モルドバ. バイオマス燃料有効活用計画 原則、全サイトの現状を把握した上で評価判断することを想定する。 本事業で設置されたバイオマス・ボイラーとペレット製造設備につき、首都キシニョフの貧困農民支援（2KR）実施ユニット・ワークショップを通じ、その稼働状況や維持管理状況（誰がどのように管理し、問題が起きた際はどのように対処されているのか、運営維持管理に関する実施機関の人員、予算や技術は十分かどうか等）を確認する。また、各ボイラーの接続状況については、対象となる村落ごとに確認すること。現地視察については、24 カ所中 10 カ所程度を業務従事者と現地調査補助員が踏査し、残りのサイトについては現地調査補助員が踏査の上情報を収集する。 本事業の有効性・インパクトについては、事前評価表に記載のある定量的効果である①対象施設における暖房費（MDL/年）、②雇用創出（名）の他、準備調査報告書に記載のある暖房費や温室効果額の削減についても念頭に置き、事業開始前と完了後以降の実績値を確認し、それらが対象地域の生活環境にどのような変化をもたらしたかを分析する。
