完了報告書 Sample Contracts

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完了報告書 • June 18th, 2018

1. 基本情報 (1)案件名 カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業(第 2年次)Maternal and Child Health Project in Chisankane Area, KafueDistrict (2)贈与契約締結日及び事業期間 ・贈与契約締結日:2017 年 3 月 2 日・事業期間:2017 年 3 月 11 日~2018 年 3 月 10 日 (3)供与限度額及び実績(返還額) ・供与限度額:491,532 米ドル・総支出:466,813.43 米ドル(返還額:24,718.57 米ドル、利息:0米ドル含む。) (4)団体名・連絡先、事業担当者名 (ア) 団体名:特定非営利活動法人 難民を助ける会 Association for Aid and Relief, Japan (AAR Japan)(イ) 電話:03-5423-4511(ウ) FAX:03-5423-4450(エ) E-mail:staff@aarjapan.gr.jp(オ) 事業担当者名:加藤亜季子 (5)事業変更の有無 事業変更承認の有無:無

1 基本情報 (1)案件名 モデル地域での実践強化および評価制度の確立を通した、障がい児のためのインクルーシブ教育普及事業 (2)事業地 カンボジア王国 全土 (3)贈与契約締結日及び事業期間 ・贈与契約締結日:2022 年 2 月 14 日・事業期間:2022 年 2 月 14 日~2023 年 2 月 13 日・延長事業期間:1.5 ヵ月、2023 年 3 月 31 日まで (4)供与限度額及び実績(返還額) ・供与限度額:266,428.00 米ドル・総支出:258,535.65...
完了報告書 • May 28th, 2024

2 事業の概要と成果 (1) プロジェクト目標の達成度(今期事業達成目標) 郡内のモデル地域であるソンロン集合村において、インクルーシブ教育(Inclusive Education:以下 IE)を理解し、障がい児指導に関して豊富な経験を有する教員が育成されるとともに、IE や障がいに関する資料および教材を備えたセンターが設立された。それらの人的・物的リソースを活かして郡内他集合村の教員を支援するためのネットワークが形成され、郡内の教員はソンロン集合村にあるリソースの役割を認識し、適切な支援を受けられるようになった。また、郡内各集合村に設立された障がい者支援委員会 (Commune Committee for Persons with Disabilities:以下 CCPWD)は、ソンロン集合村や近隣集合村における学校とCCPWD の連携事例を参照しながら、各地域で障がい児への支援活動に取り組んでいる。本事業で策定したIE 評価ツールは、国内全州教育局(Provincialoffice of Education、以下 POE)への共有が完了した。各 POE から国内 9 割以上の郡教育事務所(District office of Education、以下 DOE)への共有も行われているが、実際にツールを使ったことのある DOE の数はまだ少ない。DOE 職員の理解をより深めていくことや、紙版のみではなく学校に共有しやすい電子データ版も POE から DOE にスムーズに共有されていくことが、今後も必要である。 モデル地域のリソースを通して、郡内の他集合村における障がい児の教育支援体制が強化されるとともに、策定されたインクルーシブ教育評価ツールがカンボジア国内で使用される。 (2)活動内容 計画したすべての活動を完了した。各活動の実施時期、実施場所、参加人数等の詳細は「補足資料 1 研修・会合一覧」を参照。 活動 1:IE 実践状況を評価する仕組みづくり(1-1)(1-3)第 2 期事業で作成した IE チェックリストガイドラインは、2022 年 5 月に教育大臣からの承認が得られた。その後、全国のPOE に共有するための準備会合をIE 専門委員会と行い、2022 年 9 月に共有のためのワークショップをケップ州にて開催した。同ワークショップには、教育省副長官や教育総

1.基本情報 (1)案件名 モデル地域での実践強化および評価制度の確立を通した、障がい児のためのインクルーシブ教育普及事業 (2)事業地 カンボジア王国 カンダール州クサイ・カンダール郡 (3)贈与契約締結日及び事業期間 ・贈与契約締結日:2019 年 8 月 2 日・事業期間:2019 年 8 月 2 日~2020 年 8 月 1 日・延長事業期間:30 日間、2020 年 8 月 31 日まで (4)供与限度額及び実績(返還額) ・供与限度額:310,777...
完了報告書 • January 18th, 2021

選出し、2020 年 7 月と 8 月に、中心メンバー55 名(代理の参加者を含む)および CCPWD をとりまとめる郡障がい者支援委員会(以下、DCPWD: District Committee for Persons with Disabilities)メンバー7 名の計 62 名を対象にした 3 日間の能力強化研修を実施した。参加者は、障がい児の家族とのコミュニケーションや障がい児の多様なニーズに応じた個別支援の実施方法を学んだ。(3-2)CCPWD および DCPWD メンバーに加え、カンダール州教育局職員を含むのべ 574 名を対象に、全体会合およびグループ会合を各 2 回実施した。各会合では、年間活動計画の実施状況や障がい児のデータ管理状況を確認するとともに、各 CCPWD が障がい児の就学支援を行うにあたって直面している課題と解決策について協議した。(3-3)当会は、障がい児が専門の NGO や病院等で必要な治療やリハビリサービス、補装具の提供を受ける際に同行し、✎✎る費用を自己資金で支援した。事業期間中に、障がい児 92 名が支援を受けた。障がい児のニーズに沿った個別の支援によって、車いすや歩行器を供与された障がい児は、外出して近所の住民と交流するようになったり通学できるようになったほ✎、眼鏡や補聴器を得た障がい児は、学校での勉強や家族や友達とのコミュニケーションが容易になる等、生活状況や就学状況における改善が見られた。 活動 4:特別支援学級およびリソースセンターの設立と能力強化(4-1)クサイ・カンダール郡ソンロン集合村のプレイ・トム小学校に、障がい児のための特別支援学級と、障がいに関する知識や支援を得られるリソースセンターを新設した。特別支援学級およびリソースセンターの建設工事に先立ち、当会はクサイ・カンダール郡教育事務所およびプレイ・トム小学校との間で、特別支援学級の運営や備品の維持管理に関する役割や責任範囲を定めた合意書を締結した(締結した合意書については「補足資料③工事前の合意書」を参照)。2020 年 1 月と 8 月には、特別支援学級およびリソースセンターの運営に必要な家具や機材、教材等、242 点をプレイ・トム小学校へ供与し、障がい児に配慮した教室環境を整備した(第 1 年次に供与した資機材については「補足資料④特別支援学級およ