金利リスク. マスター・ファンド(および間接的にトラスト)の投資対象に対する利回りは、現行の金利の変動により影響を受けることがあり、これによってマスター・ファンドの資産利回りと借入率との間にミスマッチが生じ、その結果、投資による収益が減少または消滅することがある。マス ター・ファンドの投資顧問会社は、その単独の裁量により、主にマスター・ファンドの金利エクスポージャーをヘッジするよう努める。金利ヘッジが有効であるという保証はない。確定利付証券の価値は、金利および為替レートの変動につれて変動する。価値が為替レートの変動により単独で影響を受ける場合を除き、金利が低下すれば、通常、確定利付証券の価値は上昇することが予想される。金利が上昇する場合、確定利付証券の価格は、通常下落し、マスター・ファンド (および間接的にトラスト)の投資対象の価値も減少する。金利の大幅な変動またはマスター・ファンド(および間接的にトラスト)の投資対象の市場価額の著しい下落、あるいはその他の市場要因が、マスター・ファンドの投資者の投資(および間接的に受益者のトラストへの投資)の価値またはその利回りの低下をもたらすことがある。金利が低下すると、マスター・ファンドが保有するモーゲージ関連証券の発行体は予定より早く元本を支払うことがあり、マスター・ファンドはより利回りの低い証券に再投資せざるを得ない。代理人が発行したモーゲージ・プールが元利金の支払いについて保証されていても、かかる保証は当該証券の市場価額の下落により生じた損失には適用されない。特定の通貨建ての確定利付証券への投資のパフォーマンスは、当該通 貨を発行する国の金利環境にも左右される。 トラストは、マスター・ファンドの投資に対する間接的なエクスポージャーを通じて社債に投 資することがある。特定の有価証券に関連する金利の変動により、副投資顧問会社は契約満了時 または有価証券売却時に同等のリターンを確保することができなくなることがある。さらに、現 行の金利の変動または将来の予測金利の変更により、保有する有価証券の価値の増減が生じるこ とがある。一般に、金利が上昇すれば確定利付証券の価値は下落する。金利が下落すると、通常、それとは逆の効果が生じる。 トラストは、希望する通貨建ての確定利付商品、変動利付商品およびゼロ金利商品に投資することができる。 以下の表は、トラストのさまざまな通貨に関する金利エクスポージャーおよび金利の変動に伴う影響を示している。この感応度分析は、他のすべての金利を一定とした場合のある通貨に適用される金利の変動に基づくものである。ポートフォリオ合計において、仮定では、すべての金利が同じベーシス・ポイントで同時に変動する。75ベーシス・ポイントのパラレルシフトとは、金利曲線に沿ってすべての金利が75ベーシス・ポイント上昇または下落(すなわち、0.75%の上昇または下落)することを意味する。 金利のプラス/マイナスのパラレルシフトは、先進国市場の金利の変動に対するイールド・ カーブ、+/―75ベーシス・ポイントのパラレルシフトで表示している。先進国市場とは、ユーロ圏の国々、オーストラリア、カナダ、スイス、デンマーク、イギリス、日本、ノルウェー、 ニュージーランド、スウェーデンおよびアメリカ合衆国である。 以下の分析には、トラストの直接的なエクスポージャーならびにマスター・ファンドの投資の間接的なエクスポージャーの両方が含まれている。 パラレルシフトで NAVが受ける影響 2017年10月31日 2016年10月31日 通貨 プラス マイナス プラス マイナス 米ドル (3.2%) 3.2% (3.2%) 3.2% ユーロ (1.1%) 1.1% (0.8%) 0.8% 英ポンド (0.4%) 0.4% (0.5%) 0.5% ポートフォリオ合計 (4.7%) 4.7% (4.5%) 4.5% 上記の分析は、合理的に生じる可能性がある金利市場の変動に伴う損益を示したものであり、金利曲線と信用曲線の両方の勾配の変化は含んでいない。これらのシナリオは、市場の変動、ならびに相関関係および流動性の変化によって全体の損益がさらに大きくなる場合のストレス・シナリオを含んでいない。
金利リスク. 金利が上昇している期間中、マスター•ファンドの利回りは一般的な市場金利よりも低くなる傾向があります。低金利の状況では、マスター•ファンドの投資ポートフォリオの利回りが低くなり、マスター•ファンドの能力に悪影響を及ぼす可能性があります。
金利リスク. 投資者は、本債券が期限前に償還され、または債券満期日より前に売却される場合、金利の変動にさらされる可能性があり、例えば、関連する金利の変動は、本債券の価値に影響を与えます。 期限前償還リスク 投資元本を確保するためには、本債券が債券満期日まで保有される必要があります。満期における各クラス通貨建て投資元本の最低水準(少なくとも103.3%(払込日ころにおいて算定されます。)の確保については、本債券が債券満期日よりも前に債券発行会社によって償還された場合には、この限りではないことにご留意ください。
金利リスク. 確定利付資産の価値は金利変動に伴い変動する。一般に、金利が上昇すると、確定利付資産の価値は下落する傾向がある。反対に、金利が下落すると、確定利付資産の価値は上昇する傾向がある。確定利付資産の価値の変動度合いは、確定利付資産の満期日および発行条件など、複数の要因に依拠する。 クラス・ファンドの損益を通じて公正価値で測定する金融資産を除き、ほぼすべての資産および負債は、金利改定日が設定されているか、満期日までの期間が6か月未満である。契約上の金利改定日と満期日のいずれか早い方の期間別に分類した、クラス・ファンドの損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、以下のとおりである。 損益を通じて公正価値で測定する金融資産 1年未満 1年から5年 5年から10年 10年超 合計 2016年1月31日 - 101,076,581 97,267,075 11,708,162 210,051,818 2015年1月31日 - 157,461,211 380,458,887 21,028,133 558,948,231
金利リスク. 確定利付資産の価値は金利変動に伴い変動する。一般に、金利が上昇すると、確定利付資産の価値は下落する傾向がある。反対に、金利が下落すると、確定利付資産の価値は上昇する傾向がある。確定利付資産の価値の変動度合いは、確定利付資産の満期日および発行条件など、複数の要因に依拠する。 クラス・ファンドの損益を通じて公正価値で測定する金融資産を除き、ほぼすべての資産および負債は、金利改定日が設定されているか、満期日までの期間が6か月未満である。契約上の金利改定日と満期日のいずれか早い方の期間別に分類した、クラス・ファンドの損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、以下のとおりである。 (単位:米ドル)金利改定日 1年未満 1年から5年 5年から10年 10年超 または満期日 なし 合計 2020年1月31日 - 31,190,706 48,444,896 5,953,898 - 85,589,500 2019年1月31日 23,116 42,175,033 52,462,171 9,993,860 - 104,654,180 1月31日現在、金利が100ベーシス・ポイント下落し、その他の変数を一定とした場合、主に債務証券の市場価額の上昇によって、当期の受益者に帰属する純資産は約4,371,889米ドル(2019年:8,438,493米ドル)増加していたと考えられる。金利が100ベーシス・ポイント上昇した場合、純資産は約4,147,776米ドル(2019年: 7,547,786米ドル)減少していたと考えられる。クラス・ファンドの方針に従い、投資運用会社はクラス・ファンドの全体的な金利感応度を毎日モニターしている。
金利リスク. ファンドの資産が投資される有価証券は、発行から買戻しまでの期間にわたり、その期間におけ る金利の変動によって価格変動が発生します。このリスクが金利リスクと呼ばれます。一般的に、金利が下落すると有価証券価格が上昇し、金利が上昇すると有価証券価格が下落します。金利が 変動するとき、有価証券の期間は、負債性証券の価格変化の度合いを表すものとして使用されま す。その期間が長ければ長いほど、金利の一定の動きによって負債性証券の価格が大きく動きま す。そのため純資産価額が変動します。 金利リスクに対するファンドのエクスポージャーは以下のとおりです。損益を通じて公正価値で測定されたファンドの金融資産と負債を含みます。2018年8月31日および2017年8月31日現在におけるこれら以外の資産および負債は、無利子です。 2018年8月31日 1年以内 1年から 5年 5年以上 無利子資産/負債 合計 資産 損益を通じて公正価値で測定する 金融資産 $ - $ 891,970 $ 2,639,303 $ - $ 3,531,273 資産合計 $ - $ 891,970 $ 2,639,303 $ - $ 3,531,273 負債 損益を通じて公正価値で測定する 金融負債 $ - $ - $ - $ 8,415 $ 8,415 負債合計 $ - $ - $ - $ 8,415 $ 8,415 金利および感応度ギャップ合計 $ - $ 891,970 $ 2,639,303 $ (8,415) $ 3,522,858 2018年8月31日現在で、その他の変数が一定の状態で保たれているとして、金利が100べーシスポイント上下した場合、その期間の損益の増加あるいは減少は約278,971米ドルとなります。これは、大半は負債性証券の市場価格の変化が原因です。 2017年8月31日 資産 損益を通じて公正価値で測定する 1年以内 1年から 5年 5年以上
金利リスク. ファンドの資産の過半は、本債券で保持され、その利率は、本債券の評価額に織り込まれている。この関係により、ファンドは、ファンドが保有する本債券の評価において、市場金利の実勢水準の変動の影響に関連するリスクにさらされることになる。現在の金利が5%上昇すれば、ファンドの価値は1,056豪ドル(2016年:8,235豪ドル)減少する。 ファンドの他の有利子の金融資産および金融負債により、ファンドは、その財政状態およびキャッシュ・フローに関して、市場金利の実勢水準の変動の影響に関連するリスクを負う。ファンドの現金ポジションは保管会社に預金され、現在のロンドン銀行間取引金利から保管会社が定める一定のスプレッドを差し引いた金利に基づく優位性のある金利が付される。
金利リスク. 各種の債務証券の価格は、通常、金利の変動により上下します。一般に既発債務証券の価格は、金利が低下する時には上昇し、金利が上昇する時には下落します。債務証券の価格の変動は、通常、マスター・ファンドに対して支払われる利息収益の額に影響しませんが、マスター・ファンドの持分の価格に影響を及ぼします。一般に金利リスクは、満期までの期間が長い投資証券ほど大きくなります。
金利リスク. 金利の変動は、発行体のファンダメンタルズに対する見通しおよびその他の投資者の意思決定に影響するため、ファンドが投資した債務証券の価値に影響を及ぼします。更に、金利の変動は投資運用会社および/またはその委託先がファンドの勘定で売買する派生商品の価値および価格設定にも影響を与えます。 為替先渡契約および為替取引リスク 投資運用会社および/またはその委託先はファンドの勘定で、ヘッジまたは投機の目的で、様々な国の通貨と国際的通貨との間で店頭為替先渡契約および通貨または為替先渡契約のオプションを取引することができます。
金利リスク. 金利リスクは、金利の上昇により確定利付商品およびその他の対象ファンドのポートフォリオ証券の価値が低下するというリスクです。名目金利が上昇すると、対象ファンドが保有する特定の確定利付商品の価値は低下する傾向があります。名目金利は実質金利と予想インフレ率の合計として記載されることがあります。デュレーションが長い確定利付商品は金利の変動により敏感である傾向があり、通常、デュレーションが短い証券よりも変動しやすいものです。米国インフレ連動国債を含むインフレ連動債は、実質金利が上昇すると価値が低下します。実質金利が名目金利よりも速く上昇している等の特定の金利環境では、インフレ連動債は、類似したデュレーションの他の確定利付商品よりも損失が大きくなる可能性があります。