仮想化基盤. IPA 内✰各センターに対してプライベートクラウドサービスを提供することを目的としたインフラシステムであり、各センターがシステムを刷新・拡張する際に、拡張性(セキュアな環境下で、ハードウェア資源を柔軟・迅速・効率的に割り当てたり共有したりする)を担保することが求められる。仮想化基盤✰構成は、ハードウェア、ネットワーク、ストレージ、Web サーバ、サーバ仮想化ソフトウェア、サーバソフトウェア等を含む。 これらは各センターや部門✰個別システム✰導入に係る拡張性について十分配慮されてお り、万が一ハードウェア資源が不足する事態が生じても、特定技術に依存せずに容易に増強が可能である。なお、2018 年 3 月より、HCI ✰技術を採用した基盤を追加し運用している。 以下に、仮想化基盤✰主要要件を示す。
仮想化基盤. VMware社が開示する互換性ガイドにおいて、vSphere ESXi7の動作互換性が認められた機種構成とすること 仮想化基盤のリソース状況がひっ迫した場合、リソース負荷を均等化するために稼働中の仮想デスクトップやサーバが自動で再配置される構成とすること 仮想化ホストの内蔵ディスクを仮想ストレージの機能で統合し、仮想デスクトップ基盤上で稼働する全ての仮想マシンの共有ストレージとして利用すること 共有ストレージは、重複排除/データ圧縮の機能を有効化すること 1台の仮想デスクトップに障害や高負荷な状態が発生しても、他の仮想デスクトップに影響が出ない(他の仮想デスクトップを利用する役職員の業務に影響が出ない)ようにハイパーバイザで自動負荷分散を行うこと 仮想マシンがオンラインの状態で、ハイパーバイザの自動アップデートが実行可能な構成とすること 仮想デスクトップで利用するためのActive Directory 2台とDHCPサーバ2台を当該環境上に構築すること。なお、ここで構築するActive Directoryは、既存のActive Directoryドメインにドメイン参加させるものとする
仮想化基盤. (ア) サーバをハイパーバイザーにより仮想化すること。なお、仮想サーバを追加した場合に追加ライセンスが不要であること。
仮想化基盤. 3 台の冗長構成とし、障害時は 2 台にて縮退運転が可能な構成とすること。
仮想化基盤. ハードウェア基盤 ITサービス管理 運用管理基盤 OS