終了時評価の評価項目. 終了時評価においては、草の根評価4項目(妥当性、実績とプロセス、効果、持続性)に加え、市民参加の実績及びグッドプラクティス、教訓、提言等の6つの項目で評価を行います。 DAC 評価5項目 14 の「妥当性」に相当する評価項目であり、具体的には主に以下の視点から評価します。 ・ プロジェクトは現地事情やニーズに合っていたか? ・ 受託者だからこそ可能であった現地の課題の発掘の手法を活かした計画であったか? ・ ターゲットグループ、対象地、C/P 等の選定は適切だったか? ・ 計画やアプローチはプロジェクト目標で目指す問題解決を実現するのに適切だったか? ・ 計画やアプローチは、対象国にある物や既存の制度、また、これまでに活動経験がある場合、その地域において受託者が培ってきた経験や実績、関係者との信頼関係を活かせたか? 事業開始時の(プロジェクト目標達成のための)外部条件の認識は十分だったか? 14 1991 年に経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)が発表した「DAC 評価基準」の中で、 援助事業の評価を行う視点として提唱された 5 項目。妥当性(relevance)、有効性(effectiveness)、効率性(efficiency)、インパクト(impact)、自立発展性(sustainability)で構成される。