかにこれを行うものとします。
3.当社は、必要と認めた場合には、第15条所定の再委託先に対して、再委託のために必要な範囲で、お客様から事前の書面による承諾を受けることなく秘密情報を開示することができます。但しこの場合、当社は再委託先に対して、本条に基づき当社が負う義務と同等の義務を負わせるものとします。
4.本条の規定は、利用契約の終了後も有効に存続するものとします。
第17条 個人情報の取扱い
1.当社は、本サービスの提供上お客様より預託を受けた個人情報を本サービスの提供のため必要な範囲内でのみ使用し、当社と再委託先以外の第三者に提供しないとともに、個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)、その他関連法令を遵守するものとします。
2.個人情報の取扱いについては、第16条第2項乃至第4項の規定を準用するものとします。
第18条 権利の帰属
1.本サービスに関する知的財産権は全て当社、又は当社の調達先に帰属し、利用契約の締結により、その一部又は全部がお客様に譲渡され、又は許諾されるものではありません。
2.当社は、お客様に対して本サービスが第三者の権利を侵害していないことを保証し、お客様に対して第三者が権利侵害のクレームを提起した場合は、当社は自己の責任と費用負担においてこれを解決し、お客様に迷惑をかけないものとします。
第19条 責任の限定
1.当社が利用契約の履行に関して、お客様に対して負う損害賠償責任の範囲は、債務不履行責任、不法行為責任、その他法律上の請求原因の如何を問わず、当社のサービス提供行為を直接的な原因として、お客様が現実に被った通常生ずべき損害に限定されるものとします。当社の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、間接的な損害、又は逸失利益について、当社はいかなる責任も負わないものとします。尚、原因の如何を問わず、当社が負うべき損害賠償責任の上限金額は総額で、次の各号の金額のうちいずれか少額の金額とします。
(1) 本サービスの給付請求権の売買代金 1ヶ月分相当額(※) ✕ 損害賠償請求の原因となった事由が発生した累積月数 なお、端数が生じた場合は10円単位で切り捨てとします。
※本サービスの給付請求権の売買代金を、ライセンスの有効期間月数で除して得られる金額
(2) 本サービスの給付請求権の売買代金
2.本条前項までの規定に関わらず、当社は次の各号に掲げるいずれかの事由によりお客様に発生した損害については、債務不履行、不法行為、その他法律上の請求原因の如何を問わず賠償の責任を負わないものとします。但し、当社の故意又は重過失による場合を除きます。
(1) 地震、台風、洪水、火災、噴火等の天変地異、暴動、内乱、法律の制定・改廃、公権力による命令・処分、同盟罷業、その他の争議行為、輸送機関の事故、停電その他の不可抗力
(2) 前提環境条件の一部又は全部の不備、使用不能又は性能不良等
(3) サービス提供設備やインターネット接続サービスの応答性能、品質の変化(改善若しくは劣化、変化の程度、又は変化の緩急によらない)、又は一時的な使用不能(但し、当社の故意又は重過失により、本サービスが全く使用不能な状態が計48時間以上継続した場合は除く)
(4) 前号の他、当社が合理的と認められるセキュリティ対策を履践した上、尚、防御することができないサービス提供設備へのサイバー攻撃
(5) 当社が規定する本サービスの利用手順等をお客様が順守しないこと
(6) サービス提供設備のうち、当社の製造に係らないソフトウェア(オペレーティングシステム、ミドルウェア、データベース)に関して、当社が善良なる管理者の注意義務をもってしても予期することができない不具合
(7) 電気通信事業者の提供する電気通信回線又は電気通信サービスの障害
(8) 刑事訴訟法第218条、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律の規定に基づく強制の処分その他裁判所の命令若しくは法令に基づく強制的な処分
(9) 本規約で当社が責任を負わないことが規定された事項
(10) その他当社の故意又は重過失に帰すべからざる事項
4.お客様は、本条第1項の範囲で、本サービスの利用に関して生じた損害賠償を請求する場合、原則として、当社に対して請求するものとします。
5.指定リース会社は、本サービスに関して、原因の如何を問わず、お客様、当社及び第三者が被った一切の損害について、何ら責任を負わないものとします。
第20条 権利義務の譲渡禁止
お客様は、当社及び指定リース会社の事前の書面による同意なくして、利用契約上の自己の地位を第三者に承継させ、あるいは利用契約から生じる権利義務の一部又は全部を第三者に譲渡し若しくは引き受けさせ又は担保に供してはならないものとします。
第21条 準拠法
本規約及び利用契約の成立、効力、履行及び解釈に関する準拠法は、日本法とします。
第22条 使用言語
本規約及び利用契約の成立、効力、履行及び解釈を行う使用言語は、日本語とします。
第23条 裁判管轄
当社とお客様の間で訴訟の必要が生じた場合には、東京地方裁判所をもって合意による第一審の専属管轄裁判所とします。
第24条 協議等
本規約に規定がない事項及び本規約の規定に疑義が生じた場合は、当社とお客様の両者が誠意をもって協議の上、解決することとします。尚、本規約の何れかの部分が無効である場合でも、利用契約には一切影響がないものとし、かかる無効の部分については、当該部分の主旨に最も近い有効な規定を無効な部分と置き換えるものとします。
以上
この規約は、平成26年3月1日より実施します。山形県南陽市和田3369番地
エヌ・デーソフトウェア株式会社
「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップ仕様表
本仕様表は、エヌ・デーソフトウェア株式会社(以下、「当社」といいます)が提供する「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップ(以下、「本サービス」といいます)について当社が公開している仕様(以下、「本サービス仕様」といいます)を記載した書面です。お客様は、本サービス仕様を十分にご理解戴いた上、本サービスをご利用戴きますようお願い申し上げます。本サービス仕様に関する疑問点または不明点は、随時、当社または本サービスの給付請求権の購入先である当社の販売パートナーまでお問い合わせ下さい。
1.定義
本仕様表で使用する用語の定義は、本仕様表で別途定義ない限り、「ほのぼの」シリーズ オンラインバックアップ利用規約の第1条に定められた用語の定義を準用します。
2.対応ソフトウェア
本サービスの対象となる「ほのぼの」シリーズソフトウェアは次の通りです。記載のないソフトウェアは、本サービスに対応しておりません。
介護保険対応版 ほのぼのNEXT | 地域包括支援センターシステム | 障害者総合支援法対応版 ほのぼのmore | 人事管理システム Ver.3 |
財務会計システム Ver.6 | 給与管理システム Ver.4 |
3.エージェントソフトウェア
エージェントソフトウェアは、「ほのぼの」シリーズソフトウェアのインストール時に合わせてインストールされる「ほのぼの管理コンソール」に、本サービスへの対応機能を付加・強化するソフトウェアです。対象コンピュータに求められる性能要件は、「ほのぼの」シリーズソフトウェアに求められる性能要件に準じます。
※一部、「ほのぼの管理コンソール」が含まれない「ほのぼの」シリーズソフトウェアがありますが、この場合、エージェントソフトウェアのインストール時に、「ほのぼの管理コンソール」が合わせて対象コンピュータにインストールされます。
4.本サービスの給付内容
対象コンピュータ
サービス提供設備
バックアップ機能
インターネット
ほのぼの
データベース
(1)
エージェント
ソフトウェア
(2)
バックアップデータ
バックアップデータ
(3)
バックアップデータ
(1) エージェントソフトウェアがお客様の設定条件(手動取得若しくは自動取得、取得頻度、取得履歴数、バックアップ先フォルダ)に従って、ほのぼのデータベースのバックアップデータをバックアップ先フォルダに作成します。エージェントソフトウェアに設定した取得履歴数を超過した場合、バックアップ先フォルダから古い履歴が削除されます。
※バックアップが正常に取得されていない状態では、サービス提供設備へのデータ転送が正常に行われないものとします。
※バックアップデータには、「ほのぼの」シリーズの全てのデータを含むものではありません。詳細は、「5.バックアップデータの取得に関する制限事項」をご確認ください。
※バックアップには、バックアップ先フォルダに最低5GBの空き容量が必要です。容量が不足する場合には、バックアップが失敗しますので、ご注意ください。
(2) エージェントソフトウェアが、第1号のバックアップ先フォルダに保管されたバックアップデータを、インターネットを経由してサービス提供設備に転送します。インターネット上の通信は暗号化された HTTPS プロトコルによって行われます。転送は、フルバックアップまたは差分バックアップのいずれかで行われます。転送上限量の超過またはタイムアウト等、転送に失敗した場合はお客様から戴いた通知先メールアドレスに失敗した旨を通知します。転送失敗時に再送処理は行われません。
(3) サービス提供設備ではフルバックアップ2履歴分までお客様のバックアップデータを預かります。サービス提供設備に既に2履歴保管された状態で新たなフルバックアップを
行うと、サービス提供設備から古い履歴が削除されます。
バックアップデータ
本サービスは、対象コンピュータ上に構築された「ほのぼの」シリーズソフトウェアの論理データベース(「ほのぼの」シリーズの各ソフトウェアと合わせて提供されるデータベースマネジメントシステム上に構築されたデータベースファイルを指し、以下、「ほのぼのデータベース」といいます)のバックアップデータを作成し、これを当社がインターネット上に設置・運営するサービス提供設備に自動転送し保管することによって、お客様先でほのぼのデータベースが破損しまたは喪失した場合に備えることを目的としたオンラインストレージサービスです。本サービスは、具体的には、次の各号に掲げる「バックアップ機能」「リストア機能」からなるサービスです。
フルバックアップ | エージェントソフトウェアに指定した固定日時(週に1回)に実施されます。または、差分バックアップに失敗した場合、 次回の差分バックアップ日時に差分バックアップに代えてフルバックアップが実施されます。エージェントソフトウェアが対象コンピュータに作成した最新のバックアップデータ全体をサービス提供設備に転送します。 | 1 回の転送で最大 2GBまで転送可能です。 これを超過した場合 は、失敗します。 |
差分バックアップ | エージェントソフトウェアに指定した固定日時(任意の曜日)に実施されます。差分バックアップでは、エージェントソフ トウェアは、前回に転送したバックアップデータ(フルバックアップおよび差分バックアップ)からの変更情報のみをサービス提供設備に転送します。 |
対象コンピュータ
サービス提供設備
リストア機能
インターネット
ほのぼの データベース
(5)
エージェント
ソフトウェア
(4)
バックアップデータ
(4) 当社のサポート受付窓口の開設時間に当社サポートセンターへお問い合わせ戴くことによって、サービス提供設備に保管されているお客様のバックアップデータを対象コン
ピュータにリストアさせて戴きます。ただし、リストア対象のバックアップデータの単位は、フルバックアップされたバックアップデータと、当該フルバックアップから次回フルバックアップまでに取得された差分バックアップの集合体とします。なお、当該リストアに伴い、サービス提供設備から対象コンピュータへバックアップデータのダウンロードが必要ですが、当社は必要に応じてお客様のご協力を求めることができるものとします。※誤操作を防ぐため、対象コンピュータへのリストア作業は当社で実施させて戴きます※
リストア可能な範囲 リストア可能な範囲
×
※一部の差分データを除いたバックアップデータのリストアはできません。
(5) お客様は、前号のリストアが完了したデータを「ほのぼの」シリーズソフトウェアの管理コンソールに基づき、ほのぼのデータベースにリストアすることができます。
※リストア対象となる「ほのぼの」シリーズソフトウェアおよびデータベースマネジメントシステムが、対象コンピュータにインストールされていることが必要です。
…
バックアップ バックアップ バックアップ
差分
次回フル 差分
…
バックアップ バックアップ
差分
フル
バックアップデータ
バックアップデータ
差分 バックアップ
5.バックアップデータの取得に関する制限事項
「ほのぼの」シリーズソフトウェアでは、一部、データベースマネジメントシステム内で保管されていないデータがあります。エージェントソフトウェアが取得するバックアップデータには、これらのデータを含め、「ほのぼの」シリーズの全てのデータが含まれているものではありません。エージェントソフトウェアでバックアップ取得されないデータについては、お客様で必要に応じて別途媒体にバックアップを取得して下さい。詳細については、別途添付の「※ご参考資料 オンラインバックアップ対象外データファイル一覧」をご確認ください。
6.ネットワーク環境について
本サービス(バックアップ機能、リストア機能)を利用するためには、対象コンピュータから任意のグローバル IP アドレスの 443 番ポートに対する TCP 通信がフィルタリングされていないことが必要です(プロキシの利用は可)。当社は、対象コンピュータからサービス提供設備への通信が可能であることを確認するため動作確認ツールを提供します。必ず、事前に動作確認ツールを使った通信試験を実施戴きますようお願い申し上げます。
平成30年8月8日山形県南陽市和田3369番地 エヌ・デーソフトウェア株式会社