公募図面. 6 様式集 新門司マリーナがある新門司地区は、雄大な海と山の自然に恵まれた地域となっており、九州最古の灯台「部埼灯台」、航海の安全を見守る「僧清虚の像」など由緒ある名所・旧跡が数多くあります。 新門司マリーナは、緑地帯に囲まれたスペースに、クラブハウスやクレーンなど、快適なマリンレジャーを創造する諸施設を整えています。また、関門海峡からは海路 15 分、四季を通して穏やかな海象条件に恵まれた瀬戸内海・周防灘に面しており、関門・瀬戸内海・日本海方面へのホームポートとして、豪快なフィッシングに、爽快なクルージングに、多彩なマリンレジャーが楽しめる施設となっています。 新門司マリーナを含む新門司2期埋立地は昭和54年12月に北九州港港湾計画で位置づけられ、昭和62年度から整備に着手し、平成3年11月に現況の施設整備を完成しました。 マリーナの管理運営は、民間ノウハウを積極的に活用するため、平成2年12月に北九州市及び民間企業10社により第三セクター「新門司マリーナ株式会社」が設立され、平成3年8月から営業開始しました。その後、同じく北九州市の第三セクターである「北九州埠頭株式会社」に営業譲渡し、現在に至っております。 一方で、供用開始後30年を経過し、施設が老朽化していること、また、設備が旧式で近年需要が増加している大型艇の受け入れなどの新たなニーズに対応できないなど、いくつかの課題を抱えています。 このような状況を受け、施設の有効な利活用に向けて市内外のマリーナ利用者に対する 「アンケート調査」や民間事業者の皆様から意見を伺う「サウンディング調査」を実施し、様々なご提案を頂きました。 以上を踏まえ、「新門司マリーナの運営の継続」、「マリーナ活性化・にぎわいの創出」を図るためには、柔軟な発想や実行力を有する民間事業者の力を活用する必要があると判断し、運営事業の譲渡を検討することとなりました。 なお、譲渡にあたっては、民間事業者の皆様の参入機会を確保し、柔軟な発想や実行力を有する民間事業者のご提案をいただくとともに、手続きの公平性、透明性を確保する観点から、公募型プロポーザルによる選定を行うこととしています。 事業者の皆様におかれましては、本事業の趣旨をご理解いただき、積極的にご応募いただきますようお願いします。