シンクライアントソフトウェアについては、次の要件を満たすこと. ネットブート方式のシンクライアントシステムであること。 ・全てのネットブートサーバが障害により稼働できない状態となった場合でも、PC の利用が可能であること。 ・ネットワーク障害や PC の持ち出し、CBT のためのネットワーク隔離などでネットブートサーバと通信できない環境であっても PC が利用可能であること。 ・負荷分散と冗長化を考慮し、サーバは複数台で構成可能なこと。 ・サーバに障害が発生した場合は、自動的に他のサーバに登録されたイメージから起動することができ、1台のサーバに障害が発生しても何の問題も発生させずに運用が可能であること。また、クライアントが起動中にイメージを配信しているサーバに障害が発生した場合も、クライアントの強制再起動を必要とせず、継続利用ができる機能を有すること。それにより、利用者の保存していないデータを消失しないようにすること。 ・複数イメージ運用時にはイメージを簡単に切り替えて起動できること。また、クライアント側に利用可能なイメージ の選択画面(日本語対応)を表示し、学生が起動イメージを選択して起動させることも可能なこと。その場合、指定時間内にクライアント側で起動イメージの選択がされない際には、デフォルトの起動イメージでクライアントを 起動させることができること。 ・イメージ更新に際しては、ロールバック可能な復元ポイントを自動作成し、更新したイメージに何か問題があった 際には、そのポイントにいつでも戻って起動できること。復元ポイントには、日本語で説明を入れることができること。また、古い復元ポイントは自動削除できるなど、増えたポイントの整理で手間のかからないシステムであること。