KPI の設定. 特定したインパクトの発現状況を今後も継続的に測定可能なものとするため、先に特定したインパクトに対し、インパクトの種類、インパクトカテゴリ、関連する SDGs、内容・対応方針および目標と KPI を整理、設定する。 ■高品質かつファッション性・機能性を両立した製品開発 インパクトの種類 社会的・経済的側面においてポジティブインパクトを拡大 インパクトカテゴリ 「健康・衛生」「包括的で健全な経済」 関連する SDGs 内容・対応方針 ・各種委員会活動を通じた工程改善への継続的な取り組みの実施 ・計画的設備投資による機械加工で対応できる範囲の拡大 目標とKPI ・2030 年 3 月期において、顧客の要請する製品品質を達成しながら月間平均製造可能量を 12,500 本から 14,000 本へと引き上げる。 ・2030 年 3 月期において、自社ブランドのハイエンド眼鏡フレーム製品売 上構成比率を 5%から 20%へ引き上げる。 ■環境に配慮した製造への取り組みの推進 インパクトの種類 環境的側面においてネガティブインパクトを緩和 インパクトカテゴリ 「資源効率・安全性」「廃棄物」 関連する SDGs 内容・対応方針 ・製造過程で発生するアセテート樹脂端材の再活用方法の検討 ・検討結果を踏まえた端材再活用の検証 ・端材再活用方法確立に向けた、検討、検証のサイクルを社内に構築し、有効な手段の実行を通じて廃棄処分量を削減する。 目標とKPI ・2021 年 3 月期対比で 2030 年 3 月期までに、製造過程で発生する プラスチックごみ廃棄処分量 3 分の 1 を達成する。 ■雇用機会の増大を通じた地域社会の発展 インパクトの種類 社会的側面においてポジティブインパクトを拡大 インパクトカテゴリ 「雇用」 関連する SDGs 内容・対応方針 ・地域内向け工場見学会の継続実施 ・継続的な研修機会の提供による従業員の技術向上、管理人材の育成 ・「健康経営優良法人」認定取得を通じた従業員の労働環境の整備 目標とKPI ・2030 年 3 月期までに、同社事業展開に伴う新規雇用者 15 名を達成する。 ・2027 年 3 月期までに、「健康経営優良法人」の認定を取得する。
KPI の設定. 特定されたインパクト領域のうち、環境・社会・経済に対して一定の影響が想定され、リースサンキューの経営の持続可能性を高める項目について、以下の通り KPI が設定された。
KPI の設定. 特定されたインパクトエリア/トピックに関連し、KPI を設定する。ただし、社会面の教育「ポジティブ」については、研修・教育体系の他、資格取得を奨励する人事評価制度により教育体制が整備・運用されていること、賃金「ポジティブ」については、人事評価制度の整備と導入により給与水準アップが見込まれること、 「ネガティブ」については公平な評価制度導入により公正な賃金水準にあること、また、社会的保護「ネガティブ」についても、企業として従業員の生計維持に必要な社会保障制度に加入済みであることから、KPI 設定による追加的促進もしくは低減は不要とする。
1. 社会・経済・環境面共通 No. 1 インパクトトピック エネルギー(ポジティブの増大)、インフラ(ポジティブの増大)、気候の安定性(ポ ジティブの増大)
9.1 すべての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。
13.1 すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
2. 社会面 No. 2 インパクトトピック 雇用(ポジティブの増大) 社会的保護(ネガティブの低減) 目的・テーマ 休暇制度の充実、働き方多様化への対応による雇用確保と増加 取り組み内容 有給休暇取得推進 KPI 保有割合に対する有給休暇消化率 40%(達成期限: 2029 年5月末) 2023 年度実績 37% 対応するSDGs (ターゲット) 8.8 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、すべての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。 インパクトトピック 自然災害(ネガティブの低減) 目的・テーマ 発電設備の地面設置に伴う自然災害防止対策
11.b 2020 年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組 2015-2030 に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
13.1 気候関連災害や自然災害に対する強靭性と適応能力を強化するすべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。 No. 4 インパクトトピック 健康および安全性(ネガティブの低減) 目的・テーマ 労働安全衛生体制の整備 取り組み内容 屋根作業現場での社員の熱中症防止 KPI 熱中症発症者0件維持 (維持期間:恒久的取り組み目標、ファイナンス中の維持期間 2029 年5月末) 対応するSDGs (ターゲット) 3.4 2030 年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3 分の1 減少させ、精神保健及び福祉を促進する。
KPI の設定. 22 4-1 環境面 22
KPI の設定. 特定したインパクトの発現状況を今後も継続的に測定可能なものとするため、先に特定したインパクトに対し、インパクトの種類、インパクトカテゴリ、関連する SDGs、内容・対応方針および目標と KPI を整理、設定する。
KPI の設定. 特定されたインパクトエリア/トピックのうち、環境・社会・経済に対して一定の影響が想定され、明光電化工業所の経営の持続可能性を高める項目について、以下の通り KPI が設定された。なお、モニタリング期間内に KPI の設定年度が到来するものは、その年度において再度 KPI を設定し、測定していく。
4-1 環境面 インパクトエリア/トピック 資源強度(ポジティブの増大) 廃棄物(ポジティブの増大) テーマ 電気めっき処理による母材の耐食性向上 取組内容 主に防錆や防食などを目的としためっき処理、通常より耐食性/ 耐熱性/耐摩耗性に優れる表面処理への対応 SDGs との関連性 2030 年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産 業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改 9.4 良や産業改善により、持続可能性を向上 させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。 2030 年までに、廃棄物の発生防止、削 12.5 減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 KPI(指標と目標) 2027 年度までに、亜鉛-高ニッケル合金めっきの売上高 ① を 2022 年度比+20%以上増加させる。 インパクトエリア/トピック 気候の安定性(ネガティブの低減) テーマ 気候変動対策 取組内容 生産ラインの刷新に伴う省エネ設備への切り替え、機械設備の待機時間削減などによる電力使用量の削減、高効率の熱交換器導入などによる都市ガス使用量の削減、エコドライブによる 軽油やガソリン使用量の削減 SDGs との関連性 すべての国々において、気候関連災害や 13.1 自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応力を強化する。 KPI(指標と目標) 2030 年度までに、CO2 排出量を 2022 年度比▲ ① 10%以上削減させる。 2030 年までに、自家消費型太陽光発電設備または風 ② 力発電設備を導入する。 インパクトエリア/トピック 水域(ネガティブの低減) 大気(ネガティブの低減) テーマ 設備面と管理面から環境汚染リスク低減 取組内容 PRTR 法などの環境関連法規等の遵守、定期的な環境測定 の実施、スクラバー等の完備 SDGs との関連性 2030 年までに、汚染の減少、投棄廃絶と有害な化学物や物質の放出の最小 6.3 化、未処理の排水の割合半減及び再生 利用と安全な再利用の世界的規模での大幅な増加により、水質を改善する。 2020 年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物 12.4 の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削 減する。 KPI(指標と目標) 2024 年より、自社で、原子吸光分析器による排水分析 ① を毎月 2 回以上実施する。 インパクトエリア/トピック 水域(ネガティブの低減) 資源強度(ネガティブの低減)廃棄物(ネガティブの低減) テーマ 廃棄物の適切な処理、資源の有効活用 取組内容 マニフェスト確認の徹底、汚泥の減容化、産業廃棄物処理業者への適正な処理委託、めっき処理の最適化、めっき液の延命化、水資源の使用量低減、事務用品のグリーン購入やペー パーレス化の推進 SDGs との関連性 2030 年までに、資源利用効率の向上と クリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改 9.4 良や産業改善により、持続可能性を向上 させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。 2030 年までに、廃棄物の発生防止、削 12.5 減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 KPI(指標と目標) 2030 年度までに、汚泥の排出量を 2022 年度比▲ ① 5%以上削減させる。 2030 年度までに、不良発生件数を 2022 年度比▲ ② 20%以上削減させる。※ 2030 年までに、地下水の使用量を 2023 年比▲5% ③ 以上削減させる。 ※当KPI は経済面で掲げるテーマ「自動車産業のサプライチェーンを支える高品質と低コスト化の実現」とも関連するものであり、両テーマ共通の KPI とする。
4-2 社会面 インパクトエリア/トピック 教育(ポジティブの増大)雇用(ポジティブの増大)賃金(ポジティブの増大) 社会的保護(ネガティブの低減) テーマ 従業員の成長促進 取組内容 徹底した OJT、スキルマップによる従業員一人ひとりの力量管理、資格取得に係る受験費用や交通・宿泊費の会社負担、支給手当てなどを通じた従業員の自発的な資格取得への支 援 SDGs との関連性 2030 年までに、技術的・職業的スキル など、雇用、働きがいのある人間らしい仕 4.4 事及び起業に必要な技能を備えた若者 と成人の割合を大幅に増加させる。 2030 年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産 8.5 的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達 成する。 KPI(指標と目標) 2030 年までに、推奨資格取得者数を延べ 10 名以上 ① 増加させる。 2030 年までに、公害防止管理者水質 2 種の有資格者 ② 数を 7 名以上に増加させる。 インパクトエリア/トピック 雇用(ポジティブの増大) ジェンダー平等(ネガティブの低減)民族・人種平等(ネガティブの低減) テーマ 多様性の推進 取組内容 継続的な外国人技能実習生の受け入れ、ジェンダーレスな雇用 SDGs との関連性 あらゆる場所におけるすべての女性及び 5.1 女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
KPI の設定. 15
4-1 社会面 15
4-2 社会経済面 17 4-3 自然環境面 18
KPI の設定. 特定されたインパクトエリア/トピックのうち、環境・社会・経済に対して一定の影響が想定され、遠州米穀の経営の持続可能性を高める項目について、以下の通り KPI が設定された。なお、モニタリング期間内に KPI の設定年度が到来するものは、その年度において再度 KPI を設定し、測定していく。
KPI の設定. 24 4-1 社会面 24 4-2 社会・経済面 28
KPI の設定. 特定されたインパクト領域のうち、環境・社会・経済に対して一定の影響が想定され、駿府葵会の経営の持続可能性を高める項目について、以下の通り KPI が設定された。
4-1 社会面 インパクトレーダーとの関連性 教育、雇用、包括的で健全な経済 インパクトの別 ポジティブ・インパクトの増大 テーマ 人材育成、就労継続支援 取組内容 介護技術を有する人材の育成、資格取得支援、技能実習生 の受入れ、障がい者の雇用及び就労支援 SDGs との関連性 4.4 2030 年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 10.2 2030 年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を 促進する。 KPI(指標と目標) 2029 年までに、新規に介護福祉士の資格取得者を 15 名輩出する インパクトレーダーとの関連性 健康・衛生、教育 インパクトの別 ポジティブ・インパクトの増大 テーマ 安全・安心なサービスの提供 取組内容 障がい児への安全・安心な教育サービス提供、高齢者への安 全・安心な介護サービス提供 SDGs との関連性 4.a 子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。 4.5 2030 年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 10.2 2030 年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を 促進する。 KPI(指標と目標) 2029 年までに、児童発達支援・放課後等デイサービスを行う施設を、現状の1施設から3施設に増やす インパクトレーダーとの関連性 健康・衛生、教育 インパクトの別 ポジティブ・インパクトの増大 テーマ 地域貢献活動 取組内容 地域の高齢者の健康増進、地元小中学生への福祉教育活 動への協力、高齢者の買い物支援 SDGs との関連性 3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。 11.5 2030 年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。 11.7 2030 年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。 17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦 略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 KPI(指標と目標) 2029 年までに、地域で体操教室などの介護予防策となる行事を毎月 2 回開催できる体制を整える インパクトレーダーとの関連性 健康・衛生、雇用 インパクトの別 ネガティブ・インパクトの低減 テーマ 従業員の負担軽減 取組内容 介護機器の積極的な導入、従業員の労働環境を整備 SDGs との関連性 8.2 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。 8.8 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境 を促進する。 KPI(指標と目標) ①2029 年までに、介助を行う全7拠点に見守りカメラを設置する ②2029 年までに、泊まり機能を有する全 5 拠点で見守りセンサーを設置する ③2029 年までに、介助を行う全7拠点で介護ロボットを導入する ➃2029 年までに、泊まり機能を有する全 5 拠点で特浴もしく はリフト機器を設置する
4-2 社会・経済面 インパクトレーダーとの関連性 住居、健康・衛生、経済収束 インパクトの別 ポジティブ・インパクトの増大 テーマ 幅広いサービスの提供及びグループ内での連携