情報システム運用・保守業務
情報システム運用・保守業務. 以下、運用保守業務)の対象は、主に、導入が終了し稼動を開始したネットワーク機器、サーバ、それらに含まれるアプリケーション、ソ➚トウエア(以下「システム」とする)、回線及びクラウドサービスとし、その業務内容は以下の通りとする。
3.1.1. システム監視業務 監視業務は、システムの稼動状況を把握するために行う監視作業に関する一連の業務である。以下に示す業務内容を実施すること。
1) システムへの監視内容、監視方法、監視体制、異常検知時の連絡方法等のシステム監視手順を定義し、担当職員の了承を得ること。また、運用において適宜見直し、改善を行うこと。
2) システムの死活監視を行うこと。異常を検知した場合、担当職員に報告を行い、対策を協議・検討すること。
3) 監視サービス(サーバ監視、端末監視、リモートアクセス監視等)から通知されるセキュリティイベントを監視すること。異常を検知した場合、担当職員に報告を行い、対策を協議・検討すること。
4) システムの負荷監視項目について閾値を設定し、監視をすること。閾値を超えた場合、担当職員に報告を行い、対策を協議・検討すること。
5) 監視内容、設定、閾値等の調整を行う必要がある場合、担当職員および関係者の了承を得て実施すること。また、利用者からの設定の変更要望についても検討を行い、設定の調整を行うこと。
6) 回線及びクラウドサービスについても同等の監視を行うこと。
3.1.2. システム保守・障害対応業務
1) システム保守 システムおよびそのデータに障害が発生したことを検知した場合は、直ちに障害の復旧作業を行うこと。復旧にあたっては、症状及び➫グ等より、障害の発生した原因を迅速に分析し、機器、部品の交換やソ➚トウエア及びデータの復旧作業を確実に実施し、復旧後は正常に稼動しているか確認すること。検知時においては直ちに、また随時対応状況を取りまとめた後、あるいは求めに応じて、担当職員に報告すること。
2) 回線障害 WAN 側回線および拠点間回線に障害が発生、あるいはこれらの障害が想定される場合 は、症状及び➫グ等から原因を切り分けると同時に、回線業者に速やかに連絡し、調査に協力するなどの対策を速やかに講じなければならない。
3) クラウドサービス障害 クラウドサービスで障害が発生、あるいは障害が想定される場合は、症状及び➫グ等より原因を分析すると同時に、業者に速やかに連絡、調査依頼や調査協力などの対策を速やかに講じなければない。
4) 臨時保守