「アートと対話」、「読書で人生を豊かにする」、「国際関係と平和」については、e ラーニング受講登録者であればインターネットに接続しているパソコンからいつでも受講できるe ラーニング授業も平行して行います。e ラーニング授業は対面式授業の2週間後に受講可能となります。 e ラーニング受講生も同様です。ただし、大学によっては、e ラーニング授業の受講を単位として認定することを検討中である場合もありますので、受講申込みの際に、所属大学が e ラーニング受講を単位として認めているかどうかを必ずご確認ください。
共同授業とは
共同授業とは首都圏西部大学単位互換協定に加盟している30大学・短期大学(以下、「大学」と略します)が連携して授業科
共同授業参加大学(五十xx)
ヤマザキ動物看護短期大学
山野美容芸術短期大学
横浜美術短期大学
目(総合講義)を開設し、各大学の講師がオムニバス形式で授業を実施するものです。講義テーマは多くの学生諸氏の「自分の好きな分野の知識を広げ、教養を深めたい」という希望を考慮し、現代社会が直面している課題の中から選びました。共同授業は出席回数など一定の条件を満たせば、所属する大学の単位として認定されます。
麻布大学 | xx短期大学 | 桜美林大学 | 大妻女子大学 | 神奈川工科大学 |
鎌倉女子大学 | xx大学 | 国学院大学 | 国士舘大学 | 相模女子大学 |
相模女子大学短期大学部 産能大学 | 松蔭大学 | 湘北短期大学 | ||
昭和音楽大学 昭和音楽大学短期大学部 | 女子美術大学 | 女子美術大学短期大学部 | ||
高千穂大学 | 玉川大学 | 田園調布学園大学 | 田園調布学園大学短期大学部 | |
東京工芸大学 | 東京女学館大学 | 東京xx短期大学 | 東京農業大学 xxxx女学院大学 |
出願資格
単位互換協定に加盟する全ての大学の学生が対象で、所属大学の許可を得ることができれば、誰でも受講することができます。ただし、大学によっては受講条件がありますので、所属大学にご確認ください。そのほか高校生の受講も可能です(詳細は所属高校にお問い合わせください)。
授業料等
授業料および受講手続き費用は無料です。
出願から受講開始までのスケジュール
1. オリエンテーション
受講希望者は、所属大学で実施される共同授業に関するオリエンテーションにご参加ください。
オリエンテーションは前・後期(春・秋学期)別々に個々の大学で行われますので、詳細は所属大学の教務課等にお問い合わせください。
2. 出願書提出締切日
受講希望者は、「共同授業・科目履修出願書」を下記期日までに所属大学窓口にご提出ください。なお、希望者が受講定員を超えたときは受講できないことがあります。
前期:平成18年4月10日(月)後期:平成18年6月30日(金)
3. 受講決定日
受講の決定は、下記期日までに所属大学から伝えられます。前期:平成18年4月25日(火)
後期:平成18年7月20日(木)
授業方法
共同授業は、4つの統一テーマをそれぞれ6回のオムニバス形式で行います。授業は、各大学の講師がそれぞれの専門分野から統一テーマに沿った内容で行います。学生諸氏には、各授業の最後に簡単なアンケート等を提出していただきます。
「アートと対話」、「読書で人生を豊かにする」、「国際関係と平和」については、e ラーニング受講登録者であればインターネットに接続しているパソコンからいつでも受講できるe ラーニング授業も平行して行います。e ラーニング授業は対面式授業の2週間後に受講可能となります。
単位認定
単位認定(2単位)は原則として、授業出席回数によることとしています。学生諸氏は、授業日数の3分の2(4日)以上出席しなければ単位認定の対象にはなりません。
e ラーニング受講生も同様です。ただし、大学によっては、e xxxxx授業の受講を単位として認定することを検討中である場合もありますので、受講申込みの際に、所属大学が e ラーニング受講を単位として認めているかどうかを必ずご確認ください。
成績の評価
協定会としては成績の評価を行いません。大学によりレポートや感想文などを課して評価を行う場合と、単位認定のみで評価を行わない場合があります。事前に所属大学にご確認ください。
その他
「共同授業履修生証」は、首都圏西部大学単位互換協定会事務局で開講前に発行し、所属大学から交付されます。共同授業を受講する際には履修生証を必ず携帯ください。
上記のほか、e ラーニング受講生には、事務局よりメールでIDとパスワード、ログインマニュアルが送付されます。
前期授業開始に「共同授業履修生証」の発行が間に合わない場合は、出願書のコピーを履修生証に替え受講してください。共同授業に関する情報は首都圏西部大学単位互換協定会のホームページ(xxxx://xxx.xxxxxxxxxxxxx.xx.xx/)に掲載しま
す。また、所属大学に設置されている「単位互換履修生用掲示板」でもお知らせします。休講などの情報がありますので、受講前には必ずご確認ください。
前期授業科目
総合講義 「環境と生活――21世紀を生きる」
1. 単 位 数 2単位
2. 開 講 日 程 平成18年4月15日(土)~7月8日(土) 隔週土曜日 全6回開講(1回180分)
13:30~16:40(間に10分の休憩を含む)
ただし、最終日は13:30~15:00(90分)でテーマ授業を行い、15:10~16:40(90分)でまとめ授業を行う。
3. 開 講 会 場 大妻女子大学 多摩キャンパス 人間関係学部棟1階 7127教室
〒206-8540 xxx多摩市xxx2-7-1 TEL. 042-372-9988 FAX.042-372-9115
4.受 講 定 員 200名(高校生30名を含む)
5.講 義 日 時
開講日 | 講 義 テ ー マ | 講 師 | 大 学 | 専 門 分 野 | |
4/15 | 1 | 公害から地球環境問題へ――私たちはどうしたらよいのか | xx xx | xxxx芸術短期大学(教授) | 衛生学 |
5/13 | 2 | 水環境と健康――xxxは大丈夫か | xx x | 松蔭大学(教授) | 環境工学 |
5/27 | 3 | 地球と共生するライフスタイル――地球の限界と私たちのxx | xx xx | 国学院大学(教授) | 環境社会経済学 |
6/10 | 4 | 企業と環境 | xx x | 産能大学(助教授) | 環境法・環境政策 |
6/24 | 5 | 私達の暮らしと化学物質汚染――野生生物の危機 | xx xx | 神奈川工科大学(教授) | 環境化学・環境工学 |
7/8 | 6 | 人にやさしい都市(まち)づくり | xxx xx | 国士舘大学(教授) | 環境政治学 |
まとめ授業 | 全講師 |
e ラーニングも実施
総合講義 「アートと対話」
1. 単 位 数 2単位
2. 開 講 日 程 平成18年4月22日(土)~7月15日(土) 隔週土曜日 全6回開講(1回180分)
13:30~16:40(間に10分の休憩を含む)
3.開 講 会 場 ナジックセミナーホール
〒150-0001 xxxxx区神宮前5-52-2 xxオーバルビル15階 TEL.03-5466-1200(代) FAX.03-5466-1201
4.受 講 定 員 100名(高校生15名を含む)・他にeラーニング受講100名(高校生を含む)
5.講 義 日 時
開講日 | 講 義 テ ー マ | 講 師 | 大 学 | 専 門 分 野 | |
4/22 | 1 | アートとしての歌舞伎 | xx x | 桜美林大学(教授) | 古典演劇 |
5/20 | 2 | 音楽療法――理論と実際 | xx xx | xx音楽大学(助教授) | 音楽療法 |
6/3 | 3 | 映画の作り方、作られ方 | xx xx | 東京工芸大学(教授) | 映画製作・演出 |
6/17 | 4 | 文学的コミュニケーションの課題と実践 | xx xx | 国学院大学(助教授) | 日本近代文学 |
7/1 | 5 | 色彩の心理効果 | xx xxx | 女子美術大学(教授) | 造形心理学 |
7/15 | 6 | まとめ授業 | 全講師・コーディネーター *コーディネーター xx xx(女子美術大学教授) xx xx(昭和音楽大学助教授) |
後期授業科目
e xxxxxも実施
総合講義 「読書で人生を豊かにする」 著名作家を招いた講義
1. 単 位 数 2単位
2. 開 講 日 程 平成18年9月30日(土)~12月9日(土) 隔週土曜日 全6回開講(1回180分)
13:30~16:40(間に10分の休憩を含む)
ただし、12月9日は13:30~15:00(90分)で読売新聞社による「読書教養講座」(公開授業・一般の方も参加)を行い、その後、受講生のみ15:10~16:40(90分)でまとめ授業を行う。
3.開 講 会 場 桜美林大学 町田キャンパス xx館A201(ただし、12月9日の1コマ目のみA200)
〒194-0294 xxxxx市xx町3758 TEL.042-797-4956 FAX.042-797-7981
4.受 講 定 員 200名(高校生30名を含む)・他にeラーニング受講100名(高校生を含む)
5.講 義 日 時
開講日 | 講 義 テ ー マ | 講 師 | 大 学 | 専 門 分 野 | |
9/30 | 1 | ユメ明治――xx「雁」、xx「夢十夜」を読む | xx xx | 国士舘大学(専任講師) | 日本近代文学 |
10/14 | 2 | 現代若者作家の作品世界を読む | xxx xx | xxxx女学院大学(教授) | 日本近代・現代文学 沖縄文学 |
10/28 | 3 | 文字文化が拓く世界 | xx xx | 鎌倉女子大学(助教授) | 宗教思想・倫理思想 |
11/11 | 4 | 読売新聞社協力「読書教養講座」(テーマ未定) | 作家・編集者予定 | ||
X・X・xxx『ライオンと魔女』を読む | xx xxx | xxx大学(教授) | キリスト教学 | ||
11/25 | 5 | いのち・いかに生きるか | xx xxx | 桜美林大学(教授) | アメリカ文化論文章表現法 |
12/9 | 6 | 読売新聞社協力「読書教養講座」公開授業(テーマ未定) | 作家予定 | ||
まとめ授業 | 全講師 |
e ラーニングも実施
総合講義 「国際関係と平和――紛争の捉え方」
1. 単 位 数 2単位
2. 開 講 日 程 平成18年10月7日(土)~12月16日(土) 隔週土曜日 全6回開講(1回180分)
13:30~16:40(間に10分の休憩を含む)
3.開 講 会 場 桜美林大学 町田キャンパス xx館A201
〒194-0294 xxxxx市xx町3758
TEL.042-797-4956 FAX.042-797-7981
4.受 講 定 員 200名(高校生30名を含む)・他にeラーニング受講100名(高校生を含む)
5.講 義 日 時
開講日 | 講 義 テ ー マ | 講 師 | 大 学 | 専 門 分 野 | |
10/7 | 1 | 紛争と社会(講義中ディスカッションを予定) | xx xx | 国士舘大学(教授) | 文化人類学 21世紀アジア学 |
10/21 | 2 | 日米xx体制の現在 | xx x | xxxx女学院大学(助教授) | 国際政治学安全保障論 |
11/4 | 3 | イラク戦争と復興の問題――自衛隊の派遣問題 | xx xx | 東京女学館大学(教授) | 国際政治学 |
11/18 | 4 | 新しい共通防衛体制――ヨーロッパのxx (講義中ディスカッションを予定) | xx xx | 桜美林大学(助教授) | 国際関係論 国際政治経済 |
12/2 | 5 | 改めて紛争を考える | xx x | xxx大学(教授) | 国際政治学 |
12/16 | 6 | まとめ授業――東アジアの安全保障の可能性 | 全講師 |
総合講義 「環境と生活――21世紀を生きる」
○ 講義概要
私たちは環境に負荷を与える社会システムを構築した結果、ローカルからグローバルまで様々な環境問題に直面し、論争が起きています。これは個人・行政・団体組織が、それぞれ異なる価値観に重要性を認めることに起因しています。
本講義では、持続可能な循環型社会を次世代に伝えながら21世紀を生きるために、私たちはどのようにして共有する価値観と共通する方向性を見出し、調和のとれた協力関係を築いていくかを考えます。
第1回 4月15日 「公害から地球環境問題へ――私たちはどうしたらよいのか」 xx美容芸術短期大学 xx xx
環境問題というと、かつては公害問題のことでしたが、今は地球環境問題が主役です。公害は地域の問題なのに対し、オゾン層の破壊や、地球温暖化といった環境問題は地球レベルの問題です。
さらに、公害は加害者と被害者がはっきりしていました。すなわち加害者は工場や企業であり、被害者は住民というわけです。ところが、地球環境問題には加害者と被害者の壁がありません。私たち一人ひとりが被害者であると同時に加害者なのです。
参考図書:特になし
第2回 5月13日 「水環境と健康――xxxは大丈夫か」 松蔭大学 xx x
日本は水に恵まれ、その水道水は、清潔で、安全であるといわれてきました。
その原水の大部分は河川および湖沼から供給されています。これらの水環境には、多くの下水処理場から処理水が流入し、未処理の生活排水が流入し、さらに、xxからは農薬、肥料が流入している危険性があります。私たちが21世紀を健康で生きられるように、安全な生活と水環境汚染との関係について考えます。
参考図書:特になし
第3回 5月27日 「地球と共生するライフスタイル――地球の限界と私たちのxx」 国学院大学 xx xx
人間社会の文明史的な発展を自然生態系と人間社会系の関わりのなかで検証し、「永続可能な発展とは何か」について考える。循環の一番基本的な要素は水とxxと食の循環である。自然と人間が共生し、生態系をよみがえらせる生活文化様式(自然との調和や永続性ある生き方)の視点から新たな文明転換の可能性について考えよう。
参考図書:xxxx編著『安ければそれでいいのか?!』(コモンズ)
xxxxx『地球文明ビジョン――環境が語る脱成長社会』(NHKブックス)xxx・他著『人間と自然――食・農・環境の展望』(放送大学教育振興会) xxゼミサイト:xxxx://xxx.xxxx.xx/xxx/xxxxxxx.xxxx
第4回 6月10日 「企業と環境」 産能大学 xx x
企業の環境との関わりは、ここ数年でめまぐるしく変化してきています。環境配慮、環境戦略がない企業は、社会から取り残されていくと言っても過言ではありません。有害物質の放出防止、環境情報の公開、CSR 活動、省エネ・省資源技術開発、エコ商品開発、PFI の活用と様々な取り組みが展開されています。このような状況の中、わが国では、アスベストによる汚染被害が発生してしまっています。アスベストは、従来から有害性が明らかだったにもかかわらず、放置されていたのは、先進国として国際的に極めて希な事態です。これは、社会の動向についていけない企業の存在が確認されたとも言え、企業の環境問題への取り組みには大きな温度差があることは明らかです。本講義では、21 世紀における企業と環境の関わりについて、ポジティブな面とネガティブな面の両面からから論じます。
参考図書:xxxx『早わかり アスベスト』(中央経済社)
xxxx『――持続可能な事業にするための――環境ビジネス学』(中央経済社)xxxx『――文科系学生のための――科学と技術』(中央経済社)
第5回 6月24日 「私達の暮らしと化学物質汚染――野生生物の危機」 神奈川工科大学 xx xx
化学物質は私たちの生活を豊かに支えてきている。しかし安易な使い方や大量生産大量消費の社会構造と不十分な排水・排ガス・廃棄物処理等のために、広範囲にわたって環境が汚染されて、野生生物に致死的影響、繁殖阻害や生殖異常などを引き起こし、さらには私たちの健康にも不安を生じさせている。生態系への被害を無視しては人間の生活は成り立たないことから、自然からの警告に対して私たちはどうすべきかを考える。
参考図書:xxx・xxxxxx著・xxxx訳『メス化する自然:環境ホルモン汚染の恐怖』(集英社)
「化学」編集部『環境ホルモン&ダイオキシン』(化学同人)
第6回 7月8日
1コマ目 「人にやさしい都市(まち)づくり」 国士舘大学 xxx xx
ヨーロッパや北欧の環境先進国は、自動車の利便性を認めながらも、環境に負荷を与える自動車への依存度を少しずつ削減するため、「人にやさしい都市づくり」に取り組んでいます。自動車に代わり、トラムなどの公共交通機関と、歩行者そして自転車の各専用レーンを中心にした新しい交通システムは、住民に利便性と経済的動機付けを与えています。このような予防原則に基づく環境対策は、対話と合意形成が重要な要因になります。本講義では、環境先進国の取り組みを見ていきます。
参考図書:xxxxx著『写真で見る環境問題』(成文堂)
2コマ目 「まとめ授業」 全講師
総合講義 「アートと対話」 e ラーニングも実施
○ 講義概要
便利さを最優先した時代から感性の時代へと移り変わるにつれ、アートについて語られる機会がますます増えてきました。アートは限られた人たちのためのものでも、美術館やコンサートホールに出かけなければ触れることができないものでもありません。本講義ではアートの多様性とそのエネルギー、批評する力やインタラクティブ性などについて考察します。多彩な専門分野を持つ講師の方々とさまざまな表現の世界にアプローチしながら、アートの持つ力(対話力)についてともに考えていきたいと思います。
○ 注意事項
受講希望者は、9ページのアンケートを出願書とともにご提出ください(必須)。
第1回 4月22日 「アートとしての歌舞伎」 桜美林大学 xx x
歌舞伎はxxxxには今のテレビに当たる様々な役割を果たしていた。例えばワイド・ショー、観光案内、ファッション・ショー、グルメ番組、ドラマなどの役割である。アートの視点から歌舞伎の美について考えることは、世界演劇の中での歌舞伎の特質を考えることに通じる。ユネスコの世界文化遺産の指定を受けた今、アートとしての歌舞伎の魅力を考察する。
参考図書:特になし
第2回 5月20日 「音楽療法――理論と実際」 昭和音楽大学 xx xx
音楽療法は、音楽の持つ生理的・心理的・社会的な働きを効果的に活用し、児童から高齢者までの幅広い年齢層に対して、心身の諸機能の発達・維持・回復・行動の変容を図る治療技法です。音楽療法は芸術療法や心理療法の一分野です。近年は健康の維持、生活の質の向上、病気等の予防としても活用されています。また音楽を通した健康づくりとしてコミュニティとの関わりも注目されています。音楽療法では、セラピストとクライエントとの音楽を介した関係性が重要になります。本講座では、音楽療法の定義や基本的な理論などを紹介しながら、ワーク(簡単な音楽活動)を通して、音楽が私たちに何を働きかけるのか体験し、理論と実際を繋げていきたいと思います。
参考図書:xxxx著『「声・身体・コミュニケーション」~障害児の音楽療法~』(春秋社) (2月発刊予定)xxxx・xxxx・xxxxx・xxxx著『音楽療法の実際』(xx出版)
第3回 6月3日 「映画の作り方、作られ方」 東京工芸大学 xx xx
映画は1895年に誕生しました。第七芸術と呼ばれるように、映画は芸術であると共に、大きな産業であり、ある時は兵器でもありました。こうした多面的な映画を、歴史的に概観します。
そうした歴史的な流れを受けて、現在の日本映画の製作についてお話をします。最近のヒット作を例に取り、その映画がどのように企画され、製作、配給、公開に至ったかを説明します。
最後に、今後の映画の作り方、公開の仕方などを考察します。
参考図書:特になし
第4回 6月17日 「文学的コミュニケーションの課題と実践」 国学院大学 xx xx
文学表現の基底には言語コミュニケーションの実践的な経験が胚胎している。
この特異な言語的経験といってもよい領域には、日常生活上の言語実践を無意識的に移行させて解釈しうるという楽観的な姿勢が、そのまま分析理論に応用されてきたという問題点がある。では、日常的なコミュニケーションのプロセスはそれほど確定的なものだろうか。ここから問題提起を始めて、そのxx的な課題を明らかにした上で、文学のことばの解釈可能性と不可能性をめぐって、具体的な分析を試みてみよう。
参考図書:特になし(必要があれば授業時に伝える)
第5回 7月1日 「色彩の心理効果」 女子美術大学 xx xxx
アートの重要な構成要素のひとつである色彩が、人びとにどのような感情的効果をもたらすか、定量的な調査データを手がかりにしながら考えます。
美術作品の事例も含めながら、心理効果の法則性をさぐり、さらにそれを支配しているメカニズムを推測してみます。
参考図書:xxxxx著『カラーコーディネーターのための色彩心理入門』(日本色研事業株式会社)
第6回 7月15日 「まとめ授業」 全講師・コーディネーター
* コーディネーター xx xx(女子美術大学)
xx xx(昭和音楽大学)
総合講義 「読書で人生を豊かにする」 著名作家を招いた講義 e xxxxxも実施
○ 講義概要
本は、あなたがたをxxの世界へとみちびいてくれます。すでに知っているつもりのことであったにしても、本を読むことで、ものの見方がそれまで以上により深くなります。時代や世界の動きを読み解く力、自分をみつめ自分のこれからを考える力、人間関係をより柔らかく中身の濃いものにして日々の暮らしを心豊かなものにしていく「生きる力」、そうした力は読書の習慣を身につけるによって鍛えられ、磨かれます。
さまざまな専門分野をもつ教師たちを水先案内人にして、本を片手にもち、知の世界に船出してみよう。それが6回にわたるこの講座の狙いです。
第1回 9月30日 「ユメ明治――鴎外『雁』、xx『夢十夜』を読む」 国士舘大学 xx xx
二〇〇六年、「明治」を迎えましょう。文京区立鴎外記念xx図書館は、今年、記念室はそのままに図書館を新規開館。また今秋の映画「ユメ十夜」の原作は、xxxxの掌編小説「夢十夜」です。十九世紀から二十世紀を駆け抜けた明治を、二十一世紀に眺めてみると、そこにはどんな夢の時間が流れているでしょうか。千駄木の作家たちにxxxの光があたる今年、鴎外「雁」とxx「夢十夜」を読みます。いずれも薄い文庫本で読めるので、一度手に取り、少しでも頁をめくってから参加するとよいでしょう。明治の「夢」に思いをはせる時間を受講者と共有できれば、とても幸せです。
参考図書:xxx著『雁』(新潮文庫)、xxxx著『文鳥・夢十夜』(新潮文庫)ほかに岩波文庫、文春文庫、ちくま文庫などでも入手可。
第2回 10月14日 「現代若者作家の作品世界を読む」 xxxx女学院大学 xxx xx
21世紀に入って、10代で文学新人賞を受賞する作家が増えてきています。彼女ら彼らの出現には賛否両論があります。そこでその賛否を理解するために、若者作家たちが何をテーマに、どのような表現を行なっているのか、まず作品を具体的に読んでいくことにしましょう。そこから若者作家たちに対する批評の問題を、皆さんと共に考えていきたいと思います。中心のテキストとしてxxxx著『インストール』(xx文庫)を使用しますが、xxxxx、xxx、xxx、各氏の作品にもふれる予定です。
参考図書:xxxx著『蹴りたい背中』(xx書房新社)、xxxxx著『蛇にピアス』(集英社)
xxx著『野ブタ。をプロデュース』(xx書房新社)、xxx著『平成マシンガンズ』(xx書房新社)
第3回 10月28日 「文字文化が拓く世界」 鎌倉女子大学 xx xx
「ことば」を使うことにより、ヒトは人となりました。そして 15 世紀半ば、グーテンベルクによる活版印刷術の発明によって、活字文化の時代への扉が開かれました。メディアの進歩は、単に情報を伝える形式が変化しただけでなく、人間の思考様式や社会のあり方自体にも大きな変化をもたらしました。以降、人類は空間も時間も飛び越えたコミュニケーションを可能とし、文字と共にその経験世界を広げてきました。この授業ではまず、こうした人類がことば・文字とともに繰り広げてきた冒険の軌跡を追っていきます。そして現代の新たなメディアをめぐる光景をふまえつつ、文字文化の今後の展望を試みていきます。
参考図書:xxxxx・xxxxxx著・xxx訳『グーテンベルクの銀河系』(みすず書房 1986年)
第4回 11月11日
1コマ目 「読売新聞社協力 読書教養講座(テーマ未定)」 作家・編集者予定
2コマ目 「X・X・xxx『ライオンと魔女』を読む」 桜美林大学 xx xxx
ナルニア王国ものがたりは、全七巻あります。その第一巻が『ライオンと魔女』です。ファンタジーと呼ばれる分野の物語です。ファンタジーは、小学校上級生から、大人までを対象としたものです。
ファンタジーは、心の物語です。人は、心に思ったことを行動に移します。心の中にいかなる思想を持つかで、その人の行動が決まります。しかし、思想は、色々あります。色々ある思想の中で、どれを重要であると思うか。どの思想を選び取るか。本物の思想を選ぶか、偽の思想を選ぶか。そういう問題を私たちに迫ってくるのが、『ライオンと魔女』です。一緒に勉強してみましょう。
参考図書:X・X・xxx著『ライオンと魔女』(岩波書店)
第5回 11月25日 「いのち・いかに生きるか」 桜美林大学 xx xxx
今回は前半に「いのち」、後半に「いかに生きるか」をテーマに据えます。
前半は思想、哲学にかかわる領域ということになりますが、頭が痛くなるようなむずかしい本を読もうというのではありません。生命の貴さ、この世に生まれたことの意味、生きることとはどういうことなのか、つまりは生と死などについて考えてみるきっかけになれば、それで十分なのです。後半はこれからの自分の人生、「自己開発・自己実現」の大切さについて思いをめぐらせます。
参考図書:xxxx『犠牲(サクリファイス)――わが息子・脳死の 11 日』(文春文庫)、xxx『13 歳のハローワーク』(幻冬舎)
第6回 12月9日
1コマ目 「読売新聞社協力 読書教養講座(公開授業・テーマ未定)」 作家予定
2コマ目 「まとめ授業」 全講師
今回は講師全員が参加、xxxxと一緒に「本を読むこと」の楽しさ、喜び、ありがたみについて語りあってみましょう。各回の講義で聞き漏らしたこと、もう少し詳しく知りたいことについての質問も受けます。
参考図書:特になし
○ 講義概要
総合講義 「国際関係と平和――紛争の捉え方」 e ラーニングも実施
今日地球上を覆いつくすようなグローバル化の影響と、高度情報化の進展は、ワールドエコノミーといわれる経済の一体、緊密化、多くの地域における社会主義体制の崩壊や脆弱化にともなう民主化の波を促し、またグローバルカルチュアや消費文化の均一化が進み、世界が対立や緊張を超えて平和的に一体化するような幻想を与える。
しかしながら世界の現実は、宗教対立や民族紛争、テロリズムや泥沼化するイラク情勢など、平和とはほど遠い状況にあり、一体化とは逆の対立や分裂といったモメントが依然として大きな力を振るっている。日本からみても、日中、日韓の緊張、北朝鮮の核問題など紛争に繋がる怖れが増大しているようにも感じられる。
こうした新たな緊張や紛争に対し、今回は国際関係や安全保障の視点を中心として、紛争の実情の理解から出発し、その予防や回避、あるいは解決に到る道筋の検討を行い、21世紀の平和構築の可能性を探ってゆきたい。かつての軍備増強による紛争解決や力の均衡理論に短絡しない、新たな安全保障や平和構築の方法について考えを深めてゆきたい。
第1回 10月7日 「紛争と社会」 国士舘大学 xx xx
紛争は人類社会にとって決して特異なものではなく、むしろ本来的に社会に組み込まれた事象といってもいいすぎではない。それは個人生活にとっても、家族や近隣関係などの小集団を考えても、また国家や国際の関係のなかでも、いわばどこにでも存在するものである。この講義では、ある意味で極めて「人間的」な事象である紛争(xx、対立、不和、戦争)についてその原理と構造を、さまざまな人類社会の事例から明らかにするとともに、その解決の方途を探ってゆく。われわれが「平和」を考えるとき、その逆の否定形としての
「紛争」を正面からとらえてゆくことは、大きな意味があるといってよい。なお、今回の総合講義のまとめ授業では参加した学生諸氏による「東アジア共同体」ないし「共同安全保障」をめぐるディスカッションを予定しているので、その準備も授業の一部で行う。
参考図書:xxxx他編 「岩波講座 文化人類学第6巻『紛争と運動』」(岩波書店 1997年)
第2回 10月21日 「日米xx体制の現在」 xxxx女学院大学 xx x
今日、日米xx体制は、顕在的・潜在的な紛争多発地帯と目される「不安定の弧」に対する安全保障の柱として、その重要性を高めている。その中での日本の役割も漸進的に拡大しており、それは、在日米軍再編問題や改憲論議、あるいは自衛隊の海外派遣など、より身近な問題として具現化するようになっている。本講義では、そうした日米xx体制の現状や課題・問題点などを、東アジア、そしてグローバルな安全保障環境との関係において学ぶことを通じて、紛争を抑止し、あるいはこれに対処し、「平和」を構築していくということが、いかなる課題であるのかを考えていきたい。
参考図書:xxxx・xxxx編『日本の東アジア構想』(慶應義塾大学出版会 2004年 特に第3部)
『国際問題』(日本国際問題研究所刊 第534号 2005年6月)
第3回 11月4日 「イラク戦争と復興の問題――自衛隊の派遣問題」 東京女学館大学 xx xx
2003年3月20日に、xx連合軍がイラクへ大規模の武力行使を企てるというイラク戦争が勃発した。戦争は4月の終わりまでに米英軍による圧勝の下に幕を降ろしたが、その後戦争復興は容易に進まず、イラクでの混乱は現在まで続いている。今もって、この戦争が何であったかが厳しく問われている。対イラク武力行使が正当なものであったかどうかは議論の対象となった。また武力行使の是非とは別に、戦後、イラクへの復興支援が重大な問題として急遽浮上した。このため、わが国は2004年の春に自衛隊を人道支援としてイラクへ派遣したのに続き、2004年6月には多国籍軍へ参加させた。こうした派遣はわが国の国際貢献のあり方にも重大な問題を投げかけている。
以上の問題意識に立ち、本講義は、イラク戦争に至る経緯を踏まえ、その上でイラク戦争と復興について以下の問題を取り上げたいと考える。①イラク問題で、国連安保理事会はどのような役割を果たしたのか。②イラク戦争は何故、回避できなかったのか。③イラク戦争は合法か、それとも違法か。④戦後復興は何故、困難を極めたのか。⑤わが国の自衛隊派遣はどのように評価されるべきか。
参考図書:xxxxx『イラク戦争と世界』 (現代図書 2004年)、xxxxx『検証イラク戦争』(三一書房 2005年)
第4回 11月18日 「新しい共通防衛体制――ヨーロッパのxx」 桜美林大学 xx xx
加盟国間においては戦争が起こり得ないという不戦共同体を実現したヨーロッパ統合の動きは、現在では ESDP(欧州安全保障・防衛政策)に至り、ヨーロッパの外で人道支援、救援活動、危機管理といった活動を各国の混成部隊からなる緊急対応部隊が実際に活躍するまでになっている。歴史的にはお互いに戦争を繰り返していた諸国間に、そのような共通の安全保障の仕組みをつくることがどのようにして実現されたのか。講義の前半で、ヨーロッパ統合の背景、EU の共通外交安全保障政策について学び、後半では多国間での安全保障の枠組みを作るのに、何が必要とされるのかを、グループ・ディスカッションを通して考えていく。
参考図書:xxxx編『国際関係の中の拡大 EU』(信山社 2005年)
xxxx著『EU は国家を超えられるか:政治統合のゆくえ』(岩波書店 2004年)xxxx編著『EU 欧州統合の現在』(創元社 2004年)
第5回 12月2日 「改めて紛争を考える」 桜美林大学 xx x
紛争とは何かを、紛争の要素や構造から理論的に明らかにし、あわせて20世紀の紛争と21世紀の紛争の特徴を比較考察する。紛争主体から20世紀は国家主体間、21世紀は非国家主体間の紛争の時代であり、紛争手段である兵器からみれば20世紀は大量破壊型、21世紀は少量破壊もしくは非破壊型紛争の時代である。こうした変化が安全保障を国家安全保障から非国家主体をも含んだ多元的安全保障へと変容させた。この多元的安全保障の一例として、東アジアの安全保障がある。
参考図書:xxxx『現代戦争論』(中公新書 1993年)、xxxx『二十一世紀の安全保障』(南窓社 1999年)
第6回 12月16日 「まとめ授業――東アジアの安全保障の可能性」 全講師
2005年に顕在化したいわゆる「反日」の動き、あるいは北朝鮮の核の問題、xx(独島)や尖閣諸島(魚釣島)をめぐる領土問題、日中中間線近くの中国によるガス田開発、中国潜水艦による領海侵犯など、東アジアでは21世紀になっても国家間の緊張が逆に強まっているような印象をもつ。戦後の日米xx体制の功罪を検討し、今後地域でどのような相互安全保障が可能であるのか?について、東アジア共同体や経済のさらなる緊密化、ポピュラー文化の混在などの現象も含めて、この地域の共生の可能性を議論する。なお当日の
2時間目は参加学生諸氏による討議を行う。
参考図書:xxxx、xxxx(監修)『東アジア共同体と日本の針路』(NHK 出版 2005年)
〔メモ〕
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「アートと対話」を受講希望される方へアンケートのお願い
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「アートと対話」では、受講を希望される方に出願用紙に加えてアンケートへのご記入をお願いしています。
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これは、本講義担当のコーディネーターの意向で実施させていただくもので、各講師の講義やまとめ授業で活用したいと考えています。
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ご記入の上、キリトリ線で切取り、出願用紙と一緒にご提出ください(必須)。
(男・女)
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氏 名
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大学・短期大学(部)
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「あなたにとっての『アート』」についてひとこと書いてください。