応札方法. 1. 応札方法」
2.1 メインオークションへの応札
応札方法. 本オークションの応札は容量市場システムを通じて行います。具体的な登録手順等は、別途公表する「容量市場業務マニュアル」を参照ください。
応札方法. 24 (4)にて、応札容量については、期待容量を最大値とするとの記載であるが、調整係数は毎年度異なるため、それを用いて算出する期待容量も毎年度異なる。 そのため、制度適用期間中においては、応札容量が期待容量を上回る年度が発生することも考えられるが、その取扱い方が不明瞭。 容量確保契約容量=応札容量なのか、毎年度提示される調整係数により再計算がなされるものなのかによりペナルティの額も変 わってくるため明らかにして欲しい。
応札方法. 24 第5👉(5)が参照する「長期脱炭素電源オークションガイドライン」P7~9に関し、蓄電池の劣化を想定すると、落札した容量を 20年間維持するため、①蓄電所建設段階で、落札した容量を超える蓄電池を設置する、②PJ期間中に、蓄電池を追加取得する、③蓄電池のメンテナンス契約の中で、メンテナンス業者が入れ替えを行う又は追加設置する、3パターンが少なくとも想定されま す。
応札方法. 24 第5👉(5)が参照する「長期脱炭素電源オークションガイドライン」P7~9に関し、地代は運転維持費に明記されていないように見えます。土地を取得するのではなく、賃借を想定する場合、地代は運転維持費に含められる理解で宜しいでしょうか。 また、PJに真に必要なコストのうち、固定費に該当する部分は、基本的に運転維持費に含められる理解ですが、その理解で宜しかったでしょうか。 含むことが出来ない固定費がもしあれば、ご教示下さい。 地代(賃借料)については、運転維持費に含めることが可能です。 また、御意見の通り、PJに真に必要なコストのうち、固定費に該当する部分は、運転維持費として応札価格に含められます。 なお、建設費・運転維持費に含まれる項目について、発電所の建設又は維持管理に必要な固定費として電力・ガス取引監視等委員会に合理的に説明することができるのであれば、応札価格に計上できますが、個別の項目を 1 つ 1 つ明文化することは差し控えさせていただきます。 (本件は、電力・ガス取引監視等委員会に確認した結果を踏まえて回答しております。) 187
応札方法. 24 第5👉(5)が参照する「長期脱炭素電源オークションガイドライン」P7~9に関し、「建設費」に脚注として、「29 国や県・市町村から、応札対象の発電設備・蓄電池の初期投資に対して補助金を受けている場合は、その金額を控除。本制度で落札した後に、補助金を受けることは禁止(判明した場合は契約解除。水素・アンモニアのサプライチェーン支援制度・拠点整備支援制度は除 く。)。」と記載あります。 これは、同じ建設費、同じ運転維持費、同じ事業報酬でも、補助金の分だけ、オークション収入を下げて入札が可能なため、補助金をすでに受け取っている事業者が、入札において競争力を有するルールという理解で宜しかったでしょうか。 入札価格では補助金の有無は問わず、実際のオークション収入から補助金分を控除するという建付が、公平であるように思われま した。 ご理解のとおりです。 御指摘の方法を採用した場合、本制度での容量拠出金による負担が大きい方の案件が落札することになりかねないことから、適切ではないものと考えております。 (本件は、電力・ガス取引監視等委員会に確認した結果を踏まえて回答しております。)
応札方法. 24 第5👉、応札方法(1) システム登録を行った際、登録が問題なくされていることを確認するすべはあるのでしょうか?システムやネットワークのエラーをどの様にリジェクトすることができるのでしょうか? 容量市場システムに応札情報を登録した後、応札情報が登録された旨がメールにて通知されます。また、システム上で応札状況を確認することが可能です。詳細は別途公表する業務マニュアルをご確認ください。 190
応札方法. 24,25 応札価格の計算に当たり、事業会社の株主乃至株主子会社・関連会社がEPC(一部請負含む)、O&M(一部請負含む)及びその他本事業に関連するいかなる業務に対して対価を得た場合、事業報酬(WACC上限5%)の内数に含むように明記して頂きたい。 資本費、運転維持費は、発電所の建設又は維持管理に必要な固定費として電力・ガス取引監視等委員会に合理的に説明することができるのであれば、応札価格に算入可能です。 また、事業報酬は、入札時点において、将来の本制度対象費用のキャッシュフローベースの支出計画を作成し、税引前WACC5%が確保できる均等化コストと単純平均コストの差額で算定します。 そのため、落札事業者が、自身の株主、子会社等に業務を委託するか否かに関わらず、必要となるコストおよび事業報酬5%を上限に応札価格とすることができます。 なお、入札価格の監視では、建設費、人件費、修繕費、経年改修費、その他の委託費や消耗品費等について、競争を伴う入札や相見積りを行っている場合 は、原則その金額を適切な金額と認め、競争を伴う入札や相見積りを実施していない場合や特命発注を行う場合は、不当に高額な金額となっていないことを確認いたします。 (本件は、電力・ガス取引監視等委員会に確認した結果を踏まえて回答しております。) 192
応札方法. 25 (12)の応札価格については「長期脱炭素オークションガイドライン」を参照とありますが、ガイドラインの応札価格の監視方法に上限価格の算定にあたって用いた諸元の2倍の水準」を超えると合理的な理由を除きとありますが、蓄電池に限って考えると蓄電池の劣化率を考えた場合、供給力提供開始当初は3時間を下回ることが無い電池容量で設計しますが、10年も経過すると経年劣化で3時間が守れなくなり、蓄電池を総入れ替えも考えると、経年改修費で見込む必要がありますが、内訳的には運転維持費に含まれており、諸元等の2倍の水準を超えるとおもわれます。蓄電池に限ってはどのように蓄電池の劣化を考えて設備維持費を計 上するかをご教授願います。 経年改修費については、資源エネルギー庁に確認した結果、費用の性質として建設費と同様であることから、建設費に含めることとしてください、との見解を得ております。 この場合、設備・機器の想定使用期間が制度適用期間を跨ぐ(超える)場合は、制度適用期間に含まれる期間の比率で按分した金額のみに限定することが必要です。 (本件は、電力・ガス取引監視等委員会に確認した結果を踏まえて回答しております。) 193
応札方法. 25 応札価格の監視は、あくまでも落札者選定の過程で行われるもので、監視の結果、落札後に取り消しやオークション収入の減額がなされることはない理解ですが、その理解で正しいでしょうか。 仮に、落札後も取消やオークション収入の減額がなされるケースがある場合、どのような時にそのような事態が生じ、そのような 事態が生じるリスクはどの段階まで(いつまで)ございますでしょうか。 落札後は、リクワイアメントを満たさなければ本制度からの収入は減額されます。また、物価変動も毎年反映されますので、物価低下の場合は、収入が減額されることとなります。 194