後見開始. 成年被後見人には,成年後見人が付けられる(家庭裁判所が職権で選任・8, 838②)。 資格 制限なし ⇒ 欠格事由(未成年者,破産者等,847)に注意 ⇒ 法人も可能(843Ⅳかっこ書) ⇒ 配偶者法定後見制度(旧 840)は廃止 員数 制限なし ⇒ 未成年後見人は1人に限られる(842) 職務 成年被後見人の療養・看護に務め(858),その財産の管理および財産に関する法律行為の代理をなす(859) ⇒ 成年後見人が成年被後見人の居住用不動産を,売却,賃貸,賃貸借の解除,抵当権の設定などの処分をする場合,家庭裁判所の 許可が必要(859 の 3)