ISMS)」の認証を取得又は本業務実施までに取得できる者で、本業務の契約に先立ち登録証の写しを委託者に提出するものとする。
令和2年度 和歌山県森林地理情報管理システム保守管理業務一般仕様書
1. 業務名
『令和2年度和歌山県森林地理情報管理システム保守管理業務』
2. 適応範囲
本仕様書は、和歌山県(以下、「委託者」という。)が委託する「令和2年度和歌山県森林地理情報管理システム保守管理業務」(以下、本業務という。)を行うにあたり、受託者が遵守しなければならない本業務の仕様を定めるものとする。
3. 用語の定義
本書で使用する用語については一般的な解釈とするが、作業に際し発生した不明な点があれば担当職員の説明に従うこと。
4. 趣旨
本業務は、平成 23 年度に整備した森林地理情報管理システム(以下、「森林GISシステム」という。)の運用・保守及び機能拡充(データ整備を含む)を行うものである。
5. 対象業務の概要
本業務では、森林地理情報システム(以下、「森林GIS」という。)及び森林資源台帳システム(以下、「森林資源DB」という。)から構成されている。
(1) 森林GISは、日本スーパーマップ社製「SuperMap Object」をGISエンジン及びかんこう社製「Cityis for SuperMapOBJ」により開発した委託者専用のクライアント/サーバ型GISである。
(2) 森林資源DBは、Mircosoft 社製「SQL Server」及びかんこう社製「Cityis-WebDB」インターフェイスにより開発されたインターネットエクスプローラ(IE)を通じ運用している、委託者専用の Web 型リレーショナルデータベースシステム(以下、「RDBMS」という。)である。
6. 準拠する法令等
(1) 測量法(昭和 24 年・法律第 188 号)
(2) 和歌山県公共測量作業規程(平成 20 年 5 月 12 日 国国地 36 号)
(3) 和歌山県地理空間データ製品仕様書
(4) 地理情報標準プロファイル(JPGIS)2014(平成26年4月国土交通省国土地理院)
(5) 測量成果電子納品要領(平成 28 年 3 月改定 国土地理院)
(6) 和歌山県財務規則
(7) 和歌山県個人情報保護条例(平成 14 年 12 月 24 日条例第 66 号平成 29年5月30日施行)
(8) 和歌山県情報処理規定(和歌山県訓令第 7 号)
(9) 和歌山県情報セキュリティ基本方針(平成 22 年4月1日)
(10) 和歌山県情報セキュリティ対策基準規程(平成 16 年 8 月 3 日付和歌山県訓令第 40 号)
(11) その他関係法令等
7. 提出書類
契約締結後、速やかに次に掲げる書類の提出を求めるものする。又、委託業務工程表を提出すること。
(1) 業務実施計画書(任意様式)
(2) 委託業務着手届(別紙様式1)
(3) 業務工程表(別紙様式2)
(4) xx技術者通知書(別紙様式3)及びxx技術者経歴書(別紙様式4)
(5) 担当技術者通知書(別紙様式5)及び担当技術者経歴書(別紙様式6)
(6) 資格写し(xx技術者及び担当技術者)
(7) 個人情報取得に関する書類
日本産業規格「JISQ15001 個人情報保護マネジメントシステム」に基づいて評価された
「プライバシーマーク」若しくは「JISQ27001 情報セキュリティマネジメントシステム
(ISMS)」の認証を取得又は本業務実施までに取得できる者で、本業務の契約に先立ち登録証の写しを委託者に提出するものとする。
8.変更契約に係る提出書類
変更契約があった場合は、変更契約締結後、速やかに次に掲げる書類を提出するものとする。
(1)変更業務工程表
(2)変更業務計画書
9.業務の範囲
(1)運用支援業務 1式
(2)保守業務 1式
(3)機能拡充及び環境調整 1式
(4)森林施業履歴データ整備 1,737件
10.業務体制
(1)xx技術者(1名)
xx技術者は、地理情報システム構築、運用保守経験が1年以上有する技術者を配置すること。
(2)担当技術者(1名)
担当技術者は、地理情報システム構築、運用保守経験が1年以上有する技術者を配置すること。
(3)その他の技術者(必要数)
その他当該業務に従事し、本業務の設計に関わる対象業務に精通する者を配置すること。
11.業務の再委託
受託者は、業務の全部又は主体部分を一括して第三者に再委託又は再委任してはならない。また、受託者は業務の一部を第三者に再委託し、又は再委任したときは、速やかに書面により委託者に申し出なければならない。
12.履行期間
契約締結日から令和3年3月31日
13.機密の保持
(1)受託者は、本業務において知り得た情報を第三者に漏らしてはならない。
(2)本業務で得た全ての資料・情報を、委託者の了解を得ずに他の目的に使用してはならない。
14.資料の貸与
(1)本業務において、委託者から受託者へ貸与された資料及び受託者が収集した資料については、受託者は善良なシステム管理者の注意義務を持って資料などの利用及び保管に当たらなければならない。
(2)委託者から受託者へ貸与された資料等は、本業務完了後は速やかに返却しなければならない。
15.瑕疵担保
本業務に関する瑕疵担保期間は、契約終了後1年間とする。但し、本仕様書及び本業務の委託契約書のほか、その他関係法令に反する重大な事項が判明した際は、受託者は委託者と協議の上必要な措置を講じなければならない。
令和2年度 和歌山県森林地理情報管理システム保守委託業務特記仕様書
1. 事業概要
1.1. 森林GISシステムについて
和歌山県では、森林情報管理の一環として森林GISシステムを平成 23 年度に構築した。森林GISシステムは、森林GISと森林資源 DB から構成され、森林・林業局内外にある地図データとそれに伴う属性データをxx的に取り扱うことにより、様々な情報を迅速かつ効率的に集計・分析等を行うことが可能である。
また、集計・分析等を行ったデータを用い森林・林業行政の政策立案に活用することができる。
1.2. 業務委託の目的
本システムの運用・保守及び改修業務を、以下の目的をもって委託する。システムの運用・保守業務の詳細については、「2.委託業務内容詳細」に示す。
(1) 安定的で効率的なシステムの安全運転の確保
(2) 無駄の無い適正コストによるシステム運用の実現
(3) 森林・林業局職員による適正なシステム運用の支援
(4) 県・市町村・森林組合等事業体、他部局行政機関等との情報共有化を円滑に実施していくために必要なシステム機能拡充の実施
(5) 森林資源の適正な管理に必要な各種情報整備の実施
1.3. システム概要
(1) 本システムは、森林・林業局内外にある地図データとそれに伴う属性データを森林GISシステムにてxx的に取り扱い、森林・林業局の各課、各振興局(以下、「出先事務所」という。)の職員によりデータ更新等を行う。
(2) 森林GISシステムにある各種地図レイヤを重ね合わせ地図の作成を行うほか、森林資源、森林計画図等、林業振興のために必要な各種情報提供を行う。
(3) 外部から取得した各種関連情報を元に、管理している森林情報の精度向上を実施する。
1.4. システム構成
1.4.1. ソフトウェア構成
(1) 森林GIS
① 森林GISは、RDBMSを介しSuperMapシリーズで構築している。
② 森林GISは、利用者が県庁イントラネット(C階層)を介して、森林共用空間データの参照、登録、更新するための機能を有している。
③ 森林GISは、専用型編集系機能(SuperMap Objects)と汎用GIS(SuperMap Deskpro .NET)に機能を組み込む体系に区分し機能を構築している。
④ 具体的には別紙「森林GIS機能一覧」に示す、機能要件を満たすものである。
(2) 森林資源 DB
① 利用者が県庁イントラネット(C階層)を介して、森林共用空間データ及び各種マスタを参照、登録、更新するために森林GISから森林資源DBを制御するための機能を有している。
② 森林資源DBからは、森林GISの機能と連携させることで森林GISと森林資源DB間で相互に検索表示が行える。
③ 具体的には、別紙「森林GIS機能一覧」に示す機能要件を満たすものである。
1.4.2. ハードウェア構成
(1) 森林GIS/森林資源 DB 専用データベースサーバ
機種等 | タワーサーバ CPU インテル® Xeon® プロセッサー E3-1270v6(3.06GHz,8MB キャッシュ) メモリ 64GB 保守は機材調達時に5年保守に加入済み |
OS | Microsoft Windows Server 2012 R2 (64bit) |
搭載ソフト | Microsoft SQL Server 200X Standard Edition Backup ソフトウェア |
(2) 森林・林業局各課専用パソコン
機種等 | デスクトップ型及びノート型パーソナルコンピュータ CPU インテル®Core™ i7-7500U プロセッサー (3.5 GHz) メモリ 16GB 保守は機材調達時に4年保守に加入済み |
OS | Microsoft Windows 10 Professional (64bit) |
搭載ソフト | SuperMap Objects 又は SuperMap Deskpro .NET |
(3) コンテンツ整備要件
コンテンツの整備要件は、別紙「地図データコンテンツ」で示す各種GISデータ等に関して、運用開始時の初期設定が行われている。
1.5. 運用体系
1.5.1. 庁内利用
1.6. 運用事業所システム台数等
【全体】・・・・・・8事務所 計 32台(内サーバ1台と管理用 PC1台を含む)
・森林・林業局内 ・・・・・10台
・海草振興局内 | ・・・・・ | 3台 |
・那賀振興局内 | ・・・・・ | 2台 |
・xx振興局内 | ・・・・・ | 3台 |
・xx振興局内 | ・・・・・ | 3台 |
・xx振興局内 | ・・・・・ | 3台 |
・西牟婁振興局内 | ・・・・・ | 4台 |
・東牟婁振興局内 | ・・・・・ | 4台 |
※クライアント端末は、31台とする。
1.7. 業務一般
(1) 受託者は、業務の遂行にあたって委託者と十分に協議を行い、委託者の担当者の指示に基づきながら計画的に実施すること。本仕様書に記載する事項について変更が生じた場合も両者の協議によるものとする。
(2) 機能改善に必要とする基本条件、外部条件及び内容の詳細について委託者の指示に従うこと。
(3) 現行のシステムでの機能は、本仕様書に基づき改修するものを除き、全て現状維持すること。
(4) 受託者は、成果物の品質レベルの適正な管理を行うこと。
(5) 受託者の責任によって生じたシステム障害、ソフトウェアの欠陥、本仕様書との不一致、データ破壊、追加・改修したプログラムによって生じたシステム障害等については、委託者と協議の上、受託者は無償で是正措置をとること。
(6) 本業務の実施により知り得た個人情報の取り扱いについては、別記「個人情報取扱特記事項」を遵守すること。
(7) 本仕様書に定めるもののほか、業務の遂行上必要となる事項については、委託者が指示するものとする。
(8) 本仕様書に関し、疑義又は定めの無い事項が生じた時は、委託者と速やかに協議すること。
2. 委託業務内容詳細
業務内容の詳細は、以下のとおりとする。
2.1. 運用支援業務(技術サポート)
(1) システム運用支援
和歌山県庁に訪問し、下記内容に関する運用支援(技術サポート)を行う。その際、各振興局に対しては県庁LANを用い、本庁(林業振興課)の操作端末からリモート操作による支援を行う。
【技術サポート項目】
機器の設定状況(環境)の確認
ディスク容量や OS などの稼働状況の確認
システムの動作に必要なソフトウェア(SuperMap、SQL サーバ等)のパッチ、サービスパック、アプリケーションについて、メーカーからの更新情報を整理し、問題があれば担当職員に報告し対応を協議する。
データベースの確認
自動バックアップに関する運用状況の確認必要に応じて、修正パッチ等の適用
年度更新(森林簿、森林計画図など)処理の実施(年度末に実施)
1. xxxxxをベースとして、上位層レイヤ(準林班、林班)を一括生成する処理
2. 小班包括レイヤ(施業履歴、保安xx)と小班レイヤとの一括オーバレイ処理
3. 航空写真など大容量の地図データをサーバへ取り込む処理
4. 新たに取り込んだ地籍情報の属性を所在地検索の検索項目に反映する処理
5. レイヤーツリーの整理(並び、不要レイヤの削除等)
6. 新たに整備された施業履歴情報及び伐採情報を、小班に反映する。
(2) 県庁訪問による運用支援回数
和歌山県庁への訪問回数は、初回打合せ時、中間報告時、業務完了前の事前確認時の3回を基本とする。
ただし、緊急的な障害が発生し、電話、FAX、E-mail による対応が困難な場合は、上記回数に限らず技術者を派遣しサポートを行うものとする。
2.2. 問合せ対応
電話、FAX、E-mail により以下の作業を実施する。
(1) 障害切り分け作業
障害発生時に委託者の担当者(出先事務所のユーザーを含む。)からの求めにより障害の切り分け作業を実施する。
(2) システム操作上の操作方法の説明
委託者の担当者(出先事務所のユーザーを含む。)からの求めによる PC の利用上の問合せ対応、ソフトウェア、森林地理情報管理システムの操作及び運用方法の説明
(3) 保守ナレッジベース(Excel ファイル)への入力
ヘルプデスクへの問合せ内容や回答及び対応内容を保守ナレッジベースに入力し、保守履歴の蓄積を行い、過去の履歴確認及び出力を可能とする。本庁の管理者も利用可能とする。
2.3. 保守業務(ソフトウェア保守:障害対応)
瑕疵期間を過ぎて発生する森林地理情報管理システムの不具合に関する修正を実施する。
(1) プログラム検証
プログラム変更に伴いテストを行う。
(2) プログラム適用
プログラム変更に伴い、現行バージョンのプログラムへのマージ作業(適用)及びプログラムリリースの改訂記録を管理する。
(3) 操作・運用保守マニュアルの改訂
プログラムの変更等で、操作・運用保守手順に変更等があった場合は、操作・運用保守マニュアルの改訂(修正・更新)を行う。
(4) 森林施業履歴データ整備
「7.森林施業履歴データ整備」で示すデータ処理を実施するものとする。
3. 体制
3.1. 運用・保守業務体制
運用・保守業務体制について、体制図をもって報告し、承認を得た上で業務に着手すること。また運用と保守、プログラム改修業務の責任者をそれぞれ任命し、体制図と併せて報告すること。なお、それぞれの責任者は兼任を認めず、互いの連絡は文書にて行うこと。それぞれの責任者は、システム運用・保守に関するノウハウを有し、林業振興課の担当者と折衝を行うものとする。
3.2. 委託者窓口
和歌山県側の運用保守に関する窓口は、林業振興課とする。
3.3. サービス時間
運用・保守業務のサービス時間帯は、受託業者の営業日の 9:00~17:00 とする。受付時間外は、FAX、E-mail により通知を行う。但し、早期にシステムの障害復旧が必要な場合など、緊急を要する場合についてはこの限りではない。
4. 運用・保守サービス要件
4.1. 運用時間に対する要件
基本的に平日の 9:00~17:00 まで利用可能とする。
4.2. システム稼動率
システムの定期保守を除き,システムの稼働率は 95%以上であること。
4.3. 許される障害回復時間
保守業者の概ね 2 営業日までに回復すること。
4.4. その他特記事項
設計ドキュメント(システム方式設計書、ソフトウェア方式設計書、業務詳細設計書等)も保守の対象とし、保守履歴を残すこととする。
ハードウェア、SuperMap のドングル等の故障は、委託者にて対応する。
5. 運用・保守に関するその他の要件
本業務を遂行するにあたり、知り得た情報は外部に漏らしてはならない。
6. システム機能拡充及び環境調整
本業務を遂行するにあたり、現況システムに対し指示した機能拡充・改良及び環境調整を行うものとし、システムの入れ替えは行わないものとする。
6.1. 機能拡張詳細
現在和歌山県が検討している以下の業務要求事項に対し、現況システム構成を勘案し安定的に システム運用が行えるよう機能詳細を立案し、委託者監督職員と協議により定めた要求事項にも とづきシステム機能設計を行い、それに必要となる森林GISシステムへの機能拡充を行うこと。
(1)森林簿更新機能の拡張
①保安xxxxや他法令制限xxxxの情報をもとに、森林簿の「森林の種類(制普区分、保安林、自然公園等)」を年度更新する機能を追加する。
②反映作業実施
年度処理に併せて実施する。
(2)地図表示機能改修
①森林 GIS 起動時の初期画面をデータ容量の低い地理院地図等の特定レイヤに固定する。
②反映作業実施
年度処理に併せて実施する。
7. 森林施業履歴データ整備
森林施業履歴データ補正は、「和歌山県森林地理情報システム地理空間データ製品仕様書」(G IS製品仕様書)に準じた森林施業データファイルに補正する。
7.1. 森林施業履歴台帳整理
施業履歴台帳整理は、令和元年度に整備した施業測量図座標データファイル、森林施業履歴台帳及び施業測量図との3点照合により、不足不明の整理・報告を行い、委託者の指示を受けるものとする。
7.2. 施業測量図座標取得
施業測量図座標取得は、施業履歴台帳マスタとの連携を前提とし、測量セッション毎の施業測量図座標データファイルより、座標の連続性(測量方向)を判断し、始終点一致による時計回りの閉合された図形(=ポリゴン)データの取得を行うものとする。
7.3. 施業測量図データ位置同定
(1) 施業測量図データ位置同定は、森林基本図(及び小班ポリゴン)をベースマップとした、施業履歴箇所を特定し、公共測量座標系の正しい位置座標(森林基本図 Lv5000 相当基準)に、座標変換を行うものとする。
(2) 但し、施業測量図が森林基本図 Lv5000 より高精度である場合は、高精度となる測量図座標を用いるものとする。
7.4. 施業履歴資料 PDF データ処理
森林施業履歴の基礎資料となる台帳、位置図、施業図等を PDF データに変換するものとする。
7.5. GISデータ拡充
委託者によるデータの検査を経て、森林施業データファイルを森林GISへ登録を行うものとする。
8. 打ち合わせ
8.1. 適宜打合せ
業務の遂行にあたり疑義が生じた場合には、随時打ち合わせを行うものとする。その際には、委託者・受託者双方で打合せ日時・場所・議題等の調整を行うものとする。
8.2. レビュー
本業務で受託者の作成した成果物に対して委託者はレビューを実施する。レビューした結果、指摘事項等があった場合、受託者は対応を明記し、委託者の承認を得ること。
9. 報告
運用・保守期間中の報告は、毎月10日(年度末については3月31日)までに先月分を、下記事項を報告書としてまとめて林業振興課担当者へ提出すること。
報告書式については、特に指定しないが、下記項目を記入した様式を受託業者にて準備すること。
<月例報告>
・ 問合せ、クレーム対応履歴の記録
・ 未解決事項の上位照会履歴の記録
・ 解決/未解決の割合
・ 解決までの所要時間の分析
・ 障害報告書(原因~対策~実施)
・ システム復旧までの所要時間の分析
・ プログラム改修対応作業報告書(原因、対策検討、改良作業内容、工数など)
※ プログラム改修とは、次の作業を指す。
・ システムに発生した機能障害や問題を解決するための措置
・ システム障害の原因を除去するための措置
また、年度末には当該年度のとりまとめとして年度末会議(3 月)を開催し、下記事項を報告書としてまとめて、林業振興課担当者へ報告・提出すること。報告書様式については、特に指定しないが、下記項目を記入した様式を受託業者にて準備すること。
<年度末報告>
・ 月例報告のとりまとめ及び集計結果(作業内容、作業工数)
・ 性能向上の必要性に関する検討結果と対策提案書
・ 構成拡張の必要性に関する検討結果と対策提案書
・ 次年度に必要となる交換部品に関する報告と必要経費見積書
・ 障害対策の見直しに関する検討結果と対策提案書
・ システムの大規模改修に関する検討結果と対策提案書
なお、次年度の予算策定時期において林業振興課担当者が必要と判断した場合には、上記の年度末報告資料の中間報告を、担当者へ報告・提出すること。
10. 成果品
本業務における成果品は以下のとおりとする。
なお、これらの成果品については、ウィルスチェックを実施しておくこと。
<年度末報告森林情報管理システム運用・保守及び改修委託業務成果品>
№ | 成果品 | 数量 | 備考 |
1 | 年度末報告書 | 一式 | 電子媒体A(CD-R) |
① 業務完了通知書(別紙様式7)
② 業務工程表(別紙様式2)
③ 9.報告で記載している各種報告書
④ 打合せ記録簿
⑤ 月別アクセス数
⑥ 作業項目単位で実績工数を記載した報告書
2 | 改修作業報告書 | 一式 | 電子媒体A(CD-R) | |
3 | ソフトウェア | 一式 | 電子媒体A(CD-R) | |
4 | 操作マニュアル | 一式 | 電子媒体A(CD-R) | |
5 | 森林施業履歴データ | 一式 | 電子媒体B(CD-R) | 以上 |
業務 | 概要 | |
利用者アカウント管理 | ログイン | 利用を開始する |
ログアウト | 利用を終了する。 | |
利用者アカウント登録 | 新たな利用者を登録する | |
利用者アカウント削除 | 既存利用者を削除する | |
利用者アカウント変更 | 利用者の権限を変更する | |
利用者アカウント確認 | 利用者の権限等を確認する | |
データ参照 | 複合検索 | 複合する検索キーワードより情報を 検索する。 |
データ管理 | 年次更新処理 | データベースの切り換え |
年次切り換え処理 | データベースの年次更新処理 | |
データエキスポート | データベースのCSV出力 | |
データインポート | CSVからデータベース更新 | |
帳票印刷 | 指定帳票の印刷 | |
データ登録 | データ登録 | |
データ削除 | データ削除 | |
データ変更 | データ更新 | |
データ確認(参照) | データ確認(参照) | |
運用管理 | システムバックアップ | 権限ユーザが、運用環境のバックアッ プ/リストアする。 |
利用者データのバックアップ | 権限ユーザが本システムを利用するデータのバックアップ/リストアす る。 | |
システム・コンフィグレ ーションの設定 | 権限ユーザが本システムの設定値の 確認・設定を行う | |
ログの表示 | 権限ユーザが本システムの動作ログ を確認する |
■森林資源DB機能一覧(概要版) (1)機能構成
(2)出力帳票
○地域森林計画樹立時の出力帳票 ○ 出力帳票を作成
表 No | 帳 票 名 | 備考 | |||
1 | 表 1- | FO07 | 森林簿 | ○ | |
6 | 表 6- | FO12 | 森林資源構成表(人天計)(その1) | ○ | 基本的に帳票構成 が同じであるため、条件選択によりす べて表示出来るシ ステムとする。 |
7 | 表 6- | FOA8 | 森林資源構成表(人天計)(その2) | ||
8 | 表 6- | FO65 | 森林資源構成表(人工林)その1 | ||
9 | 表 6- | FOA9 | 森林資源構成表(人工林)その2 | ||
10 | 表 6- | FO66 | 森林資源構成表(人工林)その3 | ||
11 | 表 6- | FO67 | 森林資源構成表(天然林)その1 | ||
12 | 表 6- | FOB1 | 森林資源構成表(天然林)その2 | ||
13 | 表 6- | FOC3 | 公益的機能別森林資源構成表(その1) | ||
14 | 表 6- | FOC4 | 公益的機能別森林資源構成表(その2) | ||
15 | 表 7- | FO13 | 所有形態別森林資源表(人天計) | ||
16 | 表 7- | FO68 | 所有形態別森林資源表(人工林) | ||
17 | 表 7- | FO69 | 所有形態別森林資源表(天然林)その1 | ||
18 | 表 7- | FOC0 | 所有形態別森林資源表(天然林)その2 | ||
19 | 表 8- | FO14 | 所有規模別所有形態別面積表 | ||
20 | 表 9- | FO15 | 制普別伐採方法別森林資源表(人天計) | ||
21 | 表 9- | FO70 | 制普別伐採方法別森林資源表(人工林) | ||
22 | 表 9- | FO71 | 制普別伐採方法別森林資源表(天然林) | ||
23 | 表 14- | FO19 | 土地保全に留意すべき森林の所在及び面積表 | ○ | |
25 | 表 15- | FO20 | 森林の有する機能別の森林の所在及び面積表 | ○ | 準林班のひな型様式を検討し集計x xを求める。 |
26 | 表 15- | FOC5 | 公益的機能別・施業を特定する林分別の森林所在及 び面積表 | ○ | |
37 | 表 22- | FO27 | 樹種別面積表 | ○ |
○毎年度更新の出力帳票 | ||||||
表 | No | 帳 票 名 | ||||
85 | 表 6- | FO12 | 森林資源構成表(その1) | |||
86 | 表 6- | FOA8 | 森林資源構成表(その2) | |||
87 | 表 6- | FO65 | 森林資源構成表(人工林)その1 | |||
88 | 表 6- | FOA9 | 森林資源構成表(人工林)その2 | |||
89 | 表 6- | FO66 | 森林資源構成表(人工林)その3 | |||
90 | 表 6- | FO67 | 森林資源構成表(天然林)その1 | |||
91 | 表 6- | FOB1 | 森林資源構成表(天然林)その2 | 基本的に帳票構成 | ||
92 | 表 6- | FOC3 | 公益的機能別森林資源構成表(その1) | が同じであるため、 | ||
93 | 表 6- | FOC4 | 公益的機能別森林資源構成表(その2) | ○ | 条件選択によりす | |
94 | 表 7- | FO13 | 所有形態別森林資源表 | べて表示出来るシ | ||
95 | 表 7- | FO68 | 所有形態別森林資源表(人工林) | ステムとする。 | ||
96 | 表 7- | FO69 | 所有形態別森林資源表(天然林)その1 | |||
97 | 表 7- | FOC0 | 所有形態別森林資源表(天然林)その2 | |||
98 | 表 8- | FO14 | 所有規模別所有形態別面積表 | |||
101 | 表 9- | FO15 | 制普別伐採方法別森林資源表 | |||
102 | 表 9- | FO70 | 制普別伐採方法別森林資源表(人工林) | |||
103 | 表 9- | FO71 | 制普別伐採方法別森林資源表(天然林) |
104 | 表 40- | FO44 | 森林資源表(その1) | ○ | 基本的に帳票構成 が同じであるため、条件選択によりす べて表示出来るシ ステムとする。 | |
105 | 表 40- | FO45 | 森林資源表(その2) | |||
106 | 表 40- | FOA4 | 森林資源表(その1 | 面積) | ||
107 | 表 40- | FOA5 | 森林資源表(その1 | 面積) | ||
110 | 表 40- | FOV1 | 森林資源表(その3 | 材積) | ||
111 | 表 40- | FOV3 | 森林資源表(その3 | 材積) | ||
112 | 表 40- | FOV4 | 森林資源表(その3 | 材積) | ||
113 | 表 40- | FOV2 | 森林資源表(その4 | 材積) | ||
114 | 表 41- | FO46 | xxx種齢級別面積表(その1) | △ | 「85 森林資源構 成表」で代用 | |
115 | 表 41- | FOB6 | 林種樹種齢級別面積表(その2) | |||
116 | 表 42- | FO47 | 所有形態別面積表(その1) | △ | 「94 所有形態別森林資源表」で代用 | |
117 | 表 42- | FO48 | 所有形態別面積表(その2) | |||
118 | 表 43- | FO49 | 所有規模別面積表(その1) | |||
119 | 表 43- | FO50 | 所有規模別面積表(その2) | |||
123 | FOR1 | 民有林年間成長量 | ○ | |||
124 | FOR2 | 機能別森林面積 | ○ |
■森林GIS機能一覧(概要版) (※但し、一部森林資源台帳システムで有する機能を含む)
業務 | 概要 | |
地図表示機能 | 座標系 | 座標系は、平面直角座標系(第6系 JDG2000)とす る。 |
地図縮尺 | 基本縮尺を 1/5000 とするが、1/500~1/80000 (県全域)の縮尺が表示できる。 | |
2画面表示 | 連動非連動の2つの地図画面を表示する。 | |
凡例表示 | 主題図の地図凡例を表示する。 | |
索引図表示 | 索引図を別ウインドウで表示する。索引図には現在の表 示位置を明示できる。 | |
メニュー制御 | 地図画面をできるだけ広く利用するため、操作用メニューが表示/非表示の制御が行える。 | |
地図操作機能 | 地図移動 | 地図画面をドラッグして地図を移動する。 |
地図拡大/縮小 | 地図画面を拡大/縮小する。 | |
地図範囲指定拡大 | 拡大する範囲を指定して拡大する。 | |
地図設定縮尺切替 | 指定した地図縮尺で地図を表示する。 | |
地図スライダーバー | スライダーバーを用い指定した縮尺で地図を表示する。 東西南北方向への地図を移動する。 | |
索引図検索表示 | 索引図(別ウインドウ)から表示する地図範囲を指定す る。 | |
位置座標表示 | カーソルの位置座標(緯経度、平面直角座標)を表示す る。 | |
表示座標は、コピー&ペーストできる。 | ||
xxx表示設定 | レイヤ別の表示/非表示設定が行える。 | |
簡易表示設定 | 複数レイヤ1グループとして登録削除表示切り換えが 行える。 | |
主題図表示設定 | 主題図の表示/非表示設定を行える。 |
表示xxxのプロパティ | レイヤの情報として、最終更新日、管理所管、最終更新 者など情報を表示する。 | |
地図切替 | 年度単位で過年度のデータを参照可能とすること。 | |
検索表示機能 | 住所検索 | 国土交通省国土計画局(位置参照情報)等による検索表 示する。 |
目標物検索 | 県公共建築物名称等による検索表示する。 | |
キーワード検索 | フリーワード絞り込みによる位置検索表示する。 | |
属性検索 | 各地図属性情報に設定済みの項目からの検索表示が行 える。 | |
検索結果はEXCEL 形式のファイルとして保存できる。 | ||
森林資源DBからの検索表示が行える(森林資源DB連 携機能)。 | ||
空間検索機能 | レイヤ指定ポイント検索 | ポイント検索するレイヤを指定してから指定した位置 の図形と属性を表示する。 |
全レイヤ指定ポイント検索 (ポリゴン串刺し検索) | 指定した位置に存在する検索可能レイヤをリスト表示する。 | |
リストから選択したレイヤの図形と属性を表示する。 | ||
その他 | 参照ファイルとして Jpeg、PDF、Excel、Word ファイルなどが参照できる(デフォルト 2MB まで)。 | |
ユーザレイヤ機能 | 図形追加 | ユーザレイヤに「点線面文字円バッファ」タイプ別に図 形を入力する。 |
図形タイプ別に入力するスタイル、色、大きさ(太さ透 明度)を選択する。 | ||
図形更新 | ユーザレイヤに登録された「点・線・面・文字・円・バッファ」タイプ別の図形を編集する。 | |
図形タイプ別に編集するスタイル、色、大きさ(太さ) を変更する。 | ||
図形削除 | ユーザレイヤに登録された「点・線・面・文字・円・バッファ」タイプ別の図形を削除する。 | |
属性情報参照 | 属性情報は、文字情報とファイル参照の情報を参照す る。 | |
属性マージ | 図形情報のフィールドとローカルの EXCEL/Access ファイルのフィールドをキーとした属性取り込みが行える。 | |
主題図作成機能 | 既存データセットから主題図を作成する。 | |
主題図は、ユーザ管理とし設定の保存/削除ができる。 | ||
計測機能 | 距離計測 | 地図上の距離を測定する/計測中の地図操作(拡大・縮 小・移動)が行える選択図形の長さをプロパティとして表示する。 |
面積計測 | 地図上の面積を測定する/地図上の距離を測定する/計測中の地図操作(拡大・縮小・移動)が行える。 |
印刷機能 | 定型印刷(ウィザード形式) | テンプレート選択(用紙サイズ、タイトル、凡例、方位)、印刷スケール、印刷位置、印刷プレビュー、印刷までの手続き型操作とする。また、A3 を超える用紙サイズへの出力は、自動分割して印刷することができる。 |
簡易印刷(ウィザード形式) | 画面表示中のレイヤについて、印刷を行う。印刷までの手続きは、用紙サイズ、タイトル、凡例有無、方位有無、印刷スケール、印刷プレビュー、印刷までのプロセスにより印刷される。また、A3 を超える用紙サイズへの出力は、自動分割して印刷することができる。 | |
複写用画面 | 地図画面内の画像としてクリップボードに複写する。 | |
編集系機能(GUIの構成と環境設定) | 編集系機能メニューは、システム管理者が編集対象のデ ータセット及びメニューの名称等を設定することができる。 | |
編集系機能は、汎用的なデータセットに対する機能と機能拡充可能な専用機能に区分しメニュー構成ができる。なお、本業務では、小班編集は小班レイヤ専用機能、ユーザレイヤ(点・線・面・文字)・林道(線)・保安林 (線)・保安林解除(面)・伐採管理(面・点)等は汎用データセットとして位置づける。 | ||
機能拡充は、将来の専用機能追加時のメニュー変更等の 構成ができること。 | ||
環境設定 | 編集者は、編集専用システム用の属性情報を有する専用データセットを作成できる。 | |
データセットは、森林資源 DB 連動/非連動の区分がで きる。 | ||
編集環境は、システム管理者が設定する。 | ||
編集系機能(汎用編集機能) | テキストデータセット編集 | データ追加が行える。 |
データ変更(文字列書出位置移動回転削除)が行える。 | ||
表示設定/属性設定が行える。 | ||
ポイントデータセット編集 | データ追加が行える。 | |
データ変更(点移動・点削除)が行える。 | ||
表示設定/属性設定が行える。 | ||
図形データ削除と連動し、森林資源 DB マスタのレコー ドの削除が行える。 | ||
図形 N 対属性 1 の設定解除が行える。 | ||
ラインデータセット編集 | データ追加が行える。 | |
データ変更(頂点移動/(始終点、xxx)、頂点追加、頂点削除/ライン分割)が行える。 | ||
表示設定/属性設定が行える。 | ||
図形データ削除と連動し、森林資源 DB マスタのレコー ドの削除が行える。 | ||
図形 N 対属性 1 の設定解除が行える。 |
ポリゴンデータセット編集 | データ追加が行える。 | |
データ変更(頂点移動、頂点追加、頂点削除)が行える。 | ||
表示設定/属性設定が行える。 | ||
図形データ削除と連動し、森林資源 DB マスタのレコー ドの削除が行える。 | ||
図形 N 対属性 1 の設定・解除が行える。 | ||
管理者編集 | 図形の削除 | システム管理者は、GIS図形データ単独の削除が行え る。 |
図形と台帳のリンク設定 | 森林資源DBとの連携キーフィールドの編集が行える。 | |
図形の不合情報より新たに台帳とのリンク設定が行え る。 | ||
小班編集機能(専用機能) | 基本要件 | 小班ポリゴンデータセットでは、図形面積と台帳面積を 区分できる。 |
小班ポリゴンを削除する際は、必ず林地異動レイヤに複 製する。 | ||
小班編集は、小班ポリゴン(N)と台帳情報(1)は必 ず一致する(N対1) | ||
1小班で複数のパターンを同時修正する場合も勘案す ること | ||
分筆等により小班ポリゴン変更が生じた場合は、図形と台帳の同時修正を必須とする | ||
分筆等により新規小班ポリゴンが新規に作成された場合は、台帳の新規登録を必須とする | ||
システム管理者は、図形と森林資源台帳を個別に編集す ることができる | ||
エリア図形の作成管理 | エリア図形の主たる属性(小班との連携キー、同意、年次、備考等)は、森林資源DBにマスタを配置する | |
小班属性検索から抽出対象となる図形を抽出検索することができる。又は図形選択により抽出対象となる図形を選択することができる。 | ||
選択図形は、一覧表より地図の位置を確認選択解除が操 作できる | ||
選択図形は、図形合成によりエリア図形として管理(登録・呼出し・削除)できる。但し、登録後のエリア図形の形状変更は許可しない。(形状変更は、削除後の新規 登録の扱いとする。) | ||
エリア図形から包含する小班を抽出できる。または2画面表示により同一エリアの前年度(指定するデータセット)データを参照確認ができる。 | ||
2カ年の属性データ(旧新データ)を併合(MERGE)し属性一覧として表示できる。 |
併合された属性は、エリア属性(小班との連携キー、同意、備考等)と結合(JOIN)し、エリア図形単位のポリゴンデータセットとして保存ができる。(配布デー タとして利用) | ||
配布データ作成 | 個々に保存したエリア図形データのエキスポートが行える。または、EXCELファイルとしての出力が行え る。 | |
利用者区分により配布データは、属性に含まれる個人情報等の出力可否の選択が行える。 | ||
小班パターン編集 | 複数小班を跨ぐ新小班ポリゴンを作成 | 複数小班を跨ぐ新小班ポリゴンを領域分割処理により新小班ポリゴンを作成する。 |
新小班ポリゴンは、自動付番またはxx処理により森林資源DBに新規台帳を起票する。 | ||
分割対象となった小班属性は、必要な台帳の修正を図形と台帳を1対単位で更新を行う。 | ||
単一小班を複数小班ポリゴンに分割 | 指定した単一の小班ポリゴンを分割するための線分を作図し、領域分割処理により新ポリゴンを作成する。 | |
新小班には、協議に定めた付番ルールに付き自動付番を 行うものとする。 | ||
分割後の新小班は、分割前の属性を原則引き継ぎ、必要な台帳の更新が合わせて行えること。 | ||
複数小班を単一小班に結合 | 指定した複数小班ポリゴンを単一の小班ポリゴンに結合し新小班ポリゴンを作成する。 | |
新小班ポリゴンは、指定した結合前のいずれかの小班ポ リゴン属性を引き継ぐことができる。または、新規台帳を起票できる。 | ||
結合対象となった小班は、台帳より削除される。 | ||
小班削除 | 指定した小班ポリゴンの全部又は一部の削除が行える。 | |
削除された小班ポリゴンは、林地異動レイヤに削除部分 が複製される。 | ||
林地異動ポリゴンには、異動事由等の必要な属性情報を 入力できる。 | ||
システム管理者編集 | システム管理者は、森林GISから図形と森林資源DB を非連動で編集できる。 | |
編集とは、森林資源DBに存在し森林GISの図形が存在しないデータを新たに連携させることができる。 | ||
その他 | 森林資源DBの一括修正は、図形選択、修正属性項目指定、属性項目修正の手順により森林資源DBの一括修正が行える。 | |
マスタ連携 | 属性検索 | 森林資源DBからの図形の検索表示が行える。 |
突合処理 | 図形から台帳を点検し、図形が存在し森林資源DBに存在しない不一致となる図形の一覧の作成が行える。 |
属性から図形を点検し、森林資源DBに存在し図形に存在しない不一致となる台帳の一覧の作成が行える。 | ||
不一致情報は、EXCELに出力することができる。 | ||
図形属性情報の一括更新 | 森林資源 DB から図形属性情報の一括更新が行える。 | |
SuperMap Xxxxxxx.XXX 組込機能 | 地図検索表示機能 | 住所検索、目標物検索、キーワード検索、属性検索と同 等の機能とする。 |
地図操作機能 | 簡易表示機能と同等の機能とする。 | |
印刷機能 | 定型印刷、簡易印刷、複写用画面と同等の機能とする。 | |
属性マージ機能 | 図形情報のフィールドとローカルの EXCEL/Accessファイルのフィールドをキーとした属性取り込みが行 える。 | |
論理チェック | 小班図形論理チェック | 汎用GISの機能を用い図形の論理チェック及び修正 が行えるものとする。 |
空間演算と属性継承 | GUIにより指定する上位/下位のレイヤより上位のレイヤ属性を下位のレイヤ属性に継承できる。 | |
上位レイヤは、複数の図形データを有することを前提に上位図形の数分を自動演算し、下位レイヤの指定する属性フィールドに上位属性を代入する。但し、上位レイヤは、下位レイヤ内の複数の図形を跨ぐ場合が存在する。 |
別紙「地図データコンテンツ」
N O | 地物レイヤ | P/A/L/ R | RDBM S | 利用頻度 | 備考 |
1 | 計画区 | A | ○ | ||
2 | 新市村界 | A/L | ○ | ||
3 | 旧xx界 | A/L | ○ | ||
4 | 振興局界 | A | ○ | ||
5 | 流域界 | A | ○ | ||
6 | 林班 | A/L | 小班 | ◎ | 小班から構成するデータ |
7 | 準林班 | A/L | 小班 | ◎ | 小班から構成するデータ |
8 | 小班 | A/L | 小班 | ○ | |
9 | 保安林指定 | A | 保安林 | ○ | |
10 | 保安林解除 | A | 保安林 | ○ | |
11 | 砂防指定地 | A | △ | 他部局所管 | |
12 | 急傾斜地崩壊危険区域 | A | △ | 他部局所管 | |
13 | 地すべり危険区域 | A | △ | 他部局所管 | |
14 | 自然公園 | A | △ | 他部局所管 | |
15 | 自然環境保全地域 | A | △ | 他部局所管 | |
16 | 鳥獣保護区域 | A | △ | 他部局所管 | |
17 | 文化遺産 | A | △ | 他部局所管 | |
18 | 都市計画区 | A | △ | 他部局所管 | |
19 | 風致地区 | A | △ | 他部局所管 | |
20 | 農業用地 | A | △ | 他部局所管 | |
21 | 山腹崩壊危険地区 | A | ○ | ||
22 | 崩壊土砂流出地区 | A | ○ |
23 | 地すべり危険区域(13 とは異なる) | A | ○ | ||
24 | 森林基本図(R) | R | ○ | ||
25 | 空中写真(R) | R | ○ | H16/H23 | |
26 | 地図画像(R)20/5/2.5 万 | R | ○ | ||
27 | 国有林 | A | △ | 他部局所管 | |
28 | 傾斜区分図 | A | △ | 他部局所管 | |
29 | 地質図 | A | △ | 他部局所管 | |
30 | 土壌図 | A | △ | 他部局所管 | |
31 | 公共建築物 | A | △ | 他部局所管 | |
32 | 国勢調査 | A | △ | 他部局所管 | |
33 | 河川 | L | △ | 他部局所管 | |
34 | 道路(国県xx) | L | △ | 他部局所管 | |
35 | 地籍 | A | △ | 他部局所管 | |
36 | 林道 | L | 林道 | ○ | |
37 | 作業道 | L | ○ | ||
38 | 施業履歴(造林) | A | 施業履 歴 | ○ | |
39 | 施業履歴(治山) | A | 施業履 歴 | ○ | |
40 | 低コスト推進団地 | A/L | ○ | ||
41 | 森林経営計画・属地 | A | ○ | ||
42 | 森林経営計画・属人 | A | ○ | ||
43 | 伐採情報(皆伐) | A | 伐採 | ○ | |
44 | 森林・林地異動履歴 | A | ○ | ||
45 | 木材流通・加工施設 | P | ○ |
■データフロー(概略)
委 託 業 務 着 手 届
・委託業務名
・業務着手日
上記のとおりお届けします。
令和 年 月 日
受託者 住 所
氏 名
和歌山県知事 x x x x x
(別記第2号様式)
令和 年 月 日
和歌山県知事 様
受 託 者 住 所
氏 名 印
業 務 工 程 表
業 務 名
上記業務について下記のとおり業務工程表を提出します。
記
1.履行期間:(自)令和 年 月 日 (至)令和 年 月 日
2.工程x
x 種 | 月 | 月 | 月 | 月 | 月 | 摘 要 | ||||||||||
10 20 | 10 20 | 10 20 | 10 20 | 10 20 | ||||||||||||
………………………………………………………………………………………………………………………備考 1 工程は棒線で記入し、それぞれの日を明示すること。
2 着工月日から工期末日迄を記入すること。
(別記第3号様式)
令和 年 月 日
和歌山県知事 様
受 託 者 住 所
氏 名 印
x x 技 術 者 通 知 書
業 務 年 度業 務 名
令和 年 月 日付けをもって委託契約を締結した上記業務の管理技術者を下記のとおり定めましたので通知します。
記
管理技術者
氏 名
(別記第4号様式) | |||||
x x | 技 | 術 | 者 | 経 | 歴 書 |
1. 氏名及び生年月日 | |||||
2. 現 住 所 | |||||
3. 最 終 学 歴 | 年 | 月 卒業 | |||
4. 法令による資格免許等 | |||||
(以下列記) | 年 | 月 | 日 | 取得 |
5. 職 歴
期 間 x x
年 月~ 年 月
(以下列記)
上記のとおり相違ありません。令和 年 月 日
本人氏名 印
……………………………………………………………………………………………………備考 1 職歴については、担当した業務経歴を記入すること。
2 法令による資格免許等は、名称・等級・種別登録番号を記載する。
(別記第5号様式)
令和 年 月 日
和歌山県知事 様
受 託 者 住 所
氏 名 印
担 当 技 術 者 通 知 書
業 務 年 度業 務 名
令和 年 月 日付けをもって委託契約を締結した上記業務のxx技術者を下記のとおり定めましたので通知します。
記
xx技術者
氏 名
(別記第6号様式) | |||||
担 当 | 技 | 術 | 者 | 経 | 歴 書 |
1. 氏名及び生年月日 | |||||
2. 現 住 所 | |||||
3. 最 終 学 歴 | 年 | 月 卒業 | |||
4. 法令による資格免許等 | |||||
(以下列記) | 年 | 月 | 日 | 取得 |
5. 職 歴
期 間 x x
年 月~ 年 月
(以下列記)
上記のとおり相違ありません。令和 年 月 日
本人氏名 印
……………………………………………………………………………………………………備考 1 職歴については、担当した業務経歴を記入すること。
2 法令による資格免許等は、名称・等級・種別登録番号を記載する。
(別記第7号様式)
令和 年 月 日
和歌山県知事 様
受 託 者 住 所
氏 名 印
業 務 完 了 通 知 書
下記業務は令和 年 月 日に完了したので提出します。
記
1. | 業 務 | 名 | ||||
2. | 契 約 金 | 額 | ¥ | |||
3. | 契 約 年 月 日 | 令和 | 年 | 月 | 日 | |
4. | 履 行 期 間 | (自)令和 (至)令和 | 年年 | 月月 | 日日 |
和歌山県森林地理情報管理システム保守管理業務仕様書
総 括 表 | |||||||
項 目 | 工 種 | 種 別 | 数量 | 単位 | 単 価 | 金 額 | 備考 |
システム保守管理業務 | 1.0 | 式 | 内訳書① | ||||
森林施業履歴データ整備 | 1.0 | 式 | 内訳書② | ||||
業務価格 | ①+② | ||||||
消費税相当額 | 10.0 | % | |||||
業務費 | 1.0 | 式 | |||||
内 訳 書 ① (システム保守管理業務) 第 1 号 | |||||||
項 目 | 工 種 | 種 別 | 数量 | 単位 | 単 価 | 金 額 | 備考 |
直接費 | |||||||
<運用保守費> | |||||||
1 運用支援業務(技術サポート) | 1号代価表 | ||||||
-1 システム運用支援 | 年3回 | 1.0 | 式 | 〃 | |||
-2 問合せ対応 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
2 保守業務(ソフトウェア保守:障害対応) | 〃 | ||||||
-1 プログラム検証 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
-2 プログラム適用 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
-3 操作・運用マニュアルの改訂 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
3 報告書作成 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
4 打合せ協議(初回、完了時) | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
<機能拡充> | |||||||
5 システム機能拡張(改修) | 2号代価表 | ||||||
-1 森林簿更新機能の拡張 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
-2 地図表示機能改修 | 1.0 | 式 | 〃 | ||||
間接費 | |||||||
諸経費 | % | ||||||
業務価格 | 1.0 | 式 | |||||
消費税相当額 | 10.0 | % | |||||
業務費 | 1.0 | 式 |
内 訳 書 ② (森林施業履歴データ整備) 第 2 号 | |||||||
項 目 | 工 種 | 種 別 | 数量 | 単位 | 単 価 | 金 額 | 備考 |
直接費 | |||||||
1 資料収集整理 | 1.0 | 式 | 3号代価表 | ||||
2 データ補正 | |||||||
-1 施業測量図座標取得(コンパス入力データあり) | 1,273.0 | 件 | 4号代価表 | ||||
-2 施業測量図座標取得(コンパス入力データなし) | 464.0 | 件 | 5号代価表 | ||||
-3 施業測量図位置同定 | 1,737.0 | 件 | 6号代価表 | ||||
3 成果整理 | 1.0 | 式 | 7号代価表 | ||||
4 打ち合せ協議 | 1.0 | 式 | 8号代価表 | ||||
間接費 | |||||||
諸経費 | % | ||||||
業務価格 | |||||||
消費税相当額 | 10.0 | % | |||||
業務費 | 1.0 | 式 | |||||
1 号 代 価 表 (運用保守費) | ||||||||
項 目 | 1式当り | |||||||
直接人件費 | ||||||||
技術者 | 直接人件費 a | |||||||
プロジェクトM | SE | 技師(A) | 技師(B) | 技師(C) | 技術員 | |||
1 運用支援業務(技術サポート) | ||||||||
-1 システム運用支援 | ||||||||
-2 問合せ対応 | ||||||||
2 保守業務(ソフトウェア保守:障害対応) | ||||||||
-1 プログラム検証 | ||||||||
-2 プログラム適用 | ||||||||
-3 操作・運用マニュアルの改訂 | ||||||||
3 報告書作成 | ||||||||
4 打合せ協議(初回、完了時) | ||||||||
計 | ||||||||
直接人件費 計 |
2 号 代 価 表 (機能拡充) | ||||||||
項 目 | 1式当り | |||||||
直接人件費 | ||||||||
技術者 | 直接人件費 a | |||||||
プロジェクトM | SE | 技師(A) | 技師(B) | 技師(C) | 技術員 | |||
5 システム機能拡張(改修) | ||||||||
-1 森林簿更新機能の拡張 | ||||||||
--2 地図表示機能改修 | ||||||||
計 | ||||||||
直接人件費 計 |
3 号 代 価 表
森林施業履歴データ整備業務
第 3 号 資料収集整理 標準作業数量 1 式当り
項 目 | 規 格 | 単 位 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
人件費等 | 式 | 1.0 | ||||
測量主任技師 | 人 | |||||
測量技師 | 人 | |||||
測量技師補 | 人 | |||||
測量助手 | 人 | |||||
労務 | 式 | 1.0 | ||||
普通作業員 | 人 | |||||
部材・機材・経費 | 式 | 1.0 | ||||
機械経費 | 式 | 1.0 | ||||
材料費 | 式 | 1.0 | ||||
通信運搬費等 | 式 | 1.0 | ||||
精度管理費 | 式 | 1.0 | ||||
工程合計 | 式 | 1.0 | 1式当り | |||
1式当り | 単位当り | |||||
4 号 代 価 表
森林施業履歴データ整備業務
第 4 号 データ補正
-1 施業測量図座標取得(コンパス入力データあり)
標準作業数量 1000 件当り
項 目 | 規 格 | 単 位 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
人件費等 | 式 | 1.0 | ||||
測量主任技師 | 人 | |||||
測量技師 | 人 | |||||
測量技師補 | 人 | |||||
測量助手 | 人 | |||||
労務 | 式 | 1.0 | ||||
普通作業員 | 人 | |||||
部材・機材・経費 | 式 | 1.0 | ||||
機械経費 | 式 | 1.0 | ||||
材料費 | 式 | 1.0 | ||||
通信運搬費等 | 式 | 1.0 | ||||
精度管理費 | 式 | 1.0 | ||||
工程合計 | 式 | 1.0 | 1000件当り | |||
1件当り | 単位当り | |||||
5 号 代 価 表
森林施業履歴データ整備業務
第 5 号 データ補正
-2 施業測量図座標取得(コンパス入力データなし)
標準作業数量 1000 件当り
項 目 | 規 格 | 単 位 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
人件費等 | 式 | 1.0 | ||||
測量主任技師 | 人 | |||||
測量技師 | 人 | |||||
測量技師補 | 人 | |||||
測量助手 | 人 | |||||
労務 | 式 | 1.0 | ||||
普通作業員 | 人 | |||||
部材・機材・経費 | 式 | 1.0 | ||||
機械経費 | 式 | 1.0 | ||||
材料費 | 式 | 1.0 | ||||
通信運搬費等 | 式 | 1.0 | ||||
精度管理費 | 式 | 1.0 | ||||
工程合計 | 式 | 1.0 | 1000件当り | |||
1件当り | 単位当り | |||||
6 号 代 価 表
森林施業履歴データ整備業務
第 6 号 データ補正 -3 施業測量図データ位置同定 標準作業数量 1000 件当り
項 目 | 規 格 | 単 位 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
人件費等 | 式 | 1.0 | ||||
測量主任技師 | 人 | |||||
測量技師 | 人 | |||||
測量技師補 | 人 | |||||
測量助手 | 人 | |||||
労務 | 式 | 1.0 | ||||
普通作業員 | 人 | |||||
部材・機材・経費 | 式 | 1.0 | ||||
機械経費 | 式 | 1.0 | ||||
材料費 | 式 | 1.0 | ||||
通信運搬費等 | 式 | 1.0 | ||||
精度管理費 | 式 | 1.0 | ||||
工程合計 | 式 | 1.0 | 1000件当り | |||
1件当り | 単位当り | |||||
7 号 代 価 表
森林施業履歴データ整備業務
第 7 号 成果整理 システムセットアップを含む 標準作業数量 1 式当り
項 目 | 規 格 | 単 位 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
人件費等 | 式 | 1.0 | ||||
測量主任技師 | 人 | |||||
測量技師 | 人 | |||||
測量技師補 | 人 | |||||
測量助手 | 人 | |||||
労務 | 式 | 1.0 | ||||
普通作業員 | 人 | |||||
部材・機材・経費 | 式 | 1.0 | ||||
機械経費 | 式 | 1.0 | ||||
材料費 | 式 | 1.0 | ||||
通信運搬費等 | 式 | 1.0 | ||||
精度管理費 | 式 | 1.0 | ||||
工程合計 | 式 | 1.0 | 1式当り | |||
1式当り | 単位当り | |||||
8 号 代 価 表
森林施業履歴データ整備業務
第 8 号 打合せ協議 標準作業数量 1 式当り
項 目 | 規 格 | 単 位 | 数 量 | 単 価 | 金 額 | 備 考 |
人件費等 | 式 | 1.0 | ||||
測量主任技師 | 人 | |||||
測量技師 | 人 | |||||
測量技師補 | 人 | |||||
測量助手 | 人 | |||||
労務 | 式 | 1.0 | ||||
普通作業員 | 人 | |||||
工程合計 | 式 | 1.0 | 1式当り | |||
1式当り | 単位当り | |||||